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  • 『辞典語辞典: 辞書にまつわる言葉をイラストと豆知識でずっしりと読み解く 』

    ドラマ『舟を編む』の影響で辞書関連の本を読み漁っています。『辞典語辞典: 辞書にまつわる言葉をイラストと豆知識でずっしりと読み解く 』です。これ、どこで調べてきたの…!と驚くほど、マニアックな、辞書への愛が詰まった国語辞典です。

  • 『女系図でみる驚きの日本史』大塚ひかり

    男は滅んでも、女は生き延び、血を繋いでいく。『女系図でみる驚きの日本史』では女系図でみる歴史の面白さを伝えてくれています。女系図でみると、実は源氏より平氏の方が繁栄していたり、妻の地位で子供の身分が決まったり。これまでの歴史の常識がくつがえ...

  • 『路(ルウ)』吉田修一

    『路(ルウ)』は台湾に日本の新幹線が走るまでの数年間を描いた物語。台湾新幹線の仕事で台湾に来た女性、台湾人の青年、台湾生まれの老人。彼らを中心に日本と台湾、様々な人々の人生が交錯します。

  • 『ビブリア古書堂の事件手帖IV~扉子たちと継がれる道~』三上 延

    『ビブリア古書堂の事件手帖IV~扉子たちと継がれる道~』では、篠川家の女性、扉子、栞子、智恵子がそれぞれの時代で文豪たちの「鎌倉文庫」の蔵書の謎に迫ります。『ビブリア古書堂の事件手帖IV~扉子たちと継がれる道~』あらすじ第一話:令和編『鶉籠...

  • 『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』三上延

    『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ、今回は親子三代にわたる古書の物語です。亡き父親の蔵書をめぐるミステリ。

  • 『ビブリア古書堂の事件手帖II~扉子と空白の時~』三上 延

    『ビブリア古書堂の事件手帖II~扉子と空白の時~』は、横溝正史の幻の書籍『雪割草』をモチーフに横溝小説のような家族の葛藤がテーマのミステリ。今回は成長した扉子ちゃんが活躍します。『ビブリア古書堂の事件手帖II~扉子と空白の時~』あらすじ前作...

  • 『ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち』三上 延

    『ビブリア古書堂の事件手帖』待望の続編!シリーズ完結から、栞子さんと大輔くんのその後の物語が描かれます。

  • 『火喰鳥――羽州ぼろ鳶組』今村翔吾

    『火喰鳥――羽州ぼろ鳶組』は江戸時代中期、大名火消し・ぼろ鳶組の活躍を描いた歴史小説。これがデビュー作って、今村先生、天才すぎるだろ。『鬼平犯科帳』以来、久しぶりにハマった江戸小説のシリーズものです。

  • 『悪魔の辞典』アンブローズ・ビアス

    アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』は、風刺に皮肉に誹謗中傷。それらをユーモアあふれる言葉で綴った辞典です。

  • 阿部智里「八咫烏シリーズ」&名司生特別展2025

    2025年6月27日(金)~7月27日(日)まで、埼玉朝霞市HIENOWA BASE(書店、イベントスペース)で阿部智里「八咫烏シリーズ」&名司生特別展開催。さっそく初日にお邪魔してきました。展示は撮影、SNS可とのこと。なので、展覧会の様...

  • ローマ・ブリテン第二作『銀の枝』ローズマリー・サトクリフ

    『銀の枝』は『第九軍団のワシ』の主人公マーカスの子孫たちが活躍する物語。サトクリフは、ローマの遺物から壮大な物語を作りだしました。

  • 『第九軍団のワシ』ローズマリー・サトクリフ

    ローマ時代のイギリス冒険譚『第九軍団のワシ』。『精霊の守り人』にも影響を与えた本です。子どもの頃に読みたかった!

  • 『ともしびをかかげて下』ローズマリ・サトクリフ

    『ともしびをかかげて下』。児童書の枠を超えた壮絶な人間ドラマです。ここには、物語のすべてがつまっています。戦いの臨場感、美しい自然描写、みごとな伏線回収、当時の風俗や食文化、呪術などファンタジー要素も含まれいて、圧巻の小説でした。この本を若...

