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4/2、毎日新聞出版より、辻村深月さんの『あなたの言葉を』が発売されました。 あなたの言葉をAmazon(アマゾン) 概要は、 「辻村さんは大人なのに、ど…
辻村深月さんの『朝が来る』を読みました。 朝が来る (文春文庫)Amazon(アマゾン) 栗原清和、佐都子夫妻は、不妊治療を断念し、特別養子縁組という制度を…
辻村深月さんの作品、「琥珀の夏」を読了しました。カルト団体に絡んだお話しということで、今までの辻村さん作品より期待感薄めで読み始めたものの、辻村さん独特のスト…
読書を再開しようかなとランキングを検索した時に目に入ったなじみの作家名の筆頭はこの人で、私が読書から離れる前に彼女は直木賞を受賞していた。それから10年以上もの間ずっと書き続け、売れ続けているのだとしたらすごいなと、文学性としては特に評価し
金曜ロードショーの「かがみの孤城」を見てもう涙で私と娘の顔はぼっろぼろ視聴後にお互いの目がかなり腫れてて 大笑いしました大好きな作品娘が小学校6年生の時、娘か…
最近は、辻村深月さんの作品を夜中まで読んでしまってかなり寝不足でした三冊とも相当好きでした正直、はまらない作品もあるかなと思ってたんだけど、見事にどはまり、寝…
12月の作品、この通り元気いっぱい狭いベランダを明るくしてくれてます。またまだ素人ベランダガーデニング。3日に1度の水やりを守ってます。水やり過ぎはNG⚡まだ…
*図書館で借りた本なので表紙を開いたところに帯が貼ってありました*(クリックで大きくなります)4人の直木賞作家が「はじめて」をモチーフにYOASOBIとコラボレーションした4つの物語が入っています私は若者ではないので近頃の音楽にはついていけないものも少なくないですがYOASOBIさんの世界はいいと思いますそんなわけで興味を持ち読みました収録3編がSF小説でしたSF小説は10代の頃大好きでしたが正直最近はそんな気分でもなく…どうかなと思いましたが楽しく読破できましたでもでも10代20代だったらおそらくもっと楽しめたと思える内容でした読み終えてYouTubeでYOASOBIさんの曲を楽しめたのもよかった歌詞も素晴らしかったです「私だけの所有者」は「ミスター」「ユーレイ」は「海のまにまに」「ヒカリノタネ」は「好...はじめての~YOASOBIとのコラボ本読みました~
2週連続の新幹線 今回は大阪へ およそ30年前 私が妊婦だった時 遠方の結婚式に招待された。 妊娠期間中経過もよかったが なにより遠方初めての場所、 途中の乗り換えや帰り道など不安もあり迷いもあったが、 出席することにした。 すると 私の母は猛反対 〈東京駅前のイルミネーシ...
