メインカテゴリーを選択しなおす
毎月恒例(にしていきたい)、読了本と購入本の記録です。でも3月は読了本ナシ、4月はどっちもナシで、記事を書いてないことにも今、気が付きました。読書はしてるんですけどね。同時に何冊も読むから、読了本が少ない😂でも5月は久しぶり
オシャレでキュートな女の子・キリコが選んだの職業は清掃員。部屋中が綺麗になっていくのが好きらしい。今日も英会話教室やコワーキングスペースなどの掃除に精を出す。しかし、そんなキリコのもとに不幸の連絡が舞い込む。故人から誤解を受けていたことを知ったキリコは精神的にショックを受け、仕事を休んで部屋に閉じこもる。そして、旅に出ることを選択する。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 十八世紀末イギリスの田舎町。ベネット家の五人の子は女ばかりで、母親は娘に良縁を探すべく奮闘中。舞踏会で、長女ジェインは青年ビングリーと惹かれ合い、次女エリザベスも資産家ダーシーと出逢う。彼を高慢だとみなしたエリザベスだが、それは偏見に過ぎぬのか?世界文学屈指の名ラブストーリー。 十八世紀後半のイギリスでは産業革命が国全体の特色となり、営利追求の姿勢が民衆に根付いたことで代々続く各家庭の階級にも大きく変化を見せるようになりました。土地の有無が重要であった当時の階級社会では、地主貴族が最も権力と資産を有しており、確固たる地位を示していました。また…
「女房を殺しました」W県警教養課次席の梶警部が自首してきたことで、警察内に激震が走る。梶は、痴呆症が悪化した妻を不憫に思い、扼殺したのだという。しかし、妻を殺害してから自首するまでの2日間に、どこで何をしていたのかについては一切話そうとしない。「死に場所を探して彷徨い歩いていた」という調書が作られ、梶は秘密を抱いたまま、司法の手に自らを委ねる。
弁護士資格を剥奪され、法曹界から追い出された上水流涼子は、東大卒でIQ140、実務もこなせる貴山伸彦を助手として雇い、公にできない揉め事を解決する〈上水流エージェンシー〉を立ち上げる。未来が見えるという男、賭け将棋で突如連勝しはじめた男、かつて涼子を法曹界から追い出した男、野球賭博で不当な利益を得ている男らを、涼子と貴山の2人が斬る。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 9・11以降の、〝テロとの戦い〟は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう……彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こず〝虐殺の器官〟とは? 1921年に人類学者であり言語学者のエドワード・サピアが、「言語は用いる人間の思考に影響する」という言説を発表しました。その後、サピアの下で言語学を研究していたベンジャミン・ウォーフは、この言説をさらに発展…
「美人は得だ」というのは本当なのでしょうか?私の半生は「美人は得だ」というイメージとは逆転した、様々な苦労を強いられたものでした。ついには事件に巻き込まれ、『被害者の美人母子 美しすぎるのは不幸か』といった見出しが週刊誌やスポーツ新聞を賑わせることになってしまいました。真実を公にし、あらぬ誤解を解くために、私は手記を書くオファーを受けることにしました。
評議の制限時刻は午前零時。その時間までに評議を終えなかったり、間違った場合は、この部屋は自動的に爆破されます――。嵐の夜、裁判官の元邑によって集められたのは、13年前に裁判員裁判によって誤って無罪になった事件に関わった人物たち。元邑は彼らに、近々行われる裁判員裁判の被告人が有罪か無罪かを評議せよと迫る。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 焦土と化した戦後ポーランドの混沌とした状況を四日間の出来事に凝縮して描く長篤小説。ヨーロッパ戦線が実質上終結していた一九四五年五月五日、ワルシャワ南部の地方都市で党幹部と誤認された労働者が反革命テロ団により射殺される事件がおこった。 1930年代、ドイツではアドルフ・ヒトラー率いるナチス(国民社会主義ドイツ労働者党)が台頭し、ソ連では独裁政権のスターリン体制が成立しました。この二大国に挟まれたポーランドは、両国からの侵攻の恐怖を常に抱くことになりました。二大国は互いに牽制しあっていましたが、双方でポーランドへ攻め込むことを予め「独ソ不可侵条約…
大学生の筧井雅也のもとに届いた手紙は、シリアルキラー(連続殺人鬼)からのものだった!雅也が小学校高学年から中学生の頃に通ったベーカリーの店主・榛村大和は、24の殺人の罪で逮捕され、そのうち9件で立件されて1審で死刑判決を受けていた。しかし、その9件の中の1件は自らが犯した殺人ではないとして控訴していた。榛村は、その1件について調べて欲しいと雅也に依頼してきたのだった。
村上春樹のねじまき鳥クロニクルの読了を目指しながら同時にスピンク日記を読んでいたんだけど町田文体があまりにも気持ち良すぎてメインよりサブで読んでた方を先に読み終えてしまった🎉この本は 比較的町田文体独特のクセは弱めだったよあくまでも視線はスピンクなので あえていつもの癖は封印したのかもしれない今回読み終えたスピンク日記!町田流「吾輩は猫である」的なストーリー構成で作家・町田康と奥さんとスピンクとキュ...
