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「異議あり」連続爆弾魔・自称スズキタゴサクの裁判が行われている法廷の傍聴席から、その声は発せられた。声をあげたのは被害者遺族会の一員・柴咲奏多。柴咲は持ち込んだ拳銃と爆弾で法廷をジャック。動画投稿サイトでライブ配信をはじめる。特殊犯係の高東は類家を補佐につけて柴咲との交渉に当たる。また、傍聴席の最前列には午後の審理で証言予定の倖田沙良巡査が座っていた。
大型ショッピングセンター「スワン」で、模造拳銃を使った無差別殺人が発生した。死者21名。その中にコナガワ物流の社長・吉村秀樹の母・菊乃が含まれていた。最上階のラウンジにいたはずの菊乃は、なぜか1階に停まったエレベーターの入口でエレベーターの中を向いて倒れていた。
史上最悪の爆弾犯スズキタゴサク!彼の言葉遊びの真意は…『爆弾』
呉勝浩『爆弾』の読了後感想です。 スズキタゴサクと名乗るいかにも怪しそうな男の予言により、東京で爆弾が爆発する事件が発生します。 警察はスズキを重要参考人とし、爆弾設置場所の特定に走りますが、いずれもスズキの手のひらの上で転がされてしまいま
「爆弾2・法廷占拠・呉勝浩」//スズキタゴサクとは一体何者?
法廷占拠 爆弾2 作者:呉勝浩 講談社 Amazon あらすじ 史上最悪の爆弾魔が囚われた。そのとき新たな悪が生まれた。 東京地方裁判所、104号法廷。史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」前代未聞の籠城事件が発生した。スズキタゴサクも巻き込んだ、警察とテロリストの戦いが再び始まる! 読後感想 初弾の「爆弾」はAudibleで聞いた スズキタゴサクが都内各地に爆弾を仕掛け、爆発したところで終わったと思う これはその後スズキタゴサクが逮捕され法廷で死刑判決を…
呉勝浩の爆弾はAudibleの朗読で聴け!星祐樹の演じ分けが秀逸すぎる【ミステリ傑作】
『このミステリーがすごい!2023年版』の1位に輝いたミステリの傑作、呉勝浩の爆弾はAudibleの朗読で聴くのがおすすめです。朗読者の星祐樹さんの演じ分けが秀逸すぎるので小説で読む以上の感動を味わいたい人はぜひ試してみてください。
応援するプロ野球楽天イ‐グルス関連記事とベルギ-での出来事を中心に書いていますが、今回より何回か、私が読んだミステリー小説について感想を書いてみようかな、と思っています。 ぶっちゃけた話、プロ野球がオ
【あらすじ&ひとりごと】 冒頭から、大型ショッピングモールでの大量無差別殺人が始まり、一人の人間の死の真相をめぐって、生き残った人たちが互いに嘘をつき、真実を隠す。そして結末を迎えるまで息をつかせない内容に、強烈な一撃を見舞われたような感覚でした。 読後のこの気持ちの高揚は何だろう。そんなインパクトの強い作品でした。 大型ショッピングモール「スワン」で死者21名を出した無差別銃殺事件。 犯人は自害し事件の関係者5人が生き残るが、そのうちの一人である高校生の片岡いずみは、事件現場で犯人と接しながらも生き延びた。 そして、いずみは、被害者のはずが犯人と接していたことで非難される側へと一転していく。…
ご訪問・いいね・応援ポチいつもありがとうございます(≧◡≦*)にほんブログ村呉 勝浩さんの『爆弾』を読み終えました。評判が良かったのと期限が切れそうなメルカリ…