羽田空港の保安検査場で働く南谷結月巡査は、教官の向島から「警察官としての視野が狭い」として、とある飲み会に参加するよう言われる。その飲み会に参加している人物こそ、警視庁で3番目の地位に就く大迫警視長と座間味くんと呼ばれる会社員だった。結月は2人の話を訊くうちに警察官として成長していく。
読書を趣味としているcoralのブログです。 ミステリを中心に読んでいますが、ホラーは苦手。
好きな作家さんは、赤川次郎さん、東野圭吾さん、中山七里さん、近藤史恵さん、下村敦史さん、秋吉理香子さんなど。 海外作家では、ジェフリー・アーチャー、ダン・ブラウン、スティーヴン・キングなど。
羽田空港の保安検査場で働く南谷結月巡査は、教官の向島から「警察官としての視野が狭い」として、とある飲み会に参加するよう言われる。その飲み会に参加している人物こそ、警視庁で3番目の地位に就く大迫警視長と座間味くんと呼ばれる会社員だった。結月は2人の話を訊くうちに警察官として成長していく。
【読書】岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く』
その謎、大変よく挽けました――京都にある純喫茶〈タレーラン〉の店員アオヤマは、オーナーの藻川又次から、藻川の姪でバリスタの切間美星と結婚する気があるなら、2人に店を譲っても良いと持ちかけられる。しかし、〈タレーラン〉は、ここ3ヶ月ほどレビューサイトに最低評価の投稿が3件続けて書き込まれていることに気づく。アオヤマと美星は、誰が何の目的で書き込んでいるのかを調べはじめる。
塚川亜由美が観劇に訪れた舞台上で発射された拳銃は本物だった――亜由美は劇団のマネージャー・村上佐知子から、大事にならないよう内密に処理して欲しいと依頼される。新たに劇団員になった千直子の人気に火がつき、大きな会場でミュージカルを上演することになるが、従来からの劇団のヒロイン・古山たか子が旅に出てしまう。
劒岳山頂に観測旗を立てよ――日露戦争直後、軍の陸地測量部で測量官として勤める柴崎芳太郎は、最後に残された未踏峰、劒岳山頂に三角点を埋設するよう指令を受ける。弘法大師が草鞋3000足を使っても登れなかったと言われる劒岳には、設立されたばかりの山岳会も初登頂を狙っており、軍の威信をかけたプロジェクトだった。
6/11、幻冬舎文庫より、越尾圭さんの『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』が、発売されました。売れない小説家の航平(とわ)と、十年前に母・美羽を亡くしたとわファンの明里は、満開の桜の下で出会う。航平と美羽が最期の一年を入れ替わっていたという真実を知らされた明里は――
6/10、文春文庫より、赤川次郎さんの『幽霊健診日』が、文庫化されて発売されました。警視庁捜査一課の宇野喬一警部が、女子大生の永井夕子とのデート中に気を失い、病院に搬送された。幸いすぐに意識を取り戻したが、翌朝、病院の休憩所で医師の神林早百合が殺害されてしまう。
6/10、双葉文庫より、知念実希人さんの『ヨモツイクサ』が、文庫化されて発売されました。「黄泉の森には絶対に入ってはならない」人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。
【新刊】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ 23 アートの巡礼 前編』
6/10、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ 23 アートの巡礼 前編』が、発売されました。有馬温泉で行われた『アンダー25・アート・プロジェクト』のスタッフ試験をパスした真城葵は、家頭清貴とともに開催地のロンドンへ向かうが…
6/10、双葉文庫より、秋吉理香子さんの『無人島ロワイヤル』が、文庫化されて発売されました。バー〈アイランド〉の常連客7名とマスターは、無人島に3つ持っていくなら何を持っていく?という話題で盛り上がっていた。そこで、マスターが所有する無人島に実際に行ってみようということになるが、睡眠薬を入れた酒を飲まされている間に、クルーザーもろともマスターに置き去りにされてしまう。
6/10、双葉文庫より、辻堂ゆめさんの『サクラサク、サクラチル』が、発売されました。絶対に東大合格しなきゃ許さない――両親からの熱烈な期待を受けた教育環境は「虐待」なのか?高校3年生の高志と、ネグレクトを受けている星は、自分たちを追いつめた親への”復讐計画”を始動させることに…
弁護する相手は、自らを誘拐したとされる男だった。弁護士の松岡千紗は、21年前の少女誘拐殺人事件で有罪判決を受けた平山聡史の冤罪再審裁判を担当することになる。しかし、千紗はその事件で誘拐された少女の1人だった。千紗は平山の無罪を勝ち取るだけでなく、真犯人の姿を追い求めるが…
祖母が遺した”ジュピター”とは?イギリスに留学していた水野理瀬は、祖母の遺言に従って帰国し、祖母が亡くなった洋館で2人の伯母とともに暮らすことになった。強烈な百合の匂いに包まれた洋館は、近隣住民から”魔女の家”と呼ばれていた。”ジュピター”とはなんなのか? なぜ”魔女の家”と呼ばれるのか? 調べを進めるうちに、理瀬の身の回りで毒殺や失踪など、物騒な事件が起こりはじめる。
レース中にクラッシュし、炎上したマシンから間一髪脱出したドライバー。しかし、自力でコースサイドのガードレールを乗り越えて避難したドライバーは、刺殺体となって発見された。近くに観客はおらず、テレビカメラの死角になっていた場所で、誰が、どうやって殺害したのか?
