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【改稿版】 ツキミソウの仲間は雌しべがエレクチオンする? ── 新々・夏待日記 令和七年六月八日(日)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第10便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight このブログをスタートした当初、こういうタイトルの記事を書くと、女性読者がサーッと引いて行くのを感じたりしてちょっと悲しい思いをしたものだ(笑)。あ、今でも同じか(笑)。うーん、俺はただ、自然界にはこういう面白いこともあるってことを書きたかっただけなんだよ。ごめんね。でも、未だに全然...
迷子の子猫ちゃん…違った!犬のおまわりさん。心の迷子アラカン女子…これが現実だσ(・ω・*)んと
ご訪問ありがとうございます毎朝、2時過ぎから3時の間で私を起こしてくれる目覚ましニャンズ。最近は息子を5時半から6時の間に起こしに行くのが日課に加わった。←オ…
嗚呼、ジンパ幻想の宵 ── 新々・夏待日記 令和七年六月七日(土)
「花粉の賜あるいは善行 #5」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、蔵出し画像から3月に撮影した「花粉光環」の一葉をご紹介させていただくことにしたい。「もう見飽きたよ・・・」と思ったフォロワー・読者諸兄姉もおられるだろうが、今年のソラの神様の俺に対するシカトぶりがあまりにも無慈悲すぎるので、やむを得ず、真にやむを得ず断腸の思いで掲載に至っ...
方尺之盤上ニ天地在リ ── 新々・夏待日記 令和七年六月六日(金)
"From Day to Night #36" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、一昨日の日没の頃、朝から降り続いていた雨がようやく上がって西天の雲間から「薄明光線」が出現した。このような薄明光線は、東天側にも「反薄明光線」が出ているパターンなので急いでチェックしてみたんだが、残念ながらこちらはまだ厚い雲に覆われていた。もしかしたらこの薄明...
びゅうびゅうと君に通う風 ── 新々・夏待日記 令和七年六月五日(木)
「錯覚の楽しみ (その12)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、数億の仲間との激しい生存競争を勝ち抜いて見事卵子に突入することに成功した幸運な一匹の精子の顕微鏡写真である・・・なんて訳があるはずないっしょや(笑)。古くからのフォロワー・読者諸兄姉の皆様方なら当にお察しだと思うが、これは巻層雲(うす雲)に出現した「22度ハロ」(内暈)...
【改稿版】 皆さま、おばんでした! ── 新々・夏待日記 令和七年六月四日(水)
「太っちょラビット現る!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight「何に見えるか」なんてことよりも「渦巻いているフォルムそのもの」に注目してやってほしい・・・と雲が申しております。 本日のトップ画像は、先日の強風の吹き荒れた日に出現した「吊るし雲」もどきを撮影していたら、上の方に何やら鼻と耳らしきものが見えてきたのであわてて撮ったカットだ(笑)。とりあえず画像...
スコッチのボトル半ばとなりにけり ── 新々・夏待日記 令和七年六月三日(火)
"Towering Clouds #4" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、大楠の向こうにやって来た暗雲が太陽を覆い隠そうとするところなんだが、その太陽の左側に尖塔状の構造物らしきものが見えるじゃないの(笑)。非常に整った二等辺三角形をしていて、とても自然の造形とは思えない。もしかしたらUFOとか『天空の城ラピュタ』に出てきた"竜の巣&q...
【改稿版】 僕の危ういレゾンデートル ── 新々・夏待日記 令和七年六月二日(月)
「午後の椿事 ── ソラに穴が空いたという訳ではありませんが」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、五月末のある日の午後遅く、高積雲(ひつじ雲)に出現した「穴あき雲」だ。この日は午後から穴あき雲らしきものが出かかっては消えたりしていたんだが、あまりパッとしたものにはならず半ば諦めかけていたんだよね。ところが、午後5時前になって、全く想定外のとこ...
I Sink or Swim ── 新々・夏待日記 令和七年六月一日(日)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その25)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16 1/125s, ISO100, WB:Daylight 梅雨入り前のよく晴れた一日の日没の頃、西天の低いところにある暗雲の向こうに一旦隠れた太陽が、再び顔を覗かせたところを撮ってみた。ちょいと薄明光線も出ている。我が家のバルコニーからこの方角に日が沈むのは、そろそろ夏至が間近であるということだ。夏至の日にはもう少し北...
