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大人の生徒さんが話してくださいました。 ある曲を歌うと、なんだか泣いちゃいそうになるらしいです。 一応私は、何でですか?と聞いてみたのですが、自分でも何でかはよくわからないみたいでした。 感動に理由なんていらないです。 説明できてもできなくてもいい。そう感じた気持ちは大事にしてほしいです。 ただ、そこまで心に入ってくる理由のひとつは、日本語の曲だったからだと思います。 言葉の意味が深いところまでわかるからこそ、音楽とあいまって感動が押し寄せてきたのではないでしょうか。 音楽に心が動く瞬間は、何ものにも代えがたい宝物です。そんな出会いを、レッスンの中で一緒に育てていけたら嬉しいです。 🎵 🎵 B…
コンクール、発表会、難しい曲への挑戦など、やると決めた人は強いです。 先日のレッスンで、ある大人の生徒さんが「この曲は原曲の高さで歌いたいです」と話してくださいました。 普段のレッスンでは、私の判断で低い調で歌ってもらっていました。生徒さんに一番あっている高さだと私が判断した調です。 なので内心は心配でしたが、原曲の高い調を試してみました。 そうしたら、予想以上に安定た声で歌ってくださいました! 「自分はこう歌いたい!」と決めて、宣言して歌ったからこそ、絶対にやる!という気持ちが生まれて、安定感が増したと思っています。 こういう主張、すごく大事です。 🎵 🎵 Bilitis声楽教室(横浜・港北…
落ちこぼれエピソード!?を書いておいたほうがいいのかなと思って書いてみました! 以下の言葉は、私がこれまで習ってきた歌、楽器、スポーツの先生から実際に言われた言葉です。全部違う先生からです!笑 ということは私は結構難しい生徒だったのかもしれません!残念だわ〜 目次 10年のキャリアの中でいちばん最悪! 子どもって、一生懸命教えたらいいことがあるのね 後半戦に残るとは思わなかった 絶望した、どう導いていいかわからなかった おわりに 10年のキャリアの中でいちばん最悪! 当時の先生の10年の指導歴のなかで、私がいちばん最悪の生徒!という意味だと思います。当時の私は一生懸命やってたんですけど、だいぶ…
みたいなことを言ってましたwこの前のレッスンで笑 気づいたら言ってしまってたって感じでした笑 いや誰に対してもそう思ってます私は。 これは大人の生徒さんのレッスンでのことだったのですが、以前ブログにも書いたけど、誰がいつすごくなるかわからないので、私は誰に対しても本気で教えます。 chikakobilitis.hatenablog.com 現状がどうとか年齢がどうとか関係ないのです。やりたいかやりたくないかの話なので。 プロになるとか、音楽を仕事にするとか、歌ってお金もらうレベルになるとかって、なんとなく子どもとか若いうちからレッスン受けてじゃないとだめかな?って思ってませんか? そんなことな…
はい、これは私のことです!!笑 もうここ最近は大丈夫なのですが、特に大学院生の頃はまあまあ熱を出していました。 当時年に数回行われる学校のコンサートは、ソリストで出るときは、記憶では全部で熱が出た!となっています。もしかしたらオペラはならなかったかも。 だいたい本番1〜2週間前になると熱が出ます。しかも結構悪化します。気管支炎までいったりしてた記憶です。 なんか耳鼻科で処方された強めの薬をのんだり、注射をうって本番に間に合わせてました笑 練習量とか休養とか、手洗いうがいマスクとか、気をつけてもなるんです。 数回繰り返したところで、薄々ストレスだな⋯と思うようになりました。 だから気楽に過ごした…
誰に対しても本気で教える これは私がずっと、指導に携わり始めた学生のころからずっときめていることです。 歌に関しても、スポーツでもなんでもそうですが、伸びてくるタイミングって人によって違うじゃないですか。 一般的に何年くらいやったらうまくなります、という目安みたいなのはあるかもですが、いわゆる遅咲きというタイミングになる人もいますよね。 それまで全然、箸にも棒にもって感じだったのに、突然できるようになることもあるじゃないですか。 じゃないですか、というのは私はそのタイプだったので笑大学院生だったとき、ある日のレッスンでいきなり声が出るようになって、そのまま今に至ります。 大学院生ですよ?学部も…
