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「え?」パチクリ顔のれいり。れいりが入って来られたのは同じ派だったのでまりもが許可していた為だ「かんこさんの所にれいりさんがいます」「ウオルシルクリ…!」気付いたまいちがいざないに伝える 〈まりもさん、ソルムも入っていい?〉〈はいですぅ〉 すんなり二人が最上部の観客室へ進入 『レオ!! そこの…
「リーディアは? リーディアは無事なの?」 ただでさえ早い段階で背中に大きな一撃を受けていた上に、彼女もエルフェリスの傍そばで戦っていた。リーディアも同じように、さらなる傷を浴びせられてしまったのだろうかと、エルフェリスの瞳が不安に揺れる
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る私は気が弱いほうではないと思う。しかしどちらかというと、エエかっこしいの部類ではある。この性格のせいで、これまで何度、後悔するはめになったことだろう。大腸がんの下田さんのときだって、初めにはっきりと断っていれば、何か月も
Dream14.東の魔術師 夜が明けてすぐ私達は広場を後にし、再び街道を東の魔術師の元に向けて進んだ。 今日はうっすら雲が広がって、あまりすっきりとは言えない空模様。 私の瞼まぶたもあまりすっきりしない。 馬上ではクライスに支えられ
ざっくり2、3万文字でまとめるのが短編、6から8万文字なら中編、10万文字以上で長編一冊分が12万字前後です ステータスオープンとか、厨二の作文には言ってもムダです
ピ――― 「そこを動くな! お前達は包囲されてる」「衛兵!!?」甲高い笛の音に合わせ、衛兵が観客を取り囲む。衛兵に取り押さえられる者と逃げ出そうとする者で会場がごった返し騒然となった キャーキャー ワーワーワー 「助かった……つーか話がでかくなったな……」 衛兵かよ「ジンホウさ…
「カルディナはドールとしての行動を見誤みあやまった。速やかに血の契約を破棄し、処分決定までの間、地下牢獄に幽閉ゆうへいとする」「そんな……嫌です! ロイズ様……ロイズ様!」「私の客人がそれほどまでに気に入らなかったのか? しかし、一介いっか
*小説『ザ・民間療法』全目次を見るこの仕事を始めたころは、確かリラクゼーションを目的とした施術だったはずだ。それがいつしか、がんや難病といった、たいへんな症状の患者さんばかりがやってくるようになっていた。民間療法家にすぎない私のところに、そんな重病の人が
Dream13.凍える夜 それからしばらくして、壊れて行く手を阻はばんでいた橋が仮復興し通行可能になった。 足止めを強しいられていた旅人たちは一人また一人と街道に姿を消して行き、私達も慌ただしく出立しゅったつの支度を整えた。 東の魔術
その瞬間。 「リーディ……ア様、いらっしゃる……、の?」 幾分大きくなったその声に、エルフェリスとリーディアは顔を見合わせると、すぐさまアルーンが縛り付けられている木の裏側に回り込んだ。 そしてそこにいた者の姿を認めて、リーディアがそ
ゲーム制作、映像、音楽、またはライブの手配など あらゆる分野で責任者がいる・・普通はチームを組んで役割を決めてる 個人でリリースするなら全て兼任さw
Dream12.短剣と黒水晶2 「黒き欠片に還かえったか。華の命は短いものよ。なぁ……サキュバス」 男の目の前で揺れる天秤から黒水晶がひとつ、消えていた。 だが男は不気味に笑い続ける。 「キラか……面白くなってきたわ。ヒヒヒヒヒ」 冷
「コクレア」ポン 一丁達が話をしている間、後方で一体のメイドがカタツムリを出現させ、鍋を持つメイドが煮込んだ液体を飲ませている 「団長…殿……某…を早く…倒して…下さいと」 どしや執事が走って来て一丁に仕掛けだす「お主を倒したら元に戻るのか!?」 「……分かりま…せんと」 会話しながら一丁は器用に攻撃をかいくぐり、…
† † † † † 時が凍りついたように、エルフェリスもまた衝撃を受けて固まっていた。 「ロイズハルトが……禁術使い……?」 禁術はもはや伝説の中の伝説。知る人ぞ知る、忘れ去られた過去の遺物。 その術をヴァンパイアの中では唯一ロイズハ
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る下田さんが病院での治療を受け入れてくれたおかげで、やっと私も彼の大腸がんとの闘いから解放された。あのまま彼が病院での治療を拒みつづけていたら、私はずっと彼のもとへ通って施術をつづけていただろう。それでは、私のほうが先に
Dream11.短剣と黒水晶 目覚めた時に真っ先に瞳に映ったのは、酷ひどく心配そうな表情を浮かべたクライスとリュイだった。 そしていつも通りのセシルド。 「キラ……良かった!」 私が瞬まばたきを繰り返すと、クライスは長い溜め息と共に笑
