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寝言丸さんからキリスト教関連の記事に対して「久遠元初」「即座開悟」等に関する質問があったのでお答えしたいと思います。そこでまず個別の質問に答える前に仏法における「時空」の捉え方の基本を書きます。御書にも引用されていますが妙楽大師が『弘決』において「当に知るべし身土一念の三千なり故に成道の時此の本理に称うて一身一念法界に遍し」と述べているように久遠元初の御本仏は「時間」や「空間」を超えて法界に遍満する「超時空」の存在なのです。だから「時間軸」の視点から仏法を理解しようとするのは少し視座が違います。「時間は存在しない」という考え方は現代理論物理学でも多くの学者が支持する理論でもあり哲学においても同…
次に僧の恩をいわば、仏宝・法宝は必ず僧によって住す。譬えば、薪なければ火無く、大地無ければ草木生ずべからず。仏法有りといえども、僧有って習い伝えずんば、正法・像法二千年過ぎて末法へも伝わるべからず。故に、大集経に云わく「五箇の五百歳の後に、無智・無戒なる沙門を失ありと云ってこれを悩ますは、この人、仏法の大灯明を滅せんと思え」と説かれたり。しかれば、僧の恩を報じ難し。されば、三宝の恩を報じ給うべし。 今月の座談御書は「生死一大事血脈抄」。以前も講義した御文なので過去記事をリンクしておいた。今月の座談会御書は創価が信心の血脈を切文で悪利用する定番の御文だね。そんな創価員の偽教学の破折と是正の念を込…
問う、報恩の要術、その意は如何。答う、不惜身命を名づけて要術と為す。謂く、身命を惜しまず邪法を退治し、正法を弘通すれば、即ち一切の恩として報ぜざること莫きが故なり。 今回は『報恩抄文段』の御指南を拝します。これは本文の「かくのごとく存じて、父母・師匠等に随わずして仏法をうかがいしほどに~」の部分の御講義です。ここでは大聖人仏法の僧俗の行うべき報恩とは、父母・師匠に随うことではなく「不惜身命」で破邪・顕正の折伏を行うことであると日寛上人は御指南されています。この御文の直前に、「邪法を退治するは即ちこれ報恩なることを明かし乃至正法を弘通するは即ちこれ謝徳なることを明かすなり」と言われていて「報恩」…
末法に入つて法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賤上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり、妙法蓮華経より外に宝塔なきなり、法華経の題目・宝塔なり宝塔又南無妙法蓮華経なり。今阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり、此の五大は題目の五字なり、然れば阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房・此れより外の才覚無益なり、聞・信・戒・定・進・捨・慚の七宝を以てかざりたる宝塔なり 今月の御講拝読御書は『阿仏房御書』の有名な一節でした。池田創価にかかるとこの御文は「自分が大御本尊」などというインチキ講義になってしまいますが教学を体系付けて学んで…
久しぶりに創価新報を入手した。顕正新聞は毎月ちゃんと届くのに創価学会員は何やってるんだ!ちゃんと日顕宗信徒の私への教宣活動をサボらないでやりなさい(笑)。ま~誰が届けてくれるのか知らないが電話番号くらい書いておいて欲しい。そうすればこちらから対論しにいくぞ。創価新報をポスティングしているだけじゃただ私を嗤わせているだけだからお金と時間がもったないぞ。次回は電話番号と名前を書いてからポスティングしろよ。 創価新報2024年1月号 さて、創価新報も最近では特に読むところないが『教宣のページ』にはいつも笑かしてもらっている。それにしても今回は正宗の折伏と人事の件を腐しているだけのいつにも増して酷い内…
今回発刊された『創価学会教学要綱』は日蓮大聖人の仏法の原型をほとんど残していない。創価が日蓮大聖人と無関係な宗教団体であるならそれも自由であるが【日蓮大聖人直結】というウソをいって会員や世間を欺いているのである。当該教学要綱はツッコミどころが満載で細かい取り上げるとキリがないので細かい部分については折をみて破折しようと思っているので重要部分だけいくつか取り上げたい。(本記事中、黒太文字は創価学会教学要綱からの引用)まず前回の記事でも書いたが一番感じたのは【日蓮大聖人本仏】の否定である。本書では一応は大聖人を【末法の御本仏】と位置付けているので多くの学会員は創価は日蓮大聖人本仏を否定していないと…
池田大作が死んだ翌日の11月16日に『創価教学要綱』なる創価学会の教学書が発刊された。創価によれば池田大作の監修だそうだ。老衰で死んだ人間が一体いつ監修したのか?またこの書籍の内容を本当に池田が容認したのかどうか疑問に感じるが公式に池田監修としているのでこの書籍に書かれている創価教学は池田の責任の上で発刊されたという事になる。私も既に購入し読み終えた。といってもボリューム少なくもクオリティも低いので2時間もあれば簡単に読めてしまう程度の書籍だ。それにしてもたった200ページで内容も薄っぺらな書籍を2800円という価格で売りつけるというのは相変わらずの創価はアゴキな商売をする。因みに「日蓮正宗要…
ブログ等で体験談を語りその体験を根拠に「創価の信心は正しい」とか言う創価員って結構いる。中には日蓮正宗には功徳御体験がないなんて勝手に決めつけて正宗や法華講を腐すようなアタオカ学会員もいたりする。まぁ聞かれてもいないのに体験を自分から語る学会員の体験談はたいていは「大したことない」体験が多い。「俺も昔はヤンチャして云々」と自分から語るヤツがたいしてヤンチャしていないと同じだ。本人にとってはものスゴイ体験なんだろうけど第三者から見たら別にどうってことないような事ばかりでどこに自慢ポイントがあるのかサッパリ分からない。当ブログの読者で正宗に移籍して大白法(正宗の機関誌)に体験談が掲載された方がいる…