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今日も朝から快晴の湘南地方 6時半、目覚まし時計が鳴って、目を開けると…目の前に、まる子♡外国映画で、仲良しカップルが朝目を開けると、大好きな相手の顔が目の前にあって、お互い微笑みながら、「おはよう♡」って言ってkissとかあるじゃない。きっとこんな光景が
「Mommy マミー」「トム・アット・ザ・ファーム」などの監督作で注目を集めるカナダの若き俊英グヴィビエ・ドランが俳優として主演し、精神科病棟で繰り広げられ…
- ウッディ・アレンの監督第40作となるコメディ。 - 現代のニューヨーク。かつてノーベル賞候補だった天才物理学者のボリスも、今では社会から孤立し…
「スラムドッグ$ミリオネア」のオスカー監督ダニー・ボイルが、アップル社の共同設立者スティーブ・ジョブズの生き様を描いた伝記ドラマ。 1984年のM…
「CLOSE/クロース」2023年7月17日(月・祝)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後1時15分より鑑賞(スクリーン10/D-12) ~2人の幼なじみの少年の友情と葛藤と悲劇。思春期の心理を繊細に 暑い。だるい。やってられない。それでも時間があるから映画館に行くのだ。 この日観たのは「CLOSE/クロース」。トランスジェンダーの主人公がバレリーナを目指す姿を描いた「Girl ガール」(残念ながら私はまだ観ていないのだが)で、カンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞したルーカス・ドン監督の新作だ。この作品も第75回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。 どんな映画かというと1…
世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて…
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」2023年7月4日(火)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時15分より鑑賞(スクリーン3/E-16) ~ハリソン・フォードが年齢を感じさせない大活躍。集大成にふさわしい映画 ハリソン・フォード扮する考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー映画「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」。15年ぶりの最新作にして、ハリソンが主演を務めるのはこれが最後となる。 もちろん私も過去4作はすべて観ている(全部劇場で観たわけじゃないけど)。それだけにワクワクする気持ちで映画館に出かけた。 考古学者で冒険家のイ…
「リトル・ミス・サンシャイン」オンボロバスで旅する家族のロードムービー
今回は、美人コンテストで優勝することを夢見る少女オリーブを演じたアビゲイル・ブレスリンがとってもかわいかった「
「aftersun/アフターサン」2023年6月27日(火)新宿ピカデリーにて。午後1時より鑑賞(スクリーン7/D-8) ~父と過ごした思い出の日々を振り返る娘。ノスタルジーと切なさと 劇場で観たかったのに、観ないうちに公開が終了してしまう。そんな映画がたくさんあるわけだが、ギリギリのところで何とか間に合ったのが「aftersun/アフターサン」。5月26日の公開から1ヶ月経ってようやく鑑賞した。 父と娘のドラマだ。11歳の少女ソフィ(フランキー・コリオ)は、夏休みに31歳の父親カラム(ポール・メスカル)とともにトルコのリゾート地にやってきた。カラムは離婚して普段はソフィとは離れて暮らしていた…
こんにちは、hamakanaです🌷今回は映画のストーリーはもちろん、挿入歌も素晴らしい作品の紹介です。一時期、「ラブソングができるまで」(原題『Music and Lyrics』)にはまっていました。ヒュー・グラントとドリュー・バリモア主演
こんにちは、hamakanaです🌷今回は、ジュリア・ロバーツ主演、実在の人物をモデルに作られた映画の紹介です。交通事故の被害者であるにもかかわらず、本人の態度の悪さから裁判に負け、賠償金を得ることが出来なかった無職でシングルマザーのエリン。
