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声楽の魅力|大きな声で気持ちよく歌う健康メリットと練習ポイント
最近、「声楽をやっていて良かったことって何ですか?」と聞かれて、改めて考えてみました。 私が思ったのは、ガツンと大きな声を出すと、すごくスカッとするってことです。 レッスンをはじめて、慣れてくると、どんどん声が出せるようになって、 思いっきり声を響かせられたときの気持ちよさは格別です! 私自身はもう声の大きさで驚くことはないんですが、これから声を鍛えていく人は、「えっ、こんな声が自分から出るの?」ってびっくりして腰を抜かすかもしれません。笑 大きな声を出す機会は、普段なかなかありませんよね。 でも、実は体や心にもとても良い影響があると思っています。 生徒さんの中には、「歌うと内臓が動く感じがし…
「自分らしい表現」で歌うって?レッスン中の一コマから思うこと
先日のレッスンで、ある生徒さんがふと、こんなことを言ってくれました。 「ここは先生みたいに歌いたい」 こう歌いたい!というイメージや気持ちがあるのは、本当に素晴らしいことです! そのとき私は、その生徒さんが歌っていた曲の中で、一番盛り上がる箇所を見本として歌いました。 かなりパワフルに、大きめの音量で、ガツンガツン聞かせる(効かせる!?笑)表現をしました。 きっと生徒さんは、なにか心に来るものがあったんだと思います。 でも私は、こう伝えました。 「今のあなたに余裕があるくらいの音量で、息が苦しくならないくらいの長さで歌っても、同じ雰囲気はちゃんと出せますよ」 というのも、迫力や強さって、単純に…
Eliasの練習をしていて、改めて思いました。 練習って、本当に根気がいります! できないところがあると、ストレスもかかるし、なかなか前に進まないこともあります。 それでも、繰り返し練習することでしか上達できない場面って、やっぱりあるんですよね。 今の時代って、効率やスピードが求められることが多いけれど、声楽の練習は、ある意味それとは真逆の作業です。 すぐには結果が出なくて、時間をかけて、少しずつ体に覚えさせていく。 でも実は、そういう時間が意外と頭をスッキリさせてくれたりもします! ゆっくり集中して練習していると、脳が整理される感じがするし、不思議と気分も落ち着いてくるんですよね。 集中力も…
声楽のレッスンは、ただ歌を教わる場所じゃなくて、自分に合った練習方法を見つけて育てていく場だと思っています! 歌を上達させたいなら、ある程度は練習が必要です。 うまくなりたいと思ってやった練習は、なんでも良い結果になります! けど、練習のやり方をちょっと変えたら、さらにうまくなれる可能性があがるんです。 私は生徒さんに、いろんな練習方法を試してもらいながら、その人に合ったやり方を一緒に見つけていきたいと思っています。 例えば、楽譜の読み方や声の出し方、リズムの取り方など、細かいポイントを具体的にお伝えしながら、どう練習すればいいかアドバイスしています。 レッスン中に新しいやり方を試してみて、家…
本気で歌を学びたい大人へ。声楽レッスンと演奏、どちらも全力で楽しむ方法
最近ありがたいことに、大人の合唱レッスンのお声がけをいただく機会が増えています。 「大人のための合唱」って、本当に素敵ですよね! 音楽を通して人とつながること、声を出して心も体もリフレッシュできること。そんな時間を一緒につくるお手伝いができるのは、とても嬉しく、やりがいを感じることです。 一方で、私は自分自身の演奏活動も大切にしています。いまは、9月3日、ミューザ川崎シンフォニーホールで演奏するMendelssohnの《Elias》の準備中です。 大作なので時間もかなり必要ですが、ありがたいことにやりたいことがたくさんある今、レッスンも演奏も、競技も!どれも手放さずにやっていこうと決めています…
昨日今日と、なるべく音楽のことは考えませんでした! 明日はレッスンもあるし、自分の練習時間もいっぱい取れそうです。よかった! 社会人になってから、こういう日を取るようにしています。 子どもだ仕事だと忙しくなってしまう中で、どうしても練習や勉強の時間がとれない!という現実を受け入れた結果、 あえて音楽抜きをしている!と思っていたほうがいいという結論になりました笑 できなかった練習を気にしているよりも、練習ができるときに集中して、いい時間を過ごしたほうがいいからです。 ある種の諦めです。諦めて、開き直って、できることをやっています! 不思議とこうしていたほうが、気持ち的にも歌の技術的にも調子がいい…
