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キタノサクラガサイタ ── 続・夏待日記 令和七年四月二十三日(水)
「飛行機雲は千変万化する (その19)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻雲(すじ雲)がバンバン飛んでいたある日の午後遅く、その群れの中を通過した飛行機雲のなれのはてが「鈎状巻雲」に化けているところを見つけた。まあ、一片一片をじっくり見ると鈎状巻雲と呼ぶにはあまりにもショボいんだが、それなりに"雁行"っぽく並んで編隊飛...
【改稿版】 嗚呼、苺つぶし未遂事件 ── 続・夏待日記 令和七年四月二十ニ日(火)
「混沌と整然」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight)左右に出現した幻日と上部タンジェントアークに崩れた飛行機雲とその影。こんな雲に出現する幻日は、出たり消えたり忙しく、片時も目が離せない。「野いちご」赤い実 かわいい実を野原で 見つけたよ野いちご 野いちごだよみんなで 取ろうよ小鳥も 鳴いてるから摘み摘み 遊ぼうよ野いちご 野いちごだよおいしい 実だよ出...
ボーボー去ってまたボーボー ── 続・夏待日記 令和七年四月二十一日(月)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その21)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先月下旬のある黄昏時に隣家の大楠とその枝葉から漏れる陽光を撮ってみた一葉だ。過去記事でも何度か書いたこともあると思うが、春分と秋分の前後には、我が家のバルコニーから見て大楠の向こうに陽が落ちるんだよね。まあ、別に珍しくも何ともない光景なんだが...
僕のヒューズもひゅんと飛んだ ── 続・夏待日記 令和七年四月二十日(日)
"From Day to Night #35" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/30s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ボーボーになって剪定を待つ天空のレッドロビン・・・ではない(笑)。この日は午後になってから西天に「シーラスストリーク」がずっと出ていたんだが、そいつが茜色に妖しく染まったので、バルコニーに出て50カットくらい撮りまくった。そうだね、年に数度くらいなんだが、こんな黄昏...
(とりあえず)すべて世は事も無し ── 続・夏待日記 令和七年四月十九日(土)
「空に花咲く時 (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、波状巻層雲(うす雲)に出た「22度ハロ(内暈)」なんだが、太陽を中心にして波状雲の雲端が花弁のように見えた瞬間を撮ってみた。ちょっとショボいんだが、22度ハロの光彩がちょいといい味を出して、この一葉に文字通り花を添えていると思わないか(笑)。尚、クサい画像タイトルは苦し...
「ある飛翔 (その109)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻層雲(うす雲)に出た「22度ハロ(内暈)」とコラボする気満々の「飛行機雲」のなれのはてだ(笑)。「何だか知らんが、最近って飛行機雲ばっかりじゃないの?」って、そこのあなた、何をおっしゃるんですか。えーと、そのとおりであります(笑)。今年って、俺がソラ屋専門になってから...
いつかテンション一回りして ── 続・夏待日記 令和七年四月十七日(木)
「月光環価(あたい)千金 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f5.6, 1/30s, ISO3200, WB:Daylight 本日のトップ画像は、最近久々に撮った「月光環」を、つまりお馴染みの「光環(=日光環)」の"月光バージョン"のことなんだが、一葉ご紹介してみたいと思う。大気光学現象は大気中の水滴や氷晶が上にある光源の反射や回折によって生じるものだから、その光源は太陽とは限った訳ではなく...
嗚呼、朧なる日本の春よ ── 夏待日記 令和七年四月十四日(月)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を見送って (その8)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、雲も飛行機雲も桜色にぼうっと染まる春の黄昏空の一葉だ。いいよね、日本の春って・・・。古来から日本人は、色も風景も人間関係も「ぼうっとした」のが好みなんだよね。うん、よろしいんじゃないでしょうか。目がチカチカするような原色オンリーの配色を好み、侘び・...
花冷えの日曜日を燃料の集中投下で凌ぐ ── 夏待日記 令和七年四月十三日(日)
「シザースするコントレイル」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 「シザースするコントレイル」などという気取った画像タイトルにしてみたんだが、この二本のトレイルの出現にはかなり時間差があるので、実際にシザースしているという意味ではない。もしそったらことがあったとしたら、それはシザースではなく「ニアミス」ということだからね(笑)。まあ、それにしても、...
Scenes 66, Otari Village, Nagano, Japan 2025 修理完了したニコン1 V2 と 10-100㎜ ズームレンズ。「ああ、空が良いねぇ」とパチリ。もう40年以上訪れている小谷村ですが、雪がある季節はスキーばかりで、写真機片手に散策というのは初めてだったかも。...
