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JUGEMテーマ:日本のTVドラマその2からの続き 映画『シン・ウルトラマン』(2022年 樋口真嗣監督)を私は観ていません。この作品にラルゲユウスが登場することを知ったのはごく最近です。ただ、どうもそれほど重く用いられていない様
JUGEMテーマ:日本のTVドラマその1からの続き 《3》鳥と少年 脚本を書いた山田正弘さんはインタビューでこの「鳥を見た」について以下のように述べています。 「この鳥は…“少年の思い&rdqu
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ 2024年2月27日朝日新聞(朝刊)の社説で、往年の特撮TVドラマ『ウルトラQ』の一作品(「1/8人間」)がツカミとして使われていました。書かれた記者がどのような方かは分からないのですが、196
《1》3年経ちました2021年4月4日にブログを始めて以来、この度4年目を迎えようとしています。記事もこれで120本目となります。当初の目標は「1週間で1本」をペースとし「100本」を目指しました。SNSの瞬間芸的な軽い文でなく、できればそ
菅野歩美・松田ハル二人展「アンビルトな生活」|ifの世界線における生活から理想像を問い直す展示をレポート
目に見えるものは、目に見えないものの積み重ねでできている。 では、目に見えないものは本当に意味のないものだったのか。 ifの世界線における生活から理想像を問い直すような展示が、HIRO OKAMOTOにて開催された、菅野歩美さん・松田ハルさ
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 紀伊半島に人が住み始めたのは3万年前の旧石器時代のことで、その後の縄文時代の頃にはほぼ今の地形が出来上がっていたようです。 《4》東から西から 上は今回の紀伊風土記の丘
JUGEMテーマ:歴史 もう終了してしまったのですが、紀伊風土記の丘資料館で行われていた企画展『紀伊半島の東と西〜縄文・弥生時代の地域性〜』(1/20〜2/25)は、私にとってこの地域をあらためてとらえ直す良い機会になりました。&
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《3》 怪異の正体 “化け物の正体見たり枯れ尾花”というのは横井也有という江戸時代の俳人の作った句のようです。 その正体を“科学的&rdquo
韮崎市民俗資料館新府城に行く前に、続100名城スタンプのある韮崎市民俗資料館を訪れました。最寄り駅はJR韮崎駅ですが、駅から道程2km・上り90m弱と徒歩でアクセスするのはかなり大変です。というわけでまたしてもタクシー利用、870円でした。
JUGEMテーマ:歴史 あたり前のことですが…。この世界のあらゆる生き物は「人間」のために存在するのではありません。自然の一部として存在する生き物を人間が勝手に“神”にしたり“妖怪
その2からの続き 古い人間なので昔の歌しか事例に上げられないのですが、さだまさしさん自身が主演する映画『飛べイカロスの翼』のテーマ曲として作った『道化師のソネット』(1980年)という歌には、♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕の
JUGEMテーマ:歴史 枚岡神社の笑い神事は記紀(古事記・日本書紀)に記された故事に由来するもので、神の笑いを真似ることにより神と一体になろうとするねらいがあるように思えます。いわば神と食を共になる直会のような意味があるのではない
24時間アートラジオ2023|トークで共同制作し耳に届ける集合知の美術をご紹介
2023年の年末、24時間アートを語るラジオがXのスペース上で流れていました。 その中身はアートに限らず、哲学、朗読、YouTube、雑談、美術史研究、民俗学など、幅広いテーマを横断しながら、ジャンルの垣根を超えて、声でひとつの作品を共同制
JUGEMテーマ:歴史 笑い」を旨とする祭があります。防府(山口)の「笑い講」、名古屋(愛知)・熱田神宮の「酔笑人神事」、東大阪(大阪)・枚岡神社の「注連縄掛神事」、日高(和歌山)・丹生神社の「笑い祭」などが代表的です。昨年はその
2023年冬至。シンガポール人らと湯圓(タンユェン)を食べました。
親父殿の家で、一緒に湯円を食べました。実際作ったのは親父殿の奧さん(以降、御袋殿と呼ぶ)です。 湯圓(Tāngyuán タンユェン、湯圓、汤圆、湯円)とは 中国の伝統的な小吃のひとつ。白玉粉を丸めて作る。Singaporeでは冷凍
その1からの続き 《4》地下世界譚 地底の世界を描いた話としてまずは『記紀(日本書紀・古事記)』に登場する黄泉国(よみのくに)を上げておきます。イザナギは死んだ妻のイザナミを追いかけて黄泉国に向かいます。そこで腐って蛆がわいている
JUGEMテーマ:歴史 《1》異世界訪問 和歌山の岩橋千塚古墳群(紀伊風土記の丘)は石室(玄室)の中に自由に入れる古墳がいくつかあることがウリです。最大規模の石室のある天王塚古墳の公開は不定期ですが、それ以外の中小の古墳の石室はい
焼津市吉津 概要 花沢のオシャモッツァンは焼津市花沢集落に続く緩やかな坂の途上にあるシャグジである。 花沢集落は古代東海道の難所である日本坂峠への入口に当たり、重要伝統的建造物群保存地区「花沢の里」として江戸期以来の歴史的景観を保っている。
最近、宮本常一の「忘れられた日本人」を読みました。この本が長く読み継がれてきた理由は何だと思いますか?
