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『ほんとうの名前は教えない』アシュリィ・エルストン謎の人物に従わざるを得ない状況になり、他人になりすまし、その後の指示を待つエヴィ。ところが、本当の自分にそっくりかつ、自分の本名を名乗る女性が現れて…。というなかなか好奇心をそそられるストーリー。悲惨な展開になるのかと思いきや(ある意味、悲惨ではあるけれど)、結果はハッピーエンドと言っていい展開。登場人物もちょっと漫画っぽいかなぁと思ったら、作者はヤ...
←クリックで大きくなりますタイトルからしてほっこり系しっとり系かと思いきやとんだ誤算いい意味で、ですお話は4つ+エピローグ1話目ではいきなり偏屈な婆さんが出てきたと思ったら…テンポよく吸引力のある文体でもう先が気になって気になって謎解きの要素もありあっという間に読み終えてしまいましたひとは案外誰しも 思わぬところの思ってもいないひとに気にかけてもらっていたりとかするものなのかもしれないな~と思いましたエピローグの母と娘の話では自分と照らし合わせ考えさせられました著者はこの本で初めて知りましたが気持ちのいい文体なので他の本も手に取ってみたいです泣かせよう泣かせようという感動の押し売りでも押し付けでも説教でもなく爽やかで前向きな気持ちになれるほんとうに読んで良かったと心から思える1冊ですシリーズ2冊め こちら...天国からの宅配便🌠柊サナカ
本日はこちら。おぞましいものを書かせたら天下一品。櫛木理宇さんの新作!腐女子の話しではないぞぇ。 『ふたり腐れ』読みました。 ふたり腐れAmazon(アマ…
安部公房『(霊媒の話より)題未定 安部公房初期短編集』を読んだ感想
皆様こんにちは、霜柱です。 安部公房の『(霊媒の話より)題未定 安部公房初期短編集』(新潮文庫)を読みました。 今回はこ
皆様こんにちは、霜柱です。 春木豊さんの『動きが心をつくる 身体心理学への招待』(講談社現代新書)を読みました。 今回は
本のリンク貼っただけだった先日の読書メモ。この記事に感想や手に取った経緯などを少しずつ追記していくことにしました。(お尻叩いてくれたグリコ様、ありがとう〜。)気になる本は山ほどあるのにまったく読めない(集中できない・頭に入らない・記憶に留め
読書メーター5月のまとめ(2025)~また読んでいくでぇ!~
5月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:3893ナイス数:821(ありがとうございます)骸ノ時計の感想わぉ。そこそこグロい。大好物ウマウマー。とす…
滝口悠生・選『いま、幸せかい? 「寅さん」からの言葉』を読んだ感想
皆様こんにちは、霜柱です。 本棚をボーっと見ていたら気になる本を見つけました。何かというと『いま、幸せかい? 「寅さん」
緑川聖司・作/竹岡美穂・絵『学校の怪談 黄色い本』を読んだ感想
皆様こんにちは、霜柱です。 怖い話が載っている本を探していたら『学校の怪談 黄色い本』という本を見つけました。今回はこの
デビュー作からかなりの数を読んできましたが前作の「川のほとりに立つものは」からちょっと何かが変わったように思いますただ寄り添ってくれる目線は同じです今回の本を読んで思い出したのが著者の「わたしの良い子」「彼女が天使でなくなる日」です都合の良い子にさせられてしまう怖さ著者の作品を読むといつも「普通」って何だろう…と考えさせられます普通という価値観に縛られてしまう苦しさそんなものただの幻想にすぎないのに 「良い子は天国へ行く。 悪い子はどこへでも行ける」 帯にも書かれていた主人公が高校の先生から得た言葉です自由には判断力怖さなど多くの危険もいっぱい付いてくるけれど自分を押し殺したまま現世を過ごし死んでから天国へ行けてもそんなの幸せではないと思います本の中で主人公は辛いことばかりですが最後に明るい方へ行けてよか...白ゆき紅ばら/寺地はるな🌹読書記
本日はこちら。阿泉来堂さんの新作。『逆行探偵』は地味目だったけど、こっちは、そこそこグロいよ。ウフフフ 『骸ノ時計』読みました。 骸ノ時計Amazon(アマ…
皆様こんにちは、霜柱です。 佐藤愛子さんと田辺聖子さんの共著『男の背中、女のお尻』(中公文庫)を読みました。 今回はこの
『ヤシキガミ団地調査録』【読書感想】~そこにいるのが幸せなら、わしゃなんも言えん~
本日はこちら。『領怪神犯』の木古おうみさんの新刊。 『ヤシキガミ団地調査録』読みました。 ヤシキガミ団地調査録Amazon(アマゾン) Amazon.co…
宮田珠己『ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記』を読んだ感想
