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天空のドロップシャドウ ── 続々・夏待日記 令和八年五月十三日(水)
「錯覚の楽しみ (その15)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高層雲(おぼろ雲)の変種である半透明雲に出現した「飛行機雲の影」だ。どこが飛行機雲の影なのかというと、飛行機雲に沿って上側にドロップシャドウのように見える暗部が"それ"なんだよね。あ、違うな・・・。「ドロップシャドウのように」ではなく「ドロップシャドウそのもの...
【三訂版】 ちょっといいエピソード ── 春採湖畔にある我が故郷釧路の老舗蕎麦屋のことを書いてみる
「トワイライト・グラデーションとコラボする大楠のシルエット」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight 過去記事で何度も書いているんだが、北海道は日本有数の海の幸、山の幸の味覚を楽しめるところだ。このことについては、誰も異存がないと思う。その中でも我が故郷釧路は、群を抜いて美味いものがわんさかとある街である。言うまでもないことだが、北海道四大ラーメンの一つで...
連休に 泊まる家族に 部屋を空け 短い晴れ間 布団叩いて 連休中、一番印象に残ったやり取り 丁度前日に、情報番組で連休に帰省する 子供や孫たちに対する実家(親や祖父母 )の本音・・・という内容を見ていまし た。 <本音1> 娘が孫たちを連れて帰省してくれるのは 嬉しいけれど、なにぶん、娘家族は外国 暮らし。久しぶりの帰省だからと1か月 も居られるとさすがに疲れる・・・ <本音2> 子供たちが孫を連れて帰って来ても要は 本人たちが休むために帰って来ているの がミエミエ。夫婦揃って一日中寝ていて 孫の相手や食事の用意などを一切しない ・・・ など、思わず笑ってしまう内容でした。 そして翌日。 午前…
私の趣味は園芸の他に短歌があり、こちらは始めてから三十年ほどになります。未来短歌会に所属し、毎月十首を会の雑誌「未来」へ送稿しています。最近は植物や園芸関連を…
人様のメシを勝手にああだこうだ言う愉しみ(名人戦第三局編) ── 続々・夏待日記 令和八年五月十一日(月)
「早春の外接ハロ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は巻層雲(うす雲)に霞む空に出現した外接ハロの下側部分だ。以前の記事でも書いたが、太陽から角距離で22度離れた12時や6時の位置付近に光彩が見えている場合は「22度ハロ(内暈)」ではなく、下部または「上部タンジェントアーク」、あるいは「外接ハロ」の一部であることが多い。光彩の一部だけが見えてい...
【改稿版】 過去は未来である ── 続々・夏待日記 令和八年五月十日(日)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を見送って (その19)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 「共にある」ということは現世における存在が「有か無か」という問題ではない。しかし、残された者は逝ってしまった者の無念や想いをしっかりと受け止め背負って行くことになる。決意とか信念といった大袈裟に構えたことをやろうというのではない。日々飯を食い、仕事をし、夜になった...
今宵は尾籠な話で恐縮ですが ── 続々・夏待日記 令和八年五月九日(土)
「嗚呼、巻雲の日々 (その8)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある初冬の午後に撮影した「房状巻雲」がみるみるうちに「鈎状巻雲」に遷移して行くところだ。房状巻雲も鈎状巻雲も、巻雲の五つの雲種(他に毛状雲・搭状雲・濃密雲がある)の中では比較的珍しい部類になるんだが、この日は終日巻雲がバンバン飛んでいたのでしばしばこんな空景が見...
ラピスラズリって知ってる? ── 続々・夏待日記 令和八年五月八日(金)
「VHFアンテナのある空景 (その10) ── 特別出演:外接ハロさん・友情出演:7羽の雀さんたち」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、数年前の冬に撮った「VHFアンテナのある空景」シリーズの一葉なんだが、特別出演の「外接ハロさん」と友情出演を快諾していただいた顔なじみの「7羽のスズメさん」たちの、絶大なご支援とご協力がなければ撮影出来なかっ...
野草のネーミングにもドラマがある? ── 続々・夏待日記 令和八年五月七日(木)
「ママコノシリヌグイ (#1)」「ママコノシリヌグイ (#2)」出典(#1, #2とも):「金沢の野草(ブログ)」に掲載されているこの画像は、著作権者である tadao氏 の許諾を得て転載しています。 昨年の夏、いつも訪問を楽しみにしている金沢の野山に咲く花や風景などを美しい写真で紹介するブログ「金沢の野草(ブログ)」へお邪魔したら、その日は「ママコノシリヌグイ」(継子の尻拭い、学名: Persicaria senticosa、タデ...
地にはジンパの花が咲く ── 続々・夏待日記 令和八年五月六日(水)
「日本で一番美しい桜 ── エゾヤマザクラ #1」花も大きく色も濃いエゾヤマザクラは、ソメイヨシノよりはるかに美しく見栄えがする。道産子の脳には「桜とはこういうものだ」という刷り込みがされている。画像出典:中村昌寛氏 撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。「日本で一番美しい桜 ── エゾヤマザクラ #2」エゾヤマザクラが華やかに見えるのは、花弁の鮮やかさに加えて葉が赤いこともその一因だと思われる。画...
