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一方、博人と友明は南太平洋の海上を進んでいる。「寒いぃー」「ここまで寒いとは思わなかったな」「コートまで送ってしまった。羽織る物がなーい」「どこかで買うか?」「そうする。シンガポールに着けて。そこで」だが、博人は遮る。「シンガポールは夏だ。冬物は売ってない。それに、南アメリカ半島を回ったところだ」友明は寒さに呻っている。「まったく、冬になることが分かって冬服をスーツケースに入れたくせに」「そういう...
ニールにベッドに押し倒されると乗っかってきてキスをしてくる。「ふ」頭の中がとろけそうになるほどのキスだ。そのうち、ニールが離れていくのが分かる。「ニー」自分の肌にニールの唇が触れていく。強く吸われる時もあれば、優しく吸われる時もある。「あ・・・・・・」胸の尖りを舐められる。「ん」とても優しく舐めたり噛んでくる。こんなのは初めての経験なので、どうやってこんなテクを身に付けたのか分からなく、その思いを口にし...
堪らない。雄吾の、その手つきは今までとは違う。そうか、雄吾は告ってきたからか。私は日本に未練あるのだろうか。そんなことを思っていると、背中から息を吹きかけられているのか、耳元を噛まれる。「め・・・・・・」「ねぇ、朝巳。彼は2年後どうなるの?」「くぅ・・・・・・。来年、決算を1人で」雄吾の手が、手が・・・・・・。「決算を1人でやらせるの?」「やらせて、みないと、何も、分からない」「彼は頑張り屋なんだな」「ゆ、ご・・・・・・...
部屋に入っても黙っている雄吾に朝巳は声を掛ける。「雄吾、どうしたの?」「消毒してやる」「なんか、今の雄吾って怖いよ」「お前は、今日のニールを見て何も思わないのか?」「何を?」「朝巳・・・・・・」この鈍い奴め。ベールを被っていたら、本当に女性に見えた。何も言わず、朝巳を押し倒す。「ったいなぁ」朝巳の服を破る。「おい、やめ。雄吾、どうしたんだよ」「消毒だって言ってるだろ」そう言って乳首を口に含む。「いっ・・・・...
優介の手からペットボトルを攫う。「え?」飲みきるが、ほとんど残ってなかった。少ないが、それでもなんとか治まった。「ちょ、ちょっと悟さん。俺の」「ご馳走様」「俺の-」「お、耳、治った」「耳?」徹がこんなことを言ってくる。「治ったって何が?」ユウマが声を掛けてくる。「サトル、なにやってるんだ」「ユウマ、一緒にやるか?」「どうしたの、サトル君。水分補給したかったのか? 余裕だねえ」「あいつらのヌルくてな...
さよなら、優しかった日々 #8 性描写有ります。抵抗ある方はスルーしてください。
お湯張りすると、すぐに入る。服を脱ごうとすると、何か固いモノに触れる。さっき俊平から貰ったクリスマスプレゼントだ。「俊平」「なんだ?」「プレゼントありがとうね」「治と一緒だったからな。驚いたよ」「俺も。何かいいのないかなあと悩んでいたんだ。まさか同じモノだとは思ってもなかったよ。でもさ、ペアルックだね」「だな」お互いのイニシャルが彫ってあるペンダント。「風呂に入るときは外しとこ」「それもそうだな」...