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――猛獣区域 「さすがに猛獣相手は大変です」威嚇して襲ってくる猛獣に典型派も息を切らし疲れていた だだだだだ 左奥からやって来た拘束されてない混ざり数人にイソネとハギがハッとなる「おきまりさんっ 地下の人です!!」「!」猛獣相手をしていたのの子達が振り返り駆け付ける頃、混ざり達はケンタウルスの様な半獣の変化をし法を…
*ネタバレなし*外国人との会話で困ったときは、天気よりも海外ドラマの話題を!アマゾンプライム、ネットフリックス等で人気のドラマを観ている外国人の方が多く、かなり盛り上がりました。英語の勉強にもなり、話題の引き出しにもなる海外ドラマ、おすすめ
*ネタバレなし*外国人との会話で困ったときは、天気よりも海外ドラマの話題を!ネットフリックス等で人気のドラマを観ている外国人の方が多く、かなり盛り上がりました。英語の勉強にもなり、話題の引き出しにもなる海外ドラマ、おすすめです。今回は長編の
「大体捕まったか」 「ええー」「取れない!!」「キィー」 この場にいる全員の捕縛を終えるといざないは大きく一息。身動きできなくなった女達は喚いてパニックになっていた「後はレオが正気に戻れば…」れいり達を見たいざないは、その後ろを見てハッとなる「ソルム!! レオを戻してくれ!!」「お…おい」
「……」三帝柱は目の前で横になる人物を口を引き締め食い入る様にガン見「セリヌル! 忘れたの!? 我が父は『魔性は破滅をもたらす』と言ってた事を!!」「で…でも」「いい事!! まだ眠ってるうちに外に連れてお行き!!」柔らかなベッドに横たわる麗しき姫王子(まいち)。眠りから目を…
又々八つの入口に戻って来たいさい、れいり、ソルムの三人。れいりは前屈みになり呼吸が荒い「嬢ちゃんにはちときつかったなあ」「……はい」 はーはーいさいはれいりを見て困った様に笑う。ソルムは心配している「今の道が爬虫類で入口出口セットだな」 カシャ
「あれ?」れいり達は明るくなった場所に来ると既視感を覚えた「最初の入口に出た…八つの入口…」出てきた入口を見直し立ち竦む 「嬢ちゃん、無事だったか」 「博士! 良かった……ジンホウさんといざないは?」端の方でしゃがんでたいさいに気付き安心するも一人だけいた事に疑問「それが俺だけまた別に落とされて違う場所行ったし」
――王の部屋 天蓋付きの豪華なベッドに周りの家具も高級品で埋め尽くされ、地下であるにも関わらずキラキラと眩い光を放っている(あの混ざり共、おれを王にしてどうする気だ?)ゴロンは三帝柱からこの部屋に連れて来られると、暫くその場で突っ立っていた「ま…まあ、王になる資質はおれにはあるにはあるが…」 うんうん
一行は通路とは違う空間に到着すると眼前を見つめ立ち止まった「これまた多いですね」目の前には整然と並んだ沢山の入口と、端っこには山積みされた小石がある「プリセプス、入口は何個見える?」「……八個だよ?」ソルムに言われ素直に数える「だそうです」 皆同じです「ししょーは…」…
三時間半前 「どこにあるのかのぉ〓」一丁はくんくんと鼻を鳴らしどんどん奥へ進んでいく(あの程はどこまで行くんだ?)進む事を止めない一丁にゴロンはやきもき(何度ここは!?)いつの間にか草が消え洞窟内へと入っていた。その先には入口が沢山あり、一丁は迷う事なく一つの入口へ歩いて行く たたっ 見失うま…
「博士は冒険家と言ってるけど、本当は発明が専門なんだ」「そうなんですか」いざない達が見えるくらいの距離を進むジンホウとれいり「自分に必要な物しか作らないから、今みたいに欲しいと意思表示しないと協力してくれないけどね♪」 〈いざない、ペース落とすし!〉〈これくらいついてこい!〉 「へえ~」「いざない君の眼鏡作ったのも…
「あいつらはここ数日姿を見せなくなった。今までは三日にあげず現れていたが」「……」再度ビイスの所にやって来た五人に広場にいたカウザが伝える「警戒されちまったか…」「次現れるのは当分先になりそうですね」気付かれた事にいざないは厳しい顔「仕方ねぇ、奴らのアジトを見つける方に切り替える。少し経ってから様子見に来るさ」「分…
