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この記事で分かること Audibleのおすすめ小説10選 Audibleで小説を聴くべきメリット3つ Audibleで小説を聴くことは、ストレス緩和にも役立ちます。 この記事ではAudibleを使って
「大体捕まったか」 「ええー」「取れない!!」「キィー」 この場にいる全員の捕縛を終えるといざないは大きく一息。身動きできなくなった女達は喚いてパニックになっていた「後はレオが正気に戻れば…」れいり達を見たいざないは、その後ろを見てハッとなる「ソルム!! レオを戻してくれ!!」「お…おい」
1、作品の概要 『枯木灘』は、中上健次の長編小説。 芥川賞を受賞した『岬』の続編として刊行され、『地の果て 至上の時』を含めて3部作として構成された。 第31回毎日出版文化賞、第28回藝術選奨新人賞を受賞。 『文藝』に1976年10月号~1977年3月号に掲載された。 文庫版で371ページ。 番外編『覇王の7日』、著者あとがき『風景の貌』を収録。 紀伊を舞台に、土地と血脈の呪縛に翻弄される人々の運命を描いた。 2、あらすじ 秋幸は、母・フサと血の繋がらない父親の竹原繁蔵と暮らしていた。 26歳になり、体も大きく逞しくなった秋幸は土方の現場監督としてがむしゃらに働き一目置かれるようになっていた。…
「……」三帝柱は目の前で横になる人物を口を引き締め食い入る様にガン見「セリヌル! 忘れたの!? 我が父は『魔性は破滅をもたらす』と言ってた事を!!」「で…でも」「いい事!! まだ眠ってるうちに外に連れてお行き!!」柔らかなベッドに横たわる麗しき姫王子(まいち)。眠りから目を…
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む先日、近藤くんに連れられて行った勉強会の内容には少しガッカリだった。それでも世の中には、まだまだ私の知らないスゴイ治療家がたくさんいるはずだ。テレビをつければ、ド派手なパフォーマンスを披露するスゴウデの治療家が登場する
又々八つの入口に戻って来たいさい、れいり、ソルムの三人。れいりは前屈みになり呼吸が荒い「嬢ちゃんにはちときつかったなあ」「……はい」 はーはーいさいはれいりを見て困った様に笑う。ソルムは心配している「今の道が爬虫類で入口出口セットだな」 カシャ
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む近藤くんに連れられて行った凸凹会で、「の」の字による腎臓病の治療法はマスターした。ここでは毎回ちがう病気をテーマにしているそうだから、腎臓病が「の」の字なら、流れとしては前回が心臓病か肝臓病あたりで、「へ」の字だったの
「あれ?」れいり達は明るくなった場所に来ると既視感を覚えた「最初の入口に出た…八つの入口…」出てきた入口を見直し立ち竦む 「嬢ちゃん、無事だったか」 「博士! 良かった……ジンホウさんといざないは?」端の方でしゃがんでたいさいに気付き安心するも一人だけいた事に疑問「それが俺だけまた別に落とされて違う場所行ったし」
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む近藤くんから電話があった。彼は私が特殊美術をやっていたころからの知り合いで、放送作家のかたわら治療院も経営しているという変わり種である。その彼が突然ぎっくり腰で動けなくなって、同じ治療家である私に助けを求めてきたのだ。
けれど僕には云えない。 彼が隠せているって思っていたその感情を暴いてはいけないから。 だけどだから誰れかお願い。 神様がいるのならお願い。 ・・・・・・・・・・・・早く夢から引きずり出してよ。 あのひとを、連れ戻してよ。 【永遠】を、僕たちの永遠を、 もう一度繋いで欲しいんだ。
第86話 花残 act.31 side story「陽はまた昇る」
光、あわくとも温かな英二24歳4月第86話花残act.31sidestory「陽はまた昇る」雪が青いと知ったのは、この町だ。「運転で痛みは?」「はい、ありません、」答えながらドアかちり施錠して、足もと白く青く埋もれる。3月終わる午前の町、銀色そまる森と稜線に英二は笑った。「いいですね、奥多摩は、」笑った唇ふれる風が甘い。甘い香かすかに渋い、漲らす冷気に額も髪も染められる。もう3月、けれど雪満ちる山里ひろがる隣で山ヤが笑った。「いいだろうよ、奥多摩は宮田の場所だからなあ、」肚底じわり響く声、告げてくれる。こんな言葉きっと2年前なら信じられない、けれど今ただ笑った。「はい、奥多摩は俺の場所です、」自分の場所、そう言える。だって全てを懸けた時間がここにある、その長さと笑いかけた。「でも後藤さん、俺はまだ一年半で...第86話花残act.31sidestory「陽はまた昇る」
