メインカテゴリーを選択しなおす
どうしたの?どうしたの? [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...nico.…
今日は、次女Keiの誕生日。24歳になりました。「24」 結構立派な数字だ!おめでとう。すっかり恋に落ちて、今までになく幸せな誕生日かな?あ、今日、彼氏は...
デトラ隆司さん 2021/03/10投稿のタイトル『東あき「恋」松山千春 Cover 1990年発売 唄ってみました!』になります。 にほんブログ村
顔を変えるの あなたを愛してると口にしても 誰も笑わない顔に 自分を闇で売った金をつぎ込んで つぎ込んでも 米粒のような眼はメスでくっきり刻んだ二重瞼に負け 鼻が長いのはどうしようもなく 顔中の黒子を取っても友達さえ気が付かない 普通より少し綺麗にしかなれなかった私は あな...
恋人恋人 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...nico.ms 岩崎絢奈 …
岩崎絢奈 on Instagram: "私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。https://ameblo.jp/renge-tsu…
\ご訪問ありがとうございます/ 8歳と5歳の姉妹とにゃんこを育てるワーキングマザーのこうめまるです! 本日はホワイトデーなり! ただただなんじゃそれなイベントの1つと化したバレンタインデーやホワイトデー。 しかし! お年頃の娘にとっては人生
恋人恋人 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...nico.ms 岩崎絢奈 …
『どうしたの?』それは私に言っているのか私に向かって言っているのか私の恋人が私を心配している“もっともっと”は私の心の声で“何でもないよ”は私が実際に出せた声…
褒められたり、微笑みをもって何か評価されたり、気を掛けてくれる言葉、それは、そんなに悪いものではなかった。 それらの言葉、ひとから発せられたそれらの言葉、自分に向かって、ぼくはそれらの言葉を受ける。 表層、皮膚の外側、うぶ毛の尖端をたなび
永遠の生命があてがわれたとして、それでイキイキと生きることができるかといえば、できまい。 それは、欲望の上にのみ成就する夢。あり得ないこととして、その場限りの慰安のための、夢の中でまどろむことができる自由を与えられた、憩いのとき。 永遠を
我が息子。先週にも増して、初恋の人に心をかき乱されて帰って来ました。そして今日は、国際女性の日。イタリアでは、女性にミモザの花を送ったりしますが…「あー、...
… これが、椎名麟三から得た、ひとつの答えらしきものである。 それは、うすうす感じてはいた。 中学の時の初恋、おたがいに恋人どうしになった意味での初恋、それは2年で終わったのだが、終わる前に、バイト先で一緒に仕事をしていたOさんに、惹かれ
コスチュームスタンプ ▼SUZURIさんでデジタルイラスト素材のダウンロード販売をはじめました。一素材500円〜になります。ご覧いただきましてよろしけれ…
ぼくの初体験は19歳のときだったけれど、そうなるべくして、そうなったということであった。 彼女はとてもぼくを好いていてくれたし、ぼくも彼女が好きであった。 結局ラブホテルに行ったのであるが、そこで、そういう行為をしたということなのであった
セルジュ・ゲンスブールは一人娘のシャルロットと一緒に近親相姦の歌を歌い、そういう映画もつくった。下田逸郎は「君のも愛」を。エルツェは男性の陰部を思わせるものの横に、その画家自身の顔のようなものがある絵を描いた。太宰は愛人と手を縛りあって死に
愛するひとから、頬が落ちるほどに美味しいものをつくってもらって愛するひとと、この世のパラダイスのような素晴らしいセックスをして愛されて、愛されて、愛され続けて毎晩ここち良い眠りに誘われて 毎朝ここち良い目覚めに迎えられたとしてもわたしはきっ
想像力を飛ばせることにあるだろう。 今度のディトでは、あそこのお店に行こうとか、カラオケであの歌を歌おうとか、この洋服を着て行こう、とか。 その基本は、胸のトキメキである。 トキメかないと、ダメだ。 その後、肝心な想像力。 そしてその想像