現時点での私の考えでですが、小学生から声楽レッスンを始められます! 低学年でも大丈夫ですが、5年生くらいからだとできることも増えるので、 もっと楽しいと思います。なので、10歳くらいからがいいんじゃないのかなと思います。 私のレッスンでは、小学生には大人のような強度の高いレッスンはしません。 小学生のレッスンでは、 声を壊さないこと 楽しく歌うこと を一番に考えます。 いきなり舞台全体を響かせるような大声を出させたり、ものすごく音域を広げるような強度の高いボイストレーニングはしません。 ただそれでも、声楽のレッスンとしてやれることは充分にあります。 なので小学生から声楽を始めても大丈夫と私は判…
鎌ヶ谷音楽学院のブログにお越し下さり ありがとうございます! 時折ご案内している国立大学教育学部(音楽科)受験準備について。 おかげ様で最近勉強をしにいら…
自分は音楽高校に通ってたけど、正直普通高校に頑張って行けばよかったと思ってます。 私には音楽高校は窮屈過ぎました。 在学中はストレスで胃カメラ飲んだもん笑高校生で胃カメラかよ〜 学校と家とプライベートレッスンの先生との間で板挟みだったですはっきり言って。 皆さんそれぞれ思いがあってのことだったと思うけど声を大にしていいたい。私は板挟みだった😢 だから音楽高校に行きたい人になにかいうとするならば、 通う本人が頑張るのはもちろんのことだけど、いろんな板挟みになったときに一人で立ち上がる強さがあるならばいいんじゃないかな、 という感じですかね。 未成年で大人がいないといけないというときに、精神的に一…
先日のレッスンで、ある生徒さんがふと「もっと練習しないとダメですね…」とおっしゃいました。 たしかに、練習すればうまくなる可能性はあがります。でも大人の方が練習する時間って、実際あまり取れないですよね? 仕事や家事、育児、介護…皆さんそれぞれに忙しい日常を送っていらっしゃいますし、声をだして練習をする環境がある方は珍しいと思いますがいかがでしょうか。 だから私は、生徒さんに対して「もっと練習してきてくださいね!」とはあまり言いません。 環境的に声を出しての練習が難しい場合は、レッスンの頻度を増やすのは一つの方法です。 レッスンで、私と一緒に練習してしまいましょう。 それが難しければ、家で歌詞を…
社会人として働きながら、声楽のレッスンを受けてみたい けれど、仕事や家庭のことで毎週通うのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 私は、社会人の方が声楽を習うなら月2回くらいでも十分だと考えています。 もちろん、毎週来られるならそれに越したことはありません。 でも、現実的には自主練習の時間をなかなか取れないというのが、多くの方の本音ではないかと思います。 月1回でも通えないよりは良いのですが、間が空いてしまうぶん前回のことを忘れてしまったり、感覚を取り戻すのに時間がかかってしまうこともあります。 その点、月2回であれば、レッスンとレッスンのあいだに少しずつ復習したり、自分の声と向き合う…
先日、生徒さんとコンクール出場の話をしました。 生徒さんは、興味はありそうでしたが、「仕上がりは大丈夫かな?」「勝てるかな?」と不安を抱えている様子でした。 私から伝えたいことは、まず、いきなり勝てることはほぼありません! 勝つためには戦略が必要ですし、本番でいい演奏をするためにはある程度場数を踏むことも必要です。 それに、音楽のコンクールは勝ち負けに固執すると心身ともに疲れてしまいます。 だから、結果に一喜一憂しすぎず、別の視点を持つことが大事です。私が特におすすめしたいのは、お友達づくりです笑 コンクールの楽屋とか、客席、結果発表前のロビーなどでぜひ仲間をつくってきてください! 何よりの財…
