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20231129 ドイツの気になるデータ5選(賃金、消費者信頼感、雇用など)
①実質賃金(Q3)~前年比+0.6%とQ2の+0.1%から上昇。但しこの程度ではまだ個人消費復活には弱い。名目賃金(赤)+6.3%と強いが、インフレ(黒)+5.7%にほとんど食われてしまっている。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_456_62321.html ②消費者信頼感~2大指標:GfK(青)、HDE(赤)ともまだ軟調。 https://www.dashboard-deutschland.de/comparative-analysis/pulsmesser_wirtschaft ③雇用先行指…
ドイツ人より日本人の方がよく「ありがとう」と言っているのかも?
昨日アップした記事はFodor's Travelというガイドブックの会社の調査を元にしたものだったのですが、この調査結果を読む際に、旅行に関するドイツ語のサイトのいくつかに目を通していました。 その中に「初めての日本旅行で私が驚い
Forschungsgruppe Wahlen > Aktuelles > Politbarometer ZDF Politbarometerのランキングをご紹介します。私なりにポイントをまとめると以下の通りになります。 ピストリウス国防相のトップ独走が就任以降ずっと続いている。 ショルツ首相は現職首相として異例の低ランキングで低迷(メルケル前首相は常時トップを維持し、信頼を集めていた)。リーダーシップなき政権運営が何とも冴えない。 年初来、Greenに対する支持率低下(環境政策強行への反発や幻滅)が顕著な割に、ベアボック/ハーベック両氏は健闘。 来年発足するバーゲンクネヒト新党(BSW、極左…
20231128 ドイツの気になるデータ5選(環境関連投資、ifo生産計画など)
①製造業環境関連投資(2021年まで)~総額41.5億EUR(現在のユーロ円レートで7千億円弱)。うち半分が再エネ関連(青)。残りは省エネ関連(赤)と、CO2削減関連(黒)。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_N062_32.html ②ifo輸出期待~わずかながらも改善の兆し(ドイツ経済省月報の予言通り) 但しまだまだ多くの業界でマイナス(特に印刷、繊維がひどい)。 https://www.ifo.de/en/facts/2023-11-27/germanys-export-expectatio…
今日は太平洋記念日「やっぱり海釣りが好きですww」Eloy(Germany)
「海沿いに住みたいと思ったことある?」やっぱり海釣り師なので、海沿いには住みたいですよね。でも最近は近場で狙いの魚も釣れるので、別に遠くに住まなくても良い…
20231127 ドイツの気になるデータ5選(GDPナウキャスト類、ドイツ企業のAI活用度など)
①ドイツ経済省GDPナウキャスト~今年Q4(青)は前期比▲0.3%、来年Q1(赤)は同+0.1%。 https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Publikationen/Schlaglichter-der-Wirtschaftspolitik/schlaglichter-der-wirtschaftspolitik-12-2023.pdf?__blob=publicationFile&v=9 ②ifoCAST(ifo研のGDPナウキャスト)~今年Q4(上)は前期比+0.05%、来年Q1(下)は同+0.09%。 https://www.ifo.de/en/ifoCAST …
www.bundesliga.com 今回からTransfermarkt の市場価値を入れてみました(久保・三苫50、富安25、古橋14、守田・中村敬12、旗手11、南野・菅原・伊東純10などとなっています)。TV観戦などの際のお手元ご参考用にどうぞ。 www.transfermarkt.de <ドイツブンデスリーガの日本語公式サイト> www.bundesliga.com <ドイツにご関心ある方は、併せて是非こちらも> note.com ★左上や以下のバナーをクリックしてランクアップにご協力頂けると大変有難いです! どうぞよろしくお願いします! ランキング参加中ドイツ在住者集まれ!ランキング…
