chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
よっちんのフォト日記 https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961

旅、登山、そして日常を写真に残しておきたい。そう思ってブログを再開しました。相変わらずの駄文、雑文、拙い写真ですが、どうかよろしくお願いします。

よっちん
フォロー
住所
大阪府
出身
未設定
ブログ村参加

2024/01/30

arrow_drop_down
  • 城と桜-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、4月7日の日曜日なのですが、ワタクシは家人と桜を見に行こいうと話をしていました。前日、家人に「どこか行きたいとこあるか?」と訊くと、「岸和田城って行ったことないんやけど桜はあるの?」と言うので、「お城の周りは結構な桜があるで。岸和田城に行こか」ということになりました。朝8時30分に岸和田城に到着しました。岸和田というと全国的には「だんじり祭り」で有名ですね。あと朝ドラ「カーネーション」で取り上げられた小篠綾子と娘のコシノ三姉妹も有名ですし、さらには元プロ野球選手の清原和博も岸和田出身で、清原は岸和田市民栄誉賞を受賞しています。ただ、清原の場合はその栄誉に泥を塗ってしまいましたがね。同じ大阪ですがワタクシが暮らしている...城と桜-大阪府岸和田市:岸和田城

    地域タグ:岸和田市

  • 桜とランドセル-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「笠置駅の桜」「柳生の里の桜」を満喫して、帰路につきました。すると、同じ柳生町なのですが大柳生と呼ばれるエリアに綺麗な桜あったので、車を停めて撮影することにしました。この日(4月6日)は関西の多くの場所で桜が見頃を迎えており、見事な桜を楽しむことが出来ました。桜と重厚な古民家…「日本の春、ここにあり」という感じがしますなぁ。そこにランドセルを背負った姉妹がやってきました。ご両親もおられたので、おそらく入学記念の写真を撮るのでしょうね。ワタクシなどはランドセルというと「男子は黒、女子は赤」という世代なのですが、今はそうじゃないんですよねぇ。百貨店に行くと青、紫、ピンク、緑などいろんな色のランドセルが売られていますし、男女関係なく好...桜とランドセル-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 桜まつり-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、奈良市柳生町を散策してきたワタクシ達ですが、時刻が10時近くになりました。10時からは「柳生さくら祭」が行われるので、ワタクシ達はイベントの会場に向かいました。「柳生桜まつり」は旧柳生藩陣屋跡が会場となり、様々な物産店やステージ発表が行われるようでした。地元の人と話をしていると、昨年は桜まつりの時には桜がほぼ散ってしまっていたとのことで、「今年は満開の桜やからよかったですわ」と喜んでおられました。イベントが始まったのですが、こういうイベントにはつきものなんでしょうね。地元の議員、そして観光協会会長の挨拶が長い。そして、話がつまらない。挨拶は簡潔に…ワタクシなどはいつもそう思うのですが、どうしてイベントなどの挨拶って長くてつまらないんでしょう...桜まつり-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 桜咲く小さな神社-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、柳生氏ゆかりの地である奈良市柳生町を散策していますと、桜が咲いている小さな神社がありましたので、そちらに向かって歩いて行きました。この神社は柳生八坂神社と言い、「八坂神社」ですので主祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)になりますね。素戔嗚尊を祭神とする八坂神社は全国に2300社ほどあるのですが、その総本社は京都の祇園にある八坂神社です。この神社は、江戸時代の1654年に柳生宗矩の子である柳生宗冬が南に離れた大保地区の八坂神社のご祭神を勧請して社殿を造り、「八坂神社」とした歴史を持っていますが、それ以前から春日大社の本殿第四殿の御祭神である比売神を祀る四之宮大明神(しのみやだいみょうじん)と呼ばれる神社であったとされているそうです。神社ならでは...桜咲く小さな神社-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 柳生一族-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「柳生の里」と呼ばれる奈良市柳生町の散策に向かいました。この建物は旧柳生藩家老屋敷。内部の見学が出来るのですが、時間が早かったのでまだ開館していませんでした。早朝からの行動というのは人が少なくていいのですが、唯一の難点は施設や飲食店が開いていないことが多々あるんですよねぇ。旧柳生藩家老屋敷にたくさんのスイセンが咲いていました。朝の日差しを浴びて、スイセンが一層美しく見えました。ここ柳生は将軍家御流儀となった柳生新陰流とその創始者・柳生家の故郷です。町の至る所に柳生一族ゆかりの建物があり、歴史好きの人が訪れることも多いんですよ。ワタクシは柳生家に関して詳しくはないのですが、柳生宗矩が関ヶ原の戦いにおける功績によって徳川秀忠の剣術指...柳生一族-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 剣豪の里-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、笠置駅の桜を満喫したワタクシ達は、笠置駅から車で15分ほど走った場所にある奈良市柳生町へと向かいました。柳生町は「柳生の里」とも呼ばれ、柳生新陰流で知られた剣豪の里です。旧柳生藩家老屋敷や柳生正木坂剣禅道場、新陰流の開祖・柳生石舟斎が切ったと伝わる「一刀岩」など、柳生一族ゆかりの歴史スポットが点在しているんですよ。この日(4月6日)と翌日の7日は「柳生さくら祭」が開催されることになっていて、ネットの情報でも「桜が見ごろ」となっていたので柳生の里を訪れることにしたんです。ワタクシ達は9時に現地に着きました。「桜まつり」は10時からだということですので、ワタクシ達は10時までの間、町内を散策することにしました。向こうに見える建物は「正木坂剣禅道...剣豪の里-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、ワタクシ達は再び笠置駅の方に向かって歩いて行きました。駅に向かう途中の小さな空き地に、艶やかなピンク色の桜がありました。エドヒガンザクラかなぁ。笠置駅の跨線橋の上から次の列車を待ちます。向こうに見えるのは笠置大橋。下を流れるのが木津川です。8時42分発加茂行きの列車がやって来ました。焦点距離は300mm(35mm換算で約460mm)。望遠レンズならではの一枚となりました。この日は35mm、30mmマクロの単焦点レンズと、18-300mm、10-24mmのズームレンズを持って撮影に出向きました。ワタクシは単焦点レンズが好きなのですが、こういう場面ではズームレンズがありがたいなぁと思います。上りホームに同じく8時42分発亀山行きの...ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 満開-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、笠置駅は上下線ともに列車が入線してきたので、駅の構内もどこか活気が感じられました。7時42分発加茂行きの列車が出発して行きます。子どもの頃から気動車(ディーゼルカー)がワタクシは好きでした。新幹線や特急列車よりも、ローカル線の鈍行列車に心惹かれるというちょっと変わった鉄道好きの子どもでした。そして、7時42分発亀山行きの列車が出発して行きます。この後の列車は駅から少し離れた場所で撮影しようと思い、一旦駅から外に出て行きました。駅から東に200mほど歩くと打滝川という小さな川が流れており、川の土手は桜が満開でした。今年もまた満開の桜を楽しむことが出来ました。元気に桜を見ることが出来るのは、幸せなことだと思います。そして、8時1分...満開-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、「桜と列車」の撮影を狙って笠置駅へとやって来たワタクシ達ですが、7時18分発加茂行きの気動車がやってくる時間となりました。プラットホームと駅舎を結ぶ跨線橋の上から列車を狙います。静かな山あいの駅に「ガタンゴトン」と列車の音が響きます。京都府南部(山城地域)の宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村の12市町村からなるエリアはお茶の産地として有名で、高級な「抹茶」「煎茶」「玉露」が作られています。そんな「京都のお茶」をアピールしようと、「お茶の京都トレイン」というラッピング列車が関西本線や奈良線で走っているんですが、そのラッピング車両が先頭車となってやって来ました...桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 桜に包まれた思い出の駅-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、4月6日の土曜日なのですが、関西では多くの場所で桜が見ごろを迎えておりました。ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と「満開の桜を見に行こうか」ということになり、朝の6時前に自宅を出発して桜を愛でに向かいました。やって来たのは京都府笠置町にあるJR関西本線の笠置駅です。笠置駅周辺にはソメイヨシノの木が数多くあり、「駅と桜」「列車と桜」を撮影することができるだろうと考え、笠置駅に向かったんですよ。関西本線は名古屋から奈良を経て大阪(JR難波)を結ぶ幹線なのですが、名古屋〜亀山間とJR難波〜加茂間はそれぞれ名古屋近郊の通勤・通学路線、大阪近郊の通勤・通学路線としてそれなりの乗降客がいます。しかし、中間部の亀山〜加茂間は単線非電化区間...桜に包まれた思い出の駅-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 隠元隆琦-京都府宇治市:萬福寺

    ManpukujiTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、宇治市にある萬福寺を訪れたワタクシですが、中国の明朝時代の雰囲気が漂う境内を興味深く散策していました。松の木の向こうに見えるのが大雄寶殿(だいおうほうでん)です。そちらに向かって歩いていくとしましょうか。ワタクシはお寺の回廊を歩くのが好きでして、こういう場所を歩くのが楽しくてなりません。大雄寶殿を正面から眺めてみました。大雄寶殿は萬福寺の本堂であり、最大の伽藍です。日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なものだそうです。当然ですが我が国ではチーク材なんて採れるはずがありません。このチーク材ですが、シャム(タイ王国の旧称)産でして、元々は、オランダ人が台湾へ築城用材として運んできたものが、台風のため...隠元隆琦-京都府宇治市:萬福寺

    地域タグ:宇治市

  • 中国様式の禅寺へ-京都府宇治市:萬福寺

    ManpukujiTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、京風のお寿司をいただき、伏見の散策を終えたのですが、時刻はまだ11時過ぎなんですよ。このまますぐに家に帰るのも勿体無いなぁと思い、ワタクシは宇治市の方に向かうことにしました。と言っても、12時前後に平等院鳳凰堂などに行けば観光客だらけです。ワタクシは宇治市にある「隠れた名刹」へと向かったのでした。ワタクシが向かったのは萬福寺というお寺です。正式には黄檗山萬福寺と言いまして、黄檗宗の大本山のお寺です。この総門を見て「中国みたいなお寺やなぁ」と思われませんでしたか。この建物は三門です。重厚感ある建物に圧倒されそうな気持ちになりますが、黄檗宗って浄土真宗とか真言宗と違って、ちょっと馴染みが薄い宗派ですよね。長崎などには黄檗宗のお寺も多...中国様式の禅寺へ-京都府宇治市:萬福寺

    地域タグ:宇治市

  • 京風のお寿司をいただきました-京都市伏見区:「阿津満」

    SushiRestaurant“Azuma”,FushimiWard,KyotoCityさてさて、早朝から伏見の町を散策し、ワタクシは強い空腹感を感じておりました。ただ、時刻はまだ10時30分。昼食を食べることができるようなお店が開店するには少し早い時間です。ワタクシ、お気に入りの蕎麦屋があるので「11時に開店やろうから、30分くらいならウロウロ歩いて時間潰して待とうか」と思い、蕎麦屋に行ったところ11時30分の開店でした。1時間待つのはさすがに辛い。ワタクシ、テレビドラマ「孤独のグルメ」で井之頭五郎が「腹が…減った」と呟く時のような気分になっておりまして、「大手筋商店街に行けば、何か食べ物にありつけるだろう」と思い、商店街の方へと向かいました。なんと、早い時間(朝10時)から営業している「阿津満」という...京風のお寿司をいただきました-京都市伏見区:「阿津満」

    地域タグ:伏見区

  • これも町の歴史-京都市伏見区:中書島

    Chushojima,FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の散策を続けているワタクシですが、次に「月桂冠大倉記念館」を訪れました。ここは伏見の酒造りの技や日本酒の歴史をわかりやすく紹介する博物館です。歴史ある建物は京都市有形民俗文化財に指定されています。古くからの酒造用具が行程順に展示され、月桂冠創業からの歴史を物語る史料の数々と合わせて見学できるようになっています。ここにも多くの外国人観光客が訪れており、訪問客の7割くらいは外国人でありました。大正時代の宣伝ポスターです。当時の美人というのは、こういう女性だったのでしょうね。これはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグを中心としたアメリカ代表の野球チームが、1934年に来日した時に作られたものです。まさか90年後に、日本人選手がメジャーリー...これも町の歴史-京都市伏見区:中書島

