メインカテゴリーを選択しなおす
捨てられちゃうのかなぁ。飛べないよねぇ。もうとっくに、飛び方なんて忘れちゃったし。飼いならされた小鳥はさぁ、どんなにあの空に憧れてもね。ガゴの中がお似合いなんだよ。 小さく笑って彼が云う。 彼の眼は、なにを視ている? カゴの中で哀しそうに揺れているあの小鳥? それとも、 硝子に映る自分の姿。 飼い慣らされた小鳥は飛べない。 藻掻き抗い叫ぶことすら諦めて。 ゆるゆるとその生暖かい世界に首まで浸かって。 翼の意味など、とうに忘れた。 あんなに憧れて焦がれていた光の世界は。 結局は彼をただ摩耗させるだけで。 なにもできない俺はただそれを黙ってみていることしかできなくて。 飼い慣らされた鳥は飛べない。
ロミオとジュリエットの恋の行く末は、 ほんの少しの掛け違い。 だけど、それを莫迦だなぁと、笑い飛ばすには重すぎる結末だったよね。 十蒼さんと、 時雨さん。 あのふたりは、どうだったんだろう。 あのふたりは、どうなるんだろう。 あのふたりの、終着は―――、 本当のところはわからない。 僕たちにはわからない。 どっちが先だったのか、 どっちがきっかけだったのか。 わからない。 わからないまま、僕たちはただ、 ただ、・・・・・・、 結末だけを、見せられている。 ううん、そうじゃない。まだ、終わってない。これは結末なんかじゃ無い。 そう、まだ、終着じゃない。まだ、続くんだ。
―――――――――はぁーーーーー、 外に出て、思いっきり息を吐き出した。 見えていない筈なのにその息に、 たくさんのことばが色んな大きさを持って、 含まれているみたいに思えて、 舌打ちをして地面に落ちたそのことば達を脚で踏みつけた。 そして上を向いて、空気を吸い込む。 何度も、 何度も、 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺、演技下手糞すぎるな、」 なのにアイツは気づかない。違和感は薄らとあるんだろう。そりゃあそうだよな。 ふと、 この中庭に面した、アイツの居る、2階のベランダ窓に眼を向けた。 ちらりと過った影。―――影。影か・・・・・・、 俺は息を吐き出す。云えない言葉を、 アイツ―――…
赤い糸。 絡まっちゃってこんがらがっちゃってさ。それでも、 もうひとつの端は、運命の相手に結ばれているのかなぁ。 ねぇ? 運命の相手って誰れが決めてるのかな? カミサマ? ねぇ? じゃあ、 いまこの手首に巻いた、紅い、布。 かなしい。 うれしい、 ふたりを繋いだこの。紅い布。 解けることのないように、きつくキツク縛った。 知らないカミサマが勝手に繋げた細い見えない糸なんかより、ほら、 ふたりで互いに結んだこの布の方が確実だよね。愛なんて恋なんてそんなモノ知らないけどさぁ。 夜の海は静かで黒くてうつくしい。
石畳をゆっくりと踏みしめながら深い呼吸を繰り返す。 静かな空間に俺の呼吸音が吸い込まれていく。 なにを話そう。なにがNGだったっけ? 考え出すと頭ん中がぐっちゃぐちゃになるな。あー。もう、こんな悩むの性に合わねーんだよ。 玄関に立ち、無意識にインターフォンを探してしまった。そういえば無いんだったっけ。 扉に手をかけると難なく開いた。不用心だなって思ったけれど、訪問時間伝えてるし、そういやモニターでチェックしてるんだったか。社長が云ってたな、セキュリティは万全だって。 それに、ここで声を出しても。応える者はいない。そう聞いている。 靴を脱いで中に入って周囲を見回しながら歩く。 天井が高い。 静か…
