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白子町から渋谷に移動し、映画「モンパルナスの灯」を見てきました。亡くなった後に、作品が世界的に非常に高く評価された画家モディリアーニを、ジェラール・フィリップが演じた伝記的映画です。映画の冒頭、「この作品は事実に基づくが、史実ではない」と字幕が流れます。あくまで脚色された物語として見て欲しいということなのでしょう。とても謙虚ですね。物語は、1919年、モディリアーニが35歳の若さで亡くなった1920年の前年に遡ります。彼は作品に対する評価が得られず、パトロンの女性に甘えつつ酒に溺れる生活を送っています。そんな中、彼は若く美しい中流階級の娘ジャンヌと出会い、ジャンヌの両親の妨害を受けつつも結婚に…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 36歳の夫ジェラール・フィリップを肝臓ガンで亡くした妻の、夫に捧げるレクイエム。自らの孤独と悲哀を胸に、夫の死を深く見つめて綴った文章には、彼女の高貴な感性と強靱な精神があふれている。真実であること、純粋であること、精神的に優雅であることを心がけていた彼女ならではの、香りたかい愛の書。 1950年代後半から隆盛したフランス映画史の転換的衝撃「ヌーヴェルヴァーグ」、その前の時代に輝いた俳優がいました。ジェラール・フィリップは、第二次世界大戦争後から1950年代のフランス映画界、とくに文芸映画を支えた役者でした。早くから俳優を目指していたジェラー…