春眠は終日襲ってくる ── 夏待日記 令和七年四月十二日(土)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第75便」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/250s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は、日没直後の西天に見つけた残照の「飛行機雲」だ。一見したところ「飛行機雲の影」が出ているようにも思えるんだが、実はそうではない。この航空機(双発のジェット旅客機だと思われる)の第2エンジン(右翼側のエンジン、下から見ると左側のエンジン)から出ているトレイルは残照に...
また巡り来る寡男の春は ── 夏待日記 令和七年四月十一日(金)
「VHFアンテナのある空景 (その98)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある日の日没近くの西天に出現した幾筋もの飛行機雲のなれの果てだ。ざっと数えただけでも8本のトレイルが確認できると思う。西天は広く巻層雲(うす雲)に覆われていたので、画像右下から左上に伸びているトレイルには「飛行機雲の影」が出現しているのがお分かりいただけると...
「図鑑的高積雲之図 (その8)」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毎度お馴染みの「図鑑的高積雲之図」シリーズだ。ほんの数日前にも、同シリーズの一葉を載せたような気もしないでもないんだが、多分気のせいだよね(笑)。この高積雲(ひつじ雲)を撮影した日のことは、今でもはっきりと覚えている。本当は「穴あき雲」を期待していたんだよね。時折それ...
嗚呼、二片の桜の花弁よ ── 夏待日記 令和七年四月九日(水)
"From Day to Night #34" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は、本ブログの定番となった(マンネリともいう)我が家のバルコニーから撮った残照に映える層積雲(うね雲)だ。夕景といえば、何といってもグラデーションに染まる黄昏空に尽きるんだが、こういう茜雲が主役になった空も捨て難いんだよね。グラデーションではなく、段差のある色調の...
寝る前には暖かで暖房は使ってないが以前より薄着で寝るので明け方は10℃以下だと肌寒く感じるそんな時はストーブを娘達の野菜を煮とります ねねはこんな感じ 朝のト…
【六訂版】 There Will Come Soft Rains / 優しく雨ぞ降りしきる [暁にめざめし春の女神す
「春の女神の降臨を待つ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 今年も本ブログ恒例の『やさしく雨ぞ降りしきる』をご紹介させていただく季節となった(笑)。もう読み飽きた、耳タコだというフォロワー・読者諸兄姉の皆様におかれましては、この記事は本ブログ恒例の"生誕祭"みたいなものなので、何卒ご容赦のほどを(笑)。 ロシアのウクライナ侵攻・・から早...
人生なんてドラマじゃない ── 夏待日記 令和七年四月七日(月)
「図鑑的高積雲之図 (その7)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、本ブログの定番中の定番である「高積雲(ひつじ雲)」の一葉をご紹介させていただきたいと思う。俺はずいぶん長いこと"ソラ屋"をやっていて(但し、現時点では"滝屋"時代の方が、まだ長いと思う)、一応いろんな雲を観察したり撮影したりしてきたんだが、フォト...
喧噪と倦怠感の汽水域 ── 夏待日記 令和七年四月六日(日)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第74便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、お馴染み「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズの一葉をご紹介してみたいと思う。ある黄昏時、巻層雲(うす雲)、それも毛状巻層雲の二重雲を背にして微妙な角度でシュッとしたトレイルを引いて通過して行く飛行機雲が見えた。ただ「背にして」とは書いたんだが、こいつはあくまでも...
On Such a Spring Day ── 夏待日記 令和七年四月五日(土)
「ソラの神様は注連縄の向こうに鎮座坐す?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、22度ハロ(内暈)の下側を横切った飛行機雲のなれの果てが尾流雲を生じ始めたところだ。この飛行機雲とそこから滴る尾流雲が注連縄のように見えただけではなく、その向こうには何やら目映い光があって、22度ハロの光彩とも相俟って実に神々しい光景になっているんだよね...
My Many, Many Trials ── 夏待日記 令和七年四月四日(金)
「春霞の彼方に」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、おそらく花粉も多大なる貢献をしていると思われる春霞の西天に見つけた「上部タンジェントアーク」だ。この時の太陽高度は約25度なので、上部タンジェントアークは水平に見えるというか、水平部分だけが出現しているというのがより正確な表現なんだが、とにかくそんなフォルムに見えることが多い。...
