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原題:Anatomie d'une chute/Anatomy of a Fall カンヌ映画祭のパルムドール、アカデミー賞脚本賞などを受賞しているフランス映画。 人里離れた山荘で起きた転落死を巡り繰り広げられる人間ドラマ。 監督はジュスティーヌ・トリエ、主演「さようなら、トニー・エルドマン」のザンドラ・ヒュラー。 サスペンスを期待すると肩透かしかもしれないが、めちゃくちゃ濃厚な法廷劇で見ごたえあり。 裁判を通して夫婦感の亀裂がエグイ感じに暴かれていく展開にヒリヒリ。 そして巻き込まれる息子ダニエルが苦しみながらも事件に向き合い証言するシーンが印象的だった。 ザンドラ・ヒュラーの演技はもちろん凄いんだけど、ダニエル役ミロ・マシャド・グラネール君、そして犬のスヌープ(本名はメッシ)の演技がめちゃ素晴らしかったな。 あと弁護士役のスワン・アルローがなかなかイケてて出..
2018年公開の映画の紹介です監督は、オーレン・ムーバーマン。ヘルマン・コッホの小説が原作の、サスペンス・ドラマ映画です。主演・出演は、リチャード・ギア、ローラ・リニー、スティーブ・クーガン、レベッカ・ホール。(あらすじ)その夜、クレアは夫・ポールとポールの兄夫婦との晩餐の為出かける支度をしていました。元教師であるポールは行く必要はないとゴネ初め、クレアはなんとかなだめて支度をさせます。政治家のスタンと妻・ケイトは車でレストランに向かいますが、ケイトは不機嫌を隠せません。間もなく4人はレストランに到着し、支配人が料理の説明をして食事が始まります。---------------会食より前、ポール達の息子・マイケルと、スタン達の息子リック・ボー2人がある事件を起こします。リック・ボーがその映像をインターネット...「冷たい晩餐」
2007年公開の映画の紹介です監督は、ジョエル・シュマッカー。ジム・キャリー主演の、珍しい真面目なサスペンス映画です。他出演は、ヴァージニア・マドセン、ローガン・ラーマン、ダニー・ヒューストン。(あらすじ)動物管理局に勤めるウォルターは、犬が暴れているとの通報を受け飲食店に向かいます。一旦犬を捕獲しましたものの、ウォルターは腕をかまれて逃がしてしまいます。その日ウォルターは妻・アガサとの待ち合わせに遅れ、到着するとアガサは書店で時間を潰していました。アガサはそこで目にしていた“ナンバー23〟をウォルターに誕生日のプレゼントします。息子・ロビンからはマグカップを受け取り、ウォルターはさっそく本を読み始めます。すると主人公のフィンガリング探偵がウォルター自身にそっくりで、アガサに話すと笑われてしまいます。第5...「ナンバー23」
2000年代と2010年代の北村龍平監督作品2本立ての解説◆2024.04.20(土)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。私の映画感想は基本的に2本立てです...
🎦今日ののぶちゃんの映画録は、1967年に公開されたアメリカのサスペンス映画『夜の大捜査線』(よるのだいそうさせん、原題:In the Heat of the Night)の当時のTV放映視聴の回顧や、レンタル、配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想・考察記事を投稿しています。(リニューアル記事)【夜の大捜査線:作品の概要】『夜の大捜査線』(よるのだいそうさせん、原題:In the Heat of the Night)は1967年のアメリカ合衆国のサスペンス...
2019年公開の映画の紹介です監督は、アンドリュー・ニコル。近未来(?)のSF・サスペンス映画です。主演・出演は、クライヴ・オーウェン、アマンダ・サイフリッド、コルム・フィオール、マーク・オブライエン。(あらすじ)人の記憶が権限を持った人物によって閲覧が可能となった近未来。権限者が特定者の視覚に入り行動が見えるため、人類は秘密が持てなくなっていました。“一級刑事”のサルは権限者で、現場に向かう途中もあらゆる人々の特定が出来る状態です。ところが『検知エラー』の表示が写される女性とすれ違意気になります。ある日サルは依頼者から、息子と連絡をとれないから調べてほしいと言われます。「1時間前を検知できた。」とサルは言い、依頼者の息子の視覚に入ると屋上のヘリから飛び降りる姿が見え、知らせた男性は涙ぐむのです。事故現場...「ANONアノン」
まとめて紹介映画館(『オールドマン』『告白、あるいは完璧な弁護』)
『オールドマン』 森で一人暮らししてる老人の家に、「道に迷った」と言うジョーがやってきた。 老人は「ラスカルがいなくなった」と言いつつ、ジョーに銃を向け…
「サンセット大通り(1950)」感想。落ちぶれた大女優、栄光への妄執が狂気に変わる衝撃のラストカットは必見だ!