今レッスンに来てくださっている大人の生徒さんの中には、合唱団に所属されている方がいらっしゃいます。 大好きな合唱をつづけるなかで、発声がうまくいかない、思うように声が出ない、そんなお悩みをきっかけにレッスンを始められました。 声楽のレッスンというと、ソリストを目指す人のものというイメージを持たれることもありますが、実は合唱を楽しむ方にもとてもおすすめです。 合唱では、パートごとに歌う音域が限られてしまうことが多く、どうしても声の使い方が偏りがちになります。 その結果、喉の疲れや声の出にくさなどにつながることもあります。 そんなときこそ、個人レッスンの出番です。 声楽やボイストレーニングのレッス…
子どもたちの中には、発表会をとても怖がる子もいます。 舞台裏で泣いてしまう子、本番で緊張してうまくいかない子。 中には「もう出たくない」とトラウマのように感じてしまう子もいます。 そんな時、私はいつも「この子がまた舞台に立ちたいと思えるようにしてあげたい」と思いながらレッスンしています。 いちばん意識しているのは、時間をかけることです。 それから、ミスをしても大丈夫だと思える心を育てること。 失敗を重く受け止めすぎないように、普段のレッスンの中でも「ぐちゃぐちゃでいいからまずはやってみよう」という姿勢を大切にしています。 また、日常のレッスンから「お客さんがいるつもり」で歌う練習も取り入れてい…
私の出番!のところです。Duetto で頑張ってます。 youtu.be よし、よくやった!笑 私は結構自分の演奏にたいして、うまくいった!って思ったらよかった!とかガンガン言います笑 そこまで思えるくらいの準備と、本番でのいい演奏を毎回していくのが目標です。 自分の演奏は下手ですごめんなさいって思いながら人前で歌うのが嫌すぎる。 それよりかは、完璧ではないかもしれないけど、今私ができるものは全てだします。細部にもこだわりました。ぜひ聴いてください!! て思いながら、自信を持って歌うほうが好みです。 自分の生徒さんにもそう思ってもらえるようにレッスンしています! 次の機会があったらそのときはも…
レッスンでのできごとです。 ドイツ歌曲に挑戦している大人の生徒さんです。コツコツ練習を重ねて、かなり綺麗に自信をもって、ドイツ語で歌えるようになってきました! 曲中でのある箇所について、生徒さんからこのようなお話しがありました。 「ここのテンポ(速さ)はほんとはもっと速いんですよね?Dieskau はとても速くうたっていました。でもPreyはゆっくり歌っていました。」 おーめちゃめちゃ勉強してくださってる!!いいですね〜。 私は個人的には、テンポは毎回変わるものと考えています。 歌手本人に合うかどうか、どんな部屋で、誰に向かって歌うか、その日の歌手の調子はどうか、 などなどの条件で毎回テンポは…
次の公演準備が始まっています! Mendelssohn Elias2025年9月3日ミューザ川崎シンフォニーホール バタバタする平日、音に集中するゆったりな時間を楽しんでいただければと思います♪ 練習はこんな感じだったみたい。 youtu.be やるなら満席にしたい…! 横浜市港北区・神奈川区を中心に声楽・ボイストレーニングのレッスンを提供しています。 レッスンや演奏のご依頼、その他ご質問等、お気軽にお問い合わせください! レッスン詳細 Bilitis声楽教室 レッスン 光明千華子 メゾソプラノ お問い合わせ Bilitis声楽教室 お問い合わせ 光明千華子 メゾソプラノ にほんブログ…
先日の大人の生徒さんのレッスンでいただいた質問です。 「コンクールに出られますか?」 答えは、「はい、出られます!!」です。 軽く聞こえますかね笑 でもこのくらい軽く受けるのがコツかなと思います。 ちょっとでも興味があるならば、 やってみた方がいいです。 1回の本番で得られる学びは大きいですよ〜 何が得られるかは、経験してからのお楽しみにします笑 このご質問は、 いろいろな不安があってのことだったのだと思います。 現在の自分の歌のレベルが コンクールで歌うに値するのか、 当日までに自分が納得いくレベルまで 演奏を仕上げられないのではないか、 本番でミスをするのが怖い! 自分がコンクールの舞台に…
