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久延寺の和尚が飴で子を育てたという伝説から、子育て飴という琥珀色の水飴が小夜の中山の名物となっています。久延寺の手前にある茶屋「扇屋」が、峠を通る客に出したのが始まりとされ、今でも子育て飴が売られています。伝説の舞台にはぴったりの風情のあるお店です。昔懐かしいお味でした。数年前に行った時は100円でしたが、今はどうかな~?子育て飴といえば、京都の東山区松原通の六道の辻近くにも「みなとや 幽霊子育飴本...
山内一豊が関ヶ原合戦のきっかけとなる会津上杉征伐の軍を大坂より進めてきた徳川家康をもてなした茶亭の跡や、その御礼に家康が植えたとされる五葉松が残っています。 茶亭跡聖徳大師堂地蔵堂青紅葉と山門二宮金次郎蔵...
久延寺は、夜泣き石伝説ゆかりのお寺としても知られています。夜泣き石の案内板には、滝沢馬琴の『石言遺響(せきごんいきょう)』から抜粋したとして紹介されています。伝説 小夜の中山夜泣石 その昔、小夜の中山に住むお石という女が、菊川の里へ働きに行っての帰り中山の丸石の松の根元でお腹が痛くなり、苦しんでいる所へ、轟業右衛門と云う者が通りかかり介抱していたが、お石が金を持っていることを知り殺して金を奪い逃げ...
小夜の中山峠の中腹に位置する掛川市の古刹・久延寺(きゅうえんじ)。関ケ原の戦いに赴く徳川家康を、当時掛川城主だった山内一豊がもてなしたというところです。山門境内は市の文化財に指定されています。掛川市指定文化財 久延寺境内久延寺は、真言宗の寺院で山号は佐夜中山。本尊は聖観音で、昔、住職が山賊に殺された妊婦の子を育て、子は成長して親の敵を討つことができた。これはひとえに本尊の加護によるものである」という...