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五条大橋の南東(下京区木屋町通五条下ル)に源融河原院跡の石碑があります。紫式部の『源氏物語』の光源氏のモデルとなった源融の邸宅・河原院があった地とされています。この辺りは河原院の庭の中の島「籬の島」が鴨川の氾濫によって埋没したものと伝えられた「籬の森」の跡で、石碑の隣にある榎は、森にあった木の最後の1本とされています。源融河原院跡この付近には、嵯峨天皇皇子で『源氏物語』の主人公 光源氏のモデルの一人と...
縮遠亭印月池に浮かぶ北大島に建てられた茶室。西側入口の土間から入ると、茶室(抹茶席)あり、四畳間が付く構成をとっています。その南端から斜めに続く板間を経て、三畳敷の上段の間が連結されており、上段は床を高く支えた舞台造りになっています。上段の間から東山三十六峰の一つ、阿弥陀ヶ峰の遠景が縮図のように見晴らせたとのことですが、江戸後期には、すでに樹木が繁っていて、見えなくなっていたそうです。源融が奥州塩...
道隆の中関白家全盛!あの『枕草子』の香炉峰の雪の逸話も登場する大河ドラマ「光る君へ」 - NHK』の第16回「華の影」について道隆ら中関白家全盛期の中、京は疾…
蘆菴(ろあん)二階建ての茶室で、階下は七畳、西側に床を構え、二方に縁がついています。階上は主室四畳半に、台目三畳の次の間があります。主室北側を板敷きとし、中央に赤松の曲木を立てて、左を床とし、右脇には二重棚があります。二方肘掛け窓からは、眺望を楽しむことができる煎茶席です。「盧庵」は、江戸時代の文書では、「露庵」と書かれており、中国・唐代末(9〜10世紀)の禅僧・雲門文堰(うんもんぶんえん)の言行録...
京都市下京区の渉成園は、「お東さん」と京都市民に親しまれている東本願寺の庭園で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸とも呼ばれています。1641年、徳川家光によって現在の土地が寄進され、、1653年、本願寺第13代宣如上人の願いによって石川丈山が作庭。江戸時代の二度にわたる大火により建物はすべて類焼しましたが、明治初期に復興されました。四季折々の風情を楽しむことができ、国の名勝にも指定されてい...
NHK大河ドラマ「光る君へ」の違和感をAIに聞いてみた。なるほど、なるほど。多少矛盾する回答もあるがおおよそ理解出来る。
悲田院は、奈良・平安時代に,身寄りのない貧窮の病人や孤児などを収容した公設の救護施設で、「悲田」とは慈悲の心で哀れむべき貧窮病者などに施せば福を生み出す田となるの意。聖徳太子が四天王寺に建てたと伝わっていますが、723年(養老7)奈良の興福寺に施薬院(せやくいん)とともに設けられたのが初見。光明皇后もまた施薬・悲田の二院を設けています。これを継承して平安時代には、平安京の東西二カ所に施薬院別院として東...
さわサン・・・;;; でも,ヒネちゃダメよ〜。 登花殿,枕草子の世界が全開じゃあ〜〜〜〜っ! 香炉峰から全員による雪まろばしに持ってくとはね〜。強引さにちょっとワロタ。でもキャピキャピしてて,定子後宮らしくて,よきよき。 行成クン,お上と道長クンとどっちを取るの・・・つったら,結局は道長クンになるんだよな。隆家クン,えびすくい踊り出したらどーしよーかと(爆) 伊周クンの挑戦的な言葉と振る舞いが,詮子サマの反感を買うと...
【光る君へ】第16話感想考察・あらすじ「華の影」|まひろに届く「逝くな、戻ってこい」道長の魂からの声
この記事は2024年大河ドラマ【光る君へ】のあらすじ、感想、考察記事です。2024年4月21日放送第16話「華の影」の内容となります。
タイトルは「華の影」。前回、道綱(上地雄輔)のやらかしにより、さわさんがヘソを曲げているなと思ったら、意外と根深い感じでちょっとびっくり。まひろがなにやら書いているので、日記的な……後年、源氏物語を書..
藤原氏の氏寺である奈良の興福寺は、天智天皇8年(669)藤原鎌足の夫人鏡女王(かがみのおおきみ)が、山城国山階(京都市山科区)に山階寺(やましなでら)を創建したのに始まり。天武天皇元年(672)大和国高市郡厩坂(うまやさか)(奈良県橿原市)の地に移して厩坂寺と呼ばれました。和銅3年(710)、平城遷都の際、藤原不比等の計画によって移されるとともに、「興福寺」と名付けられました。その後は、天皇家や藤原氏の手によって次...