嗚呼至福カナ君ノ曳航 ── 続々・夏待日記 令和八年五月四日(月)
「大楠のある空景 (その10)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、大楠の脇に突如出現した「右幻日」だ。幻日に限らず、大気光学現象の画像を掲載する度に"突如"だとか"一瞬"だとか"刹那"だとか"あっという間に"だとか"数カットも撮らないうちに"などという単語やフレーズを乱発しているので、いさ...
人生って頓死の連続かも知れないね ── 続々・夏待日記 令和八年五月三日(日)
「『おーい』か『バカヤロー』かでちょいと悩む黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 先月のある日の黄昏時、大楠の向こうに広がる「波状層積雲」(うね雲)が鮮やかな茜色に染まったので数カット撮ってみた。この時の俺の心境が「おーい」だったのか「バカヤロー」だったのか、今となってはもう思い出せない(笑)。 藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・棋王・王将...
君と初夏の出世坂下る ── 続々・夏待日記 令和八年五月二日(土)
「この光環がこのような光彩であるための諸条件」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/4000sec., ISO100, WB:Daylight トップ画像は、毎度お馴染みの「光環」なんだが、あちこちフォルムが歪んでいて、これ以上崩れたら「彩雲」と呼ばれてしまうのを必死に堪えている姿が実にいじらしい・・・と思わないか(笑)。過去記事でも触れているように、光環も彩雲も同じ原理で、つまり太陽光が雲を構成する水滴を...
狭き庭 春を迎えて 賑やかに 今年の新入り 芍薬の花 一年で育ってくれました 桜も葉桜が目立ってきました。気温も初 夏とも思えるような暖かい日もあり、一 気に植物たちが芽吹いてきた感じです。 今の主役は「新玉ねぎ」。小振りですが 妻と2人で食べる分には十分な数が採れ そうで、まだ半分くらいは土に埋まって いる状況です。その横には「新じゃが」 も順調に育っています。 新玉ねぎはスライスしたり、蒸かしてい ただいています。もうしばらく食すこと ができるでしょう。いつもこの時期の楽 しみになっています。 そして、この新玉ねぎが終わったあとの 次の主役候補が今年は「芍薬」になりそ うです。 ちょうど去…
(2026年3月~4月に詠める <「日々のお題」等>) 3月から4月末にかけて詠んだ 短歌と俳句を以下に並べる。 予想外に早くまとまった。 なお、例によって…
2026年4月に詠める <基本> ブログ記事に添えたものです。 今月の記事アップはわずか数回のみ。 よって、短歌/俳句の掲載は、極めて少ない 結果となりまし…
AT車って、想像以上にめんどくさいヤツだったよ ── 続々・夏待日記 令和八年五月一日(金)
「雲を消して行く飛行機雲 (その12)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻積雲(うろこ雲)に出現した"雲を消して行く飛行機雲"、そう「消滅飛行機雲」なんだが、出来てからかなり時間が経過してしまったので、一旦消滅した部分が徐々に復活して元の状態(つまり巻積雲)に戻ろうとしているところなんだよね。こうなると「雲の影」や「飛...
フリー画像 運命は叩かずに来てピアニシモ 幼なじみのやうな約束 フリー画像 「運命は、こう扉を叩く」とはベートーベンですが、私の今までの人生をふり返ってみると、運命はそんなに激しくジャジャジャジャーンとはやっては来ずに、 足音も立てずに静かに訪れて…その時にはそれとは分からずに、そうして、ずいぶん後になってから、良くも悪くも、あれが運命の転換点だったと気づくことが多かったように思います。 それはまるで当たり前のようにひっそりと静かに来て、気づいたら寄り添っているどこか懐かしい幼なじみのようで…… 「ああ、なんだ君か」 「これって、ずうっと昔からの約束だったよね」と言われて、 「ああ、そういえば…
鍵の音冷淡に響く病棟の「罪人」の涙無罪の香りちょっとこの歌は精神科に入院したことのない方にはわからないかも知れません。精神科病棟は、他の科とはまるで違います。体のいい ムショ なんです。ナースは全員肩から鍵の束をかけてじゃらじゃら音をさせながら歩いてます。#ネガティブのままでいい#短歌...
赤信号はみんなで渡っても怖いんだよ ── 続・夏待日記 令和八年四月三十日(木)
「後悔なき邂逅」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ほんの一瞬出現したところを偶然見つけて撮影した右幻日なんだが、なかなか美しく光彩が分散していると思わないか(笑)。見えていた時間は1分などというレベルではなく、せいぜい20~30秒程度のまさしく一瞬だった。たまたま太陽から22度右に離れたポイントに、たまたま平べったい六角柱から成る氷晶で...
