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「地獄でも大丈夫」2024年11月27日(水)ユーロスペースにて。午後2時25分より鑑賞(ユーロスペース1/C-8) ~2人の女子高生の復讐の旅。社会問題を盛り込んだ青春ドラマ 韓国の映画界に一時の勢いはないという話を聞いた。だが、そうだとしても新しい監督が次々に出てくる。けっして韓国映画界の未来は暗くないのではないか。改めてそう思わされた映画が、イム・オジョンが長編初監督と脚本を手がけた「地獄でも大丈夫」である。 ちなみに、オジョン監督は、ポン・ジュノ監督などを輩出した韓国の名門映画学校・韓国映画アカデミー(KAFA)の出身で、2020年の「今年の顔」に選出されたという。 2人の女子高生のガ…
【ハンガリー映画】The Investigator (A nyomozó)(2008年)
死体保管所で働くティーブル。死体を見慣れた日常を、無表情に淡々と送っている。入場券集めが趣味という変な中年女、エデッタとは冴えないデートで時間をつぶしている。エデッタはティーブルのことを好きだが、ティーブルには恋愛感情らしきものは、ない。エデッタは若くはないので、いい加減、ティーブルなんか見限って、新しい恋を探せばいいのにと思うのだが。見知らぬ男から、「人を殺してくれ。謝礼ははずむ。」と話を持ち掛...
「ドリーム・シナリオ」2024年11月23日(土)イオンシネマ板橋にて。午後2時より鑑賞(スクリーン3/D-6) ~SNS社会を痛烈に皮肉った不条理スリラー。ニコラス・ケイジの演技がすごい 前作「シック・オブ・マイセルフ」でSNS時代の闇を描いたノルウェーのクリストファー・ボルグリ監督の北米進出作「ドリーム・シナリオ」。製作はあのA24。「ミッドサマー」のアリ・アスターも製作に名を連ねている。 とくれば、これは期待してしまうわけだ。 「夢」をモチーフにした不条理スリラー映画だ。平凡な大学教授ポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)は、何百万人もの見知らぬ人々の夢の中に出没するようになる。一躍有名…
11月の映画鑑賞記録の続きです。※画像は全てお借りしています。11. 胸騒ぎ【STORY】ある善良な家族を襲う悪夢のような週末を描いたデンマーク・オランダ...
まさかの展開に騙された。結末ドンデン返し映画7選。ベタも含め面白かった作品のみ紹介
結末に「えええええええ!?まさかの展開」と思わせてくれる大どんでん返し映画が大好きな私です。ここでは私がこれまで観てきて「うわっ騙されたわ」と思った作品を紹介!
映画は生活必需品。11月の映画鑑賞記録です。ネタバレはしていないはず・・・の、簡単レビューあり。※画像は全てお借りしています。1. ザ・ビーチ【STORY...
「海の沈黙」2024年11月22日(金)キノシネマ新宿にて。午後3時15分の回(シアター1/E-12) ~骨太で重厚な人間&恋愛ドラマ。これぞ倉本聰ワールド! 倉本聰と言えば、「前略おふくろ様」「北の国から」など数々の名作テレビドラマの脚本家として知られている。その倉本が長年温めていた物語を「沈まぬ太陽」「Fukushima 50」などの若松節朗監督が映画化した。もちろん脚本は倉本聰。映画の脚本としては「海へ See you」(1988)以来、実に36年ぶりの作品となるらしい。 売れっ子脚本家になり損ねた私としても、これはぜひ観なければなるまい。 世界的な画家・田村修三(石坂浩二)の展覧会で、…
【超考察】プラットフォームのパンナコッタ、伝言、最後の旅について思ったこと〜
えー・・・・なんだこの映画!? な映画「プラットフォーム」を観ました。 なんか・・胸糞だしグロい描写あるし食事中は観たくない映画だし、なんか暗い気分になる映画でした。正直疑問も残るしまたあっち系に絡む内容でぬああああああ!となったんですが、
ドキュメンタリーとフィクションが入り混じる、不思議な作品、Four Daughters を観ました。2023年、カウテール・ベン・ハニア監督の作品。フランス語原題は、Les filles d'Olfa(オルファの娘たち)。映画の予備知識は、上智大学から来た「「イスラーム国」(IS)に参加するため行方不明になった二人の娘をプロの女優が演じ、残りの2人の娘とその母親を本人が演じるドキュメンタリーとフィクションが交じった異色の映画」というあら...
