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猫のお気に入りスポットは、ソファの背もたれである。静かにそこに同化しているので、時折気づかずに勢いよく座ってしまうことがある。猫は不当な事故が起きたような顔をして何処かに行ってしまう。僕がそのまま座っていると、今度は腹が立つのだろう。勢いよく走ってきて、ジャンプして僕を攻撃することがある。今度僕が驚いて場所を譲る。場所を取り返した猫は静かに佇み、平和そうな欠伸をする。我が家のモノクロームなひと時である。X-T5/XF56mmF1.2RWR猫の静かなる時間
街並みスナップを撮ってみる(観音寺市豊浜町・2025年2月某日) その2
香川県の西の端っこ、観音寺市豊浜町の街並みをスナップ。平日夕方の雰囲気です。この記事のお写真は、PENTAX LX+FA31mmF1.8AL Limited+ILFORD XP2 SUPER 135で撮ってます。古い町並みを撮ってるようでホントは新しい建物もそれなりにあります。そしてフィルムが切れたあ
フィルム代金高騰の今、白黒フィルムの自家現像なら経済的に耐えられる気がする。<撮影>Nikon F6ZEISS Planar T* 50mm F1.4Kodak TRI-X 400Y2フィルター<現像>現像液:Kodak D76停止液:富士酢酸(50%)定着液;スーパーフジフィック-L<デジタル化>Nikon D850Nikon ES-2Adobe Lightroom Classic...
マタギ銀座、もとい鷹巣銀座を抜けて歩を進めると、そこは飲み屋の多い繁華街となる(※今後、鷹巣に統一する)。もう僕は慣れた。こういう繁華街があることも知っているし、それを数知れぬほど見てきた。六本木とか渋谷とは全く異なる場所に見えるかも知れないが、実のところ本質的な要素は変わらない。大きな括りでいえば質は同じであり、量が違うのである。その量の差が圧倒的なだけだ。・・・。六本木は言い過ぎだな。むしろここは歌舞伎町だな。マタギの歌舞伎町。戦前くらいまでは山で暮らすマタギも多かったはずだ。真っ暗な山から見れば、ここは現代の歌舞伎町のネオンよりも眩しく見えたことだろう。実のところ、大都会の大繁華街というのは数えるほどしかない。一方で、鷹巣と同じような繁華街は全国に星の数ほどある。一つ一つの繁華街の規模は小さくても、...鷹ノ巣モノクローム(終)〜マタギの歌舞伎町
1970年代に浸る、いや、ノスタルジーじゃない、あの時代のエネルギーを観る。「密輸1970」 音楽もよき。劇中歌:サヌリム(1977)劇伴:チャン・ギハと顔たち(G 長谷川陽平)
POP UP PARADE「魔道祖師」藍忘機モノクロで藍湛を撮ってみましたよ。モノクロで撮っても、凛として美しい藍湛でした。いや、モノクロで撮ることで、一層美しさが増しているような気もするから不思議なものです。にほんブログ村...
秋田県最過疎の村、上小阿仁村を抜けてたどり着いたのは、鷹ノ巣という町である。旧・鷹巣町、現在は北秋田市となっている。北秋田市は、鷹巣町に加え、森吉町、愛川町、阿仁町がの4町が合併して新設された市である。森林面積が大きく、林業などが盛んな地域でもある。また「阿仁マタギ」と呼ばれるマタギがいる場所でもある。僕は鷹ノ巣という町が大好きだ。秋田県に来るまでは、鷹ノ巣という町の存在は知らなかった。初めて鷹ノ巣に来たときは、全く知らなかったのに、思いのほか大きな町で驚いた。きっと最近まで、マタギがここに獲物を売りに来て、銃弾とか刃物を仕入れ、余った金で一杯やったりしたのだろうと勝手に考えてワクワクした。もしかすると違うかもしれないが、想像するだけで楽しかった。今でも年に3〜4回は、この町に来て写真を撮る。さて今回の鷹...鷹ノ巣モノクローム①〜マタギの銀座
光景63 マラッカ州のビーチリゾートにて、 マレーシア 2024
Scenes 63, Masjid Tanah, Melaka, Malaysia 2024 「毎日遅くまでお仕事で」と先週書きましたが、日本出張の準備のためだったのです。で、日本に来てしまえば少しは時間ができるかと思っていたのですが、結局土日も朝から晩まで仕事。だんだん早く引退したいモードになってきたとしても、止む無しですよね。 日本では、修理から戻ってきた ニコン1 V2 と 10-100㎜ ズームにご対面。今のところ順調に動いています。これらで撮っ...
