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実家を整理してたら沢山の本が山のように~。 かなり年季の入ったものが殆どだからリサイクル業者に寄付したり、比較的新しめは古本業者に売ったりも。でも二束三文に…
またまた、このパターンになってしまいました。手元には読みかけの別の本が。そして、図書館には予約本が二冊届いています…。『ライルズ山荘の殺人』C・A・ラーマークリスティ好きのメンバーが集まる読書会「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」。今回は新メンバーが4人加わり、人里離れた古い山荘で読書会が行われます。課題の本は『そして誰もいなくなった』。案の定、翌日にはひとりが亡くなり、やがて、死体は二体になり…。山火事...
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける。(講 ...
コロナにかかってダラダラしている間に、読書記録が溜まってしまいました。なので、またまたほぼタイトルだけ。『告発者』(上・下)ジョン・グリシャムフロリダの司法審査会の調査官レイシーの元に、マクドーヴァー判事がマフィアから賄賂をもらい、長年不正を働いているという告発を受けます。先住民のカジノ、マフィア、そして判事の汚職という壮大な事件の調査に動くレイシーと同僚のヒューゴー。告発内容に半信半疑の二人が命を...
『暗殺者の矜持』(上・下)マーク・グリーニーグレイマンことコートランド・ジェントリーの最新刊。これまでは一匹狼のコートでしたが、今回は恋人のゾーヤとずっと一緒。戦闘の間も、ゾーヤのことを常に気遣っていて…。すっかり恋するコートの今回の敵は、AIです。進化とともに自分を作り出した人間さえも敵とみなすようになった人工知能が操るロボットと戦うコート。その背景に見え隠れするものに危機感を持つ古巣のCIAの仲間とも...
『狙われた楽園』ジョン・グリシャムフロリダのリゾート島、カミーノ・アイランドで書店を経営しているブルース・ケーブル。ここには、ブルースを慕って集まって来た多くの作家たちも暮らしています。その美しい島を、巨大ハリケーン・レオが直撃。甚大な被害を残してレオが去った後、ブルースの親友の作家の遺体が発見されます…。魅力的な登場人物、美味しそうなお料理やお酒。とにかく羨ましい優雅な暮らしの数々。もちろん、グリシ...
「哀惜」(アン・クリーヴス / 著)なんとか読み終わりました~(^^)
文庫本ですが、結構厚みがありおまけに途中で次の予約の方が入って返却期限が延長できなくなって…などなど。最後まで読めるかアヤシかったのでなんとか読み終わったときには本当にホッとしました(即返却Boxへ)わたしは外国のミステリーは好きでよく借りるのですが…こうい
つもり貯金 235万円突破 & 2024年読んで面白かった本…2冊!(というか1作)
年間250冊〜300冊ぐらい読んでますが、どの本を読んだか忘れてまた借りそうになるので、読み終わった本は一口メモをつけています。 読んだ本で高得点だったもの、2024年分のご紹介です。 海外ミステリ、SF&ファンタジイ、ロマンスあたりを読むことが多いため、ジャンルはそのあたり。 …なんですが、今年は、例年通りの基準でこのブログで紹介する点数を付けた本が、ミステリ2冊しかなかったw というか、前後編なので実…
海外ミステリー【UFO】地球へ戻るアヌンナキ。ロサンゼルスの穴。人が消えるNY市。動画紹介
海外ミステリー【UFO】地球へ戻るアヌンナキ。ロサンゼルスの穴。人が消えるNY市。動画紹介 「ターロウトーキー海外ミステリー」から配信されている動画を紹介し…
『ステイト・オブ・テラー』ヒラリー・R・クリントン,ルイーズ・ペニー
『ステイト・オブ・テラー』ヒラリー・R・クリントン,ルイーズ・ペニーアメリカ合衆国国務長官エレン・アダムズがボロボロになって、テロリストと戦うミステリー。国務長官顧問で幼馴染みの親友ベッツィーに支えられ、危険地域や危険人物に立ち向かいます。大統領をはじめとして、誰も信じられない、かなりの高官に敵がいるというドキドキハラハラの展開。最初、ヒラリーさんの本ということで、興味が先に立って読み始めたのですが、も...