https://www.bis.org/statistics/eer.htm BISが発表(上記リンク)している実質実効為替レート(貿易量や物価水準を勘案した上で通貨の購買力を測る総合的指標)のデータ(対象64カ国のBroadインデックス, 2020=100)から、EUR(赤/橙)、円(青)、ドル(黒)をチャートにしたものが上図です。 ●円については、長期でも短期でも円安が進行中で、ユーロやドルに比べて振れ幅がかなり大きいことが特徴的です。 ●より長期の日銀データをベースに、今夏あたりから「過去最低水準まで低下」と話題になっていました。 ●ユーロについては、ドイツ(赤太線、1998年末まではド…
外持ち用PAGEMマンスリー2 ・スケジュール欄の書き方〜予定を実行したら〜【2024年の手帳準備(8) 】
(↑↓ドイツ人のUruslaから絵葉書が届きました。また、1週間のホリディで北海の島「シュピーカーオーグ」に出かけたとか〜。ドイツは国内総生産で日本を抜く見通しだとニュースで言ってましたが、人々の暮らしを見ると休みも多く、なんだかとても羨ましいです〜)スケジュール欄の色分けについて何日かに分けて書き進めてきました。お気づきの方があると思いますが、ボールペンは4色を使っていても、まだ赤ボールペンは使ってませんよね。(夫の休みの日のマークに赤ペンで日にちに◯はありましたが)ここで赤ボールペンの使い方について触れたいと思います。赤は、予定が終わったり、実行できたら◯をつけるのに使います。この◯をつける作業一つで、自分の中できちんと予定を実行できたという実感が持てます。さらに、もう一つは、急なスケジュールの変更に...外持ち用PAGEMマンスリー2・スケジュール欄の書き方〜予定を実行したら〜【2024年の手帳準備(8)】
いよいよクリスマス色づいてきましたね。 いや~てか1年ほんとに早いですね。 ほんまに早すぎて知らないうちに。バタバタしているから余計にそう思うのか。 もうすぐベルリンもクリスマスマーケットが始まります。 今日、クーダムに買い物に行ったら会場はクリスマスマーケットの準備をしていました。 そして通りはいつの間にかキラキラ電飾していました。 さて12月は少年合唱団の出演するコンサートに何と3つも行きます。 まず来週はドレスデンのクロイツコアとコンツェルトハウスベルリンの演奏する「クリスマスオラトリオ」。 クリスマスオラトリオを生で聞くなんて何年ぶりでしょう。もう一つの見ごたえが前ウィンズバッハ少年合…
20231126 ドイツの気になるデータ5選(銀行貸出、再エネ整備進捗状況など)
①ドイツの銀行貸出(前年比%)~ECBの急激な利上げにより、企業向け(緑)、家計向け(橙)とも急減速中。 https://www.bundesbank.de/de/publikationen/berichte/finanzstabilitaetsberichte/finanzstabilitaetsbericht-2023-918766 ②再エネインフラ整備進捗状況~太陽光(黄)は+12.1GWと目標(+9GW)超過達成も、風力(青)は+2.6GWで+3.9GWの年次目標達成がかなり厳しそうな感触。 https://www.zeit.de/wirtschaft/energiemonitor-s…
20231125 ガザ地区一時停戦についてのドイツメディアの報道ぶり
ハマス/イスラエル戦争の一時停戦、人質交換についての現時点でのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 非常に困難な交渉(カタールの仲介)の後、人質の一部(ドイツ国籍を持つ二重国籍者4名を含む)解放まで漕ぎつけたのは良いニュースであり、外交努力の賜物。 しかしまだ200人以上の人質が残っており、これはあくまで最初の小さな一歩に過ぎない。 これを貴重な突破口として、停戦はできるだけ長く続け、その間にガザ地区の人々に対する人道支援を徹底しなければならない。 最終的にはイスラエルとパレスチナが二つの国として平和的に共存できる枠組みを目指すべきである。 こんなわずかな前進だけでも、米国からの相当な圧…
ドイツは、世界的に有名な工業国であり、労働環境や働き方に関しても独自の特徴を持っています。このブログでは、ドイツと日本の働き方の違いに焦点を当て、その効率的でバランスの取れたワークライフの秘訣について探ってみましょう。目次労働生産性が高い高い有給
2020.9.28怖がりのくせに不思議な話が好きで、ツタンカーメンの呪いとか 伝説なのか事実なのか曖昧な話を割と好んで読んでいた。ドイツ文学者 中野京子の本がその類いの話だったので早速購入ベストセラー「怖い絵」で知られる中野さんは絵画に隠されたドラマを面白く読ませてくれる解説でNHKの日曜美術館や展覧会の企画など 幅広い活躍をされてきた。著書も多く 講演で直接お話を聞いたこともある。ほっそりしてパステルカラーのお...