† † † † † 慌しく居城内を走り回る者たちの足音が、静まり返った回廊に響き渡る。 先ほどから自室のバルコニーに立ち、泉の方角をじっと見つめたまま動きもしなかったレイフィールは、その騒音がさも邪魔だと言わんばかりの表情で、それでも何
そう、大手出版社の少年ジャンプが掲げているキャッチコピー! 少女にも読者は居る(`・ω・´) ブレない柱を持ったストーリーなら誰かしらの琴線に必ず触れるでしょう
「あいつとあいつ、暗の武器だ! 先にそいつらから!!」「分かった」起き上がるメイドを見てたいざないが二人に絞る「急所は」「…胸!!」 ブン ガッ! 振り回す棍棒を避け、一丁は武器を蹴り上げる「ダイヤ! 取られねー様に武器守っててくれ」メイドから放れて落ちた棍棒に一体のダイヤが現れ睨みを始めた。…
Dream10.武装女子の逆襲 ああ、ありがとう。 これも神のお爺ちゃんのお陰かしら。 なんて思うわけないけど、突然救いの手は差しのべられた。 黒い水を浴びたセシルドの身体がみるみるうちに元に戻っていったのだ。 自由を取り戻したセ
苦しい……。 誰か助けテ……? 私はここにいるのに……。 あア……ロイズ様。 助けて下サ……イ……。 「ねえリーディア。こいつらいつの間に紛れ込んだのかなぁ? 初めにいたのは確かにハイブリッドだったわけでしょ?」 アンデッドの群れを振り
*小説『ザ・民間療法』全目次を見るそれにしても、「左」というのはどこか不気味である。背骨は左にしかズレないし、背中の起立筋も左だけが盛り上がる。人の体の「左」に現れる異変は、何か不吉なサインなのだろうか。その不気味さそのままに、大腸がんの下田さんの起立筋
ヴォン 「部屋の一角か」「まずはどしやを探さねばならん」着いた先は明かりの無い薄暗い部屋。客間の様で高級家具がふんだんに置かれていた「いざない、どうだ?」「この部屋にいた事は確かだ」周りを観察するいざないはどしやがいた事を確信する 「お待ちしておりました」 「!!」「四名様ですね。…
残り五分からの逆転シュート! なにぃ!? これはキャプテン翼君もびっくり(゚Д゚) 追い詰められた時に、本領を発揮出来るかで勝負の行方が決まる土壇場
Dream09.夢の中の、夢2 「ふふふ。どう? 私のコレクションたちは」 サキュバスはそう言うと、噴水の上に浮遊したまま足を組んで笑った。 「何よコレ! 元に戻しなさいよ!」 反射的に柱に駆け寄っていた私は、石化したセシルドの身体に手
ワンドの先から白い閃光を何度も何度も放つと、それは瞬く間に大きく炸裂した。神聖魔法の中でも一番威力の弱い魔法ではあったが、それでもただのハイブリッドが相手ならば十分すぎるほどの威力を発揮した。その証拠に、閃光の走った後には無数の灰の山が積
Dream8.夢の中の夢 ――何が起きてももう驚くまい。 この世界は本当に不思議だと思う。 それがたとえ私たちの夢で成り立っている世界だとしても、だ。 独立したひとつの世界として存在するラルファールと、私の本当の世界を比べる事からし
辺りはいつの間にか大量の灰で溢れていた。わずかな風でもそれは砂塵さじんのごとく舞い上がり、宵闇よいやみの中を、灰色のベールで覆うように飛散しては消えていく。あれほど透明度の高かった泉も今や初めに見た姿を留めてはおらず、ゆらゆらと水面を漂う
キウド邸からほど近い高原に設置されたロケット型バンガローに到着すると、取りあえず休憩となった「中々良い所だの」 景色も良い!「私達はこのままのんびりしてて良いのでしょうか…」「どしやが出て来ない限り仕方ない」各々寛ぎ、一丁は目の前の景色に満足している。一人いざないはその場にいないジンホウを探しに違う…
これが私の原稿です、そう言うにはやはり1巻分は欲しい つまり10~12万文字が目安(´・ω・`) 往生際が悪い人だけが次々と投稿してる分野かと、短編では物足りませんぜー
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る下田さんがパートナーと暮らしている中目黒のマンションは、幸いにも私のアパートから歩いて行ける距離にあった。彼は平日は仕事に出かけているので、日曜の午前中に行って施術することになっていた。最初の約束の日、急ぎ足で歩いてみた
Dream7.夢魔 “ブレイブ” “ウィザード” “ナイト” そして“ヒーラー” どれも魔具使いの階級クラスを表す呼称。 この他にもいくつかあるらしいけれど、最も一般的なのがセシルドの“ナイト”なのだそうだ。 細かい説明を聞い
同じ目的を持って長年付き合いが継続してるなら仲間、ただしビジネスの利害以外で・・特定の話題だと盛り上がる友人関係 喧嘩をしても乗り越えていけるなら親友です
