メインカテゴリーを選択しなおす
The Inn of Earth / 此岸の宿 [亭主は門扉の錠を下ろしてしまった ── サラ・ティーズデールの詩を訳してみる 第13回]
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日は、久々にサラ・ティーズデールの詩を一篇ご紹介したいと思う。この作品を採り上げたのは、以前ご紹介したクリスティーナ・ロセッティの"Up-Hill/上り坂"という一篇を思い出したからだ。もしかしたら、この作品はサラのクリスティーナに対するアンサー・ポエムじゃないかと思ったくらい...
【改訂版】 たいていの人が「よい」というものは、たいていの場合「よくない」ものなんだよね ── 続・夏待日記 令和六年四月二十三日(火)
「『どろどろ』と音が聞こえて来そうな光環と彩雲」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f16, 1/4000sec., ISO100, WB:Daylight 以前にも書いたことがあるが、俺は子供の頃から「変なヤツだ」と言われて来た(笑)。もちろん、ほめ言葉なんかじゃないよ(笑)。「変わってるねえ・・・」「えっ、何で、どうして?」「へそ曲がり」「天の邪鬼」「この、ひねくれもん!」「なんで、みんなと一緒じゃ駄目なんだ?」等々、...
ニュースと月曜日と春愁 ── 続・夏待日記 令和六年四月二十二日(月)
「春は朧の昼下がり (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 過去記事でも何度か書いているが、春分・秋分の前後は、我が家のバルコニーから見てちょうど大楠の向こうに陽が落ちる。特に黄昏前などは、大楠の枝葉のシルエットと茜空のコントラストが美しいのでよく撮影するんだが、この日はそれにはまだ少し早い午後の霞空を背景に撮ってみた。こういうのも、なかなかいいも...
∞ 霊格を上げ、言霊を唱えたら起きたこと #今日のひとことブログ
《優雅に飛んでいく鳳凰さま》 ご訪問いただきありがとうございます∞ 今日のテーマは言霊を唱えたら起きたこと 私は、自営業で家政婦を主軸に介護、風水、整…
僕はもう星へ還らなきゃ ── 続・夏待日記 令和六年四月二十一日(日)
「天(あめ)の海に連なる雲の波」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、半月ほど前に撮った日没前後の東天だ。三列に連なる雲の波が見えて、その中段だけが残照に映えていた。黄昏時は、つい西天の方に注目してしまいがちなんだが、東天にもなかなか魅惑的な空景が広がっていることがある。その代表例が「地球影とビーナスベルト」や「反薄明光線」なんだが、他に...
Everybody Loves Lazy Saturday ── 続・夏待日記 令和六年四月二十日(土)
「ある飛翔 (その91)」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、飛行機雲がいわゆる「逆さだるま」になったところなんだが、これは上空の風が弱い時、飛行機雲を形成する氷晶(氷の微細な結晶)が周りの水蒸気を次々に集めて成長し、そのうちに自らの重みで垂れ下がった姿なんだよね。撮影していると、巻層雲(うす雲)に「飛行機雲の影」を生じているのが見えた。「逆...
桜前線、津軽海峡を渡ってラストスパート ── 続・夏待日記 令和六年四月十九日(金)
「春は朧の昼下がり (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻層雲(うす雲)に出現した昼下がりの「外接ハロ」と「22度ハロ(内暈)」だ。太陽の真上、11~1時くらいの範囲に見えるやや鮮やかな光彩が外接ハロ、正しくはその一部だ。外接ハロの右端から分岐するように弧を描いているのが22度ハロ(内暈)ということになる。よく見れば、外接ハロと22度...
春の試練は計り知れん ── 続・夏待日記 令和六年四月十八日(木)
「春愁を煽り立てる暗雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、細長い層積雲(うね雲)が太陽を覆い隠して、その背後にある雲のフォルムが浮かび上がったところだ。つまり、この暗雲がなければ、太陽光が強烈過ぎて周辺の雲の様子は分からなかったということなんだよね。で、何か面白いものでも写っているのかって・・・そ、そったらもん、写ってる訳ないべさ(笑)...
思えば遠くへ来たもんだね ── 続・夏待日記 令和六年四月十七日(水)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第39便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毎度お馴染みの「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズの一葉で行ってみたいと思う。この時の飛行機雲は、そのものズバリの"夕焼け色"に染まっていたことをよく覚えている。考えてみれば、何気なく茜雲とか夕焼け雲とか黄昏雲とかいうけれど、その色合いはその日その時によって様々...