事件を握るのは、野球界の実際の出来事!2021年――ヤクルト、20年ぶりの日本一2022年――日本ハム「きつねダンス」が大流行2023年――阪神、悲願の「アレ」成就2024年――大谷翔平選手の愛犬が始球式2025年――試合中、やたらバットが折れる
6/5、実業之日本社文庫より、東川篤哉さんの『放課後はミステリーとともに』が、新装版になって発売されました。某エアコンのような名前を持つ霧ヶ峰涼は、鯉ヶ窪学園探偵部の副部長。高等部で発生した盗難事件の犯人を、先輩や警備員とともに追いかけたが、その姿が館内で消失してしまう。
6/5、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『迷子の花嫁』が、発売されました。塚川亜由美の先輩・前田小夜子は、独身時代最後の思い出作りにと女性たちで大騒ぎ。翌朝二日酔いの頭で目を覚ますと、隣にはカッと白目をむいて苦悶の表情を浮かべた白髪の男性の死体が…
6/5、小学館より、辻村深月さんの『ファイア・ドーム』が、発売されました。25年前、平穏だったはずの地方都市で、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生。その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――
末期がんに冒された生駒洋一郎は、8年前に息子の慎吾が誘拐された時のことを病床で書き残し、生涯を閉じた。それから12年後、慎吾が勤めるリカードの社長・武藤為明の孫・葛原兼介が誘拐された。身代金は10億。その運搬役として、24歳になった慎吾が指名された。慎吾は勤務地であるカナダから急遽帰国するが…
【読書】城山真一『天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス』
10戦6勝で天才と言われる証券取引において、勝ちまくる天才株トレーダー・二礼茜。またの名をブラック・ヴィーナス。県庁の金融調査部で働く百瀬良太は、兄が茜に会社の運転資金の調達を依頼する場に立ち会うことになった。大金と引き換えに、依頼人の最も大切なものを要求する茜によって、良太は茜の助手に指名される。
友人のなつこと共に喫茶店〈北斎屋〉を切り盛りする野坂あやめは、常連客の提案で瀬戸内海の無人島へ慰安旅行に出かけることになる。参加したのは〈北斎屋〉の2人と常連客6名。訪れた島は、数年前まで新興宗教の聖地だったといういわく付きの島。そして、バカンス気分を吹き飛ばす出来事が発生する。
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.06.01 Update)
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『あしたの寄り道』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年4月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月も面白い作品に当たったなぁという印象。外れだった作品はなかったかな。今年に入ってから刊行された作品も、多く紹介できたように思います。最終的に5冊で悩んだのですが、下の3冊を選んでみました。
嫌々合コンに参加したハイスペな外資系コンサルタント、祖父の代からのスカブラな男、彼女に振り回されるスパダリの大学院生、妻を亡くしたイケオジの医師、1億円が入ったアタッシュケースを目にしたハングレの大学生、オレサマな売れっ子漫画家…彼らには人に聞かせたい六人六色の恋バナがある。
最初の犠牲者は名探偵、島では4人が殺される、ある章は過去、共犯者がいる…嵐によって孤立した双紋島で発生した連続殺人事件を描いた『双紋島の殺人』は、巻頭に7つのネタバレが加えられて単行本化された。作品の中では真犯人に辿り着いていないが、あなたは事件の真相を見破ることができるか?
5/28、実業之日本社より、東川篤哉さんの『野球が好きすぎて 2021‐2025』が、発売されました。2021年から2025年まで、プロ野球界で起こった実際の出来事が事件のカギとなる不可思議な事件に挑むのは、捜査一課の神宮寺つばめと熱烈なヤクルトファンの父親の親子コンビ。さらには謎のカープ女子の安楽椅子探偵が現れ――
5/28、新潮文庫より、岩井圭也『水よ踊れ』が、文庫化されて発売されました。梨欣は17歳の早春、ビルの屋上から転落して死亡した。建築工学を専攻する瀬戸和志は、香港に留学生として戻ってきて、かつて恋していた少女の死の謎を追うが…
【新刊】スティーヴン・キング『もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ』
5/27、文藝春秋より、スティーヴン・キングの『もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ』が、発売されました。中学校で発生した爆弾テロ事件のニュースを見ていたホリー・ギブニーは、レポーターがこの惨事が起きることを事前に知っていたのではないかと、違和感に気づく。
ビンティ・チュリ――祈りの峰。そう名付けたエベレストの未踏峰に、それぞれに障害を持つサヤカと慎二、人生から落伍しかけた裕也が挑む。山に関してずぶの素人だった3人に登山技術を教えてくれたのは、山小屋の主人・パウロだった。4人で未踏峰に挑む計画は、パウロの不慮の死によって頓挫しかけるが…
5/25、角川文庫より、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズの闇将軍』が、発売されました。平凡な会社員の沖野のぞみは、自宅アパートのゴミ置き場で1億円が入ったゴミ袋を見つける。1年後、その金で起業し、大成功を収めたのぞみのもとに、「1億円を忘れるな」と、謎の人物から電話が入る。
【読書】スティーヴン・キング『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』
近所に住む大金持ちのハリガンさんの屋敷に出入りすることになった僕に、ハリガンさんが贈ってくれた宝くじつきのカードが3000ドルの大当たりになった。そのお金で僕はハリガンさんにスマートフォンをプレゼントする――『ハリガンさんの電話』世界が終末に向かう中、街中に現れた「ありがとう、チャック」という看板広告は、何を意味するのか?――『チャックの数奇な人生』
結婚相手は加東なつき?!エスカレータ事故に巻き込まれた塚川亜由美は、怪我をした女性から”お嬢様”に300万円を届けてほしいと言われ、加東なつきとともに山奥の洋館を訪ねる。”お嬢様”の伍代貴子は、なつきの名前を聞いた途端「もう終わりだわ!」と叫ぶ。
間違ったものに一度でも救われたら、それもすべて間違いだと思いますか?書けなくなった作家の岸田紗文は、知人の紹介で東京に出てきたばかりの東雲創と同居することになる。創は宗教2世の青年で、母親は殺人事件の加害者。孤独な魂と魂が惹かれあうとき、この世ならざる景色が見える――。
誰もが現実において、物語の主人公になれるシステム――フラッガーシステムのデバッグテストに高校生の東條涼一が選ばれた。テスト期間は1ヶ月。涼一は恋い焦がれる佐藤佳子との距離を縮めようと試みるが、ことごとく邪魔が入る。涼一は佳子との感動のエンディングを迎えることはできるのか?