「ロボット・ドリームズ」2024年11月21日(水)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後6時45分より鑑賞(シアター1/E-12) ~セリフもナレーションもないアニメだが、感情の揺れ動きを繊細に伝える アニメはあまり観ない。別に嫌いなわけではなく、実写を追いかけるだけで大変だからだ。それでもかなり高評価のアニメ映画があると聞いたので、観に行ってみた。 2013年に「ブランカニエベス」という映画が公開されて話題になった。グリム童話「白雪姫」と闘牛を織り交ぜたダークファンタジーで、モノクロ&サイレントで描いたユニークな作品だ。私も鑑賞したがなかなか面白かった。 その監督であるスペインのパブロ・…
【考察と感想】永い言い訳を観た!妻のメールや幸夫の人生について思ったこと。
妻に先立たれた男の人生の一部を綴った映画「永い言い訳」観ました! なんちゅーか・・ああ!人生!!!って感じの内容でした。 あと、ちょいちょい爆笑してしまった場面があった。 それと幸夫くんってクズとかダメ人間として描かれているわりには、温かい
【考察】アトミックブロンドの感想。なぜ氷風呂?ツッコミあるがどんでん返しは少し面白い
スパイ映画や女性がかっこいい映画が好きな私としては見逃せない映画「アトミックブロンド」を鑑賞しました。 シャーリーズ姐さんの魅力、映像や音楽のこと、なんで氷風呂なん?そしてツッコミ要素などなどネタバレ考察をお話ししていきたいと思います。 (
「アット・ザ・ベンチ」2024年11月18日(月)テアトル新宿にて。午後2時20分より鑑賞(A-11) ~川べりのベンチを舞台に繰り広げられる5編の物語。笑って、ほっこりして、じんわりして 兵庫県知事選挙はとんでもない結果になったが、昨今の選挙状況を考えればさもありなん。政策などよりわかりやすい物語を求める大衆を、どうにかして振り向かせないと、今後もこうしたことが起きるだろう。 などと偉そうなことを言ってみたが、そんなことには関係なく今回も新作映画のレビューをお届け。東京・二子玉川の川沿いにある古ぼけたベンチを舞台にしたオムニバス映画「アット・ザ・ベンチ」だ。 映像監督・写真家の奥山由之による…
会社を定年退職した60歳のマヌーチャー。同年代・定年退職組の私は、「リスク・オブ・アシッド・レイン」を観なくては、などと思ってしまうのでした。最初の30分くらいは、マヌーチャーの孤独っぷりを、独特のアングルや色彩で静かに表現しています。イラン映画を観ていると、初対面なのに「結婚は?子供は?」とあけすけに質問するという場面にたびたび出くわします。結婚して当たり前。そんなイラン社会で、生涯独身のマヌーチャ...
【ラスト考察】映画チャレンジャーズのパトリックが好きな人ってさあ…
ゼンデイヤ主演のチャレンジャーズを観ました。 私としてはパトリックの気持ちが気になって気になって仕方ない映画でした。 紅一点って感じでもないような。 ということで〜映画「チャレンジャーズ」ネタバレ感想いきます! 映画「チャレンジャーズ」の簡
世界観やば…。マッドマックス怒りのデスロードはグロくない・怖くないけど超ディストピア【ネタバレ感想】
あまりアクション映画が好きそうじゃない友達から、「マッドマックス超面白いよ!」とオススメされたので観てみました。ディストピアの世界を描いていて所々オウェっとなりますがアクションシーンのリアルさと迫力には脱帽。
「動物界」2024年11月16日(土)シネ・リーブル池袋にて。午後2時50分より鑑賞(シアター2/C-4) ~モンスター映画の異色作。父と子のドラマに加えて現代的テーマも包含 土日の池袋ルミネはかなりの混雑ぶりだ。特に8階のレストランフロアには、私なんぞ入ったこともないおしゃれな飲食店がたくさんあって、入店待ちの人でごった返している。 その人波を抜けて同じフロアにあるシネ・リーブル池袋へ。この日観たのは「動物界」。フランスで大ヒットしたSFスリラーだ。 映画の冒頭、料理人のフランソワ(ロマン・デュリス)と高校生の息子エミール(ポール・キルシェ)が車の中でケンカをしている。その挙句にエミールは車…
「カタリーナ」は15分ほどの短い作品ですが、年を取ってからの孤独感や出逢いについて温かさが残る作品です。スペイン語ですが、言葉がわからなくても、カタリーナの感情が映像で伝わります。毎日、市場へ出かけるカタリーナ。花屋さん、肉屋さん、八百屋さん、皆、カタリーナと顔見知りで親し気に会話を交わします。とっても楽しそうなのですが、家に戻ると時間が過ぎるのが長く感じられます。ひとり。変り映えのない日々。カタリ...
