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にほんブログ村父娘の体内の細胞を擬人化し、細胞間の戦いを描いた作品。前半は人間同士、細胞同士のユーモラスなやりとり、後半は父娘の感動ストーリーと細胞間のバトルを楽しみつつ、細胞の働きについて学べてためになる映画でした。赤血球役の永野芽郁が短パンで走り回っています。白血球役の佐藤健が白塗りで戦うシーンは、「るろうに剣心」を思い出しました。父娘は阿部サダヲ、芦田愛菜が演じています。原作:清水茜監督:武内英樹脚本:徳永友一出演:永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュ、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、深田恭子、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAINOOWARI)、DJKOO、一ノ瀬ワタル、塚本高史、鶴見辰吾、光石研(シアタス調布)※「ハッピ...はたらく細胞
にほんブログ村新人作家が大御所作家に酷評されながらも、出版・文学賞受賞を志すコメディ。新人作家役ののん、大御所作家役の滝藤賢一、出版社の編集者役の田中圭、トライアングルのかけ合いがおもしろかったです。田中圭はドクターXに続き本作でも主要キャスト。田中みな実、髙石あかり、橋本愛、光石研、若村麻由美ら、代わる代わる登場する俳優も個性的。舞台は御茶ノ水にある山の上ホテル。2024年2月から老朽化対応のため休館中です。本作は休館前の2023年11月に撮影されたそうです。休館前の貴重な映像。2024年11月に明治大学が取得することを発表しました。監督:堤幸彦脚本:川尻恵太原作:柚木麻子出演:のん、田中圭、滝藤賢一、田中みな実、服部樹咲、髙石あかり、橋本愛、橘ケンチ(EXILE)、光石研、若村麻由美(シアタス調布)※...私にふさわしいホテル
にほんブログ村六人の大学生が企業の内定を勝ち取るために最終選考で激しい議論を交わす映画。学生を理解できない企業と本音を明かさない学生。日本の就活を皮肉っているように感じました。前半は和気あいあいとしていますが、一人しか内定をもらえないと分かって空気は一変。それぞれ学生の過去の闇を暴露する文書も出てきて、疑心暗鬼に陥ります。それでもラストは前向きな終わり方。浜辺美波がかわいかったです。本作は浜辺美波だけがクローズアップされている訳ではなく、六人の学生それぞれにスポットが当たっています。浜辺美波、赤楚衛二は今年7月公開「もしも徳川家康が総理大臣になったら」でも共演していますが、そちらは見ていません。監督:佐藤祐市脚本:矢島弘一原作:浅倉秋成出演:浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠、中田青渚...六人の嘘つきな大学生
スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム
日韓両国にまたがるサイバーテロを巡る攻防の話。ITを駆使したミステリー「スマホを落としただけなのに」第3弾。第1弾はスマホを落として個人情報を悪用される話でしたが、回を追うごとにスケールが大きくなり、スマホを落とすシーンの重要性は下がっています。今回は過去2作で連続殺人鬼役を怪演した成田凌が主演。主演になったせいか、過去2作ほどのクレイジーさはありませんでした。ヒロインはクォン・ウンビ。日韓合同女性アイドルグループ・IZ*ONEのメンバーだったそうです。美人です。日本語も話せていました。逆に大谷亮平はほぼ韓国語の台詞。最近鑑賞した「徒花」の井浦新、「ベイビーわるきゅーれ」の髙石あかりも出演。第1作ヒロインの北川景子は過去映像のみ。監督:中田秀夫脚本:大石哲也原作:志駕晃出演:成田凌、クォン・ウンビ、千葉雄...スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナルハッキングゲーム
婚活を通じて出会った男女、架と真実の恋愛・人間関係を描いたミステリー。原作は辻村深月の長編小説。世界観は小説と同じでしたが、真実の失踪先と架・真実の再会のシチュエーションは小説とは異なっていました。原作を読まずに映画を鑑賞すればそこまで違和感はないかもしれません。原作を読んでからだと、なぜ佐賀のみかん農家?という印象は持ちます。映画のロケ誘致とか色々な事情が絡んでいるんだろうなと想像します。藤ヶ谷太輔、奈緒のW主演。藤ヶ谷太輔は書籍の出版直後から原作を絶賛していました。なので架のイメージをしっかり描いて撮影に臨んだことと思います。容姿端麗で交友関係も広いけどなかなか結婚できず、次第に真実に想いを寄せていく架役にピッタリでした。奈緒も一見か弱そうで複雑な感情を持ち合わせる真実役が合っていたと思います。藤ヶ谷...傲慢と善良
