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僕は殺人犯を探しているんだ――。小説家の槙村朗は、深夜のラジオ番組で、リスナーから送られてきた〈ある1日〉を読みやすいように書き直して紹介している。その槙村は、小学2年生の時に誘拐されたことがある。山の中の山荘で誘拐犯とともに1週間過ごしたのだが、槙村を迎えに来た父を殺されたのだ。
料亭旅館〈銀の鰊亭〉を経営していた地元の有力者・青河家の別邸が火事になった。別邸には住居としている青河家の主人夫婦しかいなかったはずだが、4体の焼死体が見つかり、身元不明の死体の1つには刺し傷が残されていた。事故として処理されたが、刑事の磯貝はその判断に疑問を持つ。
花咲小路商店街でたいやき屋を営んでいる宇部禄朗は、元甲子園球児で、現在は野球の審判もしている。実家の〈たいやき波平〉を継ぐまでは、2年間交番で勤務していたが、ひとの嘘を見抜く特技を持つ禄朗は、その間の検挙数が228件という凄腕の警察官だった。そんな禄朗は、高校1年生の時、野球の試合後球審を殴ったという過去を持っていた。
3/5、宝島社文庫より、小路幸也さんの『小説家の姉と』が、文庫化されて発売されました。僕が中学生のとき、5歳年上の姉が小説家になった。姉は1人暮らしをはじめたが、3年後に帰省してきたときに、一緒に住んで欲しいと僕に頼んできた。人恋しさや防犯上と言われ、姉のマンションで一緒に暮らすことになったが…
2/27、徳間書店より、小路幸也さんの『A DAY IN YOUR LIFE』が発売されました。小説家の槙村朗は、読者から投稿された体験談を物語仕立てにし、自らがパーソナリティを務めるラジオ番組『A DAY IN YOUR LIFE』で放送している。槙村は、ひとが書いた字を見ると、それが真実か否かがわかる不思議な力を持っていた。そんな槙村も、子供のときに不思議な体験をしていて…
娘が"紹介したい人"を連れてきたとき、あなたはどんな言葉をかけますか?娘の実希が9歳の時に妻に先立たれてから、男手1つで実希を育ててきた孝彦。実希が孝彦に紹介したいのは、以前住んでいたマンションの隣室の息子・真琴らしいが、妻同士の関係に何か...
東京の下町に明治18年から店を構える老舗の古本屋『東京バンドワゴン』。大家族の堀田家をはじめ、近所の人たちとのほっこりする交流を描くシリーズ第19弾。 小路幸也さんの『キャント・バイ・ミー・ラブ』を読みました。 あらすじ 『秋 とっちらかっ
本当に雪が積もったことと、〈銀の鰊亭〉の御挨拶を読み終えたこと
☆アクセスありがとうにほんブログ村 ☆ランキングに参加してます☆ 昨日の札幌 曇最低気温、2.0℃ 最高気温、10.0℃ 予報通り、昨日の夕方から雪でした 雪…
☆アクセスありがとうにほんブログ村 ☆ランキングに参加してます☆ 昨日の札幌 晴れ最低気温、-0.3℃ 最高気温、4.8℃ ひゃぁーーーっ最低気温がいよいよ、…
『すべての神様の十月』八百万の神々と人間の優しい触れ合いが心地よいお話
今回紹介する本は、小路幸也さんの『すべての神様の十月』と言う短編集です。優しい神様と人間とのふれあいに心が温かくなるお話が詰まっています。神様ってきっといるんだな、そんな風に思わせてくれる素敵な小説でした。あらすじ帆奈がバーで隣り合ったイケ
“ 駐在日記 ” 興味深く読ませて貰いました ~( ̄▽ ̄)~*
☆アクセスありがとうにほんブログ村☆ランキングに参加してます☆ 昨日は、ちょっと風が強かったですが気温は23℃まで上がりましたいよいよ、函館に桜の開花宣言が出…