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貴志祐介「梅雨物語」を読みました。 梅雨物語 (角川書店単行本) KADOKAWA Digital Ebook Purchas とても面白かったです。 以前「秋雨物語」を読みましたが、そちらも面白かったのですが、この「梅雨物語」はさらに面白かった。 秀逸という言葉が手軽に使...
我々は、みな孤独である (ハルキ文庫) 作者:貴志祐介 角川春樹事務所 Amazon 【あらすじ&ひとりごと】 貴志祐介さんの『我々は、みな孤独である』 2020年に上梓された作品ですが、7年ぶりの長編だったとは驚き。そんな久しぶりとは。 初めて読んだ貴志さんの作品、日本ホラー小説大賞を受賞した『黒い家』に衝撃を受けて、それ以来少しずつですが、好んで読んでいます。 探偵・茶畑徹朗は「前世で自分を殺した犯人を捜してほしい」という奇妙な依頼を受ける。 前世の存在を信じていなかった茶畑は、助手の桑田毬子とともに、調査を進めていく中で自分たちの前世が鮮明な記憶として蘇りはじめ、物語は思いもよらない方向…
人間の悪意ここに極まれり!呪物ひしめき合う旧家の結末は…『さかさ星』
貴志祐介『さかさ星』の紹介・ガチレビューです。 ネタバレは若干含みますのでご注意を。 満を持して登場した貴志先生の最新作です。 『黒い家』や『悪の教典』に続く「人の悪意」が引き起こす最恐ホラーとなっています。 ホラー好きや貴志先生の作品が好
本日はこちら。正真正銘ホラー、そしてミステリ。 『さかさ星』読みました。 さかさ星 (角川書店単行本)Amazon(アマゾン) 出典:https://…
貴志祐介「さかさ星」を読みました。 さかさ星 (角川書店単行本) KADOKAWA Digital Ebook Purchas 面白かったです! 貴志さんは、沢山いる大好きな作家の一人ですが、その中でもかなり上位に入ります。 今まで数えきれないくらいホラー小説を読んできまし...
◆読んだ本◆ ・書名:兎は薄氷に駆ける ・著者:貴志祐介 ・初版出版社:毎日新聞出版 ・初版発行日:2024/3/4 ◆おすすめ度◆ ・犯人は誰なんだ?のミステリー小説度:★★★★ ・ハラハラドキドキスッキリの法廷劇度:★★★★★ ・主人公のびっくりな目的度:★★★ ◆感想◆ 車のエンジンの不完全燃焼で死亡した男性。容疑者として、死んだ男性の甥が浮かび上がるが… 冤罪をテーマにしたミステリー小説。 出だし...
個人的オススメ作品5選!~貴志祐介編~これを読めばあなたも貴志祐介の虜
貴志祐介さんの作品をまだ読んだことがない方に向けた、個人的オススメ作品5選です。 なお、作品間で順位付けなどは行っておりません。 貴志祐介さんは多くの作品を世の中に輩出されており、どれから読めばいいか戸惑ってしまう方も少なくないと思います。
今回ご紹介するのは貴志裕介の「罪人の選択」という短編集。その中でも、一際面白いと感じた「罪人の選択」をご紹介いたします。大分、断捨離も進みました。積読もずいぶん減りましたよ。減ったと言いつつ、時々買い足してもいるのですが。やっぱり新年あけて
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は貴志祐介「天使の囀り」。 1998年発表作品。 囀り(さえずり)って難しい漢字だなw 天使の囀り (角川ホラー文庫) 作者:貴志 祐介 KADOKAWA Amazon ホラー、ミステリー、SFを得意とする大御所・貴志祐介先生。 本作はバイオ・ミステリーホラーと呼べる作品かと。 病的な死恐怖症(タナトフォビア)である作家・高梨は新聞社主催の南米アマゾン調査隊に参加し、現地の「呪われた沢」で他の隊員と共にある行動を取ります。 帰国後高梨は人格に異様な変容を見せ(食欲と性欲の肥大化)、頭の中に「天使…
作品紹介「この人間には心がない」 現代人の心の闇をえぐり出す 傑作リアル・サイコ・サスペンス!この恐怖体験、最期まで耐えられるか!?4回日本ホラー大賞を受賞した貴志祐介による同名小説を、森田芳光監督が映画化。2000年製作/101分原作貴志
本が好きな私の本棚からお気に入りの本をご紹介します。好きな本が多すぎて書き散らかした感じになっちゃいましたが、良かったらご覧ください。
こんにちは(^o^) yukimiyamamaです。 図書館にリクエストしていた本が 一気に届いて猛スピードで 読み進めております😅 貸出票を見ると借りている本が 順番待ちされている人がいるかどうか 分かります。 順番待ちされている本から 読み進めよう・・・。 ずっと気になっていた本がありました。 コチラ! 黒い家 (角川ホラー文庫) 作者:貴志 祐介 KADOKAWA Amazon 黒い家 貴志祐介 第4回ホラー小説大賞受賞作品です。 こちらの貴志先生・・・・。 本当に怖いのです!! 今まで何作品か読みましたが その【狂気がせまりくる気配】の描写が 本当に素晴らしい!! 私が強烈にハマったの…
【あらすじ&ひとりごと】 貴志祐介さんの『罪人の選択』を読みました。 本作品は短編集です。 「夜の記憶」「呪文」「罪人の選択」「赤い雨」の4編が収録され、連作ではありません。 表題作である「罪人の選択」以外の3編は、遠い未来で異星人に侵略された地球人が、肉体は滅びながらも過去の記憶をチップに埋め込まれ、地球での過去を思い出すストリー(夜の記憶)や、神を呪うことで災厄を回避しようとする不思議な惑星の調査をするが、神による落雷でその惑星の民が亡くなるストーリー(呪文)など、近未来を描いているというより、SFの作品でとても難解でした。 表題作の「罪人の選択」は、自分の選択によって「生」か「死」に直面…