皆様こんにちは、霜柱です。 宮田珠己さんの『ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記』(白水Uブックス)を読みました。
いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界 リト@葉っぱ切り絵 テレビ番組で偶然知った葉っぱの切り絵作家さん初の作品集が出版されると知り即書店に予約を入れた本が手元に届きました🍃本の右側は初版本限定の栞です本によりますとトウネズミモチやサンゴジュ時にはモミジやイチョウアイビー、アオキを使って作品を作られるそうです🍁物語性があり絵本を見ているようなとても素敵な作品ばかり…☘️私は物を処分するのが苦手なので本も増える一方そんなわけでよほどでない限り図書館ですますのですがこの本は絶対ぜったい手元に置いておきたいと思いました都内で作品展も開かれているそうですがこのご時世ゆえ我慢の子!いつかぜひぜひ実物の作品を拝見したいと夢見ています(^o^) 朝ツバメの雛をアップしていますよろしければ可愛いお顔に会ってやっ...いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
85歳のひとり暮らし/田村セツコこどもの頃「いちご新聞」で著者を知ってその明るい女の子の想像力の塊のような絵&言葉が大好きになったわたし現在も活躍されている田村セツコさんどこまでもポジティブシンキング好奇心の塊!元気がもらえますエッセイですがご自宅のお写真も挟まれており玄関やキッチンお風呂の壁トイレなどにご本人の絵が直接描かれていて楽しい暮らしぶりが伝わってきますもうこの辺で歳を重ねるのは…と思っていた身には人生の大先輩からの応援団のような本でした自分が85歳になった時にこの本を読んだらどう思うかしらすぐそばでお友達が元気づけてくれているような1冊に感じられるんじゃないかな出逢えてよかった本ですいちご新聞現在もあるみたいですねこどもの頃母がお土産に買ってきてくれるのが嬉しかったなぁ… *おまけの1枚*頂...田村セツコ·小川糸さんのエッセイ☘️読みました。
皆様こんにちは、霜柱です。 山崎まゆみさんの『温泉ごはん 旅はおいしい!』(河出文庫)を読みました。 今回はこの本を読ん
アネモネの姉妹リコリスの兄弟 /古内一絵 #花言葉診断をクリックして自分の名前を打ち込むと自分にとって一番必要な言葉が表示されるという花言葉をモチーフにした連作短編集でタイトルにある通り姉妹兄弟などの関係が軸になっています同じ環境で育てられても反発しあったり影響を受けあったりある意味兄弟姉妹って最初のライバルですよね親は長子には厳しいのに次男次女には甘々だったり昭和の田舎では女の子は高校まででたくさんだとか男の仕事は大変だとか(これは今でも思っている人いそうですが)母親って絶対娘より息子を可愛がるように思います(個人の感想だったらごめんなさい)著者の「マカン·マラン」シリーズが大好きなので借りてみましたがその要素はなくただ内面を描くのがとても上手な作家さんなので感情移入しやすくサクサクと読み進めました最終話は...「アネモネの姉妹リコリスの兄弟」を読みました。
あずかりやさん まぼろしチャーハン / 大山淳子 を読みました。
あずかりやさんシリーズ4冊目ですブログ仲間さんの記事で新刊が出ていることを知り即図書館に予約を入れましたどんなものでも1日100円で預かるあずかりやさんをしている店主のお話ですが語り手が古いトランクだったり誇り高い盆栽(!)だったりするのが興味深くまた今回は登場人物に高倉健緒形拳石原裕次郎に浅丘ルリ子まで出てきて(もちろんご本人ではありません)めちゃめちゃ楽しかったです(^_^)v先が読めずにワクワクしてあっという間に読破しましたタイトルに入っている「まぼろしチャーハン」は5編収録されている中でわずか数ページの短いお話ですがひとっていいな…と思える温かな1編でした1冊目2冊目は転勤して程なくまだ図書館の利用ができない状態ではじめての本屋さんに行き帯で惹かれるものがあり最初に購入した本ですそんなわけで個人的に思い...あずかりやさんまぼろしチャーハン/大山淳子を読みました。
今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 標野凪著者の「本のない、絵本屋クッタラ」が素敵だったので借りてみたこちらの2冊特に2冊目がお気に入りです🌳住宅地の奥でひっそりと営業している楡や楓の樹木に囲まれた庭のあるおひとりさま専用のカフェ喫茶ドードーそこに集うひとたちの物語悩みを抱えたひとたちが喫茶ドードーで癒されてゆく食べ物も美味しそうだけれど店主がまたいい味出してます最終章も清々しく読後感がとても良かったもう~この方の小説は安心してひたれる気がしますこんなカフェがあったらお邪魔してみたいなぁ喫茶ドードーの物語2冊を読みました。