https://tradingeconomics.com/eurjpy:cur <Japanese> 本稿執筆時点(11/24)で1ユーロ163.30円と、年初来約16%の円安ユーロ高となっています。今年IMFの購買力平価(2023年)は1ユーロ123.29円(今年7月時点のビッグマック平価だと85.23!)ですし、長年ドイツに住んでいる実感としても、ユーロが実力以上に高く評価されている感が否めません。円資金をベースにドイツでの生活を支えている方々は(幸い私はそうではありませんが)、大変苦労されているのではないかと思います。 近年日本の貿易収支は大きく悪化し、本年度の貿易赤字は14兆円くらいに…
https://tradingeconomics.com/germany/business-confidence 先ほど11月ifo景況指数が発表され、上図(+下図赤線)の通り、予想をやや下回るわずかな改善となっていました。 現況(黒)、期待(青)ともわずかに上向きですが、ようやく底は打ったかなという程度であり、ドイツ経済復活の兆しはあまり感じられません。 業種別で見ると、今月は小売・卸売業(左下)の改善が目立ちますが、サービス業(右上)以外の製造業(左上)、建設業(右下)とともにマイナス圏内に留まっています。 景気サイクル的<縦軸:期待、横軸:現況>に見ても、リセッション領域(第3象限)から…
20231124 ドイツの気になるデータ5選(GDP、不動産価格など)
①Q3GDP(確報)~速報から変動なし。2015年=100とするインデックスベースで、2002年通年:108.03、2023年Q1:107.86(前期比-0.0%)、Q2:108.01(+0.1%)、Q3:107.87(-0.1%)とほぼ横ばい/低迷が続いています。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_451_811.html ②ドル建て名目GDP国際比較(IMF)~米国、中国、日本、ドイツ、インド(右図は下位3か国を拡大したもの)の2000年から2028年までのIMFデータをグラフ化してあります。…
レオ・エクスプレス ベルギーへの列車運行を計画(Railvolutionより)
チェコの鉄道情報サイト Railvolution より、チェコのオペレータであるレオ・エクスプスレスよる新たな運行計画発表の記事について。 Leo Expre…
先日、ドイツの伝統的な典型的なレストランでガチョウのローストという、これまたドイツの秋の名物料理をいただいた事を書きました。 この食事は、90歳になった女性のバースデーパーティーでのことだったのです。 集まったのは彼女が通っている教会の仲間
先日、またウィンズバッハに行ったのですがその途中、ニュールンベルクで時間があったので町を散策しました。 そしたら中央広場ではクリスマスマーケットの準備が進められていていました。 大きなクリスマスツリーがフラウエン教会の前に待機しています。 たくさんの小屋が並んでいます。この小屋がクリスマスマーケットのお店たち。 最近まで夏だったのにいつの間にかそんな時期になったのか! お店ではシュトレンやクリスマス気分の上がるお菓子が並べられています。 シューウィンドーが華やか。 実はニュールンベルクは本日11月23日からクリスマスマーケットが始まっているようです。 ニュールンベルクのクリスマスマーケットは世…
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/03_result.pdf 各国の学力を客観的に比較できるデータとして、出る度に何かと話題になるOECDのPISA調査(各国15歳児を対象に読解リテラシー、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について3年毎に実施される学力調査)について、ドイツと日本のデータをまとめてみました。 なお直近2022年実施分の結果は、まもなく(2023年12月)公表予定となっています。発表次第(下表空欄を埋めるなど)また改めてご紹介しようと思います。 ●57か国中6位=上位11% といった感じで整理しなおすと以下の通りに…