    地域タグ:伏見区

  • 桜咲く境内へ-京都市伏見区:長建寺

    ChoukenjiTemple,FushimiWard,KyotoCityさてさて、京都市伏見区の散策を続けるワタクシですが、次に長建寺というお寺を訪ねました。長建寺の入り口には中国風の独特な形をした竜宮門が建っています。ちょっと他のお寺では見ることが無い様式ですね。竜宮門をくぐると、すぐに桜の木がありました。こちらのソメイヨシノもまだ三分咲きというところでしょうか。このお寺は言宗醍醐派の寺院で、本尊は八臂弁財天なんです。弁財天を本尊とする寺院は京都でもここだけなんですね。「島の弁天さん」という愛称で、地元の人には親しまれているそうです。豊臣秀吉の時代、伏見は政治の中心地として大いに賑わっていました。しかし、1619年に伏見城が廃城になると伏見の町は衰退していきます。そこで、13代目伏見奉行の建部政宇(た...桜咲く境内へ-京都市伏見区:長建寺

    地域タグ:伏見区

  • 今年も桜に出会えました-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、ワタクシは酒蔵と水路という伏見ならではの風景を楽しみながら散策を続けていました。今年は2月に20℃を超えるような日もあり、異常に暖かい日が続きました。「今年は桜の開花も早くなるんやろなぁ」って、ワタクシは思っていたんですよ。ところが3月になると寒い日が多く、特に3月中旬からは例年に無い気温の低さが続きました。当初、大阪では「桜の開花日は3月23日、満開は3月30日頃」という予想だったのですが、その予想は大きく外れてしまい、開花宣言は3月30日、満開は4月6日となりました。この日は京都で開花宣言が出されて二日目でしたので、桜はチラホラと咲いているという感じでした。それでも、今年もまた桜に出会うことが出来た喜びをワタクシは感じていました。ワタクシはもう62歳...今年も桜に出会えました-京都市伏見区

  • 酒蔵と水辺、そして桜-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の町の散策を楽しむワタクシは、十石船の発着場へとやって来ました。あらあらあら、ワタクシはちょっとビックリ。船が水路を行き来するのは10時からなのですが、ワタクシがここに来たのは9時20分。もう多くの方々が十石船に乗ろうと、船着場には長蛇の列が出来ていたのでした。伏見は、その長い歴史のなかで城下町、宿場町、そして京の都最大の内陸港として栄えてきました。なかでも繁栄の大きな礎となったのは日本各地と京を結んだ「水運」だったんですよ。伏見に港を設けたのは豊臣秀吉です。天下統一を果たした秀吉が、その晩年に拠点となる城をつくろうと考えたことが始まりでした。築城に必要な材木や資材を運び込むためには、自然のままの川では荷の上げ下ろしも難しかったんですね。そこで文禄三...酒蔵と水辺、そして桜-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 板塀-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の町にやって来たワタクシは、酒蔵が立ち並ぶ伏見の散策を楽しんでおりました。この辺りから焼杉の板塀を使った建物が続くんですよ。そして、通りには微かに日本酒の香りが漂います。板塀、白壁、瓦屋根…同じような建物が並んでいると、視覚的なリズムとでも言うのでしょうか、見た目の統一感があるために町並みがすごく美しく見える気がするんですよ。ヨーロッパに行くと同じような色合い、同じ素材、同じくらいの高さの建物が立ち並んでいる姿をよく見ます。しかもそこには電線や電柱、何よりも無粋な看板などが無いために町並みに統一感があり、すごく美しい印象を受けるんです。都市の景観ということに関しては、ヨーロッパというところはすごく進んでいるというのか、都市景観も住民達が作り上げてきた...板塀-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 酒の町-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、御香宮神社を後にして、ワタクシは伏見の町に散策に向かいました。京阪電車伏見桃山駅前に伏見大手筋商店街があるんです。まずはこの商店街を歩いて行きます。最近はどこに行っても「駅前商店街」というと、店舗の多くがシャッターを下ろしたままで、寂れきった状態になっていることが多いです。しかし、ここ大手筋商店街はいつも多くの人が訪れており、商店街は活気にあふれています。この写真は朝の9時前に撮影したので、まだ店舗はほとんどが開店していませんが、10時頃には多くの人で賑わっていることでしょう。商店街の脇に本教寺という小さなお寺がありました。そこに見事な紫木蓮が咲いていました。ワタクシ、木蓮というと「お彼岸の時期に咲く花」というイメージが強かったのですが、今年は3月になっ...酒の町-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 伏見の氏神-京都市伏見区:御香宮神社

    GokounomiyaShrine,FushimiWard,KyotoCityさてさて、松本酒造の撮影を終えた後、ワタクシは京都市伏見区の散策を始めようと伏見区内の中心部の方への向かいました。まず向かったのは御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)です。この神社には駐車場があるので、そこに車を停めて散策に向かおうと考えましたが、まずは神社の参拝から始めるとしましょうか。この御香宮神社は酒どころ伏見の氏神でして、香りの良い水が湧き出したので清和天皇から御香宮の名を賜ったといわれています。また、安産の神様としても信仰を集めている神社です。応仁の乱で神社は荒廃しましたが、豊臣秀吉が社領を与えて伏見城の鬼門除けとしたと伝わり、現在も豪壮華麗な桃山文化の名残をとどめているんですよ。さすがに酒どころ伏見の氏神ですな。境内に...伏見の氏神-京都市伏見区:御香宮神社