  • 『ともしびをかかげて 上』ローズマリ・サトクリフ

    ローマ・ブリテン4部作、3作目の『ともしびをかかげて』は、ローマ帝国支配下の古代イギリス(ブリテン)に生きた一族の物語。

  • 『国宝 下 花道篇』吉田修一

    『国宝 下 花道篇』、この作品をAudibleで聞き始めてから、魂を持っていかれました。いや、すさまじい物語でした。Audibleを聞き終わったらもう、放心状態です。芸に取り憑かれた二人の役者の物語に完全に心を持っていかれました。『国宝 下...

  • 『国宝 上 青春編』吉田修一

    映画で話題の『国宝上 青春編』をAudibleで聞いてみたところ…いやすごいわこれ。尾上菊之助さんの朗読が素晴らしいし物語がもう、とにかくすごい。ここまで没入できた小説は久しぶりかも。『国宝 上 青春編』あらすじ長崎のヤクザの息子・喜久雄は...

  • 『ねむりねずみ』近藤 史恵

    『ねむりねずみ』は歌舞伎(梨園)の世界を舞台にしたミステリ小説。歌舞伎の演目のように一幕目、二幕目とそれぞれに趣向が変わります。

  • 『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』かまど (著), みくのしん

    『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』。なにこれ、めちゃくちゃ面白い!ピュアな視点の超体験型読書です。

  • 『幸村を討て』今村翔吾

    『幸村を討て』は、大阪夏の陣、冬の陣での真田幸村の活躍を描いた歴史小説…。と思ったらミステリーでもある。第三者からの視点と家族からの視点が交錯し、最後に「真田幸村」の正体がわかる仕組みです。そして、タイトルそのものが伏線でもある。

  • 『向田邦子の手料理』

    『向田邦子の手料理』は、向田邦子さんレシピ本。レシピのほか、料理へのこだわりや食器の話など、食にまつわる文章も掲載。料理監修は妹の向田和子さん。

  • 『ごはんにしよう。―映画「南極料理人」のレシピ』飯島 奈美 榑谷 孝子

    『ごはんにしよう。―映画「南極料理人」のレシピ』は、堺雅人さん主演の映画「南極料理人」のレシピ集。映画に登場した料理や、まかないの裏メニューまで。

  • 『面白南極料理人』西村 淳

    映画『南極料理人』の原作、『面白南極料理人』を読みました。平均気温-50℃、ウイルスもいない南極・ドーム基地での食事と日常。

  • 『追憶の烏』ネタバレトークイベント「追憶ネタバレ会」

    2021年10月3日に行われた『追憶の烏』ネタバレトークイベント(追憶ネタバレ会)の様子を聞き書きしたものです。

  • 『舟を編む』三浦しをん

    三浦しをんさんの『舟を編む』は辞書編纂という未知の世界と、言葉への愛がつまっています。辞書の薄くなめらかな紙の触感と、整然と並んだたくさんの言葉。読んでいるうちに、久しぶりに辞書を引きたくなりました。タイトルの『舟を編む』は、辞書は膨大な言...

  • 『コンビニ人間』村田沙耶香

    芥川賞受賞作『コンビニ人間』。普通が一番ふつうじゃないし、一番残酷。Audible版の朗読は大久保佳代子さん。作品のイメージぴったり。

  • 『楽園の烏』ネタバレ妄想

    八咫烏シリーズ第二部『楽園の烏』を読んだら、さまざまな謎が浮き上がってきました。感想とは別に推測を書き出してみました。すべて、個人の感想であり妄想です。まったく根拠はありません。自分のブログに自分の妄想を書いているだけです。どうかご容赦いた...