歌を楽しみたい方、大歓迎!いっしょに楽しくレッスンしましょう
ありがたいことに、私の演奏を聴いてくださったり、動画を見てくださった方から、 「こんなにちゃんと歌ってる先生に、私なんかが習ってもいいのかな…?」と、ちょっと遠慮がちな反応をいただくことがあります。 でも、どうかご安心ください! 実はこのこと、以前にもブログに書いたことがあるのですが、改めてお伝えしたいのです。 私は、“趣味で楽しく歌いたい方”のレッスンが本当に大好きです。 chikakobilitis.hatenablog.com 木曜午前に、ゆったり歌える合唱クラスを新たに開設しました! このクラスでは、いわゆるシニア世代の方や、大人の方と一緒に「音楽を楽しむ時間」を共有できたらと思ってい…
「この曲は知らない」 これまでいろいろな先生にレッスンしていただいたことがありますが、何度か、これを言われたことがあります。 まじで良くないと思います。 レッスン前に日にちに余裕をもって、曲目を事前に提出しているにもかかわらず、当日そう言われてしまったこともありました。 そういうのっておかしくないか?と思うのです。なんのための曲目提出なのよ。 先生だって知らない曲があるのは当然です。けど、レッスンのその場で「知らない」というのは基本的にはなしだと思います。(生徒さんが急に曲を持ってきた場合をのぞく) 特に曲目を事前に提出した場合は、曲目を見た時点で、わからないならわからないってわかるじゃないで…
勉強熱心な生徒さんだと、レッスンの前にyoutubeやCDなどでいろいろな歌手の演奏を聴いてきてくださいます。 そしてご自身でも練習を重ねてレッスンに来てくださいます。 その時に、生演奏と音源での音楽づくりの違いに驚かれるようです。 youtubeやCDだと、サラッと歌っているように聞こえるみたいですね。 このイメージで、ステージ上での生演奏を想定して歌うと、ちょっと物足りなくなります。 生演奏は、もっとアツアツです! この熱さと緻密さって、実際に生演奏を聴いてもらわないと、なかなか伝わらないなと感じています。 私自身も先生方からたくさん見本を歌っていただいて、長い時間をかけて感じられるように…
どうも私はコンサートなど、本番と呼ばれるもので落ち着いていたり、変な緊張をしていなさそうにみえるらしいです! 緊張してなさそう、本番に強いというふうに言っていただけることが多いなと自分では感じています。 ありがたいことです。 だがしかし私は緊張します!緊張とか不安が原因であろう体の症状とも付き合ってます!! 吐き気はちょっとつらいときが多いかな〜突然くるし、単純に体が苦しいのはいやだなと思います。 でも同時に、吐いちゃってもいいやとか、そこまでいけたら一流の仲間入りだ!と、肯定的にうけてとめてる部分もあります。 だってもう、こういう体質なんだもんしょうがねえや〜〜って感じです笑 🎵 🎵 Bil…
昨日空手の試合が終わり、無事日常に帰ってきました! 私はつい最近まで、日常と非日常というのがあんまり区別がついてなかったです。 試合とか、歌の本番とか、あるのが当たり前だから、全部日常です!くらいな感じで思っていました。 でもやっぱり、たとえどんなに小さかったとしても本番は本番、いつもとはちがいますね、緊張感あるし疲れるし笑 もうとっくに日常にもどってなきゃいけないんだけど、今回はまだみたいです。 今日はひるくらいまであんまり食事がとれなかった! 今日のこの後はしっかりやすんで、残った疲れは全部とります! 風邪も引いてないから歌っても全然平気、よかった〜〜 🎵 🎵 Bilitis声楽教室(横浜…
個人レッスンでも自然と揃う、生徒さんたちの本番に向き合う気持ち
この前本番を控えている大人の生徒さんには、本番を大成功させるためのワークシートを書いてもらいました! みなさんが書いてくださった内容をみて、すごく良かったなということがありました。 それはどの生徒さんも、ゴールを自分がコントロールできることにしていたことです。 例えば自分の声を気持ちよく飛ばす、とか最後まで歌い切る、みたいに自分の努力だけできることを書いてくださいました。 誰も、人に感動してもらう、とか審査員に評価をしてもらう、みたいに他人からの評価、つまり自分ではコントロールできないことをゴールとして書いていなかったです。 加えて、みなさん前向きな言葉を書いてくださいました! 例えばですが、…