お立ち寄りありがとうございます。 日々の励みにポチ活お願いします。 読書時間を作る 一緒に購入した雑誌 読書時間を作る 時間の使い方は、人それぞれです。 凪、昔は文学少女でした。 どこに行くにもバックには、1冊の本。 それが歳月が流れれば、すっかり活字を読むと言う行為が遠くなってました。 最近、バスや電車に乗っていると、ほとんどの人がスマホを見ています。 スマホ便利ですよね。 私もその1人でした。 でも子育ても終了間近のアラフィフ、自由な時間に何をすべきか模索中。 久方ぶりに読書をしました…できました。 原田 ひ香さんの1冊。 実は、違う本のマンガ版を読んだ事から、気になっていました。 登場人…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 十九世紀のナポレオン・ボナパルト戴冠は、フランスの激動の始まりを告げたと言えます。ヴァグラム、ドレスデン、ライプツィヒ、ワーテルローと、対外的な軍事騒乱が立て続けに起こり、さらにはフランス七月市民革命による復古王政の打倒と、国民感情を強く揺さぶりました。この影響を受けたフランス芸術や文化は大きな変化を見せます。特に文学においては、革命の自由による思想的なロマン主義、作品における美化を省いた自然主義、すべての善悪を絡げた現実主義など、新たな思潮が同時的に隆盛しました。また、フランス詩においても大きな変化が見られました。十一世紀より引き継がれてい…
【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ15 劇中劇の悲劇』
「京都のホームズ」の異名を持つ探偵・家頭清貴は、殺人未遂事件の捜査協力を依頼される。舞台は金閣寺近くに豪邸を構える大富豪『花屋敷家』。その花屋敷家の令嬢・百合子が飲むミルクティーに、猛毒のストリキニーネが混入されていた。上海で仕事をし、ニューヨークへ葵を迎えに行った清貴。今度は劇中劇で大活躍。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 36歳の夫ジェラール・フィリップを肝臓ガンで亡くした妻の、夫に捧げるレクイエム。自らの孤独と悲哀を胸に、夫の死を深く見つめて綴った文章には、彼女の高貴な感性と強靱な精神があふれている。真実であること、純粋であること、精神的に優雅であることを心がけていた彼女ならではの、香りたかい愛の書。 1950年代後半から隆盛したフランス映画史の転換的衝撃「ヌーヴェルヴァーグ」、その前の時代に輝いた俳優がいました。ジェラール・フィリップは、第二次世界大戦争後から1950年代のフランス映画界、とくに文芸映画を支えた役者でした。早くから俳優を目指していたジェラー…
谷間の村にそびえる廃墟となった奇妙な屋敷。その屋敷を北神大学探検部の部員7名が探検することになったが、"ドローン探偵"と呼ばれる飛鷹は直前に両脚を骨折し、ドローンの"目"を通して屋敷を探検することに。しかし、屋敷に侵入した6名の部員に、何者かが刃を向ける。"ドローン探偵"は事件を解決できるのか?映像化不可能な1冊!
