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土屋太鳳演じるウェディングプランナーがマッチングアプリに登録した後、連続殺人事件に巻き込まれるサスペンススリラー。予告編を見ると、佐久間大介か金子ノブアキのどちらかが犯人役だろうと思えますが、話はそんな単純ではなく、3人以外の登場人物も関係してきます。複雑な展開で目が離せませんでした。ラストはハッピーともバッドとも言いかねますが、ストーリー全体としてはスッキリ。原作・脚本・監督:内田英治出演:土屋太鳳、佐久間大介(SnowMan)、金子ノブアキ、真飛聖、後藤剛範、片山萌美、片岡礼子、杉本哲太、斉藤由貴(シアタス調布)※「京王ポイントwebサービス」割引1,100円で鑑賞映画『マッチング』公式サイト関連エントリ:【土屋太鳳出演作品】累-かさね-大怪獣のあとしまつ鳩の撃退法るろうに剣心最終章TheFinal七...マッチング
主人公とその仲間たちが、ゾンビや、人間を実験台にしてゾンビ化を防ぐワクチン開発を行う研究グループと闘う話。日本テレビや有料動画配信サービスHuluでシリーズ化された作品の映画版。日テレの最初のドラマは少し見ていましたが、Huluはまったく見ていません。見ていた方が話がつながるとは思いますが、所々過去を振り返るシーンがあるのでなんとなく流れを理解できます。本作だけでもサバイバル映画としてそれなりに楽しめます。ただ映画公開後にHuluオリジナルドラマがあるそうです。やはり全部通して見た方が面白いはずで、テレビ・動画配信・映画のメディアミックスは実験的な試みではありますが、自分も含めついていけない客が多いのではないでしょうか。そのせいか興行収入はイマイチ。また本作出演俳優では、堀田真由と中条あやみが公開中の映画...劇場版君と世界が終わる日にFINAL
舞台の最終オーディションの案内状が届き、4日間の合宿に臨んだ男女7名が一人ずつ消えてしまう話。東野圭吾の原作はつい先日読んだばかりです。ある閉ざされた雪の山荘で(書籍)あらすじや登場人物の役割は原作と概ね同じ。原作の内容を辻褄が合うようにギュッと詰め込んだせいか、展開が早く感じました。ディテールは異なります。そもそも山荘ではありませんでした。ラストは同じとも言えますし違うとも言えます。主演は重岡大毅ですが、人気俳優を集めただけあって、役の重要度や出演シーン数は原作ほど差はありませんでした。岡山天音は「笑いのカイブツ」と同様陰キャの役でしたが、タイプの異なる陰キャでした。自分にとって一番の見どころは堀田真由と森川葵の取っ組み合い。原作:東野圭吾監督・脚本:飯塚健脚本:徳永友一出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山...ある閉ざされた雪の山荘で
埼玉が大阪の恐ろしい計画を阻止するために、滋賀・和歌山・奈良と共闘する、壮大な茶番劇。第一弾もそうでしたが、馬鹿馬鹿しい内容をキャストが真剣に演じているところが面白く、見終わった後ポジティブな気持ちになれます。様々な種類の笑いのネタを仕込んでいますが、自分は、本人の事情で本作は出演できなかった伊勢谷友介をいじるシーン、GACKTが関西弁になるシーン、本物の夫婦である片岡愛之助と藤原紀香がいがみ合うシーン、和歌山の姫が元の姿に戻るシーン、などが気に入りました。堀田真由がゲジゲジ眉毛で真剣に演じていたり、大宮市民のTシャツに「日高屋」のロゴがあるのもよかったです。監督は「テルマエ・ロマエ」、「ルパンの娘」などの武内英樹。いずれの作品もコンセプトは共通しています。この路線で続けてほしいです。来場者プレゼントでス...翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~
広島を舞台に、天然パーマの男子大学生が女子高校生から遺産相続争い解決の依頼を受ける話。一旦事件解決と思いきや、実は解決していなかったことが判明します。キャストも有名俳優ばかりでみんな怪しく見え、どういう結末になるのか読めないところがおもしろかったです。原作漫画は読んでおらず、ドラマはときどき見ていました。菅田将暉と伊藤沙莉がコンビなのかと思っていましたが、そうではないことを本作を見て知りました。女性陣では原菜乃華の出演シーンが多かったです。最近は原菜乃華を見ると丸亀製麺に行きたくなります。原作:田村由美監督:松山博昭脚本:相沢友子出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、でんでん、野間口徹、松坂慶子、松嶋菜々子、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、角野卓造、段田安則...ミステリと言う勿れ