不意に、刹那。 情熱とか、激情、「愛している!」と歩道橋の上から叫ぶような感の極まり。 その、数秒間。 感情の爆発。 それは、ほんとうだろう。しかし、ほんとうにほんとうなのか。 その時、波が一瞬、高くなった。 波、いずれ、引く。 寄せて、
夫、一生懸命、飛んでいる。まだまだ。もっともっと。しかし、残念ながら所詮は女の手のひらの上。妻、「その如意棒は、確かに伸び縮み、するわね。でも、残念なことに無限ではないのよ。」夫は言う、「女は、大きい。幻想を現実に変える。」妻はさらに言う、
私は嫉妬した。私は専業主夫である。彼女からは、たまに、職場の話を聞いていた。わけのわからん上司がいること、とても感じのいい初老の先輩がいること、今日はひどい客が来た、等々。ある日彼女は、軽やかに帰ってきた。たいてい、ああ今日も一日、疲れた、
ぼくは あなたが どんなに白髪になってもどんなにシワが増えても好きだよ。って言えるのって 何なのでしょうぼくは あなたの 中を見てるから外かなあなたをつくるものあなたがつくられるもの生命? 形にないもの 見てるから言葉も 生命 もってるから
わたしは、あなたではないということ。あなたは、わたしではないということ。でも、あなたの中にわたしがいて、わたしの中にあなたがいて、それぞれ、自分の中で、相手を、信じるということ。わたしの中のあなたを、わたしは、大切にするということ。あなたの
初恋のきっかけが自殺だった、というと奇異に映るかもしれないが、実際のところ、そうだったのである。 彼女は「高校に進学して大学に行って、就職して結婚して…」 と、まるで決まりきっているかのような自分の未来を思い描き、つまらなくなって死にたく
もう何も言わなくていいよ。べつに、よくあることだから。意味なんかない。ただ、手が触れ合った時、ときめいた。ドキドキしちゃったよ。でも、あなたはいいんだよ、そのままで。ムリをしないで。ぼくは単なるぼくだしあなたは単なるあなたでそのまま。
【映画140】クロード・ルルーシュ監督の「男と女」という映画をご存知ですか?
「男と女」という映画は、今や、とても古い映画です。でも恋することの素晴らしさを感じてみたい人には、お薦めしたい名画なのであります。
無いのではないか、と、かんがえる。 音楽が、昔々は「ニューミュージック」だの「ロック」「フォーク」だのとジャンルが明確に分かれていた。 プロレスも、猪木と馬場しかなかったような団体が、今やしっちゃかめっちゃか存在している。 恋も愛も、無い
実際のところ、「恋愛」というものが、ぼくにはよく分からない。 喫茶店(!)で一緒にコーヒー飲んだり、歩いたり、映画観たり、帰り際にキスしたり、なんだか抱きあったり、と、その具体的な「イメージ」は、10代で終わった。 20代、夢のような「恋
ボローニャで初恋の人ジュリアに再会した息子。予期せぬ彼女の思わせぶりな態度に、焼けぼっくいが火がついて… いや、ボーボー燃やして帰って来ました。詳細を聞け...
離婚に憧れていた時期がある。 結婚に憧れていた時の気持ちより、離婚に憧れていた時の気持ちの方が強い。妙な話だが。 まだ離婚する前、親しい人に、「かめくん、離婚はしない方がいい。」と言われた。その人自身、離婚していた。 またある世話になった
むかし、埼玉の、あるひなびた鉱泉旅館に行った。 その旅館への道を歩いていた時、時、前方から、背広姿の男性と、女性が、手をつないで歩いてきた。 ぼくがハッとしたのは、その背広男性の、嬉しそうな、ホントウに嬉しそうな笑顔だった。 彼らが何歳く
あのひとに憧れているのなら、恋心。あのひとを、だいじと感じるなら、愛?言葉あそびもやめようね。たいせつなのは、そのひとを、たいせつだと、おもうこと。
これ、最近気に入っている。好きなものは、好き。これ、いまわのときまで、あるものらしい。生来から備わって、最後のときまで、変わらぬものらしい。いいではないか、「好き」。
確認。おたがいに、チャンと生きているかどうかの。ただ、顔を見るだけの確認ではない。チャンと、あなたはあなたとして、わたしはわたしとして、生きているか、という確認。
おそらく、ふたり、死ぬであろう。 死ぬ時は別々だとしても それまで、生活をともに すなわち、一緒に、生きるであろう。 そして、もし生まれ変わったら 懐かしさのあまり、 そして、あった好意のために またふたり、好き合って 以前と同じように、
中山美穂「C」松本隆が品良く表現した恋のアルファベット 3月1日は中山美穂の誕生日!