https://www.bundesbank.de/de/aufgaben/themen/finanzstabilitaetsbericht-918354 ドイツ連銀から今年分の金融安定報告書が発表され、有益なデータも見せてくれていましたので、そのエッセンスをまとめておきます。 今局面の特徴は、金利急上昇と不透明性の増大。 ドイツの金融システムはこれまでのところ金利上昇にうまく対処し、財務体質改善にうまく結びつけている。 今のうちに、自己資本と流動性を充実させ、特にサイバーリスクなどへの対応力をしっかり高めていって欲しい。 急速な金利上昇の影響が出てくるのはむしろこれからであり、リスクを過小評…
20231123 オランダ総選挙での極右勝利に対するドイツメディアの報道ぶり
昨日のオランダ総選挙で、ヘルト・ウィルダース氏(上写真)が率いる右翼ポピュリスト政党PVV(反移民、反EU、反イスラム、気候変動対応に懐疑的)が勝利したことに対するドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 大量の不法移民が、イタリアやスウェーデンを筆頭にヨーロッパ全土で極右政党を後押ししており、今回オランダも政治的地滑りを経験することになった。 ウィルダース氏は「オランダ人ファースト」で「ミニ・トランプ」とも呼ばれている。 問題を放置/他人任せにしてきたルッテ路線(中道右派)は今回完全に否定され、オランダ国内の政治的分裂が決定的なものとなった。 数の上では、今回第1党となり150議席中37議…
20231123 ドイツの気になるデータ5選(PMI、インフルエンザなど)
①ドイツ総合PMI(11月)~超低水準からのわずかな反発に留まっており、第4四半期実質GDP前期比▲0.7%(左図)を示唆しているとのことです(市場予想は▲0.2~▲0.3%あたり)。明日発表のifoも同様の感じ(低水準からわずかな上昇)で出てくることになりそうです。 https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/4b17e45241094fa3b97a9f55e81b7e74 ②PMIドイツ製造業輸出センチメント(11月)~欧州が不振でかなり落ち込んでいます。①と併せ見てもドイツ経済に復活の兆しはまだ見えてきません。 https:…
砂糖の取りすぎ、そして運動不足の人が増えて、社会問題にもなっているドイツです。 数年前から「甘い飲み物や食べ物に含まれる糖分を減らそう」と言われています。イギリスのように砂糖税を導入したらどうか、とも検討されています。 だけど、実際にはまだ
ドイツ連邦統計局の公式データによると、2022年末時点での国籍別外国人人口は以下の通りとなっています。 ドイツ在住の外国人の中ではトルコ人が149万人(全人口の1.8%、外国人の11%)と圧倒的に多い。戦後復興時に移民労働力を大量に受け入れた歴史的経緯のため。 ウクライナ戦争勃発後、ウクライナ人(難民手続き不要で自動的に受け入れられる)が急増し、116万人(1.4%)で2位。他国では(出稼ぎの)男性の方が多いが、ウクライナの場合は女性が63%。 これに続くのはシリア(大半が難民)、ルーマニア、ポーランド、イタリア。 ロシア人は29万人と、この2年間で5万人増加(11位)。 中国人は15万人で2…
日独米3か国を代表する株価指数の比較一覧表を作成しました(お手元ご参考用)。 https://www.boerse.de/marktkapitalisierung/Nikkei-225-Aktien/JP9010C00002 https://www.finanzen.net/index/nikkei_225/volatilitaet-rendite/ytd ●DAXのPERは足元は12倍程度で、ヒストリカルでも対日米比でもやや割安感あります(日経平均15倍、ダウ23倍)。 https://www.boerse.de/kgvs/KGV-Dax ●ウェート(右端列)トップ10はこちらです。 (全4…