おばけといえば「うらめしや~」です。このおばけは、はやおきさんでね夜にはめむくなってしまうんです。そこででも、朝早すぎて、目を覚ましてくれない子どももいます。なので、頭を磨いて「めざましやー ぴか~」朝のおばけ、こわい?こわくない?私のところにも出て欲し
おとといの事・・・図書館予約本が用意できているので取りに来るよう連絡が入っていたから取りに行って、ついでにお昼ご飯をとんかつ和幸で・・・その日の朝UPしたものに、ブログではなくほかの媒体で!なんてことをかいてお試しでしていることを、ちょっと危ないからやめとけ!って事になり、舌の根も乾かぬうちに、そちらはやめようって気になり、あらたな場所でブログを続けましょ!ってことにした。私が危ないのは、何年か前に駅でケガをし右肩すっぽぬけ神経ぶちぎれたことにより、おそらく一生右腕はぶっらぁーんとしているでしょう。などと救急車で運び込まれた某国立大学の病院で言われたのだけれど、なんか治った。が・・・その右手の薬指だけぶっらぁーんに近い状態で、おそらくこれ以上良くなることはないと勝手に思っているから、へたっぴでも続けていた...ランチのとんかつ和幸🍵と、図書館本📖
読書の幅を広げたくて、最近は読んだことのない作者の本を手に取るようにしています。読後がすっきりとした小説が好きなので探していたところ、知り合いにおすすめされたのが柚木麻子の『嘆きの美女』(朝日文庫)で
人の本棚が気になります。なるほどって思ったり、以外な本があったり、その方の内面が現れているような気がします。わたしの本棚は少数精鋭。スペースの都合上どうしても捨てたくない本だけが残っています。個人の趣味嗜好に偏りまくった本棚を一部紹介したいと思います。
作品紹介・あらすじ新しい時代の常識に、変われないおじさんに、もう我慢できない!『妻の終活』の著者が描く、現代「中年」小説!セクハラの嫌疑をかけられた男、女性の後輩に出世競争で負けた男、浮気が原因で離婚し、風俗通いを続ける男――。会社での働き方、女性への対応、家族との関係などの意識をアップデートできずに悩む「おじさん」たちが、あるきっかけから自分の人生を見つめ直していく。時代の変化という嵐に対応できない中年男性の悲哀を切なく、時にコミカルに描いた傑作小説!『雨の日は、一回休み』を改題。読書備忘録昭和のおじさんはね、セクハラと言われたところで、どの件?あ、それ、言っちゃいけない!とか・・・おじさんを応援しているお話ですよね?でも、全部雨・・・役職定年って初めて聞いた。なんでおじさんばっかり?獅子堂さん、やりま...本・坂井希久子「おじさんは傘をさせない」
作品紹介・あらすじそれで誰かを助けられるなら、うそぐらいつく。大学のサークルを抜けたい姪のため、うその辞める理由を考えてあげたことをきっかけに、「うそ請負人」と頼みにされるようになった女性の困惑。会社の自転車置き場で、人間関係へのストレス発散のために同僚がとっていた思いがけない行動。日常の困ったことどもをやり過ごし、目の前の「今」を生き延びるための物語11篇。読書備忘録ちょっと何言ってるかわからない!で始まったお話うそコンシェルジュは面白かった。嘘はね、ついたら覚えていないとダメでしょ?多かれ少なかれ、嘘をついたことのない人っているのか?冗談と嘘の区別がつかない人もいるけれど、ほぼ嘘って人にもあったことありまして、それに気づくのにおくれずいぶん振り回されたことがあった。良かったのは・・・通り過ぎる場所に座...本・津村記久子「うそコンシェルジュ」
作品紹介・あらすじコロナ禍で経験した日常のキワが蘇る、超絶細密描写にハマること必至の連作。夫に付き添い初めての救急車でやってきた深夜の病院の待合室。ふと思い出したのは、子供の頃に聞いた、赤い猫を見ると死ぬという噂――パンデミックというついこの間の出来事を背景に、ある平凡な夫婦とその周りの人々の生活を精緻に描き、日常の外側に読者を連れていく。海外でも翻訳多数の気鋭作家による最新連作長篇。読書備忘録意識していないとスンっ!と通り過ぎ終わってしまう日常毎日同じことをしているように感じていても、時にギョッ!とするようなことが起こるし、残念な日だったり、ウキウキな日だったり・・・サザンを聞いてイヤなことがあった日をフンっ!となかったことにしたり・・・おおばあちゃんで、「病院だと無理に点滴だ胃ろうだって、栄養入れちゃ...本・小山田浩子「最近」