5/20、新潮社より、一色さゆりさんの『モナリザの裏側』が、発売されました。大好きな母親とルーヴル美術館を訪れた女性は、パリ留学中に出会ったという父と母の、ある絵にまつわる秘密を知ることに。バブル期の好景気のなか、ゴッホ「医師ガシェの肖像」のオークションに携わることになったシングルマザー…名画に導かれ、自らの人生に向き合う人々をあざやかに描く、心温まる5篇の物語。
5/20、双葉社より、知念実希人さんの『エゴサ厳禁』が、発売されました。都内で起きた連続猟奇殺人は被害者全員の眼球がくり抜かれていた。父を殺された大学生・深山遥香は、殺人鬼「アイ・コレクター」の正体を暴くため、私立探偵に連絡をとるが…スマホサイズの小説第2弾。
婚約者から結婚の延期を告げられた女性、新しい恋を失ったシングルマザー、彼氏の代役をさせられた大学生、新しくオープンする店に雇われたピアニスト、アシスタントの女の子への誕生日プレゼントに悩むイラストレーター…1人ではじめて入ったバーで、信号待ちの交差点で…恋は突然やって来る。
「この問題、私が解決いたします」厚労相の元キャリア官僚で、ミス・パーフェクトの異名を持つ真波莉子は、実は現総理の隠し子。その事実が世間に知られ、厚労相を辞めた莉子は、職場を転々としながら、「ハラスメント大王」とあだ名がついた町長問題で炎上した町のイメージ回復や、いじめ問題で揺れるバレエ団の改革といった難問に立ち向かう。
南海電鉄岸和田駅前で無差別テロが発生した。犯人の笹清政市はその場で取り押さえられたが、ロスジェネの社会への恨みを犯行動機だと語る。そんな中、「ロスト・ルサンチマン」を名乗る人物から大阪地検に爆発物が送りつけられる事件が発生する。さらに、能面検事こと不破俊太郎一級検事までもが…
譲られたノートパソコンのパスワードを解読せよ――バー〈マーキームーン〉を涼子がふたたび訪れた夜、ママのルナ宛てにノートパソコンが届いた。ログインパスワードを入力する画面には、夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本の表紙絵が…ルナと涼子は、ログインパスワードを探すが、行く先々でまたしても事件に巻き込まれてしまう。
5/15、扶桑社から、スティーヴン・キングの『ロングウォーク』が、発売されました。14歳から16歳の少年100人を集めて開催される〈ロングウォーク〉。このレースにゴールはなく、ペースが落ち、3度以上警告を受けると射殺される。最後の1人が決まるまで続けられる文字通りの「死のレース」。
5/15、講談社文庫より、横関大さんの『メロスの翼』が、文庫化されて発売されました。世界中の強豪選手が集結した「第1回東京レガシー卓球」。会場では、急遽出場となった毛利翼という中国の補欠選手が注目を集めていた。初戦でいきなり世界ランク3位の選手を一蹴した男のユニフォームには、中国選手のはずなのになぜか日の丸が縫い付けられていた。
宮司百合子と善知鳥神、そして4人の数学者と2人の立会人は、北海道の孤島にそびえる大聖堂へ集められた。百合子と神の父であり世界的数学者である藤衛の講演を聴くために。しかし、講演の最中、数学者たちが殺害されていく。もっとも疑わしい藤衛は襟裳岬で講演中で、鉄壁のアリバイが存在するのだが…「堂シリーズ」ここに完結!
『終身検視官』、『死体掃除人』、『クライシス・クライシ』…数々の異名を持つL県警の凄腕検視官・倉石義男の活躍がドラマになった。2009年、2010年にドラマ化された『臨場』のオフィシャルガイドブックと、未収録作品4本をひとつにしたスペシャルブック。登場人物相関図や出演俳優へのインタビュー、各エピソードのあらすじ、ドラマの原作となった短編4本を収録。
【新刊】[文庫化]小路幸也『失踪人 – 磯貝探偵事務所ケースC』
5/12、光文社文庫より、小路幸也さんの『失踪人 - 磯貝探偵事務所ケースC』が、文庫化されて発売されました。〈銀の鰊亭〉の青河文を通じて、探偵の磯貝に依頼が舞い込んだ。依頼人は今をときめく女優・西條真奈。北海道知事の特別秘書をしていた姉の最上紗理奈が失踪したので探して欲しいのだという。
5/12、光文社古典新訳文庫より、アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』が、発売されました。優しい夫と3人の子供に恵まれたジョーンは、娘が住む中東を訪れた帰路、荒天のため足止めを食った砂漠のレストハウスで、ひとり自分の人生を振り返る。
5/12、徳間文庫より、赤川次郎さんの『森がわたしを呼んでいる』が、発売されました。母が出張で留守の夜、渡部佐知子はドスンという音で目が覚めた。父を自身で亡くしていたので、揺れに敏感なのだ。翌朝玄関を出ると、家の周りの雑草がいやに伸びているのに気づく。
学校も、友人たちも知らないことだけど、同じクラスの西脇融と甲田貴子は異母きょうだいだった。歩行祭――。朝8時に出発し、翌日の朝8時までに80kmを踏破する。1、2年生にとっては今年最後のイベント。3年生にとっては高校生活最後のイベントだ。この歩行祭の間に、貴子はほとんど話をしたことがない融に話しかけようと考えていた。
あなたのお嬢さんを誘拐しました――警視庁に勤務する刑事・佐原真一のもとに、ひとり娘の深雪を誘拐したと、中年男性から電話がかかってきた。要求された身代金の額は1億円。しかし、事件当初から警察の介入を許可し、身代金の受け渡し現場を警察官に警備させるなど、通常誘拐犯が嫌がることばかりを指定してくる変わった犯人だった。
8歳でバレエと出会い、15歳で海を渡った世界的舞踏家にして振付家の萬春。その半生で出会った踊る者、作る者、見る者、奏でる者――それぞれの情熱がぶつかり合い、交錯する中で生まれてくる無限の世界。舞台の神に魅入られた1人の天才をめぐる物語。
5/8、文春文庫より、石持浅海さんの『花嫁と殺し屋』が、発売されました。塚原俊介は経営コンサルタントの傍ら、殺し屋を副業としている。依頼料は650万円。一部上場企業の従業員の平均年収だ。塚原はビジネスを仕事と割り切るために、被害者について深く知ることを避けることを信条としているが…
科学警察研究所に勤める津久井操は、警備の成功と失敗の”分かれ目”を標準化する研究をしていた。過去の事例を調べるために警視庁を訪れた際、警備部の大迫警視正に声をかけられ、”座間味くん”との飲み会に参加することになった。過去の事例を紹介すると、座間味くんはたちどころに警察も気づいていなかった事件の真相を言い当てた。
【読書】谷春慶『筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 ~鎌倉の猫は手紙を運ぶ』
書の達人でありながら、学内随一の変人である東雲清一郎。祖父の手紙の鑑定を依頼したことがある近藤美咲は、清一郎と会話ができる数少ないひとり。黒猫を通じた奇妙な文通相手の謎、飲食店の看板に書かれたバツ印の謎…知り合って以降、美咲と清一郎が行動を共にする機会が増えるが、清一郎の毒舌は相変わらずで…
旧友の御笠が殺人の容疑で逮捕された――アパートの1室で、ゲームクリエーターの九十九孝輔の腐乱死体が発見された。後頭部には鈍器で殴られた痕があり、部屋の中からは訪れたことがないはずの元同僚・御笠徹二が鼻をかんだティッシュが発見された。民間の鑑定センターの所長・氏家京太郎は、旧友の冤罪を晴らそうとするが、証拠物件のティッシュは、科捜研での鑑定で使い果たされたあとだった。