突然夫に離婚を切り出され、娘の親権も取られて1人になってしまった保泉眞夏は、SNSで知り合った女性に誘われ、京都にあるゲストハウス『風待荘』の管理の手伝いをすることになる。独身時代にホテルで勤務していたことがあり、隣のシェアハウス内に住居も用意されるというこの誘いは、眞夏にぴったりの条件だった。
1985年8月12日、群馬県多野郡上野村の高天原山山中ヘ日本航空が運航するジャンボジェット機123便が墜落した。地元地方紙の遊軍記者・悠木和雅は、この史上最悪の航空機事故の全権デスクを任される。墜落現場はどこか? 生存者はいるのか? 事故原因は何か?…刻々と入ってくる情報――凄まじい迫力、緊張感が読者を襲う1冊。
1つめの謎は目次にあり。所長とワトスン役の助手の、2人だけの探偵事務所に持ち込まれた6つの事件を収録。「あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします」浮気調査や信用調査はお断り。謎解きを専門とする探偵事務所〈カラット探偵事務所〉ここに誕生。
【超能力師の苦悩と人間ドラマ】『増山超能力師事務所』を紹介!【読了感想】
近い将来、超能力が能力として認められ、公的な資格も与えられるとしたら…?今回は誉田哲也氏の小説『増山超能力師事務所』についてアシスト。超能力が体系化された世界で、超能力者が抱える悩みや葛藤が描かれたハードボイルド系の物語です。
こんにちは。RIYOです。続いて第三部です。 第二部最終幕で映し出されたイギリス内乱の様相は、ヨーク家とランカスター家の争いが次々に生み出す互いの憎悪を、どこまでも激しく連鎖させて血に塗れた戦闘を繰り広げていきます。 ヨークが強引に手に入れた玉座に腰を掛けると、ウォリックは王位を表明することを進言します。そこにマーガレットとランカスター側の貴族たちを率いたヘンリー六世が現れます。互いに王位を主張するなか、ヘンリー六世はヨーク公に対して、「自分の生命がある限りは王として統治させてほしい、そしてその後はヨーク公の思うようにして構わない」という身勝手な提案を出しました。これを受け入れたヨーク公とは反…
人はなぜ罪を犯すのか?知恵だとか欲だとかを身につけた人間だからこその行為なのか?犯罪者の心理に迫る短編集。「山本周五郎賞」受賞、「週刊文春ミステリーベスト10」1位、「このミステリーがすごい!」国内部門1位。史上初のミステリ3冠!米澤穂信さ...
こんにちは。RIYOです。続いて第二部です。 第一部最終幕でのヘンリー六世とマーガレットの婚姻は、不安の影を落としながら宣言されました。本作はシェイクスピアが歴史的な人間の言動をもって普遍的な人間像を描こうとしたことからも、この展開は物語に非常に強い印象を持たせています。ヘンリー五世という強力な王権が消滅したことで生まれた国政の無秩序が、社会や国民の精神の奥深くまで蝕む様子が、この第二部でも明確に描かれています。ウィンチェスター司教の対抗相手という印象が強かったグロスターですが、第二部に入るとその愛国心と騎士道、そして清廉潔白な性質が浮かび上がります。ヘンリー六世が何かと頼りにする場面にも説得…
【5月】ねじまき鳥クロニクル~第2部予言する鳥編~読了【2日】
朝から大雨☔なめとんのか!!まず今朝の奈良新聞📰世論調査の結果が掲載されていたけどこの結果はホントなのか???選択的夫婦別姓に賛成が71%そもそも賛成した人はこの制度をきちんと把握しているのかな~疑問が残る・・・・読売新聞に参政党代表選の記事が載ってた👍果たして誰になるのか??個人的には 里奈さんでもいいかなと思ってる先ほど村上春樹の長編小説ねじまき鳥クロニクルの第2部予言する鳥編を読了した🎉再読なんだけ...