作品紹介・あらすじ六十代の主婦・雅美は、大谷選手が書いたマンダラチャートを真似て、マス目を埋めてみる。もし、人生をやりなおせるならば、「女性が胸を張って生きられる世の中にしたい」。そう記した途端、雅美はマンダラチャートに飲み込まれ、中学生に戻ってしまう……。同じくタイムスリップした、かつての憧れの人・天ヶ瀬とともに、昭和の古くさい価値観を変えようと、奮闘する雅美だが……。読書備忘録いったい何が起こった!ふたりして・・・この時代は確かにそうでした。親元通勤ね。面接で2~3年で結婚してやめます。なんて平気で言っていたし、そういう子だけが受かった。4大生はコネだけで、びっくりするようなお家の子がいたり、お爺さんが常務だったり・・・雅美は頑張っていい大学は行ったのにね。まさかそうなるとは思わなかったから、雅美には...本・垣谷美雨「マンダラチャート」
本日のご紹介はこちら。『最恐書き下ろしシリーズ』最新作。粒ぞろいの短編をどうぞ。 『慄く』読みました。 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫…
もっと丁寧に読書記録を残したいのですが、時間があっという間に過ぎて行きこうしている今も、2冊の本を並行して読んでます、勿体ない。相変わらず海外ドラマも見てますし。やりたいことが次々出て来て、時間がいくらあっても、全然足りません。先日、今期の目標設定についての面談があったので、会社に、というか直属の上司に、契約は今期限り、来期の更新は考えていませんとお伝えしました。そのつもりで、今期の目標を設定しま...
作品紹介・あらすじ育児中も、おじさんも、俳優も、ネイルのある毎日はいつだって幸せクスリと笑えて胸温まる――。しをん節炸裂!ザ・王道“お仕事”小説あらすじ月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる――ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である。そんな月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居を跨ごうとしない居酒屋の大将。子育てに忙しく、自分をメンテナンスする暇もなくストレスを抱えるママ。ネイルが大好きなのに、パブリック・イメージからネイル愛を大っぴらにはできない国民的大河男優……。酒に飲まれがちながらも熱意に満ちた新米ネイリスト・大沢星絵を得て、今日も『月と星』はお客様の爪に魔法をかけて...本・三浦しをん「ゆびさきに魔法」
作品紹介・あらすじ古きよき昭和の生活を体験してみませんか?謝礼500万円をお支払いいたします――。リアリティショーの出演者公募で選ばれた二組の家族と番組スタッフは築60年の広大な団地に集結した。質素ながらも夢と希望にあふれる暮らし……のはずが、待っていたのは悲惨な環境だった。不倫、失踪、そして忌まわしい過去。押し寄せる惨劇に呆然必至の長編ミステリ!『一九六一東京ハウス』改題。読書備忘録結構面白く読んでいた。ら・・・騙された!そう思っていたら・・・え?そうなの?初めは、百二十年前の体験するというものだったのに・・・こういうのなんて言うの?二転三転?・・・四転五転なんて言葉があるのは知らないけれど・・・後半どんどん引き込まれ、えー!吉本さん!あなたも?最後は、うっそぉー!ツチヤさん!と思わず声が出た。何を言っ...本・真梨幸子「極限団地一九六一東京ハウス」
作品紹介・あらすじ著者23年ぶりの書き下ろし長篇恋愛小説綾「私は初めて会った16年前から涼さんを愛し続けている」。涼「僕にかかわった者は、みんな死んでしまう。女も男も。僕が綾を愛しすぎているせいで」――音村綾(旧姓・上里)は30代半ば。現在は信州でペンション経営兼漫画家として活躍。夫・子ども・母と四人で暮している。祥川涼。画家。40代後半。妻を失い、その後同棲していた女性とも別れ、現在は酒浸りの日々を送っている。冒頭の「現在」では、綾のコミック発売記念サイン会のシーンの衝撃的事件から始まり、「1年前」「4年前」「8年前」「10年前」「12年前」「14年前」、そして二人が出会った「16年前」へと時をさかのぼり「現在」に戻る。謎とサスペンス、そしてストーカー小説の雰囲気も交えた〈究極の恋愛小説〉である。この作...本・井上荒野「だめになった僕」
イエイツ・編『アイルランド童話集 隊を組んで歩く妖精達 其他』を読んだ感想
皆様こんにちは、霜柱です。久しぶりの投稿になります。暫く投稿が出来なかったのは、詳しくは書きませんがちょっと個人的に色々
読書メーターvsブクログ徹底比較 おすすめはどっち?併用は?