おはようございます。今回は、辻村深月さんの作品「この夏の星を見る」を読了したので紹介します。 コロナ禍に起きた奇跡を綴った物語 こんな人におすすめ [jinr
こんにちは。先週11/24の裁量トレードの損益結果です。 損益 2023/11/24 +84,659円 11月合計 +1,036,249円 昨日はドル円は高値圏でのもみ合いに終始してスキャルはやりづらい一日でしたね。私は旅行に行っていたのでノートレの予定でしたが、夜に帰宅してポンドとカナダドルが買われて動いていたのでポンドドル、ドルカナダでトレードしていました。特に、カナダは9月小売売上高が発表され、前月比+0.6%と、8月-0.1%からプラスに改善しました。結果を受けてドルカナダは1.368から1.35928まで下落しました。特に初動の下落が小さく、結果を受けてから売ったのですが十分に値幅を…
辻村深月さんの『かがみの孤城』を読みました。 かがみの孤城 上 (ポプラ文庫)Amazon(アマゾン) かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)Amaz…
読了本です。 琥珀の夏 辻村深月 高学年女子の人間関係の微妙なやり取りや 明るいグループ、とおとなしいグループや 浮いてたり 学校外で友達ができることなど 辻村さんの文章は自分がこの年代に戻ったように感じるくらいのリアルさで迫ってきます。 ワタクシも人見知りのくせに 小4~小5くらいのころに サマースクールのようなのに出され (市の主催なので怪しいものではなかったのですが) 心細くて不安だったのを思い出しました。 今まですっかり忘れていたのに不思議です。 ちょうど初潮が来るか来ないかの時期の不安定さや 知らない人たち、知らない場所で過ごす数日のことが思い出されました。 以前読んだ『家族じまい』…
azuazuazukina.hatenablog.com 少し前の読了本です。 そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ 朝が来る 辻村深月 たまたま同じ日に選んだ2冊は どちらも血のつながりと家族についての本でした。 『朝が来る』の特別養子縁組の件。 ワタクシ学生時代に乳児院に実習で行ったことがあり そこにいた生後すぐ預けられた赤ちゃんの母親は たしか中学生だった・・・ 乳児のお部屋で実習させてもらっていたワタクシ、 廊下のガラス越しに泣いている女の子を見て なんとも言えない気持ちになりました。 その当時のことを思い出しました。 妊娠出産には責任が伴うものですから 安易に若年の妊娠を推奨するつも…
9/5、文春文庫より、辻村深月さんの『琥珀の夏』が、文庫化されて登場しました。 琥珀の夏 (文春文庫)Amazon(アマゾン) 概要は、 『かがみの孤城』…
恒例。「●月ももう終わり」ネタの時期がやって参りました。 今月は充実してたでぇ。 エアコン壊したり、指痛めたり、壁に穴開けたり、流血したり。 そんな充…
辻村深月作品の「傲慢と善良」。姿を消した真実の手がかりを探すべく、西澤架は彼女の過去と向き合うことになる。浮かび上がる現代社会の生きづらさと、徐々に明かされていく失踪の理由とは?恋愛だけでなく生きてい
『かがみの孤城 / 辻村深月』を読んだ感想。【2018年本屋大賞】大丈夫だから、大人になって。
こんばんは。 映画館の本編前の近日上映作品の映像を見るのが好き。 キリュウです。 今回は『かがみの孤城 / 辻村深月』を
(監督:原恵一 原作:辻村深月 アニメ制作:A-1 Pictures 2022)夏バテ気味で、いつも以上にアタマが回らず、集中力もなくて…(^^;なので、「日本語で、気楽に観られるの何かないかな~」と録画を探して何の気なしに観始めたところ…原恵一監督の作品が「気楽に観ら
辻村深月さんの『この夏の星を見る』を読みました。 この夏の星を見る (角川書店単行本)Amazon(アマゾン) ひばり森中学校の新入生27人のうち、男子生徒…
詐欺事件に刻まれた心の物語人を騙す行為である詐欺は、決して良いことではありません。しかし、この物語の一冊には、詐欺にまつわる三つのエピソードが綴られています。それぞれの物語は、欺瞞の中に人間の複雑な心情が交錯し、心に深い響きを残します。『2
