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マチュピチュへの電車が発着するオリャンタイタンボ。インカ時代の街並みが残る小さな町です。どこを撮ってもフォトジェニックで、目的もなくただ歩くだけでも楽しい。あちこちにカフェやレストランがあり観光で滞在
インカ帝国があっけなく滅亡し、インカ文明も消滅したのはなぜか?
インカ帝国の遺跡と言えば、世界遺産(文化遺産)にも指定されて観光地として有名なペルーの「マチュピチュ」でしょう。このマチュピチュに村を作り「ホテル」を建てて世界的な観光地に押し上げたのは野内与吉氏という日本人で、今でもペルーで尊敬されている
それまで縁のなかったキリスト教を日本に最初に紹介した人物は、御存知のように、宣教師フランシスコ・デ・ザビエル(1506?-1552年)とされている。これ以後、日本には多くの宣教師が訪れるようになり、熱心な布教活動を展開するようになった。ただし現代日本人の感覚からし
うわ かわいい!インカ帝国の巫女さんラウアこの服あるのかなあ・・・ないっぽい?あったらいいのにな天文学やってると考古学や宗教の発見物が前提だったりするので考古学者に戻って地道にクエストこなしてるなうまあ楽しいからヨシおつぎは別ゲーの話My Time at Sandrockア
アリスメンディは、神父らしい面持ちで、次のように語った。 「わたしを匿(かくま)うことを願い出てくれた聖カタリナ修道院の修道院長が、ラス・カサス殿や聖ローザを崇敬している人物なのだ。 修道院
やがてアンドレスが口火を切った。 「アリスメンディ殿、あなたが英国から運んできて我々に供与してくださった武器は、先日のアレキパ砦戦でとても助けになりました。 本当にありがとうござい
明けましておめでとうございます 昨年もご来訪いただきまして本当にありがとうございました。今年も一歩一歩書き進めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。 2023年は生成AIが身近なものとなり 創作に
と同時にドアが開き──扉の向こうから、全身黒ずくめの僧衣をまとった長身の男が姿を現した。 蝋燭(ろうそく)の明かりぐらいしかない薄暗い室内では、薄闇に隠れて顔はよく見えないものの、鋭い眼光と、そ
その時、キィッと静かにドアが開かれる音がして、先ほどの混血の美しい修道女リリアーナが入ってきた。 彼女は両手に大きなお盆を持っており、その上にはティーポットやカップが乗せられている。 「お茶
それまで縁のなかった日本にキリスト教を最初に紹介した人物は宣教師フランシスコ・デ・ザビエル(1506?-1552年)だが、ただし、その「布教活動」の中身が、現代日本人の感覚からしたら、ちょっとばかり曲者で、むしろ「布教後」の展望に重きを置いたものになっていたともい
礼拝堂を横切りながら、「こっちだ」とマリオが小声でささやき、アンドレスたちを礼拝堂奥の廊下へと導いていく。 礼拝堂を出て、そのまま廊下の突き当りまで進んだところで、マリオは足を止めた。 正面に
ネットを彷徨していて、ひょっこりこんな文章に遭遇しました。 ~漢字が伝来する以前の日本には固有の文字がありませんでした。 そのため人々は神話や伝承などを暗記して口頭で語り継いでいました~ へえ、それが通説になっているのか。 ところが筆者はそのようには考えず、こう受け止めて...
逸(はや)る心と緊張感とで、アンドレスは武者震いのようなものを覚えながら、胸襟(きょうきん)を正す。 それは、まだアリスメンディとの面識のないジェロニモやペドロも同じようで、早朝の冷気の中にもかかわ
(いよいよか……!) にわかにアンドレスは身の引き締まる思いがして、手綱を握る手に力を込める。 それから、思い出したように、早朝の蒼天を振り仰いだ。 清々しい陽光を跳ね返しながら翼を羽ばたかせてい
そんな経緯で、今、旅のメンバーたちとマリオはアレキパの街中──人目を避けた裏通りだが──に来ているわけなのだが、まずは、彼らが訪れている街について記しておこうと思う。 アレキパは、インカ帝国の第4代皇帝
やがて目を見開いたトゥパク・アマルが、ハーブティを口元に運んでから、物思わしげに言う。 「……やはり、“あれ”を試してみるか」 不意のトゥパク・アマルの言葉に、その場にいた全員が息を詰めて、目を瞬かせ
その後、トゥパク・アマルとスペイン人医師サレス、老練のインカ族の従軍医、コイユールたちはアレッチェの治療について協議を重ねていた。 会議室用の広間は、かつてはこの砦を取り仕切っていたアレッチェがいか
包帯に巻かれているにもかかわらず、火のように激昂した表情が見えるかのようなアレッチェの暴言に、スペイン人医師サレスは冷静さを失わぬままに答える。 「お気持ちは察するに余りあります。 ですが、閣下の
アメリカの女性作家ジーン・ウェブスター(1876-1916年)による児童文学に 「あしながおじさん」(Daddy-Long-Legs)という有名な作品があります。 大学進学のための資金を匿名の援助者から与えられることになった孤児院育ちの 少女を主人公とした物語です。 念のた...
