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2024年8月の携帯待受。トヨタの'89年式セリカGT-R。'90年代頃、日本車がラリー方面で目覚ましい活躍を遂げていたことは以前にお伝えした通りですが、この時にもセリカについてちょっとだけ触れていました。'70年代後半から'80年代にかけ、オイルショックの影響が消え、好景気が到来した当時、自動車会社各社はこぞってモータースポーツ事業を拡大。トヨタも当時人気上昇中だったスペシャリティカー、セリカに新たな活躍の場を与...
2024年7月の携帯待受。日産の'89年式スカイラインGT-R。'73年、日産がGT-Rを廃止した後、すっかり「ただの頑丈なクルマ」を表すだけのグレードに成り下がったこの言葉を、もう一度「レーシングスポーツの頂点」を意味するものとしてリノベーションしたのは、やはり日産でした。この頃、モータースポーツ分野においてはトヨタ・スープラ、マツダ・RX-7、三菱・スタリオンなど強力なライバルが多く、スカイラインも善戦はしていま...
2024年6月の携帯待受。 トヨタの'87年式コロナ GT-R。 前回に引き続き、今回のトヨタもGT-Rを「頑丈なクルマ」のイメージで使用していたようです。 ただ、「日本車」自体に頑丈な印象が付いたこと、 「GT-R」と言う言葉がトヨタ内で長らく使われ、陳腐化したこともあり、 トヨタが「GT-R」のグレードを使用する頻度は、この頃から減少する傾向に入りました。 しかしその一方、この手垢のついた「GT-R」の持つ意味...
2024年5月の携帯待受。 マツダの'85年式サバンナRX-7 GT-R。 「3年前の待受と何が違うの?」とお思いの方、ツッコんだ方に一言。 僕もそう思いました。 調べてみたところ、このFC型RX-7の、発売当時に設定されていたグレードは以下の5つ。 「GT」……最廉価版。 「GT-R」……基本グレード。 「GT-X」……スポーツ仕様。 「GT-Limited」……高級グレード。 「GT-Limited スペシャルエディション」……最高級グレード。 ど...
2024年4月の携帯待受。 トヨタの'83年式カリーナGT-R。 日産と違い、トヨタはグレード名に「GT」を安易に冠する傾向があります。 カローラにもスプリンターにもセリカにもソアラにもMR2にも86にも。 '70年代~'00年代くらいを探して回れば、 GTグレードを持つトヨタ車を山のように見付けられるでしょう。 とは言え本来「GT」とは「Grand Touring」、 すなわち長距離走行に耐える性能を持つクルマであることを示す...
今年描いたクルマのドット絵の紹介、最終回。・いすゞ ピアッツァ(1981)・ホンダ シティ ターボII(1983)・マツダ ユーノス ロードスター(1989)僕の考察スタイルとして、「現在の話」は極力しないようにしています。何故なら開示された、あるいは明らかになった情報が少なく、正しい結論が導き出し切れないから。足の一部しか見えていないのに「間違いない、これは馬だ!」と断言しておいて、全体像が明らかになった時にそれ...
今年描いたクルマのドット絵の紹介、その3。・日産 フェアレディZ(1983)・ホンダ クイント インテグラ(1985)・日産 シルビア(1988)かつての人気車種が別車種と統合されたり、コンセプトが時代にそぐわなくなったりで、その系譜が絶たれてしまうと言った話は枚挙に暇がありませんが、何かの折にふっと蘇り、再び現行車種となることもまた、昨今ではよくある話。GT-Rと人気を二分する日産の人気車種、フェアレディZも、ほんの...
今年描いたクルマのドット絵の紹介、その2。・マツダ サバンナ RX-7(1985)・トヨタ スープラ(1986)・日産 スカイラインGT-R(1989)現代のクルマはワンボックスやハッチバックがすっかり主流となり、街ゆくクルマはどれもこれもころころと丸っこいものばかり。巨大メーカーでさえセダンの製造・販売を終了すると報じる時代ですが、'80年代はスポーツセダンの全盛期でした。ハイパワーエンジンを長いノーズに収め、FRのキビキビ...
年末恒例、今年描いたクルマのドット絵の紹介。・トヨタ スプリンタートレノ(1983)・ホンダ CR-X(1989)・ホンダ シビック(1989)'80年代、最も人気だった軽量スポーツハッチ3種。コンパクト化が進み、FFレイアウトが主流になっていたハッチバックの中で、なお硬派なFR路線にあったトレノ(とレビン)。当時の1.6Lエンジン最強の出力を誇るB16Aエンジンを搭載したシビックとCR-X。'80年代ハッチバックとの代名詞とも言えるクル...
2021年12月の携帯待受。日産の'89年式スカイラインGT-R。今年の待受のテーマは「'80年代国産スポーツカー」。そのトリを務めるクルマとなれば、もうこれ以外にはないでしょう。前回の記事にてロードスターを、「新しい時代の到来を告げたクルマ」、「平成を拓いたクルマ」と評しましたが、このスカイラインはその真逆のクルマ。「古い時代の終焉を告げたクルマ」、「昭和を終わらせたクルマ」と言えます。と言うのも、日本のモ...