3月に入って繁忙期も落ち着いてきて、ようやく仕事以外での言語能力(たいしたこたない)が戻ってきた感じです。 久しぶりに…行きそびれていた美容室へ行きました。 長らくボブで、前髪無しだったのですが。 伸びたことをイイことに、ネオウルフにして、前髪も作りました。 おでこのシワを隠したい〜(・∀・)← ************* 11日 今回のお休みは、何もしない、ゆっくりしよう!と思っていました…
たまには神の視点で ── 夏待日記 令和六年四月十五日(月)
「ある飛翔 (その90)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight このところ夕景が続いたので、本日は紺碧の空をバックにした「ある飛翔」シリーズで行ってみたいと思う。まあ、ちょいとヨレヨレだが、そこはご愛敬ということで(笑)。本当はもう少しシュッとした飛行機雲もあったんだが、記事の都合上この画像をセレクトさせてもらった。 先日、某科学サイトを漁っていたら、ちょっと...
雲片(くもぎれ)の宅急便 ── 夏待日記 令和六年四月十四日(日)
「春の朧の黄昏の (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 連日の夕景で申し訳ないんだが、最近何故か大気光学現象がさっぱりなんだよね。困った時の夕景頼みということで、ご容赦願いたい(笑)。まあ、それはともかく、この「薄明光線」を視た瞬間「おお、軍艦旗や!」と思ったんだが、よく考えたら「旧海軍軍艦旗」も「海上自衛艦旗」も「旭日・・旗」、つまり朝陽に出現...
セドナからコンニチハ~!Krystalです。 今日のブログはセドナのトレイルから素敵な空と景色のお届けです。 夕方だったのでちょっと画像が暗めですが、美しい…
既視感は幻じゃない ── 夏待日記 令和六年四月十三日(土)
「黄昏の椿事 ── ソラに穴が空いたという訳ではありませんが (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日は蔵出し画像から「穴あき雲」をご紹介したいと思う。この時は、夕陽に「太陽柱(サンピラー)」らしきものが出ていたので、そちらを撮ることに夢中になっていて雲の方はノーマークだったんだよね(笑)。ファインダーの上の方に穴あき雲のようなフォルムが見えたので、...
ウンガレッティを読む君の熱 ── 夏待日記 令和六年四月十二日(金)
「凛として颯爽と行く」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 久々に眉目麗しき「鈎状巻雲」を見た。これが数本の群れであったらもっとよかったんだが、残念ながら一筋だけの艶姿だった。巻雲(すじ雲)は雲種として毛状雲、鉤状雲、濃密雲、塔状雲、房状雲の5形態に分類されるんだが、図鑑や教科書に巻雲の代表として必ずといっていいほど載っているのがこの鈎状巻雲なんだよね。しか...
春爛漫に反比例する僕の春愁 ── 夏待日記 令和六年四月十一日(木)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第38便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、大楠の向こうに沈む夕陽と飛行機雲のなれの果てだ。このトレイルの左側に広がる雲は、飛行機雲から巻層雲(うす雲)が派生し、さらに巻積雲(うろこ雲)に遷移しているところではないかと思う。こういう春らしいぼうっとした黄昏もいいよね。何だか「朧月夜」でも口ずさみたくなってしま...
サニーサイドアップに裂傷負わせた朝 ── 夏待日記 令和六年四月十日(水)
「春愁を煽り立てる黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は、茜色に染まる巻積雲(うろこ雲)だ。ちょっと面白いのは、画像の下の方はノーマルな巻積雲なんだが、上に行くに従って次第に波状(巻積)雲に遷移し、上端部は巻雲(すじ雲)を派生しているように見える。この茜色って、何だか「おーい」とか「バカヤロー!」とか「○ん○○え!」とか「○○っ○れ!」とか...
「暁にめざめし春の女神すら」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 今年も本ブログ恒例の『やさしく雨ぞ降りしきる』をご紹介させていただく季節となった(笑)。もう読み飽きた、耳タコだというフォロワー・読者諸兄姉の皆様におかれましては、この記事は本ブログ恒例の"生誕祭"みたいなものなので、何卒ご容赦のほどを(笑)。 この詩をご紹介する度に同じ事を書いて...