  • 八咫烏シリーズ7『楽園の烏』阿部智里(ネタバレ含む)

    八咫烏シリーズ第二部『楽園の烏』は第一部『弥栄の烏』から20年後が舞台。若宮や浜木綿、そして雪哉は…?表紙に映る女性はいったい…?そんな期待とワクワク感は、読んでいくうち衝撃に変わりました。

  • 『秘密の花園』フランシス・ホジソン バーネット

    『秘密の花園』はインドで両親を亡くし、ヨークシャーの叔父に引き取られることになった少女・メアリーが見つけた花園の物語。

  • 『追憶の烏』ネタバレ妄想

    第二弾『追憶の烏』発売時点での私の推測や妄想をまとめました。※あくまで、個人の感想であり妄想ですのでまったく根拠はありません。ネタバレを多分に、というか、ネタバレしかないので、『追憶の烏』読了後にごらんください。しかし、『追憶の烏』があまり...

  • 『皇后の碧』阿部智里

    『皇后の碧』は八咫烏シリーズの作者、阿部智里さんの新しいファンタジー小説。精霊の世界を舞台にした美しくも残酷な物語です。でも八咫烏シリーズと違って読了感は爽やか。読み終わってもまだ、新しい世界の余韻が波紋のように広がっています。『皇后の碧』...

  • ファンタジー作家のホラーとは『発現』阿部智里

    阿部智里さんの『発現』は、和風ファンタジー八咫烏シリーズとは違う切り口で描かれたホラーミステリです。

  • 『結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ』佐々木玲仁 

    水曜どうでしょうファンの心理カウンセラーが、まじめに「水曜どうでしょう」を研究した『結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ』。

  • 『大泉エッセイ 僕が綴った16年』大泉洋

    俳優大泉洋さんの『大泉エッセイ僕が綴った16年』、面白いです。水曜どうでしょうの話、家族の話、大泉さんが旅で遭遇したおもしろい人々の話など。それをいつものボヤキ口調や、時にマジメな文章で綴られています。しかしなぜ私は、こんなに面白いエッセイ...

  • 『烏の緑羽』ネタバレ妄想

    『烏の緑羽』を読んでから、またしても考察妄想を書き出してみました。※あくまで個人の感想です。ここまでの考察もしかしたら、ここまでの翠寛の苦難の人生は、紫苑の宮の逃亡のための前フリだったのかもしれません。なんだかんだいって雪哉は出自と天賦の才...

  • 八咫烏シリーズ9『烏の緑羽』阿部智里

    『烏の緑羽』は、長束と側近の路近、新たに側近に加わった翠寛の物語。路近の「忠誠」の理由と、翠寛の人生、そして長束の覚悟が描かれます。今回は特に、人物描写のすさまじさを感じた回でした。

  • 『カラフル』阿部暁子

    『カラフル』は本屋大賞を受賞した阿部暁子さんの青春小説。挫折と絶望を味わった六花と伊澄がお互いを理解してゆく物語。本屋大賞を受賞した『カフネ』に劣らない名作です。

  • 『風の岸 迷宮の海 十二国記 2 』小野不由美

    『風の岸 迷宮の海』を読むと、泰麒の人生の中で、ここが一番幸せだった時かもしれない。このあとに彼の運命を思うと、そう思わずにはいられません。十二国記とは十二の国からなる異世界。そこでは生き物は卵から生まれる。それぞれの国に王がいて、王は麒麟...

  • アニメ『烏は主を選ばない』豪華BOX入りポストカードセット

    アニメ『烏は主を選ばない』のエンドカードを集めたポストカード集、手に入れました。受注販売で期間限定だったので、ちょっと高かったけれど思い切って購入。結果から言うと、買ってよかった…!アニメ『烏は主を選ばない』自体は面白かったけれど、キャラク...