    地域タグ:伏見区

  • 春の伏見へ-京都市伏見区:松本酒造

    MatsumotoSakeBrewery,FushimiWard,KyotoCityさてさて、3月31日の日曜日なのですが、ワタクシはどこかに写真を撮りに行こうと思いました。本来ですと満開の桜を撮りに行きたいのですが、今年はやっと開花宣言が出されたばかりですので、満開の桜は期待できそうにありません。どうしようかなぁと前日の夜に思案した結果、久々に京都市伏見区を散策しようと思い立ったんです。朝8時ちょうどに伏見に着いたのですが、伏見の中心部に行く前にちょっと立ち寄りたい場所があったんです。伏見といえば日本屈指の酒所として名高いのですが、ここは「松本酒造」という酒蔵なんです。1791年創業の酒造所ですが、1922年築の本社酒造場は近代化産業遺産の認定を受けている建築物なんです。そして、この季節は酒造場のすぐ西...春の伏見へ-京都市伏見区:松本酒造

    地域タグ:伏見区

  • こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町:「湯浅米醤」

    “YuasaBeishou”,YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、旧湯浅駅舎の見学を終えたワタクシ達は、駅舎内にある食堂に昼食を食べに向かいました。かつての駅員室が食堂に生まれ変わっていました。お店の名前は「湯浅米醤」(ゆあさべいしょう)と名づけられていました。メニューを見てしばし熟考。悩みましたが「おむすび定食」にすることに決定。しかし、どのおむすびにするのかでさらに悩まねばなりませんでした。食堂の中には当然テーブルや椅子もあるのですが、売店のレジの横からデッキ席に出ることが出来るんですよ。このデッキ席は湯浅駅のホームの端に位置していますので、JRの電車が停車すると目の前で車体を見ることが出来るんです。「特急くろしお」が来る時間に合わせて、ご近所の方々が子どもを連れて列車を見にきまし...こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町:「湯浅米醤」

    地域タグ:湯浅町

  • 100年の時を経た「旧駅舎」-和歌山県湯浅町:旧湯浅駅舎

    OldYuasaStationBuilding,YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、湯浅町の散策を終えてワタクシ達はJR紀勢本線湯浅駅へと戻ってきました。先日のブログに書きましたが、湯浅駅の駅舎は新しいモダンな駅舎に変わっていました。しかし、かつての古い駅舎は解体されることなく、新たな役割へと生まれ変わっていたんです。1927年、国鉄紀勢線が紀伊湯浅駅まで延伸した際に誕生した駅舎です。国鉄がJRに変わり、年号が令和になった2019年までの100年近く、建築当初の姿を残しつつ、湯浅の玄関口の役割を担ってきました。駅の機能は北隣の「湯浅えき蔵」に移転。旧駅舎は残され、21年に湯浅町が「歴史的風致形成建造物」に指定しました。観光客や地域住民の交流の場として復活させ、新たなにぎわいを創出する目...100年の時を経た「旧駅舎」-和歌山県湯浅町:旧湯浅駅舎

    地域タグ:湯浅町

  • 静かな散策-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、ワタクシ達は湯浅町をのんびりとカメラ片手に歩いておりました。昨今は日本各地どこに行っても多くの外国人観光客と出会うのですが、ここ湯浅はまだSNS等で話題になっていないのか、この日は外国人らしい観光客と出会うことはありませんでした。また平日であったため、日本人の観光客の姿もほとんど無く、ワタクシ達は静かな散策を楽しむことが出来ました。中国人、韓国人や台湾人、さらには欧米の観光客が大挙する姿は、今や日本各地どこでも見かける姿になりましたが、ワタクシ、最近は東南アジア系やインド系の人達をすごくよく見かける気がするんですよ。海外旅行客の増加はその国の経済力を反映します。かつて日本人にとって海外旅行は高嶺の花でしたが、バブルの頃には日本人観光客がパリやミラノな...静かな散策-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 醤油の香り漂う町並み-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、ワタクシ達は湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」を散策していました。こういう町並みには赤い丸型の郵便ポストが似合います。この郵便ポストは1901年から製造が始まったのですが、それまでの郵便ポストって黒色だったんですよ。黒色だと夜は見えにくいということもあり、イギリスで採用されていた赤いポストが日本でも採用され他そうなんです。現在の四角い形のポストは1950年から製造が始まったということです。「たばこ」「切手」「印紙」…こういう看板も、すっかり見ることは無くなりましたね。この日は快晴。気持ちのいい散策を楽しむことが出来ました。ここ湯浅は「醤油発祥の地」として知られています。醤油造りの始まりは、遥か中世の時代にまで遡ります。鎌倉時代の禅僧覚心が1249...醤油の香り漂う町並み-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 熊野古道の道標-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、道成寺を後にしたワタクシ達ですが、大阪への帰路に和歌山県湯浅町に立ち寄りました。湯浅は熊野街道の要地にあたり、その史跡も一部残されており、古い歴史を持つ町です。又、自然に恵まれた良港であり、各地との交易が盛んで出船・入船が多く、周辺産物の集積場として経済上の中心地でもあったんです。ワタクシも相棒の「今でも晴れ男さん」も、この町の佇まいが好きで、久々に散策することにしたのです。JR紀勢本線湯浅駅のすぐ横に駐車場があったのを覚えていたので、湯浅駅に向かって駐車場に車を停めました。しかし、その後湯浅駅の駅舎を見てビックリ。新しい瀟洒な駅舎に変わっていたんですよ。以前の古い駅舎は趣のある駅舎だったのですが、その駅舎も素晴らしい再利用をされていたんです。旧駅舎...熊野古道の道標-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 安珍と清姫-和歌山県日高川町:道成寺

    DoujoujiTemple,HidakagawaTown,WakayamaPref.さてさて、見頃というのはまだ早い道成寺の桜でしたが、ワタクシ達は開花が早い枝垂れ桜の撮影を楽しんでいました。ところで、道成寺というと歌舞伎や能楽などでもよく取り上げられるお寺でして、かの有名な「安珍と清姫」の物語の舞台なんですよ。皆さんも安珍・清姫の話は知っていますよね。昔、安珍という若いお坊さんが、熊野大社へお参りする途中、庄屋さんの家に一晩泊めてもらいました。庄屋さんの一人娘の清姫と出会い、二人とも強く心惹かれあうのですな。安珍は、「熊野大社からの帰りに、必ずまた立ち寄るから」と、言い残して庄屋の家を出発します。しかし、到着した熊野大社の僧侶に心の迷いを見抜かれ、目を覚ませと安珍は諭されました。修業中の身であった安珍...安珍と清姫-和歌山県日高川町:道成寺