――マルー 「ししょーには伝えた。俺達は再びビイスの所へ行く事にする」「よろしくお願いします」いざない達は混ざりを捕まえた後マルーに戻り報告していた。次の目的を告げた後それぞれ休憩する為に一旦部屋へと向かうが、ふといざないが足を止め難しそうな顔をする「どうしたのいざない?」「ビイスの所来んのはあと三人だ。その前にジンホウ連れ…
船着き場に到着すると、降りて来た典型派は見知った顔がいた事に気付く 「ミオカさん!」 「イソネか。のの子も久しいな」「べし!」かつてイソネの上司だったミオカは船着き場から降りて行く人達を確認しては眺めていた「警備隊がここまで来ると言う事は何かあったのですか?」「警備隊抜きで自分一人の行動だ」「?」「隣の…
――ウフビスーブテラ(地下都市) 「プロドゥとイクセスはまだ帰って来てないの!!?」程で言えば見た目五十代の女三人が、前に並ぶ若い衆と話し合いをしていた。一人の女は腕組みしキリキリしていたが、他二人は化粧をしたりのほほんとしている「入った所まではいたんだけどね」「ビイスに散り散りにされました」「プロドゥの事だからイクセス連れ…
――二日後の夕方 ザッ 視界がはっきりしない暗闇と薄明りのさなか、頭巾を被った数人が現れビイスの敷地内へと侵入してきた。途中、待ち構えていたビイス達に遭遇。棒を振り下ろされると避けた混ざり達がそれぞれ別れて散っていく「……!」 はっ一人の混ざりがビイスを見てある事に気付いた「まちなさい! …
――五日後「うれしいですねぇ」幻獣の森入口では明るく陽気な声が響いていた「まさかこんな早くに又ビイス君達に会えるとは」「…頼むから邪魔だけはすんなよ」「分かってますって〓」いざないは面倒くさそうにジンホウを見ている「…大丈夫かなぁ。十人くらいいるんでしょ…捕まえられるかな私……」マルーの仕事と聞いていた…
派長室へとやって来たいざないは、扉を開けて入ろうとする人物に目が留まる(のの子?)のの子が室内へ行くのを廊下で待った 「?」のの子は中に入らずドアノブを掴んだまま動かない「どうした? のの…」 「ポンポン頭!?」 むっさ険しい顔で中を見てるのの子の陰からいざないが様子を窺うと、変化世界の若『てんしん くいだ』と他…
「やはり風が出来た当初からいる幻獣はいませんね」「…うん千年も生きてる奴いねーだろ」五つめの幻獣訪問が終わり森を歩く五人がいる。ディックとれいりは陽気にルンルンしているが、いざないはぐったりしていた「これでダメなら一旦止めねーか? 喜んでんのあの二人だけだし」「そうですね。かれこれ二十日ですし、別の方法を考えましょう」 「じ…
細井和喜蔵の『工場』と『奴隷』を立て続けに読んだ。最初、『奴隷』を読んだのだが、『工場』がその後編とのことで、最後、主人公はいったいどうなるのか気になって仕方…
濃艶派改め“優美派”が新たに誕生した。能力等考慮の末、選挙で決まった“ヒドウ エダ”を代表リーダーとし、他は今まで同様サブリーダーとして落ち着く事になる 〈幹部集まり会に行けない…〉〈はあ…〉〈まいち様〉 まいち狙いで頑張るも落選した三人はがっかりしてぼやいている。トリ マツリに至ってはとにかく鍛錬なのでどうでも良かったらしい
バチッ! 「え?」 シャッ カチ!! ダイヤと鎖は怒り目になりジンホウの前とソルムの前に位置して睨み合いに。ダイヤは横に整列し、鎖は四角に組み合わせ盾の様になっている「ダイヤ君と鎖どうしたの!?」双方戦闘態勢に入り身構えた「……」 じっ
読む:リバー・奥田英朗著//10年前の2名全裸殺人事件が再び襲う
奥田英朗著「リバー」を読みました あらすじ 同一犯か? 模倣犯か? 群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見! 十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。 かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。 娘を殺され...
