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明るく元気な『白はくの村』の村長の娘。記憶喪失で行く当てのないクリアーの面倒を見ている。フィックスとは幼馴染で、家族のように仲が良い。◇年齢:27歳◇身長:153㎝◇好きな食べ物:?◇好きなタイプ:ものすごく鈍感な、デリカシーのない男◇趣味...
『千の力』を与えた者と一緒にいた不死鳥のこども。見た目はひよこに近い小鳥で、頭に特徴的な三本の毛が生えている。宿の外ではコールかクリアーの肩に止まっている事が多い。元気で明るい性格。◇年齢:0歳◇身長:手のひらサイズ◇好きな食べ物:野菜、綺...
クリアーの心の中にいる人物。礼儀正しく落ち着いていて、基本、誰にでも敬語で話す。スロウと何か因縁がありそうだが、スロウは何も気づいていない様子。◇年齢:?◇身長:クリアーと同じ◇好きな食べ物:?◇好きなタイプ:?◇趣味:?◇一人称:私◇イメ...
ロストの仲間の一人で、明るく元気な女性。ロストの事が大好き。◇年齢:?◇身長:160㎝◇好きな食べ物:?◇好きなタイプ:ロスト◇趣味:?◇一人称:私◇イメージカラー:ピンクキャラクターサブキャラクター
ロストの仲間の一人で、華奢な体系ゆえに、美少女にも見える美形の男性。話す時に独特の間がある。◇年齢:?◇身長:167㎝◇好きな食べ物:?◇好きなタイプ:たれ目の清楚な子◇趣味:?◇一人称:俺◇イメージカラー:ライトシルバーキャラクターサブキ...
クリアーの過去の知り合いで、コールとも因縁のある人物。クリアーの事をクレアと呼ぶ。◇年齢:?◇身長:177㎝◇好きな食べ物:?◇好きなタイプ:クレア◇趣味:?◇一人称:私◇イメージカラー:レッドキャラクターサブキャラクター
お調子者でナルシストな泥棒。自由気ままな性格だが辛い過去を抱えている。度々遭遇するフィックスを気に入り、棒兄ちゃんと呼んでいる。◇年齢:25歳◇身長:172㎝◇好きな食べ物:良い香りの飲み物、甘い物◇好きなタイプ:ゆるふわ髪のつり目の子◇趣...
『白はくの村』の護衛職の青年。気が短く口が悪いが、世話焼きな兄貴肌。幼馴染のカレンからクリアーの面倒を頼まれる事が多く、文句を言いながらも毎回引き受けている。◇年齢:27歳◇身長:182㎝◇好きな食べ物:肉、酒◇好きなタイプ:美人◇趣味:筋...
記憶喪失で行く当てがなく、カレンとフィックスの世話になりながら『白はくの村』に住んでいる。人見知りで口下手な為、やりたい事が上手くできず、よく悩んでいる。◇年齢:24歳◇身長:168㎝◇好きな食べ物:苺、甘いお菓子◇好きなタイプ:可愛い人◇...
ある目的の為に旅をしている旅人。旅の途中で訪れた『白はくの村』でクリアーとフィックスに出会う。明るく真面目で、思いやりのある優しい青年。◇年齢:20歳◇身長:175㎝◇好きな食べ物:果物◇好きなタイプ:相手を思える優しい人、上品で落ち着いた...