前回、声を出しての練習について書きました。今回は、声を出していない時間の勉強について簡単に書きます。 前回の記事 chikakobilitis.hatenablog.com 練習をしていない時間にも勉強はしますね。 歌詞カードを作ったり、歌詞の意味を調べたり、参考音源をまとめたりします。 歌詞カードは、曲や歌詞の構造がわかるように図を書き込んだりもします。 音源も、聴けるなら聴いたほうがいいです!そのほうが早いですから。 他の歌手や、伴奏のみの音源だけでなく、自分が歌った音源も聴いています。なるべく、1曲を通してうまく歌えたものを聴くようにしています。 本番で演奏を成功させることがゴールだから…
最近思うのですが、仕事や日常生活のいろいろをこなしながら、新しい曲の勉強をして自分のものにしていくのって本当に大変ですね。 自分のものにしていくために暗譜は必要だと思うけど、私は長時間練習はできないから、最近は頭から攻める必要もでてきました。 今にして思えば若い頃はかなりの時間練習していたので、暗譜で困ったことがなかったかも!? 当時の記憶では、「すぐに覚えられるし忘れない」となっています。きっといいかげんな暗譜だったんでしょう笑 今は暗譜しにかかっています。意識としては、早く頭に入れて、入れたものは忘れないようにするという感じです。 現在の私の声を出しての個人練習は、基本的に1日1時間が限界…
私は学生時代先生から、好きな曲を何でも歌っていいよと言われていました。 曲目を提案いただくこともありましたが、その提案ていうのはかなりざっくりしていました。 イタリア歌曲集全部の中から選んでとか、バッハの主要なアリアとソロカンタータは全部、とか笑 どーんと一気にもらってどれからでもいいからどうぞ!という感じでした。同門の人達も同じような感じだったと思います。 それに加えて、好きな曲は何でもやっていいよと言われていました。 また、一応候補曲として提案される際、この曲好き?とも聞かれました。 これは正直に好き嫌いを言ってよくて、嫌いだったらやらなくていいぽかったです。多分w私はやらなかった。 いい…
大人の生徒さんが話してくださいました。 ある曲を歌うと、なんだか泣いちゃいそうになるらしいです。 一応私は、何でですか?と聞いてみたのですが、自分でも何でかはよくわからないみたいでした。 感動に理由なんていらないです。 説明できてもできなくてもいい。そう感じた気持ちは大事にしてほしいです。 ただ、そこまで心に入ってくる理由のひとつは、日本語の曲だったからだと思います。 言葉の意味が深いところまでわかるからこそ、音楽とあいまって感動が押し寄せてきたのではないでしょうか。 音楽に心が動く瞬間は、何ものにも代えがたい宝物です。そんな出会いを、レッスンの中で一緒に育てていけたら嬉しいです。 🎵 🎵 B…
コンクールや発表会を控えている生徒さんたちに新しい試みをしてもらいました。 私が作った練習計画プリントを使って、練習メニューを考えたり、目標を立てたりしたのです。 ゴール=本番でいい演奏をすることから逆算をして目標をたてて、練習計画を作ります。 このプリントをつかえば、目標も、練習メニューも生徒さん自身で決められるんです。 今回ははじめてだったので、私も一緒に考えました。次回はひとりでかけると思います。 生徒さんたちが書いた目標や練習計画の内容は、私も把握しています。 それぞれの目標が達成できるように、全力サポートの準備万端です! ちなみに私自身もこれで次の本番の準備をしようと思っています。 …
「声楽って、どんな人が習いに来るの?」「私みたいなタイプでも大丈夫?」そんなふうに感じている方のヒントになればうれしいです! 🎵 ダントツで多いのは“大人”の生徒さん! 私がこれまでに教えてきた中で、いちばん多いのは大人の生徒さんです! 年齢層は本当にさまざまで、上は70代後半の方も。男女比もほぼ半々くらいです。 お仕事をされながら来られる方や、退職後の趣味として始めた方まで、背景もいろいろです。 🎤大人の生徒さんが通う理由は? 趣味として、でも“ちゃんと習いたい”「どうせ習うならちゃんとしたレッスンを受けたい」と、私のレッスンを選んでくださった方も。仕事の合間に、月2回くらいのペースで無理な…