連日の「プレ梅雨冷え」の一日 ── 新・夏待日記 令和七年五月三十一日(土)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第77便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、またまた苦し紛れの蔵出し画像から「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズの一葉をご紹介してみたいと思う。まあ、よくある夕陽と飛行機雲のコラボ空景なんだが、特筆すべきは太陽の真上で飛行機雲の直下(あくまでも"見かけ上"の直下という意味だよ)にうっすらと光彩が見...
もう梅雨入りでいいよ ── 新・夏待日記 令和七年五月三十日(金)
「ある飛翔 (その111)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、まだ日没には少し間がある西天に見つけた、ちょいと色っぽい弧を描く飛行機雲だ。元画像を拡大して分かったんだが、この機体は4本のトレイルを曳いているので、当然4発機(エンジンを4基搭載する航空機)だと思われるんだよね。しかし、最近我が国の上空を飛んでいる4発機は内外の航空会社...
嗚呼、僕は気化する ── 新・夏待日記 令和七年五月二十八日(水)
「ある飛翔 (その110)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight ある日の日没の頃、ちょうど大楠の向こうに消えて行く飛行機雲のトレイルが見えた。「黄昏発黄泉こうせん行」にしてはまだ少し早い頃合いなんだが、もしかして「早便」だったのかも知れないね・・・。もう何度か書いているんだが、この飛行機は"墜落"なんぞしていないし、"急降下"もしていない...
【改稿版】 ソラの神様プロデュース「雲のパピー」展をやってみる ── 新・夏待日記 令和七年五月二十七日(火)
"A Puppy on Clouds" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「おっかなびっくり、へっぴり腰で雲に乗る子犬」に見えたのでちょいと撮ってみたんだが、どうだろう(笑)。ということで、本日はソラの神様プロデュースによる「雲のパピー展」で行ってみたいと思う(笑)。まあ、たった三葉ばかりの写真展だが、そこはご愛敬ということで(笑)。こうした...
「図鑑的高積雲之図 (その10)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、南天にぎっしりと詰め込まれた高積雲(ひつじ雲)だ。巻積雲(うろこ雲)にしては少々粒が粗い。隙間雲とするには少々間隔が緩い。この時の焦点距離は24mmなので、水平画角は約74度ということになる。高積雲の雲片一つの視野角は1~5度、巻積雲は1度未満とされている(但し、水平線からの...
好感の持てる光環 ── 新・夏待日記 令和七年五月二十五日(日)
「好感の持てる光環」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/8000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)に出現したちょいと見目麗しい「光環」だ。光環もピンからキリまであるんだが、これはなかなか美しく光彩が分散している方じゃないかと思う。まあ、見目麗しいとは言っても、あの「花粉光環」には負けるんだが・・・(笑)。 さて俺のところでは、今朝も最低気温が14度まで下...
【改稿版】 電子本って、どうしてこんなにイラッとするんだろう ── 新・夏待日記 令和七年五月二十四日(土)
「どこでもない場所を失うことは出来ない」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight 本日の土曜日は、もしそこそこの天気だったら午前中に洗車をしようと目覚ましで7時半に起きたんだが、今にも降りそうな空模様だったので、そのまま二度寝を決め込んだ(笑)。で、次に起きたのが10時過ぎ。お布団読書というにはちと遅いんだが、気になる歌集があったので読むことにした。ただ、...
HITOTSUKAMI-NO-KOKORO ── 新・夏待日記 令和七年五月二十三日(金)
「虹とUHFアンテナのある空景」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 最近のトップ画像が、モノトーンっぽい夕景やらほぼ曇天の空景ばかりで、どうも色彩に欠けるというか"色気"が不足しているんじゃないかという気がしているんだよね(笑)。そこで本日は、急遽蔵出し画像から虹を撮った一葉を引っ張り出してきたという次第だ。あ、もちろん未公開画像だからね(笑)。...
嗚呼、成吉思汗幻想の湖畔よ ── 新・夏待日記 令和七年五月二十一日(水)
「『おーい』か『バカヤロー』かで大いに悩む夕陽」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、本ブログの定番である"大楠の向こうに沈み行く"夕陽だ。大楠の上の雲は、手前側というか下層が「層積雲(うね雲)」で上層に見えるのは「高積雲(ひつじ雲)」だと思われる。まあ、ちょっとクサい画像タイトルであることは百も承知なんだが、そんな気分...
真夏日とエアコンと睡魔と ── 新・夏待日記 令和七年五月二十一日(水)
「朧なる春の光芒 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、昨日に続いて春の朧な「薄明光線」なんだが、こいつは決して"ショボくはない"レベルのヤツだからね(笑)。もう一点注目していただきたいのは、薄明光線の"根元部分"に明瞭な「雲の影」が出現しているということだ。もう何度も書いているんだが、どこからどう見て...