    地域タグ:日高川町

  • 今年の桜は…-和歌山県日高川町:道成寺

    DoujoujiTemple,HidakagawaTown,WakayamaPref.さてさて、いよいよ桜の季節となってきましたね。ワタクシ、3月になると桜の開花予想や開花情報が気になるのですが、今年は当初の予想に比べてどんどんと開花予想日や見頃の予想が遅れていきました。3月に入ってから気温の低い日や雨の日が続いたせいで、どんどん開花予想が遅れていったんです。ワタクシ、休日出勤の代休を3月27日にもらっていたので「しめしめ。平日に満開の桜を見ることが出来るがな」と思っていたのですが、ソメイヨシノは3月27日では関西はどこも開花前だったんですよ。せめてなんとか桜を見たいと思い、早咲きのエドヒガンザクラやシダレザクラがあり、大阪よりも温暖なので「もしかしたらソメイヨシノも開花をしているかも」という期待感も込め...今年の桜は…-和歌山県日高川町:道成寺

    地域タグ:日高川町

  • 母なる湖-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、ワタクシは「ISOBASE」で穏やかな朝を迎え、広大な琵琶湖を眺めていました。琵琶湖は昔から「琵琶湖」と呼ばれていたわけではありません。古代には近江の海、淡海、淡海の海、鳰の海と記されています。国名の近江は、遠江国の浜名湖に対して都に近い「近つ淡海」、つまり「あはうみ」から転じたものなんですね。鳰の海の「鳰」(にお)とはカイツブリのことでして、カイツブリは滋賀県の県鳥になっています。そして、琵琶湖という名前が使われるようになったのは16世紀の初め頃からのようで、その由来は琵琶湖にある竹生島の弁財天が持つ楽器の琵琶が湖の形に似ているからだそうです。また、近年では「MotherLake」とも呼ばれるようになりました。「母...母なる湖-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 穏やかな朝を迎えて-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、キャンプの夜はかなり冷え込み、ワタクシはそうでもなかったのですが家人は寒さでなかなか眠れなかったそうです。しかし、朝を迎えると「ISOBASE」は放射冷却で気温こそ低いものの、前日の強風は嘘のように全く風のない穏やかな朝になっていました。朝となればまずは朝食の準備に取りかからねばなりませぬ。マルチグリドルは便利です。一度で「目玉焼き」「ウインナー」を焼き、「レーズンパン」を温めます。キャンプの朝はパンを食べることが多いです。ご飯は炊くのに時間がかかりますが、パンはすぐに調理出来ますからね。同時進行でお湯を沸かし、コーヒーを淹れました。朝の琵琶湖を眺めながらいただくコーヒーは最高です。どーですか。「ワンプレートブレイク...穏やかな朝を迎えて-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 揺らめく炎-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、「ISOBASE」のキャンプサイトも日が沈み、夜の気配が漂ってきました。暖を取るために石油ストーブは欠かせません。当たり前のことですが、テントでストーブを使うときは換気に注意しないといけません。テントの中で一酸化炭素中毒なんてことになれば大変ですからね。ランタンの灯りに心が癒されます。ワタクシは今回のキャンプにオイルランタンを一つ、LEDランタンを二つ持ってきました。この柔らかな明るさはオイルランタンならではです。風が吹くと炎が揺らめくのがいいんですよ。見事な空のグラデーション。三日月が煌めきます。この日はワタクシ達以外には年配のソロキャンパー一人しかおらず、静かな夜を楽しむことが出来たんです。焚き火もキャンプの楽し...揺らめく炎-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 黄昏の時-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、「ISOBASE」でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、夕食を終える頃には日が西に傾いていきました。このキャンプサイトは琵琶湖の東側、いわゆる湖東に位置しています。ですので湖西に沈んでいく夕日を、真正面に見ることが出来るのですな。向こうに見える山並みは比良山系の山々です。標高1000m前後の山が続いているんですよ。そして、手前に見える島は多景島という島なのですが、日蓮宗の見塔寺があり、寺の塔がはっきり見えますね。琵琶湖は約670平方キロメートルの面積を持ち、滋賀県の6分の1ほどの面積になります。今年は琵琶湖の水位低下というのが大きな話題になっていたのですが、現在はほぼ水位も通常通りに戻ったようですね。「日没」を表す言葉...黄昏の時-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 夕食は…韓国料理-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、琵琶湖畔の「ISOBASE」にやって来て、強風の中でなんとかテントを張ったワタクシ達は、なんとか無事に夕食の準備に取りかかりました。ワタクシの役割は「米炊き」でしたが、なんとか美味そうに米を炊くことが出来ました。家人は「スンドゥプ」を作り始めます。まずは鍋の中にごま油を引いて、豚肉とキムチを炒めます。そこにスンドゥプの素、味噌、豆腐、アサリのむき身、ニラなどを入れていきます。アサリのいい出汁が出るかと思ったのですが、缶詰ですからさほどアサリの出汁は感じられませんでした。もう一品はマルチグリドルで「サムギョプサル」を作ります。豚バラの脂が美味しいんですよねぇ。ところがこの時、家人が「あぁ〜」と言うんですよ。何事かいなと...夕食は…韓国料理-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 強風に悪戦苦闘-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、ワタクシ達は今回のキャンプ場へとやって来ました。今回利用するのは、滋賀県米原市の琵琶湖畔にある「ISOBASE」というアウトドア施設にあるキャンプ場です。カフェ、マリンスポーツ、キャンプ場などをやっている複合施設なんですね。カフェが管理棟を兼ねています。トイレも炊事棟もすごく綺麗でした。フリーサイトで目の前は琵琶湖です。開放感は抜群ですし、風景も素晴らしいです。しかし、湖畔ですので風を遮るものが何一つありません。湖の方から強風が吹いてくるんですよ。この波を見てください。海ならこれが普通でしょうが、湖でこれだけの波というのは相当風が強いんですよ。ネットで天気予報サイトを見ると米原市は風速7mとなっていましたが、ここはそ...強風に悪戦苦闘-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 琵琶湖を臨むカフェ-滋賀県彦根市:「クラブハリエ ジュブリルタン」

