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宮下規久朗「ウォーホルの芸術 20世紀を映した鏡」(光文社新書)
芸術学の先生をしている学生時代からの友人が、神戸大学に面白い美術史の先生がいるといって教えてくれたのが宮下規久朗。早速、その先生の本を読んだ。 「ウォーホルの芸術 20世紀を映した鏡」(光文社新書)
「一軍監督の仕事」高津臣吾著、光文社新書、2022年4月一軍監督の仕事~育った彼らを勝たせたい~(光文社新書)高津臣吾光文社2018年に「二軍監督の仕事」を著したヤクルト・高津監督が、日本シリーズ優勝監督の勲章を引っ提げて、新たに「一軍監督の仕事」を著しました。「二軍監督の仕事」は選手育成の話が多かったですが、本書は昨シーズンのペナントレースやポストシーズンを振り返りつつ、勝つための戦略・戦術の話が多いです。選手についても触れていますが、一軍監督としてあからさまな贔屓はできないからか、山田、村上、奥川といった代表的な選手に留めています。■本書の中で気になった情報(→は自分の感想)・2021年キャンプ、「古田臨時コーチ」の指導で、リード面に自分の打撃が影響するところがあった中村悠平の意識が変わった・高津監督の現役...一軍監督の仕事
「街場のメディア論」内田樹著、光文社新書、2010年8月街場のメディア論(光文社新書)内田樹光文社新聞、テレビ、出版など既成のメディアの危機の原因を探った本。2007年神戸女学院大学二年生を対象とした講義を2010年書籍化したそうです。本書で述べられている、既成メディアの性質及び危機の原因----------第二講マスメディアの嘘と演技・テレビはステイクホルダーが多い・自分たちの情報発信がいったい「なんのためのものなのか」という根本のところについて考えるのを怠った第三講メディアと「クレイマー」・知ってるくせに知らないふりをして、「被害者」の立場から、出来事について勝手なコメントをする第四講「正義」の暴走・メディアが「どうしても言いたいこと」ではなく、「誰でも言いそうなこと」だけを選択的に語っているうちに、そのよ...街場のメディア論