ミステリー好きは血が騒ぐかも。映画カットオフは詰め込みすぎ・まわりくどいけど見応えあり
ドイツの映画「カット/オフ」のネタバレ感想をお話しします。サイコスリラー?サイコサスペンス?と思ったら、むっちゃミステリーでした。謎解き大好きなそこのあなた・・・出番ですよ!(なんの)まだ観ていない人はご注意ください。映画「カットオフ」の簡
『イギリスのお菓子と本と旅 アガサ・クリスティーの食卓』北野佐久子
『イギリスのお菓子と本と旅 アガサ・クリスティーの食卓』北野佐久子ポアロやミス・マープル、トミーとタペンスなど、アガサ・クリスティーが描いたミステリーの登場人物たちの食の好みや、小説での描かれ方などが写真とともに次々と紹介されていて、とっても楽しい本でした。タイトルをたまたま見かけて図書館で借りたのですが、第二弾とのこと。その中に、フランスではお菓子が宮廷料理としてスタートしたのに対して、イギリスのお...
面倒くさい病にかかっているので、今後、このパターンになりそうな予感が。自分のための記録だから、まあいいのですが。『谷から来た女』桜木紫乃アイヌの一家族のお話でした。あまり理解が深くないので、語れませんが。『身代りの女』シャロン・ボルトンお金持ち学校の高校生、優等生6人グループ。お酒、ドラッグ、そして、深夜の道路を車で逆走するというゲーム。卒業を目前に、大事故を起こし、母親と幼い娘2人を巻き込み、死亡...
『アガサ・レーズンとけむたい花嫁』M・C・ビートンアガサの元夫、ジェームスが半分の年齢ほどの美女と結婚することになりました。結婚式を目前に、思っていたような女性ではなかったと気づき、結婚から逃げたいと、アガサに話すジェームス。だったら、撃ち殺せば?と言い捨てるアガサ。ところが、この花嫁フェリシティが、結婚式当日に本当に撃ち殺されてしまいます。容疑者として警察に連行されるジェームスとアガサ…。という、いつ...
ミステリーばっかり読んでたんですが(かなり低空飛行~(^^;)
何度も書いた気がしますがわたしは「元気な時は本は読めない」人デス(^^;あまりないことですが、家事をするのが億劫じゃなくなるくらい元気だと映画や美術展を観にいったり居間でドラマのイッキ見をしたり。なんとはなしに「セッセと動く」?せいで横になってゆっくり読
『終わりなき夜に少女は』クリス・ウィタカー1995年5月26日、アラバマ州の小さく貧しい町グレイスで、美少女サマー・ライアンが失踪。「ごめんなさい」と書き置きがあり、警察は家出と考えるのですが、双子の妹レインはサマーが自分を置いていなくなるはずはないと、自らサマーを捜索します。複数人の視点で物語が語られ、肉付けされていくのですが、サマーの視点だけがちょっと異質で、それが物語により深みをもたらしています。読...
このところ海外ドラマ「MAJAR CRIMES 重大犯罪課」にはまっていました。1話40分ちょっと。隙間時間をねらって小分けに見たり、サクに「庭に出たい」...
『自由研究には向かない殺人』ホリー・ジャクソンちょっと異色のミステリー。高校生のピップが自由研究の題材に選んだのは、自分の暮らす町で数年前に起こった事件。17歳の少女が失踪。恋人だった少年が少女を殺して、自殺…ということで、事件は解決とされていたのですが、この少年に優しくしてもらったことがあるピップには、彼が人を殺すとは信じられず。当時の人間関係を調べ始めます。ピップが知ったことを、読者にもひとつひと...
