①【本日の注目点】 欧州各国の住宅価格指数(冒頭グラフ上)~ECB利下げの効果もあり、欧州全体に概ね堅調。ドイツ(DE:赤)では、2022年のピークから1割程度下落した後、底打ち・反転上昇を始めたところ。ドイツでは根本的供給不足と実質賃金の大幅増加も住宅価格早期下げ止まりの原因となっている。 ドイツ主要都市の住宅価格指数(冒頭グラフ下)~7大都市はどこもほぼ同様に上述のような展開。この15年の上昇率では首都ベルリンがトップ。人口の大きい都市ほど上昇率が大きい傾向。 メルツ首相は来週水曜に「アジェンダ2030」(エネルギーコストと税金の削減、熟練労働者不足対策、お役所仕事の削減など)を発表見込み…