【読書】三上延『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』
「これから1週間ほど、わたしも夫もこの店を空けます」ビブリア古書堂の店主・篠原栞子が言った。店番をする栞子の娘・扉子の高校の後輩樋口恭一郎に、扉子が古書についての相談ごとに関わらないように監視してほしいというのだ。しかし、栞子が帰ってくるのを待てない依頼が飛び込んできて…
著作100冊を超えた東野圭吾さんの作品の中から、私のオススメ10冊を紹介します。本当はもっと多くの作品を紹介したいのですが、泣く泣く10冊に絞り込んでみました。つまり、オススメ中のオススメ。どの作品から読もうかな?と悩んでおられる方、次にどの作品を読もうかな?と悩んでおられる方の参考になればと思います。
続編は、より派手にさらに過激に、いっそう残酷でなくてはならない――鬼人館の事件から2年後、映画監督の鳳灾子が、瀬戸内海の孤島に建つ百々目館で映画を撮影することになった。鬼人館の事件を解決した音更風゛は、その映画に探偵監修として関わることになる。灾子は虫1匹殺さないと言うが、さっそく撮影技師の薩摩がされててしまう。
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.05.01 Update)
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『あしたの寄り道』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年4月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月紹介した作品の中には、飛び抜けて面白かった作品が1冊。次点に4冊が並んだといった感じでしたが、面白かっただけでなく、個人的に興味のある話題を取り上げている2冊を選んでみました。
4/30、創元推理文庫より、米澤穂信さんの『倫敦スコーンの謎』が、発売されます。なあ常悟朗。お前に頼んでいいことなのかどうかわからないんだが……小佐内を紹介してくれないか?小鳩常悟朗の友人・堂島健吾が、以前絵の謎を解いた小佐内さんの知恵を借りたいと言い出した。
30人分の警察手帳が盗まれた――J県警U署で一括保管されていた30人分の警察手帳が紛失した。県警本部の貝瀬正幸の起案で、警察手帳の紛失事故防止を狙って勤務時間は所属長が部下の手帳を預かる制度を試行中のことだった。内部犯を疑った貝瀬は、記者発表まで2日の猶予をもらい、犯人探しをはじめるが…
土砂崩れの先では連続殺人事件が起きている――世界的アーティスト・土塔雷蔵に恨みを持つ小笠原恒治は、雷蔵が住む荒土館を目指すが、地震による土砂崩れで荒土館に繋がる唯一の道路が寸断されてしまう。そんな時、土砂崩れの向こうにいた女性から、交換殺人の提案を受ける。自分が雷蔵を殺害する代わりに、旅館の若女将を殺害して欲しいと…
冤罪が起きるということは、真犯人を取り逃がすことなのです――アメリカ帰りの元弁護士・東山佐奈らが立ち上げた冤罪被害者の救済活動に取り組む団体チーム・ゼロに、死刑囚・宮原信夫から冤罪を訴える手紙が届いた。佐奈と弁護士の藤嶋、安原が中心となって検証した結果、冤罪の可能性ありということで、再審を求める活動をはじめることになるが……
大昔に閉鎖された金山で、サイバー犯罪容疑で監視されていた夫婦の遺体が発見された。夫婦の遺体は衣服を剥ぎ取られ、トレッキングポールで体を貫かれていた。さらに、検屍局法医学調査官のマリーノが、坑道の中で巨大な足跡を発見する。ヴァージニア州検屍局長のケイ・スカーペッタは、事件に思わぬ人物が関わっていたことを知らされる。
【新刊】三上延『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』
4/24、メディアワークス文庫より、三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』が、発売されました。両親に代わり、ビブリア古書堂の店番をしていた扉子が特殊な依頼に首を突っ込まぬよう監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。
【新刊】小路幸也『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』
4/24、集英社より、小路幸也さんの『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』が、発売されました。ロンドン警視庁のジュン・ヤマノウエがハネムーンで来日。そんな中、研人がCMソングで共演した小松稚奈の実家から、行方不明になっていた有名イギリス人画家の絵画が発見される。
【新刊】スティーヴン・キング『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』
4/23、文藝春秋より、スティーヴン・キングの『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』が、発売されました。近所に住むアメリカ有数のお金持ちハリガンさんから贈られた宝くじつきのカードが、3000ドルの当たりになった。そのお金で、僕はスマートフォンをプレゼントすることにしたが…
4/23、河出書房新社より、島本理生さんの『ノスタルジア』が、発売されました。書けなくなった作家の女と、5年前に消えた最愛の人そして、殺人事件の加害者を家族にもつ青年孤独な魂が交差する傑作長編
4/22、光文社より、下村敦史さんの『ネタバレあり 双紋島の殺人』が、発売されました。「島での最初の犠牲者は名探偵」、「ミステリー作家は犯人ではない」、「登場人物の一人は偽名」など、巻頭に描かれた7つのネタバレ。嵐に閉ざされた孤島で起こる連続殺人を描いた作中作「双紋島の殺人」は、現実に起きた事件をもとにしたノンフィクションノベルだった。
4/22、講談社より、秋吉理香子さんの『月夜行路 Returns』が、発売されました。冷え切った夫婦関係に不満を募らせていた涼子は、バーのママ・ルナに誘われるまま、涼子の大学時代の元カレの行方を追って大阪へ行った。東京に戻り、ふたたびルナを訪ねたときに届いた古いノートパソコンのパスワードを、涼子とルナは事件に巻き込まれながら探すことになる。
鳥籠事件――。小鳥と一緒に監禁されて育った幼い兄妹は、保護から1年後に誘拐され、行方不明となった。それから24年後、鎌田署の刑事・森垣里穂子はひょんなことから無国籍者ばかりが住む”ユートピア”に辿り着き、そこに住む兄妹が鳥籠事件の被害者ではないかと推理する。兄妹は頑なにDNA鑑定を拒否するが…
「その問題、私が解決いたします」厚労相の元キャリア官僚で、ミス・パーフェクトの異名を持つ真波莉子は、実は現総理の隠し子。その事実が世間に知られ、厚労相を辞めた莉子は、職場を転々としながら、過疎化する田舎の村おこしや、ハラスメントだらけの女子バレーチームの改革といった超難問に立ち向かう。さらに、敏腕女性コンサルも現れて…
あと2週間で2億稼げなきゃ、おれたちは仲良く地獄行きだ――営業成績ぶっちぎりのNo.1。凄腕の営業マン・鳥井一樹は、アポイント先で殺しの現場に居合わせてしまった。口封じのために殺害されそうになった鳥井は、殺し屋たちの営業を引き受けることを提案する。期限は2週間。ノルマは2億。鳥井は零細殺人請負会社を救うことができるのか?