皆さぁ〜ん、大河ドラマ「光る君へ」見てますかぁ〜平家より前におごれる者っていたんだねってことで第15話の感想ぉ〜!まず道兼の変わり様…荒れてるなぁ他人の家に居…
大沢池の池の周りを歩いて行きます。紀友則詠碑「ひともとと おもひし菊をおほさわの 池のそこにもたれかうえけん」大沢池と菊島名古曽橋心経宝塔昭和42年(1967)、嵯峨天皇心経写経1150年を記念して建立されました。基壇内部に「如意宝珠」を納めた真珠の小塔を安置、宝塔内部には秘鍵(弘法)大師尊像を祀っています。名古曽の滝跡名古曽の滝は離宮嵯峨院にあった滝殿庭園内に設けられたもので、『今昔物語』では百済川成が作庭し...
大覚寺の東に位置する大沢池は、唐の洞庭湖を模して嵯峨天皇が築造したもので、庭湖とも呼ばれます。池のほとりには、茶室望雲亭、心経宝塔、石仏、名古曽の滝跡があり、平安時代前期の名残をとどめる周囲約1kmの日本最古の人工の庭池とされています。「名古曽滝跡」とともに国の名勝に指定されており、毎年、中秋の名月の頃、「観月の夕べ」が催され、大沢池に竜頭船や鷁首船での遊覧が楽しめます。春は桜の名所でもあり、池の周...
春の京都旅、初日は廬山寺へ↓ 『紫式部が源氏物語を執筆したとされる京都の廬山寺』先日、京都へ行ってきました (転勤先で知り合った元地域猫と会うため、半年に1回…
滋賀県野洲市喜合のさざなみ街道沿いにに紫式部の歌碑があるとのことで、守山市在住の友人が画像を送ってくれました。「おいつ島 しまもる神や いさむらん 浪もさわがぬ わらわべの浦」 沖の島は、古くから人の心をとらえていた島で、歌に詠まれたり、文学の中にその名をとどめている。 この歌は、紫式部が、沖の島の対岸であるあやめ新田童子が浦のこの地から、遠く沖の島を望んで詠んだものと言われている。 平成五年三月...
「枕草子『香炉峰の雪』は第何段なのか問題」NHK大河ドラマ「光る君へ」を見ていたら、来週の予告で中宮定子が「香炉峰の雪」と言ったところで番組は終わった。有名な…
多宝塔からさらに上に上がっていくと、見晴らしの良い所に出ます。「近江八景 石山の秋月」で描かれており、瀬田川の光景を眼下に望むことができます。月見亭保元年間、後白河上皇の行幸のために建てられたといわれています。光堂平成20年(2008年)石山を発祥の地とする東レ(株)によって寄進されました。本堂と同様懸造りになっています。光堂の周りでは、早咲きの桜に出会えました。紫式部の像源氏苑の一角にあります。紫式部は、...
コリドラス、貝さん、ピグミー、グラミー、『光る君へ』まとめて見たぁ\( *´ω`* )/
本日も穏やかな時間が流れてまするいれん水槽〜🩵親子貝さん お散歩ちゅう🐾い〜っぱい居るラムズホーンの中…本日の主役は君だよ〜🤫✨お掃除屋さんのクーリーローチぃ…
三十八所権現社本堂のすぐ東側にある鎮守社で、現存する文献などから慶長7年(1602年)に淀殿により再建されたものと考えられています。祭神は、神武天皇から天智天皇までの38代の歴代天皇。経蔵石山寺一切経や校倉聖教などの文化財を収容してきた校倉造の建物。屋根は瓦葺で、校倉造では珍しい切妻造となっています。紫式部供養塔石山寺で『源氏物語』を起筆した紫式部の供養塔。鎌倉時代に作られた石造の宝篋印塔で、その傘が三...
去年があまりにひどかったせいもあるかもしれないが、今年の大河は大河らしからぬ地味な時代・ジャンルを取り扱っているにも関わらず、いまのところ興味深く観られてい…
NHK大河ドラマ「光る君へ」:香炉峰の雪、いかならむ雪のいと高う降りたるを、例ならず御格子まゐりて、炭櫃に火おこして、物語などして集りさぶらふに、「少納言よ、…
#663 第15回「おごれる者たち」感想~大河ドラマ『光る君へ』
ききょう、ついに女房となり清少納言と名付けられ、まひろは『蜻蛉日記』の藤原道綱母に出会い、作家の道がみえてきたのかも・・・大河ドラマ「光る君へ」 - NHK』…
詮子サン,体よく内裏の外へ。まあ,変な嫁姑戦争やるよりは,いいよね(爆)・・・って,ちょっと待て,円融院崩御のこの時点で既に出家してなかったか???とツッコんでみる。 あ,今回は為時パパがトメなんだ。 道兼サン,家庭崩壊からホームレス状態か〜いっ! でも,このモノローグは良い。「七日関白」の伏線かの。で,それを立ち直らせる道長クンの感化力って・・・スゴくね;;;一条帝の凛々しい本役,ご登場〜〜〜〜〜♪ 実資...