2021年11月の携帯待受。マツダの'89年式ユーノスロードスター。平成初期のクルマの代表格と言えば、このロードスターでしょう。長い昭和が終わり、平成に入ったこの年に出たこのクルマは、「新しい時代が来た」と言うことを具体的に見せてくれたアイテムと言えます。その平成も30年で区切りが付き、令和を迎えたわけですが、その令和時代の今、「ああ、新しい時代が来たんだな」と思わせてくれるような一台とは、果たして何で...
2021年10月の携帯待受。ホンダの'85年式クイントインテグラ。待受の制作にあたって、背景の加工や車体を塗るためにグラデーションも制作しているんですが、その中にひとつ、「ホンダ車を塗るためだけ」に制作したものがあります。8月分のシビック、そして今回のインテグラに使用したこの白色。我ながらかなりいい色が出せたと思ってます。次回もグラデーションの組み合わせについて、twitterにてアンケートを行う予定です。ブ...
2021年9月の携帯待受。トヨタの'86年式スープラ。まだ左目が見えてない状態のままですが、月イチの制作物は欠かしません。かなり拡大しないとしんどいですが。RX-7紹介の際、日本と海外では名称が違うことがあると触れていましたが、このスープラも、元々は日本において「セリカXX」と言う名前で販売していたシリーズの後継車種。ただ、アメリカでは「XX」、と言うよりXの連続表記は映画の成人指定レベルを指しており、このま...
2021年8月の携帯待受。日産の'89年式シビックSiR。このシビック、4月に制作したCR-Xの兄弟車。CR-Xはコーナリングに特化した造りとなっていますが、こっちは言うなれば正統派の仕上がり。街乗りにサーキットにと、様々な場所で人気のあるクルマだったようです。個人的にシビックシリーズはお気に入りの車種。'98年式EK型が大好きなことは以前にも何度かお話していますが、今回のもかなりいいデザインです。ここ数日お伝えして...
2021年7月の携帯待受。日産の'85年式RX-7。最近のマツダは車名を海外仕様と統一しつつあり、カーラインナップに「CX-5」とか「MX-30」とか並ぶようになりました。そのうち「ロードスター」も、「MX-5」と変わるんじゃないかなと思っています。が、その中に「RX-7」があっても、違和感が無い。車名に時代が追いついたんでしょうか。この「RX」の「R」はロータリー(Rotary)エンジン使用車の意味。ちなみにCXはクロスオーバー車...
2021年6月の携帯待受。日産の'83年式フェアレディZ。最近の、全体的に丸っこい雰囲気のZ34も悪くないですが、直線的デザインの印象が強いこのZ31も大好き。ロングノーズ+ファストバック(車の後ろ半分がなだらかに傾斜し、トランク部分に段差の無い形状)のスタイルと相まって、本格派スポーツカーといった雰囲気が色濃く出ています。次回もグラデーションの組み合わせについて、twitterにてアンケートを行う予定です。ブログ...
2021年5月の携帯待受。いすゞの'81年式ピアッツァ。以前にも言っていましたが、いすゞはかつて乗用車メーカーでもありました。今はもう、トラックやバスの製造会社と言うイメージが定着していますが、日本モータリゼーション黎明期、そして高度経済成長期には、トヨタや日産とも渡り合える一流メーカーでした。今は日産の代名詞である「GT-R」も、最初に日本でその名を使ったのは、実はいすゞです。が、一見順調に見えた経営も...
2021年4月の携帯待受。ホンダの'89年式CR-X。30年前のクルマのはずですが、このデザインの良さは現代でも通じると思います。中身もこの時代にしては、妙なスペックの高さを誇ります。今の時代、排気量1L辺り100PSの出力を出せるエンジンは割とありますが、80年代にそんなクルマは――ターボ搭載車か、相当バッキバキにチューニングしない限り――あまり存在しません。そんな中でCR-Xとシビック、そしてインテグラに搭載されていた...
2021年3月の携帯待受。日産の'89年式シルビア。'90年代までの日産スポーツカー御三家と言えば、スカイライン、フェアレディZ、そしてこのシルビアかなと思います。今のところ3台とも描く予定はしていますが、もし「それは御三家とは言えない」「もっと似つかわしいクルマがある」など、ご意見があれば是非お寄せ下さい。リクエストもお待ちしています。次回もグラデーションの組み合わせについて、twitterにてアンケートを行う...
2021年2月の携帯待受。ホンダのシティ・ターボII。以前にも待受にしましたが、今年のテーマである「80年代日本スポーツカー」の条件に適うクルマだったので、今回2度目の採用。3,420×1,625×1,470mmの小さめボディに1.2Lのターボエンジンを搭載した、かなり趣味の尖ったクルマ。2000年以前のホンダの悪いクセが出たと言うか、斬新なコンセプトの意欲作と言うべきか……。リクエストはまだまだ受け付けてますので、「コレが見たい...
何だか色んなことが下半期にバタバタと終わったせいで、今現在、大作RPGのエンディングを見終わったような、いわゆる燃え尽きた気分ではありますが、そんな気分も今年いっぱいまでのつもりです。来年に向けて、新たな活動をじゃんじゃん始めて行きます。と言うわけで2021年1月の携帯待受。トヨタの83年式スプリンタートレノ。いわゆる「ハチロク」。2021年の待受テーマは「80年代日本のスポーツカー」としました。その第一弾と...