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僕、俺、あたし、私、拙者、わて、あーし、おいどん、自分だと分かれば一人称(適当w)・・そしてその姿を後ろから眺めてる感じが三人称、基本はこうなります 詳しくは読め
「よし! 明日はこの二倍追加だ!」「皆倒れますって!」全体派の実習では、大会に向け連続体力作りの毎日であった「今日は随分腹が減ったの、盛大軒にでも行くか」「…俺用事あんで…おつ様っす」いざないは一丁に顔を合わせない様にしてこっそりと抜けていく「最近めっぽう付き合い悪いの」「まあ、副団長も別件色々ありますし」
✚残059話 狂える月(2)✚ 「癖で人を殺すような男なの? ……ルイって」 頭ではこの場から離れねばと分かっているのに、エルフェリスの中の好奇心がヘヴンリーの話を聞かせろと暴れ回る。 だからエルフェリスはあえて考えるのを止めて、ヘヴン
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る私が定期的に施術していた森脇さんが、先日受けた検査で、「子宮頸がんの疑いあり」と診断された。そんなはずはないのにと私がいぶかっていると、改めて受けた精密検査の結果では、がんではなかったそうだ。ところがその際、医師からは「
【本】ヘミングウェイ『老人と海』~孤独と闘争、サンチャゴ爺さんの大冒険~
1、作品の概要 『老人と海』はアーネスト・ヘミングウェイの中編小説。 1952年に出版された。 ヘミングウェイの生前に出版された最後の作品。 1953年にピューリッツァー賞を受賞。 1954年にはノーベル文学賞を受賞。 新潮文庫版で147ページ。 日本語訳も多数出版されており、新潮文庫の旧版は福田恆存訳、新版は高見浩訳のものが刊行されている。 たった1人で漁に出て巨大なカジキマグロと闘う、老漁夫・サンチャゴの姿を描いた。 2、あらすじ キューバの老漁夫・サンチャゴは84日間もの不漁に見舞われていた。 かつてサンチャゴと一緒に漁に出ていた、少年・マノーリンは何かと、彼を心配し世話を焼いていた。 …
✚残058話 狂える月(1)✚ もやもやする気分を引きずったまま、エルフェリスは一人、日の差し込まない回廊かいろうをとぼとぼと自室へ向かって歩いていた。 太陽はもう完全に姿を現しているというのに、遮光しゃこうのガラスで覆おおわれたこの城
Dream24.ナイト さてこの状態どうしよう。 セシルドが消えてから早数分。 言われた通り、ロングソードを握り締めたまま、セシルドがリュイ達を伴ともなって帰るのを待っていた。 それなのに。 なんてお約束な展開。「ちょっとは空気読みなさい
一度用意しておいた文章を書き直す事だと思っておけばよい、校閲や推敲は読みなおし(´・ω・`) で、途中で話の構成に不自然を感じたら仕上がってない証拠 一般の人は苦戦
『きゅーん』『キャン〓』「……ご丁寧にどーも」『キャン!』『キャン!』泥遊びの準備が出来たと呼ぶレオに肩にいた子レオが大はしゃぎ。覚悟を決めたいざないは泥だんご作りに取り掛かった「――! 脱がねーぞ!! 引っ張んな!!」『キャン!』「今はお前等だけじゃねーんだコラ!!」『キャン!』<…
✚残057話 ある夜の出来事(2)✚ 広くて冷たい回廊を足早に歩く彼の姿を見失わないよう、努つとめて足音を立てないよう注意しながら小走りで付いて行く。 ロイズハルトをはじめとするヴァンパイアは五感が人間よりも優れていると聞くから、エルフ
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る皮膚科医の前田先生から紹介された子宮頸がんの荒井さんは、西武線のはずれ近くに住んでいる。お宅があるのは駅からもかなり遠いところなので、とても私のアパートから通える距離ではなかった。荒井さんは、以前に比べるとものすごく疲れ