正直まだ迷ってる。 迷っているんだよ俺は。俺らしくねーよなー。って、自分に呆れるくらい迷ってる。『アイツ』のことだからなんだよな。俺も相当なんだよなぁ。 そんなこと考えながら石畳の上を歩いた。 まるでエアポケットだなこの場所。本当に静かだ。 周りを見回す。あの背の高い木たちが音を遮断しているんだろうか。 ・・・・・・ここには、何度来ることになるんだろう。「――――――まだ、・・・・・・信じらんねーんだよなぁ」 その呟きに呼応するみたいに周囲の木々がざわわと揺れた。「考えたって、しょーがねーんだけどさ」 風が吹く。俺は息を吐き出した。「社長(かーちやん)も頑張ってくれてるしな」 マジで。小っちぇ…
皆さん、病んだことありますか? わたしはしょっちゅうです 皆さん、子育てしてますかー! ブログ ショート バージョン(blog short ver) こんばんわ、迷答座布団ブログの運営をしている ざぶ(@meitou_zabuton)です。
腹の底から息を吐き出す。 躰ンなかに、なんかイヤなモンが混じっている気がするから。 だから俺は、下を向いて息を吐き出して、足で蹴って、それを散り散りにして。 それから上を向いた。 周囲を背の高い木に囲まれて空が丸くくり抜かれて見えた。まるで深い穴の中から、届かない空を見上げているみたいだ。 青色の中を、掠れた雲がゆっくりと流れていくのを眺めていたら少し呼吸が楽になった。 寄りかかっていたバイクから躰を離して、改めて周囲を見回す。静かだな。ここがほぼ都心だなんて嘘みたいな静けさだ。 しっかしこんなところよく見つけたよな。 苦笑しながら歩き出した。
しあわせだった。 だからこわかった。 永遠じゃないから。 永遠なんて無いから。 変わらないものなんてない。 終わらないものなんてない。 だからぼくは、 このしあわせの終わりを見たくなかった知りたくなかった。 なのにぼくは、 このしあわせの、永遠を願った永遠を信じたかった。 きみのあなたのまっすぐなことばに、 あなたのきみのまっすぐなこころに、 縋りたかった。 だけどぼくは、 ぼくは、ね、 ぼくは、 ・・・・・・疲れちゃったんだよ、 ぼくは、 ぼくは、――――――こわいんだよ。いまでも、 ねぇ、いまでも怖くてたまらない。だから、――――――――――――
だめダネ⋯⋯ これは私の前のブログの名前ですが 今まさにだめダネ状態。 夜になるとどうしようもなく辛くなる時が度々あります。明日は朝から予定があるのに眠れないつらいт т ○にてぇな〜とか思いながら必死に自分の高まった気持ちを落ち着けようと色々試します。 春から本当に専門学...
愛を知らず、家族も居場所もなかった男。ヒモ同然の生活で、女絡みのリンチを受け、気づくと見知らぬ男に介抱されていた。「兄ちゃんに心配かけるなよ、護(まもる)」。薫(かおる)と名乗る男は、なぜか自分を死んでしまった弟の護だと思い込んでいるらしい!?戸惑いつつも薫と過ごす優しい時間で初めて自分の居場所のある安らぎを感じ、偽りの弟のまま薫のそばにいることを決意して…。 『マザーズ スピリット』で初めてエンゾウ作品に出会いまして、 良いラブをたくさん味わったと同時に、 クスっと笑えるコミカルさもあって、 時折、ウヘヘ♪と笑い声を出しながら楽しく読んだものです。 その流れで今作『ここはやさしい庭』にいきま…
教師として働く野田学(のだまなぶ)は、ある時、美しい少年・三谷遥(みたにはるか)に自身の”弱み”を握られてしまう。黙っている代わりに…と卑猥な”遊び”を強いられることに。尊厳を奪われ踏みつけられる。生徒との”遊び”の中で、教師が辿り着く先は…。 Pixivコミックで連載されております『Shattered』。 ”あなたには合わないよ” ”嫌な気持ちになるから読むのやめな” そんな心の声を振り払うことができず読んじまいました。 そして、あぁぁぁぁ…ぁぁぁ……(>_<) やっぱり落ちました(^^; まだ連載中で完結はしておりませんが、5話ENDの衝撃よ。 地味教師の野田先生は、 成績上位、見目も良し…