中山美穂「C」松本隆が品良く表現した恋のアルファベット [ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)};c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body…
恋は、心の窓を開いて、遠くの景色を見つめること。誰かが言ってたけど、そう思う。その景色には、日没も必要だろう。水平線へ。一緒に、誰かと見ていたい。恋する人は、夢みる人と似ている。思いどおりにならないと ひとりで傷ついた気になって思いどおりに
アジサイは「紫陽花」と書く。 ラブホテルの名前に、「紫陽花」と書いて「しようか」と読ませるラブホテルもあるそうである。素敵なネーミングである。 ぼくがあのラブホテルに行ったのは、19のときだった。 もう、時効だからいいだろう。 相手のかた
週1のデートや貴重な電話の数分のやりとり、時間をプレゼントするようなラブレター、こまめなメール。 心ときめく、共有できる愛しいふたりの時間。ふたりの世界。 このふたりの時間に連続性をもたせようとして、ぼくは結婚したり同棲したりしてきたとい
ひとの悪口は、言うのも聞くのもあまり好きではない。 まして、昔つきあっていたひとを悪く言うとか、結婚してた相手を悪く言うとか、もってのほかである。 恋人どうしなんて、ふたりではじめて成り立つのだ。 相手に落ち度があったにしても、その相手を
「彼女とは、全然違うからね」Kが淡々と言った。 少し残念そうに聞こえたのは、私が「自分と全然違う」私の恋人を残念に思っていたからだろう。 Kは彼の恋人と自分との「違い」を包容する、寛大な男だった。「愛は、相手を変えようとしないこと。自分が変
だなぁ。と、今になっておもう。来年、40歳になる。初めての40。しかし、40前に、まさかこういうふうに人を好きになるとは思わなかった。もちろん、その人がいなければ、こんなふうな関係になることもできなかったわけである。とても、よい。いいとおも
わたしは、あなたのものだよ。ほら、こんなにわたしは無力で、こんなにわたしは安らいでいる。あなたは、わたしに、くれている。わたしのことを、あなたは知ってる。まるで、ほんとに知ってるみたいに。理解力の前には、核兵器も原子爆弾も無力だね。
長女の離婚話に続くは、息子の青春について。二、三日前から、ちょっとソワソワ落ち着かない様子だったRiki。何故って、この週末、友達の誕生日を祝いに、エミリ...
昔々のずーっと昔、男と女はふたりでひとつの一体だった。それが神(!)の怒りにふれ、二体に引き離されてしまった。で、以来男と女はかつて一体であったところの身体を求め合う、という説を、中学の時に恋人が教えてくれた。たしかに。とも思えるけれど、全
〈 誰かを愛していくことは 〉死んでいくことと同じではないか、と誰かが言っていた。誰かを愛すると、自分が死ぬ。自分が死ぬ。自分が死ぬ、か。愛するって、そうかもネ。
会える、かもしれない、というのは、非常にニヤニヤするもの。ともかく、ニヤニヤ。好きなひとと会う、これが、何故そんなに嬉しいことなのか? すら、考えられない。過去には、どんなに素晴らしいことがいっぱいあっただろう、未来は、知らないけれど、きっ
こんなに愛しているのに、どうしたらいいんだろう?彼女は横になっている。食欲もなさそうだ。気分が悪く、頭も痛いという。ああ、ぼくに何ができるというんだろう?何をしても、手につかない。ああ、彼女と、この身が代われるものなら!ほら、言葉にすると、
いいでないの、べつに。元カレや元カノと会ったって。だって、あなたの愛するそのひとが、必要とした人なのだから。そのひとが今まで生きてきて、必要な人だったんだから。私は、その異性に感謝したい。今まで、ありがとう、って。これからも、よろしくお願い
ぼくは、救いのように、その言葉を口にした。くるしかったから。その思いを、胸のうちにしまっておくことが。火山のマグマ、どうしようもない雨降り、そんな比喩は、自然に対して失礼だ。かれらは、何も考えていないのだから。そのまま噴火し、そのままどしゃ
夫婦は、円満に暮らしていた。双方の胸の内はともかく、おもてむきは、さして波風たたず、口ぎたなく傷つけ合うこともなく、平穏無事な生活を送っていた。 おたがいに好き合っているようだった。「愛してる」 男は、女によく言った。女も、まんざらでなく