土屋太鳳演じるウェディングプランナーがマッチングアプリに登録した後、連続殺人事件に巻き込まれるサスペンススリラー。予告編を見ると、佐久間大介か金子ノブアキのどちらかが犯人役だろうと思えますが、話はそんな単純ではなく、3人以外の登場人物も関係してきます。複雑な展開で目が離せませんでした。ラストはハッピーともバッドとも言いかねますが、ストーリー全体としてはスッキリ。原作・脚本・監督:内田英治出演:土屋太鳳、佐久間大介(SnowMan)、金子ノブアキ、真飛聖、後藤剛範、片山萌美、片岡礼子、杉本哲太、斉藤由貴(シアタス調布)※「京王ポイントwebサービス」割引1,100円で鑑賞映画『マッチング』公式サイト関連エントリ:【土屋太鳳出演作品】累-かさね-大怪獣のあとしまつ鳩の撃退法るろうに剣心最終章TheFinal七...マッチング
主人公とその仲間たちが、ゾンビや、人間を実験台にしてゾンビ化を防ぐワクチン開発を行う研究グループと闘う話。日本テレビや有料動画配信サービスHuluでシリーズ化された作品の映画版。日テレの最初のドラマは少し見ていましたが、Huluはまったく見ていません。見ていた方が話がつながるとは思いますが、所々過去を振り返るシーンがあるのでなんとなく流れを理解できます。本作だけでもサバイバル映画としてそれなりに楽しめます。ただ映画公開後にHuluオリジナルドラマがあるそうです。やはり全部通して見た方が面白いはずで、テレビ・動画配信・映画のメディアミックスは実験的な試みではありますが、自分も含めついていけない客が多いのではないでしょうか。そのせいか興行収入はイマイチ。また本作出演俳優では、堀田真由と中条あやみが公開中の映画...劇場版君と世界が終わる日にFINAL
舞台の最終オーディションの案内状が届き、4日間の合宿に臨んだ男女7名が一人ずつ消えてしまう話。東野圭吾の原作はつい先日読んだばかりです。ある閉ざされた雪の山荘で(書籍)あらすじや登場人物の役割は原作と概ね同じ。原作の内容を辻褄が合うようにギュッと詰め込んだせいか、展開が早く感じました。ディテールは異なります。そもそも山荘ではありませんでした。ラストは同じとも言えますし違うとも言えます。主演は重岡大毅ですが、人気俳優を集めただけあって、役の重要度や出演シーン数は原作ほど差はありませんでした。岡山天音は「笑いのカイブツ」と同様陰キャの役でしたが、タイプの異なる陰キャでした。自分にとって一番の見どころは堀田真由と森川葵の取っ組み合い。原作:東野圭吾監督・脚本:飯塚健脚本:徳永友一出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山...ある閉ざされた雪の山荘で
埼玉が大阪の恐ろしい計画を阻止するために、滋賀・和歌山・奈良と共闘する、壮大な茶番劇。第一弾もそうでしたが、馬鹿馬鹿しい内容をキャストが真剣に演じているところが面白く、見終わった後ポジティブな気持ちになれます。様々な種類の笑いのネタを仕込んでいますが、自分は、本人の事情で本作は出演できなかった伊勢谷友介をいじるシーン、GACKTが関西弁になるシーン、本物の夫婦である片岡愛之助と藤原紀香がいがみ合うシーン、和歌山の姫が元の姿に戻るシーン、などが気に入りました。堀田真由がゲジゲジ眉毛で真剣に演じていたり、大宮市民のTシャツに「日高屋」のロゴがあるのもよかったです。監督は「テルマエ・ロマエ」、「ルパンの娘」などの武内英樹。いずれの作品もコンセプトは共通しています。この路線で続けてほしいです。来場者プレゼントでス...翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~
広島を舞台に、天然パーマの男子大学生が女子高校生から遺産相続争い解決の依頼を受ける話。一旦事件解決と思いきや、実は解決していなかったことが判明します。キャストも有名俳優ばかりでみんな怪しく見え、どういう結末になるのか読めないところがおもしろかったです。原作漫画は読んでおらず、ドラマはときどき見ていました。菅田将暉と伊藤沙莉がコンビなのかと思っていましたが、そうではないことを本作を見て知りました。女性陣では原菜乃華の出演シーンが多かったです。最近は原菜乃華を見ると丸亀製麺に行きたくなります。原作:田村由美監督:松山博昭脚本:相沢友子出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、でんでん、野間口徹、松坂慶子、松嶋菜々子、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、角野卓造、段田安則...ミステリと言う勿れ