やっぱり、事件は犯人がわかってからが本番だねぇ――探偵事務所を営む草津正守は、警察からも捜査協力を求められる名探偵。一方、中学の同級生・氷見朱鳥は、ヒミコと名乗り犯罪者の証拠の隠滅や犯人の捏造をおこない、依頼人の無実を作り出すことを生業としている。絶対に逃がさない探偵と、必ず無罪にする仕事人。『盾と矛』の関係の2人の対決の行方は…
【新刊】[文庫化]小路幸也『キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン』
4/17、集英社文庫より、小路幸也さんの『キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン』が、文庫化されて発売されました。研人がボーカル兼ギターを担当しているバンド〈TOKYO BANDWAGON〉が、7人組アイドルグループ〈Color No.7〉とコラボすることになった。〈Color No.7〉との作業がはじまるが、研人は〈Color No.7〉の作詞担当・本間ハルカに違和感を感じる。
【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ22 美術補佐人の誕生』
世界的に猛威を振るったウイルスの影響により、真城葵のニューヨーク留学の話が立ち消えになってしまった。慌てて就職活動を行い、1度は広告代理店に職を得るものの肌に合わず、事業縮小とともに退職。骨董品店〈蔵〉の正社員として働くことになる。そんな葵に与えられた肩書は、「美術補佐人」というものであった。
4/15、ハルキ文庫から、岩井圭也さんの『檻を出ろ! 横浜ネイバーズSP』が、発売されました。弁護士を目指すロンこと小柳龍一のもとに、姿を消した元同級生・翔真の行方探しが舞い込む。殺人事件を捜査している幼馴染みの刑事・欽ちゃんから深入りを強く止められていたロンだったが…
4/15、秋吉理香子さんの『月夜行路』が、文庫化されて発売されました。冷え切った夫婦関係に不満を募らせていた涼子は、夫が女性からの夜中の電話で呼び出されて出て行くのを見て、堪忍袋の緒が切れた。夫をひっぱたいてから家出をしようと夫のあとを追うが、バーのママ・ルナに止められる。
4/15、講談社文庫より、中山七里さんの『殺戮の狂詩曲』が、文庫化されて発売されました。介護付き有料老人ホーム〈幸朗園〉で、入居者9人が惨殺される事件が発生した。犯人は〈幸朗園〉で働く介護士・忍野忠泰。忍野の弁護を引き受けたのは、かつて〈死体配達人〉と呼ばれる事件を起こした御子柴礼司。御子柴は、裁判で忍野の無罪を主張する。
4/15、講談社文庫より、赤川次郎さんの『あしたの寄り道』が、発売されました。学生時代からのライバルだった彼は、死に際に過去の決定的な分岐について告白をした(「十字路」)。半世紀にかけて愛され続ける極上のショートショートミステリー。特別書き下ろしを収録した、懐かしく新しいアンソロジー。
4/15、講談社文庫より、東野圭吾さんの『小さな故意の物語』が、発売されました。東野圭吾、初めて読むならこの一冊。世界累計一億六千万部を突破した超人気作家のオススメの短編だけが集結!「冷たい灼熱」「しのぶセンセの推理」「小さな故意の物語」を収録。
4/14、徳間文庫より、内田康夫さんの「須磨明石」殺人事件が、決定版になって発売されました。大阪の新聞社に務める女性・前田淳子が、いつも通り家を出たきり忽然と姿を消した。淳子の上司に相談を持ちかけられた浅見は明石・須磨へと向かう。浅見は淳子の後輩である崎上由香里と共に淳子の足跡を辿るが、淳子は旗振り山の上で最悪の形で発見される。
「私、奥入瀬竜青の生まれ変わりなんです!」音更風゛は、開口一番そう言って、名探偵・奥入瀬竜青の産みの親である鳳家のメイドとして採用された。しかし、15年前に亡くなった鳳亜我叉の4人の子供たちは仲が悪く、兄妹間で殺人計画まで持ち上がる始末。しかし、自力でトリックを考えられない推理作家の春磨は、マダーミステリのプランナー・豺にトリックの考案を依頼する。
坂木司にはひきこもりの友人・鳥井真一がいる。年上の友人・木村栄三郎の幼馴染み・高田安次朗は、動物園でボランティアをしているのだが、野良猫の虐待事件が頻発しているという。頑張って動物園まで出かけた鳥井が掴んだ真実は、鳥井がひきこもりになった原因に関係していた…シリーズ完結作!