  • 『名司生ART WORKS』名司生

    イラストレーター名司生(なつき)さんの作品集『名司生ART WORKS』は、不思議な世界が美しい水彩で表現された作品集。人気ファンタジー『八咫烏シリーズ』の世界観が巧みに表現された表紙絵など、名司生ワールドの多彩な魅力が楽しめます。

  • 『「八咫烏シリーズ」ファンBOOK』阿部智里

    『「八咫烏シリーズ」ファンBOOK』。今回、阿部先生作家生活10周年を記念し、描き下ろしや過去のインタビューなど秘蔵の記事を再編集。

  • 『魔性の子 十二国記 0』小野不由美

    『魔性の子』は十二国記の外伝的なホラー作品。記憶を失い、十二国の世界から現代社会に戻ってしまった泰麒が遭遇する惨劇の物語です。『魔性の子 十二国記 0』あらすじ広瀬は幼い頃の臨死体験から、他人とあまり馴染めずにいた。ただ、良くしてくれた恩師...

  • 八咫烏シリーズ幕間『山を下りて』阿部智里

    異世界「山内」を舞台とするファンタジー、八咫烏シリーズ。その中で「幕間」と題されるのは、人間側の視点からみた山内をホラー仕立てで描かれる物語です。『山を下りて』は、八咫烏シリーズファンBOOKにて掲載。『山を下りて』あらすじ主婦の美紀は姑の...

  • 八咫烏シリーズ幕間『烏の山』阿部智里

    八咫烏シリーズ幕間『烏の山』。『弥栄の烏』から、『楽園の烏』の間の出来事をつづった短編。人間世界からみた山内を描いたホラー作品です。

  • 『花菱夫妻の退魔帖 五』白川紺子

    『花菱夫妻の退魔帖 五』では、子を思う母の霊、子を襲う父の霊に遭遇する花菱夫妻。一方、鈴子の養い親殺しの容疑者の詳細が明らかに。そして、鈴子に執着する老婦人の不気味な行動。謎が謎を呼ぶ大正幽霊奇譚、ますます面白くなってきました…!

  • 『星と輝き花と咲き』松井今朝子

    『星と輝き花と咲き』は明治のアイドル、女義太夫・竹本綾之助の半生を描いた時代小説。作者は『吉原引手草』の松井今朝子さんです。

  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

    『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教は『鬼滅の刃』を通じて仏教を学ぶ本です。『鬼滅の刃』と仏教の教えには共通点が多いのです。

  • 本の栞って何を使ってますか?

    本の栞って、みなさん何を使っていますか?本読みにとって栞は相棒のようなもの。手作りやノベルティ、ちょっと変わった栞まで、いろいろな栞を集めてみました。

  • 『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史

    『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史 では、イスラム教の歴史、テロ、イスラム教徒とのつきあい方について、漫画『サトコとナダ』を例に解説しています。仏教の宗派と似ている、さまざまなイスラム教徒たち『サトコとナダ』...

  • 『向田邦子の恋文』向田和子

    『向田邦子の恋文』は向田邦子の秘められた恋の手紙、妹・和子さんが姉との思い出を綴ったエッセイです。

  • 『望月の烏』ネタバレ妄想

    『望月の烏』では、紫苑の宮の消息など、様々なことが判明したものの、まだまだ謎が多い八咫烏シリーズ。懲りずに妄想を考えてみました。※あくまで個人の感想であり、多くのネタバレを含みます。ご容赦いただければ幸いです。『望月の烏』感想はこちら判明し...

  • 八咫烏シリーズ10『望月の烏』(ややネタバレ)阿部智里

    八咫烏シリーズ第二部『望月の烏』。時間軸でいうと『追憶の烏』の10数年後、『楽園の烏』の少し前といったところです。

  • 『漢方・ツボ・薬膳・気功の本』クロワッサンちゃんと役立つ実用の本

    『しあわせは食べて寝て待て』の薬膳『漢方小説』の漢方に刺激を受け、実生活でも漢方を服用したり、薬膳の食材を試したりしています。でも、実際のところ漢方を含めた東洋医学ってわかりづらいんですよね。何か、素人にもわかりやすい本はないものか…と探し...

  • 『それいけ!平安部』宮島未奈

    『それいけ!平安部』は、新たに創設した「平安部」の活躍を描く…のですが、でも「平安部」っていったい、何をするの?