「大量にあって驚いた……ミヨシかなり置いてったんだ」両手にアイドルグッズを持ち客室へと向かうれいり。同じく客室に来たいざないがれいり達を見かける「ま…明日家に置いてこよ…」「御意」「…ん?」ふと立ち止まり考えた「おソノさんほとんど帰って来ないなら家戻ってもいいんじゃ」 カチャ 「もうしばらくこ…
「いざない! ようやっと出られたか!!」「…お騒がせしたっす」全体派集合室に現れたいざないは、入口で深々とお辞儀した「なに、お前が元気なら何も言う事は無い」部屋の真ん中で一丁は満面笑顔「夕飯は美味い物を食いに行こう!!」「予約してきます」「頼んだ」「最近ずっと外食です。栄養偏りますって」まいち…
胴体部分をガッチリホールドしたれいりは怖い顔で笑う「てめっ 罠に嵌めたな!!」「どうしても捕まんない時はこれが一番だって♪」 アハハハハハ「~~~~」大笑いするれいりに言葉が出ない。れいりはジンホウの助言の元、予め洞の上に立体映像で現れる装置をセットしていた
「お願いね」『キャン!』れいりの装備袋を背中に置いたモコモコは、小さな足を前後に動かし奥へと走って行った 「よし!」 足を肩幅に広げ腕を伸ばしストレッチ。大きく深呼吸すると眼前の森を見据えた わしゃわしゃわしゃ…ボフッ 「…お前等マジでこれ気に入ってんのか!?」 くく…<…
「るうりん!」派長室へ向かう途中、歩くるうりんを見つけたディックがやって来た「又しばらくマルー来られなくなるんだ」「では、探しに…?」「うん」 「れいりは幻獣の森でレオに会う為散策するって」「……いざないさん、そこまで何かを抱えてらしたんですか…」「…そうだね……」眉が下がりしゅんとするディック
――二日後 「れいり君、調子は」「大分良いです」まだ本調子で無いれいりは元気が無いものの、クマを膝上に置き上体を起こしていた「あの……いざない」暗い表情であの日の出来事をジンホウに語り出す「何年かして何もかも忘れる事が出来たら戻って来るって言ってました」「…モルス・トラディスは」「やりました」…
「分かりました。もうしばらくかかると団長には伝えておきます」「すみません。よろしくお願いします」言伝を受け歩いて行くまいちの背を深々とお辞儀してれいりは見送った (いざない、許すまじ!!) 鬼の形相をしたれいりは握り拳に力を込め怒りに満ちている「やはり血筋か。もう一人のプリセプスと似てる所がある」「!?」
ヴォン (よし!)幻獣の森に再びやって来たれいりは、気合を込めて奥へと歩いて行く「パグちゃ…えと…いざない何処にいるか分かるかな?」木の枝に捕まりワチャワチャしていた子レオ達がれいりの声に反応しぴょんと飛び降りると走って行った。れいりは後を付いて行く『くーん』「ありがとう」数匹が片足を浮かせ向こうを差す…
しゅ~ 投影は消えた「…幻獣レオは温厚な性格です。帰りたいと言うと素直に帰してくれる筈ですが」「私はすぐ帰して貰いました」疑問を持つるうりんは右手に頬を当て幻獣レオの性質を語る「ただ彼らは感情を読み取ります。心に傷を負ってたり悩みがある場合は傷が癒えるまでその場から出そうとはしないのです」ディックもるうりんの話に顔を上下する<…
――さらに一週間後 「いただきまーす〓」テーブルの上には良い香りが漂うクッキーが並び、早速ディックは一枚頬張っている「れいり君も大分落ち着いて来ましたね」「はいっ 皆さんのおかげです」ディックの部屋でジンホウ、まいち含め五人のお茶会が催されていた「最大の難所も今ではここまでに♪」 〈ありがとうございます〉
「…」実地終了後の買い物帰り、れいりは部屋のドアノブを掴みながら、ふと隣の部屋を見た(一ヶ月以上なるけど、いざないとこんな長い間顔合わせなかった事ってあったっけ…?) 何かしら会ってたもんなぁ (おソノさんはしょっちゅうだから別にいいんだけど)見かけないいざないを自分なりに推理しドアを開けて部屋に入って行く
れいりとソルムは両手一杯に街で買って来た袋を抱えディックの部屋へと入って行く 「ソルム! 最初はこれとこれとこれね。これはこーして」「…御意」 カチャ 「これからソルムさんの償いですか?」「うん〓」聞きつけてジンホウがやって来た。ディックは拳を作り入口近くでワクワクして待っている「終わったらこっち来て…
「どうぞ」「あ、すみません」まいちがれいりの荷物を持って来て渡す〈ダイヤ君、ありがとう〉 シャッ館内から出る準備をしてる際まいちはれいりの手首を見ている「赤いですね」「あれ…ほんとだ」左手首が擦り傷を負った様で赤くなっていた「床に擦ったみたいです。これくらいならすぐ治…