『終身検視官』、『死体掃除人』、『クライシス・クライシ』…数々の異名を持つL県警の検視官・倉石義男は、誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、殺人と目された案件を「事件性なし」と覆してきた。そんな倉石を頼りにする捜査官は多く、倉石の”臨場”を求める依頼が後を絶たない。
ことばが、頭から消えていくんだ――歌舞伎役者の中村銀弥は、日を追うごとにことばが思い出せなくなるという症状に悩まされていた。一方、銀弥の亭主役・小川半四郎の婚約者、川島栄が歌舞伎の公演中に花道の脇で刺殺されるという事件が発生する。大部屋の女形役者・瀬川小菊の大学の同級生で探偵の今泉文吾は、依頼を受けて事件の捜査にあたる。
相続鑑定士・三津木六兵の右肩には人面瘡が寄生している。その人面瘡は自我を持ち、たびたび三津木にアドバイスをしてくれる。今回三津木は、隠れキリシタンの島、通称人面島を大地主・鴇川行平の不動産鑑定のために訪れるが、行平の長男・匠太郎が殺害され、地下からは鍾乳洞が発見される。
4/7、文春文庫より、濱嘉之さんの『孤高の血族』が、文庫化されて発売されました。病院には人が集まる。人が集まればカネが動く。カネが動けば、政治が絡み、警察が動く――濱嘉之さんがデビュー前に「自分の人生の復習」として書き上げた、幻の処女作を刊行。
【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ21 メランコリックな異邦人』
「これから、お世話になります」上海出身で世界的大富豪ジウ・ジーフェイの娘イーリンが〈蔵〉を訪ねてきた。来月から京都市内の大学院で経済学を学ぶのだという。そして彼女にはもうひとつ、ジーフェイから資産家である高宮宗親が持つ特別な宝石の情報を集めるというミッションが与えられていた。
中身のわからないシステムを解析し、入力xに対して出力yを得られる関数fが求められた場合、これをシステム同定と言う。人間についても、入力(五感で感じたこと)に対する出力(言動)を求められる関数fを求めることができれば、その人の行動を読むことができる。人の言動を読み、支配することはできるのか?
女子高の国語教師・八木透が自宅で刺殺された。その日、八木と一緒に女子生徒が部屋に入る姿を目撃したという証言が出たため、八木が勤めていたA高校は大騒ぎに。しかし、間もなく容疑者として逮捕されたのは、八木に200万円の借金があった佐田靖之だった。佐田が留置所で自殺をしたことで、事件は解決したかのように思われたが…
【新刊】知念実希人『アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ』
4/3、実業之日本社文庫より、知念実希人さんの『アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ』が、発売されました。悪魔に取り憑かれたかのような症状を見せる赤ん坊、謎の大型肉食獣に脚を食いちぎられた青い血の男…2つの事件は怪奇現象か、それとも病か…
4/3、実業之日本社文庫より、東川篤哉さんの『殺意は必ず三度ある』が、新装版になって発売されました。多摩川流司、八橋京介、赤坂通の3人が所属する探偵部のある高校、鯉ヶ窪学園の野球部のグランドから、4つのベースが盗まれた。「これが本当の盗塁」なんてジョークを飛ばす3人だったが、これが連続殺傷事件の幕開けだった。
生死の境目の15秒。短いですか?それとも長いですか?何者かに銃で撃たれ死ぬまでの15秒、15秒目を離した間に死んでしまったドラマのヒロイン、毎日夢の中で見る事故までの15秒、15秒の間に元に戻さなければならない特異体質…生死の境目の15秒に着目した4編の短編集。
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.04.01 Update)
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『三毛猫ホームズのカーテンコール』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年3月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。
ご先祖様を調査差し上げます――邑楽風子は依頼人の先祖を辿ることを専門にしている先祖探偵。戦国武将の子孫であることを確認したいとか、子供が不出来なのは嫁の血筋の影響じゃないかとか…需要はそこそこ存在する。依頼人の先祖を調べる一方、風子自身も自分のルーツを探していて…
私がこれまで読んできた本の中でも、これだけは譲れない!という10冊を集めてみました。ここにあげた10冊は、オススメの中のオススメ。ぜひ読んでいただきたい作品です。それと同時に、私の好みを反映したリスト。ある意味、自己紹介よりも私の人となりを表しているかも知れません。
生きろ!永瀬暁はそう言いながら舞台の袖から飛び出し、文部科学大臣・清水義之の首に、加工したペーパーナイフの刃を突き刺した。永瀬は逮捕後、週刊誌で手記を発表しはじめるが、そこには新興宗教への恨みが綴られていた。一方、舞台の反対の袖にいた作家の金谷灯里は、事件を題材にした小説を書き上げる。
宇野喬一の先輩刑事・掛川が、祭りの御輿をかついで豪快に笑う男の写真で、コンクールの銀賞を獲った。後日、掛川の妻・史子が殺害されているのが発見されたが、現場は史子が通う絵画教室の教師・田代の家だった。以前から、掛川は2人の中を疑っていて…事件はやがて、以前掛川が起こした冤罪事件に繋がっていく。
羽田空港の保安検査場で働く南谷結月巡査は、教官の向島から「警察官としての視野が狭い」として、とある飲み会に参加するよう言われる。その飲み会に参加している人物こそ、警視庁で3番目の地位に就く大迫警視長と座間味くんと呼ばれる会社員だった。結月は2人の話を訊くうちに警察官として成長していく。
その謎、大変よく挽けました――京都にある純喫茶〈タレーラン〉の店員アオヤマは、オーナーの藻川又次から、藻川の姪でバリスタの切間美星と結婚する気があるなら、2人に店を譲っても良いと持ちかけられる。しかし、〈タレーラン〉は、ここ3ヶ月ほどレビューサイトに最低評価の投稿が3件続けて書き込まれていることに気づく。アオヤマと美星は、誰が何の目的で書き込んでいるのかを調べはじめる。
塚川亜由美が観劇に訪れた舞台上で発射された拳銃は本物だった――亜由美は劇団のマネージャー・村上佐知子から、大事にならないよう内密に処理して欲しいと依頼される。新たに劇団員になった千直子の人気に火がつき、大きな会場でミュージカルを上演することになるが、従来からの劇団のヒロイン・古山たか子が旅に出てしまう。
劒岳山頂に観測旗を立てよ――日露戦争直後、軍の陸地測量部で測量官として勤める柴崎芳太郎は、最後に残された未踏峰、劒岳山頂に三角点を埋設するよう指令を受ける。弘法大師が草鞋3000足を使っても登れなかったと言われる劒岳には、設立されたばかりの山岳会も初登頂を狙っており、軍の威信をかけたプロジェクトだった。