みたいなことを言ってましたwこの前のレッスンで笑 気づいたら言ってしまってたって感じでした笑 いや誰に対してもそう思ってます私は。 これは大人の生徒さんのレッスンでのことだったのですが、以前ブログにも書いたけど、誰がいつすごくなるかわからないので、私は誰に対しても本気で教えます。 chikakobilitis.hatenablog.com 現状がどうとか年齢がどうとか関係ないのです。やりたいかやりたくないかの話なので。 プロになるとか、音楽を仕事にするとか、歌ってお金もらうレベルになるとかって、なんとなく子どもとか若いうちからレッスン受けてじゃないとだめかな?って思ってませんか? そんなことな…
合唱と声楽ソロとの両立は、積極的にしてほしいと思ってます。 合唱もソロも、どっちもやりたいなら是非やってほしいです。 必要なテクニックはちょっと違うけれど、外してはいけないポイントさえ抑えておけば大丈夫です。 私の場合は、大学受験の間もソロと合唱を両方とも続けていました。 特に問題なかったです。 それは自分に無理のないパートを歌っていたことと、ソロと合唱、どちらにも共通する技術は外さなかったことにあります。 共通する技術というのは、声帯に負担をかけない歌い方のことですね。 具体的!?には、喉を下げるとか腹から歌うとか支えとかあの辺りのことです。 それをソロと合唱両方ともに使っていたので、私はず…
特に子どものレッスンで私が気をつけていることです。 私は、生徒さん本人が 興味をもつまで待つというのをやっています。 例えば楽譜について。 最初は、楽譜が読めなかろうが全く問題にしてません。 まずは本人の好きな歌が好きなように歌えるのであれば 耳コピでもOKです。 というか、好きな曲を耳コピでどんどん覚えて 好きなだけ歌えるって素晴らしいことだから、 むしろ大歓迎!!です。 ですが待っているだけではなく、 栄養を与えまくって待ちます笑 具体的には、 レッスンに楽譜は持ってきてもらって譜面台においていただき、楽譜の存在は認識してもらう 楽譜に書いてあること、書いていないことをレッスン中にそれとな…
誰に対しても本気で教える これは私がずっと、指導に携わり始めた学生のころからずっときめていることです。 歌に関しても、スポーツでもなんでもそうですが、伸びてくるタイミングって人によって違うじゃないですか。 一般的に何年くらいやったらうまくなります、という目安みたいなのはあるかもですが、いわゆる遅咲きというタイミングになる人もいますよね。 それまで全然、箸にも棒にもって感じだったのに、突然できるようになることもあるじゃないですか。 じゃないですか、というのは私はそのタイプだったので笑大学院生だったとき、ある日のレッスンでいきなり声が出るようになって、そのまま今に至ります。 大学院生ですよ?学部も…
■30代女性の生徒さん■ 自分のことで久しぶりに感動しました!!! 話し声がしゃべりやすくなりました、声のかすれも消えました! そんなにすぐに変わります?!すごい! 講師より: 大人の生徒さんのご感想です。この方はもともと声が強く、長時間歌ったり話したりしても全く声が枯れない体質だったのに、だんだんと声がかすれるようになってきたというお悩みをお持ちでした。 風邪は引いていないし、かすれも病院に行くほどひどくないとは思うけれども、気になるのでなんとかしたい、というご相談をうけました。 遠方にお住まいの方だったため、オンラインで対応いたしました。 レッスンでは、声を出すときにぜったいに意識してほし…
自分は音楽高校に通ってたけど、正直普通高校に頑張って行けばよかったと思ってます。 私には音楽高校は窮屈過ぎました。 在学中はストレスで胃カメラ飲んだもん笑高校生で胃カメラかよ〜 学校と家とプライベートレッスンの先生との間で板挟みだったですはっきり言って。 皆さんそれぞれ思いがあってのことだったと思うけど声を大にしていいたい。私は板挟みだった😢 だから音楽高校に行きたい人になにかいうとするならば、 通う本人が頑張るのはもちろんのことだけど、いろんな板挟みになったときに一人で立ち上がる強さがあるならばいいんじゃないかな、 という感じですかね。 未成年で大人がいないといけないというときに、精神的に一…
本当に楽しくて面白い指導でした!根本から教えてもらって本当にやりやすかったです👏 練習メニュー、めちゃくちゃ選んでくださってありがとうございます!! 身体づくりやよい習慣づけがいい声につながる感覚はあったので、今日から少しずつ試してみようと思います…! 講師より:大人の生徒さんのご感想です。 音楽に興味はあるけれども、どんなジャンルが好きなのかが自分ではまだわからない、 ボイストレーニングに興味はあるけれども、なにから手をつけてよいかわからない、 カラオケで、自分では音程が合ってると思っていても、聴いてる人には音程が低く聞こえているようだが、何が原因で起きているのか、どう解消したらいいのかがわ…