嗚呼、遙かなるつっぺの日々よ ── 夏待日記 令和七年四月三日(木)
「幻の雨の彼方に」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲()の雲片に生じた「尾流雲」だ。尾流雲とは、過去記事でも何度か書いているんだが、この画像のように雲片から下方向へ尾のようになびいているのは、雲が自らを構成している水滴や氷晶を落としている姿なんだよね。つまり雨や雪のことなんだが、それらはたちまち消散してしまって決して地...
【改稿版】 少女は大志を抱いてはいけないのか?── 夏待日記 令和七年四月二日(水)
「『るんるん』と声が聞こえて来そうな光環と彩雲」 Canon EOS 5D Mark II, EF 24-105mm F4L IS USM, f11, 1/4000sec., ISO100, WB:Daylight まずはトップ画像から行きたいと思う。この光彩には光環の要素が認められない(こともないんだが)ので、彩雲と同定しても問題なかろう(笑)。俺がここ数年で見た最も鮮やかな彩雲だ。それなのに、何故タイトルが「光環と彩雲」なのか? もちろん光環も写っているからだ。但し...
スキップ、ステップ、スリップの青春 ── 夏待日記 令和七年四月一日(火)
「消え行く羊たちの彩り (その4)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像も「困った時の光環頼み」で行ってみたいと思う(笑)。これも高積雲(ひつじ雲)に出現した光環なんだが、形は少々歪であるものの、光彩はそこそこ美しく分散している。但し、この画像は露出をかなり切り詰めて撮影しているので、肉眼では太陽光が強烈過ぎてこのようには見えない。...
ゼリービーンズ山盛りにして ── また・夏恋日記 令和七年三月三十一日(月)
「消え行く羊たちの彩り (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)に出現した、A級とまでは言わないが、そこそこ秀麗な「光環」だ(笑)。最近、光環ばかり掲載しているような気もしないでもないんだが、まあ、仕方ないんだよね・・・。最近、フォトジェニックな大気光学現象や雲が全然出てくれないんだよね・・・orz。ということで...
ブランチ・イン・ベッドって、一度やってみたいよね ── また・夏恋日記 令和七年三月三十日(日)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その20)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、我が家のバルコニーから見た日没の夕景だ。ここは、一年を通じて(ほぼ)地平線に陽が沈む唯一のポイントなんだよね。まあ、厳密には市街地であって地平線ではないんだが、見るからに近くの建物や庭木や街路樹ではないところに陽が落ちるという意味なんだけれど...
封切れば匂い立つブーケ ── また・夏恋日記 令和七年三月二十九日土)
「消え行く羊たちの彩り (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像も、先日ご紹介した"消え行く羊たちの彩り"シリーズの一葉で、つまり"消え行くひつじ雲"(高積雲)に出現した光環のことなんだが、前回と今回では"消え行く"プロセスが違っている。前回は、単にひつじ雲の雲端部が消散しているだけのことなんだが、今...
半端なさそうな寒の戻り前夜 ── また・夏恋日記 令和七年三月二十八日(金)
"From Day to Night #33" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 三月に入ったばかりのある日の黄昏時、西天を低く覆った層積雲(うね雲)の隙間から見える茜雲や空が何となく春を感じさせる色合いやコントラストだったんだよね。うん、冬の黄昏空とは明らかに違う・・・。そう思いながら20カットほど撮ってみたうちの一葉だ。 本日、俺のところ(埼玉県北部地方)で...
桜が咲くってことは、とにかく無条件でめでたいことなんだよ! ── また・夏恋日記 令和七年三月二十七日(木)
「花粉の賜あるいは善行 #4」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、今季の花粉光環シリーズから一葉をご紹介させていただきたいと思う。これまた当サイトのお馴染みというか定番の大楠越しのカットではあるんだが、撮ったのは先日ご紹介した花粉光環の数日後なんだよね。空がぼうっと黄色味を帯びているのは黄砂の影響ではなく、黄昏時が近いことと花粉によ...
消え行く羊たちの彩り ── また・夏恋日記 令和七年三月二十六日(水)
「消え行く羊たちの彩り」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)の雲端付近に出現した光環だ。「消え行く羊たちの彩り」などという実にクサい画像タイトルは、密集していたひつじ・・・雲の雲片が次第にばらけて、最後は光環を見せながら美しく消えていく様子をイメージしたものなんだよね(笑)。というのは全くの後付けで、俺の頭の...