青き深みへ我を連れ行け ── 新・夏待日記 令和七年五月二十日(火)
「朧なる春の光芒」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、曇天の午後遅く、雲の切れ間から出現したいかにも春らしいというか、ちょっと朧な「薄明光線」だ。"ちょっと朧な"というフレーズは"ちょっとショボい"に置き換えてもらっても一向にかまわない(笑)。もう何度も書いているんだが、今年は(いや、今年もか・・・ww)ソラの神様...
【改稿版】 Look! Up in the Sky ! ── 新・夏待日記 令和七年五月十九日(月)
「空を見ろ! ラドンだ! ガメラだ! いや、ゴジラだ!」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 正直に言うと、本日の画像タイトルは『スーパーマン/Superman』の、あの有名なオープニング
眼差し揺れて空気も揺れる ── 新・夏待日記 令和七年五月十八日(日)
「図鑑的高積雲之図 (その9)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「波状高積雲(ひつじ雲)」とそれに生じたショボい「光環」だ。実は、この波状高積雲は、左側1/3と右側2/3では高度が異なり、"波頭"の向きも交差していて「二重雲」(十種雲形の同じ類の雲が、同時に2層以上に渡って出現した変種)になっているんだが、露出をかなり切り詰...
この世は偶然に満ちている ── 新・夏待日記 令和七年五月十七日(土)
「氷晶マジックの午後」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、陽が次第に傾き始めた午後遅く、飛行機雲由来の巻雲(すじ雲)に出現したかなり鮮やかな光彩だ。なかなか微妙な時間帯だったんだが、この時の太陽高度は約27~28度なので、これは「外接ハロ」ではなく「上部タンジェントアーク」と同定したい。この程度の大気光学現象でも、ちょっとした偶然...
読売新聞の女性女系天皇提言で麻生野田空中分解、養子案を引っ込める動き。空から瀬戸内・富士山ビュー
ノート更新しております。ラスボス去った読売新聞が女性女系天皇を提言して麻生・野田協議が中止に!! 女性宮家を道具に旧宮家復活を図る憲法違反・利権亡者は恥ずべし…
梅雨前線さん、フライングしてしまう ── 新・夏待日記 令和七年五月十六日(金)
「VHFアンテナのある空景 (その101)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毎度お馴染みの(「苦し紛れの」とも言う)"VHFアンテナのある空景シリーズ"から一葉をご紹介してみたいと思う。画像中央を斜めに横切る雲は、巻雲(すじ雲)に遷移中の飛行機雲のなれの果てだ。太陽から出ている10本の光条は、レンズの絞り羽根によって生じた回折...
見た目がショボくても、それなりに尊いヤツだってある ── 続々・夏待日記 令和七年五月十五日(木)
「ショボくても尊いヤツだってある」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日は、蔵出し画像の中から「太陽柱サンピラー」を撮った一葉をご紹介してみたいと思う。まあ、画像タイトルにもあるように、太陽柱としてはかなりショボい・・・。せめて、この1.5倍くらい長いピラーであってほしかった・・・などと、撮りながら俺自身が思ったくらいだからね(笑)。「これって薄明光線じゃな...
北海道サマーの黄昏時、バルコニーで一杯飲る ── 続々・夏待日記 令和七年五月十四日(水)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その24)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 朝から分厚い雲に覆われていたある日の日没近く、西天に雲の切れ間が開いて、そこから太陽が顔を覗かせたかと思うと右幻日が出現した。もしこの雲の切れ間が太陽に対して傾いていたり、上下に偏ったりしていたらこの空景は絶対に見られなかったんだよね。幻日としてはかなりショボい...
どよんと気だるく鬱々と過ぎた月曜日 ── 続々・夏待日記 令和七年五月十二日(月)
「雲の端からこんにちは」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、波状高積雲(ひつじ雲)の雲片に出現した「光環」と「彩雲」だ。但し、どちらもかなりショボい(笑)。まあ、仕方ないじゃないか。ド~ンと派手な絵を載せようにも、相変わらずソラの神様はお見限り状態だからね・・・。10日には西日本や北陸で、そして本日12日には近畿や東海方面で「環水平...