セドナからコンニチハ~!Krystalです。 雪解け水で川の流れが元気の良いこの季節♡ もうそろそろ雪の風景ともオサラバです。 ・・・ってコトで、まだ雪が残…
もしかして、これも春愁なのか? ── 夏待日記 令和六年四月八日(月)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第37便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「黄昏発黄泉こうせん行」と銘打っているくらいだから紛れもなく飛行機雲のカットなんだが、ご用とお急ぎでない方はどこにあるのか探してみてほしい。ここには、フレッシュなトレイルとなれの果ての二本の飛行機雲が写っている。中央やや左寄りの羽毛状のフォルムの、肋骨巻雲のなり損ねみ...
北海道サマーの午後を堪能する ── 夏待日記 令和六年四月七日(日)
「先陣争いをする乱層雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、雨を降らせる雲の代表である乱層雲(あま雲)だ。雨を降らせる雲のもう一方の雄である積乱雲(かみなり雲)はご紹介する機会も多いんだが、本ブログで乱層雲を掲載した記憶は片手に余るほどだと思う。それも、降水雲や尾流雲をフィーチャーしたもので、乱層雲が主役ということではなかったように思...
Spherescapes 26, Plau Tioman, Malaysia 2018 子供のころから周りの大人に「お前はだめだ」と叱りつけられることが多かったです。若いころは上司に「馬鹿!」「馬鹿!」と怒鳴りつけられ。結構年が行ってからでも「あなたは人間性に問題がある」だの「最低の人間」だのと罵られたり。今ならばパワハラとかで問題になりそうなレベルでこき下ろされつづけてきました。自分としてはいろいろと考えた末の行動や発言を曲解して頭ごな...
その予兆(サイン)襟元にあり ── 夏待日記 令和六年四月六日(土)
「おっぱいがいっぱい」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、昔一旦ボツにした層積雲に生じた「乳房雲」を引っ張り出してきた。乳房雲は、意外とこじんまりと出現することが普通で、全天や半天を覆うなどというスケールで出現することは稀だと思う(少なくとも俺は見たことがない)。この画像のM乳房雲はけっこうな広範囲に出現したんだが、気づいたのが少々遅く...
幻だっていいじゃないか ── 夏待日記 令和六年四月五日(金)
"Twin Clouds" Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight ふと見かけたうり二つの雲片を望遠ズームで撮ってみた。まあ、同じくらいのサイズの雲片が並んでいたら、当然のことながら同じ気象条件下にある訳だから、同じような変化をして同じようなフォルムになって行くのは当たり前の話なんだけれどね(笑)。そういう意味でも、この二つの雲片は双子と呼んでも間違いではないと思うよ...
アシンメトリーが僕を泣かせる ── 夏待日記 令和六年四月四日(木)
「ある飛翔 (その89)」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻層雲(うす雲)の中を行く飛行機とその飛行機雲コントレイルだ。この時は、たまたま望遠ズームをセットしていたので機影を捉えることができた。まあ、紺碧の空を行く飛行機雲も美しいんだが、こういうのも春らしくてよろしいんじゃないだろうか(笑)。飛行機雲がエンジンの直後ではなく、水平尾翼付近...
すじこと納豆のジレンマ ── 夏待日記 令和六年四月三日(水)
「美しく忙しい循環」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、飛行機雲のなれの果てに生じた尾流雲が、気流に煽られて翻っている様子だ。尾流雲は、過去記事で何度か書いているように、雲を構成する水滴や氷晶(専門的には、これらは「降水粒子というそうだ」)が落下する現象なんだが、これらが雨や雪として地上に到達する前に蒸散、昇華してしまうものを言う。考...
【改訂版】 美しいものが儚いのではない、儚いから美しいのだ ── 「乳房雲コレクション展」をやってみる
「真夏の証明」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight残照に映えるかなとこ雲と乳房雲。どこに乳房雲があるのかというと、かなとこ雲の「朝顔型」に開いた雲底にぼこぼこと見える突起がほぼ全て乳房雲だ。かなとこ雲には、このようなフォルムの乳房雲が形成されることが多い。「真夏の証明(部分拡大)」 突然思い立って、「乳房雲コレクション」をやってみることにした。前にも何度か...
ロクブテしたくなる話 ── 夏待日記 令和六年四月一日(月)
「冬将軍退散を告げる空」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、朝から厚い暗雲に覆われていた空が午後遅くなってようやく太陽が顔を覗かせたところだ。画像タイトルに別段深い意味はないんだが、あの異常な寒い3月に苦しめられた身としては、何となくこういうこじつけをしたくなるんだよね(笑)。たまたまその位置が大楠の真上だったというのも、天からの啓示を...
