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父親と彼氏と私との奇妙な同居生活を描いた『お父さんと伊藤さん』を読みました。『お父さんと伊藤さん』あらすじ彩はアルバイトで生計を立てている34歳。同棲中の彼氏の伊藤さんとは歳が20歳が離れている。世間からみたら負け組なふたりだけれど、本人た
【書評】普通ってなんだろう?自分らしさを考える家族小説「水を縫う」を読む
「普通」ってなんだろう?新型コロナウィルス感染症で世界が混乱するなか、これまで自分が信じていた常識について考え直すようになった方は少なくないことでしょう。今回は、いわゆる「普通」ではない家族の織り成す物語をご紹介します。本作は、第9回河合隼
今回は講談社出版、東野圭吾さんの「希望の糸」です☆ 人気の加賀恭一郎シリーズです!今回は松宮脩平が中心となって描かれています!松宮の出自と事件が直接的ではないですが絡んでくるところで唸らされました!松宮にとって刑事として、人間として、成長する物語です。また、親子の距離感や関係性、それぞれに対する想い、接し方や言葉選びの難しさを感じました!
念がクスノキに伝わりますこと、心よりお祈り申し上げます「クスノキの番人/東野圭吾」
今回は実業之日本社出版、東野圭吾さんの「クスノキの番人」です☆ 【あらすじ】 留置場で人生を諦めかけていた直井玲斗。 そんな彼の元に救いの手が差し伸べられます。 父・寿明の祈念を覗こうとする優美を咎める玲斗。 そんな二人の耳に聞こえてきたのはなんと、寿明の鼻歌!? 【感想】 冒頭の部分ですが岩本弁護士が何気に良いこと言ってます! このおかげで玲斗が人生まんざらでもないのかなと思えて、前を向いて歩みを進めていけたのかなと。 あと、優美の咄嗟の対応に玲斗と同じ感想を抱きました。 「女というのは恐ろしい」