先日のレッスンで、ある生徒さんがふと「もっと練習しないとダメですね…」とおっしゃいました。 たしかに、練習すればうまくなる可能性はあがります。でも大人の方が練習する時間って、実際あまり取れないですよね? 仕事や家事、育児、介護…皆さんそれぞれに忙しい日常を送っていらっしゃいますし、声をだして練習をする環境がある方は珍しいと思いますがいかがでしょうか。 だから私は、生徒さんに対して「もっと練習してきてくださいね!」とはあまり言いません。 環境的に声を出しての練習が難しい場合は、レッスンの頻度を増やすのは一つの方法です。 レッスンで、私と一緒に練習してしまいましょう。 それが難しければ、家で歌詞を…
社会人として働きながら、声楽のレッスンを受けてみたい けれど、仕事や家庭のことで毎週通うのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 私は、社会人の方が声楽を習うなら月2回くらいでも十分だと考えています。 もちろん、毎週来られるならそれに越したことはありません。 でも、現実的には自主練習の時間をなかなか取れないというのが、多くの方の本音ではないかと思います。 月1回でも通えないよりは良いのですが、間が空いてしまうぶん前回のことを忘れてしまったり、感覚を取り戻すのに時間がかかってしまうこともあります。 その点、月2回であれば、レッスンとレッスンのあいだに少しずつ復習したり、自分の声と向き合う…
先日、生徒さんとコンクール出場の話をしました。 生徒さんは、興味はありそうでしたが、「仕上がりは大丈夫かな?」「勝てるかな?」と不安を抱えている様子でした。 私から伝えたいことは、まず、いきなり勝てることはほぼありません! 勝つためには戦略が必要ですし、本番でいい演奏をするためにはある程度場数を踏むことも必要です。 それに、音楽のコンクールは勝ち負けに固執すると心身ともに疲れてしまいます。 だから、結果に一喜一憂しすぎず、別の視点を持つことが大事です。私が特におすすめしたいのは、お友達づくりです笑 コンクールの楽屋とか、客席、結果発表前のロビーなどでぜひ仲間をつくってきてください! 何よりの財…
大人だって泣きたい!本番は緊張するから泣きたい!泣きたいくらい怖い! レッスンで大人の生徒さんとそんな話になりました。 発表会は怖い!想像するだけでも具合が悪くなりそう!ということを生徒さんから聞いたこともあります。 でも怖いから歌をやめたいのかと言われると違うんですよね。 私自身、今でも本番前の練習期間から、緊張か何か?で体に不快な症状がでることが多いです。 空手の試合なんかもっとで周囲をみてもここまで症状が出る人は子どもをいれてもみたことないかも!?笑 だから生徒さんの不安な気持ちは理解できます。 そしてそういう緊張や恐怖のようなネガティブにみえる感情と、やってみたい、歌が好きという感情が…
レッスンでのできごとです。 ドイツ歌曲に挑戦している大人の生徒さんです。コツコツ練習を重ねて、かなり綺麗に自信をもって、ドイツ語で歌えるようになってきました! 曲中でのある箇所について、生徒さんからこのようなお話しがありました。 「ここのテンポ(速さ)はほんとはもっと速いんですよね?Dieskau はとても速くうたっていました。でもPreyはゆっくり歌っていました。」 おーめちゃめちゃ勉強してくださってる!!いいですね〜。 私は個人的には、テンポは毎回変わるものと考えています。 歌手本人に合うかどうか、どんな部屋で、誰に向かって歌うか、その日の歌手の調子はどうか、 などなどの条件で毎回テンポは…
先日の大人の生徒さんのレッスンでいただいた質問です。 「コンクールに出られますか?」 答えは、「はい、出られます!!」です。 軽く聞こえますかね笑 でもこのくらい軽く受けるのがコツかなと思います。 ちょっとでも興味があるならば、 やってみた方がいいです。 1回の本番で得られる学びは大きいですよ〜 何が得られるかは、経験してからのお楽しみにします笑 このご質問は、 いろいろな不安があってのことだったのだと思います。 現在の自分の歌のレベルが コンクールで歌うに値するのか、 当日までに自分が納得いくレベルまで 演奏を仕上げられないのではないか、 本番でミスをするのが怖い! 自分がコンクールの舞台に…