人間というのは大変さを楽しんだもの勝ち人間というのは大変なことをやる快感のなかで生きている嫌々でもやっとくことがないと、幸せを感じられない(泉谷しげる)
街並みスナップを撮ってみる(観音寺市豊浜町・2025年2月某日) その1
ここのところ街並みをモノクロフィルムで撮ることが多いのですが…今回フィルムカメラの調子が良くなくて…なのでデジタルカメラの画像も交えてます。やって来たのは香川県観音寺市の豊浜町。製綿業が盛んだった街です。あまり知られていないけどこんなアーケードあります。
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所用で大曲(秋田県大仙市)に行ったときの写真である。昼食の際に駅前を少しだけ歩いた。まあ何回も撮った場所の写真だし、特にこれと言った写真は撮れていない。敢えて挙げたのは、面白い掲示板が二つ。最初に「すみませんが、ここに自転車または犬を入れないで下さい」の掲示板である。これは何度見てもジワジワ来る。まず「すいませんが」という下手(したて)に出た語り口。しかも板か何かに手書きで書けば済むのに、わざわざ業者に造らせたと思われる看板である。そして「自転車または犬」という組み合わせ。恐らく犬連れの自転車で来た人が勝手に停めるのだろう。何も自転車と犬(しかも、または)にピンポイントで指定しなくても良いと思う(笑)。立ち入りや何かを置くことは全て禁止で良いのだから。更にいえば「自転車」と「犬」の部分が赤字で強調されてい...意味ありげの看板
久しぶりにミジェットを動かす。相変わらずメタルの打音は気になるけれど、腰上は圧縮がしっかりあってまだまだ元気、4000回転が気持ちよい。クランク回りさえ大丈夫であればあと5万キロは開けなくても大丈夫そうなんだけれどなー、などと考えながら午後は仕事場に戻りゆるく業務をしながら過ごす祝日、そういえばと、時々駐輪場にシミを作っていたC50カブのキックオイルシールを交換、ライト回りの配線も少し直す。ついでにと錆びた車体にワックスなどおごってみる。空気は冷たいけれど日差しはポカポカとして背中で春の足音を聞く。
すぐ近所の通勤途中にある古家が壊されて新築が建った。猫の額ほどの、10坪あるかないかの土地に建った超狭小住宅の販売価格は一億円だった。駅まで徒歩5分、まあそんなもんだろうか。20年前ならば6000万円台だと思う。今年の地価公示価格が発表された。マンションだけじゃない、土地も恐ろしく値上がっている。中小サラリーマンにはもはや手が出ない。
来週引越するムスメの新居の下見にカブで行く。王子までたかだが40-50分の道のりが果てしなく遠く感じるのは未だにコロナが抜けきっていないからだろうか。しかも寒くてたまらない。震えながらコンビニで珈琲をすすりそば屋でそばをすすり這々の体で帰ってきた。10日経ってもまだ本調子じゃない、普通の風邪と全然違う誠に厄介。二度と罹りたくない。
POP UP PARADE文豪ストレイドッグス・中原中也モノクロで、中也さんを撮影してみました。モノクロで見ると、また別の色気が漂う、中也さん。よく、カラーで撮った写真をモノクロに加工している方を見かけますが、モノクロ撮影はコントラストがシビアなので、ワタシは「モノクロで撮るぞ!」と思い立ったら、カメラの設定をモノクロにして、最初からモノクロで撮るようにしています。最後は、中也さんの青い目だけをフォーカスして...
八戸市の鮫地区。海岸沿いの地区であり、名前の通り鮫が多かったのだと思う。また鮫地区の蕪島は、ウミネコが数多く生息する場所としても有名である。ここは車で通過したことはあるが、実際に降り立って歩いたことはない場所である。今回は二日目の朝に鉄道で移動し、鮫駅から蕪島(神社)まで歩いて往復してきた。鮫の街を突っ切る形で歩いた。上原師匠は、よく鮫の町を歩いて写真を撮っていた。気にはなるものの、僕にはハードルの高い町でもであった。そこでどういうものを撮るべきか、よく分からなかった。今回行って、悩まずに行けば良かっただけと分かった。駅があり、商店街があり、港があり、飲み屋街があり、蕪島があり、猫もいる。全部撮れば良い。ここだけはモノクロにした。蕪島神社の上空は青く澄み切っていて、色を諦めるのは困難だった。原点回帰の試み...八戸探訪(番外編)~鮫という町
Townscapes 59, Kuala Lumpur, Malaysia 2025 毎日遅くまでお仕事で、、、 ここマレーシアでは、NHKプレミアムドラマ「TRUE COLORS」が日本に遅れること1週間、先週最終回でした。え?最終回?あれだけ伏線張っておいて、終わるの?結構尺を使って意味深な登場の仕方をしていた眼医者さん、どうなった?生涯寄り添っていくんじゃなかったの?ゲイの人は?え?え?っと。あと喫茶店のウェイトレスが良い感じだったけど誰なんだろ...