先日ミューザ川崎シンフォニーホールで歌った マタイ受難曲の動画がアップされ始めました! まずは冒頭の合唱から。 youtu.be なかなかよいではないか。 このチャンネルで、毎日少しずつアップされていくみたいです。 楽しみだな〜! 次は、9月3日、MendelssohnのEliasです!平日夜、音楽に集中するゆっくりな時間をお楽しみください🤩 横浜市港北区・神奈川区を中心に声楽・ボイストレーニングのレッスンを提供しています。 レッスンや演奏のご依頼、その他ご質問等、お気軽にお問い合わせください! レッスン詳細 Bilitis声楽教室 レッスン 光明千華子 メゾソプラノ お問い合わせ Bil…
ゴールデンウィーク終盤ですね! 私は思いっきりゆっくりしました。 なんかいま別世界に来たような感じがします笑 長い休み明けのレッスンは、 ちょっと不安な気持ちでくる生徒さんも いらっしゃるなと感じます。 練習できなかったけど大丈夫かな? という感じです。 全く問題ないので 何も不安に思わずレッスンにお越しください笑 確かに連休明けだと、最初の10分くらいは 声がなまってるな〜と感じるかもしれません。 でもその後はちゃんと調子良くなりますし、 しっかり休んでいる間に頭が整理されて、 以前できなかったことがすんなりできることもあります。 そういえばお正月明けのレッスンでは、 私も含め全員、声がなま…
鎌ヶ谷音楽学院のブログにお越し下さり ありがとうございます! 明日から4連休に入る今日。 雨降る一日でしたが音楽学院に行きましたら~~ バラが咲き始めた…
先日の大人の生徒さんのレッスンで、私が言ったことです。 ソプラノの彼女は、大曲に取り組んでます! 高音の伸ばしがなんどもくるー! でも彼女の技術なら充分できると私は判断してます。 実際、かなりたっぷりな響きで気持ちよく歌えてることが多いです。 ただどうしてもご本人が、 何か怖がってそうな雰囲気とか、 今の自分の歌い方ダメだったかも!! て思ってそうな雰囲気が、 歌ってる最中に出てるのが感じられたんですよね。 なので、そのことをご本人に伝えた上で言ったのが、 ミスはただの現象〜という言葉でした。 ミスるって何か悪いことなんですかね? と冷静になればそんなことないとわかるのですが、 いざ自分が歌う…
4月26日、無事に!? マタイ受難曲の演奏おわりました! たくさんの方にご来場いただけました。 ありがとうございました♪ 舞台からみたら予想以上に 席がうまっていて嬉しかったです! 演奏も、本番がいちばんよかったとおもいます。 個人的には、 まさか自分が「吐き気よ来い!!」 と舞台裏で願う日が来るとは思いませんでした笑 あと、「緊張しろ、心拍あがれ!!」なんて 舞台上で願う日も来るもんなんですね笑 しかも実際に、 ここぞというところが近づいたら心拍があがったので、 よしきた!と安心したことをよく覚えています。 長時間の集中も必要な舞台でした。 ふう〜、って感じです笑 マタイから数日あけて、 レ…
先日、このようなご質問をうけました! 結論をいうと、受けられます、大歓迎です!以上!笑 どういう状況だったかというと笑 趣味で合唱を歌われている方々と お話しをしていたときのことでした。 私が演奏活動だけでなく、 レッスンもしているという話題になったときに、 このようなご質問をいただいたのでした。 「今教えている生徒さんたちは皆さん本格的に歌われてるのですよね」 「趣味で歌っているけれど、レッスンを受けられるんですか⋯?」 「今からでもうまくなれますか?」 などなど。 そうですね〜 今教えている生徒さんたちは、 皆さんそれぞれのペースで高みを目指して歌っています、 私は本格的だと思ってます。 …
私は音大を出ているのですが、音楽とは関係ない仕事もいろいろしてきました。 今転職の最中なのですが、次もまた、大学時代の専攻だった音楽とはちょっと違う分野です。 別に自分が好きでやってるし向いてると思うで、普通に楽しみです。ましてや後悔とか、音楽の道を諦めてしかたなく、みたいなネガティブな感情は一切ありません。 しかし周りからは時々、音楽は?歌は?どうするの?と時々聞かれるんです。まだ歌ってる?とか。 それはどういう意味なのか。 もし、諦めて、とか仕方なく、みたいにネガティブに思われてるんだったら嫌だな。単純に好奇心で聞かれるならいいです。 なんてことを考えていたら、今朝ふと思い出したことがあり…