君にとことんイジられたい ── また・夏恋日記 令和六年三月三十一日(日)
「風の断層」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、小さな雲片から尾流雲を生じているところなんだが、尾流雲が落ち始めるやいなやその向きを90度変えて横方向になびいているのが面白かったので望遠に換装して捉えたカットだ。このように雲が急激な変化を見せる時は、そこに「ウインドシア」(水平あるいは垂直方向に風向や風速の差異がある状態、言うなれば「風の断...
蚤の心臓、いざ行かん ── また・夏恋日記 令和六年三月三十日(土)
「VHFアンテナのある空景 (その76)」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「22度ハロ(内暈)」をかすめるように通過した飛行機雲のなれのはてだ。双発のエンジンから出来た飛行機雲が一体化せずに微妙に捩れるように分離しているのが面白い・・・なんてことを感じるのは重度のソラ屋病感染者だけだと思うが・・・(笑)。22度ハロの12時付近にうっすらと「上部タンジェン...
日本★大阪|3月末で販売中止の【チェルシー】探し断念!(2024.03.28-29)
ニーハオ!R-pandaです。中国から日本帰国中。 3月末で販売中止の【チェルシー】探し断念‼︎前の記事で書いたように、、、『日本★大阪|父の入院日☆あまりに…
「やさしくてクールな黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight「じゅうはち」しーちゃん18歳の心の中の"よこしま"はペロンと出した舌だけが幼い心で残っているそんな"ずるさ"です「蒼穹の飛行隊 / The Squadron in the Blue Sky #4」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight ずっと迷っていたんだが、しーちゃんの詩...
大人の山葵利かせやがって ── また・夏恋日記 令和六年三月二十八日(木)
「揺れる睫か紅涙か」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「22度ハロ(内暈)」の縁をかすめるように通過した飛行機雲のなれの果てだ。飛行機雲は、その時々の大気の状態(湿度や気流)によっていわゆる「逆さだるま」になったり、この画像のような簾状に変化することもある。もう何度も書いているが、多くの人は見つけても「あ、飛行機雲!」などとちらっと一瞥...
【改訂版】 咲かぬなら、せめて「言葉の花見」を ── 「桜の短歌祭」をやってみる
「日本で一番美しい桜 ── エゾヤマザクラ #1」花も大きく色も濃いエゾヤマザクラは、ソメイヨシノよりはるかに美しく見栄えがする。道産子の脳には「桜とはこういうものだ」という刷り込みがされている。画像出典:中村昌寛氏撮影によるこの作品は写真ACから提供されています。 今日の俺のところ(埼玉県北部地方)では久々に晴れて、ちょいとだけ春の陽気を感じられた。しかし、本日も気象庁の標本木である靖国神社の境内の染井...
ご訪問ありがとうございます今日もたくさんのいいね👍️ありがとうございます今日は久しぶりの晴天自宅ベランダからの空雨で寒い日が続いていたので、晴れているだけでう…
君と話しがしたいのだ ── また・夏恋日記 令和六年三月二十六日(火)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第36便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像はある日の朧な黄昏時に見つけた飛行機雲だ。このトレイルが微妙にカーブなんかしているところって、なんとなく色っぽいと思わないか(笑)。あ、せっかく画像タイトルを「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズで行ってるのに不謹慎極まりないかな(笑)。 本日、俺のところ(埼玉県北部地方)で...
春愁の実感 ── また・夏恋日記 令和六年三月二十五日(月)
「一寸失礼」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、大楠の肩越しにちょいと顔を覗かせた「右幻日」だ。一見したところ、幻日が上下に二つ見えているように思えるんだが、そったらことが天地がひっくり返ったとしてもあり得ない(笑)。これは幻日を出現させている氷晶(氷の微細な結晶。この画像の場合は巻層雲)によって構成される雲が、たまたま上下二つに分か...
セドナからコンニチハ~!Krystalです。 4年に1度やってくる2月29日は、グランドキャニオンに行って来ました。 北風びゅーびゅーとっても寒かったけど、…
今宵は「冬追い出し・春愁予防」メニューで行ってみることにした ── また・夏恋日記 令和六年三月二十四日(日)
「春は朧の昼下がり」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、定規で描いたようにきれいに並行する「波状巻積雲(うろこ雲)」だ。この巻積雲の元雲は「毛状巻雲」なんだが、それがフォルムを保ったまま巻積雲に転成した姿だ。この例に限らず、巻雲・巻積雲・巻層雲の上層雲3トリオは、しばしば互いに転成や派生したりされたりしているんだよね。そうそう、画像右...