写真というものはぼくにしか見えないものしか写らないと思っている。でも見えるものを写真に写したら、みんなそこに見えないものを見ようとするんですよ、物語を見ようとしたり、隠された意味を読み取ろうとしたり。ぼくは、見えているものを、もっと、ふつうに見ればいいと思う。見えないものに気を遣うのは、もう生きてるだけで十分なんですよ。(伊丹豪)
モノクロフィルムでスナップを撮ってみる(実家の近所・2025年1月某日)
いろいろありまして実家の近所をスナップ。…つっても香川の田舎の「近所」の範囲ではなく、かなりの距離を歩きましたが…まぁここからかなりの距離を歩いて……疲れて間違えてシャッター切っちゃった…目の前に有名なうどん屋さんのポイントですね。ちなみに…PENTAX MX+F
コロナに罹るまでの10年は風邪を引いたこともなかったし仕事を病欠することもありませんでした。あの頃の、コロナで世の中が止まっている時期に一週間休むのと、今一週間休むのでは全然負担が違うというのを痛感しています。皆が休んでいる頃に必死に仕事をしていたのに今になって「この忙しい時に休みやがって」なんて大変損な役回りです。あの頃は、同僚が次々と倒れていく中で一人残されて、ああボクもゆっくり休みたいものだなあなんて考えておりました。もし罹ったら二週間くらいゆっくり本でも読んでいようとか考えていたのですけれど、実際に罹ってみれば本なんて読む気になれないほどシンドイものでした。4日目くらいでようやく本を手…
2025年3月10日の夕刻。鳥の嘶くような鳴き声を聞き、空を見上げると白鳥が編隊を組んで飛んでいた。14年前の震災の時を思い返してみる。そういえばあの時、白鳥を見た記憶がない。それどころではなくて目に入らなかったのか。それとも白鳥が何処かに逃げてしまったのか。もう今となっては分からない。どうであれ白鳥はまたこうして東北の空を飛んでいる。震災以来、毎年3月11日になると、被災前の沿岸の町の写真を掲載していた。もうストックは残っていない。十数年の間、僕は毎週毎週、飽きもせず東北の町を歩き廻り写真を撮ってきた。震災前の写真のストックよりも、そちらの方が意味のあることかもしれない。これからも撮り続けていこうと思う。X-T5/XF16-80mmF4ROISWRあの時、白鳥は何処にいたのだろう
Spherescapes 29, Kuala Lumpur, Malaysia 2025 結局、一番持ち歩く写真機が一番写真を撮る写真機なわけで。。。...
今何が食いたいかと聞かれれば春キャベツのペペロンチーノと答えてみる。もう48時間以上何も食べていないまさかの二度目のコロナで食えてないやっと峠を越えたところだろうかさすがにこの歳で40度超はかなりキツかった寒気が酷すぎて痙攣してたような気がする感染経路がまったく不明なのも謎鼻水は出っぱなし仕事は溜まりっぱなし
Townscapes 57, Kuala Lumpur, Malaysia 2025 マレーシア、元気です。ビルの建設意欲が旺盛。首都クアラルンプールの夜景がきれいです。通貨リンギットもこのところ円に対して強めの推移。 初代のV1+標準レンズの18.5mm、絞り開放のF1.8での撮影。ガラス窓を開けられなかったのでガラス越しですが、まあまあ良く写っています。最近はこの組み合わせを良く持ち歩いています。 ところで、1ニッコールでショックだったのが、10-10...
モノクロフィルムでスナップを撮ってみる(萱島・2025年1月某日) その2
萱島のメインストリートをぶらりと…相当久々に歩いたけどもこんな感じやったかなぁ。そらシャッター降りてる店は増えたとは思うが…商店街から離れるとこんな風景も広がってます。これは無かったような気がする。ということで、萱島スナップ編、終わります。こんな感じでス
暖かかった週末の伊豆箱根はものすごい数のライダーがみんな斜めになってコーナーを抜けていきました。ガードレールの向こうは崖、空しか見えないコーナーばかりのここは、高所恐怖症のボクにはとても怖くてスピードを出せません。
今月より企業の就活が解禁となりました。と同時に愚息にも早期選考の内定がちらほらと出ているようです。氷河期世代の方には申し訳ないですが、外銀コンサルデベロッパー商社に広告政府系と、同級生たちは大手からいくつ内定取ってこれるかレースを展開しているという贅沢な超売り手市場。内々定最終面接で某大手の取締役人事部長にコテンパンにやり込められてズタボロになって帰ってきた愚息でも翌日には内定が出るという切羽詰まった状況のようで、よしこの勢いで親のカタキを取ってもおうかね、と野心満々になるわけであります。とはいえボク自身もバブル組なので売り手市場だったのですが、結局今はしがない弱小サラリーマンの負け組。負け犬…