なんだかんだと言って、このブログは備忘録のようなものになってしまいました。だけど備忘録は、本当は大事だと思っています。人は時には記憶の反芻をして、脳内を整理しておくことは大事なことだからです。8月も9月も、そして10月になってさえ「暑い暑い」と言って暮らしていたように思います。ボーっとやり過ごしてしまえば、何もない2か月だったようにさえ感じてしまいますが、立ち止まって考えてみると、意外といろいろな事をやっていて、楽しい毎日だったのだと思い出すのでした。もちろんおまとめ日記では、すべては書ききれませんが、別にだいたいこんな感じだったで良いのではないでしょうか。だけど日記のようなものは、他の所に、もしくはアナログな日記帳にでも書いて、もっと好きな事だけをこのブログには書いていきたいなと思ったりもするのです。備...9月と10月の暮らし☆2024
【ラスト考察】籠の中の乙女は毒父すぎるし猫かわいそうだし気まずいシーンもてんこ盛りだった
ギリシャの映画「籠の中の乙女」を鑑賞しました。 父・・やば!な映画だった。あとモザイクが多い。(びっくり) ラストの考察や毒父について、猫が超かわいそうな件などなど、ネタバレ感想していきます! 映画「籠の中の乙女」の簡単なあらすじ 籠の中の
「本心」2024年11月13日(水)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後3時10分より鑑賞(シアター10/e-13) ~仮想空間に現出させた母。石井裕也が近未来の社会を描く コンスタントに映画を撮り続けている監督の一人に石井裕也がいる。ここ数年でも「茜色に焼かれる」「アジアの天使」「月」「愛にイナズマ」と監督作は枚挙に暇がない。 その石井裕也監督が監督・脚本を担当して、平野啓一郎の小説「本心」を映画化した。珍しく私は原作を読んでいたので、それをどう映像化したのか興味津々だった。 近未来の日本が舞台の物語だ。石川朔也(池松壮亮)は、母親(田中裕子)から「大事な話があるの」という電話を受ける。…
2022年5月に観たチェコ映画。2024年11月にまた鑑賞。チェコ映画にありがちな冷たい感じと、皮肉っぽい可笑しさがある、いい作品です。チェコ語のタイトルは Vratné lahve。グーグル翻訳によると、リサイクル用にお店に返す空瓶のこと。長年連れ添った夫婦の関係とか、何歳になっても若い女性に目が行ってしまう男の性(さが)を、皮肉っぽく描いている。最後の方でネタバレがあります。文学を教える教師のヨーゼフ、65歳。短気で...
どもども、こんばんわ。ボクです。 最近ストレスが、メンタル的負荷が高くて高くてすっかり参っていて、何度も何度も抑うつ症状が出て一人でベッドでのたうち回っていたりまた蕁麻疹が出だしたりで、どーもいかん。ということで こちら、まだ見てなかったの
【グロい】映画「クラウン」はケントが報われないし・かわいそうだし衣装が残ってしまった〜
映画「クラウン」ネタバレ感想いきます! ケントとという主人公が報われないラストでした。 映画「クラウン」の簡単なあらすじ クラウン/アンディ・パワーズ【返品種別A】posted with カエレバ Joshin web CDDVD Yaho
「ゴンドラ」2024年11月11日(月)新宿シネマカリテにて。午後2時15分より鑑賞(スクリーン2/A-5) ~セリフなしですべてを物語る。コミカルでキュートなラブストーリー ドラマにはセリフがつきものだが、セリフのない映画もある。ドイツとジョージアの合作映画「ゴンドラ」にはセリフがない。別に無声映画というわけではなく、普通に音は聞こえるし、笑い声などの人間の声も聞こえる。だが、登場人物によるセリフは存在しないのだ。 この映画はコロナの時期に撮影されたが、セリフなしになったのはそのせいばかりではないようだ。監督・脚本を担当したドイツのファイト・ヘルマー監督(「ツバル TUVALU」「ブラ!ブラ…
2020年から☆なども付け始めました。☆☆☆☆(あくまでも私が)大好きな作品☆☆☆は普通に面白いと思う。☆☆は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。☆はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?★0.2ちょい上と言う意味です。またリンクは「映画.com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。1.「悪魔と夜ふかし」☆☆☆☆10月11日、映画館で見ました。「ふんふんふん♪」と楽しみにして行ってまいりました。テレビ番組中に物語が、ほぼ完結するというのは斬新なアイデア(少々場面移動はありますが)だと思いました。悪魔か悪霊か、番組はひっちゃかめっちゃかになり・・・・・恐ろ...「悪魔と夜ふかし」と10月に見た映画
【ハンガリー映画】ハンガリー連続殺人鬼(A martfüi rém)
1957年~67年にかけてハンガリーで実際に起きた連続殺人事件を描いた作品。田舎町、マルトフにある靴工場から、一斉に労働者たちが出てくるところから「ハンガリー連続殺人鬼」は始まります。映画の字幕では「靴工場」とありますが、調べてみたら、実在するティサチポというメーカーの靴工場が舞台になっているそうです。あまり番人受けする映画ではありませんが、ハンガリーの閉鎖的な社会、1960年代前後の古臭さが、芸術的な映像...