ゴールデンウィーク終盤ですね! 私は思いっきりゆっくりしました。 なんかいま別世界に来たような感じがします笑 長い休み明けのレッスンは、 ちょっと不安な気持ちでくる生徒さんも いらっしゃるなと感じます。 練習できなかったけど大丈夫かな? という感じです。 全く問題ないので 何も不安に思わずレッスンにお越しください笑 確かに連休明けだと、最初の10分くらいは 声がなまってるな〜と感じるかもしれません。 でもその後はちゃんと調子良くなりますし、 しっかり休んでいる間に頭が整理されて、 以前できなかったことがすんなりできることもあります。 そういえばお正月明けのレッスンでは、 私も含め全員、声がなま…
先日の大人の生徒さんのレッスンで、私が言ったことです。 ソプラノの彼女は、大曲に取り組んでます! 高音の伸ばしがなんどもくるー! でも彼女の技術なら充分できると私は判断してます。 実際、かなりたっぷりな響きで気持ちよく歌えてることが多いです。 ただどうしてもご本人が、 何か怖がってそうな雰囲気とか、 今の自分の歌い方ダメだったかも!! て思ってそうな雰囲気が、 歌ってる最中に出てるのが感じられたんですよね。 なので、そのことをご本人に伝えた上で言ったのが、 ミスはただの現象〜という言葉でした。 ミスるって何か悪いことなんですかね? と冷静になればそんなことないとわかるのですが、 いざ自分が歌う…
先日、このようなご質問をうけました! 結論をいうと、受けられます、大歓迎です!以上!笑 どういう状況だったかというと笑 趣味で合唱を歌われている方々と お話しをしていたときのことでした。 私が演奏活動だけでなく、 レッスンもしているという話題になったときに、 このようなご質問をいただいたのでした。 「今教えている生徒さんたちは皆さん本格的に歌われてるのですよね」 「趣味で歌っているけれど、レッスンを受けられるんですか⋯?」 「今からでもうまくなれますか?」 などなど。 そうですね〜 今教えている生徒さんたちは、 皆さんそれぞれのペースで高みを目指して歌っています、 私は本格的だと思ってます。 …
声楽科受験生のレッスンをする! となったとき、私がまずやること。 覚悟を決めてもらうことですかね。 あなたはやりますかやりませんか?を本人と、 学費を出してくれる人が別いるならその方にもなるべく確認します。 多分結構強い言葉になっちゃいます。 私はこの腹くくりを求められたのは中学生のときです。 その時確か言われたことは、 親は「この子にお金をかけても返ってこないがそれでもいいか」 私は「とても大変な道、毎日同じことの繰り返しだけどできるか?」 みたいなことでした。 当時の私はおばかだったのではい!って即答しちゃったけどw 今私は生徒さんに、もっともっと強い言葉で覚悟を問います。 ここで怯んでし…
今超忙しいです。 忙しい疲れた自慢は嫌いなのですが笑感じたことを言う環境がないので、疲れが倍増で・・・言っても、自分が変わっても、そう簡単に環境は変わらない。 と、絶望に気持ちが傾き始めたら、いつもと違うことをして、頭の整理をします。今回はブックオフ散財をしましたw ちゃちゃっと読める本をがさっと買って、一気に読みました。読みやすい本だったから、すぐ頭に入ってきた。 知識を入れると、はースッキリ。 今回はいいことを学びました。ひとつは、指導中のアイコンタクトについて。もうひとつは、ありたい姿についてです。 やりたいことがわからなくても、ありたい姿がはっきりわかれば、それで良いと。 私のありたい…
先日の大人の生徒さんのレッスンでのできごとです。 ドイツ歌曲を勉強中の生徒さんが、 暗譜にチャレンジして歌ってくださいました。 まずすばらしかった! サクッと勉強して 今できたところまでを見せてくださるのが素晴らしかったです。 完成するまで待たずに未完成で早くもってくるってのがいい! 暗譜にチャレンジしたのに、暗譜が完璧でない状況で歌うのは、 多少不安があったと思います。 それでも私の前で歌ったその勇気最高! そして私の、次行きましょう!にも気合いでついてきたのも素晴らしい。 私は生徒さんたちに対して、 ぐちゃぐちゃでいいから一回歌ってみて〜! っていう気持ちでレッスンをしています。 どんなに…