6/11、幻冬舎文庫より、越尾圭さんの『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』が、発売されました。売れない小説家の航平(とわ)と、十年前に母・美羽を亡くしたとわファンの明里は、満開の桜の下で出会う。航平と美羽が最期の一年を入れ替わっていたという真実を知らされた明里は――
6/10、文春文庫より、赤川次郎さんの『幽霊健診日』が、文庫化されて発売されました。警視庁捜査一課の宇野喬一警部が、女子大生の永井夕子とのデート中に気を失い、病院に搬送された。幸いすぐに意識を取り戻したが、翌朝、病院の休憩所で医師の神林早百合が殺害されてしまう。
6/10、双葉文庫より、知念実希人さんの『ヨモツイクサ』が、文庫化されて発売されました。「黄泉の森には絶対に入ってはならない」人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。
6/10、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ 23 アートの巡礼 前編』が、発売されました。有馬温泉で行われた『アンダー25・アート・プロジェクト』のスタッフ試験をパスした真城葵は、家頭清貴とともに開催地のロンドンへ向かうが…
6/10、双葉文庫より、秋吉理香子さんの『無人島ロワイヤル』が、文庫化されて発売されました。バー〈アイランド〉の常連客7名とマスターは、無人島に3つ持っていくなら何を持っていく?という話題で盛り上がっていた。そこで、マスターが所有する無人島に実際に行ってみようということになるが、睡眠薬を入れた酒を飲まされている間に、クルーザーもろともマスターに置き去りにされてしまう。
6/10、双葉文庫より、辻堂ゆめさんの『サクラサク、サクラチル』が、発売されました。絶対に東大合格しなきゃ許さない――両親からの熱烈な期待を受けた教育環境は「虐待」なのか?高校3年生の高志と、ネグレクトを受けている星は、自分たちを追いつめた親への”復讐計画”を始動させることに…
弁護する相手は、自らを誘拐したとされる男だった。弁護士の松岡千紗は、21年前の少女誘拐殺人事件で有罪判決を受けた平山聡史の冤罪再審裁判を担当することになる。しかし、千紗はその事件で誘拐された少女の1人だった。千紗は平山の無罪を勝ち取るだけでなく、真犯人の姿を追い求めるが…
祖母が遺した”ジュピター”とは?イギリスに留学していた水野理瀬は、祖母の遺言に従って帰国し、祖母が亡くなった洋館で2人の伯母とともに暮らすことになった。強烈な百合の匂いに包まれた洋館は、近隣住民から”魔女の家”と呼ばれていた。”ジュピター”とはなんなのか? なぜ”魔女の家”と呼ばれるのか? 調べを進めるうちに、理瀬の身の回りで毒殺や失踪など、物騒な事件が起こりはじめる。
レース中にクラッシュし、炎上したマシンから間一髪脱出したドライバー。しかし、自力でコースサイドのガードレールを乗り越えて避難したドライバーは、刺殺体となって発見された。近くに観客はおらず、テレビカメラの死角になっていた場所で、誰が、どうやって殺害したのか?
事件を握るのは、野球界の実際の出来事!2021年――ヤクルト、20年ぶりの日本一2022年――日本ハム「きつねダンス」が大流行2023年――阪神、悲願の「アレ」成就2024年――大谷翔平選手の愛犬が始球式2025年――試合中、やたらバットが折れる
6/5、実業之日本社文庫より、東川篤哉さんの『放課後はミステリーとともに』が、新装版になって発売されました。某エアコンのような名前を持つ霧ヶ峰涼は、鯉ヶ窪学園探偵部の副部長。高等部で発生した盗難事件の犯人を、先輩や警備員とともに追いかけたが、その姿が館内で消失してしまう。
6/5、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『迷子の花嫁』が、発売されました。塚川亜由美の先輩・前田小夜子は、独身時代最後の思い出作りにと女性たちで大騒ぎ。翌朝二日酔いの頭で目を覚ますと、隣にはカッと白目をむいて苦悶の表情を浮かべた白髪の男性の死体が…
6/5、小学館より、辻村深月さんの『ファイア・ドーム』が、発売されました。25年前、平穏だったはずの地方都市で、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生。その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――
末期がんに冒された生駒洋一郎は、8年前に息子の慎吾が誘拐された時のことを病床で書き残し、生涯を閉じた。それから12年後、慎吾が勤めるリカードの社長・武藤為明の孫・葛原兼介が誘拐された。身代金は10億。その運搬役として、24歳になった慎吾が指名された。慎吾は勤務地であるカナダから急遽帰国するが…
10戦6勝で天才と言われる証券取引において、勝ちまくる天才株トレーダー・二礼茜。またの名をブラック・ヴィーナス。県庁の金融調査部で働く百瀬良太は、兄が茜に会社の運転資金の調達を依頼する場に立ち会うことになった。大金と引き換えに、依頼人の最も大切なものを要求する茜によって、良太は茜の助手に指名される。
友人のなつこと共に喫茶店〈北斎屋〉を切り盛りする野坂あやめは、常連客の提案で瀬戸内海の無人島へ慰安旅行に出かけることになる。参加したのは〈北斎屋〉の2人と常連客6名。訪れた島は、数年前まで新興宗教の聖地だったといういわく付きの島。そして、バカンス気分を吹き飛ばす出来事が発生する。
6/13、講談社文庫より、森博嗣さんの『イデアの影 The shadow of Ideas』が、新装版になって発売されました。この世は、すべて幻なのです。ただ、映っている影だけが見える。知覚と幻想のあわいに生きるファム・ファタールの物語。
6/13、KADOKAWA時代小説文庫より、小路幸也さんの『素晴らしき国 Great Place』が発売されました。美濃の国と尾張の国の境目に、不老不死の女性が造った国があった。その国からは、織田信長に嫁いだ女、明智光秀、豊臣秀吉らが、争いがなく穏やかで豊かな国を造るために、時代の表舞台へと出て行った。
6/13、講談社文庫より、東野圭吾さんの『学生街の殺人』が、新装版になって発売されました。大学を卒業したあと、喫茶店でアルバイトをする津村光平。喫茶店の3階のビリヤード場で働く松木が殺害される。さらに、光平の彼女・広美も密室のエレベーターの中で殺害されてしまう。
6/12、文藝春秋より、島本理生さんの『一撃のお姫さま』が発売されました。アニメの主題歌を創るために、夜な夜な好きでもないホストに通うアーティスト。庭に張ったテントに家出した義母、美人で妖艶な娘をイメージし「魔美」と名付けられた女性…5つのちょっと不思議な恋愛模様。
6/11、光文社文庫より、中山七里さんの『能面検事の死闘』が、文庫化されて発売されました。大阪地検で郵便物が爆発。事件の被疑者は、数日前に発生した無差別殺人事件の犯人の釈放を要求する。何があっても表情を変えない能面検事こと不破俊太郎は、連続爆破事件を止めることができるのか?