    Cafe“J'oublieletemps”,HikoneCity,ShigaPref.さてさて、キャンプ場に向かうワタクシ達は彦根市にあるスーパーで夕食や朝食の食材を買い込み、キャンプ場へと向かっていったのですが、キャンプ場の少し手前に以前訪れたことがあるカフェがありまして、そこに立ち寄ることにしたんです。ワタクシ達は「クラブハリエジュブリルタン」というカフェに立ち寄りました。この「クラブハリエ」なのですが、滋賀県近江八幡市に「たねや」という老舗の和菓子屋さんがあるんです。その「たねや」さんの洋菓子部門が「クラブハリエ」で、特にバームクーヘンは大人気なんです。ここ「クラブハリエジュブリルタン」は1階がパン屋さん、2階がカフェになっていまして、ワタクシ達は以前に醒井という宿場町にバイカモを見に行った帰りに、...琵琶湖を臨むカフェ-滋賀県彦根市:「クラブハリエジュブリルタン」

    地域タグ:彦根市

  • 愚直な努力-滋賀県豊郷町:豊郷小学校旧校舎群

    ToyosatoOldSchoolBuildings,ToyosatoTown,ShigaPref.さてさて、3月13日〜14日にワタクシは家人と滋賀県の方にキャンプに行ってきました。目的地のキャンプ場は米原市にあるのですが、キャンプ場に向かう途中でどこかに立ち寄ろうということになり、家人がまだ行ったことがない豊郷町にある豊郷小学校旧校舎群に行くことにしたんです。1937年(昭和12年)、豊郷小学校出身で丸紅の専務取締役であった古川鉄治郎が私財を投げ打ってこの豊郷小学校を建設しました。当時としては珍しい壮麗な鉄筋コンクリート造の校舎は、「白亜の殿堂」や「東洋一の小学校」との異名を取ったそうです。また、暖房設備など当時最先端の技術を惜しみなく使用し、その総工費は365,000円に上っています。この金額は当時...愚直な努力-滋賀県豊郷町:豊郷小学校旧校舎群

    地域タグ:豊郷町

  • 古民家を利用した複合商業施設-大阪市中央区:空堀・「れん」

    ComplexFacility“Ren”,Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ワタクシが散策を続けていた空堀には、戦前から残る古民家が点在しておりまして、最近はそんな古民家を再生して、カフェ、雑貨屋、あるいはゲストハウス等々に利用している建物が多いんです。そんな古民家再生の「はしり」として、登録有形文化財にも登録されていた小森家住宅をを再利用した複合商業施設がありまして、長らく「練」という名前で親しまれてきたのですが、オープン20周年を迎えて「れん」と名称を変えて再スタートを切りました。風格のある建物が佇んでいます。どこか懐かしさと温かみを感じる建物ですね。そして、ここ「れん」の中には以前からお気に入りのお店があるんですよ。「EkChuah」(エクチュア)というチョコレートの専...古民家を利用した複合商業施設-大阪市中央区:空堀・「れん」

    地域タグ:中央区

  • 坂道-大阪市中央区:空堀

    Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ワタクシは大阪市中央区にある「空堀」と呼ばれる地域を歩いていました。戦災を受けなかったこの一帯は、「古き良き時代の大阪」を感じることが出来るんですよ。「勝の家」という食堂がありました。今でも営業しているんだったら、なんともすごい風格ですなぁ。空堀界隈を歩いていると、坂道がすごく多く、地形が複雑なことがよくわかります。大阪という町は起伏が少なく、あまり坂道が無いのですが、この界隈は坂道が多いんですよ。一つの理由は大阪市内にある上町台地という台地の西側に位置しているので、全体的に言うと東から西に向かって下っていく斜面になるんです。そこに加えて、かつてこの地域では瓦造りが盛んで、瓦を作るために土が掘られていたそうなんです。そのために凹地があちこちに...坂道-大阪市中央区:空堀

    地域タグ:中央区

  • 商店街の小さなcafe-大阪市中央区:空堀・「道勝cafe」

    “MichimasaCafe”,Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ぐっと冷え込んだ日の朝でしたが、ワタクシは空堀の散策を楽しんでいました。なんともレトロな自転車が置いてありました。今でも現役で使われているのでしょうかね。この自転車、オートバイのサイドカーのように荷物車が自転車につながっているんですよ。ちゃんと運転できるんですかね。そもそも、道路交通法ではこういう自転車はOKなのでしょうか。この日の大阪は最低気温が0℃でした。この時は午前10時だったので、0℃ということはありませんが相当寒かったんです。「熱ーいコーヒーでも飲みたいなぁ」と思い、空堀商店街の方に向かいました。「道勝cafe」という雰囲気の良さそうなカフェがありました。ワタクシ、ここのお店に入ることにしました。「み...商店街の小さなcafe-大阪市中央区:空堀・「道勝cafe」

    地域タグ:中央区

  • 大阪はどこに向かう-大阪市中央区:空堀

    Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ワタクシはノスタルジックな町並みが残る大阪市中央区の空堀を散策していました。松屋町筋~谷町筋~上町筋まで東西約800mつづく空堀商店街です。明治以降から戦前まで賑わい、戦後も空襲の被害が少なかったためにいち早く復興、市内初の福引大売出しをして人気を博したという歴史があるんです。この写真でもわかると思うんですが、空堀商店街は上町台地の斜面に位置しているので、商店街の中にかなりの勾配があるんですよ。この商店街、「プリンセストヨトミ」という映画のロケ地としても知られています。この建物は「惣」という、長屋を再生した複合ショップです。同じような複合ショップで「練」「萌」というのも近くにありまして、「萌」「練」「惣」ですから三つ並べると「ほう・れん・そう...大阪はどこに向かう-大阪市中央区:空堀

