メインカテゴリーを選択しなおす
【一人暮らし70代女性の日常】 肩甲骨回しとミトコンドリアに助けられる話
ミトコンドリアって聞いたことありますよね? 肩甲骨回しで「ミトコンドリア」が元気になる?人間の中に住みついた不思議な存在の話 最近、「肩甲骨回しをするとミトコンドリアが増えて元気になる」という話を聞きました。 “元気になる” この言葉には、この頃すぐ反応してしまいます。 そういえば昔、中学校の理科だったでしょうか。 人間の体の中には、太古の昔に入り込んできた「ミトコンドリア」というものが共存している、そんな話を聞いた記憶があります。 当時は、「人間のために働いている小さな部品」のように説明された気がしますが、 私はなぜか、 「いや、人間の都合ではなく、ミトコンドリアの都合で生きているのでは?」…
【70代女性が考える終活】終活詐欺の被害に遭う前に知っておきたいこと
■ 終活を急がせる広告が増えています 「終活しないと大変ですよ」 そんな言葉を、最近よく見かけます。 でも私は、終活とは“怖がって急ぐもの”ではなく、 「少し安心を増やす暮らし直し」 だと思っています。 最近は、 「おひとりさまの終活」 「孤独死への備え」 「死後事務委任契約」 という言葉を、よく見かけるようになりました。 特に一人暮らしの高齢者に向けて、 「今すぐ契約を」「このままでは危険」「子どもに迷惑がかかる」 そんな強い言葉で、不安を刺激する広告も増えています。 けれど私は、終活とは“恐怖に追い立てられてするもの”ではなく、 「自分の暮らしを少し整理して、安心を増やす作業」 なのだと思…
投資など自分の世界の話ではないと思っていました。 投資を始めたのは、今から4年前でした。 きっかけは、保険の満期です。 まとまったお金が、少しだけ手元に残りました。 70歳になると、保険の世界は急に景色が変わります。 「もう保証はここまでです」 そんな線を引かれる感じです。 新しい保険を探してみても、高齢者向けはとにかく高い。 しかも、よくよく健康保険の内容を調べると、 「医療費保険に払うつもりで、現金を残しておいた方が安心かもしれない」 と思い始めました。 結局、ごく小さな保証だけ残し、「気持ちのお守り」程度にしました。 何もないよりは安心。 でも、もう若い頃みたいに、大きな保証にしがみつく…
【70代女性が使うAI】5万円の暗号資産が、ボケ防止になった話
] 大胆にも暗号資産に手を出してみました 投資を始めて、少し経った頃のことです。 世の中では、暗号資産が大騒ぎになっていました。 「億り人」「一晩で何倍」 そんな言葉が、毎日のように飛び交っていた時代です。 ニュースもSNSも、熱気だらけでした。 私は最初、半分は怖いもの見たさでした。 「一体、何なんだろう」 という好奇心です。 そこで、5万円だけ買ってみました。 これなら、最悪ゼロになっても人生は壊れない。 “授業料”と思えばいい。 そんな気持ちでした。 思っていたより「動かない」 実際に持ってみると、意外でした。 もっと毎日、ジェットコースターみたいに動くのかと思っていたのです。 でも現実…
誰にも媚びない猫でした ミニーは、美しい白黒ぶちの猫でした。 気位が高く、気を許した猫はほんのわずか。 ひとりは、それはそれはハンサムな、流れ者の若いオス猫。もうひとりは、一緒に保護された弟猫のミッキーだけでした。 まあ、それはそれはお高くて。 ミニーが大好きで近寄ってくるオス猫がいても、お気に召さない相手には、 「これぞシカト!」 というほど徹底した無視ぶりでした。 視線すら向けない。 あの冷ややかな横顔を、今でもよく覚えています。 弟猫のミッキーはとうにこの世を去り、今は十九歳になろうとしているミニーだけが残りました。 けれど、お高い性格は最後まで変わらず、結局ミニーは、ずっとひとりぼっち…