6/30、KADOKAWAより、辻村深月さんの『この夏の星を見る』が発売されました。 この夏の星を見るAmazon(アマゾン)2,090円 概要は、 この物…
こんにちは、まぐです。 辻村深月(つじむらみづき)先生の「うそつきジェンガ」を読みました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=a,e=c.getEle…
【感想】「かがみの孤城」印象に残ったこと・感じたこと3選 〜助けを求めて自ら手を伸ばすことの大切さを学べる作品〜
1. はじめに マズラプです。239回目の投稿になります。 今回は、小説「かがみの孤城」を読んだ感想書いていきます。 ※ネタバレありです。 かがみの孤城 作者:辻村深月 ポプラ社 Amazon 本作品を読んで特に印象に残った以下の3つのことを挙げていきます。 ①驚愕と感動を呼ぶ『縦軸のファンタジー』 ②共感し感動した『フウカの背景ストーリー』 ③助けを求めて手を伸ばすことの大切さ どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。 作者の 辻村深月 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思…
辻村深月さんの『凍りのくじら』を読みました。 凍りのくじら (講談社文庫)Amazon(アマゾン)990円芦沢理帆子は進学校であるF高に通う女子高生。父でカメ…
琥珀の夏 辻村深月 久しぶりに辻村深月さんの作品。 地味でおとなしめの、自分に自信のない内向的な感受性高めの女の子を描くと辻村さんの右に出る人はいないんじゃないかしらと思います。 * ※ […]
もしも、一生に一度だけ、亡くなった人に会うことができるチャンスがあるとしたら・・・ きっとある、あってほしい 生と死は、くっきり隔てられている。〝三途の川〟と表現されるように、渡ったら帰ってこれない。だからこの世に生きる私たちは、誰も死んだ
辻村深月さんの『冷たい校舎の時は止まる』を読みました。 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)Amazon(アマゾン)1,045円 冷たい校舎の時は止…
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ 辻村深月著 話しが想像し難い題名ですが、途中から暗証番号かなと思えました。 母娘関係が軸となり、30歳前の婚活、結婚、友達関係など絡んでいます。 辻村さんらしさが出てる小説です。 チエミが母親を殺害して行方不明になってしまう。 チエミの幼馴染だったみずほが、チエミを探しに友達とかに話しを聞いて行方を探すお話しです。 あまりにも母親に従順で自立出来てなかったチエミと、それとは反対のみずほ。 母娘関係も色々あります… 先日遠方の娘と話しました。 自分の尺度で考えないで娘を理解しようと思ったところでした。 ランキング参加中読書
本が全品20%オフ!のブクオフ巡りで、30冊くらい買いこんじゃった。 いいじゃんいいじゃんだって二割り引きじゃん、買えばいいじゃん 風呂読み用なので、結…
かがみの孤城 辻村深月著 映画は見ていませんが、読後見てみたいなぁと思いました。 学校に行けなくなってしまった中1のこころちゃん。 原因はクラスメートの真田さん達からいじめを受けた事。 家まで来て脅されて怖くなってしまった。 誰にも言えず家に籠もってしまったこころちゃん。 ある日部屋の姿見が光り、手を伸ばしたら鏡の中に引きずり込まれたのだ。 そこには狼のお面を被り、リカちゃん人形みたいな可愛いドレスを着た女の子がいた。 そして他にも4人の男子と二人の女子がいた。 みんな中学生で学校に行けてない子達。 素敵なお城の中でそれぞれの部屋を与えられ、自由に使っていいと言われる。 マサムネ、スバル、ウレ…
今朝は、入院中の家内に差入れた 本について。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 手術後1週間ほど経過して、 家内から本を届けてほしい との要請。 手術後2週間は終日ベッ…
