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世界でいちばん透きとおった物語/杉井光 ミステリー小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:世界でいちばん透きとおった物語 ・著者:杉井光 ・初版出版社:新潮社 ・初版発行日:2023/4/26 ◆おすすめ度◆ ・仕掛けにびっくりミステリー小説度:★★★★ ・謎もきっちり解決度:★★★★ ・なんか似た小説を読んだ気がする度:★★★ ◆感想◆ 大御所のミステリー作家が実の父である燈真。ひょんなことから没交渉だった父の遺稿を探すことになるが… ”紙の本でしか”体験できない感動がそ...
◆読んだ本◆ ・書名:アリアドネの声 ・著者:井上真偽 ・初版出版社:幻冬舎 ・初版発行日:2023/6/21 ◆おすすめ度◆ ・ハラハラ・ドキドキ脱出劇度:★★★★ ・迫る危機、繰り返される困難度:★★★ ・この展開を思いついたとき著者はガッツポーズをしただろう度:★★★★ ◆感想◆ 地震により地下都市に閉じ込められてしまった女性。「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱える彼女を救うこと...
◆読んだ本◆ ・書名:明日ロト7が私を救う ・著者:宮田珠己 ・初版出版社:本の雑誌社 ・初版発行日:2023/7/26 ◆おすすめ度◆ ・ロト7のめり込みエッセイ度:★★★★ ・笑える身辺雑記度:★★★★ ・宮田節絶好調度:★★★★ ◆感想◆ 著者がロト7を当てるべく、約10年に渡って奮闘してきた全記録! っていう雰囲気を醸し出しつつ、コロナ禍で仕事や人生に危機を感じた著者の、爆笑身辺雑記。 様々な当選数字...
この記事で分かること Audibleのおすすめ小説10選 Audibleで小説を聴くべきメリット3つ Audibleで小説を聴くことは、ストレス緩和にも役立ちます。 この記事ではAudibleを使って
青瓜不動 三島屋変調百物語九之続/宮部みゆき 怪談小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 ・著者:宮部みゆき ・初版出版社:KADOKAWA ・初版発行日:2023/7/28 ◆おすすめ度◆ ・ファンタジーな時代小説度:★★★★ ・江戸怪談話度:★★★★ ・眠気を忘れる面白さ度:★★★★★ ◆感想◆ リーダビリティの高さにいつもながらびっくり。 眠気を忘れる面白さです。 『青瓜不動』 富次郎が見た夢は何を示唆しているのかちょっとよく分からなかったけ...
南アルプス山岳救助隊K-9 さよならの夏/樋口明雄 山岳小説のイメージ画像
◆読んだ本◆ ・書名:南アルプス山岳救助隊K-9 さよならの夏 ・著者:樋口明雄 ・初版出版社:徳間書店 ・初版発行日:2023/9/8 ◆おすすめ度◆ ・山岳ミステリーか、はたまた山岳ホラーか山岳ファンタジーか度:★★★★ ・ハラハラドキドキの展開度:★★★★ ・おぞましい猟奇的事件度:★★★ ・変な外人がキーマン?度:★★★ ◆印象的なシーンを生成AIで画像化◆ 宮部みゆきの「三島屋」シリーズに登場する富次...
あなたが誰かを殺した/東野圭吾 本格ミステリー小説のイメージ画像
◆読んだ本◆ ・書名:あなたが誰かを殺した ・著者:東野圭吾 ・初版出版社:講談社 ・初版発行日:2023/9/21 ◆おすすめ度◆ ・ガチガチの本格ミステリー小説度:★★★★★ ・芝居にもうってつけの展開度:★★★★ ・刑事・加賀恭一郎の推理が冴える!度:★★★★ ・ドロドロ人間模様と驚きの結末度:★★★★ ◆感想◆ 宮部みゆきの「三島屋」シリーズに登場する富次郎よろしく、物語の印象的だったシーンなどを生成AIを...
侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇/福澤徹三 任侠グルメ小説のイメージ画像
◆読んだ本◆ ・書名:侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇 ・著者:福澤徹三 ・初版出版社:文藝春秋 ・初版発行日:2023/10/11 ◆おすすめ度◆ ・楽しく美味しい任侠グルメシリーズ度:★★★★ ・柳刃の料理と人生のうんちくがオトナです度:★★★★ ・ちょっとかわった青春小説 人生はこれからだ!度:★★★★ ◆印象的なシーンを生成AIで画像化◆ 物語の印象的だったシーンなどを生成AIを使って画像にしてみました。(けっこ...