事故からちょいと病んだブログアップしてしまい申し訳ありませんm(__)m削除しましたが読まれてしまった方すみません(TдT)なるべく暗いブログはアップしないよ…
「―――あいつさぁ、」 紫煙が揺れた―――様にみえた。 錯覚だ。だって夜衣(よい)はもう煙草を喫っていない。夜衣が吐いたのは、ただの白い息。 ぼくは夜衣に眼を向けて、それからその視線の先を追って天を見上げる。 冬の夜空。澄んだ空気に星が瞬いている。月は細く、居心地悪そうに浮かんでいた。「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どーすんの?」 その声が少し震えていたのは、この寒さの中長時間こんな処に立っていたからだろうかそれとも、「・・・・・・・・・・・・・・・・・・どう・・・・・・、」 何気ない風を装っ…
ああ、【永遠】という言葉が、こんなにも儚く虚しく霧散していく。 「大丈夫。アナタたちのことは、私が守る」 僕はよっぽどな表情をしていたんだろう。幼い子供を宥めるような優しい笑みを浮かべ、でもきっぱりと云ってくれたのは、僕たちの所属している小さな音楽事務所の社長。あのとき、僕たちを見つけてくれた。そして必死で育ててくれた。彼女がいたからこそ僕たちはこうして存在していられる。このひとは、身内を捨てたりしない。僕たちを、放り出したりしない。このひとがこう云ってくれるのならきっと大丈夫。僕が頷こうとすると、 がたっ、と。―――大きな音。 眼を向けると、計登さんが足をテーブルにかけ、揺らしていた。「・・…
空が青いと思い知ったのは夜衣(よい)が吐いた煙草の煙を眼で追いかけたときだった。 ビルの屋上で吹きっさらしの真冬の澄んだ空を見て、セカイは美しいんだなって、理解した。 白く淡い煙草の煙が、青く鮮やかな空にとけていく。あの日―――そう、あの日あの瞬間まで、ぼくらは――― ぼくらはふたりきりだった。 ぼくらはひとりきりだった。 ぼくらはふたりで、ひとつだった。 ぼくらのせかいは、ふたりで完結していたのに。
なんの冗談かと思った。それで思わず周囲を見回してしまった。どこかに隠しカメラでもあるのかと思って。 でも見知った事務所の小会議室には、見慣れた物しか置いていなくて。そこに座る社長の表情も、帽子を目深にかぶって腕組みをしてどっかりと座っている計登さんも、そんな冗談を仕掛けるような空気なんて全く纏っていない。 「今後のことを決めないといけない」 招集がかかった。事務所の会議室。社長にそう云われた。その言葉の意味。4人いる《eternal》のうち、ここにいるのはふたり。僕と計登さんのふたりだ。・・・・・・時雨さんと十蒼(とおあ)さんは、いない。 「今後のことを決めないといけない」 『あのこと』があっ…
※注意:本日の記事は夜中に目覚めて負の思考に陥ってしまったため、愚痴というか嘆きしか書いておりません。閲覧注意になります。 正直病気の身体からおさらばしたいと思い続けている、難病独女のとうえのと申します。 自分はパーキンソン病とう診断を受けており、病気の症状で毎日しんどいです。 辛くないなんて言えない。 しかも治る今は治療法もなく治る見込みのない難病。 治らないなんて、どう考えても絶望しかないです。 更にパーキンソン病は症状が日常生活に不便、不備、不具合しかもたらさないのに寿命にはそれほど影響がないとのこと。 申し訳ないけれどもこんな身体はもういりません。 動かない身体、力が入らない足、神経の…
心の「病み度」を診断するテストです。設問は10問で全て択一式です。1~2分でできる簡単なテストなので自覚症状があるなら今すぐ診断テストをやってみましょう!