古い服と白いセーター 衣替えの季節がやってきました。 何年も着古した洋服ばかりなのに、なかなか捨てがたく、 出したり、また引っ込めたり。 そうやって、年月が過ぎていった気がします。 外出が減ってから 外出が減り、 お洒落着に袖を通すことも少なくなりました。 鏡の前に立つと、 服だけが、少し昔の時間の中にいるような気がします。 色や柄ゆき、 肩パットのあるなし、 ウエストラインや、スラックスの幅や丈 どこか今の空気と、少し違って見えるのです。 「自由に」と言われても お洒落情報を見ていると、 「もっと自由に」 「年齢を気にしないで」 「あなたらしさを大事に」 そんな言葉を、よく見かけます。 そう…
鯨の救助と猫の延命 そして、医療機器にかこまれていたおばあさん。 たくさんの管につながれ、いびきのような音を立てながら、反応のないお婆さん。 父を見舞った病院で見かけた、忘れられない光景でした。 ザトウクジラをめぐる記事を読んで、私はその光景と共に、去年見送った飼い猫ミニーのことを思い出していました。 座礁したザトウクジラが、アンデルセンの国・デンマーク沖で死んだそうです。 漁網に絡まっていたところを救出され、その後、浅瀬に迷い込み、座礁しました。 大規模な救出活動が行われ、その様子は世界中に配信されました。 けれど、クジラはすでに弱り切っていました。 科学者の中には、「もう生き延びるのは難し…
【6月に増える詐欺事件】予防には、身近な人に話せる関係作りをおすすめ
6月に増える詐欺事件に備えて 高齢者が狙われやすい理由と、家族・町内でできること 6月に向かうこの時期は、 役所・保険・税金・年金・ボーナス・生活不安など、お金や手続きの話題が重なる季節です。 そのため、高齢者を狙った詐欺が増えやすくなります。 特に5〜6月は、 ● 健康保険料● 年金● 税金● 医療費還付● キャッシュレス決済● 通販未払い など、 「本当にありそう」と思わせる話が増えます。 そこで今回は、 実際にあった手口から 「なぜ騙されるのか」「どう防げるのか」 を、一緒に考えてみたいと思います。 1、市役所職員を名乗る男から、 「医療費の還付があります」「締切が今日までです」 と電話…
娘が暮らす和歌山の小川 娘が片付けてくれた数日間 今週もあと数日で、 今年の折り返しの月へと急ぎます。 娘が家の片付けをすると言って、 3泊4日で来てくれました。 来るまでは、 「いつなら来れそうか」と何度も連絡を取り合い、 なんとなく気忙しい日々でした。 けれど、 過ぎてしまうと、 すっかり片付いた部屋だけが残り、 シンと静まり返った空気に、 少し物悲しさも混じっています。 真面目で頑張り屋の娘は、 朝早くから動き始め、 夕食を挟んでさらにひと働きするような毎日でした。 3日目にはさすがに肩で息をしていたので、 「また今度でもいいから」と言ったのですが、 「する予定は決めているから」 という…
【一人暮らし70代女性からの警告】全身に負った大やけど。幻覚や火事の夢に苦しめられ
春先に急増する高齢者火災の現実 ■ 春先の火事が怖い理由 ・空気が乾いて「燃えやすい」・風で「一気に広がる」・気づいた時には「手遅れになりやすい」 春先の火事は、静かに始まり、あっという間にすべてを奪います。 北九州では商店街が二度焼け、東北では今も山が燃え続けています。 火は特別な場所ではなく、私たちのすぐそばにあります。 ■ 高齢者の火事 実例 1、電気ストーブ火災(就寝中) 事例80代女性がストーブをつけたまま就寝。布団に接触し出火。 原因・「少しだけ」の油断・ストーブを近づけすぎ・消し忘れ 対策・寝る前は必ず電源を抜く・周囲1mに物を置かない・安全機能付きに替える 2、台所の火の消し忘…
【70代女性が語る詐欺事件】実在銀行を名乗る詐欺が横行しています
【知らないと危険】銀行を名乗る詐欺は全国共通です ― 三菱UFJでも楽天でも起きている現実 ― 銀行を名乗る詐欺は、特定の銀行だけの問題ではありません。 大手銀行、ネット銀行、地方銀行――ほぼすべての実在銀行の名前が使われています。 ■名前を使われている主な銀行 三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行ゆうちょ銀行楽天銀行地方銀行(ほぼすべて) 上記以外でも、実在銀行の多くが悪用されています ■全国で起きている被害パターン ●都市銀行の例「銀行です」→偽サイト入力→即送金 ●ネット銀行の例「セキュリティ確認」→SMS→ID入力→乗っ取り ●ゆうちょ銀行の例「還付金があります」→ATM誘導→振り込ま…
