トレンケ・ラウケン
アルゼンチンのトレンケ・ラウケンという小さな町で、植物学者のラウラが誰にもなにも語らずひとり姿を消した。彼女を捜すためブエノスアイレスからやってきた恋人だという大学教授ラファエルとごく数日前まで彼女の助手をつとめていた地元の職員チーチョという二人の男たちは、わずかな情報をもとにラウラの行方をを捜すのだが、やがてあるガソリンスタンドで失踪前彼女に貸したチョーチョの車が見つかる。そのウィンドウには「探さないでほしい」ともとれる彼女自筆のメモが残されていた。そこからチーチョはラウラが姿を消す前に二人で調べていた、偶然見つけた古い恋文に基づく仮説を思い返す…というのがPART1でPART2ではラウラの…
2025/05/15 19:03