桜前線、ようやく始動する ── また・夏恋日記 令和六年三月二十三日(土)
「翩翻と風に」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、強い気流に煽られて翻る巻雲列が、同心円を描くようなフォルムをしていたところを撮ってみたカットだ。真下から見ているので今ひとつはっきりしないんだが、雲頭部に特徴的な繊維状のもやもやとした構造が見られるので「鈎状巻雲」と同定してもかまわないと思う。プロセスを見ていないので断定はできないんだ...
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第35便 ── 君が置きたる静寂(しじま)の空は」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:DaylightWintry Shower ── しーちゃんの肩に雪時雨 (まるひら銀水)セデスなる妖しい呪文つぶやいて先行く君に午後の小こ時雨雪時雨 君を誘えばよかったな 和わ商しょう市場で蟹脚を食む手探りで灯あかり点せば涔々と
このブログのタイトル「おとといのソラノイロ」とある通り、私は空が好きです。雲とか星座の名前には疎いけれども、なんとなく空を眺めるのが好き。昨年日本に4年ぶりで一時帰国した際、思うことがいっぱいあって、繋がりについて考えることが多くなりました。そして、世界中のどこにいても空はつながっているんだよなーと感じ。自分が空を見上げた時に感じる、癒しだったり感性を刺激されるようなワクワクだったりを、どこかで誰...
大積ン読山脈未ダ崩壊セズ ── また・夏恋日記 令和六年三月二十一日(木)
「春の朧の黄昏の (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight ちょうど春分前後の今時分は、我が家のバルコニーから見て大楠の向こうに陽が落ちるようになる。大気光学現象やフォトジェニックな雲に恵まれない時など、ソラ屋的には大変重宝する被写体なんだよね(笑)。まあ、現実的にはここ数日強風が吹き荒れていて、とても「春の朧の・・・」などという雰囲気じゃないんだが、一...
泡沫の夢時空を行き交う ── また・夏恋日記 令和六年三月二十日(水)
「私、ここにいます」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ちょっと目を凝らしてご覧いただきたい。これは太陽の周辺にもやもやとかかる巻雲(すじ雲)を撮ったカットなんだが、右端付近にうっすらと右幻日が写っているのがお分かりいただけるだろうか。正直言うと、この日はけっこう強い風が吹いていたこともあって巻雲もちょいと捩れたりしているんだが、幻日...
【改訂版】 何でもかんでも動画ってのはどうがと思うよ ── また・夏恋日記 令和六年三月十九日(火)
「『舞茸ご飯を供えよ!』という空の神様からの啓示」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight 黄昏の空に見事な「舞茸雲」が出た。ちゃんと薄明光線まで出ているので、これが間違いなく空の神様の啓示であると確信した俺は、この日の晩躊躇することなく舞茸ご飯を炊いてお供えした。当然だよ。ソラ屋さんなんだから(笑)。あ、マジな話をすると「舞茸雲」という名の雲は存在しない。...
冬将軍、舞い戻る ── また・夏恋日記 令和六年三月十八日(月)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第34便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、すっかりお馴染み(?)になった我が家のバルコニーから撮った夕景なんだが、主役は茜雲ではない。画像右上から中央付近にかけて、ミミズかナメクジがのたくったような痕跡トレイルが見えるかと思う。実はこれって「消滅飛行機雲」なんだよね。消滅飛行機雲は、飛行機が雲を通過する際、...
歩いていたら不意に空から合図を受けていつもの場所へ待ちかねていたようにここだよ…と光で合図してくれるすると…見てごらん と写真のような空に毎日のように空を撮っていますがこの日の空は格別ありがとうと言いながら撮っていましたにほんブログ村
ハッピー セントパトリックデー アイルランドのお祭りセントパトリックスデーを徹底解説3月17日は、アイルランドのお祭りセントパトリックスデー(St Patri…
アルコールとかアンコールとか ── また・夏恋日記 令和六年三月十七日(日)
「青天の午後の彩り」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日は蔵出し画像から「外接ハロ」を一葉ご紹介させていただきたいと思う。一昨日掲載した外接ハロは、太陽から22度離れた6時の位置あたりにその一部が出ていたんだが、こちらは逆に12時付近の部分的出現となる。この時のことは今でもよく覚えているんだが、特筆すべきはその光彩の鮮やかさだ。俺は後にも先にもこのような明...