「読書メーター」と「ブクログ」は、読書管理アプリとして本好きには知られたアプリです。どっちがおすすめか、併用できるのか、移行・同期はできるのかを徹底比較します。一見同じようなアプリですが、はっきりした違いがあるので、特徴活かしてどちらがよいか選べばよいでしょう。
内容恋愛小説の名手が満を持して描く故郷・金沢の女たち金沢の花街に生きる2人の芸妓。恋することすら許されぬ場所で、彼女たちが掴んだものは――。読書備忘録金沢には二度行ったことがある。主計町をかずえまちと何度通っても読めませんでした。今も読んでいる最中はしゅけいまちでした。金沢には金沢城を真ん中に南に犀川、北に浅野川が流れていて、犀川はおとこ川、浅野川はをんな川と呼ばれているそうです。花街は子供の頃から、浅草や向島がなじみのある場所で、話もそれなりに色々聞いた事があり、なんか懐かしい思いがポワリと・・・きんぎょさんが好きでした。この作品ではトンボさんが気になり、いずれは・・・と思っていましたから・・・トンボさんならできる、がんばれ!と、読み終えました。素敵な作品で出会えました。★★★★★本・唯川恵「おとこ川をんな川」
【本の感想】行動経済学そっちのけの感想【行動経済学が最強の学問である】
2025年1月~3月に読んだ本。これでおしまい。今更だけど本の感想記事を読んだ時期で区切ることに意味はないので、今後からは時期で区切るのはやめよう。過去の記録はこちら↓。概要内容としては他の行動経済学の本と同じで、〇〇効果とか〇〇理論みたい
作品紹介・あらすじ宮部みゆき、新シリーズ第一巻、待望の文庫化!二人の「きたさん」が事件に翻弄されつつ成長していく物語で、著者が「生涯、書き続けたい」と願う捕物帖。舞台は江戸深川。一人目の「きたさん」こと北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(本や小間物を入れる箱)売りで生計を立てている。いつか自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て。本書では、ちょっと気弱で岡っ引きとしてはまだ見習いの北一が、やがて相棒となるもう一人の「きたさん」こと喜多次と出逢い、亡き親分のおかみさんなど周りの人たちに助けられ、事件や不思議な出来事を解き明かしていく。北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の舞台になった富勘長屋。さらに『<完本>初ものがたり』に登場した謎の稲荷寿司屋も、本書の中でその正体が明らかになると...本・宮部みゆき「きたきた捕物帖」
作品紹介・あらすじ「綺麗な人でしょう。心はもっと美しいんだよ。ほんと、憧れの人!」「カリスマってああいう人のことを言うんだろうな。」「あの人はカリスマ性がある反面、ものすごく傷つきやすい人。」「うちの家族はまだ、あの人に心を操られたままなんです。」「そういえば、ルミンさんて、プライベートなことは話さない……。」16人のさまざまな証言をもとに、女の正体にせまる1作。女は一体何者で、なぜ嗅ぎ回られているのか…?読めば読むほど謎が深まり、ゾッとするラストは頭から離れない……。読書備忘録うっわ!無視していたじゃないの!?なるほど・・・息をはくように嘘をつく・・・私、嘘つけない人だから、嘘ついたことないわよ、嘘なんかついてもいいことないでしょ?・・・へー嘘つき!「ガスライティング」出てきましたね。誤った情報を与える...本・岡部えつ「怖いトモダチ」
『おいしいごはんが食べられますように』【読書感想】~うわぁ、こいつきらいやわ~
本日はこちら。第167回芥川賞受賞作。こころがざわざわする芥川賞にしては珍しく読みやすい作品。 『おいしいごはんが食べられますように』読みました。 おいしい…
『ユビキタス』【読書感想】~絶滅したことのない不滅の生命体~