サラリーマン、月1タイムリープ中|第1話:誕生日ケーキと屋根の上
普通の中年男・田中進次郎が得たのは、月に一度だけ過去に戻れる奇妙な力。第1話は誕生日のケーキと屋根の上で起きた出来事から始まる。
第86話 建巳 act.40 another,side story「陽はまた昇る」
Andthisgreenpastorallandscape,weretomekenshi―周太24歳4月第86話建巳act.40another,sidestory「陽はまた昇る」研究室の窓、ここも花が咲く。「へえ、小嶌さんも丹治先生の講義とるんだ?ほい、」朗々、低いくせ徹る声がマグカップ差しだす。くゆらす芳香にっこり、ありがとうございますと女学生が笑った。「はい、手塚くんがおもしろいって教えてくれて。田嶋先生も講義とられていたそうですね?」「とってたぞ、30年以上前だけどな?」からり答える教授がテキスト携える、その節くれた指は日焼けまばゆい。本当に学者というより山ヤさんだな?想いに周太は口ひらいた。「あの、田嶋先生が学生の時は丹治先生、講義を持たれて何年目でいらしたのですか?」やっぱり訊いてみたい、当時の...第86話建巳act.40another,sidestory「陽はまた昇る」
『ママ友の光と闇』第1回 カフェでの涙 幼稚園のママ友関係が苦しい
0代専業主婦の莉子は、幼稚園のママ友との関係に悩みを抱えている。ある日、引っ越しが決まったママ友・美紀とランチをすることに。カフェで涙ながらに打ち明け合う二人の過去とは?「ママ友の光と闇」連載第1話。
新聞の連載小説は読む習慣が無かったのですが 今シーズン何気なく目にして読み始めて 日々の楽しみになっています。 朝日新聞DIGITALでも読めます↓朝日新聞…
日経の連載小説は、毎朝必ず読みます。2024年2月1日からは「登山大名」がスタートしました。その第1回目(参考文献)には次のように書かれています。「第一章 娘狩り娘は、山腹の雑木のあいだから、ふいにその姿をあらわした。くっきりとした二重まぶたの大きな眸(ひと
日経の連載小説は、毎朝必ず読みます。「陥穽 陸奥宗光の青春」が、2024年1月31日で終わりました。陸奥宗光と言えば、明治時代の外交官です。欧米列強との「不平等条約」改正に尽力した人物で、誰でも知っていると思います。 「陥穽」(かんせぃ)は「落とし穴」のこと
お題「この前読んだ本」 内容紹介(出版社より)あれは 誰にも秘密二人だけの 夢ーー 豊饒な海ーー湘南を舞台にある一族の栄枯の美を描いた石原文学の真骨頂 11年ぶりの文芸誌連載長篇小説 湘南に大邸宅を構え、巨大企業グループを擁する北原家。急逝した三代目の若き未亡人・紀子は、二代目の非嫡出子・志郎と結ばれ、その血脈を繋いでいる。しかし、複雑に入り組んだ一族の関係に、やがて変化の兆しがあらわれるーー。 What)これは何のための本か? 鎌倉のでかい家に住んでいる一族を中心とした小説。 Why)この本を読む理由は何か? 石原文学に初挑戦してみたんだぞ! 今週のお題「2024年にやりたいこと」 How)…
お疲れ様です!! 有島です!! 年末年始が忙しいのはわかっていましたが、ここまでになるとは……いや、カクヨムコンに出たのが原因です。はい。そうなるのはわかっていたので、それはもうい...
と同時にドアが開き──扉の向こうから、全身黒ずくめの僧衣をまとった長身の男が姿を現した。 蝋燭(ろうそく)の明かりぐらいしかない薄暗い室内では、薄闇に隠れて顔はよく見えないものの、鋭い眼光と、そ
その時、キィッと静かにドアが開かれる音がして、先ほどの混血の美しい修道女リリアーナが入ってきた。 彼女は両手に大きなお盆を持っており、その上にはティーポットやカップが乗せられている。 「お茶
礼拝堂を横切りながら、「こっちだ」とマリオが小声でささやき、アンドレスたちを礼拝堂奥の廊下へと導いていく。 礼拝堂を出て、そのまま廊下の突き当りまで進んだところで、マリオは足を止めた。 正面に
ナターリエはエルマーとの文通の噛み合わなさに戸惑うが、アーベルからはその中からも得るものがあろうと諭される。ディアルはアルメリーアの姉レナーテ王女が国境に現れたことをマティアスより知らされ、混乱した状況に頭を抱える。アルメリーアは落命したはずのレナーテからの手紙に驚くが、その内容から姉が生きていたことを確信し安堵する。
姉レナーテの訃報を受けたアルメリーアは悲しみに沈み、付き添うばあやに慰められる日々を送る。また夫ディアルの頼もしさと優しさに改めて触れ、彼と出会えたことを幸運に思う。その過程で姉への思いや故国の両親の関係性についても思いを馳せるアルメリーア。そんな中、亡くなったはずの姉レナーテから彼女に内密の手紙が届く。
姉レナーテの訃報を受けたアルメリーアは、泣きながらディアルに姉の思い出を話す。姉は子供の頃から母を熱烈に慕っていたが、その思いが報われることはなかったこと。それを見たアルメリーアは違う生き方を選んだこと。ブルゲンフェルトに嫁いだ後も姉は報われぬ希望を追い、そのために命まで落としてしまったのかとアルメリーアは嘆く。
隣国ブルゲンフェルトの情勢がさらに悪化し、知らせを受けたローゼンベルク宮廷ではさらなる国防策を協議する。公務から戻ったアルメリーアは、隣国に嫁いだ姉レナーテが暴徒の手で落命したとディアルに知らされる。レナーテは隣国王の愛人との噂があったため、他の愛人たちと共に犠牲になったらしい。衝撃を受けたアルメリーアは倒れてしまう。
ようこそ、当スナックへお越しくださいました。 私はマスターの、素姓乱雑(そせいらんぞう)」です。 前回の「かいこ」 その(1) のあらすじは、 ”道に迷った翔梧は一夜の仮宿を頼もうと思い、幾つか明かりが見えるうちの一軒に向かった家で、「兄」と名乗る男と出会う” という内容でした。 引き続いて第2話に入ります。翔梧が連れて行かれた部屋は茶の間で、時分どきらしく裸電球に照らされた丸い卓の上に食べかけ...