【一人暮らし70代女性の日常】何日も来なかった猫が、今日「ニャー」と鳴いてくれた日
何日も姿を見せなかったあの猫が、今日、やっと来てくれました。「ニャー」と一声、こちらを見てくれた瞬間、胸がほどけました。実はこの一日は、昨日の小さな間違いから始まっています。 間違いから始まった、なんて良い一日だったこと (午前中の話) ■ 雨の中の空振りと、小さな気づき 昨日、ヨガのレッスンの日を一日間違えて出かけてしまいました。 雨の中、自転車で。スカーフを深く被り、薄手のジャンパーの上に、濡れてもいいもう一枚のジャンパーを重ねて。 「頑張って行く自分」を感じながら、ペダルを踏みました。 けれど教室は暗く、誰もいない。そこでやっと、日を間違えたことに気づきました。 少し肩の力が抜けて、静か…
【70代女性が語る詐欺事件】増えてきた老人ホーム入居権を騙る詐欺。 相談先は国民生活センターもあります
お金にまつわる特殊詐欺では、最近は若い人たちにも広がっています。 まだ若い人たちの、ただでさえ少ない収入からの詐欺被害とメンタルへのダメージは大きく、本当に気の毒です。 同時に高齢者が後に残された被害が金銭だけに収まらず、家族の人間関係を壊すことも出てきています。 警察だけでななく国民生活センター に寄せられた相談を紹介します。 高齢者に多い特殊詐欺・トラブル事例 国民生活センター +3 かたり商法(身分詐称) 警察、市役所、金融庁、大手企業、あるいは国民生活センターの職員を装い、「口座が悪用されている」「名義を貸してほしい」と電話し、金銭をだまし取る 「名義を貸してほしい」と言われた時点では…
【70代女性が語る詐欺事件】 世界の詐欺、国ごとの違い ― 遠い話のようで、遠くない話
世界で起きている詐欺の話は、どこか遠い出来事のように感じます。けれど、少し見方を変えると――決して遠い話ではありません。 社会の形がどう変わったか 「犯罪は“人”から“仕組み”へ移った」 昔:・犯行は対面、電話、地域・犯人も被害者も「顔のある関係」 今:・募集 → SNS・指示 → メッセージアプリ・送金 → デジタル人が見えないまま事件が成立する ■ 文化、経済の地域ごとの特徴 ◆ 日本・東アジア(日本・韓国・中国) 8 特徴:・組織型詐欺が非常に洗練されている・「役割分担」が細かい(かけ子・受け子など)・高齢者・一般市民が主な被害者 最近の変化:・闇バイト(実行役をSNSで募集)・外国拠点…
【70代女性一人暮らしの日常】 高齢者の運転免許返納。 アキラさんを思い出します
近所の古いアパートの管理人さんだった、アキラさん。 もうすぐ99歳になる頃に亡くなりました。 2年半前までは、車を運転していました。 空き缶や古雑誌、新聞紙を集めながら、管理人の仕事も続けていたので、小型トラックは手放せなかったのです。 90代になっても、夕方になると、 型崩れしていないスーツにソフト帽を被り、背筋をすっと伸ばして出かけていました。 その姿は、どこか昔の映画のようで、私は密かに「かっこいいなあ」と思っていました。 家族は遠い県にいて、事情もあり疎遠でした。 それでも、免許や入院、ホーム入居など、どうしても家族の存在が必要な時には、息子さんたちが遠くから来ていました。 立派な仕事…
【一人暮らし70代女性の日常】缶蹴り、ゴムとび、めんこ、チャンバラ、あの頃子供に路地遊びがありました。
路地と空き地が遊園地だった頃 昭和30〜40年代ごろ。 空き地がまだたくさんありました あの頃、子供たちは家の中にはいませんでした。 学校から帰ると、ランドセルを放り投げて外へ飛び出します。 「ハルちゃん来た?」「今日は雑貨屋の前ね!」 そんな声が、夕方前の路地に響いていました。 テレビは一家に一台。ゲーム機もスマホもありません。 けれど、子供たちは毎日とても忙しかったのです。 午後になると、路地や空き地には自然と子供が集まってきました。 誰が決めるでもなく、いくつかのグループに分かれて遊び始めます。 けんぱやゴム跳びをする女の子たち。 ボール遊びで騒ぐ男の子たち。 ゴザを持ち出して、ままごと…