――王の部屋 天蓋付きの豪華なベッドに周りの家具も高級品で埋め尽くされ、地下であるにも関わらずキラキラと眩い光を放っている(あの混ざり共、おれを王にしてどうする気だ?)ゴロンは三帝柱からこの部屋に連れて来られると、暫くその場で突っ立っていた「ま…まあ、王になる資質はおれにはあるにはあるが…」 うんうん
一行は通路とは違う空間に到着すると眼前を見つめ立ち止まった「これまた多いですね」目の前には整然と並んだ沢山の入口と、端っこには山積みされた小石がある「プリセプス、入口は何個見える?」「……八個だよ?」ソルムに言われ素直に数える「だそうです」 皆同じです「ししょーは…」…
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む最近、また腰の痛みがひどくなってきた。だれでも腰痛にはなるものだから、私だって腰が痛いときがあるのは当然だ。腰痛治療が仕事であっても関係ない。しかも今回は痛いのが腰だけじゃない。お尻から足にかけて痛みが広がって、し
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むやっぱり健太くんのような重大疾患の人に施術するのは、私にはあまりにも荷が重すぎたのだ。それがわかっていたから無償で施術してきたのだが、これは健太くんだけではなかった。子育て中なのに膠原病になってしまった女性や、友人の
【本】江國香織『ひとりでカラカサさしてゆく』~凛としてこの道を歩いていく~
1、作品の概要 『ひとりでカラカサさしてゆく』は、江國香織の長編小説。 『小説新潮』2020年4月号~2021年7月号に連載された。 単行本で232ページ。 “Friendship”(C)Marie Gudme Leth, Designmuseum Denmarkの装画。 自死した3人の老人と、その遺族やかかわった人たちの視点で綴られた。 2、あらすじ 大晦日の夜に、3人の老人がホテルで猟銃自殺をするという衝撃的な事件が起こる。 警察に呼び出された遺族や知人たち。 嘆き悲しむもの、首をかしげるもの、故人との記憶に思いを馳せるもの・・・。 彼らはなぜ自死を選んだのか? ひとりでカラカサさしてゆく…
三時間半前 「どこにあるのかのぉ〓」一丁はくんくんと鼻を鳴らしどんどん奥へ進んでいく(あの程はどこまで行くんだ?)進む事を止めない一丁にゴロンはやきもき(何度ここは!?)いつの間にか草が消え洞窟内へと入っていた。その先には入口が沢山あり、一丁は迷う事なく一つの入口へ歩いて行く たたっ 見失うま…
「落日」湊かなえ著、ハルキ文庫、2022年8月落日(ハルキ文庫)湊かなえ角川春樹事務所新進気鋭の映画監督と新人脚本家、故郷が同じ2人の女性が、友人・家族の死の真相に迫る長編ミステリー。事件・事故・自殺で何人も亡くなり、幼少期の想い出の子が実は虚言癖のある人で、読んでて気が重くなります。多くの伏線が最後に収束し、ラストは希望が持てる終わり方。湊かなえの得意パターンの一つ。2023年9月にWOWOWでドラマが放映されたそうです。映画監督役が北川景子、脚本家役が吉岡里帆。他に久保史緒里、竹内涼真、黒木瞳、駒井蓮らが出演。WOWOWに加入していないので見ていませんが、今後何らかの形で見てみたいです。関連エントリ:【湊かなえ著書】山女日記母性(書籍)望郷(書籍)未来境遇往復書簡夜行観覧車告白(書籍)落日(書籍)
第51話 奇跡は起きるのか(6/6)カメラが捉えた奇跡、その後。
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む健太くんの家に通い始めて、半年が過ぎようとしていた。言葉と知能はかなり前進したようだったけれど、歩行機能については全く進歩が見られない。脳性麻痺なのだから、歩けないのは当たり前かもしれない。それでも私の心のどこかには、
「博士は冒険家と言ってるけど、本当は発明が専門なんだ」「そうなんですか」いざない達が見えるくらいの距離を進むジンホウとれいり「自分に必要な物しか作らないから、今みたいに欲しいと意思表示しないと協力してくれないけどね♪」 〈いざない、ペース落とすし!〉〈これくらいついてこい!〉 「へえ~」「いざない君の眼鏡作ったのも…
1、作品の概要 『浮遊』は遠野遥の中編小説。 2023年1月に刊行された。 単行本で137ページ。 「文藝」2022年秋季号に掲載された。 装画が槇本惠。 ゲームの世界と、現実の世界が交じりあうように交錯していく。 2、あらすじ 高校生のふうかは、父親ほど歳の離れた「碧くん」と同棲している。 彼女がはじめたホラーゲーム『浮遊』は、生前の記憶を失くした幽霊が悪霊から逃れながら、自分の記憶を取り戻すゲーム。 ゲームの世界は現実にリンクし混じりあっていく。 浮遊 作者:遠野遥 河出書房新社 Amazon 3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ 遠野遥は気になる新進気鋭の作家で、デビュー作の『改…
第50話 奇跡は起きるのか(5/6)イルカと泳ぐと癒やし効果がある!?