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 百年戦争とそれに続く薔薇戦争により疲弊したイングランドで、歴史に翻弄される王へンリー六世と王を取り巻く人々を描く長編史劇三部作。敵国フランスを救う魔女ジャンヌ・ダルク、謀略に次ぐ謀略、幾度とない敵味方の寝返り、王妃の不貞──王位をめぐる戦いで、策略に満ちた人々は悪事のかぎりをつくし、王侯貴族から庶民までが血で血を洗う骨肉の争いを繰り広げる。 ノルマンディ公ウィリアムのイングランド征服より長く続いていたイギリスとフランスの領地問題は、王位継承問題を口実に、イギリス王エドワード三世が本格的な実戦闘を開戦させます。1339年の北フランス侵入に始まっ…
戦国大名を滅ぼしたこともある呪いの人形のお梅。令和の時代に封印が解かれ、ふたたび世に出たが、500年後の世界は何もかもが変わっていた!現代人を呪い殺そうとするが、なぜか幸せになっていく。呪いのパワーをアップさせたお梅だが、今度こそ人を呪い殺すことはできるのか?「梅は呪いたいシリーズ」第2弾!
ビルの清掃作業を行うキリコが女性から頼まれたのは、そのビルにオフィスを構える会社社員の浮気調査だった!しかたなく1週間だけの約束で調査を請け負ったキリコが見たのは、会社帰りにシュークリームを2個買ってマンションの部屋へと消えていく男性の姿だった。「清掃作業員探偵キリコシリーズ」第4弾。
任官3年目にして、上司から全幅の信頼を置かれている佐方貞人検事。正義のためなら身を粉にして仕事に取り込む、検事のあるべき姿を地で行く佐方が若き日に手がけた事件を収録。さらに、弁護士だった父と、自らが検事を目指すきっかけとなったエピソードも収録。「佐方貞人シリーズ」第2弾。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 無為徒食の男、島村は、駒子に会うために雪国の温泉場を再訪した。駒子はいいなずけと噂される好きでもない男の療養費のために芸者をしている。初夏の一夜以来、久々に会えた島村に駒子は一途な情熱を注ぐが、島村にとって駒子はあくまで芸者。島村は雪国への汽車で会った女、葉子にも興味を抱いていて……。「無為の孤独」を非情に守る男と、男に思いを寄せる女の純情。人生の悲哀を描いた著者中期の代表作。 川端康成(1899-1972)は、現在の大阪市天神橋のあたりで医者の長男として生まれました。父は肺を患っており、母もまた同様に感染して病んでいました。姉が一人あり、四…
タイムリミットは死刑執行まで。拘置所の集団教戒に訪れた僧侶・顕真が見たのは、25年前に自らの命を助けてくれた関根要一の姿だった。関根は5年前に見知らぬカップルを殺害。第1審の判決を受け入れ、最期の日を待つ死刑囚となっていた。顕真は関根が殺人を犯したことが信じられず、自ら再捜査をはじめる。
153年前にシオンを殺害したのは誰だ?若くして妻を亡くしたクランは、6人の被験者とともに、人類初の長期間冷凍睡眠実験に参加する。1000年後、クランら6人は計画通りに目覚めたが、被験者の1人・シオンだけは目覚めることがなかった。シオンは装置の中でミイラと化していたが、装置を再起動するには外部から操作する必要があった。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ゴルゴタの丘で十字架にかけられたイエスをじっと見守る一人の男があった。その名はバラバ。死刑の宣告を受けながらイエス処刑の身代わりに釈放された極悪人。現代スウェーデン文学の巨匠ラーゲルクヴィストは、人も神をも信じない魂の遍歴を通して、キリストによる救い、信仰と迷いの意味をつきとめようとする。 スウェーデン南部の宗教都市ペグショーでペール・ラーゲルクヴィスト(1891-1974)は生まれました。十二世紀にイギリスからノルウェーへと渡った宣教師のひとり聖ジークフリートは、ノルウェー宣教後にスウェーデンへと入り、国王に洗礼を授けたのち、ペグショーに大…