主に脚本を分析し、何故面白いと感じたのかを考察しています。
【映画】個人的にはオチが大分残念かも? カオス・キラー 感想
カオス・キラーのネタバレあり感想、レビュー。 2つの出来事をきっかけに周囲が混沌化してい記事何が真実で誰が犯人か、それを考えるのは楽しかったですがオチは正直残念。 個人的には遺された思想と戦うという展開にしてほしかった、そんなちょっと惜しい映画でした。
1988年公開の映画の紹介です監督は、ロジャー・ドナルドソン。1948年製作の映画『大時計』のリメイク、サスペンス映画です。主演・出演は、ケヴィン・コスナー、ジーン・ハックマン、ショーン・ヤング、ウィル・パットン。(あらすじ)海軍将校のトム・ファレル中佐は大統領再選祝賀会で、国防長官・ブライスの法律顧問で友人のスコットとの再会を喜びます。スコットはブライスにトムを紹介した後、「命を投げ出しても惜しくない人物」とトムに話すのです。そのパーティで美しい女性スーザンと知り合ったトムは、あっという間に2人とも恋に落ちました。スーザンは彼氏がいると話し、友人宅を借りてトムとベッドを共にします。一方、トムの海難救助の記事を見たブライスは、ある目的でトムを呼ぶようスコットに言います。マニラから戻ったトムはすぐにブライス...「追いつめられて」
本ページはプロモーションが含まれています またしても藤原竜也氏を追いかけてアマプラで発見した映画。 松山ケンイチ氏との共演とのことで、デスノートを彷彿とさせる。 説明文にはジャンル...
【映画】求められる描写に遊びが足りないかも? ヘッドハンター 血塗られたエリートへの道 感想
ヘッドハンター 血塗られたエリートへの道のネタバレあり感想、レビュー。 キャンプに集められ極限状態のストレスから1人の狂気により… マンハントという黒い楽しみ方をする映画としてはグロに遊び心がなく展開が動くのも後半なため好事家からしたら物足りない映画になっているかもしれません。
今回は私が2月、3月に見た韓国ホラー、スリラー映画を私好みで勝手にランキングしていきます🌟韓国に住んでいて、日本語字幕などがなく韓国語で見たので多少の内容のズレがあるかもしれませんのであしからず。🌟見た順に紹介します🌟①미혹(震える家族)
【映画】 テロップで嘘かますのは良くないなぁ!? デンジャラス・ラブアフェア 家主の浮気 感想
デンジャラス・ラブアフェア 家主の浮気のネタバレあり、感想、レビュー。 “完璧”であるはずの家に潜む毒、それを垣間見た時にその毒に巻き込まれてしまう女性。 とある嘘による反則技はあれどそのおかげで最後まで目を離せない内容となっておりますよ。
前『エージェント:アンヌ』のプロデューサーアラン・ベンギーギという人はこんな作品も製作してます。はいっ、今回はこちら。 『デッドクリフ』原題 vertige ↑Amazon行あふぃりえいと(DVD通販)宅配DVD/CDレンタルぽすれんはこちら 概要 クライミング行くならメンバーを選ぼう。 あらすじ バルカン半島、クロアチア山脈へクライミングをしに来た5人の若者たち。吊り橋や足掛かりの金具が...
不吉な予兆に満ちた映画[LAMB/ラム]…神話は常に禁断=タブーである:子羊のアダの意味や元ネタなどを解説・考察
(C) LAMB 『LAMB/ラム』(2021)は北欧のサスペンス/ホラー系映画。 登場人物は3人+α。密室劇的な非常に狭い人間関係を描いたシンプルで深い映画です。 本作は映画『羊たちの沈黙』の影響と言われていますが、どちらも新約聖書の影響を受けています。 ここでは『LAMB/ラム』の世界がよくわかる簡単あらすじや見どころをご紹介します。 作品の由来・モデル・元ネタなども解説&考察します。 ※ 記事本文中の各画像...
映画を何かしらの要素で紐繋ぎにしてレビューするブログ。 前『ハンナ』はCIAを抜けたパパがフィンランドの雪山で隠遁生活を送っていました。 てなことで今回は雪山で隠遁している元諜報部員繋がり。 『エージェント:アンヌ』原題 seule les dossiers silvercloud ↑Amazon行あふぃりえいと(DVD通販) アマプラはこちら 宅配DVD/CDレンタルぽすれんはこちら 概要 DVDパッケージにあるキャッチ...