インカ帝国やローマ帝国、またエジプト文明などは、石造技術については、驚くほど優れた技術を持っていたことについては、皆さん、ご存じの通りである。 わたしは、そのことについて、少し別の角度からかんがえてみたいのだが。この技術は概ね社会のインフラに集中された。インカなどは鋭角に切...
どうも、クイズで知識も楽しくゲットしたくなるブログです。2023年はペルーのアンデス山脈にあるマチュピチュが1983年に登録されて40周年という記念すべき年ですね。そしてマチュピチュといえば、南アメリカのペルーとボリビア。そしてエクアドルを中心にケチュア族が築いた
数日後。 早速、スペイン人の医師がトゥパク・アマルたちが居を構える砦へと招かれた。 50代後半位の年代に見える落ち着いた佇まいのスペイン人医師──サレスは、アレキパ界隈では腕利きの医師として有名で、こ
トゥパク・アマルはコイユールを助け起こすと、「アレッチェ殿を見舞いに来たのだが…。大丈夫かね」と、心配そうな眼差しをコイユールに向ける。 コイユールはいっそう深々と身を低めて、アレッチェに打倒された
「アレッチェ様を殺すだなんて、そんなことするはず……」 そう擦れ声で答えながら、コイユールは悲しげに目を伏せた。 (アレッチェ様、いつも以上に荒れていらっしゃる…。 治療の効果が全然見えてこないの
トゥパク・アマル陣営──。 モソプキオ村でのアンドレスたちとロカ神父との会合が、そろそろ終わりを迎えようとしていた頃の夕刻時。 スペイン軍総指揮官ホセ・アントニオ・アレッチェが治療を受けている居室で
「先ほどもお伝えした通り、アリスメンディ様と親交のあったドミニコ会などの神父や修道女は私だけではありません。 ですから、私と同じような境遇におかれ、モスコーソ大司教から出頭を命じられている者たちは他
少し前まで、時折、教会の外の広場から流れきていた村人たちの喧騒も、今はだいぶ静かになってきている。 治療や薬学に長けているロカ神父を呼びに来ないところからして、先ほどの戦いでの自警団員たちの負傷はさ
「私が追放されなかったのは、私はイエズス会に属する神父ではないからです」 「え!? それじゃ、あなたは……?」 「私はイエズス会士ではなくドミニコ会に属する神父なのです」 「ドミニコ会?」 「
アンドレスの問いかけに、ロカ神父は実直な口調で語りはじめる。 「順番にお話しいたしましょう。 十数年前、イエズス会士がスペイン国王から国外追放を命じられたのはご存知かと思います。 その国外追放前
神父とアンドレスの様子を見守っているジェロニモ、ペドロ、ヨハンもまた、ますます集中して二人のやりとりに聴き入っている。 それは、彼らの傍で先ほどから何度も驚きに目を見張っているマリオも同様だった。
恭しく紙片を受け取った神父は、すぐに「はい」と頷いた。 そして、静謐(せいひつ)な瞳で、アンドレスを真っ直ぐ見つめ返す。 「アンドレス様は、これをお書きになった御方をお探しなのですか?」 ロカ神
かなり長い沈黙が流れた後、アンドレスの声が戸惑いがちに聞こえてくる。 「……どうして俺たちが旅商人じゃないって思うんですか?」 他方、ロカ神父は、アンドレスたちを長椅子の方へ招いて座るよう勧め、まだ
扉の中は執務室のような場所になっていて、いずれも簡素で素朴なものながらも、本棚や机、ちょっとした応接セットなどが置かれている。 部屋の奥には、仄明るい光の射し込む擦りガラスの窓があって、その傍に一人
にほんブログ村 16世紀、インカ帝国は168名のスペイン人によって滅ぼされました。 その滅亡の理由は諸説あります。 その中で大きな原因として「天然痘」が考えられています。 スペイン人はインカに天
────不意に、深い静けさと冷んやりとした空気に包まれる。 そこは、先ほどまでの戦闘中の雑踏と喧騒とは別世界だった。 裏扉から入ったために、扉の内側に広がる光景は聖堂の中ではなく、聖堂に続く廊下に面し
「ああっ、えっと…その…っ」 わたわたと慌てている覆面4人組をまじまじと見つめながら、マリオが呆れと感嘆の混じったような吐息をつく。 「ふぅっ……。 おまえたちは、いっつも、思いっきり怪しげなんだよ
きれぎれの雲がかかった美しい蒼穹を舞う銀色の翼が、初夏の陽光を跳ね返して荘厳な煌めきを放っている。 思いがけない鳥捕物帳に、広場の自警団員たちや応援していた村人たちも、楽しそうに鳥に向かって手を振
アンデスに広大な領土を誇って栄えた,インカ帝国ことタワンティン・スーユ。 色々と文化遺産を残してますが,圧巻は切り立った山の尾根に造営された都市遺跡・マチュピチュでしょうねえ。 四方を見はるかす眺望,山裾から営々と築かれた急傾斜の石積み,そして神殿と居住区跡と,よくもまあこんなところに・・・と驚くやら呆れるやら。 一度は訪れたい遺跡の筆頭だったりしますが,その名称が実は間違いだったという驚きの研...
教会に向かって全力疾走しながら神父の言葉を読み取り、アンドレスは覆面から覗く目を思慮深気に細める。 (村人たちを巻き込むことを案じて──まともそうな神父だな。 それに、教会の前を血で汚したくないとい