《百年》 (…今は静かだけど、お昼後かぁ……今のソルム、何でもありだし…どうしよ……)講習が終了してもれいりは席を立たずにソルム対策を考えていた「れいり! これからコスプレコンテスト見に行くけどどう?」「へ?」ミヨシが派手なビラをれいりに見せる「アイドルも誰か分かんないけど参加するんだって〓」「これは行かないとです…
二時間休憩《百六十年》 「では、僕達は陰ながら見守ってますので」「二人共ファイト―」「はい!」二人の応援を受け、れいりは元気よく返事。しかし後方でソルムが近づいている事に気付かない「…やはり掴むのが一番良いか」 ハッ ばっ 気配に気付き急いで距離を取る「あ…あぶな…」「……
ガシ 「戻るぞ!」「今良い所なのにー」ジンホウの腕を掴みぐいぐい引っ張るイン「お前はしばらく自分の目の届く所にいるんだ!」 少し目を離すとこれだインの力に抗えないジンホウは困っている 「外にディックがいるなら問題ない」 ギョッ! ソルムが美しさを保ったまま近づく気配を…
――次の日 「れいり!」 「おはようございます」扉を開けると待ち構えていたディックがニコニコと出迎えた「できたよ!」「……これは、シール?」「うん〓」パッと見ブローチの様な立体感があるが触ると平面になっている異物を受け取った「アクセサリーの陰にでも皮膚に直に貼り付けて」「はい」言わ…
――三日後「ソルム、波長室行っていいかな」「御意」扉を開け、普段着のれいりはふいとソルムを見た 「………~~」ガチコン 五メートル近く距離を取り両手両足を大きく広げ固まってしまう「悪化してますが、どうしたんですか?」「ジンホウさん!」久々にやって来たジンホウがれいりの変さに訊ねている
「ありゃ、観光船か? ずっと止まって煙出してるが大丈夫なのか?」朝の変化界。空を飛行する船を見つけたいさいが双眼鏡で眺めては心配している「おっ 動き出した」 なら良いんだ停止していた船が旋回し動き出したのでホッとした(…あいつらの船か…目立つ動きをしている。一緒にいなくて良かった)同じく上…
ガン! ガンガンガン バキッ ゴオオオオオオオ 何度も足蹴りを繰り返し扉が落下すると、突風が船内に入って来る「ずい分手こずラセタ!」鼻息荒く必死で頑張ったプロパガショネムは、外に出ようと出口際に手を掛けた 「まちやがれ!!」 「と言われて待つ奴がいるか、アホダラ!!」プロパガショネムは笑いながら飛び出し…
ビリビリビリビリビリ 動かなくなったプロパガショネムは纏わり付く痺れを受け俯いていた「僕はふる氏の所へ行きます」「戦人はとんでもねー奴しかいねーな」 えらい目にあった…いざないの眉間に皺が寄る。回復は当分先かもしれない「二人! そいつ見張ってろ、着陸させて来る」「はっ」何でもバ…
軽く痺れる手を押さえ、いざないは何も無い部屋の中を警戒しながら見回している。『カチ』と言う音がしカベのパネルがスライドすると無数の穴が出現した ブシュウウウウ 「!!」穴から大量の煙が噴出しいざないに噴きかかる「ヒャヒャ…」窓で観察してたプロパガショネムは煙で充満した部屋を見て歪んだ笑いをしている「できた…あたしゃ…
ウィン ドサドサ! 後方の大きな音にNo.10は計器を見るのを止めて振り返る「あんたは程…コルチ団だな」見張りとして立っていた暗人が床に倒れいざないと兵がそこにいた「んで、人質か」暗人はアドとオフィによって拘束される「何処に向かってんのか知らねーが、停止だ! 妙な動きしたらあんたも縛る」 ガタッ「…お願いしま…
「……あの………ソルム?」〈えーと……んーと…これって…特訓であったから…あれ? ディックさんで…〉今の状況が飲み込めなくなりこの前の出来事を振り返り始めた 「プリセプスを 失うかと思った」 前の主を失ったソルムにはれいりの大ケガは精神的に大きなダメージを負っていた。ソルムは沈痛な面持ちでれいりをしっかり包みとても辛そうだ …
マルー、夜中 パチ 「れいり、起きた!」「ディックさん…ソルム…」目が覚めたれいりは、側に寄り添うディックとソルムを見る。頭はボーっとしているが、最後の記憶を辿り何故自分が部屋にいるのか考えた「…私…Mさんの前に出て……」「そう! 大ケガして倒れちゃったの」「……」椅子にはれいりの装備袋が乗っ…
「飲んだわね」「ええ」空のグラスをテーブルへ置いた「じゃあ答えなさい、本当にあなたは誰にも言ってないの?」「言ってません」「マルーとの繋がりは?」「仲介者です」「名前は?」「ジンホウ…ジンと言って下さい」尋問に詰まる事なく答えていく「あなたの名前は?」「ベスで良いわ」