    地域タグ:中央区

  • 古くて新しい-大阪市中央区:空堀

    Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、今年の正月明け間もない頃、ワタクシは大阪市中央区にある「空堀」というエリアを散策しました。今日からはその時の写真をアップしていきますね。空堀(からほり)の地名の由来なのですが、豊臣秀吉が大坂城の外堀として築いた南惣構(みなみそうがまえ)堀が、水を入れない空堀だったことなのだそうです。空堀は大阪城の南側に位置しており、大阪市の中心部にあります。大阪市の中心部は太平洋戦争で大空襲を受け、多くが消失したのですが、ここ空堀界隈は奇跡的に空襲の被害を逃れたんです。そのおかげで戦前の古い建物、町割りが残っているんですよ。路地の奥に地蔵尊がありました。ワタクシが生まれ育った場所が、ちょうどこんな感じだったんですよ。車が入ってこない狭い路地の奥は、子ども達に...古くて新しい-大阪市中央区:空堀

    地域タグ:中央区

  • 妻入の商家が並ぶ町-兵庫県丹波篠山市:河原町

    Kawaramachi,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、丹波篠山市の「小田垣豆堂」でくつろいだ後、ワタクシ達はカフェのすぐ近くにある河原町へと向かいました。この篠山の地は山々に囲まれた盆地でして、古くから京都や山陰、山陽を結ぶ交通の要所でした。そして、1609年に篠山城が築城され、翌年から城下町が整備されていきます。河原町に商屋が建ち始めたのはその少しあとでして、1612年頃だと言われています。その後多くの商屋が軒を連ねる一大商業地として栄えました。「河原町妻入商家群」として重要伝統的建造物群保存地区にも指定された河原町には、妻入の商屋が東西約600mに渡って並ぶ町並みが続いているんですよ。建物の各面の呼び名として、長辺側、あるいは屋根の棟と平行な面を平といい、短辺側、あ...妻入の商家が並ぶ町-兵庫県丹波篠山市:河原町

    地域タグ:丹波篠山市

  • これは絶品-兵庫県丹波篠山市:「小田垣豆堂」

    “OdagakiMamedou”,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、京丹後から大阪への帰路なのですが、ワタクシ達は再び兵庫県丹波篠山市に立ち寄ることにしました。というのも、本当であれば前日の往路に立ち寄りたいカフェがあったのですが、前日(3月3日)は篠山マラソンが開催されていたので、市内の中心部は混雑することが予想されたので行かなかったんです。この日(3月4日)は月曜日ですので、どこも人は少ないだろうと思い行きたかったカフェに向かいました。この建物は「小田垣商店」というのですが、小田垣商店は1734年に創業した黒豆卸店の老舗です。本社敷地内の江戸時代後期から大正時代初期の建物10棟は国の登録有形文化財でもあるんですよ。丹波黒大豆や丹波大納言小豆をはじめとする豆類の販売や、豆...これは絶品-兵庫県丹波篠山市:「小田垣豆堂」

    地域タグ:丹波篠山市

  • 日本海‐京都府京丹後市:間人

    Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、ワタクシは京丹後市間人の砂方と呼ばれる集落のあたりを散策していました。明るく開放的な太平洋、穏やかで静かな瀬戸内海…ワタクシに馴染みが深いこれらの海と日本海は別物です。鉛色の雲、押し寄せる波、吹きつける風、冬の日本海は人を拒むような表情を見せてきます。ワタクシは松本清張氏の推理小説が好きなのですが、氏の代表作の一つに「ゼロの焦点」という作品があります。この小説は石川県の能登半島が舞台で、荒々しい日本海の様子が作品中にたびたび描かれるのですが、ワタクシは高校生の時に読んだ「ゼロの焦点」のことを思い出していました。そういえば「ゼロの焦点」って10年ちょっと前に、広末涼子さんや中谷美紀さんが出演して映画にもなったので、小説を読んでいない人でも内...日本海‐京都府京丹後市:間人

    地域タグ:京丹後市

  • カニ三昧の翌朝‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、京丹後市間人のお宿「かねみつ」でカニ三昧の夕食をいただいた翌朝ですが、6時過ぎには目が覚めて朝風呂を浴び、部屋に戻ってテレビを眺めながら朝食の時間を待ちました。ここのお宿は夕食はもちろんですが、朝食も美味しいんです。朝食に手を抜かないお宿はいいですね。普段は朝食なんて10分ほどで食べてしまうのですが、この日は家人とゆっくりと話をしながら食事を食べます。仕事に行く時間に追われることなく、のんびりと朝食を食べるだけで幸せを感じてしまいますわ。お味噌汁にもカニが入っています。カニから出る出汁が美味しいんですよね。美味しい朝食をいただいた後、ワタクシはお宿の周辺を散策することにしました。お宿のすぐ前に砂方漁港という小さな漁...カニ三昧の翌朝‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    地域タグ:京丹後市

  • ひたすらカニを喰らう‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、京丹後市間人といえば極上のカニ料理を味わうことが出来ることで有名です。当然ながらワタクシ達が宿泊する「かねみつ」もカニ料理を満喫できるお宿なのです。どーですか。まずは「カニのお刺身」です。甘エビやホタテ貝のお刺身もついていますが、主役のカニにばかり目が行ってしまいます。カニの刺身は口の中で広がる上品なカニの甘みと、とろり溶ける繊細な食感は絶品です。どーですか。これは「カニ味噌の甲羅焼き」です。カニ味噌の旨みが最高なのです。あぁ、幸せ。どーですか。続いては「カニの天麩羅」です。カニ自体が美味いのに加え、サクサクに揚げられた天麩羅ですので美味いに決まってます。ワタクシ達は「美味い、美味い」「たまらん、たまらん」「幸せ、...ひたすらカニを喰らう‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    地域タグ:京丹後市