今日もマタイのオケあわせでした! 週末が本番、いよいよ仕上げですね〜 さてタイトルにも書いたけど、 今回は胃痛という形で体が表現をしてきました笑 吐き気ではなかった。 まったくしょうがねえな〜 どうも本番が近づくと、頭が最終仕上げモードになって、 かなり緊張が走るみたい。 しかもなんか、気にしていることが演奏の失敗ではなく、 自分の納得行く準備ができたかどうか、みたい。 本番よりも、それに向けた準備がうまくいったかどうかを ものすごく気にして緊張してるみたいです。 自分が思い描く理想の準備ができなかったという失敗を 気にしてるって感じですかね。 みたい、というのはまだわからないから笑 そんな感…
声楽科受験生のレッスンをする! となったとき、私がまずやること。 覚悟を決めてもらうことですかね。 あなたはやりますかやりませんか?を本人と、 学費を出してくれる人が別いるならその方にもなるべく確認します。 多分結構強い言葉になっちゃいます。 私はこの腹くくりを求められたのは中学生のときです。 その時確か言われたことは、 親は「この子にお金をかけても返ってこないがそれでもいいか」 私は「とても大変な道、毎日同じことの繰り返しだけどできるか?」 みたいなことでした。 当時の私はおばかだったのではい!って即答しちゃったけどw 今私は生徒さんに、もっともっと強い言葉で覚悟を問います。 ここで怯んでし…
令和元年早々(!)すみません。 寝食忘れ、いつまでも集中していられるもの。 振付、踊り(含新体操)、作曲、グラフィックデザイン。ネーミングとかコピーも必要があればかなり楽しんでやる。基本的に作品づくりです。踊るのも体づくりですし。 実は作品の作り方をほとんど習ったことがないです。なのに、できる保証もないのにうわぁーーー!と作りたくなることがしょっちゅうあります。今この瞬間は、歌曲書きたくてたまらないです。 もう詩は選んであります。色とか雰囲気は見えています。あとは脳細胞たちが勝手にお仕事するだけです。早く早く。 昔は思いが形にならないことばかりだった気がします。 しかし去年くらいから、作品がち…
6月15日「音楽になりたくて」に向けて。 こちらチラシ。かっこよく言えばフライヤー 詳細は www.facebook.com プログラムには、新曲、新作と書いてありますね。 新曲は、私が書いた曲です。笑友人知人には本業作曲家の方がたくさんいらっしゃるので少々恥ずかしいのですが・・・実は中学生くらいの頃からちょこちょこ書いています。歌の曲ばっかりです。合唱のこともあるし、ソロのこともあります。 書くきっかけになったのは、合唱です。 私は中学の合唱で、音楽の勉強を始めました。いい先生で、選曲センスは抜群だし、作品の分析も細かく論理的で、大学かそれ以上のレベルの指導をしてくださいました。この分析が私…
タイトルの通り6月15日、神奈川県逗子にて音楽とダンスの公演 『音楽になりたくて』追い込んでます。 docs.google.com Lux Nova 『音楽になりたくて』 6月15日逗子 一体何を書こうとしたんだっけな、午前の時間があっというまにすぎて、言葉が消えました笑 私が作品を作って発表するのは、芸術に興味のある人に楽しんでもらいたいとか、私自身の中にある芸術的欲求を満したいというだけではありません。 共演者が喜ぶ本番になってるかというのもかなり重視しています。 自由にできて色々試せてなんか楽しかったな〜お金ももらえて嬉しかったな〜って思える本番にできたらいいなと思ってます。 そういう本…