◆読んだ本◆ ・書名:鵼の碑 ・著者:京極夏彦 ・初版出版社:講談社 ・初版発行日:2023/9/14 ◆おすすめ度◆ ・百鬼夜行シリーズのいつものメンバーが勢揃い度:★★★★ ・盲群象を評す、みたいな度:★★★★ ・「猨」の章の蘊蓄が学者並み度:★★★★★ ・最後は京極堂がズバッと解決大団円度:★★★★★ ◆印象的なシーンを生成AIで画像化◆ 物語の印象的だったシーンなどを生成AIを使って画像にしてみました。(けっ...
◆読んだ本◆ ・書名:存在のすべてを ・著者:塩田武士 ・初版出版社:朝日新聞出版 ・初版発行日:2023/9/7 ◆おすすめ度◆ ・誘拐もののミステリーかと思ったら度:★★★★ ・画家の卵と画商の娘の恋愛ものかと思ったら度:★★★ ・若き画家や引退間近の新聞記者の、自分を信じる道の物語りかと思ったら度:★★★★ ・その全部と絆の物語りでした度:★★★★★ ◆印象的なシーンを生成AIで画像化◆ 物語の印象的だった...
◆読んだ本◆ ・書名:ともぐい ・著者:河﨑秋子 ・初版出版社:新潮社 ・初版発行日:2023/11/20 ◆おすすめ度◆ ・マタギと熊の壮絶な戦い度:★★★★ ・自然の中で生きるマタギが獣そのもの度:★★★★ ・猟師であることを見失った主人公の死に様度:★★★ ◆感想◆ 先日、第170回直木賞を受賞した「ともぐい」。 厳しい自然や、それを具現化したようなヒグマが登場する、けっこうハードなマタギ小説です。 ...
◆読んだ本◆ ・書名:地雷グリコ ・著者:青崎有吾 ・初版出版社:KADOKAWA ・初版発行日:2023/11/27 ◆おすすめ度◆ ・頭脳バトルゲーム小説度:★★★★★ ・アイデアが秀逸度:★★★★★ ・ラストもバッチリ青春小説度:★★★★★ ・シリーズ化希望度:★★★★★ ◆感想◆ 女子高生が主役の頭脳バトルゲーム小説。 これは面白い! 頭脳バトルゲームというと、「LIAR GAME」とか「カイジ」を思い起こしますが、本書も...
ブラック・ショーマンと覚醒する女たち/東野圭吾 ミステリー小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:ブラック・ショーマンと覚醒する女たち ・著者:東野圭吾 ・初版出版社:光文社 ・初版発行日:2024/1/24 ◆おすすめ度◆ ・登場人物たちがユニークなミステリー小説度:★★★★ ・ブラック・ショーマンの元マジシャンらしい鮮やかな解決度:★★★★ ・ちょい役の高藤涼子がイケメン主婦度:★★★★ ◆感想◆ 「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の続編。元マジシャンの主人公・神尾武史...
◆読んだ本◆ ・書名:兎は薄氷に駆ける ・著者:貴志祐介 ・初版出版社:毎日新聞出版 ・初版発行日:2024/3/4 ◆おすすめ度◆ ・犯人は誰なんだ?のミステリー小説度:★★★★ ・ハラハラドキドキスッキリの法廷劇度:★★★★★ ・主人公のびっくりな目的度:★★★ ◆感想◆ 車のエンジンの不完全燃焼で死亡した男性。容疑者として、死んだ男性の甥が浮かび上がるが… 冤罪をテーマにしたミステリー小説。 出だし...
エドワード・ケアリーのアイアマンガー三部作「堆塵館」「穢れの町」「肺都」を読みました。とても面白いミステリーです。舞台は1876年、ヴィクトリア女王の時代のロンドン。ロンドンから出るゴミの権利を持つアイアマンガー一族。主人公のクロッドは一族でも特殊な能力を持っていた。ある日新しい使用人ルーシーと出会う。
「あやかし系」小説の面白い作品を集めてみました。「あやかし系」小説とは、妖怪や鬼なのど日本の伝承や神話などにでてくる架空の生き物と主人公たちが織り成す物語で和風ファンタジーの分野...
2013年公開の作品 この映画は、東野圭吾さんの原作で、DNA捜査で100%の検挙率、冤罪率0%を目指すという未来の日本を描いた作品である。データベースで、す…
瀬尾まいこさんの『図書館の神様』は、傷ついて落ち込んで、うだうだと日々を過ごしたことのある人に読んでほしい本です。 成長も回復も、そう簡単にはいきません。そんなじれったさと、ほんの少しの前向きな気持ちがこの本には込められています。 『図書館
本が苦手な人おすすめ「つい読んじゃう本」の紹介!本が苦手でも読める本。読書感想文にも使えるぞ!みんなで読もう!