映画【パラサイト 半地下の家族】の考察記事です。 世紀の問題作を体験した時に観る映画。 一味違った考察記事を是非ご覧下さい!!
昭和11年(1936)の今日は二・二六事件が起こりましたってことで、こんな映画を取り上げてみましょう。 『二・二六事件 脱出』 ↑ゾンアマ行あふぃりえいと(DVD通販) アマプラはこちら 概要 二・二六事件を取り扱った映画は数々あれど、おそらく一番面白いのが本作。細かい背景云々とか抜きにして、救出ミッションのサスペンス要素に振り切った娯楽作品となっております。 で、驚くべきこと...
皆様、こんばんは。『マッチング』本当は公開初日に観に行きたかったのですが、仕事だった為、今日観に行ってきました。案の定、パンフレット、グッズ等も売り切れてまし…
【映画】母2人の愛と狂気 そして真実は… チェンジリング・ガール 感想
チェンジリング・ガールのネタバレあり感想、レビュー。 12年間行方不明になった娘、面影を強く残す少女、彼女を娘と確信して追い始める母親。 2人の母の愛と狂気が上手く描かれて最後まで真実がどう転ぶか読めない良質なサスペンススリラーです。
1993年公開の映画の紹介です監督は、ロバート・アルトマン。ハリウッドの映画製作の内幕が盛り込まれた、サスペンス映画です。主演・出演は、ティム・ロビンス、グレタ・スカッキ、ウーピー・ゴールドバーグ、ヴィンセント・ドノフリオ。実名の著名な俳優陣がほぼセリフ有りで登場します。後述いたしますです。(あらすじ)ハリウッド、映画スタジオ。脚本担当重役のグリフィン・ミルは、たくさんの脚本家たちからの映画の為のストーリーを聞き続けます。ある会社からやり手の重役/ラリー・リーヴィが引き抜きになったことで、グリフィンは気をもむ毎日でした。しかも、どこからかわからない脅迫めいた文章のハガキが、2週間で7通も届いているのです。グリフィンは脚本家の仕業に違いないと考え、事務所に訪問した名前を探し、デヴィット・ケヘインと特定しまし...「ザ・プレイヤー」
2005年公開の日本映画の紹介です監督は、青山真治。東野圭吾の小説が原作の、サスペンス映画です。主演・出演は、役所広司、薬師丸ひろ子、豊川悦司、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる、黒田福美、眞野裕子。(あらすじ)カメラマンの英里子に付き添うアートディレクターの俊介は、その後ベッドを共にします。妻・美菜子とは別居しているものの、俊介は実子ではない娘の舞華を大切にしています。英里子は家庭を壊すつもりはないと言います。その後、湖畔の藤間の別荘に到着した俊介は美菜子から「遅い」と文句を言われます。名門私立中学校の受験の為に塾講師の津久見を招いて、3家族はそれぞれの子供の合宿という形をとっていたのです。さっそく面接で津久見から「志望理由」を聞かれた俊介はしどろもどろに答えるのでした。部屋では俊介は美菜子から、「別居してい...「レイクサイドマーダーケース」
地球が燃え尽きる日 予告編www.youtube.comyoutube概要欄より引用させて頂きます。そして人類は最期の瞬間を迎える地球を貫通した隕石により、破滅をもたらす《ホワイトホール》が発生。 地球の自転は停止し、磁気圏は消滅した。 地球の半分は太陽に焼かれ、半分は闇の中
「ゲット・アウト(2017)」感想。人種差別とホラーを掛け合わせた新しさ、そして観客を驚かせる構成の妙が冴える!
主に脚本を分析し、何故面白いと感じたのかを考察しています。
どうも。ここ最近でX(旧Twitter)のフォロワー数が200人も増えましたが、そのほとんどのプロフィールが「うつ病&負債地獄→成り上がり 8社設立 総資産2…
【映画】スパイ『映画』を求めると物足りない エージェント:アンヌ 感想
エージェント:アンヌのネタバレあり、感想、レビュー。 2008年アメリカ大統領選を舞台にした映画で元スパイの女性がロシア、そして自分が関与していた過去に追いかけられるという内容。 中身としては電話でのやり取りなどで1人で会話しているだけのシーンが殆どの映画。 スパイ『映画』を期待すると肩透かしをくらうかもしれないそんなストーリーでしたね。
【映画】承認欲求は恐ろしい ワイルド・インフルエンサー 感想
映画、ワイルド・インフルエンサーのネタバレあり感想、レビュー。 人気No.1を奪われた配信者が自身が狙われたストーカー動画をコンテンツに人気者に返り咲こうとする。 何事もコンテンツとして消費されその消費の早さも皮肉ったようなコメディスリラー。