もう追い込まれすぎてこんなに時間がたってしまいました! 実は昨日『音楽になりたくて』終演しました。。ご来場いただいた皆さま、応援メッセージをくださった皆さま、ありがとうございました。 挑戦は頑張った、うまく行ったことはたくさんある。が!それ以上に反省山の如しでした、個人的には。 パニックにならずに分析して、次から直せばいいんだよ。完璧求めて何もしないよりずっといいんだから。 昨日一番感じたのは、続けることのたいへんさ、そして素晴らしさでした。30歳前後は、生活がガラッと変わり、音楽続けるか否かの分かれ道になるみたいです。自分や、周りをみてそう感じます。 だから、意地でも続けること自体がすごいん…
先日の大人の生徒さんのレッスンでのできごとです。 ドイツ歌曲を勉強中の生徒さんが、 暗譜にチャレンジして歌ってくださいました。 まずすばらしかった! サクッと勉強して 今できたところまでを見せてくださるのが素晴らしかったです。 完成するまで待たずに未完成で早くもってくるってのがいい! 暗譜にチャレンジしたのに、暗譜が完璧でない状況で歌うのは、 多少不安があったと思います。 それでも私の前で歌ったその勇気最高! そして私の、次行きましょう!にも気合いでついてきたのも素晴らしい。 私は生徒さんたちに対して、 ぐちゃぐちゃでいいから一回歌ってみて〜! っていう気持ちでレッスンをしています。 どんなに…
先日、人前で歌う機会がありました。 なんか緊張してたのか、 家を出る2時間くらい前に吐き気に襲われてしまいました笑 歌で初めてこんな強い吐き気が来た。 その時は多分スーパーで買物をするところで、 数時間後の本番のことを考えたら急に気持ち悪くなってしまった。 でもそんなに嫌ではなかったです。 おうおう吐き気よ来たか! そんなにいい演奏をしたいと思ったのか。 そんなにやばい状況だと思ったか。 そんなに今頑張るときだと思ったのか。 OK私の思いは理解した!って感じでした笑 確かにこの本番は不安要素はあったので、 恐怖とか緊張が来るのも理解できるわ。 そりゃもっと満足行く練習ができたら良かったね。 最…
音域の広い歌唱力を手に入れるには、**発声の基礎を固め、適切な練習を継続すること**が重要です。以下のステップでトレーニングしていくと、徐々に音域が広がり、歌唱力が向上します。 --- ### **1. 正しい発声の基礎を身につける** #### **(1) 腹式呼吸を習得する** 歌うときは **胸式呼吸** ではなく **腹式呼吸** を使うと、安定した声が出せます。 - **練習方法**:仰向けに寝て、息を吸うときにお腹が膨らみ、吐…
とてもひさしぶり!ブログ再開することにしました。 URLは以前のものと変わっています。 いろいろいそがしかったり考えることが多いし、その間コロナがはやったりして、しばらくあまり歌っていませんでした。で、昨日あたりにようやく本当に腹がくくれたので笑 勢いでブログも再開しました。以前の記事は、せっかくなのですべて過去記事にいれてあります。 よし、これからどこまで行けるかな、ちょっとおもしろい。 主に横浜市で声楽・ボイストレーニングのレッスンを行っています! 体験レッスンも受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。 レッスン 光明千華子 メゾソプラノ
声楽、ボイストレーニングを受けたい方を募集します!レッスンを受けたい方、ぜひWebサイトのレッスンページよりお気軽にお問い合わせください。 レッスン 光明千華子 メゾソプラノ 対面では主に横浜市近辺のスタジオでレッスンが可能です。オンラインも承っています! 私は学生時代から声楽やピアノ、合唱だけでなく、スポーツ、ダンス、勉強などさまざまな指導に携わってきました。 未就園児!からご高齢の方まで、個人レッスンも、グループレッスンも経験があります。 現在も、声楽を教えています。 これだけきくと、根っからの音楽が大好きな人みたいに見えるかもしれません。でも、多分そういう感じではありません笑 という…