本日ご紹介の本はこちら。『リング』の鈴木光司さんが送り出したバイオホラ―…ん?ホラーか? 『ユビキタス』読みました。 ユビキタス (角川書店単行本)Amaz…
読んだ順にタイトルを並べましたが既に記憶がオボロ~なので記憶違い、勘違いがあるかも(^^;でもまあ、読んで良かったと思った本ばかり。メモくらい残ってたら、後々(自分が)嬉しいかな~となんとか思い出しながら書いてみました。「11月に去りし者」 ルー・バーニ
作品紹介・あらすじコロナ禍がはじまり、終息に向かった。これは目眩?日常の隣にある別世界。分別盛りの人々の抱えた困惑と不安をユーモアと活力あふれる文章で描く四つの日常奇譚集。妻は売れっ子イラストレーター、夫は音楽家。30代の夫婦が不動産屋の仲介で移り住んだ理想の家。しかし夫が出張中のある夜、天井から異様な物音が……。気のせい?事故物件?それとも……。そしてある日、夫婦は隣家の秘密を知ることになる。(「屋根裏の散歩者」)酔い潰れ、夜更けの電車内でヴァイオリンを抱いて眠る老人。慌てて下りていった彼の忘れ物は、なんと遺骨。「才女好き」と噂された男の、四十年に及ぶ家庭生活に、秘められたものはいったい何だったのか。(「妻をめとらば才たけて」)亡き父の後を継いだレストラン経営がコロナ禍で破綻に瀕している。家庭がきしみ始...本・篠田節子「四つの白昼夢」
もぐらとずぼんチェコの絵本 (福音館書店1967年12月1日発行) 🦋大きなポケットのついた青いズボンが欲しくなったモグラ君がいろんな生き物たちの力を借りてズボンを作り上げ身につけるまでのお話です新聞の紹介で知りましたチェコのお話なので日本の生き物とは種類が違うとは思うのですがヒメアカタテハさんに似た蝶が出てきたり亜麻の花に教えてもらってその茎の繊維を使って糸をより機織りをして布にしヨシキリという鳥が巣を編んで作ることから布を縫い合わせてもらうことを思いつくのです日本でヨシキリといえば賑やかだけが取り柄の(?) 夏の風物詩オオヨシキリさんを想像してしまいますが実は芸術家さんだったと再認識しましたその時々の工程で色々な生き物が次から次へと出てきて自然が大好きな私は わくわくしっぱなしでしたあのひのきもち作·...もぐらとずぼん🦋あのひのきもち
あずかりやさんシリーズ5冊目です桐島君という青年が「1日100円で何でもおあずかりします」という商いを始めて早10年という設定の物語毎回語り手がいろいろな「物」だったりするわくわくのシリーズですが今回の語り手はナイフちょっぴりレアな?焼きそばパンマルチーズご先祖様…です深刻な話なのにユーモアたっぷりで思わず笑ってしまうのに心がじんわり温まるそんな4つのお話が入っています今回は「あずかりやさんに預けてみよう!キャンペーン」として読者にアンケートを取ったものが生かされているそうです(^_^)このキャンペーンは引き続き行われており早くも次回作が楽しみになっています♪明日は鳥さんの登場です是非とも見に来てください(^_^)v「あずかりやさん満天の星」を読みました。
全く毛色の違う2冊ですがどちらも好きです(^ー^) ワンダーランド急行/荻原浩 分厚いほど嬉しくなる作家が2人池上栄一さんと荻原浩さんです久しぶりの荻原浩さんのSFはコロナ禍にパラレルワールドに迷い込んだ40歳の会社員男性が主人公切なくもありますが荻原節が効いていて面白い!そして最終章に出てくる老婆と物語の結末が興味深いですにっぽん全国おみやげおやつ甲斐みのり 東京都杉並区に十数年在住の著者が個人的にオススメしたい全47都道府県のお菓子やおやつの品々を紹介している本です年配の男性が可愛らしいクマちゃんサブレを作っていたりパッケージデザインも素敵なものが多くてほのぼのワクワク見ているだけで楽しくなりますちなみに私の住んでいる埼玉のお土産としては梅林堂さんのちっちゃな魚の形のマドレーヌが紹介されていましたそれ...パラレルワールドとお土産おやつ✏️読書記