私は自称『我妻御用達専属カメラマン』と自笑し,これまで結構な量の相方写真を撮り続けているが、元撮人科写真家の端くれとしては、人のいない風景はどうも撮る気がしない・・・という理由で、相方を風景の『つま』として添えるのですが、最近彼女はシワやらシルエットやらを気にして撮影を断ることが増え困っていた・・・。 昨日は、昨年3月に参加して味をしめたガイド付き観光バスで『奈良大和四寺巡り』に再び参加し、朝8時から夕方6時までの長丁場に4っの寺を巡ぐったが、今回は春爛漫の時期で本当に美しい花々に囲まれた山奥の寺の参道に魅せられ、私ら夫婦は気が舞い上がっていた。 去年は3月ということで参加者も十数人であったが…
人様のメシを勝手にああだこうだ言う愉しみ(名人戦第二局編) ── 続・夏待日記 令和八年四月二十九日(水)
「VHFアンテナのある空景 (その30)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight 強風の吹き荒れたある日の午後、南天に波状高積雲が進んで来たと思う間もなく、各雲片が崩れて波状雲全体がもやっとした塊の集合体になった。よく見るとその塊一つ一つは全て尾流雲だった。雲の端にはうっすらと光環もかかっている。どうってことのないカットに思えるかも知れないが、俺が秘かに気に...
【改稿版】 君と話がしたいのだ ── 続・夏待日記 令和八年四月二十八日(火)
「オトンルイ風力発電所の風車群」jcd さん撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。 本日の関東地方は久々の夏日となった。俺のところ(埼玉県北部地方)では、最高気温が26度まで上がり、半袖Tシャツで一日を過ごした。陽が落ちると涼風も吹いてきて、"北海道サマー"のバルコニーで仕事上がりの一杯を飲った。いいねえ、まだヤブ蚊も出ていないし、日はどんどん長くなる。梅雨入りまでのあとひと月...
「ローリング・ストック」って常識だと思うよ ── 続・夏待日記 令和八年四月二十七日(月)
「ある氷晶マジック」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight外接ハロが、氷晶でできている巻層雲の部分だけに出現していることに注目されたい。 本日のトップ画像は、巻層雲に出現した「外接ハロ」の一部・・だ。実は「外接ハロ」と「タンジェントアーク」は出現原理としては同じ大気光学現象で、太陽高度が30度以下だと太陽を挟んで「上部タンジェントアーク」と「下部タンジェン...
NHK短歌4月号/短歌雑誌/歌に名前を入れて贈る/感想レビュー・紹介など
短歌を始めてから、「ラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日」「シン・短歌入門」「俵万智 未来のサイズ」「優雅に楽しむ短歌」「花いちもんめ 鳥海昭子歌集」「楽しい短歌入門」などを読みました。 この「NHK短歌 4月号」を手にした時には、すでに月半ばになっていました。 巻頭秀歌が、川千嘉子選による石川信雄〖シネマ〗のこちらです。 すばらしい詩をつくらうと窓あけてシャツも下着もいま脱ぎすてる マジか~! NHK 短歌 2026年 4月号 [雑誌] 「いや~、私はそれほど過激では~~」 伸ばしかけた手をおもわず引っ込めましたが、NHK短歌を勉強してるというブログを読んだことをふり返って、気を取り直して…
磨いて光らせたい我が”Bronze Week” ── 続・夏待日記 令和八年四月二十六日(日)
「紛うことなきザ・彩雲 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight 光環と彩雲は、ほぼ同じ原理(雲を構成する水滴を太陽光が通過する際の回折現象)で出現する大気光学現象なんだが、よく見かけるのは光環の方で彩雲は頻度的にかなり少ない。この画像は、光環だろうと思って撮ってみたらたまたま彩雲だったという一葉だ(笑)。フォトジェニックというほどのカットでも...
たまには人生のカンフル剤を ── 続・夏待日記 令和八年四月二十五日(土)
「黄昏の現象と幻象」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight よく飛行機雲が、雲間を縫うように軌跡を引いて見えることがある(例えば「こんな飛行機雲」)。ただ、多くの場合それは錯覚で、実際の飛行機雲は雲の前方や下方に存在することが多いんだが、本日ご紹介する画像は、"縫うように"ではなく、正真正銘の「雲間を"縫って"軌跡を描く飛行機雲」なんだよね...
牛の眼は聖者の眼だよと言っていたあなたの その眼も聖者に見えた若い頃付き合っていた彼が、動物好きな私に牛の眼は、聖者の眼って言われてるんだよと言っていたことがあった。彼のアパートは都心にあったのに、何故か近所に小さな牧場があって、確か、僅か30坪くらいの草っ原に2~3頭の牛が放牧されていて私は、彼のアパートに行く度、その牛たちを見に行った。大きな顔を私になすり付け、大きな目は真っ黒で牛たちは何故か、...
オレンジ色の憎いヤツ ── 続・夏待日記 令和八年四月二十四日(金)
「図鑑的高積雲之図 (その13)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は久々に「図鑑的高積雲之図」シリーズで行ってみたい。波状雲は大気波、つまり本来であれば目には見えない大気中の様々な要因(気圧・重力ポテンシャル・気温・風速などの差)によって生じた空気の波が可視化されたものなんだそうだ。そう言われてみると、今まで漫然と眺めていた波状雲が...
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