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に続く、往年の特撮作品の現代版。ウルトラマンは見ていましたが仮面ライダーは見ていなかったので、新作を見る感覚で楽しめました。仮面ライダー役の池松壮亮、柄本佑をはじめ、特撮作品のイメージがない有名俳優たちが、ヒーローや悪役を演じているのを見ているだけでもおもしろかったです。浜辺美波は変身せず、冷静なヒロイン役。「私は用意周到なの」はシン・ウルトラマンでメフィラス役の山本耕史が連呼した「私の好きな言葉です」に通じるものがあり、途中からユーモラスに思えてきました。長澤まさみがほんの数分セクシーな悪役で出演。自分にとってはいちばんの見どころ。竹野内豊、斎藤工は「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に続き国側の役で出演松坂桃李、大森南朋の名前もありましたが、声のみの出演のようで...シン・仮面ライダー
悔いの残る亡くなり方をした女性が、生まれ変わって同じ男性を愛する話。原作は読んでいません。基本的にはシンプルに、逢いたい人に巡りあえてよかったという気持ちで鑑賞しました。大泉洋と目黒蓮の2人がテレビで宣伝しているのをよく見ましたが、作品自体は女性陣が重要な役割を果たしています。有村架純と目黒連のラブシーンと、柴咲コウが出会いを回想するシーンがよかったです。2代目?瑠璃役の菊池日菜子も気になり、ブログ内検索したところ、私はいったい、何と闘っているのかにも出演しており、その時も美人と書いてました。大泉洋と目黒蓮は悪くはなかったですが、27年経っているはずなのに外見があまり変わらず、どの年のシーンだっけ?と思うところがありました。田中圭は近年ちょっと間抜けでいい人の役が多かった印象ですが、本作では怖い人。他にも...月の満ち欠け
娘が自殺を図った真相を、母の視点と娘の視点から浮かび上がらせるミステリー映画。こういう話だっけ?と思い、映画鑑賞後に本をペラペラとめくってみましたが、あらすじや作品のイメージは概ね原作通りだったと思います。原作よりもやや爽やかに感じるエンディングだったかも。長編小説を2時間の映画に収めていますので、エピソードは所々端折られています。キャストの中でいちばんハマっていたのは、高畑淳子演じる義母。母娘を苛める姿がイメージ通りだったので、笑うシーンではないのですが笑ってしまいました。「愛」という言葉がよく出てきます。大地真央演じる母親(祖母)が「そこに愛はあるんか?」と言ってもおかしくないシチュエーションもありましたが、さすがに言わなかったです。戸田恵梨香は、発する言葉と心情に二面性のある原作の母親像を演じきって...母性
田舎町で何者かに、大人は殺され子どもは連れ去られる事件が多発。父親、息子、息子が通う小学校の先生が恐怖を抱きながら真相を探る話。監督は「スマホを落としただけなのに」などの中田秀夫。「スマホを落としただけなのに」もそうでしたが、本作もホラーのようでいて、笑いどころ、ツッコミどころが随所にあります。オープニングはお笑い芸人、パンサーの尾形貴弘が必死の形相で逃走。小学校の先生役の松本穂香は鉄をも突き破る相手の攻撃を、木の板で防御。終盤、父親役の相葉雅紀と息子役の上原剣心がローションまみれで真剣な演技。いなくなったはずの子どもの一人は、最後校庭でサッカー。監督がこれらを狙ってやっていると考えると、評価してよい作品なのかな、とも思います。各映画サイトの評価は低めです。監督:中田秀夫脚本:ブラジリィー・アン・山田、大...“それ”がいる森
一家4人で交通事故に遭い、植物状態になったはずの母親が5年ぶりに家に帰ってくるが、長女は本当の母親なのか疑問を抱く話。サイコサスペンスですがファンタジーの要素もあり。ストーリーはそれほど難しくないですが、ネタバレにならない程度に触れるのが難しいです。「この子は邪悪」のタイトルは、誰から見て誰が邪悪なのか考えてしまいます。淡々と進みますが、効果音もあってドキッとするシーンが何ヶ所かあります。玉木宏の冷静な狂気と南沙良の物静かな美しさが見どころ。監督・脚本:片岡翔出演:南沙良、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎、玉木宏(シアタス調布)※「京王ポイントwebサービス」割引1,100円で鑑賞映画『この子は邪悪』公式サイト-HappinetPhantomStudiosこ...この子は邪悪