【改稿版】 「ベルのジンギスカンたれ」は道民の阿片である ── また・夏恋日記 令和七年三月二十五日(火)
「石楠花色に黄昏れる」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight一口に夕焼け雲と言ってもその色合いとなると実に様々だ。ブラッド・カラーとしか言い様のないものや濃い朱色からシャンパンゴールド調まで千変万化の色彩と言っても過言ではない。中でも俺が一番好きな色がこの石楠花色の夕焼け雲だ。朱から橙、黄色系への変化は何となくわかるのだが、この色合いだけは明らかにマゼンタ系...
春はいつだって一気に押し寄せる ── また・夏恋日記 令和七年三月二十四日(月)
"From Day to Night #32" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 冬のある日の日没近く、大楠の向こうに現れた飛行機雲がうねりながら巻積雲(うろこ雲)に化けたかと思う間もなく、見る見るうちに消散して行った。まあ、我が家のバルコニーからはよく見ることのできる空景なんだが、この日は西天の色合いが格別美しかったことを覚えている。 さて、昨日高知と熊...
「ある飛翔 (その108)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日も俺のところ(埼玉県北部地方)では、バカ陽気というか25度越えの夏日になった。もちろん今年の"初夏日"だ。いくら何でも、もう寒の戻りはないだろうと思っていたら、月末にはまた気温が急降下するらしい。相変わらず花粉はバンバン飛んでいるし、気象庁は25~26日には九州から関東地方にかけて...
春のバカ陽気リターンズ! ── また・夏恋日記 令和七年三月二十二日(土)
「VHFアンテナのある空景 (その97)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、お馴染み「VHFアンテナのある空景」シリーズから一葉ご紹介させていただきたいと思う。この時の太陽高度は約32~33度といったところなので、真上に見える光彩は巻層雲(うす雲)に出現した「外接ハロ」の一部ということになるんだろうが、もうほとんど「上部タンジェントアー...
「SPRINGはずむ」かもじゃなくて、マジではずんでくれよ! ── また・夏恋日記 令和七年三月二十一日(金)
「錯覚の楽しみ (その10)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight本日のトップ画像はショボい「22度ハロ(内暈)」なんだが、巻層雲(うす雲)がスパッと一直線状に断ち切れているうように見える。いわゆる"断層雲"(雲と空との境界が直線上に分断されている雲のことなんだが、学術的な分類名ではない)のようにも思えるんだが、実はこれって「飛行機雲の影」なんだよ...
どんどん目に見えて日の長い1日となって来て、緊張が緩むかのようにも気持ちがリラックスできる…そう嬉しく感じる近頃です。朝も夜も明るさが長いことが、今の私の心を…
麦藁帽子の君とお手々つないで ── また・夏恋日記 令和七年三月二十日(木)
「花粉の賜あるいは善行 #3」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 先日掲載した「花粉の賜あるいは善行」シリーズの第3弾ということで、今年も4年前と同じように街路灯越しに撮ってみたカットをご紹介してみたいと思う。撮りながら「ちょっとあの時のと違うな・・・」と感じたんだが、帰ってから画像を比較するとやはり交換されていたんだよね。光環だけに・・・(笑)。以前のは丸形...
休眠打破って人間にも必要だよね ── また・夏恋日記 令和七年三月十九日(火)
「VHFアンテナのある空景 (その96)」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f16, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、例によって"困った時"の「VHFアンテナのある空景」シリーズの一葉だ(笑)。層積雲(うね雲)にはうっすらとショボい光環がかかり、画像左下から右上へと大きく渦を巻くように弧を描いている。画像上部辺りでは既に高積雲(ひつじ雲)に遷移しているのかも知れない。VHF...
心霊写真は、通常の写真撮影技術ではなく、超常現象や霊的存在を捉えることを意図したものとされますが、科学的に証明されたものではありません。心霊写真は個人の信念や信仰によって異なるものであり、一般的な写真撮影技術やカメラの設定とは異なるアプローチが取られることがあります。 以下は、一般的な心霊写真の撮り方とされる方法やテクニックではなく、個々人の信念や経験に基づくアプローチです。心霊写真に関心があ…
【改稿版】「武士は食わねど高楊枝」は男子の本懐である! ── また・夏恋日記 令和七年三月十八日(火)
「毛状巻雲と消散寸前の巻積雲」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight サラリーマンやっていた頃、俺がOJT("On-the-Job Training"[オン・ザ・ジョブ・トレーニング]つまり現任訓練のことで、職務現場で実務を通じて行う実践的教育プログラムのこと)を担当していた入社二、三年といったところの若い後輩たちと飲み会をやった時の話をしてみようと思う。すごく真面...