Dream23.拒む愛妻3 「変な……天気。リュイ達の方は大丈夫かなぁ」 ふとあの場に置いてきた二人の事が気になった。 夫婦とはいえ、ミルさんは今夢魔に魅せられている。 もしあの二人の方に夢魔が現れたら? ヒーラーのリュイ一人で太刀打ちでき
✚残056話 ある夜の出来事(1)✚ 「エルフェリス様、お加減いかがですか?」「うん、もうすっかり元気! 心配かけてごめんなさい」「まったくですわ。しばらく無茶は禁止でしてよ」「はーい。……てか別に無茶なんかしてないんだけどなぁ」「してます
常識にとらわれていると手詰まりに陥る可能性が出て来る、正規の考えを捨ててみる(`・ω・´) お、そうだ 前例がないとおっしゃるなら自分で切り開くという発想を
――幻獣の森 陽の光を浴び照らされる葉の下では、レオ達が無数の暖かい光を受けのんびりと動き回っていた「こんにちはー〓」『きゅーん』来訪者に気付いたレオが挨拶を返し寄って行く「前に会ったね。覚えてる?」『きゅーん』ディックの周りに集まり嬉しそうに相槌を打つ「いざないさん、ありがとうございます。再びこの森に…
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る看護師の近野さんから手紙が届いた。いまどき手紙は珍しい。そういえば彼女には、お母さんのお葬式以来会っていなかった。白い封筒を開けながら、差出人の近野さんの名前に向かって「久しぶり~」と声をかける。久しぶりといっても、あれ
Dream22.拒む愛妻2 きれいな放物線を描いて茂みに落下する物体。「っ?」 物体を確認するために恐る恐る茂みをかき分けると、そこには見慣れたあの顔が恨めしそうにこちらを睨み付けていた。 ……。 …………。「……妖怪?」「誰が妖怪だボケ
マルーの一室で、机の上に山積みになった資料を纏めているれいりとるうりんがいた「まりもさん、あんなに喜んでたのに…破棄なったんですか…」「はい。つちのさんもそこまで頑なにならずとも良いと思うのですが…」ゆるゆる事件後の会話をする二人はしんみりしている「そうですよね! まりもさん良い所たくさんあるのに、つちのさん一体何がダメなんだろ…」「こ…
✚残055話 ルイの帰還(3)✚ † † † † † そしてそれからまた数日後、ついに城内が尋常じんじょうでないほどにざわめき立つ瞬間を迎えた。 城に住まうありとあらゆる者が出迎える中を、帰って来たのだ。あの男が。 けれどエルフェリ
推測は仮説に近いニュアンスかも知れません、状況から先を予測する手法と言う事・・あれこれ考えるのは小説のお約束 ミステリー系なら要勉強が必要になる推察
「先日はお世話になりましたと!」「良くなったか、どしや」全体派幹部集合室入ってすぐ、どしやは床に正座をし深々と頭を下げている「して、肝心のかんこ君とはどうなった?」「………それが……ですとね…」机越しに体を這わせどしやを覗く一丁、いざないは椅子に座りどしや達を見、ただおは資料を整頓、まいちは窓辺の台に座って外を見ている。どし…
Dream21.拒む愛妻 さてさてこれは一体どうしたことか。 あたし、ちょっと邪魔者みたい? ――そんな状況。「帰りましょう? ミル」「……嫌です。ここにいます」「なぜ? ここは夢魔が作り出した偽いつわりの世界ですよ?」「……」 リュイの
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る田舎の母から電話がかかってきた。ずっと入院していた父方の祖母がとうとう亡くなったのだ。もう103歳だったから、立派な大往生である。本人も満足だろう。私が受話器をもったまま黙っていると、つづけて「葬式に出られるか」ときいて
✚残054話 ルイの帰還(2)✚ 以前ちらりとレイフィールのドールにそのような話を聞いたことがあったが、それよりもなお計り知れないようなことが、日常的に繰り返されていたとかいなかったとか。 だからあのような結末を迎えたにもかかわらず、ド
アラバスタ編ですって? O先生のセリフを持って来るなとの声が聞こえるのは錯覚・・無双してイージーモードだと感動は呼べない 盛り上げていくのが仲間だろうが!