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私はいつも自炊している。1年のうち1000食は自炊しているだろう。経済的な理由だから、弁当や惣菜を買って家で食べるようなこともない。ところが出張整体の仕事だと、出先からそのまま次の場所に移動することが多い。するとなかな
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む ある日のこと、いつものように健太くんの家に行くと、お母さんがいいづらそうに「実は…」と話を切り出した。隣町に、健太くんと同じ脳性麻痺の子供を抱えるお母さんがいて、健太くんが急にしゃべれるようになったことを、つい話して
「あいつらはここ数日姿を見せなくなった。今までは三日にあげず現れていたが」「……」再度ビイスの所にやって来た五人に広場にいたカウザが伝える「警戒されちまったか…」「次現れるのは当分先になりそうですね」気付かれた事にいざないは厳しい顔「仕方ねぇ、奴らのアジトを見つける方に切り替える。少し経ってから様子見に来るさ」「分…
第48話 奇跡は起きるのか(3/6)突然しゃべり始めた健太くん
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む毎週日曜日に、脳性麻痺の健太くんの家に通うことに決めた。健太くんのトレーニングのためである。トレーニングといってもごく軽い動作なので、健太くんは遊びだと思っていることだろう。子供の扱いが苦手なはずの私が、なぜこんなこと
――マルー 「ししょーには伝えた。俺達は再びビイスの所へ行く事にする」「よろしくお願いします」いざない達は混ざりを捕まえた後マルーに戻り報告していた。次の目的を告げた後それぞれ休憩する為に一旦部屋へと向かうが、ふといざないが足を止め難しそうな顔をする「どうしたのいざない?」「ビイスの所来んのはあと三人だ。その前にジンホウ連れ…
第47話 奇跡は起きるのか(2/6)健太くんのトレーニングを始める
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む助産師の酒井さんに連れられて、脳性麻痺の健太くんの家に行った私は、なぜ彼の背骨には、脊髄損傷の人のような緊張が現れていないのか、それを不思議に思った。これは全く予想外だったのである。そもそも脳性麻痺と脊髄損傷による麻痺
船着き場に到着すると、降りて来た典型派は見知った顔がいた事に気付く 「ミオカさん!」 「イソネか。のの子も久しいな」「べし!」かつてイソネの上司だったミオカは船着き場から降りて行く人達を確認しては眺めていた「警備隊がここまで来ると言う事は何かあったのですか?」「警備隊抜きで自分一人の行動だ」「?」「隣の…
第46話 奇跡は起きるのか(1/6)脳性麻痺の健太くんとの出会い
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む開業して半年も過ぎると、だんだんと整体の仕事にも慣れてきた。もちろんまだまだ知らないことばかりで、毎日が勉強に次ぐ勉強だ。それでも学生のころとちがって勉強が全く苦にならない。知識はすぐ実践に反映されるので、そこに充実感
――ウフビスーブテラ(地下都市) 「プロドゥとイクセスはまだ帰って来てないの!!?」程で言えば見た目五十代の女三人が、前に並ぶ若い衆と話し合いをしていた。一人の女は腕組みしキリキリしていたが、他二人は化粧をしたりのほほんとしている「入った所まではいたんだけどね」「ビイスに散り散りにされました」「プロドゥの事だからイクセス連れ…
「ある閉ざされた雪の山荘で」東野圭吾著、講談社文庫、1996年1月ある閉ざされた雪の山荘で(講談社文庫)東野圭吾講談社舞台のオーディションに合格した男女7名が、3泊4日の舞台稽古のために集まった山荘で、一人ずつ消えてしまう話。1992年に発行、1996年に文庫化された、東野圭吾の長編小説。今まで読んだことはありませんでしたが、1月12日から本作を原作とした映画が上映されているということで、鑑賞前に購読しました。一人ずつ消えていくのが劇中の出来事なのか、あるいは本当に殺されてしまったのか。犯人は誰なのか、動機は何か、最後まで興味深く読めました。映画の主要キャストは重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗。「堀田真由出演」というのが鑑賞したいと思っている一番の理由ですが...ある閉ざされた雪の山荘で(書籍)
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む最近また釣りを始めた。始めたといっても、月に1回も行けるわけではない。それでもふとした瞬間に、「今度は何を釣ろうか」と考えるだけで楽しい。もともと田舎育ちの私は、子供のころから近くの川で釣りをするのが好きだった。しか