たかが昼飯と言うなかれ ── また・夏恋日記 令和七年三月十七日(月)
「ある飛翔 (その107)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、久々の「ある飛翔」シリーズで行ってみたいと思う。青空を切り裂くような飛行機雲のトレイルが、最初のうちは3本出ているように見えるので「おや?」と思ったりしたんだよね。よく考えてみれば、ロッキード L-1011 トライスターやマクドネル・ダグラス DC-10などの三発機はもうとっくに就航...
ノーマル光環だってなかなかイケる ── また・夏恋日記 令和七年三月十六日(日)
「水滴の賜あるいはノーマルな光環」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、昨日掲載した波状巻積雲が太陽にかかって「光環」を生じたところだ。ということは、この巻積雲は過冷却水滴状態だと思われる。過去記事でも書いたと思うが、花粉は雲を構成する水滴よりずっと小さく粒も揃っているので、とても美しく整った光環が出現するんだが、このようなノー...
春眠ニ至ラズシテ暁ヲ覚ユ ── 新々・夏恋日記 令和七年三月十五日(土)
「ヴェールからサーディンへ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある日の午後、ほんの20分ほど前にチェックをした時は巻層雲(うす雲)に覆われていた南天が、次にチェックした時には波状巻積雲(いわし雲)に化けていたというカットだ(笑)。このように氷晶からできている巻雲(すじ雲)、巻積雲、巻層雲の高層雲三姉妹は互いに遷移し合うことが多...
花粉が猛威を振るった日 ── 新々・夏恋日記 令和七年三月十三日(木)
「VHFアンテナのある空景 (その95)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、お馴染みの"VHFアンテナのある空景"シリーズなんだが、アンテナを挟んで太陽と折から出現した「右幻日」をフレーミングしてみた。巻層雲(うす雲)に出る幻日が鮮やかな光彩になったという記憶はあまりないんだが、この日はけっこうきれいに光彩が分散して「幻日環...
メジロさんって、なかなか不憫な子なんだよね ── 新々・夏恋日記 令和七年三月十二日(水)
「図鑑的高積雲之図 (その6)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、大楠越しに見えた波状高積雲(ひつじ雲)なんだが、左から右へ波状構造が次第にばらけてノーマルな高積雲に遷移している様子がお分かりいただけると思う。このように高積雲は、いつもフォトジェニックな被写体として登場してくれるので、ソラ屋的ブロガー達の救世主的存在なんだよね...
あれから14年 ── 「忘れたい」と「忘れたくない」がぶつかって
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その19)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 今年もまた3月11日がやってきた。あれからもう14年・・・。その記憶は決して風化させてはいけないし、その上で来たるべき新たな大震災への心構えを持ち続けて行くのが残された者の最低限の努めだと俺は思っている。しかし、何年経とうとも、当時勤務していたオフィスの17階で体験した人...
あれから もう14年もたったのかぁ。早いなぁ。今でもあの日の事はすごく覚えてる。私の地域は翌日の朝5時まで停電だったから厚着して カイロ貼ってカセットコンロで…
青いミニコームは永遠のエニグマ ── 新々・夏恋日記 令和七年三月十日(月)
「VHFアンテナのある空景 (その93)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある日の午後の南天に見えた「鈎状巻雲」の群れだ。巻雲の典型とされる鈎状巻雲なんだが、残念ながらこれは"図鑑級"という程のレベルではない。俺自身も記憶にある限りでは、教科書や気象図鑑に載っているような鈎状巻雲の群れを見たのは小学校低学年の頃一度だけで...
コロ ── 死んで二十三年になる犬に ── 木坂涼さんの詩を読んでみる 第5回
「日盛りの幻想」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、高積雲(ひつじ雲)に出たちょっと妖しげな「光環」とその上層の巻層雲(うす雲)に出た「外接ハロ」の下側部分だ。「ちょっと妖しげ」な雰囲気を感じたのは、光彩が切れ切れになって歪んでいるからだと思う。「コロ ── 死んで二十三年になる犬に」 木坂涼家の生垣にそって歩きだす。すぐに生垣は終...
何てったって目玉焼きはベイスドエッグだ! ── 新々・夏恋日記 令和七年三月八日(土)
「尾流雲は何故いつもツインで出現するのか (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)の雲片に出現した「尾流雲」だ。誤解のないように書き添えておくと「尾流雲は何故いつもツインで出現するのか」というのは、俺のいつもの言葉の綾(大ボラともいう)であって事実ではない(笑)。まあ、こういうフォルムの尾流雲をしばしば...