そう言われて、ぎくりとした。そう、淋しいだけだったのだ。以来、しばらく、誰かを好きになるたびに考えた。今まで、自分が誰かを好きになった時 ──いつも、「淋しいから」があったんじゃないか。そう、あったのだ。淋しいから好きになる…これは、何か、
わたしは、あなたではない。あなたは、わたしではない。でも、あなたの中に わたし いてわたしの中に あなた いてそれぞれ 自分の中で相手を信じるということ。わたしの中のあなたをわたしは、大切にするということ。あなたのことは、わからない。だから
☆アクセスありがとうにほんブログ村 ☆ランキングに参加してます☆ 笑福亭笑瓶さんがお亡くなりになったとかショックです!ほぼ、同年代の方の訃報は特に辛いです心か…
そのベッドは、昔、回っていたという。なぜ回らなければいけなかったのか?一度は、回ってみたかった。いや、回されてみたかった、か。「モーターから火を噴く」という理由で消防法で禁じられたらしい。燃えるような恋もほんとに燃えてしまってはいけないのか
私はね、好きになったひとを、愛したいだけなんだ。セックスとかプラトニックとか、どうでもいい。ただ、愛して、愛して、愛しまくりたいんだ。ずっとだと、大変だから、期間限定で。1日半とか2日なら、大丈夫。3日も4日は、ムリ。そんな長く、愛せない。
「わたしはあなたじゃないから、あなたを愛せたのよ」「おれもそうなんだ、おれはきみじゃないからきみを愛せた」「違うって、素敵なことなのね。その違いのために、こんな気まずくなってるなんて!」
親愛なる恋人さま ,お元気ですか?毎日、貴方のことを想っています。貴方のことが、頭から離れません。寝ても覚めても、離れません。少し、離れて下さい。 かしこ
あなたに愛人がいたとする。彼女は、あなたを愛し、あなたも彼女を愛している。 彼女には夫がいる。あなたにも妻がいる。しかし、おたがいに、愛人がいることを隠さない。とてもオープンな関係だ。 あなたは、自分の妻が、愛人とつきあい始めてから、生き
私、あなたのこと、愛してます。とっても、とっても、愛してます。でも、これ、私、よくわからない。愛する、なんてどういうことなのか、私知らない。でも私、それを平気で言葉にしてる。だから私はわからない。ひどい話だわ。
いろんなひとを、好きになって下さいあなたは 誰のものでもないのですあなたの、みちを、行って下さい別れた ひととの思い出は忘れないよう 札たててポツンとひとりになった時ほんのり温かくヨカッタナ、って眺められますようそこに わたしの札もあります
セルジュ・ゲーンズブールの「ジュテーム…」という映画で、主人公は、「一緒にイクこと。それが愛だ。」と言っていた。一緒にイクこと。これが、愛だというのだ。それは、様々な意味を含んでいる。一緒にイクとは、どういうことか?どのような意味であれ、一
月がいるから 地球 いて地球 いるから 月がいるあなた いるから わたしいてわたし いるから あなたいる歌が聞こえる。細長い1DKの賃貸マンション。私の住む部屋の玄関ドアの、すぐ右横が隣人の浴室なのだ。彼女は少し声を抑え、遠慮気味に囁ささや
私は嫉妬した。 私は専業主夫である。彼女からは、たまに、職場の話を聞いていた。わけのわからん上司がいること、とても感じのいい初老の先輩がいること、今日はひどい客が来た、等々。 ある日彼女は、軽やかに帰ってきた。たいてい、ああ今日も一日、疲
誰の理解も得られない婚約破棄の後も、きみはレギーネのことを一心に思っていたね。 ひょっとしたら、きみはレギーネを愛するために、結婚をしなかったんじゃないか? 文学史上稀に見る、きみの遺した膨大な日記。そして溢れる文字量の著作。その作品文中
初めての恋人は、14歳。2度目は、16歳。19、30、40辺りでも。 初めてのことは、何でも新鮮だ。恋は、特に。 それまで、ロックやらフォークやら、いろんな音楽を聴いていた。 それらの歌の中に、必ずといっていいほど出てくる「恋」というもの
少女が一輪の花をもってその花弁を一枚一枚、「好き、嫌い、好き、嫌い…」むしっているのが見える。 わたしも恋心、花に託そう。何も知らない花とこの心同じだから