先日、人前で歌う機会がありました。 なんか緊張してたのか、 家を出る2時間くらい前に吐き気に襲われてしまいました笑 歌で初めてこんな強い吐き気が来た。 その時は多分スーパーで買物をするところで、 数時間後の本番のことを考えたら急に気持ち悪くなってしまった。 でもそんなに嫌ではなかったです。 おうおう吐き気よ来たか! そんなにいい演奏をしたいと思ったのか。 そんなにやばい状況だと思ったか。 そんなに今頑張るときだと思ったのか。 OK私の思いは理解した!って感じでした笑 確かにこの本番は不安要素はあったので、 恐怖とか緊張が来るのも理解できるわ。 そりゃもっと満足行く練習ができたら良かったね。 最…
音域の広い歌唱力を手に入れるには、**発声の基礎を固め、適切な練習を継続すること**が重要です。以下のステップでトレーニングしていくと、徐々に音域が広がり、歌唱力が向上します。 --- ### **1. 正しい発声の基礎を身につける** #### **(1) 腹式呼吸を習得する** 歌うときは **胸式呼吸** ではなく **腹式呼吸** を使うと、安定した声が出せます。 - **練習方法**:仰向けに寝て、息を吸うときにお腹が膨らみ、吐…
とてもひさしぶり!ブログ再開することにしました。 URLは以前のものと変わっています。 いろいろいそがしかったり考えることが多いし、その間コロナがはやったりして、しばらくあまり歌っていませんでした。で、昨日あたりにようやく本当に腹がくくれたので笑 勢いでブログも再開しました。以前の記事は、せっかくなのですべて過去記事にいれてあります。 よし、これからどこまで行けるかな、ちょっとおもしろい。 主に横浜市で声楽・ボイストレーニングのレッスンを行っています! 体験レッスンも受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。 レッスン 光明千華子 メゾソプラノ
声楽、ボイストレーニングを受けたい方を募集します!レッスンを受けたい方、ぜひWebサイトのレッスンページよりお気軽にお問い合わせください。 レッスン 光明千華子 メゾソプラノ 対面では主に横浜市近辺のスタジオでレッスンが可能です。オンラインも承っています! 私は学生時代から声楽やピアノ、合唱だけでなく、スポーツ、ダンス、勉強などさまざまな指導に携わってきました。 未就園児!からご高齢の方まで、個人レッスンも、グループレッスンも経験があります。 現在も、声楽を教えています。 これだけきくと、根っからの音楽が大好きな人みたいに見えるかもしれません。でも、多分そういう感じではありません笑 という…
昨日は歌う用事があったので歌ってきました。 今回は、約1週間で新しい曲を仕上げて、人前で暗譜で歌う必要がありました。 こういう攻めのソロはとても久しぶりです。 結果、本番ではいままででいちばんいい演奏ができたと思う!よし。準備も今できることはすべてやりきれた。 昨年から取り組んでいるトレーニングがよく効いたと感じました。 準備は、良い演奏というゴールから逆算して、それを達成するために今やるべきことに集中する、ということだけに集中して準備をしました笑 演奏中は、イメージどおりに声と表現を気持ちよく飛ばすことだけに集中しました。 まず準備段階で設定したゴールは、以前とは意識を変えています。 例えば…
力を抜いて!か、力を入れて!か。 私はレッスン中どちらを多く言うかなと考えてみました。 多分力を入れて、の方が多い気がします。 正確には、必要な力を入れてと言っています。 必要な力とは、唇の形を作る力、あごを引く力、 声門を閉じる力、喉を下げる力、声を遠くまで送る力、 ガバッと深く吸う力、お腹と腰回りを張る力、 強く子音を発音するための力などなど、人によって状況によってかわります。 もともと声にパワーがある人には力を抜いての方が多いかも。 ただ私が今まで教えてきた生徒さんは、 もっと力を入れてほしいタイプの方が多いかなという印象です。 なぜ力が入らないか。 私が生徒さんを観察してる限りだと、 …
あなたは自主練習、レッスン、本番での演奏に集中してますか? ときかれたらどう答えますか? 私は自分で、集中してると思ってました。つい最近まで。 いろいろなことに気をつけて、 うまくなること、いい演奏をすることに集中してる! って思ってたんですね。 今は、自信をもって!?集中してません!といいます笑 集中してないから、集中をする練習をして、 練習した集中を練習に使う練習をしています。え?笑 私の歌の自主練習を例にもう少し詳しく書いてみます。 さて本日も練習開始。練習室にはいります。 声を出すまえ、 大きなホールの2階席の奥まで声を送ることを意識します。 息を深く吸って、膝を曲げて、 あごを引いて…