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に続く、往年の特撮作品の現代版。ウルトラマンは見ていましたが仮面ライダーは見ていなかったので、新作を見る感覚で楽しめました。仮面ライダー役の池松壮亮、柄本佑をはじめ、特撮作品のイメージがない有名俳優たちが、ヒーローや悪役を演じているのを見ているだけでもおもしろかったです。浜辺美波は変身せず、冷静なヒロイン役。「私は用意周到なの」はシン・ウルトラマンでメフィラス役の山本耕史が連呼した「私の好きな言葉です」に通じるものがあり、途中からユーモラスに思えてきました。長澤まさみがほんの数分セクシーな悪役で出演。自分にとってはいちばんの見どころ。竹野内豊、斎藤工は「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に続き国側の役で出演松坂桃李、大森南朋の名前もありましたが、声のみの出演のようで...シン・仮面ライダー
悔いの残る亡くなり方をした女性が、生まれ変わって同じ男性を愛する話。原作は読んでいません。基本的にはシンプルに、逢いたい人に巡りあえてよかったという気持ちで鑑賞しました。大泉洋と目黒蓮の2人がテレビで宣伝しているのをよく見ましたが、作品自体は女性陣が重要な役割を果たしています。有村架純と目黒連のラブシーンと、柴咲コウが出会いを回想するシーンがよかったです。2代目?瑠璃役の菊池日菜子も気になり、ブログ内検索したところ、私はいったい、何と闘っているのかにも出演しており、その時も美人と書いてました。大泉洋と目黒蓮は悪くはなかったですが、27年経っているはずなのに外見があまり変わらず、どの年のシーンだっけ?と思うところがありました。田中圭は近年ちょっと間抜けでいい人の役が多かった印象ですが、本作では怖い人。他にも...月の満ち欠け
娘が自殺を図った真相を、母の視点と娘の視点から浮かび上がらせるミステリー映画。こういう話だっけ?と思い、映画鑑賞後に本をペラペラとめくってみましたが、あらすじや作品のイメージは概ね原作通りだったと思います。原作よりもやや爽やかに感じるエンディングだったかも。長編小説を2時間の映画に収めていますので、エピソードは所々端折られています。キャストの中でいちばんハマっていたのは、高畑淳子演じる義母。母娘を苛める姿がイメージ通りだったので、笑うシーンではないのですが笑ってしまいました。「愛」という言葉がよく出てきます。大地真央演じる母親(祖母)が「そこに愛はあるんか?」と言ってもおかしくないシチュエーションもありましたが、さすがに言わなかったです。戸田恵梨香は、発する言葉と心情に二面性のある原作の母親像を演じきって...母性
田舎町で何者かに、大人は殺され子どもは連れ去られる事件が多発。父親、息子、息子が通う小学校の先生が恐怖を抱きながら真相を探る話。監督は「スマホを落としただけなのに」などの中田秀夫。「スマホを落としただけなのに」もそうでしたが、本作もホラーのようでいて、笑いどころ、ツッコミどころが随所にあります。オープニングはお笑い芸人、パンサーの尾形貴弘が必死の形相で逃走。小学校の先生役の松本穂香は鉄をも突き破る相手の攻撃を、木の板で防御。終盤、父親役の相葉雅紀と息子役の上原剣心がローションまみれで真剣な演技。いなくなったはずの子どもの一人は、最後校庭でサッカー。監督がこれらを狙ってやっていると考えると、評価してよい作品なのかな、とも思います。各映画サイトの評価は低めです。監督:中田秀夫脚本:ブラジリィー・アン・山田、大...“それ”がいる森
一家4人で交通事故に遭い、植物状態になったはずの母親が5年ぶりに家に帰ってくるが、長女は本当の母親なのか疑問を抱く話。サイコサスペンスですがファンタジーの要素もあり。ストーリーはそれほど難しくないですが、ネタバレにならない程度に触れるのが難しいです。「この子は邪悪」のタイトルは、誰から見て誰が邪悪なのか考えてしまいます。淡々と進みますが、効果音もあってドキッとするシーンが何ヶ所かあります。玉木宏の冷静な狂気と南沙良の物静かな美しさが見どころ。監督・脚本:片岡翔出演:南沙良、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎、玉木宏(シアタス調布)※「京王ポイントwebサービス」割引1,100円で鑑賞映画『この子は邪悪』公式サイト-HappinetPhantomStudiosこ...この子は邪悪