名前探しの放課後 辻村深月著 少しSFぽい感じの小説でした。 クラスメートの誰かが自殺したと言う電話を聞いた、高2の依田いつか。 だが突然いつかは3ヶ月前にタイムスリップしてしまう。 誰かという事で名前が分からない。 その自殺を止める為に仲間と協力して、その人を探し自殺を止めようとする話し。 最初に相談したのが同じ中学だった坂崎あすな。 あすなは中学の時自由研究でタイムマシンの事を発表していたのだ。 「明日は檜になろう」と名付けられたあすなと、「いつかなりたいものになれるよう」という願いを込めてつけられたいつかこの二人が軸になっている。 自殺しようとしていたのは、河野基。 あすなが河野の遺書を…
ぼくのメジャースプーン 辻村深月著 「子どもたちは夜と遊ぶ」に出てきた秋山先生が出てきます。 なので「子どもたちは夜と遊ぶ」を読んでから読んだ方がいいです。 ふみちゃんと幼なじみのボク(名前出てこない)のお話し。 うさぎが大好きなふみちゃんが、熱が出たボクの代わりにうさぎ当番を引き受けた朝。変わり果てたうさぎを見てしまったふみちゃんは、ショックで口がきけなくなってしまう。 犯人は大学生の市川雄太。 市川雄太を許せないボクは復習したいと思う。 ボクは不思議な力を持っていたのだ。 秋山先生も不思議な力を持っていて、その使い方を教わる為に1週間先生の所へ通う。 二人のやりとりが色々つづきます。 そん…
子どもたちは夜と遊ぶ 辻村深月著 これはかなり怖いお話しでした。 「冷たい校舎の時は止まる」より怖かった。 途中で読むのが辛くなりました。 連続殺人事件、見立て殺人による残忍な殺し。 何も関係ない人をゲームとして殺していく。 たまらない。よくこんな小説かけるわ辻村さん。何者や! 「生きることに手を抜いてはいけない。終わりなんて唐突にやってくる。人生っていうのは死ぬまでの暇つぶし。だからって手を抜いちゃだめだ。時間の中身を決めるのはじぶんの責任だから、意味のないだらだらとした暇つぶしをしないほうがいいい」 先の短い自分にはこの言葉が刺さった。 それともう一つ 「人間てのは、大好きな人が最低一人は…
凍りのくじら 辻村深月著 芹沢理帆子高校2年生の女の子が主人公。 父親は有名なカメラマン芹沢光。 父親はある日突然失踪してしまう。 母親は余命2年と言われ入院している。 理帆子は精神年齢が高く、回りを達観してみている所がある。 付き合った元彼若尾に対してもだ。若尾はストーカーとなり理帆子に嫌がらせをする。 ある日別所あきらという高校3年生が理帆子にモデルになってくれないかと言ってくる。 この別所あきらは、何者かと思ったら‥‥ お父さんの話しと絡めて不思議な物語でした。 「誰かと繋がりたいときは、すがりついたっていいんだよ。相手の事情なんか無視して、一緒にいたいって、それを口にしても--」 こん…
傲慢と善良 (朝日文庫)婚活あるあるとミステリーが入ってるので、それだけでも十分に楽しめる小説ですが、もっと深いところを追求しているので、こんなに分厚い文庫本になったのかなと、推測されます。婚約者、真美が突然姿を消し、架(かける)は彼女から聞いていたストーカー
噛み合わない会話とある過去について 辻村深月著 4つの短編小説が入っています。 ラストの話しを読み終え書いていますが、強烈過ぎて戸惑っています。 一話一話読み終える毎に、辻村さんの鋭さが光ってます。 ①ナベちゃんのヨメ この話しはまだマイルドでした。 大学生時代コーラス部でイジられキャラだったナベちゃん。 面倒味がよく好かれてはいたが、恋愛対象にはなっていなかったナベちゃん。 そのナベちゃんが結婚相手を紹介するのだが、その女性はちょっと変わった女性だった。 ②パッとしない子 アイドルグループのメンバーの一人佑は、国民的アイドルで日本で知らない人はいない。 その佑の小学生時代を知っている美穂先生…
V.T.R 辻村深月著 スロウハイツの神様に出てくる作家チヨダコーキのデビュー作なんだって。 実在しない人だけど、辻村深月さんの違う面が見れるかな? 近未来的な設定で、今まで読んだ本とは違う作風でしたね。 表紙からしてアニメ的な感じ。 殺しのライセンスを与えられた者達のハードボイルドなお話し。 合わないかなと思ったけど、意外とサクサク読み終えました。 ラストはえっ!そうだったのと思える意外性ありです。 ランキング参加中読書
