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不思議な雰囲気ながら、全体を通して優しい空気が漂う短編集。 ちょっぴり変な状況×ちょっぴり変な登場人物たちによる、なんとなくほっこりする物語。 実際にはこんなこと起こらないだろうと思いつつ、登場する人たちの、自分の身に起こった出来事に対する
ちょっとだけついていない大人たちがつながっていくオムニバスストーリー。 いろいろな理由でついていない人たちが登場します。 ついていない時って気分が落ち込み気力も無くなっていくけれど、「自分が本当に大切にしたいもの」を確認する時間なのかもしれ
お店にある飾り棚には客が持ち込んだ様々なものが置かれていて、自由に持ち帰ってよい代わりに、同等の価値のあるものを置いていかないといけない。 そんな不思議なルールのある、一軒の喫茶店が舞台。 同じ空間にいた見知らぬ人と人が、そんな風につながる
自分の足りていない部分に嫌気がさしたり、そんな自分を変えようともがいたり。 青春時代ってそんな葛藤の繰り返しですよね。 この作品に出てくるのも、そんな人物たち。 深夜ラジオから生まれたつながりが、奇妙な友情を育みます。 普段ラジオを聞かない
令和になっても会社には依然と、女性にとって働きづらい慣習や感覚って残っていますよね。 この小説は少し古いけれど、今読んでも「わかるぅ」というシーンは多々ありそう。(時代が変わらないことにがっかり感もあるけど) 日々なんとなく息苦しさを感じな
大人がこの本を読むと、若さゆえの熱っぽさとか、もどかしさとか、淡い想いとかを抱えながらじたばたしていた中学生の頃を思い起こさせるかもしれません。 3人の男女が織りなす青春小説。 No.JN0013 ジャンル:小説 初版:2012年 販売場所
旅はお好きですか? 旅って気分転換になるのはもちろん、時には人生を変えてしまうような経験をもたらすことがありますよね。 この小説に描かれるのは、ひとつのスーツケースと旅を通じて、さまざまな事情を抱える人たちの人生が動き出すストーリー。 読め
結婚する生き方、しない生き方。 人生の選択肢が多くなった今、適齢期(これも古いけど)に差し掛かった人の悩みは尽きないと思う。 そんな子供を持つ親はさらに頭を痛めることも。。。だから、親による代理婚活というものが生まれてくるのでしょう。 「結
なにやらいわくつきで個性ありすぎる住人と暮らす羽目になって、毎日翻弄されて。。。という、テレビドラマにありそうな設定の本作品。 突然妻から離婚を言い渡され、悪いことつづきの転落人生が始まってしまう主人公。 そんな中、自分自身に欠けていたもの
本というのは本当にすごいものだと思う。 新しい世界を見せてくれたり、心が動かされたり、人によっては人生が変わってしまうこともあるでしょう。 そんな影響力を持つものが、数百円~数千円で買えてしまうというのもすごいことだと思います。 この本に描
行きつけのお店があるって、ちょっと憧れます。 家と会社の往復ばかりの毎日に、ちょっと寄り道ができるようなサードプレイスがあるって、いいですよね。 この小説は、そんな場所にやってくる一人客たちの物語。 いろいろな事情や気持ちを抱えた普通の人た
日常の何気ない場面を切り取った小説が個人的に結構好きです。 この本にも、はじまりと終わりで大きくは何も変わらない短編小説が載っています。 3つ目の姉と妹の物語は、自分も普段見ているような何でもない日常の風景が頭に浮かんできて、なぜか気持ちが
最初にこのタイトルを見た時は、ふんわりとしたファンタジー系の小説かと思った。 けれど読んでみると、どちらかと言えばダークファンタジーな印象で、ミステリー&サスペンス要素もあって、どんな気分で読めばいいのかちょっと迷います。 あの世とこの世の
人生の大半って、なにも起こらない時間の積み重ねでできていると思う。 ドラマチックな大きな出来事や信じられないようなアクシデントは、そう頻繁には起こらない。 でも、人も街も生きていて、ちっちゃなエピソードを折り重ねながら少しずづ変化している。
こんにちは。本との偶然の出会いを生み出す本屋「GACHA-BOOKS」店主のTokoroです。 12/1にシェア型書店「渋谷〇〇書店」の一角にお店をオープンしたわけですが、今回は僕がなぜ本屋を始めようと思ったのかについて書いてみたいと思いま
この作家さんの小説って、「どのタイミングでどんでん返しが起こるんだろう」とヒヤヒヤしながら読むことが多い。この本もまさにそう。 ジャンルはサスペンスかもしれないけれど、全体的にはその印象は薄くて、あるところで「え!?」となる。 ちょっと古い
「GACHA-BOOKS」のコンセプトは、「本との偶然の出会いを生み出す本屋」。並べられている本にはすべてカバーがかけられていて、中身は見えません。その本との一期一会を楽しんでいただきたいと思います。