  • 八咫烏シリーズ外伝『かりんみず』(ネタバレ)

    八咫烏シリーズ外伝『かりんみず』。『烏に単は似合わない』に登場した桜花宮の侍女・早桃の家族の物語です。

  • 八咫烏シリーズ外伝『さわべりのきじん』阿部智里

    八咫烏シリーズ外伝『さわべりのきじん』は、シリーズ最初から旧知の仲だった澄尾と奈月彦の出会いの物語です。

  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』

    人気アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の外伝集。映画にもなった『永遠と自動手記人形』や、C.H郵便社のベネディクトやカトレアのエピソードも。これまで、原作を読んでこなかったのでアニメとの違いや設定が新鮮でした。知っている話も、知らな...

  • 『かもめ食堂』の料理が本になりました。『飯島風』飯島奈美

    『かもめ食堂』の料理が本になりました。『飯島風』はフードスタイリストの飯島奈美の料理とエッセイ。

  • 八咫烏シリーズ外伝『きらをきそう』阿部智里

    『きらをきそう』は異世界・山内の「綺羅絵」と遊郭をモチーフにした短編。今後の物語に続く設定や伏線が多数あって読み応えあり。

  • 現代歌舞伎のような吉原『吉原十二月』松井 今朝子

    松井今朝子さんの『吉原十二月』。吉原の一年間の行事にからめて、ふたりの花魁の半生を描きます。大河ドラマ『べらぼう』と同時期の絢爛豪華な吉原描写も素晴らしい。『吉原十二月』あらすじふたりの異なる性格の花魁、胡蝶と小夜衣。禿時代からしっかりもの...

  • 八咫烏シリーズ展覧会&トークショーの思い出(2023.4.21~22)

    八咫烏シリーズ展覧会&トークショーの思い出。2023年4月に行われたトークショーでは、八咫烏シリーズの装画、漫画のイラストも展示。

  • 『また 団地のふたり』藤野千代

    50代女性の団地ライフを描いた『また 団地のふたり』。出世や成功がなくたって、友達と美味しいものがあれば、人生は案外楽しい。

  • 八咫烏シリーズ外伝2『烏百花 白百合の章』阿部智里

    八咫烏シリーズ外伝2『烏百花 白百合の章』。電子書籍で発売されていたものと書き下ろし一作。第二部『楽園の烏』につながりがりそうなお話も…。

  • 八咫烏シリーズ外伝『なつのゆうばえ』阿部 智里

    『なつのゆうばえ』は八咫烏の帝「金鳥代」の皇后である「大紫の御前」の物語です。悪役である彼女の過去に何があったのか。

  • 八咫烏シリーズ外伝『ちはやのだんまり』阿部智里

    八咫烏シリーズ外伝『ちはやのだんまり』。千早の妹、結の結婚話にまつわるドタバタ劇。登場人物がみんなかわいらしいです。

  • 八咫烏シリーズ外伝『はるのとこやみ』(ネタバレ)

    八咫烏シリーズ『はるのとこやみ』は1巻『烏に単は似合わない』の前日譚。東家の姫・あせびの母親・浮雲のお話です。

  • 八咫烏シリーズ外伝『ふゆのことら』阿部 智里

    八咫烏シリーズ外伝『ふゆのことら』本編『烏は主を選ばない』 の前日譚。雪哉と、同郷の先輩である市柳のお話です。

  • 『カフネ』阿部 暁子

    『カフネ』には驚きと感動がありました。あらすじは普通なのに、読むとものすごく奥深い。疲れ果てているのに誰にも頼れない。そんな人を優しく、美味しく癒やす家事の物語です。ミステリ要素も少しあり。『カフネ』あらすじ法務局に務める野宮薫子は、離婚と...

  • 八咫烏シリーズ外伝『あきのあやぎぬ』阿部 智里

    八咫烏シリーズ外伝『あきのあやぎぬ』。西本家の嫡男、顕彦の側室になった女性の物語です。『あきのあやぎぬ』あらすじ西家の官僚の妻・環は夫の死後、多額の借金があることを知らされ、子供とともに食うや食わずの生活に落とされる。だがあるとき、夫と面識...