ここにきて私の中で何度目かのミステリブームがきてます。最近、読んだのは、「木曜殺人クラブ」木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ)リチャード オスマン早川書房2021-09-02英国の高級老人施設の入居者の中に、未解決事件の調査が趣味という4人の老人グループがあり、「木曜
9月に見た海外ドラマの紹介と感想です。ミステリーチャンネルの第1話の紹介文をそのままお借りします。「パリで潜入捜査の名手として知られるシモン・コールマン警部はオシャレで気楽な独身者。長期潜入を終えた彼のもとに妹夫婦の交通事故死の報が届く。遺言状はシモンを3人の子供の保護者に指名していた。子供たちの住むエクサン・プロバンスの警察に異動した初日にベンチャー起業家殺害事件が発生。3人の子供たちの世話と犯罪捜査を両立させなければならないシモンの悪戦苦闘の日々が始まった…。」あまりにも簡潔に書いてあるのを読んでしまうと、なんか自分の言葉で紡ぐのが嫌になる時ってあるじゃないですか。そんな感じです。補足して書くと、3人の子供と言うのは高校生・中学生・そして小学生と様々で、その時代時代の子育ての悩みや問題が起きて来て、奮...名刑事コールマンの捜査と子育て両立奮闘記
『恐怖を失った男』M・W・クレイヴン連邦保安官局の元指揮官ベン・ケーニグが主人公の新シリーズ。ワケあり(ホントに大変な)で身を隠して生きて来たベン・ケーニグ。逃亡生活を続けていたのですが、突然、連邦保安官局に拘束されてしまいます。拘束の理由は、現長官のミッチェルからのたっての依頼が原因でした。長官のひとり娘、マーサが行方不明になってしまったのです。あらゆる手を尽くした結果、娘を救えるのはベンしかいない…...
『名刑事コールマンの捜査と子育て両立奮闘記』(全3話)(2022~2023年 フランス他 原題:Simon Coleman):ミステリーチャンネル~ミステリーチャンネルHPより~パリで潜入捜査の名手として知られていたコールマン警部が妹夫婦を交通事故で亡くし、突然3人の子供の保護者に!美しいエクサン・プロバンスの街を舞台に、子供たちの育児と犯罪捜査の両立に悪戦苦闘するコールマン警部の日々を描いた、ハートフルなコメディミステリ...
またまた、読書記録をためてしまいました…。うろ覚えです。『方舟を燃やす』角田光代1967年生まれの飛馬(ひうま)と、戦後生まれの不三子の視点で交互に語られます。ノストラダムスの大予言やコックリさん。不安な思いを拭えない飛馬。自分はきちんとした常識を教えられていないと劣等感を持つ主婦の不三子。それぞれ別々の歩みが徐々に交差して…。このタイトルの意味が、後半近くになって、やっとわかり始めました。これしかない...
『渇きと偽り』ジェイン・ハーパーメルボルンで金銭トラブルを追うのが専門の連邦捜査官アーロン・フォーク。20年ぶりに出身地のキエワラに戻ったのは、自殺を図った幼馴染みの親友ルークの葬儀に出席するためでした。妻子も殺したルークの死の謎を調べて欲しいと、ルークの両親から頼まれるフォーク。長く干魃に苦しむ田舎町。オーストラリアではよくあることだそうです。過酷な自然と闘いながら暮らす人たちの奇妙だけど必要とも言...
『密航者』ジェイムズ・S・マレイ&ダレン・ウェアマウス残虐な連続殺人事件の陪審員を務めたマリア・フォンタナ。誰もが犯人と疑わなかった容疑者ワイアット・バトラーは、ひとりの陪審員が最後まで無罪票を投じたことで、不起訴となります。個人情報が守られるはずの陪審員ですが、怒りのはけ口のように、ネット上で個人名をさらされて、身の危険を感じるまでに。他の陪審員を守るため、マリアは無罪としたのは自分だとマスコミに公表...
『クリスマスカードに悪意を添えて』ジュリー・ワスマーイギリスの海辺の町ウィスタブルが舞台。シーフードレストランを経営するシングルマザーのパールと、刑事マグワイアが事件を解決するコージーミステリー。クリスマスの準備で大忙しのパールの元に、友人たちから相談が舞い込みます。新聞の切り抜き文字で書かれた脅迫状が送られて来たと…。パールは友人たちのために一肌脱ごうと決意します。このミステリー、先にドラマで見て...