10月の映画! 10月はなんといっても! 侍タイムスリッパー!!! です。 シビル・ウォー アメリカ最後の日 侍タイムスリッパー 本日公休 侍タイムスリッパー 破墓 パミョ ソウX ポライト・ソサエティ 侍タイムスリッパー2回観てますね。 また観たいです。 シビル・ウォー アメリカ最後の日 happinet-phantom.com 本日公休 www.zaziefilms.com 破墓/パミョ pamyo-movie.jp ソウⅩ saw-x.jp ポライト・ソサエティ transformer.co.jp いや~20年ぶりに観たソウとか、はちゃめちゃポライト・ソサエティも面白かったんだけど、いい…
「ルート29」2024年11月9日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時25分より鑑賞(スクリーン9/D-11) ~孤独な女性と風変わりな女の子の超個性的なロードムービー 森井勇佑監督の長編デビュー作「こちらあみ子」は、少し風変わりな少女を描いたドラマで鮮烈な映画だった。その映画で主人公を演じて強烈な個性を放っていた大沢一菜が、再び主演を務めたのが「ルート29」。綾瀬はるかとのダブル主演で、監督は同じく森井勇佑。中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けて作られたロードムービーだ。 他者と必要以上に関りを持とうとしない孤独な女性のり子(綾瀬はるか)は、鳥取の街で清…
ワイルド・スピード9作目「ジェットブレイク」の突っ込みどころ【ネタバレ感想】
ワイルド・スピード9作品目「ジェットブレイク」を鑑賞。突っ込みどころが多いよ〜泣。「これはひどい」と口コミ書かれそう感が隅々から感じます。好きなシリーズだからこそ、良くも悪くもいろいろ目についてしまうものですね。ネタバレ感想や「最後の車は誰?」についてお話しします
【残酷】ザ・ビーチは島民の快楽を優先するための犠牲楽園だったけど、最後の言葉にグっときた
レオナルド・ディカプリオ 主演のホラー映画「ザ・ビーチ」を鑑賞しました。 楽園、みんなhappy yeah!! と思ったら、けっこう残酷な楽園でした。 けど、最後のリチャードの語りが個人的にグっときました。 映画「ザ・ビーチ」ネタバレ感想い
男の子が誕生するというのは、イランでは今だに大歓迎のこと。2018年の映画、A Heart for an Eye は、マフタブ(Leila Zare)が男の子を身ごもっていることがわかり大喜びする場面から始まります。夫のババク(Saeed Aghakhani)は楽団を自宅に呼んでお祝いをします。ふと、テーブルの上を見ると。あぁぁ、またキュウリが・・・。キューリを見ちゃダメ。見ないのっ。いつも、そう自分に言うんだけど、イラン人の居間とか台所の場面...