しかしその間にも残った男たちは次から次へと襲い掛かってきた。 このままではリーディアの負担は増す一方だと悟ったエルフェリスはふらつく頭を何度も振って、それから肢体したいに力を込めてワンドを杖代わりに立ち上がる。一瞬目の前が真っ暗になり身
――マルー バサ「はい、キウド伯の資料です〓」 10㎏近くの資料を机に置くと、それぞれ手に取り見始める「嬉しいなぁ♪ いざない君が力貸して欲しいなんて言うもんだから、ありったけ用意しましたよ〓」 アハ〓「……」ご機嫌なジンホウにいざないは遠い目「何度かお見かけしましたね、僕はジン…
――かんこ邸 「あいにく妻は巡業中でして、私しかおらず申し訳ない。さっ 楽にしてお茶でも召し上がれ」和やかに微笑むかんこ家の主人は、やって来た五人を対面するソファに促しお茶を勧めている「はい、頂きます」普通に対応しカップを持つただお。後ろに用意してもらった椅子に腰掛けたどしやは、ただおを真似てカップを持つが慣れてない事もあり手元が震えて…
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む大腸がんの手術を乗り越えて、須藤さんが無事に退院した。ところが元気ではあるものの、まだ排便がうまくできないのでとまどっているようだった。「そりゃ腸を切り取ったんだから、ムリもないヨ」といって励ます。お医者さんからも、時
Dream6.魔具使い 村人たちの会合をある程度見届けた後、私たちは急いでセシルドが待つ宿屋へと戻った。 ものすごい剣幕けんまくで部屋に飛び込んだ私たちとは対照的に、セシルドはリュイの伴奏に合わせて下手くそな歌なんか歌っちゃってた。
英国の哲学者ホッブズが提唱した言葉、そんな小難しい事は知らんがなが一般的・・要するに放置しておくと勝手に争いごとになるからルールを作れとか云々だ
「うぐっ?」 リーディアの行動が理解できないのか、男は初め訝いぶかしげに顔をひそめていた。だがすぐに膨張した花びらを鋭い牙が掠かすめると、男の口から大量の血が溢れ出した。 エルフェリスから吸い取った赤い血が。 リーディアはその時を見計
リアル店舗を持っていない同人活動をしてます、イベントと言ったらコミケ一択!(´・ω・`) 残念ながら薄い本はやっておりません・・・元々はゲームなんだよなぁ
Dream5.黒の胎動 赤き月よ、出でよ。 そしてこの大地を染めてしまえ。 白き月などもはや不要。 我れが望むは黒の月なり――。 どこかで何かが妖しく蠢うごめいていた。 地底なのか、はたまた地上なのか、それすらも分からないい暗い
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む大腸がんの手術を間近に控えた須藤さんは、入院準備だけでなく、入院で不在中の仕事の段取りなどもあって、けっこう忙しそうだ。忙しくしていなければ、不安な気持ちに押しつぶされそうなのかもしれない。そこにあるのは、がんそのもの
破産寸前でーす、言いながら汚らしい部屋を曝してグラボを大量購入するデブ!恐らく一番ブームだった時の動画 違う、再生数を稼ぐ為のネタだよ奴の場合は
「しかし俺たちも見くびられたモンですよね、まさかドールなどから指図されることになろうとは」 この場の緊張感とは正反対の軽さを含んだその声に、リーダーらしきあの赤目の男は大きく欠伸あくびをしながら面倒そうに同意した。その言葉に、エルフェリス
Dream4.その名で呼んだらブッ飛ばす かくして最初の目的地は決まったワケだが、同時に私はぐうぐうといびきをかいていた。 しかも夢の世界にいるというのに、ご丁寧にもまた夢を見ていた。 そして朝。 いつもの如ごとくでなかなか起きない
映像作品やゲーム、土台となる台本はシナリオライターによって制作されています・・分業する場合はコミュニケーション能力も問われるのでキツイ 私は非専門で
ガラッ!「団長殿!! 某に力を貸して頂きたい!!」 恐怖をはらみ血相を変えた『つちの どしや』が扉を大きく開け全体派幹部集合室へとやって来た「どうした? 力仕事か?」「これを読んで下さいと!」震える手で一枚の手紙を一丁に渡す /////////////////////////////////////////////////// かんこ まりも嬢はキウド伯が…
「二人とも殺して良いと言われているんでね」 男の中の一人がそう言って、白い牙を覗かせた。 「誰の差し金ですの……」 そんな中、ようやく息を整えたリーディアがゆらりと立ち上がり、エルフェリスを庇かばうように一歩前へ進み出た。 満身創痍の
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むテレビ局でプロデューサーをしている河野くんから、「日本に帰ってきたヨ~」と連絡があった。彼は私が特殊美術の仕事をしているころからの仲間で、今でもわりと頻繁に行き来している仲良しである。彼は番組のロケで、しばらくの間、