7月のダークライド (ハーパーBOOKS)ルー・バーニーハーパーコリンズ・ジャパン2024-02-16『11月に去りし者』がなかなか良かったので期待していたルー・バーニーの新作。前作はバリバリ裏社会の人物が主人公だったのに対し、今回の主人公は〝なんでもない、ただの青年
★ミニレビュー★『真っ白な嘘』フレドリック・ブラウン/越前敏弥(訳)
真っ白な嘘 (創元推理文庫)フレドリック・ブラウン東京創元社2020-12-21 今回はミニレビューです。読みっぱなしは残念なので記録します。 とっても奇妙な味わいの短編集。18作品が収録されていて、それぞれの表題訳もじつによい。 いずれの作品もシュールで、若干のホ
処刑台広場の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)マーティン エドワーズ早川書房2023-08-17 本日、次作が発売されてしまったのでね……。1年近くも放っておいたこのレビューを書いておかないと。読みっぱなしになっている本が多すぎる。レビュー書くのは時間かかるしね。仕方な
『獣医ヤコブスの事件簿』(全6話)(2014年 ドイツ 原題:Vet Jacobs):ミステリーチャンネル~ミステリーチャンネルHPより~2014年からドイツで放送され、800万人以上の視聴者数を獲得し、現在も続いている大人気クライムドラマシリーズ!海沿いの静かな村にやってきた人間嫌いの元警察官の獣医ヤコブスが、村で起こる不可解な事件に次々と巻き込まれる…!2014年。10年前に始まったドラマですが、そんな古くささは感じませんで...
グレイラットの殺人 ワシントン・ポー (ハヤカワ・ミステリ文庫)M W クレイヴン早川書房2023-09-20 クレイヴンのワシントン・ポー刑事シリーズ4作目。海外ミステリーを読む勢のあいだでは大人気のこのシリーズだが、ふだん日本のものしか読まないよって人にもぜひおすす
『イラク・コネクション』ドン・ベントレー『シリア・サンクション』の続編。面白かったと思うのですが、記憶が遠い彼方です…。『ジェンダー・クライム』天童荒太中年の男の死体が発見されます。裸で、後ろで手を縛られて。遺体にはレイプの痕跡もあり。調べによると、被害者の息子は、数年前の集団レイプ事件の加害者のひとりだったことがわかります。八王子南署の鞍岡警部補は、本庁捜査一課の若手刑事、志波とコンビを組んで、捜...
『アガサ・レーズンと毒入りジャム』M・C・ビートンカースリー村の牧師の妻ミセス・ブロクスビーのもとに、コンフリー・マグナ村の牧師アーサー・チャンスが訪れました。訪問理由は、ミセス・ブロクスビーの親友、アガサに村祭りのPRを頼みたいとのこと。強引な依頼に困惑のミセス・ブロクスビーは、アガサと一緒に村に出向き、丁重に断ることにしたのですが、村祭りのスタッフ、ジョージの美貌に夢中になったアガサは依頼を引き受けてしま...
『シェトランド シーズン7』(全3話)(2023年 イギリス 原題:Shetland):ミステリーチャンネルジミー・ペレス警部が前シーズンで降板し、シーズン7はルース・コールダー警部が登場しました。正直、シェトランドと言えば、ジミー・ペレス。原作ももともとそうですし。馴染めるかなーと心配でしたが、トッシュやサンディが変わらず活躍しているので、違和感なく見ることができました。トッシュの存在感が大きかったなぁ。『ヴェラ...
『野外上映会の殺人』C・A・ラーマーシドニーが舞台。ミステリ中心の読書会「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」のメンバーが活躍するシリーズ。野外上映会は夏のオーストラリアの人気イベントで、各地の公園に大きなスクリーンを設置して、近所の人たちが、思い思いに楽しむのだそうです。ブッククラブのメンバーたちも、ビールやワイン、チーズなどの食べ物を持ち寄って、ブランケットで場所を取って寛いでいました。この日、上映さ...
ブログランキングに参加してるのよ ポッチと押してくれると泣いて喜びます 何でも良いから両端をポチっと押してね。 毎日、少しづつは歩いています(雨が降っても歩くのよ)
『テンペスト教授の犯罪分析ノート』(全6話)(2022年 イギリス 原題:Professor T):ミステリーチャンネル子どもの頃のある事件がトラウマとなって、ゴム手袋が手放せない超潔癖症かつ強迫神経症のテンペスト教授が、今回は愛する人を守るために、罪を被って、刑務所に入ります…。トイレとか、ベッドとか、だ、大丈夫なの~と心配しましたが、刑務所の中でも実力を発揮し、見事に事件を解決でホッと安心。でも、安心もつかの間...
『化学の授業をはじめます。』ボニー・ガルマス1960年代のアメリカ。女に知性は求められず、女は男に従属するものとされていた時代。信念を曲げることなく、どれだけ理不尽な目にあっても、科学の世界で頑張るエリザベス・ゾット。なのに、未婚のシングルマザーとなり、あえなく研究所をクビに。ひょんことから、テレビの料理番組を担当することになります。料理番組を男性向けと捉え、セクシーさを求めるプロデューサーに対し、「料...