「あのねぇ、ずっと、」 なんの脈略もなく、だけどとても自然に、空を見上げていた時雨さんが口を開いた。どこまでも青い空に、綿あめみたいな真っ白な雲がひとつ、ふわふわと時雨さんの視線を誘いながら流れていった。「ずっと、探している気がするんだ」 夢のなかにまだ、半分くらい居る。そんな表情をして時雨さんはそう云った。 独り言なんだろうか。隣に立つ僕は、どう返せばいいのかそれとも聞こえない振りをしていれば良いのか、迷い、半端に口を開いたまま、時雨さんの端正な横顔をただ見つめる。「なにを、だろう。なにを・・・・・・、なんだろう。でも、わかんない、」 漂う雲を追っているのか、それともあの空の向こうをただ見て…
ああ、そうか、おれは、 約束をしたんだ、―――約束を、だから、 だからそうか、たいせつな■■を手放したから、だから、 だからおれはまた、 空っぽだ。
夢なのか現実だったのか、 それすらも曖昧で、 しあわせという言葉の意味が、 何故かひどくかなしく響く。 どうしてだろう、 なにかを忘れてきた気がするんだ。 でもなんなのか、 それがなんなのか、 わからないんだ。 何処かにあるんだろうか、 まだ何処かにあるんだろうか、 けれど何処へ行けばいいのか、 わからなくておれはずっと途方に暮れてる。 あのきんいろのひかりと、あの空の色。 どうしてこんなにも、 くるしくなるんだろう。
雑踏の中、―――そう、見知らぬひとたちが行き交う、その中に居る。ゆめ。そう、これはゆめ。ゆめのなかで、おれだけが立ち止まり、人の流れに眼を凝らす。 だけどどうして、 そんな風に立ち止まってしまうのかわからない。 けれど確かに、 なにかを探している。そんな気がする。ゆめを、―――夢をみているって知っている。わかっている。けれど。 それがなんなのかわからない。 なにを? ―――なにを? おれは、・・・・・・ねぇ? 探している気がする。夢のなかで探しているずっと、 なにを? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰れを? 〈fragment〉 時折過る、音の欠片。 きんいろのひ…
ゆめをみてた。 焦燥感が残っている。 起き上がって両手をじっと見た。 なんだろう、 なにかを掴みたかった。そう、おれはなにかを掴みたかった。けれど、 届かなかった。あれは、 ・・・・・・・・・・・・なんのゆめだったか忘れたけど。あれは、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだったのかなぁ、
胸の奥で花が揺らめく。 ―――【 】が尋ねる。心底不思議そうにぼくに問う。 胸の奥で花が震える。 ああ、こんなにもぼくの躰には花がみっしりと根を張っているのに。 ああ、こんなにもぼくの心は果てしなく空虚なんだ。 花たちはほろほろと花弁を散らす。それは涙のようにはらりはらりと足許に零れる。 ―――【 】が尋ねる。心底不思議そうにぼくを眺める。 もう、いいんだ。もう、終わらせたんだ。なのに、 ――――――――――――なのに、―――――――――――――――どうして? 〈暗転〉
くるしい、 くるしい、 くるしい、 くるしい、 ・・・・・・・・・・・・だってまだこんなにも、 あなたの残滓がぼくの細胞ひとつひとつに沁みついている。 だってあなたはぼくの寄す処(よすが)だった。 美しかったあのセカイは色を失った。 ぼくはどうやって、 ことばを紡げばいいんだろう。
諦めるとか、 忘れるとか、 どうやったらできるんだっけ。 あの日から毎日を、日常を繰り返してきたくせに、 昨日までと明日からの、 区切り方がわからないんだ。 予定を分刻みで詰め込んで、 楽しいと思い込んで笑って燥いで、 くたくたになって泥の様に眠りに落ちても、 明け方に見る、淡い陽炎みたいな夢の欠片。 曖昧な、形にすらなっていない揺らぐそのカケラが、 頭の片隅にこびりついたまま拭えない。 ふとした瞬間に、 気配を感じて。 空白の刹那に、 過るなにかを、 全身全霊で、気配や色や音やにおいを、 探している。自覚のないまま。 未練。 きっとそうなんだろうでも、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・手…