こんにちは、hamakanaです前回の投稿で映画の話題になったので、大好きな映画の紹介もしたくなりました。だ~いぶ前になりますが、まだ結婚前、週末に予定が無いときは、金曜日の夜にレンタルビデオ屋さんで映画のビデオを8本借りて(当時、そのお店
「アシスタント」2023年6月18日(日)シネマート新宿にて。午後2時45分(スクリーン1/A-8) ~映画業界で働く女性の1日を通してハラスメントの実態をリアルに見せる ハリウッドの大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによる性加害事件が明るみに出たのが2017年。その2年後の2019年に製作された映画「アシスタント」は、映画業界におけるハラスメントの実態をリアルに見せた社会派ドラマだ。 主人公は、名門大学を卒業し、映画プロデューサーを夢見て映画製作会社に就職したジェーン(ジュリア・ガーナー)。彼女の1日の出来事を描く。 ジェーンの朝は早い。まだ暗いうちに誰よりも早く出勤して、オフィ…
「カード・カウンター」2023年6月16日(金)シネマート新宿にて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン1/D-14)~ポール・シュレイダー監督らしいサスペンス・スリラー。オスカー・アイザックが好演 「タクシードライバー」はロバート・デ・ニーロ主演の名作映画。監督はマーティン・スコセッシ、脚本はポール・シュレイダー。そのシュレイダーはやがて監督もするようになり、「アメリカン・ジゴロ」「白い刻印」「魂のゆくえ」などの作品を送り出している。 「カード・カウンター」はマーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、ポール・シュレイダーが監督、脚本を担当している。役柄は違えど「タクシードライバー」のコンビ。そ…
「ウーマン・トーキング 私たちの選択」2023年6月3日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時10分より鑑賞(スクリーン2/D-11) ~虐げられた女たちの選択は? 濃密で息詰まる会話劇 不当な圧力にさらされてきた女性たちが、声を上げ始めたのは最近のことだ。それに呼応するような映画が「ウーマン・トーキング 私たちの選択」。第95回アカデミー賞で作品賞と脚色賞にノミネートされ、脚色賞を受賞した。 舞台となるのは自給自足で暮らしてきたキリスト教一派の村。この村では、女たちがたびたびレイプされていた。薬を使われ眠らされていた女たちは、男たちから「悪魔の仕業」「作り話」だと言われてレイプを…
(監督・脚本:キム・ソンフン 2014 韓国)目下上映中の 日本映画ではなく2014年制作の韓国映画の方です。日本映画の予告編を劇場で見てこういうのは元の韓国映画の方が面白いんじゃないかな~とたまたま放映されたのを録画しました。(もうネタバレもしちゃったことだし日
女のひとり暮らし。定年退職を前に、生活のダウンサイジングとミニマル化。やみくもに捨てるのではなく、今、何が必要なのか、好きなのかを考える過程を、少しずつまとめていきたいと思います。
「TAR/ター」2023年5月13日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午前11時20分より鑑賞(スクリーン9/D-11) ~天才指揮者の栄光と転落。ケイト・ブランシェットのなりきりぶりがスゴイ 中学生の頃に熱心にクラシック音楽を聴いていた時期があるのだが、あれは何だったのだろう。その後はあまり聴かなくなってしまったのだが、そんな私でもベルリンフィルの名前は知っている。ドイツの世界有数のオーケストラで、名だたる指揮者がタクトを振るっている。 そのベルリンフィルを舞台にした恐ろしいドラマが「TAR/ター」である。ターとは主人公の名前。女性として初めてベルリンフィルの首席指揮者に就任したリデ…
「EO イーオー」2023年5月6日(土)新宿シネマカリテにて。午後2時より鑑賞(スクリーン1/A-11) ~こんな映像観たことない!? ロバを主人公にした驚きの映画 カンヌ、ヴェネチア、ベルリンなどの国際映画祭で受賞歴を持つポーランドのイエジー・スコリモフスキ監督。今年85歳のこのベテラン監督の7年ぶりとなる作品は、なんと人間ではなくロバを主人公にした映画。その名も「EO イーオー」。 しかし、まあロバと言ったら私なんかは『おはよう! こどもショー』のロバくんを思い出しますなぁ。愛川欽也が演じておりました。まさに名演でした。て、いつの時代の話だよ! 若い人はわかんないだろ! そんな余談はさて…