昨日は歌う用事があったので歌ってきました。 今回は、約1週間で新しい曲を仕上げて、人前で暗譜で歌う必要がありました。 こういう攻めのソロはとても久しぶりです。 結果、本番ではいままででいちばんいい演奏ができたと思う!よし。準備も今できることはすべてやりきれた。 昨年から取り組んでいるトレーニングがよく効いたと感じました。 準備は、良い演奏というゴールから逆算して、それを達成するために今やるべきことに集中する、ということだけに集中して準備をしました笑 演奏中は、イメージどおりに声と表現を気持ちよく飛ばすことだけに集中しました。 まず準備段階で設定したゴールは、以前とは意識を変えています。 例えば…
力を抜いて!か、力を入れて!か。 私はレッスン中どちらを多く言うかなと考えてみました。 多分力を入れて、の方が多い気がします。 正確には、必要な力を入れてと言っています。 必要な力とは、唇の形を作る力、あごを引く力、 声門を閉じる力、喉を下げる力、声を遠くまで送る力、 ガバッと深く吸う力、お腹と腰回りを張る力、 強く子音を発音するための力などなど、人によって状況によってかわります。 もともと声にパワーがある人には力を抜いての方が多いかも。 ただ私が今まで教えてきた生徒さんは、 もっと力を入れてほしいタイプの方が多いかなという印象です。 なぜ力が入らないか。 私が生徒さんを観察してる限りだと、 …
あなたは自主練習、レッスン、本番での演奏に集中してますか? ときかれたらどう答えますか? 私は自分で、集中してると思ってました。つい最近まで。 いろいろなことに気をつけて、 うまくなること、いい演奏をすることに集中してる! って思ってたんですね。 今は、自信をもって!?集中してません!といいます笑 集中してないから、集中をする練習をして、 練習した集中を練習に使う練習をしています。え?笑 私の歌の自主練習を例にもう少し詳しく書いてみます。 さて本日も練習開始。練習室にはいります。 声を出すまえ、 大きなホールの2階席の奥まで声を送ることを意識します。 息を深く吸って、膝を曲げて、 あごを引いて…
衝撃をうけましたよ。歌うことが大好きでそれだけで幸せ、か。すごい。 これは以前いただいた、子供の生徒さんの親御さんからのご感想です。生徒さんご自身は歌う事が大好きで、(歌えたら)それだけで幸せ、なので今レッスンで楽しく自分の好きな歌を思いっきり表現できて幸せ、 ということでした。 いやもう、これを聞いたとき私は衝撃で⋯そうか歌うことってそんなに誰かのためになっているんだとか、音楽とか声楽とか歌を楽しむというのはこういうことなのかとか、いろいろ考えました。 世の中には、絶対に歌いたい人というのがいるんだというのを改めて理解した瞬間でした。歌じゃないとだめで、取り上げたら生きていけない人がいるんで…
私はレッスン時、基本的に大人の生徒さんには、練習はできないものという前提で話をしています。趣味の方、プロまたはプロ志望でも同じです。 練習メニューを提案するときも、こんな練習 / この練習をしてください、ではなく、もし練習ができそうだったら、こんな練習をしてみてくださいという言い方をするように気をつけています。 大人の場合、練習したい気持ちがあっても、仕事や家事、家族イベントや体調など、どうしても思うように練習できないことがあるからです。 それにそもそも自宅に大きな声で練習ができる部屋があるという方って、そんなに多くないですよね? 練習するにしても騒音を気にしながら歌うんじゃないですか?練習時…
4月26日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われるマタイ受難曲に出演します!私は少しだけ見せ場があります笑 日本語字幕付き、ソリストも豪華です。チケットご希望の方、ぜひ私までお問い合わせください! すでにご予約のご連絡をいただけてて嬉しい✨ 実はここ数年大きめな本番をセーブしていました。理由はいろいろありますが、大きな理由のひとつは、演奏や練習時の消耗です。 気力は充実してこないし、疲労というか徒労と感じたり。歌いたくないわけじゃないのに、練習も本番も苦しくてたまらないんですよね。でも決定的な理由もないんです。わからない。 もう本当は歌いたくないんじゃないかな?と思う日もたくさんありました。…