石山寺の本堂へと続く階段を上っていきます。本堂正堂と礼堂が幅一間の相の間で繋がれていて、礼堂は急な斜面に造られているため、懸崖造になっています。懸崖造で有名なのは、京都の清水寺の本堂ですね。正堂は、承暦2年(1078年)に半焼した後、永長元年(1096年)に再建され、礼堂は、慶長7年(1602年)淀殿の寄進によって建てられました。本堂にある「源氏の間」は、紫式部が『源氏物語』の構想を練り、書き始めた場所と伝えられてい...
先日、京都へ行ってきました (転勤先で知り合った元地域猫と会うため、半年に1回訪問) その際に参拝したのが、廬山寺↓ 紫式部の邸宅址で、源氏物語を執筆した場所…
【光る君へ】第15話感想考察・あらすじ「おごれる者たち」|中関白家VS道長の序章のような弓比べ
この記事は2024年大河ドラマ【光る君へ】のあらすじ、感想、考察記事です。2024年4月14日放送第15話「おごれる者たち」の内容となります。
おつかれさまです。 トイレに行くとき、 「厠(かわや)に行ってきます」 と言いたくなるほど 大河ドラマにどハマリ中 の腰掛けOLです。 先週、滋賀県大津市にある『石山寺』に行って来ました! 4月14日放送の『光る君へ』第15回「おごれる者たち」にも「石山寺」のシーンが登場しました。 石山寺とは 紫式部ゆかりの寺 石山寺の桜 月見亭と桜 アクセス 石山寺とは 滋賀県大津市にある「石山寺」は、奈良時代に創建された寺。 「石の山の寺」という名前の通り、大きな石の上に位置しています。 迫力のある硅灰石(けいかいせき)は、国の天然記念物に指定されています。 そして、「石山寺」はとにかく広い! 伽藍山とい…
昨日は、鉢植えのブルーベリーの人工授粉をしました。 植木鉢が2つで、2種類のブルーベリーを育てています。 この人工授粉というのが、けっこう面倒です。 枝を振動させて、器で花粉を受けます。 先端をほぐした綿棒に花粉をつけて、一つ一つの花の雌しべに接触しま
タイトルは「おごれる者たち」。今回もまた、作中で2年が過ぎましたね。前回と合わせるともう6年、道長とまひろは他人のふりしてすれ違ったぐらいで、文のやり取りどころかまともに会話もしてないのかあ。まあ史実..
平安時代の人々は、霊験あらたかな石山寺の観音様に会いに行くのが大きな楽しみでした。藤原道綱母もその一人で、『蜻蛉日記』には朝早く都を出て、逢坂(おうさか)の関を越えて近江に入り、打出浜から舟で琵琶湖から瀬田川へ進み、夕方頃に石山寺に入ったと記されています。まさに一日がかりの石山詣だったようです。逢坂の関打出浜大河ドラマ館を出て、境内を散策していきます。明王院の前には、比良明神影向石があります。ここ...
皆さぁ〜ん、大河ドラマ「光る君へ」見てますかぁ〜いよいよ時代が変わるか?ってことで第14話の感想ぉ!まひろは道長と偶然、会いました。まぁ、道長の妻、倫子に会い…
石山寺では、「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」と「源氏物語 恋するもののあはれ展」の2つの展示を見学できます。明王院では、「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」を開催中。ドラマに登場する衣装や小道具、撮影の裏側を知ることができるパネルなどを展示。まひろとききょうのフォトスポット「光る君へ」の台本 まひろが書き写した後撰和歌集キャスト・スタッフのインタビューなどの映像を4Kシアターで上映。世尊院では、...
清少納言の生まれた瞬間に立ち会えるとは。 ききょうとまひろがお茶しているシーン良かったなあ。日本を代表する文学者どうしなのにほっこり。 いつの時代も心を打ち明けられる友とのお茶会はいとたのし。
京阪石山寺駅から瀬田川沿いを歩くこと10分。石山寺の東大門に着く直前に「朗澄大徳ゆかりの庭園」があります。朗澄律師大徳は「石山寺中興の祖」と言われた名僧で、自分の死後は鬼となって石山寺の経典と聖教を守ると誓い、弟子の前に金色の鬼となって現れました。石に刻まれた鬼は、石山寺縁起絵巻に描かれた死後の朗澄律師の姿なのだそう。この庭園を過ぎるとすぐに石山寺東大門があります。東大門仁王門、山門、総門とよばれる...