スー・グラフトンのミステリー・シリーズ。タイトルがAから(ほんとは)Zまで26冊あるんですが、日本ではRまでしか翻訳が出てません。わたしは続きが読みたくてず~っと待ってたんですが…(^^;(勿論、一話完結ではあるんですが主人公の人生はずっと続いてるので)今は
「三つの棺」ジョン・ディクスン・カー 密室殺人の傑作が新訳版で登場!
ジョン・ディクスン・カーの推理小説「三つの棺」の感想です。密室で起きた殺人事件に名探偵フェル博士が挑む本格推小説です。殺人犯は密室からどうやって消えたのか?また、誰が・なぜ・どのように殺害が行われたのか?有名な『密室講義』が掲載されています。
『マリアの極上レシピ~愛のお悩みと殺人を解決!』(全10話)(2022年 南アフリカ共和国、イギリス 原題:RECIPES FOR LOVE AND MURDER):ミステリーチャンネル南アフリカ共和国の小さな町にあるカルー新聞でレシピを書いていたマリア。レシピだけの記事はもういらないと言われ、読者の悩み相談に答えるコラムを書くことになります。悩みの助けになるようなレシピを書くと、これが好評で。ところが、相談者の女性が殺害されると...
『ナイフをひねれば』アンソニー・ホロヴィッツ大好きなアンソニー・ホロヴィッツ。今回も期待を裏切ることなく、一気読みでした。私立探偵ホーソーンと作家アンソニー・ホロヴィッツが活躍するシリーズです。ホーソーンの意地悪に、ほとほと嫌気がさしたアンソニーが、コンビ解消を申し入れた翌週。アンソニーが脚本を書いた芝居を、超毒舌で酷評した劇評家が刺殺され、なんと、アンソニー自身が殺人容疑で逮捕されてしまいます。何...
こんにちは、うみです。 最近、読んだ本の記録が滞っていました。 「死者の国」があまりにおもしろかったのて、同じくジャン=クリストフ・グランジェの「クリムゾン・リバー」を読んでいましたよ。 これは、図書館になくて古本購入しました。 送料込み220円だったかな? 楽天市場の「バ...
『8つの完璧な殺人』ピーター・スワンソン暴風と雪に襲われたボストン。ミステリー専門の書籍を営むマルコムはアルバイト店員は休ませ、書店の看板猫ネロとともに、ひとり店で過ごしていました。そこに突然、FBI捜査官の女性が訪れます。訪れた理由は、約10年前にマルコムが書店のブログのために書いた記事「完璧なる殺人8選」について聞きたいと。マルコムはこの記事の中で、有名なミステリ8冊をリストにしました。捜査官曰く、こ...
最近、パトリシア・コーンウェルの「検屍官シリーズ」の新刊『禍根(上)(下)』を読み終えました。このシリーズの最初の頃は、次々出版される本に必ず食いつき読んで楽しんできていたので、今回の作品にも大変期待がありましたが・・・・。(以下にネタバレも含みます)大体いつも分厚い上下巻2冊だったのに、「今回いやに薄いな??」と最初に感じたわたし。あっという間に読み終えるだろうと思っていたら、思いのほか時間がかかってしまいました。新刊だったこともあって、時代はまさに今。恐ろしく進んできているコンピューターの仮想世界の話、死んだ人がまさに今コンピューターの中で生きて対話するようなアバターの話(GTP-3)やコロナ禍中のアメリカの様子も出てきて、そう言う意味ではまさに出来立てほやほや。こういうところはさすがにコーンウェルだ...ミステリーの面白さとは?
『樽』F・W・クロフツロンドンの港で荷揚げされた樽の中から出て来た女性の遺体。容疑者らしき人物はふたり。夫あるいは発見者でもある元恋人か。容疑者にはどちらも鉄壁のアリバイが…。という、かの有名なクラシックミステリーです…が、わたしは読んでいませんでした。ミステリー好きなのに読んでないのー? これは抑えておかないとダメだよー。ということで、わたしの図書館でもある上司から、強引に渡されました。『樽』と、そし...