このブログのタイトルのChansons de Bilitisは、同名のDebussyの歌曲からとりました。 この曲を知ったのはいつだろう、多分大学1年くらいだったと思います。 当時メゾソプラノの歌曲のレパートリーを増やしたくて、楽譜とCDを片っ端から漁っていました。 レッスンでは好きな曲を何でも持ってきて良いといわれていたのと、1回のレッスンで何曲も見せなければならなかった上に、すぐに次の曲は?ときかれてしまうので、ちょっと必死でした笑 そんななかで聴いたのが、たしかGesty SylviaのうたうChansons de Bilitisだったように記憶しています。 何だこの曲は!!!!と1曲目…
歌がうまくなりたいとき、どうしたらいいんだろう!人にも状況にもよるけれど、私は以下のように考えます。 まず、歌がうまくなりたいと思うということは、現状自分の歌が下手だと思う、もしくはうまいか下手かがわからないということでしょうか。 もし自分は歌が下手だと思っているという場合は、どんな理由でそう判断しましたか? 音程が悪い、声が細い気がする、声が低い、高い、抑揚がついていない、言葉が聞こえない、人前で緊張していい演奏ができない、誰かに下手だと言われたなどなど、 理由があげられるようであれば、あげてみてください。自分が思ったこと、自分がそう判断したことだけでいいです。 あげることができたら、その理…
特に子どものレッスンで私が気をつけていることです。 私は、生徒さん本人が 興味をもつまで待つというのをやっています。 例えば楽譜について。 最初は、楽譜が読めなかろうが全く問題にしてません。 まずは本人の好きな歌が好きなように歌えるのであれば 耳コピでもOKです。 というか、好きな曲を耳コピでどんどん覚えて 好きなだけ歌えるって素晴らしいことだから、 むしろ大歓迎!!です。 ですが待っているだけではなく、 栄養を与えまくって待ちます笑 具体的には、 レッスンに楽譜は持ってきてもらって譜面台においていただき、楽譜の存在は認識してもらう 楽譜に書いてあること、書いていないことをレッスン中にそれとな…
レッスン室について。 私は、Bilitis声楽教室!といって生徒さんを教えようと思ったとき、 あえて1か所のレッスン拠点を作らなかったのには理由があります。 それは、生徒さんには普段から 色々なタイプの部屋でレッスンを受ける経験をしてほしかったからです。 私はレッスンをする際、どのようなレベルの生徒さんにも、 最終的には本番で良い演奏ができるようにという思いで指導をしています。 なので、単純に歌をうまくするというだけでなく、 本場での対応力というものも身につけてもらいたいと考えています。 この本番での対応力というのは、 いつでも、どこでも、どんな条件でもブレずに歌うということを意味しています。…
私のレッスンでは、曲を歌う前に20分〜30分間の発声練習を入れています。 声のウォーミングアップだけでなく、パワーやスタミナアップのトレーニングという位置づけをしています。 最初は深い u や o の母音を使った音階です。このひと声で生徒さんのその日の調子をみます。 低音から高音までひととおり声を聴いたら、次からはもう生徒さんに合わせていろいろなメニューを行います! 例えば高音が出しにくそうな方には、低音からの跳躍を歌ってもらったり、若干高音を歌いすぎて声がつかれていそうな方には、低音を充実させたり、前に飛んでくる響きが足りない方には、i や e の母音でスタッカートなどを歌ってもらいます。 …
私はレッスンのとき毎回、生徒さんに最初に、調子はどうですか?とききます。 それに対する答えは、変わりないですとか、ちょっと疲れてますとか、人それぞれです。 以前のレッスンにて、とある生徒さんの回答が素晴らしかった。 その方は人生の大先輩です。調子はどうですか?と聞くと、毎日練習したので大丈夫だと思います(ニコニコ!)とのこと!素晴らしい! 毎日いそがしい大人が、歌の練習をするというのは大変ですよね。 自宅で練習するのも、音漏れや部屋の響きの問題で、簡単ではないと思います。 そんななかでも、歌詞を読んだりいろいろな歌手の音源をきいたり、工夫をして実行しているのが素晴らしいし、そんな工夫をしてでも…