Dream20.勇気の食卓 温かいスープが身体中にゆっくり染み渡っていった。 リュイ特製の優しくて美味しいスープ。 私とセシルドがお腹を空かせて帰って来てもいいようにと、あの後すぐにリュイとクライスで作り始めたのだそうだ。 だが……。「ク
後日、報告会「尋問した話だと、沼の中にまだ異物がある可能性が高いと言う事だ。あの沼を一度進入禁止とし、再調査する事になった」視聴室に集まった全体派を前に、Tが説明をしている「あの暗は大戦時雇われ兵として新地に赴き、例の異物“ラティオ”が使用される所を偶然見かけ沼地に落ちたそれを何年もかけ手に入れたと言う」 大戦時、例の暗人が沼付近にいた時に
(蓋開けたらすぐアンジェル…蓋開けたらすぐ……) どきどき段取りを忘れない様頭で繰り返し、箱を床に置くと素早く蓋を開けた パカ「アンジェルサラス!」 じゅっわっ『~~~~~~~』 集中的に法を受けた宝石から蒸気が噴き出した『あつっ ぐぎやあああああ…
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る人が最期を迎えるときの姿は、その人がどんな人生を送ってきたかを物語る。生き方同様、人にはさまざまな死に様がある。そこにはそれぞれ、その人なりの美学があるようだ。私の祖父は70代半ばで亡くなった。当時としては早いほうでもな
人は未来を知ることができない。 そんな便利な能力が備そなわっていれば、こんなにも荒くれた世の中にはなりはしなかっただろう。 けれどまた、人間とヴァンパイアが共存をしようなどという方向にも向かなかったかもしれない。 結局は、なるように
Dream19.動き出す黒の月 「消えろ、そして出いでよ。我の声に従え。黒の光よ」 夜空に手が伸ばされる。 「やめろ……やめろやめろやめろッ!」 冷え切った鉄格子を揺さぶる音が耳に痛いほど響き渡る。 「全てお前のお陰だぞ? もう手遅れだ
不快感をもたらすのが一般的な理由かと思われます、それが検索禁止のワード・・ところが人と言うのは歯向かいたくなる勢が一定数存在します、必ず調べ出す。
エルフェリスはそれを慎重に聞き取っていく。 「あの男とは……庭園茶会の日に城の外で出会ったの。黒いマントで身を包んだ、恐ろしいくらいに美しい男……。その後はまるで魔法に掛けられたようにロイズ様の名で手紙を書き、それを適当なハイブリッドに持
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る友人の父親の宗介さんは、今年85歳になる。戦争で胸に敵の弾を受けてしまってからは、彼はずっと片肺で暮らしてきた。それでも大して不自由もなく、特別な病気もしてこなかった。ところが最近、かぜをこじらせてしまった。症状がなかな
Dream18.眠れるリュイの妻2 「みんな……心配してるのかな」 涙が止まった代わりに、そんな言葉が無意識に口を衝つく。 「してんじゃねぇの?」 誰もいないと思っていた背後から声を掛けられて、驚いた私は振り返ると同時に身構えた。 が
ファンタジー戦記ですのでキャラのセリフを多めに設定してます、感情移入させよう取扱説明書のような長々した地の文を用意すると今の若者は離脱します テンポ重視
「……カルディナ……?」 そしてそっとその名を呼ぶ。 返事は無かった。 てっきり自分の姿を見て掴つかみかかって来るとばかり思って内心身構えていたエルフェリスは、反応を見せない声の主を訝いぶかしんで、回廊を照らす小さな松明たいまつを手に
すっ ピタ 間にジンホウが入ると寸前で拳が止まる「ちょっとは期待したんですが、やはり無理ですね」ジンホウを見るインは目を見開き、体が震え出す「どう言う事だ…」 〈この辺ボロボロ…〉〈プリセプス、中にはまだ入らぬ方がいい〉 れいりとディックが場内へ入って来ると、腐食した床を踏まない様にして皆の所へやって来た