京阪石山駅から石山寺駅に向かう際、京阪電車の「光る君へ」ラッピング列車に乗車出来ました!側面に紫式部(まひろ)役の吉高由里子さんの姿が見られます。現在のまひろとは衣装もメイクも変わり、よりお美しいですね。つり革も紫電車内も「光る君へ」仕様となっていました。石山寺駅に着くと、駅自体も紫式部ワールドになっています。駅前には、源氏物語のレリーフがあります。ここから石山寺に向かって歩いて行きます。郵便局のポ...
読書記録:絵草紙源氏物語(角川文庫)[田辺聖子]価格:733円(税込、送料無料)(2024/4/11時点)楽天で購入抄訳も抄訳と言うか、もはやダイジェストかジュブナイル版ですが。ようやく「源氏物語」と題されたものを読..
楼門寛永5年(1628年)の建立。玉橋楼門と玉橋片岡橋片山御子神社は、上賀茂神社の境内にある24社ある摂末社の中で第1摂社に定められる神社(通称「片岡社」)で、賀茂別雷大神の母である「玉依比売命(たまよりひめのみこと)」をお祀りしている神社です。 縁結びの社として女性に人気があります。屋根には二葉葵のご心紋が見えます。紫式部も参拝したと伝わり、片岡社について「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに ...
#656 『大鏡』からみる藤原遵子について ~『光る君へ』を楽しむため
『光る君へ』で関白で登場した藤原頼忠の娘の藤原遵子について『大鏡 全現代語訳 (講談社学術文庫)』で見ていきたいと思います。たいそうよい慣例をさまざま制定され…
上賀茂神社の二ノ鳥居を潜ります。二ノ鳥居 上賀茂神社と謡曲「賀茂」 秦氏の妻女の玉依日売が、当地の御手洗川で水を汲んでいると、白羽の矢が流れてきた。持ち帰り、軒に挿しておいたところ、解任して男子を産んだ。その子が三歳の時、父は雷と知り、天に昇って別雷の神となる。この神を祀ったのが当神社で、正式名を賀茂別雷神社という。 神社は京都でも最も古い神社の一つ。雷神を祀ることから、厄除けのほか、五穀豊穣の...
#655 第14回「星落ちてなお」感想~大河ドラマ『光る君へ』
兼家亡くなり、次の世代闘争にまずは道隆が、一方のまひろはききょうとの交流で道が開けてくるような思いをする大河ドラマ「光る君へ」 - NHK』の第14回「星落ち…
【光る君へ】第14話感想考察・あらすじ「星落ちてなお」|厳しい現実に星を見上げる二人
この記事は2024年大河ドラマ【光る君へ】のあらすじ、感想、考察記事です。2024年4月7日放送第14話「星落ちてなお」の内容となります。
京都市北区上賀茂本山にある上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社」といいます。今年も桜の季節にお参りしてきました。創建については諸説あり、社伝では、神武天皇の御代に神山(こうやま)の麓の御阿礼所に賀茂別雷命が降臨したと伝えています。弘仁元年以降、斎院が400年にわたって置かれ、皇女が斎王として賀茂社に奉仕しました。『源氏物語』第9帖「葵」では、女三の宮が新たな斎院となり、第20帖「朝顔」では、朝顔の姫が父...
そーいえば,耄碌した兼家パパのお見舞いに夫婦揃って行った時,道長クン,奥さんのことを「明子女王」と紹介してたよね? 明子サンの父上は臣籍降下した源高明で,明子サンが生まれた時には既に「源」だったから,明子サンも当然「女王」ではないわけで・・・。 叔父の盛明親王の養女になってる(詮子サンとこに引き取られる前のことね)ので,ご機嫌取りの意味も込めて道長クンが女王付けしたのかしらん? それとも,「あの高明の娘」であ...
皆さぁ〜ん、大河ドラマ「光る君へ」見てますかぁ〜感想が一回遅れちゃったなぁ〜ってことで第13話の感想ぉ!前回から、なんと4年も経ったところから始まりましたが、…
これまで、わが家の庭には紅白の木瓜(ボケ)があると書いてきました。 最近、白色ではなくて、ピンクが多いことに気づきました。 ピンクの中にも、薄いピンクと濃いピンクがあります。 何年か後には、すべて赤色になってしまうような気がします。 畑のインゲン豆の発