嗚呼、仮想グルメ三昧の夜は更け行く ── 続々・夏待日記 令和七年五月十一日(日)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その23)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 朝から厚い雲に覆われていた日の夕刻、外が急に明るくなったので西天を見ると地平付近がすっかり晴れ渡って入り日が射していた。「今夕は定刻通りに出るのかな・・・」などと黄昏発黄泉こうせん行を待っていた乗客や見送りの人々はさぞかし安堵したんじゃないだろうか。そんな妄想が頭...
今朝は急遽ボーボー頭の剪定に ── 続々・夏待日記 令和七年五月十日(土)
「主役はどっちだ?」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先月上旬のある日、何気なく「22度ハロ(内暈)」を撮ったら、何と「花粉光環」も写っていたというカットだ(笑)。この22度ハロは、太陽光が巻層雲(うす雲)を構成する氷晶(氷の微細な結晶)を通過する際の屈折・分散によって出現しているんだが、光環は高積雲(ひつじ雲)など水滴でできて...
人生至上の薫風が吹いた時 ── 続々・夏待日記 令和七年五月八日(木)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を見送って (その9)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、お馴染みの「黄昏発黄泉こうせん行を見送って」シリーズの一葉なんだが、中央やや左寄りに小さな雲片によって「雲の影」を生じているのがお分かりいただけるだろうか。一瞬、こいつが飛行機雲のなれの果てから生じているように見えたので、キャプションか記事に「飛...
ぼうっとしている僕の慕情 ── 続々・夏待日記 令和七年五月七日(水)
「ぼうっとしている僕の慕情」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、3月に撮ったかなりショボい花粉光環の一葉だ。「花粉光環って、こんなヤツなの?」などと思われてはあまりにも不憫なので、"ショボくない花粉光環"画像へのリンクを貼っておくことにする(笑)。まあ、ショボいことは事実なんだが、逆にこのショボさ加減にそこはかとない味...
ライム爺が わたしに身体の柔らかさを 自慢するかのように見せつけて来ました! びょーん なにやってるんですか 兄さん! 更に見せつけてきた! びょょ〜ん …
その色は紫か紅か ── 続々・夏待日記 令和七年五月五日(月)
「黄昏発黄泉(こうせん)行 第76便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、日没間もない少々春霞の西天を行く飛行機雲のなれの果てだ。日中は夏日、時には真夏日になることがあっても、陽が落ちると涼風が吹き渡るバルコニーに出て、黄昏の空色を楽しみながら一杯飲るには今頃が絶好の季節なんだよね。もう少しすると、あのヤブ蚊軍団が襲来するようにな...
黄と黒は害虫にとって気苦労になるらしい ── 続々・夏待日記 令和七年五月四日(日)
「嗚呼、巻雲の日々 (その3)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ちょっとショボいんだが、久々に先月見かけた「鈎状巻雲」(すじ雲)をご紹介してみたいと思う。まあ、どちらかというと「房状巻雲」に近い雲片もあるんだが、一応鈎状巻雲としておくことにする。教科書や気象図鑑などでは巻雲の典型として紹介されていることが多い鈎状巻雲なんだが、...
夕方から夜になると目がしょぼしょぼしてて文字が見えんちょっと座ってから立つと足腰が固まって歩き方がカニえっ?なに? なんて言った? 最近聞き返す回数も増えた。…
ますます深まる僕の春愁 ── 続々・夏待日記 令和七年五月三日(土)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その22)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は一昨日の日没近く、我が家のバルコニーから撮った西天方面だ。五月にしては澄んだ空気感が漂う夕景を見ている限りでは、翌日(つまり昨日)のあの土砂降りなんぞは予想もできないんだが、まあ、現実というものは得てしてこんなものだよね(笑)。 昨夜は、予...
仁丹は背徳の味二日酔い ── 続々・夏待日記 令和七年五月二日(金)
「錯覚の楽しみ (その11)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻層雲(うす雲)に出現した毎度お馴染みの「飛行機雲の影」だ。毎度お馴染みじゃない方のために書き添えると、飛行機雲の上にドロップシャドウのように並列する影が見えると思うんだが、こいつが飛行機雲の影なんだよね。これも耳タコだと思うが、この飛行機雲はあくまでも巻層雲の上に...
鹹(かん)水の匂いってそそられるよね ── 続々・夏待日記 令和七年五月一日(木)
「VHFアンテナのある空景 (その100)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、すっかり恒例となった「VHFアンテナのある空景」シリーズの第100回を飾るに相応しい一葉を掲載しようと目論んでいたんだが、結局ショボい「左幻日」の画像になってしまった(笑)。まあ、タイトルナンバーなんぞというものは、単なる手控えの記号であって、たとえそれが"...