「セールス・ガールの考現学」2023年5月5日(金)新宿シネマカリテにて。午後12時45分より鑑賞(スクリーン2/A-7) ~モンゴル映画の常識を覆すポップでオシャレな青春成長ドラマ モンゴル映画と言ったら大草原! そして遊牧民! そんな通り一遍の固定概念を覆す映画が登場した。「セールス・ガールの考現学」である。数々の受賞歴を持つ(らしい)モンゴルの俊英センゲドルジ・ジャンチブドルジ監督の作品だ。 映画の冒頭からビックリさせられる。女子大生がバナナの皮に滑って骨折をするシーンなのだが、それがとびっきりポップなタッチで描かれるのだ。まるで最新のミュージックビデオのよう。こんなふうに、ポップで、オ…
「聖地には蜘蛛が巣を張る」2023年4月16日(日)新宿シネマカリテにて。午後2時50分より鑑賞(スクリーン1/A-6) ~娼婦連続殺人事件を通して描くイラン社会の暗部 「ボーダー 二つの世界」(2018年)を鑑賞した方はいるだろうか。醜い容貌ゆえに孤独な人生を送りながらも、特殊な嗅覚を活かして税関業務で働くヒロインがたどる運命を描いたファンタジー調のスリラーで、異様な緊張感と不気味さに包まれた出色の映画だった。 その映画を監督したアリ・アッバシの新作が「聖地には蜘蛛が巣を張る」である。イラン系デンマーク人のアッバシ監督が、イランで実際に起きた娼婦連続殺人事件を基に描いたドラマだ。 2000年…
「ザ・ホエール」2023年4月10日(月)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時20分より鑑賞(スクリーン2/D-9) ~死にゆく巨体の男の愛と悲しみとこの世でやり残したこと 「レスラー」でミッキー・ロークを、「ブラック・スワン」でナタリー・ポートマンを輝かせた実績を持つダーレン・アロノフスキー監督。今度の新作「ザ・ホエール」ではブレンダン・フレイザーを輝かせた。 心に傷を抱えた巨体の男が自らの死期を悟り、疎遠だった娘との絆を取り戻そうする5日間を描いたドラマだ。 恋人のアランを亡くした悲しみから立ち直れずに、過食症に陥ってしまったチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。272キロの巨体で…
「AIR/エア」2023年4月9日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時より鑑賞(スクリーン5/A-15) ~ノリノリの雰囲気の中で小気味よく描かれるエア・ジョーダンの誕生秘話 スポーツシューズには全く詳しくないのだが、そんな私でも知っているのがナイキの「エア・ジョーダン」。ご存じマイケル・ジョーダンの名を冠したシューズで、スポーツの枠を超えてカルチャーにまで影響を及ぼした。 そのエア・ジョーダンの誕生秘話を描いた映画が「AIR/エア」である。監督は「アルゴ」でアカデミー作品賞を受賞したベン・アフレック。そして主演は彼の盟友マット・デイモン。それにしても、このコンビ、本当に仲がいい…
「生きる LIVING」2023年4月6日(木)TOHOシネマズ 池袋にて。午後1時20分より鑑賞(スクリーン5/D-9) ~黒澤明の名作のリメイクは上質で品格あるイギリス映画 黒澤明の名作「生きる」を観たのはいつ頃だろうか。記憶が定かではない。いや、まさか観ていない? あまりにも有名な映画なので観た気になっていた? うーむ、そんなことはないはずなのだが……。 まあとにかく、その「生きる」がイギリスを舞台にしたドラマにリメイクされた。脚本はノーベル賞作家のカズオ・イシグロ。監督は日本ではあまり知られていないが、国際映画祭では常連の南アフリカ出身のオリヴァー・ハーマナス。 1953年のイギリス、…
「トリとロキタ」2023年3月31日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時より鑑賞(スクリーン1/D-9) ~アフリカから来た偽の姉弟の受難。ダルデンヌ兄弟の職人技が冴えわたる ケン・ローチなどとともに、社会問題に焦点を当てた作品を監督することで知られるベルギーのダルデンヌ兄弟(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ)。その作品は社会のひずみをあぶり出すとともに、徹底して弱者に寄り添う姿勢が貫かれている。 今回の作品「トリとロキタ」でもその姿勢は不変だ。取り上げたのは移民問題。ダルデンヌ兄弟は、過去作でも「イゴールの約束」「ロルナの祈り」「午後8時の訪問者」などで移民問題に焦点を当ててい…