まずはChat GPTさんの答えから… 宮本常一の「忘れられた日本人」が高い評価を得ている理由は、複数の要素に基づいています。この作品は、昭和14年(1939年)以降、日本全国を歩きながら民間伝承を調査した宮本による著作で、日本の辺境地で暮らす人々の存在を歴史の舞台に浮かび上がらせるものとされています。宮本のこの研究は、柳田国男が言及を避けてきた性風俗や被差別民についての積極的な研究に特徴づけられており、フィールドワークに裏打ちされたエピソードが多くの読者にとって興味深いものでした。 この作品は特に、「女の世間」と「土佐源氏」という章が印象に残ると評されています。前者は農村の女性たちの…
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き《3》スサノオは和歌山発…? 〜松前健説 出雲と紀伊が深い関係にあることは昔から指摘されていたようで、須佐や熊野といった地名が両方に存在しますし、スサノオを祀る須佐神社は和歌山
先日、レンタルのDVD(ブルーレイも)を選んでいて『すずめの戸締り』が新作の棚に並ぶのを見つけて… あれ? これ、まだ映画館で公開されたばかりの?実は最近の私、もう映画館で観るのは体質的に辛くなってきた昨今なので…DVDを借りて自宅で観れるのなら、観てみたい作品だった。映画『すずめの戸締り』公式サイト (これから観るのを楽しみな方には、以下の文はネタバレ?注意を🙇)ああ、ファンタジーなのかな?ちょっと、日本...
狙われた身体 病いと妖怪とジェンダー 安井眞奈美 著 「妖怪とジェンダー」この言葉を見た時、何かが私の中で合点して ジェンダー=得体のしれない異性の性質と読み解けば 妖怪に女性が多いのもわかると本を読む前から妙に納得した私。 雪女、姑獲鳥、砂かけばばあ、人魚、お歯黒べったり、 口裂け女、お岩さん、貞子(妖怪か?)等々。 実際は性別のない(わからない)妖怪の方が多いだろうが なんとなく、幽霊、妖怪、妖精は女性のイメージが強い。 引き換え「神」は男性のイメージ。 イエス・キリスト、ブッダ、アッラー、オリンポスの神々、七福神、 女の神様もいるけれど圧倒的男率の高さ。 ジェンダーとは性別に基づいた社会…
ディズニープラスで配信されている話題のドラマ「悪鬼」。視聴しました!<悪鬼に取り憑かれた女と 悪鬼を見ることができる男が 謎の死を暴く韓国のミステリーオカルトスリラードラマ>★Wikipedia出演は キム・テリ オ・ビョンセ ホン・ギョン【あらすじ】アルバイトをしながら公務員試験の準備をしているク・サニョン(キム・テリ)は、母(パク・ジヨン)と二人で生活していたが母は詐欺に遭い・・苦しい生活がさらに・...
🎵😍📚📚スクラップブック📚📚😅💦(19頁目)日本人、全都道府県で減 人口動態調査1月時点 沖縄、73年以降初の減少/火葬炉2基増設へ 25年度中の運用目指す 豊見城の南斎場/随想 「マチナト」消えゆく風景 雨に煙る心の故郷/オフィスの窓から 継続可能な景観つ...
南方熊楠の博物学・生物学・民俗学など多方面にわたる学問的業績とは?
南方熊楠については、前に「南方熊楠は博覧強記の博物学者で語学の天才!」「知の巨人南方熊楠の面白い奇行・エピソードをご紹介します」「知の巨人南方熊楠と同じ慶応3年(1867年、1868年)生まれの有名人とは?」という記事を書きました。天才的な
JUGEMテーマ:歴史 その2から続く 《6》シャーマンのイニシエーション 文化人類学の古典ともなっている『生と再生〜イニシエーションの宗教的意義』(堀一郎訳 東京大学出版会1971年刊)の中で著者のミルチャ・エリアーデ
前々から、思っていた。この地方と、あの地方とは何か、つながりがあるのでは?…だって、同じ地名が見つけられたり、食べ物が似ていたり、人々の喋り方にも似ている感じがあったり、何か問題が起こった時の価値観にも、…なんか、似たトコを感じるのだよなぁ。。。なんて思ってしまう、A地点とB地点とがあるとすると…………そんな疑問と言うか、謎と言うか…を、感じたら、実際にあちこちを訪ねてその土地で調べて訊いて、出てきた答えを並べて比べて…そんな風に歴史と言うものを綴ってみる。。。そうだ。こんな視点で教えてくれる歴史の本が欲しかった。(何でも戦争や権力争いに結びつける歴史の見方に嫌気がさしていたのだ)今まで言われてきた、何処かが何処かを征服して…とか言う説とは別に、実は地形の変化によって自然と人々の流れが変わってきたとか、人...こんな調べ方の歴史の本が読みたかった〜越境する出雲学📚〜