6/11、角川つばさ文庫より、辻村深月さんの『この夏の星を見る』が、文庫化されて発売されます。新型コロナウイルスがまん延した2020年。コロナ禍でもできる、天体望遠鏡を自作し、目当ての星を望遠鏡で捉える腕前を競う〈スターキャッチコンテスト〉をオンラインで開催する。
6/11、双葉文庫より、赤川次郎さんの『たそがれの侵入者』が、文庫化されて発売されます。泥棒の久米明日香は高級老人ホーム〈いこいの園〉に住む野々山あすかをひょんなことで知り、次なる仕事先を〈いこいの園〉に定めるが、セキュリティが厳しく断念する。しかし、久米とあすかは、あすかの息子の恋人絡みのもめ事をきっかけに顔なじみになる。
「僕の家へ連れて行くよぉ。うちの息子として育てるからねぇえ」人気バンドのヴォーカル&ギター担当の我南人が、突然赤ん坊・青を連れて来た。幼稚園児になった青は、古書店の蔵の中にある児童書に夢中。そんな青が通園する様子を見つめる女性が…
6/6、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『花嫁純愛録』が、文庫化されて発売されました。警視庁捜査一課の警部・小堀有里が結婚することになった。しかし、同じホテルで容疑者の岩下登も結婚式を挙げる予定に。有里は自分の披露宴をほったらかしにして岩下の確保に向かうが、岩下は姿をくらましたあとだった。
6/6、実業之日本社文庫より、知念実希人さんの『天久翼の読心カルテⅡ 淡雪の記憶』が発売されました。ずぶ濡れで意識のない女性が、突然「爆弾が爆発する」と呟いた。天才的な洞察力で人の心を見抜く精神科医の天久翼は、女性の記憶を取り戻すことに。彼女と連続ビル爆破事件の関係は?
6/6、実業之日本社文庫より、秋吉理香子さんの『終活中毒』が、文庫化されて発売されます。余命宣告をされた裕福な女性を探し、遺産目的で結婚する男…仲違いしてしまった国民的作家の遺品分与でワープロを受け取った休筆中の作家…余命宣告をされ、最後のチャンスを掴むために日本一を目指すピン芸人…人の数だけ終活の形がある。
6/4、宝島社文庫より、中山七里さんの 『短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!』が発売されました。作家デビュー15周年を迎えた中山七里さんの短編からショートショートまで、さらにはエッセイや自作解説を収録した1冊となっています。
6/3、クリスティー文庫より、アガサ・クリスティーの『白昼の悪魔』が、新訳版になって発売されました。白昼堂々、リゾート地のスマグラース島で元女優・アリーナが殺害される。犯人は宿泊客の中にいると思われたが、その宿泊客の中に混じっていたポアロが、事件に挑む。49年ぶりの新訳版!
オシャレでキュートな女の子・キリコが選んだの職業は清掃員。部屋中が綺麗になっていくのが好きらしい。今日も英会話教室やコワーキングスペースなどの掃除に精を出す。しかし、そんなキリコのもとに不幸の連絡が舞い込む。故人から誤解を受けていたことを知ったキリコは精神的にショックを受け、仕事を休んで部屋に閉じこもる。そして、旅に出ることを選択する。
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『三毛猫ホームズと甘い誘惑』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
「女房を殺しました」W県警教養課次席の梶警部が自首してきたことで、警察内に激震が走る。梶は、痴呆症が悪化した妻を不憫に思い、扼殺したのだという。しかし、妻を殺害してから自首するまでの2日間に、どこで何をしていたのかについては一切話そうとしない。「死に場所を探して彷徨い歩いていた」という調書が作られ、梶は秘密を抱いたまま、司法の手に自らを委ねる。
5/30、PHP研究所より、伊坂幸太郎さんの『パズルと天気』が発売されました。伊坂幸太郎さんの作家デビュー25周年を記念する短編集。マッチングアプリでしか出会えない名探偵、天気のことばかり話す男、犬たちの逆襲…
弁護士資格を剥奪され、法曹界から追い出された上水流涼子は、東大卒でIQ140、実務もこなせる貴山伸彦を助手として雇い、公にできない揉め事を解決する〈上水流エージェンシー〉を立ち上げる。未来が見えるという男、賭け将棋で突如連勝しはじめた男、かつて涼子を法曹界から追い出した男、野球賭博で不当な利益を得ている男らを、涼子と貴山の2人が斬る。
5/28、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズと甘い誘惑』が発売されました。会社員・尾形秀明がこっそりとケーキを食べてから帰宅すると、妻が自宅で射殺されていた。さらに、別々のホテルで殺害された男性は、なぜか子供用のスカートをはいていた。捜査を進めると、〈甘党同盟〉なる謎の組織が見え隠れしてくる。
「美人は得だ」というのは本当なのでしょうか?私の半生は「美人は得だ」というイメージとは逆転した、様々な苦労を強いられたものでした。ついには事件に巻き込まれ、『被害者の美人母子 美しすぎるのは不幸か』といった見出しが週刊誌やスポーツ新聞を賑わせることになってしまいました。真実を公にし、あらぬ誤解を解くために、私は手記を書くオファーを受けることにしました。