【一人暮らし70代女性の日常】 歳をとって、やっとわかったこと
お爺さんの魚の目 その頃は東京に住んでいました。 ずうっと昔のことです。 ある時、父方の祖父が「今はホームに暮らしている」と聞いて、 故郷の札幌まで出かけました。 まだ三十代になったばかりの頃です。 その頃の手稲は、まだ「札幌市手稲区」ではありませんでした。 手稲は、ただ手稲でした。 汽車の窓の外には、田んぼばかりが広がっていました。 遠くまで平らな景色が続き、時々ぽつんと家が見える。 そんな頃でした。 幼い娘の手を引いて向かったのは、札幌の西の奥にあった老人ホームです。 自然豊かといえば聞こえはいいけれど、多分、夜は寂しい場所だったろうと思います。 けれど建物の共有スペースは、当時としては珍…
【70代女性が語る詐欺事件】用心に過ぎることない、と自覚しましょう
1. 70代以上が用心すべき詐欺の主要手口と実例 ① ニセ警察官・銀行員詐欺(警察・金融庁・検察かたる) 手口: 「あなたの口座が犯罪に使われている」「逮捕状が出ている」「名義貸しに該当する」などと不安を煽り、口座の確認や捜査を名目にキャッシュカードや金銭をだまし取る。 【最新事例】 70代女性が警察官を名乗る男らから「犯罪グループが報酬を振り込んだ」「逮捕する」と言われ、現金のほか金の延べ板(合計約3000万円相当)をだまし取られた。 【最大規模】 仙台市で70代女性が約3億5000万円相当の金塊をニセ警察官にだまし取られた(2025年10月)。 奈良テレビ放送 +3 ② オレオレ詐欺(親族…
3月8日は福岡県小郡市のハーフマラソン大会がありました。 知り合いの青年が作年の福岡マラソンに次いで2回目の マラソンにエントリーしたと聞き パソコン見ながらの応援ですが それでも楽しい1日になりました。 がんばれ!! 実況を知りたいとパソコンで調べました。 モタモタしているるうちにスタートの時間が過ぎました 「応援マラソン」なるサイトを前回、教えてくれた友人を誘って あの青年がまた走るってよ、と二人でパソコンと携帯片手に お茶菓子用意しての応援 でも残念ながら、小郡マラソンは規模が小さいのか「応援マラソン」には 反映しておらず、モタモタしていいるうちにスタート時間が過ぎ あーだこーだと焦りな…
【70代女性が警告】還付金詐欺に引っかかりやすい3月4月は気を引き締めて!!
みなさま、世間が新年度を迎えるにあたりそわそわしています。いつの間にか私たちも巻き込まれているかもしれません。特に詐欺が蔓延り活躍する3月4月。 警視庁のデジポリスとChatGTPで調べてみました。 1. 詐欺の種類と登場する役柄の例 詐欺師は、相手を信じ込ませるために、信頼性の高い公的機関や専門家を名乗ります 詐欺の種類 主な登場人物(語り口) 詐欺の内容 預貯金詐欺 警察官、銀行員 「あなたのカードが不正利用された。防犯のために交換が必要」と言い、キャッシュカードをだまし取る。 オレオレ詐欺 息子・孫、弁護士 「会社の金を使い込んだ」「不倫相手を妊娠させた」などのトラブル解決費用を請求する…
【70代女性が語る詐欺事件】去年、今年だけでも様変わりの特殊詐欺の実態。さらに巧妙化、被害額の高額化
今年(2025〜2026にかけて)の特殊詐欺と高齢者の実例は、かなり「質」が変わってきました。単にオレオレ詐欺ではなく、「信じてしまう構造」が深くなっているのが特徴です。 ■ 高齢者の実例(最近の具体例 4件) ① SNS投資詐欺(70代女性・2億円) SNSで知り合った人物から「AIを使った株投資」を勧められる 数か月で約2億円を送金「専門用語+AI」で信用させる新型 ② 偽警察+暗号資産詐欺(70代女性) ChatGDPによるイラスト。こんな画像をリアルタイムで見せてきます 「あなたは事件に関係している」と電話 無実証明のため送金させられる 現金+暗号資産で約1億円規模恐怖+権威で思考停止…