衝撃をうけましたよ。歌うことが大好きでそれだけで幸せ、か。すごい。 これは以前いただいた、子供の生徒さんの親御さんからのご感想です。生徒さんご自身は歌う事が大好きで、(歌えたら)それだけで幸せ、なので今レッスンで楽しく自分の好きな歌を思いっきり表現できて幸せ、 ということでした。 いやもう、これを聞いたとき私は衝撃で⋯そうか歌うことってそんなに誰かのためになっているんだとか、音楽とか声楽とか歌を楽しむというのはこういうことなのかとか、いろいろ考えました。 世の中には、絶対に歌いたい人というのがいるんだというのを改めて理解した瞬間でした。歌じゃないとだめで、取り上げたら生きていけない人がいるんで…
私はレッスン時、基本的に大人の生徒さんには、練習はできないものという前提で話をしています。趣味の方、プロまたはプロ志望でも同じです。 練習メニューを提案するときも、こんな練習 / この練習をしてください、ではなく、もし練習ができそうだったら、こんな練習をしてみてくださいという言い方をするように気をつけています。 大人の場合、練習したい気持ちがあっても、仕事や家事、家族イベントや体調など、どうしても思うように練習できないことがあるからです。 それにそもそも自宅に大きな声で練習ができる部屋があるという方って、そんなに多くないですよね? 練習するにしても騒音を気にしながら歌うんじゃないですか?練習時…
このブログのタイトルのChansons de Bilitisは、同名のDebussyの歌曲からとりました。 この曲を知ったのはいつだろう、多分大学1年くらいだったと思います。 当時メゾソプラノの歌曲のレパートリーを増やしたくて、楽譜とCDを片っ端から漁っていました。 レッスンでは好きな曲を何でも持ってきて良いといわれていたのと、1回のレッスンで何曲も見せなければならなかった上に、すぐに次の曲は?ときかれてしまうので、ちょっと必死でした笑 そんななかで聴いたのが、たしかGesty SylviaのうたうChansons de Bilitisだったように記憶しています。 何だこの曲は!!!!と1曲目…
歌がうまくなりたいとき、どうしたらいいんだろう!人にも状況にもよるけれど、私は以下のように考えます。 まず、歌がうまくなりたいと思うということは、現状自分の歌が下手だと思う、もしくはうまいか下手かがわからないということでしょうか。 もし自分は歌が下手だと思っているという場合は、どんな理由でそう判断しましたか? 音程が悪い、声が細い気がする、声が低い、高い、抑揚がついていない、言葉が聞こえない、人前で緊張していい演奏ができない、誰かに下手だと言われたなどなど、 理由があげられるようであれば、あげてみてください。自分が思ったこと、自分がそう判断したことだけでいいです。 あげることができたら、その理…
レッスン室について。 私は、Bilitis声楽教室!といって生徒さんを教えようと思ったとき、 あえて1か所のレッスン拠点を作らなかったのには理由があります。 それは、生徒さんには普段から 色々なタイプの部屋でレッスンを受ける経験をしてほしかったからです。 私はレッスンをする際、どのようなレベルの生徒さんにも、 最終的には本番で良い演奏ができるようにという思いで指導をしています。 なので、単純に歌をうまくするというだけでなく、 本場での対応力というものも身につけてもらいたいと考えています。 この本番での対応力というのは、 いつでも、どこでも、どんな条件でもブレずに歌うということを意味しています。…
はい、これは私のことです!!笑 もうここ最近は大丈夫なのですが、特に大学院生の頃はまあまあ熱を出していました。 当時年に数回行われる学校のコンサートは、ソリストで出るときは、記憶では全部で熱が出た!となっています。もしかしたらオペラはならなかったかも。 だいたい本番1〜2週間前になると熱が出ます。しかも結構悪化します。気管支炎までいったりしてた記憶です。 なんか耳鼻科で処方された強めの薬をのんだり、注射をうって本番に間に合わせてました笑 練習量とか休養とか、手洗いうがいマスクとか、気をつけてもなるんです。 数回繰り返したところで、薄々ストレスだな⋯と思うようになりました。 だから気楽に過ごした…