【最後のシーン考察】オテサーネク妄想の子供の食事シーン気持ち悪いしグロあるしなんだこれ…
ヤバ・・・・・・ ヤバババババな映画を観てしまった・・。 チェコの民話に着想を得た映画らしいけど、これに出てくるオチーク(人を食う木)ってなんだか悪魔みたいな存在だなって思った。 奥さんにも少女にも取り憑いてて完全に心を支配されてた。 グロ
「ノーヴィス」2024年11月5日(火)シネ・リーブル池袋にて。午後2時より鑑賞(シアター2/D-4) ~ボート部の新入部員の狂気。緊張感にあふれた重量級の映画 スポーツを本格的にやったことはない。せいぜい大学で軟式野球のサークルに入っていたぐらいだ。それも代打専門でバント要員だったから大したことはない。 そんな私が、ボート部に入って極限までトレーニングに励んだような疑似体験をしてしまったのが、「ノーヴィス」という映画だ。ノーヴィスとは、スポーツの初心者のこと。つまり新人である。 主人公は大学1年生のアレックス(イザベル・ファーマン)。女子ボート部に入部し、過酷なトレーニングにのめり込む。一方…
【考察】オクス駅お化けを観た!そこまで怖くなくて、”あの条件” について考えてみた
Jホラー映画は苦手な私ですが、今回オクス駅お化けという映画を観ました! 日韓合作の映画らしい。 どど・・ど・・・どういう感じかね?と思ってビビりながら鑑賞。 ということで映画「オクス駅お化け」ネタバレ感想いきます! 映画「オクス駅お化け」の
ソックスをどのように畳むか。人によっていろいろで、面白いなぁと思いますが、「ポストユーゴシネマ」の上映会で観た映画に、忘れられないワンシーンがあります。(このブログは2022年4月にアップしましたが、一部、追記して再度アップすることにしました)反抗的で問題を起こしてばかりいる十代の息子、マルコ(Benjamin Krnetic)。とうとう事件を起こしてしまい、父親の故郷へ息子を逃すことを両親が決めます。そう決めたもの...
どもども、こんばんわ。ボクです。 待望の!ヴェノム最新作「ヴェノム ザ・ラストダンス」を見てきました!面白かったー、可愛かったー、愛しかったー! 家族連れ子供連れがとても多くて、とても楽しめていた模様でした。 ヴェノムの容姿から、怖いのかと
「アイミタガイ」2024年11月1日(金)グランドシネマサンシャイン 池袋にて。午後1時25分より鑑賞(シアター11/e-10) ~様々な人たちの思いが受け継がれて、すべてがつながっていく奇跡のようなドラマ 2020年に急死した佐々部清監督。「陽はまた昇る」「半落ち」「チルソクの夏」「夕凪の街 桜の国」「ツレがうつになりまして。」などたくさんの作品を残している。個人的にけっこう好きな監督だったな。 その佐々部監督の名前を新作の脚本に見つけてしまった。中條ていの連作短編集を映画化した群像劇「アイミタガイ」である。 どうやら佐々部監督は生前、この映画の企画を温めていたらしい。「台風家族」などの監督…
高齢の男女の出逢いを描いた異色のイラン映画、「私の好きなケーキ」を観ました。テヘランで一人暮らしをするマヒーン(リリ・ファルハダプール)。恋愛ドラマを見ながら編み物をするのが、憩いのひととき。外国に住む娘とスカイプで話はするものの、娘は育児に手いっぱい。一方的に切られてしまい、寂しさが募ります。女友だちの食事会で、ひとりが仰天告白をします。男性との、ちょっとした出逢いがあったのだと。「(後ろの席で...