窃盗で前科2犯。2年間の服役を終えて出所した善人は、懲りもせず出所の翌日に次の"仕事”に手を出すが、空き巣に入った家は、初恋の女性・マリアが住む家で、結婚相手は幼馴染みだった。翌日、現場に舞い戻った善人は、マリアとはち合わせてしまう。(『あなたに会えて困った』を改題)
新疆ウイグル自治区出身の留学生ら2人が立て続けに殺害される事件が発生。「県警のアマゾネス」こと高頭冴子警部は、事件に中国公安部が関与していることを突き止めるが、活動家の夫を持つ女性を拉致して中国へ出国されてしまう。『逃亡刑事』の「高頭冴子シリーズ」第2弾。
【4月】きょうのできごと~IR着工・ねじまき鳥クロニクル再読・青春デンデケデケデケ~【16日】
24日(木)、IR着工へやっぱりな(`o´)万博なんか どうでも良かったんだよね本丸はカジノ(*`^´)=3今まで無駄だ無駄だと公務員を削減したり給料、退職金を大幅に減らしたりして浮いたお金でカジノかよ⤵⤵アホンダラァァたかじんが泣いてるぞ🔥さっきまで走ってた🏃気候がイイから走りやすいね👍若干足の裏に痛みを感じるな⤵無理しない程度で明日も走るよ(^^♪ここで悲報( ;∀;)踏切近くで雀が死んでました⛪お人形さんみたいに転がって...
アイルランド・スライゴーのB&B(ベッド&ブレックファスト)で、NCF(新世紀のフィニアン団)の副議長が殺害された。和平交渉を間近に控えたこの時期に、副議長が殺害されたとなっては交渉に支障が出ると判断したNCFのメンバーたちは、警察に届けずに、自らだけで事件を解決しようとする。北アイルランド問題を取り上げた社会派ミステリ。
あなたの人生、プロデュースします。人づきあいに悩む大学生・金崎恵介宛にメールが届いた。サッカーW杯の番狂わせ3試合の結果を的中させてみせた『AIザム』が、恵介にアドバイスをおこない、人生を変えてみせるという。さっそく、女子大生の穂香と知り合うことができた恵介は、自らの人生が変わっていくことを実感する。ただし、『AIザム』のアドバイスを受けていることは、誰にも言ってはいけない。”口外禁止”だ。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 自己の権利が蹂躙されるならば、その権利の目的物が侵されるだけではなく己れの人格までも脅かされるのである。権利のために闘うことは自身のみならず国家・社会に対する義務であり、ひいては法の生成・発展に貢献するのだ。イェーリングのこうした主張は、時代と国情の相違をこえて今もわれわれの心を打つ。 プロイセンを主体として、普墺戦争、普仏戦争を経て成り立ったドイツ帝国は、1860年代からドイツ統一を目指すなかで、軍備を強化しようとする目的で工業が目紛しく発展していきます。この流れは市民生活にも影響を及ぼし、産業を中心とした経済発展にも繋がっていきました。こ…
「あんたンとこの写真で迷惑してンだからね」高校生の花菱英一が、女子高生から受け取ったのは1枚の心霊写真だった。商店街の中に写眞館として建てられた家に引っ越してきた英一は、友人の店子力とともに女子高生から押しつけられた心霊写真の謎に挑む。
かつて日本一とも言われたスラッガーの秋草隼は、膝の靱帯断裂でプロ野球選手を引退。それから4年、シーズン途中で契約の話が持ち上がる。表向きは電撃復帰だったが、GMから依頼されたのは、チームのスラッガーのドーピング疑惑の調査だった。
僕は殺人犯を探しているんだ――。小説家の槙村朗は、深夜のラジオ番組で、リスナーから送られてきた〈ある1日〉を読みやすいように書き直して紹介している。その槙村は、小学2年生の時に誘拐されたことがある。山の中の山荘で誘拐犯とともに1週間過ごしたのだが、槙村を迎えに来た父を殺されたのだ。
【新米スタイリストのお仕事物語】『服の魔法をあなたに。』を紹介!【読了感想】
