桃栗三年、柿は八年、脅せば即日 カニの労務管理
子の寝かしつけのため、さるかに合戦のお話に改めて触れた。記憶の中ではカニが丹精込めて柿の木を育てるという描写であったと思っていたのだけど、昨日見たお話はそうではなかった。桃栗三年柿八年というように柿の木に身がなるようになるのは8年の月日を要する。しかし早く柿を食べたいカニは陽気に歌うのだ。 「早く芽を出せ柿の木よ♪出さぬとはさみでちょんぎるぞ🎶」 ちょんぎられたらたまらないので芽を出す柿の種。相当スケジュールを巻いて対応しているのにカニはさらに続ける。 「早く実がなれ柿の木よ♪ならねばはさみでちょんぎるぞ🎶」 せっかく芽を出したと言うのにちょんぎられたらたまらない。無理に無理を重ねぐんぐん成長…
2025/06/30 20:09