そろそろ春愁の始まりか ── 続・夏待日記 令和七年四月三十日(火)
「大楠のある空景 (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は「巻積雲」(うろこ雲)に遷移した「シーラスストリーク」(ジェット巻雲の一種)だ。これはもちろん雲の変種の「放射状雲」(並列する帯状の雲列が地上から放射状に見えるもの)であり、右側は同じく変種である「二重雲」(十種雲形の同じ類の雲が同時に2層以上に渡って出現するもの)に...
ジャネーの法則が発動しない日もある ── 続・夏待日記 令和七年四月二十八日(月)
「飛行機雲がソラを席巻した日」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight このカットには、出来たてほやほやのフレッシュな飛行機雲やらそのなれの果ての巻雲(すじ雲)やら巻層雲(うす雲)やらが写っているんだが、とにかくどれもこれも全部飛行機雲由来の雲なんだよね。ちょっと端から数え始めてみたものの、めんどくなって途中で止めてしまったんだが、少なくとも12本以上あ...
怠惰堕落に過ごす週末のノーマルな日常 ── 続・夏待日記 令和七年四月二十七日(日)
「VHFアンテナのある空景 (その99)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毎度お馴染み、隣家のVHFアンテナの上に出現した「上部タンジェントアーク」だ。この時の太陽高度は約25度なので、これが「外接ハロ」(の一部)ではなく「上部タンジェントアーク」であることは間違いない。ちょうどこのくらいの太陽高度の時、上部タンジェントアークは水平に...
嗚呼「何もかもがメンドクセー土曜日」なのであります! ── 続・夏待日記 令和七年四月二十六日(土)
「巻雲とは俺のことかと氷晶言い」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある日の午後の西天に見つけた(左から)巻積雲(うろこ雲)、巻雲(すじ雲)、巻層雲(うす雲)という上層雲トリオのオンパレードだ(笑)。これらは、おそらく大雑把に言って、シーラスストリーク(ジェット巻雲の一種)で、巻積雲も巻層雲もそこから派生したというか転生したと...
たまにはソラに彩りを ── 続・夏待日記 令和七年四月二十五日(金)
「たまにはソラに彩りを」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight ここのところ味気ないソラの写真が続いているような気がするので、本日は蔵出し画像からきれいに光彩が分散した「左幻日」の一葉をご紹介させていただきたいと思う。幻日が非常に大きく明るい時には、その強い光のためにこのように七色に分散した光彩を観察することは難しい。つまり、幻日としてはちょいとショボい...
キタノサクラガサイタ ── 続・夏待日記 令和七年四月二十三日(水)
「飛行機雲は千変万化する (その19)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻雲(すじ雲)がバンバン飛んでいたある日の午後遅く、その群れの中を通過した飛行機雲のなれのはてが「鈎状巻雲」に化けているところを見つけた。まあ、一片一片をじっくり見ると鈎状巻雲と呼ぶにはあまりにもショボいんだが、それなりに"雁行"っぽく並んで編隊飛...
【改稿版】 嗚呼、苺つぶし未遂事件 ── 続・夏待日記 令和七年四月二十ニ日(火)
「混沌と整然」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight)左右に出現した幻日と上部タンジェントアークに崩れた飛行機雲とその影。こんな雲に出現する幻日は、出たり消えたり忙しく、片時も目が離せない。「野いちご」赤い実 かわいい実を野原で 見つけたよ野いちご 野いちごだよみんなで 取ろうよ小鳥も 鳴いてるから摘み摘み 遊ぼうよ野いちご 野いちごだよおいしい 実だよ出...
ボーボー去ってまたボーボー ── 続・夏待日記 令和七年四月二十一日(月)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を待ちながら (その21)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先月下旬のある黄昏時に隣家の大楠とその枝葉から漏れる陽光を撮ってみた一葉だ。過去記事でも何度か書いたこともあると思うが、春分と秋分の前後には、我が家のバルコニーから見て大楠の向こうに陽が落ちるんだよね。まあ、別に珍しくも何ともない光景なんだが...
僕のヒューズもひゅんと飛んだ ── 続・夏待日記 令和七年四月二十日(日)
"From Day to Night #35" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/30s, ISO400, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ボーボーになって剪定を待つ天空のレッドロビン・・・ではない(笑)。この日は午後になってから西天に「シーラスストリーク」がずっと出ていたんだが、そいつが茜色に妖しく染まったので、バルコニーに出て50カットくらい撮りまくった。そうだね、年に数度くらいなんだが、こんな黄昏...