  • 『烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1』阿部 智里

    八咫烏シリーズの短編集『烏百花 蛍の章 八咫烏外伝』これまで電子書籍のみの発売であった短編が、新たに書下ろし2話を含む外伝集として発表されました。電子書籍で発売された4話は以下の通り。『すみのさくら』浜木綿の小さい頃のお話。南家の姫として両...

  • 『科学がつきとめた疑似科学』山本輝太郎,石川幹人

    『科学がつきとめた疑似科学』は、そんな疑似科学に騙されないための科学リテラシー本。イラスト入りなので難しい科学もわりあい簡単に読めます。科学には「完璧」はない。なぜなら科学は反証できることが大前提だから。しかし世の中には確実性を謳った疑似科...

  • 八咫烏シリーズ外伝『ふゆきにおもう』

    八咫烏シリーズ外伝『ふゆきにおもう』。『烏は主を選ばない』の主人公・雪哉の出生にまつわる物語です。『烏は主を選ばない』 から八咫烏シリーズの重要な役割を担ってきた雪哉。一見、飄々としているけれど、俯瞰的に物事をみる目と明晰な頭脳を持つ少年で...

  • 八咫烏シリーズ外伝『まつばちりて』阿部智里

    八咫烏シリーズ外伝『まつばちりて』。本編『烏は主を選ばない』の登場人物・松韻の物語です。『まつばちりて』あらすじ八咫烏の世界「山内」でも下層の「谷合」。娼家で生まれた「まつ」は女郎になる運命を背負った少女だった。しかし、その才を見出されて金...

  • 八咫烏シリーズ外伝『しのぶひと』阿部智里

    人の姿をとる八咫烏の世界を描いた阿部智里先生の『八咫烏シリーズ』外伝『しのぶひと』。若宮のお后候補だった美女・真赭の薄(ますほのすすき)に縁談がもちあがり…。『しのぶひと』あらすじ若宮・奈月彦を守るため、地方豪族の次男坊・雪哉は王の護衛であ...

  • 『世界のすごい女子伝記 未来への扉をひらいた、歴史にのこる50人』

    『世界のすごい女子伝記 未来への扉をひらいた、歴史にのこる50人』は、王様から芸術家まで、幅広い時代、分野で世界を変えた女性を紹介。イラストと装丁がかわいくて一目惚れ。ヨーロッパの女の子がベッドで読んでいそうな本です。しかし、やさしい文章で...

  • 八咫烏シリーズ外伝『すみのさくら』阿部智里

    八咫烏シリーズ外伝『すみのさくら』。南家の姫・浜木綿の子供時代のお話です。浜木綿は南家の姫でありながら、両親が政権争いに敗れて殺されたため山烏として育った過去があります。その際に若宮とも面識があった…というのが『烏に単衣は似合わない』で語ら...

  • 救いがほしくて妄想してみた『亡霊の烏』ネタバレ推測

    『亡霊の烏』を読んで説に思ったのが、「救いがほしい…」でした。なので、自分の心を救うためにも、少し楽観的な妄想をしたくなったんです。『亡霊の烏』の感想はこちらだって、『追憶の烏』の奈月彦の暗殺以来の衝撃が起こるんですよ。雪哉のいちばん大切な...

  • 『亡霊の烏』阿部智里

    『亡霊の烏』は、『楽園の烏』後の異世界・山内で起こる苛烈な権力闘争が描かれます。そして、今回も地獄の様相を呈していきます。余韻に任せて書いたため、長文ネタバレご容赦ください。『亡霊の烏』あらすじ『楽園の烏』で博陸侯に敗れた地下街の長・トビは...

  • 『光のとこにいてね』一穂ミチ

    『光のとこにいてね』は、二人の女性の半生と愛を描いた物語。本当に一穂ミチ作品は残酷だ。残酷で美しくて愛おしい。鋭利な刃物でいつの間にか切られたような、その傷口は痛いのに、どこか甘い快楽をともなっていて、物語から抜けだせなくなるのです。『光の...