わたしがあなたを好いた理由は あなたがわたしを好いてくれたからで そこにわたしはいなかった わたしがいたのはあなたの中で わたしの中にはいなかった わたしの中には何もなかった だからあなたに わたしは埋められた
嫉妬しない。したくない。(しようとする自我を、ほのかなくすぶりに変えること。相手を認めること。そこから、翼のようなものを自分にそえること) 独占しようとしない。(独占欲は、諸悪の根源と思っている。かの戦争をみたか。想像したか。土地を、醸土
ゲーンズブールの「ジュテーム…」の一場面にあったような言葉。恋は盲目、か。心と身体がチギレる。頭の中へと旅に出る。勇気が要るよね、あなた。
ふいに私は、腕立て伏せ、ヒンズースクワット、腹筋運動などをやってしまう。守りたい、というオスとしての本能だろうか。出てきた腹をひっこめたいという自意識だろうか。いずれにしても、健康的である。恋をするということは。
「やあ、来たよ」「うん。今日のテーマは恋愛だ。 前話の、絶望と希望が自分の外にあり、自分はただそれに捉われているだけ、という心の動きが、恋愛の場合はどうなるのか。考えてみたいと思う。『恋愛の最初の期間こそ、この上もなく美しいものである。その
「好きになる/嫌いになるがあるね? それこそ、自分の内から出てくるものではないか?」「ほう。うん、好き、嫌い、あるよ」「でもきみはこう言うんだろう、『ポテチや花や犬が好き、それもポテチや花や犬という外の対象があって、初めて好きと言えるのだ』
彼女は、アンティークなアクセサリーを見るのが好きだった。 イオンモールや百貨店に行くにつけ、必ず立ち寄る小物売り場。「どうしてそんなに好きなの?」「だって、ちっちゃくて可愛いんだもん。それに、いつも身につけられるし」「ああ。オレも可愛くな
感情的になるといわれているが、いまやラブレターなんて書かんか。メールか。 しかしラブレターはいいと思うが…。 交換日記、なんてのも死語なのだろうか。 ラブレター。考えてみたら、もらったことないナ。「愛してる」「好き」といった言葉がないと、
2月14日、息子から、臨時補正予算を要請されました。予算じゃないか。緊急支出。(ちょっと多いかな、でも、恥をかかせちゃいけないし)と思いながら、多めに渡し...
夜の海だった。星がちらちら、自身の光に眩しそうに瞬きしていた。 まんまるお月さんが、じっとこっちを見ている。 その月の前を、長い尻尾の雲が2、3、魔法使いの乗った箒のように横に伸びていた。 男は、岸辺を離れて小舟を漕ぎ出した。死にたかった
女と男は、カラオケボックスに入った。 この二人、どちらかといえば、女のほうが、男に惚れているようだった。 それを感知していた男は、女の自分に対する好意が薄まらぬよう、デートのたびに努力していた。(なるべく、無駄口はたたくまい) 以前、女は
この夏は、恋をしなかった。 もう、今までにいっぱい恋をしたし、もうあんな思いに身を焦がすこともない。 そう思うと、女は淋しい気がした。 出逢いがないということは、別れもなかった。 際立って何の変化もない、この平坦なのっぺりした道を、来る日
きわめて個人的なことである。 それでいて、他人を巻き添えにする、厄介な恋情。厄介? そんな災厄でもないはずなのだが… 淋しいから好きになる。 暇だから好きになる。 綺麗な人だから好きになる。 私の場合、三番目の理由から好きになった。 リサ
しばらく言ってない言葉。 こないだ言ったか。 冗談みたいにでしか言えなくなってしまったが。 たぶん、愛してるなんて 言ったことない人のほうが、誠実な気がする。 あまりに刹那的だし 情熱はモロいし 愛するなんて、そんなもんじゃない 本気で言
オレ、恋してるなぁ、と思った。 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(フルトヴェングラーの。YouTubeで観れます)でドンナ・エルヴィーラ役をしている女の人に。 まず声が好きになって(低音が、癒しのようだった)、よくよく見たら、その容姿も好きにな
「私は、夫を、ほんとうに愛することができませんでした」 泣きながら、女は言った。「そして、愛人も、ほんとうに愛することはできませんでした。 産んだ、わが子さえ、ほんとうに愛していたのかどうか、わからない」 女は、むせび泣いた。「私は、誰も、