日本の良さを語る上で、必ず出てくるのが 「食事が美味しい!」 ですよね。 私が一時帰国する時に、在独の日本人友人一同に「美味しいものを食べてきてね!」と必ず言われます。 そして、日本からドイツに戻る時のスーツケースには日本で買った食品が山の
昨日食べたガチョウのロースト。 これは伝統的、典型的なドイツの11月12月のご馳走です。 このガチョウのロースト、懐かしい香りのする、ドイツに昔からある、そう、伝統的な庶民のビアレストランでいただきました。 行く機会がなくなっていたドイツの
20231121 欧銀収益回復も株価が冴えない理由(ECBの分析)
https://www.ecb.europa.eu/pub/financial-stability/fsr/focus/2023/html/ecb.fsrbox202311_05~519e436375.en.html ECBから欧銀の財務状況について分析コメントが出ていますので、そのエッセンスをご紹介します。 【私なりの結論】 金利上昇により欧州の銀行収益は大きく改善したが、 ①成長性が乏しい/(課税リスクも含めて)不透明、 ②金利上昇によるディスカウントがきつい、 ③これからは貸倒損失が心配な局面 ということで株価の低迷が続いている。 ●2022年初以来、欧銀株価(青線)はほぼ横ばい。 金利…
20231120 ドイツ連銀/経済省それぞれの月報のエッセンス
毎月この二つを読み合わせておけば、ドイツ経済の変調を見落とすことはないと思って続けているものです。 ①ドイツ連銀月報のエッセンス https://www.bundesbank.de/de/publikationen/berichte/monatsberichte/monatsbericht-november-2023-918674 10月インフレはエネルギー価格の低下(+前年からのベーシス効果)で急低下したが、今後数か月はさほど下がらない見込み(筆者注:一番下のグラフご参照)。 雇用は引き続き堅調、かつ大幅な賃上げ(昇給+インフレボーナス)が進行中で、実質賃金もプラスに転じてきたが、消費者は依…
聖マルチン祭(11月11日)からクリスマスにかけての典型的なご馳走といえば、 ガチョウのロースト! ですよ。ドイツの農家がせっせと育てたガチョウをいただく時です。 我が家ではクリスマスのディナーにガチョウのローストを食べることが多かったので
昨日のベルリンフィルの来日公演。いまだ心落ち着かず。 今日はクラシック初心者が思いついたまま書き散らかします。 気持ちの切り替え 私の音楽との接し方は、聴きな…
筆者の場合だと、「コッホ先生」と聞いて、すぐさま連想したのが、炭疽菌・結核菌・コレラ菌などの発見者として有名なドイツの医学者である「(ロベルト・)コッホ先生」…
「秋の夜長は純粋にどストレートにケーテン時代」やはり秋の夜長はケーテン時代の最高傑作群がいい。第3楽章 Allegro 変ロ長調 12/82声のヴィオラを主体…
20231119 ドイツの気になるデータ5選(利下げ期待、名目GDPなど)
①ECB利下げ期待~市場は来年前半から再来年央に向けて計1.25%(25bp×5回)/2.5%までの利下げを織り込み。 https://www.chathamfinancial.com/technology/european-forward-curves ちなみに米FEDの政策金利軌道については、来年5月から年末に向けて1%(4回)の利下げを織り込み(もう利上げはなし)。 https://www.cmegroup.com/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html ②資材不足感(ifo)~サプライチェーン障害などによる資材調達に不具合を感じている…
あっという間にドイツ・バンベルク大道芸フェスティバルは終わり、次の目的地フランス🇫🇷はアビニョンへの旅が始まります。