スロウハイツの神様 辻村深月著 こちらは上下巻の長編小説です。 裏表紙に人気作家チヨダコーキの小説を模倣した大量殺人事件とあったので、冷たい校舎の時は止まるのような怖い小説なのかと期待して読み始めた。 ところが全く違った。 スロウハイツと名付けられた貸家の住人達の心温まるいいお話しでした。 オーナーは、赤羽環で脚本家。 住人達は人気作家のチヨダコーキ、そしてチヨダコーキを売り出した敏腕編集者黒木。 漫画家の卵狩野とエンヤ。画家の卵森永すみれ、監督の卵長野正義の6人。 エンヤは途中で退去し、次に入居したのが加々美リリアと言う謎の美少女。 それぞれ夢に向かって頑張っているクリエイター達の姿や恋愛を…
きのうの影踏み 辻村深月著 こちらは辻村深月さんの体験談などが詰まった短編小説13話。 ①十円参り ②手紙の主 ③丘の上 ④殺したもの ⑤スイッチ ⑥私の町の占い師 ⑦やみあかご ⑧だまだまマーク ⑨マルとバツ ⑩ナマハゲと私 ⑪タイムリミット ⑫噂地図 ⑬七つのカップ 私の町の占い師の中に、劇薬のような実話系や恐怖映像を水を飲むように嗜む、感覚の麻痺した私とあった。 やはりそうじゃないと書けない話しがありますもんね。 辻村深月さんの事が少しわかる本でした。 ランキング参加中読書
盲目的な恋と友情 辻村深月著 これは面白かったー 辻村さんの書くこんなお話が好きだ。 心情書くのが上手いよね。 元宝塚のお母さんを持つ美しくて聡明で性格のいい蘭花と、醜いと劣等感を持つ留利絵、そして美波。 美波から大学生時代にされた事をいつまでも根にもち、美波を恨んでいる留利絵。 一方、蘭花は人妻との関係を持ちながら蘭花と付き合っている茂実に振り回され、翻弄されてしまう。 蘭花、留利絵、美波の3人の関係と蘭花と茂実の恋愛など絡み面白かった。 最後はえっ!そうなるのかと異常な関係性に驚いた。 本の題名通り盲目的な恋と友情でした。 ランキング参加中読書
【感想】「傲慢と善良」印象に残ったこと・感じたこと3選 〜『自立』することの大切さを学べる作品〜
1. はじめに マズラプです。216回目の投稿になります。 今回は、小説「傲慢と善良」を読んだ感想を書いていきます。 傲慢と善良 (朝日文庫) 作者:辻村 深月 朝日新聞出版 Amazon 本作品を読んで、特に印象に残った以下の3つのことを挙げていきます。 ①『自立』することの大切さ ②心配すること=信じていないこと ③今日待ってくれている人が明日も待ってくれているとは限らない どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。 作者の 辻村深月 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い…
傲慢と善良 辻村深月著 この作品一気に読んでしまいました。 婚活アプリで知り合った架と真実。 結婚式まで決めていたのに真実が失踪してしまう。 ストーカーに狙われていたかと思いきや、全く予想しない展開となった。 結婚に悩む男女、友達、世間、親子関係など色々絡んでいた。 そこまで言うかと怖さもあった。 色々深く掘り下げグイグイ突っ込んでくる場面などあり気になった会話を書き出してみた。 ピンとこないとは何なんでしょうね。 その人が、自分につけている値段。 自分に見合う相手が来なければ、ピンとこない。 相手を鏡のように見る。自分の自己評価額。 善良さは、過ぎれば世間知らずとか、無知ということになる。 …
ツナグ 辻村深月著 一生に一度だけ、死んだ人に会えるというお話し。 アイドルの心得 長男の心得 親友の心得 待ち人の心得 使者の心得 それぞれ4話の話しがラストは使者の視点から書かれている。 どの話しもよかったが、一番引かれたのは親友の心得。 嵐と御園二人の女子高生の話しだ。 嵐は自分には親友なんて出来ないと思っていた。 美形で演劇も上手いが、甘やかされて育ったせいか、自分が一番じゃないと気がすまないタイプ。気が強く負けるのは嫌なのだ。 御園はそんな嵐を立てて、優しく、聞き上手で嵐のわがままを許す。 二人は仲のいい姉妹のように登下校も一緒だった。 (御園が知っていたブランドの服を自分が知らなか…