―――――――――はぁーーーーー、 外に出て、思いっきり息を吐き出した。 見えていない筈なのにその息に、 たくさんのことばが色んな大きさを持って、 含まれているみたいに思えて、 舌打ちをして地面に落ちたそのことば達を脚で踏みつけた。 そして上を向いて、空気を吸い込む。 何度も、 何度も、 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺、演技下手糞すぎるな、」 なのにアイツは気づかない。違和感は薄らとあるんだろう。そりゃあそうだよな。 ふと、 この中庭に面した、アイツの居る、2階のベランダ窓に眼を向けた。 ちらりと過った影。―――影。影か・・・・・・、 俺は息を吐き出す。云えない言葉を、 アイツ―――…
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る施術の仕事を始めてからというもの、他人の人生の最期に立ち会う機会が多くなった。その度に胸が引き裂かれる思いにおそわれて、「もうこんな仕事なんかやめてしまいたい」と何度思ったか知れない。先日も、友人の近野さんのお母さんが、
Dream17.眠れるリュイの妻 南の国は他の国よりも陽気で、ほんのり太陽の香りがする美しい国だとリュイが言っていた。 自分の故郷だからそう思うのかな、と。 いいや、彼の言葉に偽いつわりは無いと思う。 人も気候も暖かいし、私の世界と
キャラクター設定を文字に起こし舞台設定を詰めて、流れをプロットとしてシナリオを整える(´・ω・`) ぶっちゃけると短編でいいので第一話の作成 土台を少しずつ発展させていくと続く
「ちょ……っと?」 今の今までの緊張感はどこへやら。 突然のロイズハルトの奇行にエルフェリスは成なす術すべもなく、ただただひたすらに動揺した。 けれど当のロイズハルトはそんなエルフェリスの反応を楽しむように、何度も何度も首筋に指を這は
「…ソルム? レオに言われたか?」「いざないはプリセプスの半分従者故、手助けは必要だと判断した」「そりゃ……ども」「インクイジトレムを倒せば良いのか?」「待ってくれ! なるべく戻る様に…インにケガだけは…!」「倒すより難度が高いな」不穏な言葉にギョッとした「副団長が攻撃しなかったのはそれでですか!?」「…
Dream16.悪夢の暴走2 「とにかく順番に話しなさい。左から発言を許す!」 呆れ顔のレアはこめかみに手を当てて二、三度首を横に振ると、まずはクライスを指名した。 すると彼はニヤリと笑い、なぜか悔しがるセシルドとリュイに対してガッツポ
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る田口さんの家にうかがうのは、これで4回目になる。初めてお目にかかってから、3週間が過ぎていた。私が行ったからといって、終末期のがんで余命幾ばくもない人に、何かできるわけではない。それでも、もう1回、もう1回と思いながら通っ
「尋問じんもんて……何を……」「それは言えない。ヴァンプにはヴァンプのやり方がある。だが……レイの尋問は決して甘くはない。カルディナが簡単に口を割ったところを見ると……それなりの事はしたのだろう」 その言葉に、一気に背筋が寒くなった。思わ
昭和20年8月15日水曜日。戦争が終わったその日は、世界のすべてが反転してしまった日、そして女たちの戦いが幕を開けた日だった。14歳の鈴子は、進駐軍相手の特殊慰安施設協会で通訳として働くことになった母とともに、慰安施設を転々とする。
キャラ設定は物語の展開に影響するため、プロットを書く前にしっかり決めておきたいもの(´・ω・`) 行き当たりばったりだと必ず書き直す事になります ゲーム制作についても同じよ
Dream15.悪夢の暴走 「おい! お前! さっさとオイラをココから出せ!」 硬い鉄格子の隙間から顔を覗かせてその少年は叫ぶと、両手で掴つかんだ冷たい金属の格子こうしを力一杯揺さぶった。 暗く冷え切った石の壁にガチャガチャと無機質な音