頷いた、その顔を見ることができなかった。 ぼくは、 俯いたまま、背を向けたまま、 ドアが閉まる音を、全身で聴いた。 ドアが閉じる。それは、 終わりの音。 あれからぼくはずっと、 世界から遮断されているような気持ちでいる。 ずっと、 ずぅっと、ぼくは、 ぼくは見えない膜に包まれていて、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・息ができないんだ。
昔、メタルバンドでギターを弾いていた。人前での演奏は高校の文化祭のみ。ライブハウスでもやってみたかったが、それ以上は悩んでいた。まず、やる気が無い。仮に人気が出て、ツアーなどとなったら、絶対に嫌だ。基本的に圧倒的インドア派なので、遠くには行きたくない。暫く帰れないなどもってのほか。そもそも、他人のライブに行ってみて、全く楽しくない。プロのライブでも。ミュージシャンの問題ではなく、観客の性質と言うか、あの世界、例えば、サッカースタジアムの観客のほぼ一様な盛り上がり方を見て恐ろしい。逆に言えば俺のノリが悪い。とても、合わせられないが、周りからすると「ノリの悪い奴が混ざってるとシラける」筈。カラオケ…
あなたの傍に居られるのなら、他のすべてを無くしてもかまわない。 それを罪だと云うのなら、それさえも呑みこんでしまおう。 実を結ばない花が咲く。――――――ねぇ? その儚いうつくしさを大切に思っている。 あなたが思っているよりもずっと、 冥い感情を知っているんだ。
生きる気なく、行く当てなく、夜の街を彷徨ううちに人の良さそうな男・コウに拾われた青年トヒコ。お礼にとえっちなご奉仕をするも、鳴けない(喘げない)事をコウに気付かれる。鳴けるように様々手を尽くしてくれるコウに心が解けていくトヒコだが、”鳴く”ためのトレーニングは天井を知らず…。 今まで読んだ碗島子先生の中で、 一番エロいんじゃないでしょうか。 気持ちいいのに喘ぎ声を我慢するトヒコに、 あの手この手を使って鳴けるようにトレーニングするコウさん。 そのコウさんのあの手この手がとても執拗でエロかったです。 潮吹きもありましたし、 ローターとかエ〇マ〇ラの玩具もありましたし、 シリンジ使ってお尻にお湯&…
【 】は、 はらはら零れる花びらを一枚指で掬い、―――喰んだ。 白い歯がさくりと花弁を噛み砕く。 甘い芳香が周囲を包む。 とくり、―――どくり、 躰の奥で鼓動する。胎動のごとく、鼓動する。 どくり、―――とくり、 躰のなか、ああ、これは花だ。花が喜んでいる。ぼくの心を蝕んでいる花が咲き誇る。 溶ける。―――溶ける。 躰が震えた。ずっと、望んでいる。ずっと願っているんだ。 望みが、欲望が、溢れ出す。花が咲きこぼれる。苦しい。苦しいんだ。 漆黒の虚無を見つめる。 静かに凪いでいるその瞳に映るぼくのこころは醜い欲望での汚泥に塗れている。 花はこんなにも美しく、咲いているのに。 ――――――【 】が、…
―――――――――してください。 鈍色の言葉が霧散する。 ――――――――――――■■してください。 墨染の桜が煙る。 果てない夢の終焉をください。 ずっと、 ずっと、 世界の終わりを、待っている。 おねがい。 ―――――――――――――――■■してください。 ずっと、 おもっていたから。 おねがい。 ――――――――――――■■してください。 ほかになにもいらないから、 もう、 もどれなくてもいいから、―――だけどだけどだけど、 蹲り慟哭する己の姿を、もうひとりの自分が酷く冷静に見つめている。口から花が零れる。溢れ出る花にこの身が埋もれていく。 現実なのか夢なのか、それすらも曖昧な陽炎のよう…
ああ、ぼくが存在するこの世界はこんなにも醜悪で哀しい。 どうか愛してください。それはなんという身勝手で穢れた願い。 しあわせな夢をみて、 眼を覚まし、露見した願望に反吐が出る。 ああ、あなたがそこに居るその世界はこんなにも美しくも儚い。 ねぇ、 もういっそずたずたに切り裂いて跡形も無く千切って砕いて。 そうしてどうか、どうか、―――どうか あなた が。 殺してください。この想いを、 壊して下さい。このこころを、