  • Audible朗読が最高だった小説3選

    AudibleはAmazonのオーディオブック。でも、ただの朗読ではありません。一流の声優や俳優が演じる音の読書は、物語の世界にどっぷり入り込めるのです。そんな臨場感が半端ないAudible作品で特に最高だった三冊をご紹介。『墨のゆらめき』...

  • 図書館・書店・古書店が舞台の作品リスト

    これまで読んできた作品の中で、図書館・書店・古書店が登場するものを集めました。随時更新予定。図書館のお話私設図書館や学校図書館、昔の図書館に本が飛び回る図書館まで。『図書館のお夜食』(原田ひ香)…夜だけ開く私設図書館の、物語に登場する夜食。...

  • 『月魚』三浦 しをん

    三浦しをん初期の作品『月魚』。三浦しをんさんの好きなもの(本とBL)がぎゅっと詰まった美しい物語です。『月魚』あらすじ真志喜と瀬名垣は、幼い日に瀬名垣が見つけた稀少本のせいで大切なものを失った。だから二人は近づくことも、離れることもできない...

  • 『レシピ ド シネマ 幸せを運ぶ29のおいしい映画』 川端 麻祐子

    『レシピ ド シネマ』は映画の中の美味しそうな料理レシピがたくさん。映画好き、料理好きの方は必見の1冊。29の映画に出てくる、印象的な料理のレシピ自分の身の回りの恋愛体験や自分の感想などをふまえた川端さんの文章は潔い感じ。時には映画に対し自...

  • 古書と旅と謎解きと『愛についてのデッサン―佐古啓介の旅 』野呂邦暢

    『愛についてのデッサン―佐古啓介の旅』。古書店の若き店主・佐古啓介が、本に込められた人の思いを読み解いてゆくストーリー。40年以上前の作品だけど、まったく色褪せないし面白さがあります。旅と古書と謎解き旅と古書と謎解き。そんなふうに書くと、あ...

  • 『時計館の殺人』 綾辻 行人

    『時計館の殺人』は、時計塔の館で起こる惨劇を描いた館シリーズ第五段。これはもう、トリックがものすごいのでとにかく読んでほしい。『時計館の殺人』あらすじ少女の幽霊が出るという噂の鎌倉の時計館。その館で三日間、閉鎖された屋敷の中で降霊会が開催さ...

  • こんなにもたくさんの国が助けてくれた『THANK YOU WORLD 世界の国旗とありがとう』

    『THANK YOU WORLD 世界の国旗とありがとう』は、東日本大震災で日本を助けてくれた国の国旗、援助、祈りの風景などを掲載。そして、それぞれの国の言葉で「ありがとう」と入れたメッセージブックです。小学校の図書館に置きたい本。アメリカ...

  • 『早番にまわしとけ 書店員の覚醒』キタハラ

    『早番にまわしとけ』は『遅番にやらせとけ』に次ぐ書店小説です。「遅番」が男子店員の物語でしたが、「早番」は女子が主人公です。書店のリアルな業務とともに書店員の恋愛模様や成長が描かれます。閉店危機の書店、ミス連発で怒られる日々、個性豊かでめん...

  • 『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』キタハラ

    『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』は、書店の遅番男子バイトたちが遭遇する事件を描いています。読んだ後に少し幸せな気持ちになれます。『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』あらすじ三軒茶屋にある爽快堂書店。遅番を務めるバイトたちは、漫画オタクの小島...

  • 『婚活マエストロ』宮島未奈

    『婚活マエストロ』は、ライター・猪名川が仕事のため婚活へ参加。そこで、婚活のリアルと、凄腕の社員・鏡原さんの秘密を知ることに。婚活に励む人も、そうでない人にも刺さる物語でした。作者は『成瀬は天下を取りにいく』の宮島未奈さん。『婚活マエストロ...