【70代女性が語る詐欺事件】過去最大の被害額、愛媛の80代女性
【静かに進む詐欺】 80代女性が12億円…なぜ信じてしまったのか ある日、一本の電話から始まりました。 相手は、利用したこともない薬局の店員を名乗る女性。「保険証が不正に使われている」と告げられます。 その後、電話は「警察官」を名乗る男性へと引き継がれました。 丁寧で、よく通る声。説明も筋が通っていて、疑う余地がありません。 ■「潔白を証明するために」 警察官を名乗る男性はこう言います。 あなたの口座が犯罪に使われている 調査のため協力が必要 今後はSNSで連絡を取り合う そして、こう続きます。 「身の潔白を証明するために、すべての資産を確認させてください」 この言葉で、女性は完全に信じてしま…
【一人暮らし女性の日常】「無人駅で転落の妊婦さんの話」が人ごとではありません
無人駅の利用に思う ― モタモタする私 ■ 心温まるはずのニュースが刺さった理由 無人駅で、妊娠7ヶ月の女性がふらつき、線路に落ちてしまったというニュース。 幸い、その場にいた高校生たちが力を合わせて助け出しました。 本来なら、「良かった」「優しい子たちだな」と終わる話です。 でも私は、どこかゾッとしました。 ■ 無人駅の「仕組み」と現実 無人駅は増えるのでしょうか 無人駅には、改札横に電話があり、そこから隣駅の駅員さんに連絡できるようになっています。 けれど ・電話の場所から離れていたら・周囲に人がいなかったら・車椅子や体の不自由な人だったら ほんの少し想像するだけで、危うい場面はいくらでも…
【一人暮らし70代女性の日常】 お裾分けは昭和の匂いがして温かい
【お裾分けのある空間】 なぜ、あの場所には人の気配があったのか 下町では、よくお裾分けをいただく。 玄関先で手渡される、ほんの少しのもの。 「わざわざ、うちに持ってきてくれたのですね」そう思ったとき、胸の奥が、ふっとあたたかくなった。 以前住んでいたのは、市の中心に近いマンションエリアだった。 下町では、よくお裾分けをいただく。 玄関先で手渡される、ほんの少しのもの。 「わざわざ、うちに持ってきてくれたのですね」そう思ったとき、胸の奥が、ふっとあたたかくなった。 年住んでいても、住民同士の行き来はほとんどない。 顔を合わせれば挨拶もするし、笑顔もある。 けれど、それ以上にはならない。 その距離…
【一人暮らし70代女性の日常】親の故郷と子の無関心。たんぽぽの綿毛のように思い出はそれぞれのもとに
【遠くなっても消えないもの】 二十代からの友人から、久しぶりにメールが届いた。 かつては月に何度も届いていた「元気かコール」や「こんなことしてるよ」という近況も、ここ数年は月に一度の短い知らせさえ途切れがちだった。 それでも、不思議と不安はない。 ただ静かに、「元気だったのね、それが何より」それが、今の私の気持ちのすべてだった。 彼は、北海道に移り住んだ一世代目の家に生まれた人だ。 亡くなったお母さまは、「死んだら故郷の三重に帰りたい」と遺していたという。 その願い通り、墓は三重に建てられた。 お父さまはその後、長男である彼と同居し、やがて施設に移り、そこで亡くなった。そして今は、先に旅立った…
【一人暮らし70代女性の日常】不登校の時間も確かに育っていた・・・孫娘との距離が教えてくれたこと。
長かった不登校の時間を越えて、今。 不登校だった孫娘が、今、高校2年生です。 あの頃は見えなかったけれどその時間も、静かに、確かに彼女を育てていました。 小学校の頃は、自由教育の全寮制。学校生活が手に余り、さらに両親の離婚も重なり、暮らしはバラバラに。 幼いながらに、苦しい時代を過ごしました。 中学校では地域の公立学校に入学。母親のもとで生活しましたが、今度は完全な不登校。 それでも母子で向き合いながら、「この時間をどう過ごすか」を探り続けてきました。 やりたいことは、ひと通りやってみる。そんな日々でした。 小さい頃から好きだった料理。 パンやお弁当は頼まれてマルシェに出すほどで、丁寧で美味し…
このブログをアプリでフォローする
XXXさん
ブログをみる無料アプリ
ブログみるはブログ村の姉妹アプリです