思えば、2022年2月27日。あれから1年たった。さすがにもう俺はそろそろ駄目だと思う。だから、今までだったら憚る様なことも綴ってしまう事にした。 みなさん、ビリの経験ありますか?俺は中学の時の持久走で全力を出してビリだった。ビリには人権が無い。その地獄を知ってて手を抜く筈は無い。本当に全力でビリだった。さて、もし俺がビリから2番目の人を追い抜いたら、その人がビリとして非難轟々にあう。俺の為にそれで良いのか?心は駄目だと思う。しかし、脚は全力で走っていた。ビリになったら散々な目にあう。その恐怖から全力で走ってしまった。アイツを犠牲にするのは駄目だ駄目だと思いながら、ビリは嫌だ嫌だと全力で走った…
今ごろ今年初の投稿となった。 とにかく、精神的にも肉体的にもギリギリの毎日。とても記事を書く余裕が無い。今も楽にはなってない。なんとか綴っている。こんな日々を終わらせたい。今日から仕事の負荷が上がる。ヤバイ。そもそも寝ても疲れが取れないから、1日目の今朝から起き上がるのが辛い。 生きている内に何かを残したくて、オリジナルの曲を作っていたが、全く鳴かず飛ばす。昨年の秋に気付いたのは音質の悪さ。バカな事に今初めてミックスを勉強している。 昨日、新しいオーディオインターフェイスが届いた。それまで使っていた物は、僕のDAWアプリのLogicと相性が悪いという記事を見つけた。きっかけは、ここ1カ月位の間…
実は某社公認ライバーです。半年程前に2回だけ配信した。初回はコメント等あったものの、2回目は独り言だけになった。それっきり配信していない。ダメな理由が幾つかあるうちの勉強不足と準備不足だが、これは知識や技術を高めれば出来る事と思う。それだけなら、克服は直ぐだろう。致命的なのは・・・ 配信は見た事がほぼ無い。自分がやろうと思った事は無かった。何ならテレビも見ない。そのテレビが僕の部屋には無い。ハッキリ言って詰まらないから見る気が無い。僕からすると芸能人ですら見ても聞いても微塵も面白くない。とにかく、こんな詰まらない番組が放送されているのが頭に来る。だから見ない。そんな僕が配信をやるにしても、何を…
このシリーズを全部見て頂いた方も、一回見て頂いた方もありがとうございます。皆さまに読んで頂くことが私のモチベーションです(^^)始めのパートはコチラから。 前…
安倍さんが暗○されてしまった。今日はもう集中力帰ってこないと思う。今日はレシピ書くつもりだったけど明日にしよう。加筆修正とタグ付けをまた溜め込んでしまった。タグ付けを数記事やった。今週来週とスカスカシフトだったが、タイミング良く穴が空いてくれて一人称の事
知人の家族が、ストレスで精神的病気を発症してしまったらしい。(詳しくは知らないが)最近そんな話をよく聞くし、私も数年前は病んでいた。知人の家族は、病院で精神安定剤と睡眠薬を処方してもらったらしいが、私の場合、自力で(というか友達の協力のもと
病み期再来と言えばいいのか?楽しくない。やる事はあるがやれない。やはり一人称に休みを与えるのは良くない。実家で結構傷付いて帰ってきて、持ち帰るはずだった物をいくつも置いてきてしまった。食べ物なんかは次帰省するときには残ってないだろう。
朝から雨が降っていて寒いですね。こんにちは!今日は家でボチボチとやらなきゃリストを片付けます。ぼち子です☺️今回の記事〖自分を好きになれるところは?考えてみた〗ちょっと変えましたというタイトルだけ書いて、1ヶ月以上も下書き保存したまま。なんで書いてアップしなかったのかと言うと「なんで小さい事で落ち込むんだよ」「どうしてこんな事も出来ないの」と自分の嫌なところばかり浮かんで、嫌なことが起きて、さらに自分が嫌になって悪循環になっていた時で"どこかでこのループを抜けなければ"と分かってはいるけれど、自分に対する嫌悪感が止まらない。イヤイヤ思いながらも"自分の良いところ"に視点を移そうと、タイトル書いてそのまま放置😅あれから時間が経っちゃったけど、今なら自分と向き合って書けそうなので、考えて書いてみます...自分の良いところ好きなところは?
腹ペコで書いているので日本語おかしいかもしれない。そのうち直す。今日は起きたのが10時前。朝食と洗濯(タイマーで朝止まるようにしているが今日はエラー吐いてた)を済ませ四国行脚2、3のエフェクト加筆をしつつプロセカの電池消費をやっているうちにお昼時。昼食は焼