1回読んだら終わりではなく・・・何度も何度も「本を読むのが止まらなくなる本」に出会ったことはありますか?
tadano こんにちは、ただほん です。今日は5/22発売の浅倉秋成三著書の「俺ではない炎上」の書評をお送り
こんにちは、しゅうく(@syuukuETF)です。 「アート(芸術)は毎日がキツイ・ツライ人にこそ必要」という記事の続編です。 今回は「小説編」 以前アップしました音楽や映画は、質も量もかなり多く触れてきたカテゴリーですが、「小説」は気に入
アビスゲートはスレイヤーズの神坂一さんのライトノベルです。既突然現れるアビスゲートと呼ばれる海。そこからアビスフォームと呼ばれる怪物が出てきて引きずりこまれる。傭兵のクラウスが叔父のルグナード、無理やり加わったアリスと3人で旅をしている。
機巧少女は傷つかないは、魔術で意志をもった自動人形を操り、その頂点「魔王」を目指す少年・赤羽雷真の学園アクション小説です。雷真の自動人形・夜々(やや)は可憐な容姿の美少女。しかしその力は列車をも止めるほどです。
ドアーズはスレイヤーズの神坂一さんの短編です。女子高生の美弥は、目が覚めると家中がドアだらけになっていました。外に出ると世界がまぜこぜになっています。そこに現れた謎の青年シュリンとともに世界を元に戻す為、放課後異世界についていきます。
妖怪半分学生はスレイヤーズの神坂一さんの短編です。作家生活25年の書き下ろしだそうです。大学生のきづなは、ある日マキという小さな女の子と出会う。マキに連れられておばあちゃんに会うが、おばあちゃんは妖怪だった!
浅草といえば「浅草寺」「雷門」「仲見世通り」を中心にした観光地として有名ですが、それ以外にもたくさんの魅力が詰まっています。文化・歴史・人情……そんな街だからこそ小説や文学としてはうってつけ!ということで、今回は浅草を舞台にしたおすすめの小説作品を紹介します。 目次浅草が舞台の小説がおすすめな理由 ①「浅草キッド」ビートたけし ②「浅草ルンタッタ」劇団ひとり ③「浅草紅団」川端康成 ④「屋根裏の散歩者...
作家、土橋章宏の時代小説ですこの作家の時代小説は軽いと言うか?あまり深刻さの無い軽いタッチの小説です博徒の辰五郎を主役として犬と子供と訳あり女の3人と代参犬の翁丸とのズッコケ道中でお伊勢参りをする肩肘張らずに楽しく読める喜劇を観ているような楽しさです今まで
◆読んだ本◆ ・書名:子供は怖い夢を見る ・著者:宇佐美まこと ・初版出版社:KADOKAWA ・初版発行日:2021/9/29 ◆おすすめ度◆ ・サスペンス&ホラー小説度:★★★★ ・SF&ファンタジー小説度:★★★★ ・「結末は決して口外しないでください」度:★★★★ ◆感想◆ いじめられっ子で学校でも孤立していた航は、転校生の蒼人と仲良くなる。どこか老成した蒼人には不思議な力があり… 主人公の航がいじめられっ...
◆読んだ本◆ ・書名:愚かな薔薇 ・著者:恩田陸 ・初版出版社:徳間書店 ・初版発行日:2021/12/23 ◆おすすめ度◆ ・ニューウェイブ吸血鬼小説度:★★★★ ・ホラー&伝奇&SF&ファンタジー小説度:★★★ ・通過儀礼がエロチック度:★★★★★ ◆感想◆ 生まれ故郷の磐座を久しぶりに訪れた奈智。彼女はここで開催される「キャンプ」に参加するのだが… ニューウェイブな吸血鬼小説。ただそれだけじゃ終わらないのが...
同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬 戦争アクション冒険小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:同志少女よ、敵を撃て ・著者:逢坂冬馬 ・初版出版社:早川書房 ・初版発行日:2021/11/17 ◆おすすめ度◆ ・戦争アクション冒険小説度:★★★★ ・狙撃兵となった少女の生き方度:★★★★ ・生々しい戦闘シーン度:★★★★ ◆感想◆ ソ連の寒村に住む少女セラフィマ。母親や家族同然の村人たちが、彼女の目の前でドイツ兵に殺されてしまう。復讐を誓ったセラフィマは狙撃兵となるが… 第二次...
プロジェクト・ヘイル・メアリー/アンディ・ウィアー SF小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:プロジェクト・ヘイル・メアリー ・著者:アンディ・ウィアー ・初版出版社:早川書房 ・初版発行日:上 2021/12/16 下 2021/12/16 ◆おすすめ度◆ ・宇宙船を舞台としたSF小説度:★★★★ ・危機に次ぐ危機度:★★★★★ ・友情物語度:★★★★★ ◆感想◆ 宇宙船の中で一人目を覚ました主人公。しかし、そこがどこなのか、自分は何者なのかも思い出せすにいた… 「ここはどこ、私はだれ?」み...