うまく服を選べなくて悩んでいる…。そんなとき寄り添ってくれるパーソナルスタイリストがいてくれたら嬉しいですよね。今回は紅原香氏の小説『服の魔法をあなたに。』についてアシスト。新米スタイリストのお仕事物語です。
”わたしは、彼女に勝ったはずだ。その証拠に、私はこうして生きていて、彼女は冷たい骸となって転がっている。それなのに。なぜ、彼女が追ってくるのだ?”起業した友人3人が年に1回集まる「箱根会」。宴が終わったあと、夏子は姫乃のコテージへ行き、アイスピックで姫乃を殺害するが…
料亭旅館〈銀の鰊亭〉を経営していた地元の有力者・青河家の別邸が火事になった。別邸には住居としている青河家の主人夫婦しかいなかったはずだが、4体の焼死体が見つかり、身元不明の死体の1つには刺し傷が残されていた。事故として処理されたが、刑事の磯貝はその判断に疑問を持つ。
【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ14 摩天楼の誘惑』
世界的なキュレーター、サリーによって、女性キュレーター育成企画の一環としてニューヨークに招かれた葵。世界中から集められた14人の学生の中から、サリーの"テスト"に合格した葵ら3人は、美大生の作品を扱った企画展をプロデュースするように言われるが…
食とは命をいただくということ。特に猟で獲った動物を解体して料理として出すジビエ料理はそれが強く感じられる。ジビエ料理を好むオーナーの期待に応えようと、自ら狩猟免許を取って雨の中猟に出たフレンチシェフは、道に迷ったところを男に助けられる。その男は、祖父の代から猟師をしているという、こだわりをもった猟師だった。
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 純情可憐な少女タチヤーナの切々たる恋情を無残にも踏みにじったオネーギン。彼は後にタチヤーナへの愛に目覚めるが、時すでに遅く、ついに彼の愛が受け入れられることはなかった……。バイロン的な主人公オネーギンは、ロシア文学に特徴的な〈余計者〉の原型となった。ロシア文学史上に燦然と輝く韻文小説の金字塔。散文訳。 ロシアでは皇帝による専制政治が十六世紀より続き、社会は上流貴族(ブルジョワ)と地主貴族によって農奴制が敷かれ、民衆を支配していました。法によって土地に縛り付けられた民衆は、結婚や生活にさえも束縛を受け、実質的な奴隷のような扱いを受けていました。…
「異議あり」連続爆弾魔・自称スズキタゴサクの裁判が行われている法廷の傍聴席から、その声は発せられた。声をあげたのは被害者遺族会の一員・柴咲奏多。柴咲は持ち込んだ拳銃と爆弾で法廷をジャック。動画投稿サイトでライブ配信をはじめる。特殊犯係の高東は類家を補佐につけて柴咲との交渉に当たる。また、傍聴席の最前列には午後の審理で証言予定の倖田沙良巡査が座っていた。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 フランス第二帝政期におけるイギリス産業革命の影響は、社会を進歩させるとともに、成り上がりの資産家を多く生み出しました。ブルジョワジーと資産家によって生活を圧迫された労働者たちは、厳しい格差社会を生き抜くことを強いられました。エミール・ゾラは、この社会を「時代」「環境」「遺伝」といった要素を通して、人間社会を明確に映し出そうと試みました。そして生まれた「ルーゴン・マッカール叢書」という連作小説は、ブルジョワジー、資産家、労働者、といった立場の人間と社会を後世へと伝え、当時の「人間の真実」を描きだしています。ここで描かれる情景は、作者による感情を…
下界から隔離された全寮制の学園。この学園に3月以外に生徒が転入してくると、凶事を連れてくるという言い伝えがあった。2月最後の日に理瀬が転入すると、学園内では生徒が死亡する事件、事故が立て続けに発生する。