https://www.economist.com/weeklyedition/2023-11-18 <Japanese> まもなくドイツ各地でクリスマス市が始まりますが、毎年その屋台などの設営現場を見かける頃に、職業柄、来る年のリスクに想いを馳せることにしています。「The World Ahead in 2024」と題された今週号の英エコノミスト誌によると、2024年には米国大統領選挙を筆頭に、70か国(42億人)以上で国政選挙が予定されており、過去最大の選挙イヤーとなる模様です。まさに民主主義の真価が問われる年になりそうです。 日本とドイツにとって重要と思われるのは、来年1月の台湾総統選、…
今から25〜30年くらい前。 その頃は日本ではフリーマーケットは盛んでなかったと思います。 ドイツでは大型店舗の駐車場などを利用したフリーマーケットが週末によく行われていました。 (今もよくやっているけど) 日曜日って、お店が営業していない
20231117 ドイツの気になるデータ5選(製造業受注残、ホテル・レストラン売上など)
①製造業受注残高(9月、実質ベース)~前月比▲0.8%/前年同月比▲5.4%と減少続くも、減少の7.0か月分と高水準は維持されている(大幅な生産調整はされにくい)。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_446_421.html ②住宅着工許可件数(9月)~建築コスト増と金利上昇のダブルパンチで、前年同月比▲28.3%と低調継続。1~9月累計でも19.5千件(前年同期比▲38.4%)。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/…
米大統領選はまだ1年先(かつ実際の就任は2025年1月から)なので、具体的に深い議論が始まっているわけではありませんが、欧州、特にドイツが恐れているトランプ大統領再選の可能性について、最近ドイツのメディアで見受けられる論調を以下簡単に整理しておきます。 現時点でトランプ氏は共和党内の指名獲得はほぼ確実で、バイデン大統領との一騎打ちでもやや優勢とされている(下添世論調査、オッズご参照)。 数多くの裁判(特に選挙妨害の件は本来政治的にも深刻)を抱え、有罪判決が出る可能性があるにもかかわらず、大統領就任が妨げられないというのは、常軌を逸している。 昨今の地政学的に極めて不安定な情勢下でのトランプ大統…
ドイツ🇩🇪#4 まだまだ続く、魔法のようなパフォーマンスの数々
今回も前回と同様、ドイツ・バンベルク大道芸フェスティバル2016で見たパフォーマンスの様子をお話ししたいと思います!
20231116 世界経済フォーラムの Green Future Index ランキングについて
https://www.technologyreview.com/2023/04/05/1070581/the-green-future-index-2023/ 世界経済フォーラム(WEF)/MITが発表している「Green Future Index 」がなかなか興味深かったので、簡単にご紹介します。 ドイツがなかなか頑張っているのは確かですが、他の欧州諸国はもっと頑張っているので欧州内での成績は中ぐらい、という感じです。 当該インデックスは、低炭素社会実現に向けた各国の取り組みやその進捗度合いを、全76ケ国に対して、①炭素排出量、②エネルギー移行、③グリーン社会、④イノベーション、⑤気候政策…
昨日EU委員会から秋の経済予測が発表されていますので、そのドイツ部分のエッセンスをご紹介します。 GDPは、今年▲0.3%(前回9月比+0.1%上方修正)、来年+0.8%(▲0.3%下方修正)、再来年+1.2%。 インフレと高金利により消費が低迷。但し、来年以降はインフレ低下と賃上げによる購買力回復で消費回復へ。 インフレは、今年+6.2%(▲0.2%下方修正)、来年+3.1%(+0.3%上方修正)、再来年+2.2%。 政府債務比率(GDP比)は、60%台前半かつ低下継続の優等生ぶり維持。コロナ対策などの財政出動をしっかり巻き戻している。 足元輸出低迷に苦しんでいるが、経常黒字は、来年以降GD…
ドイツ🇩🇪#3 大道芸の祭”Bamberg Zaubert”=バンベルクの魔法?
今日は、前回の続き!旅はちょっと休憩して、このフェスティバルで見た大道芸・パフォーマンスとアーティストさんたちの紹介です!