「最後の乗客」2024年10月26日(土)シネマ・ロサにて。午後3時30分より鑑賞(シネマ・ロサ1/C-8) ~タクシー運転手と3人の謎の乗客。「震災を風化させない」という強い思い 東日本大震災から13年が過ぎ、報道等も少なくなってきたと感じる。震災が風化しつつあるのは事実だろう。そんな中で「震災を風化させない!」という強い思いを持つ映画が「最後の乗客」だ。 ニューヨーク在住でMVなどを手掛けてきた堀江貴監督が、震災で被害を受けた故郷・仙台への思いを映画にすべくクラウドファンディングを実施して製作した。 映画は海の風景から始まる。そこに震災から10年が経過したことを告げるテロップが入る。さらに…
「侍タイムスリッパー」2024年10月23日(水)TOHOシネマズ日比谷にて。午後6時40分より鑑賞(スクリーン12/F-16) ~侍がタイムスリップして斬られ役に。時代劇への愛がタップリ詰まったインディーズ映画 池袋シネマ・ロサで単館上映されていたインディーズ映画が、瞬く間に評判を呼び、ついにギャガが配給について全国で拡大上映されるに至った「侍タイムスリッパー」。遅ればせながらついに観てきた。TOHOシネマズ日比谷の大スクリーンで上映だもの凄いな。 タイムスリップもののSFだ。舞台は幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門(山口馬木也)は、長州藩士を討つよう密命を受ける。だが、標的の男と刃を交えた…
どもども、こんにちわ。ボクです。 一昨日の晩、もうすぐヴェノムの新作が劇場公開になることを受け前に劇場で見たんだけど忘れポンチだったため「ヴェノム」を見まして。あーーーーーーやっぱ面白かった!と「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を
【考察】実話が題材「私、オルガ・ヘプナロヴァー」を観て疑問を感じつつも、ただただ暗くなった…
またしても暗い映画を観てしまった・・ チェコの首都プラハで、路面電車を待っていた人々に向かってトラックで突っ込み死傷者を出した、オルガ・ヘプナロヴァー死刑囚を題材にした映画です。 実話を基にした作品。 ということで、映画「私、オルガ・ヘプナ
「ジャッリカットゥ 牛の怒り」 これこそ、映画館で見て欲しい。肉屋のアントニが水牛を屠ろうとした、まさにその時。水牛は逃げ出し、村のあちこちで店や家を破壊しまくる。村の男たちが水牛を捕まえようと、走る、走る、走る。これだけのストーリーで90分ももつのだろうかと思ったが、いやはや、とんでもないインド映画を観てしまった。光と音を、こんなふうに表現した映画は、ちょっとないんじゃないだろうか。揺れるカメラ。...
「徒花-ADABANA-」2024年10月21日(月)テアトル新宿にて。午後2時30分より鑑賞(A-11) ~クローンを巡る近未来SF。アートのような独特の映像世界 午前中で仕事が終わった。時間が空いたので映画を観よう。でも、明日は朝早くバイトの予定があるから、あんまり遅くはなりたくない。 というので選んだのは「徒花-ADABANA-」。1時間34分というコンパクトな上映時間だ。これならちょうどよい。 長編デビュー作「赤い雪 Red Snow」(2019年)で注目された甲斐さやか監督による長編第2作。前作はサスペンスだったが、今回は一転して近未来SFだ。 裕福な家庭に育った新次(井浦新)は妻と…
【伝えたいこと考察】ハプニングは芝刈り機の映像が強烈すぎるけどラストはうーん。
あの芝刈り機シーンがトラウマになりかねないヤバスリラー映画のハプニング、久々に鑑賞しました。 結論としてはうーん・・・と思いつつも、人として大切なことについて思ったりした。 映画「ハプニング」ネタバレ感想いきます! 映画「ハプニング」の簡単
「国境ナイトクルージング」2024年10月19日(土)新宿ピカデリーにて。午後1時40分より鑑賞(シアター5/B-11) ~若い男女3人が一緒に過ごした数日間。繊細な描写が光る青春映画 とっくの昔に青春時代など終了してしまったが(いくつになっても青春!なんてことはこの際置いといて)、それでも青春映画には心動かされるものがある。 「国境ナイトクルージング」は、シンガポール人監督アンソニー・チェンが、北朝鮮と国境を接する中国の辺境の街を舞台に描いた青春映画だ。 ちなみにチェン監督は2013年の長編デビュー作「イロイロ ぬくもりの記憶」で第66回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞している。シンガポー…
トワイライトはつまらないの納得。でも私がちょっとハマった理由【ネタバレ感想】
トワイライトはつまらないと言われてしまうことに対し、納得しつつもそれでも私がちょっとハマった理由をお話しします。好きな理由ってやつ。ハマった自分がちょっと恥ずかしいのだけど・・はは。トワイライトシリーズのざっくりとした概要・大まかなあらすじ
※ここ数日、ちょっと忙しく、またもブログ放置になってしまいました。テレテレとやってます。9月は映画館で2本見ました。最近の私には珍しいことのような気がします。大作ではありませんが、2作品とも凄く見たかった映画です。その他3本。海外ドラマなど見ているとどうしても映画を見る本数は少なるのは仕方がないことだと思いますが、もっと見たいですね。2020年から☆なども付け始めました。☆☆☆☆(あくまでも私が)大好きな作品☆☆☆は普通に面白く見る事が出来る。☆☆は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。☆はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?★0.2ちょい上と言う意味です。...侍・アラタ・9月に見た映画