マティアスは現実味を帯びてきたナターリエの縁談に苛立ちながらも、隣国との話を案じる家令を慰める。ナターリエはエルマーから返事が来たことに驚き、相談したテレーザにシエーヌに戻りたいはやる思いを宥められる。ディアルは各地を訪問して民を激励し、砲兵隊の教練の進行状況の報告を受け、また隣国への備えが十分であることを願う。
ようこそ、当スナックへお越しくださいました。 今回は私 「素姓乱雑」(“そせいらんぞう”と読みます)が、マスターを務めたいと思います。 本日の 「かいこ」 という物語は少々長いので数回に分けますが、「蚕」 それとも 「回顧」 どちらの漢字を充てましょうか。 えっ、両方とも! 欲張りですね。 ともあれ、失った過去を辿った人の話しになりますが、先へ進めさせていただきます。 辺りを包む白い世界、道にも薄く雪が積...
ナターリエはパトリックの兄エルマーが縁談に関心が薄いことを知って躊躇するが、ひとまず王子妃に勧められた通り彼に手紙を書くことにする。マティアスは有事に備えてシエーヌの守りを固め、隣国からのナターリエへの縁談に憤る。またマティアスは馬番の少年ハンスが結婚を決めたと聞いて驚くが、純粋な思いに触れて少年を祝福する。
やがて目を見開いたトゥパク・アマルが、ハーブティを口元に運んでから、物思わしげに言う。 「……やはり、“あれ”を試してみるか」 不意のトゥパク・アマルの言葉に、その場にいた全員が息を詰めて、目を瞬かせ
アルメリーアは各国に嫁いだ姉たちと手紙を交わし、ブルゲンフェルトに嫁いだ姫君たちや、父王が姉の状況を把握しているのかを案ずる。ディアルの元には再び隣国からの便りが届き、シエーヌ領を狙うハイシュ伯爵に辟易する。ナターリエの縁談やそれぞれ得た情報について二人は話し、姫君たちの影響力についてディアルは語るのだった。
隣国ブルゲンフェルトのミーネ一家は中央から離れた土地へと移動し、知らせを受けたディアルと国王はひとまず成果に満足する。ミーネ一家の安全を通し、隣国との均衡を保つのが二人の狙いだった。 また隣国王の庶子ハイシュ伯爵からナターリエへの縁談があり、それらをマティアスに知らせるディアルは彼の奮起を願うのだった。
その後、トゥパク・アマルとスペイン人医師サレス、老練のインカ族の従軍医、コイユールたちはアレッチェの治療について協議を重ねていた。 会議室用の広間は、かつてはこの砦を取り仕切っていたアレッチェがいか
従姉妹ミーネの亡命に向けてマティアスは気を引き締める。ナターリエの結婚準備についても急かされ、苛立ちつつもすべきことをしようとする。家令からは、 マティアスとナターリエの結婚を皆が期待していると聞かされ狼狽する。ナターリエと過ごした時間や彼女からの手紙を懐かしみ、彼女を遠ざけてしまったことに疑問を抱くマティアスだった。
ディアルはアルメリーアに彼女の姉について尋ねるが、詳しいことは何もわからない。ミーネの亡命やナターリエの縁談、マティアスのことを話すうち、話題は互いの昔の恋のことになる。アルメリーアのたわいのない思い出話をディアルは妬くが、自分の過去を尋ねられた彼はその話題の危うさを察知し、うまくごまかすのだった。
悪化する一方の隣国の情勢にディアルは危機感を抱き、従姉妹ミーネ一家の亡命の段取りを進める。マティアスからの手紙には様々な情報が記されているが、ナターリエの結婚準備にだけは触れておらず、ディアルは彼の本心を察する。ナターリエの将来のため縁談の手配は進めながらも、マティアスが彼女に向き合うことをディアルは願うのだった。