「コンペティション」2023年3月23日(木)新宿シネマカリテにて。午後3時15分より鑑賞(スクリーン1/A-9) ~暴走しまくりの監督と2人の俳優。皮肉のきいたシュールな笑いがたっぷり 映画界の内幕を描いた映画はたくさんある。だが、ここまで強烈な映画はそうそうないだろう。2021年の第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品の「コンペティション」である。監督は、日本でも「ル・コルビュジエの家」「笑う故郷」が公開になったアルゼンチンのガストン・ドゥプラット&マリアノ・コーン。 大富豪の起業家が自らの名声を残そうと映画の製作に乗り出す。一流の監督と俳優を起用し傑作映画を目指すという。…
「オットーという男」2023年3月19日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時40分より鑑賞(スクリーン6/B-7) ~ヘンクツな老人が隣人一家との交流で変わっていく姿を絶妙のブレンドで 「オットーという男」の予告編を観た時に、「はて? どこかで聞いたような話だな」と思ったのだが、何のことはないスウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」のリメイクだったのか。とはいえ、さすがハリウッド。なかなか味わいある小品に仕立てている。 町の嫌われ者でいつも不機嫌なオットー(トム・ハンクス)。曲がったことが許せない彼は毎日近所をパトロールして、ゴミの出し方や駐車の仕方などルールを守らない人を説教して…
「フェイブルマンズ」2023年3月16日(木)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時40分より鑑賞(スクリーン5/G-13) ~複雑怪奇な両親との関係を描くスピルバーグの自伝的映画 スピルバーグも人生を振り返る年になったのかぁ~。 というわけで、スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画「フェイブルマンズ」だ。自身の幼少期から映画界への扉を開くところまでを描いている。 1952年、両親に連れられ初めて映画館を訪れたサミー・フェイブルマン少年は、大きな衝撃を受ける。母親のミッツィ(ミシェル・ウィリアムズ)は彼に8mmカメラをプレゼントし、それをきっかけにサミー(ガブリエル・ラベル)はカメラ…
「コンパートメントNo.6」2023年3月12日(日)新宿シネマカリテにて。午後3時より鑑賞(スクリーン1/A-8) ~極北に向かう列車の中で変化し始める最悪の仲の女と男 先日のアカデミー賞は「エブエブ」の圧勝。まあ、いろいろ見方はあるだろうが、ハリウッドで影が薄かったアジア系俳優にスポットライトが当たったことは、とても良かったと思う。 その前日の日曜日、近所の映画館に「オットーという男」を観に行こうと思ったら、かなりの混雑。隣りの席にも人が座りそうな勢いだったのでやめたのだ。コロナはやっぱり怖いのだ。 というわけで、方針転換して前から観たかった「コンパートメントNo.6」を観に、新宿シネマカ…
(監督・脚本:サム・メンデス 2022 イギリス=アメリカ)サム・メンデス監督のことを全然知らないのに、この名前を見ると「観にいってもいいかな~」と思うのはなぜなんだろ…と。この映画を観にいったのは、単にメンデス監督作品と聞いたからです。メンデス監督が「映画
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」2023年3月3日(金)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後4時30分より鑑賞(スクリーン5/F-10) ~マルチバース+カンフー。笑いも満載でやりたい放題の怪映画 いくらSFでマルチバースが流行っているからと言って、誰がカンフーと融合させようと思うだろうか。 それをやってしまっているのがダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督)。何しろ、腐りかけの死体がガスを放出しながら海を進むという奇想天外な映画「スイス・アーミー・マン」を作ったコンビだもの。 とはいえ、さすがに今回は「スイス・アーミー・マン」のような一発ネタの映画…