  • 『かもめ食堂』群ようこ

    『かもめ食堂』は映画のための書き下ろし小説。この本を読むと、無性におにぎりをにぎって食べたくなります。『かもめ食堂』あらすじ「素朴でいいから、ちゃんとした食事を食べてもらえるような店をつくりたい」と思い、フィンランドにかもめ食堂を開いたサチ...

  • カフーの続編『花々』原田 マハ

    沖縄の島を舞台にした恋愛小説、『カフーを待ちわびて』の外伝『花々』。純粋な続編ではなく、明青や幸と交流のあった女性たちを主人公にした物語です。独立した物語になっているので『カフーを待ちわびて』を読んでいなくても問題なく読めます。『花々』あら...

  • 『容疑者Xの献身』 東野 圭吾

    ガリレオシリーズ『容疑者Xの献身』。さすがは直木賞受賞作。緻密なトリックも人間ドラマも素晴らしい物語でした。『容疑者Xの献身』あらすじシングルマザーの花岡靖子は、娘を襲おうとした元夫を殺害してしまう。隣人である石神は彼女たちの犯罪を聞きつけ...

  • 江戸川乱歩著、宮崎駿解説『幽霊塔』

    江戸川乱歩の『幽霊塔』は、黒岩涙香版をベースに江戸川乱歩がリライトした現代版(といっても昭和初期)です。『幽霊塔』あらすじ北川光雄は叔父・児玉丈太郎が買い取った『幽霊塔』と呼ばれる古い屋敷を視察に行った際、不思議な美女と出会う。彼女は時計塔...

  • 乱歩や宮崎駿があこがれた小説『幽霊塔』黒岩 涙香

    『幽霊塔』は明治32年、イギリスの小説を翻訳…というか、黒岩涙香が勝手に改変した塔を巡る冒険活劇ミステリ。『幽霊塔』は、少年時代の江戸川乱歩や宮崎駿も憧れた小説で、後に江戸川乱歩によってリライトされ、宮崎駿の『カリオストロの城』にも影響を与...

  • 十二国記の参考書『山海経』

    『山海経』とは、中国の古い書物で、「●●という地方には、こんな動物や植物がいる。」という一種の生物図鑑です。しかし、中に書かれている生き物たち、かなり奇想天外です。例えるならハリー・ポッターの『幻の動物とその生息地』に近いかもしれません。た...

  • 英国メイドはつらい『図説英国メイドの日常』村上リコ

    森薫さん原作のアニメ『エマ』の監修をつとめた村上リコさんがまとめた『図説英国メイドの日常』。この本はメイドたちの言葉や数々の資料から、当時のメイドがどんな風に働き、生きていったのかを紹介しています。漫画『エマ』のようにはいかない、英国メイド...

  • 英国版・家政婦は見た!『英国メイド マーガレットの回想』マーガレット・パウエル

    『英国メイド マーガレットの回想』は1920年代の女性マーガレットのメイド時代の体験を綴ったもの。当時の労働階級への差別や辛い労働が描かれていて、古きよき英国に憧れる人にとっては少し厳しい内容かもしれません。けれど、劣悪な環境の中でも、キャ...

  • 『迷路館の殺人』綾辻行人

    『迷路館の殺人』は、館シリーズ第三段。作中作の形式をとりながら、迷路仕立ての館で起こる殺人事件が描かれます。幾重にも張り巡らされたトリックに、ページをめくる手が止まりませんでした。『迷路館の殺人』あらすじ迷路館は天才建築家、中村青司が手掛け...

  • 『のぼうの城』和田竜

    『のぼうの城』は、和田竜さんの大人気戦国小説。いわゆる「負け組」にあたる関東の小城・忍城が、豊臣秀吉という巨大権力に一矢を報いるためにたちあがるところが人の心をとらえるのでしょうね。もちろん、私も心を捉えられた一人です。「少人数が大多数を打...

  • 『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』岸田奈美

    『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、岸田奈美さんが家族のことや仕事のことをセキララに、そしてトコトン面白く描いた家族エッセイ。読み終わって思ったのは「この家族すげえな」です。みんなほんとすげえ。悲劇なのに喜劇まず、岸田...

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