――二日後の夕方 ザッ 視界がはっきりしない暗闇と薄明りのさなか、頭巾を被った数人が現れビイスの敷地内へと侵入してきた。途中、待ち構えていたビイス達に遭遇。棒を振り下ろされると避けた混ざり達がそれぞれ別れて散っていく「……!」 はっ一人の混ざりがビイスを見てある事に気付いた「まちなさい! …
――五日後「うれしいですねぇ」幻獣の森入口では明るく陽気な声が響いていた「まさかこんな早くに又ビイス君達に会えるとは」「…頼むから邪魔だけはすんなよ」「分かってますって〓」いざないは面倒くさそうにジンホウを見ている「…大丈夫かなぁ。十人くらいいるんでしょ…捕まえられるかな私……」マルーの仕事と聞いていた…
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私の親しい友人である寺田さんは、ロック専門の音楽事務所をやっている。彼の紹介のおかげで、ロックミュージシャンたちからの予約も多くなっていた。音楽の好みとしては、私はロックよりも圧倒的に藤圭子のファンである。だが、私は
派長室へとやって来たいざないは、扉を開けて入ろうとする人物に目が留まる(のの子?)のの子が室内へ行くのを廊下で待った 「?」のの子は中に入らずドアノブを掴んだまま動かない「どうした? のの…」 「ポンポン頭!?」 むっさ険しい顔で中を見てるのの子の陰からいざないが様子を窺うと、変化世界の若『てんしん くいだ』と他…
「やはり風が出来た当初からいる幻獣はいませんね」「…うん千年も生きてる奴いねーだろ」五つめの幻獣訪問が終わり森を歩く五人がいる。ディックとれいりは陽気にルンルンしているが、いざないはぐったりしていた「これでダメなら一旦止めねーか? 喜んでんのあの二人だけだし」「そうですね。かれこれ二十日ですし、別の方法を考えましょう」 「じ…
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む考えてみると、人から人への「紹介」はおもしろいものだ。以前、タモリのお昼の番組に「ともだちの輪」というコーナーがあった。そこではその日のゲストが次のゲストを指名する。すると思いもよらない人同士のつながりが見られて、番
風のように ふわりと 軽く 飄々と♪こんにちは風◯りです☺️ 皆さまいかがお過ごしでしょうか❓ 今年は本当に亡くなる人が多い😢40数年生きてきて初めて喪中ハガキと言うものを受け取りました。それも3通も⁉️ もういない事実を知って思うこと。 甦る思い出と『最後にあったのは…会えなくなる前に会いに行けばよかった…』 きっと年を取ると言うことは、こう言う経験が増えていくことなんだろうなぁ。 皆さん人間はいつか必ず死にます。 それは自分も例外ではないけれど…一緒に過ごせる時間は有限で、いつ限りがくるかは誰にもわかりません。時間やお金がないを言い訳にせず、大事な人には会っておくことが大事です✨ちょうど年…
濃艶派改め“優美派”が新たに誕生した。能力等考慮の末、選挙で決まった“ヒドウ エダ”を代表リーダーとし、他は今まで同様サブリーダーとして落ち着く事になる 〈幹部集まり会に行けない…〉〈はあ…〉〈まいち様〉 まいち狙いで頑張るも落選した三人はがっかりしてぼやいている。トリ マツリに至ってはとにかく鍛錬なのでどうでも良かったらしい
1、作品の概要 『ユーチューバー』は、村上龍の長編小説。 2023年3月29日に幻冬舎より刊行された。 4編からなり、表題作の『ユーチューバー』は書下ろしで、あとの3編は文芸誌に掲載された。 169ページ。 有名な作家・矢崎健介は、ホテルで「世界一モテない男」と知り合い、ユーチューブの撮影をすることになるが・・・。 2、あらすじ ①ユーチューバー ホテルで作家の矢崎健介と知り合いになった「世界一モテない男」は、仕事を退職したあとユーチューバーをしていた。 話の弾みから彼のプロデュースでユーチューブに出演することになった矢崎は、これまでの女性遍歴を赤裸々にカメラの前で話し始める。 女性遍歴を振り…
バチッ! 「え?」 シャッ カチ!! ダイヤと鎖は怒り目になりジンホウの前とソルムの前に位置して睨み合いに。ダイヤは横に整列し、鎖は四角に組み合わせ盾の様になっている「ダイヤ君と鎖どうしたの!?」双方戦闘態勢に入り身構えた「……」 じっ
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む整体の学校を卒業した私は、いよいよプロの整体師として開業することにした。とはいっても、ちゃんと場所を構えて看板を上げるようなゆとりなどない。不動産バブルは崩壊していたが、それでも東京都内の路面店となれば、べらぼうに家賃
「大量にあって驚いた……ミヨシかなり置いてったんだ」両手にアイドルグッズを持ち客室へと向かうれいり。同じく客室に来たいざないがれいり達を見かける「ま…明日家に置いてこよ…」「御意」「…ん?」ふと立ち止まり考えた「おソノさんほとんど帰って来ないなら家戻ってもいいんじゃ」 カチャ 「もうしばらくこ…