  • 14歳、でもまだまだ元気です…紋の誕生日

    Mont's14thBirtdayさてさて、我が家には「紋」という名前のチワワがいます。今日3月12日は、紋クンの14回目の誕生日なんですよ。チワワの14歳は人間に換算すると72歳くらいになるそうです。10歳の頃から、誕生日が来ると悲しくなります。ワタクシ達の5倍くらいのスピードで、彼が歳を重ねていくことが辛くてなりません。紋ジィ…そう呼ぶ方がいいのかも知れませんが、やっぱりワタクシ達には永遠に紋クンです。彼はいまだに快眠、快食、快便の三拍子。病気らしい病気にかかったこともありません。紋クンを見ていると「歳をとった」「老いてきた」という感じが全くしないんですよねぇ。紋クンが我が家に来て三日目。体重500gの小さな小さな紋クンです。マグカップの中に身体が入ったんですよ。初めてのお出かけの日、行き先はワクチン...14歳、でもまだまだ元気です…紋の誕生日

  • 荒波‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、京丹後市間人(たいざ)にやって来た頃、天候は目まぐるしく変化していました。日差しが差して来たかと思えば、一転にわかに雲が広がり雨が降ってくる。かと思うと、また日が差してくるという状況で、お宿の「かねみつ」でお風呂を楽しんだ後は、また冷たい雨が降り始めていました。本当は夕食前にお宿の周辺を散策しようかと思っていたのですが、雨が降っているのでそういう訳にはいきません。部屋の大きな窓から外を眺めてみました。目の前には砂方漁港という小さな漁港と冬の日本海が広がっています。ワタクシが若かった頃、職場の先輩にこの地域出身の方がいました。その方が「私の故郷では冬になるとね、『弁当忘れても傘忘れるな』という言葉があるんですよ」と話...荒波‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    地域タグ:京丹後市

  • 馴染みのお宿‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、丹波篠山を後にしたワタクシ達は、この日のお宿がある京都府京丹後市に向かいました。京都府北部にある京丹後市は、「平成の大合併」によって6つの町が合併して生まれた市なのです。ワタクシ達が泊まるお宿は旧丹後町にあるんですが、その前に旧網野町を通過していくときにちょっと立ち寄ってみた場所があるんです。「アミティ丹後」という建物の中に「野村克也ベースボールギャラリー」というのがあるんです。プレイヤーとして、そして監督としてプロ野球界で数々の功績を残した「ノムさん」こと野村克也氏が、故郷である京丹後市へ寄贈したトロフィーや楯等の寄贈品の数々を展示する施設なんです。アミティ丹後は野村さんの母校・旧網野小学校の跡地に建てられていま...馴染みのお宿‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    地域タグ:京丹後市

  • 陽光の中でいただくランチ-兵庫県篠山市:今田・「Touya Cafe」

    “TouyaCafe”,Konda,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、丹波篠山市今田で丹波立杭焼の素敵な器を購入したワタクシ達は、ランチを食べようと思い「TouyaCafe」という感じのいい佇まいのカフェにやって来ました。入口から中に入ると天井が高く解放感のある店内が広がっていました。大きなスピーカーからワタクシ好みのジャズが流れています。薪ストーブがあり、ウッディな感じはワタクシの好みです。ただ、お店の方から「予約はされていますか」と訊かれたので、「いいえ、してません」と答えると「今の時間、店内は全て予約で一杯なんです。外のテラス席なら空いてるんですが」とのこと。幸いなことにこの日の丹波篠山は穏やかな天候で、風もほとんど吹いていません。これなら外で食べるのも大丈夫だろうと...陽光の中でいただくランチ-兵庫県篠山市:今田・「TouyaCafe」

    地域タグ:丹波篠山市

  • 気に入った陶器がありました-兵庫県丹波篠山市:今田

    Konda,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、丹波立杭焼の産地である丹波篠山市今田にやって来たワタクシ達ですが、いい感じの陶器がありそうな窯元が二軒あったので、窯元を訪ねることにしました。まずは「丹波まるいち窯」に向かいました。ここは以前にもマグカップを買ったことがあり、建物にも記憶がありました。穏やかな作家さんがワタクシ達を迎えてくれました。「これええなぁ」「こっちのも欲しいね」と二人で話をするのですが、さほど潤沢な予算があるわけではありません。あれこれと悩んだ挙句、次の作品を買いました。ナチュラルな色合いがすごく素敵だなと思ったんですよ。お茶碗を二つとマグカップを一つ。マグカップは家人のものですが、コーヒーをたっぷりと淹れることが出来そうです。次に「吟兵ヱ窯」を訪れまし...気に入った陶器がありました-兵庫県丹波篠山市:今田

    地域タグ:丹波篠山市

  • 丹波立杭焼の里-兵庫県丹波篠山市:今田

    Konda,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、3月3日〜4日にワタクシは家人と京都府の日本海側に「蟹三昧」の旅行に行ってきました。ただ、お宿まで行くだけでは面白くないので、どこかに立ち寄ろうということで兵庫県丹波篠山市に行くことにしたんです。本当は篠山の中心部に行こうと思っていたのですが、3月3日は「篠山マラソン」が開催されるので道路規制もあり、人も多いだろうということで中心部を避けて、今田(こんだ)と呼ばれる地区に行くことにしました。丹波篠山市今田というのは丹波立杭焼の産地なんです。丹波立杭焼は起源は平安時代にまで遡ると言われていて、信楽焼、常滑焼、瀬戸焼、備前焼、越前焼とともに六古窯の一つに数えられています。ワタクシも家人も丹波立杭焼の陶器が好きで、「良いのがあれば買お...丹波立杭焼の里-兵庫県丹波篠山市:今田

    地域タグ:丹波篠山市

  • 菅原道真-大阪府藤井寺市:道明寺天満宮

    DomyojiTenmanguShrine,FujiideraCity,OsakaPref.さてさて、道明寺天満宮を訪れたワタクシは、梅が見頃の梅園で観梅を楽しみました。ところで、ここ道明寺天満宮のように菅原道真を祀る神社は、実に全国で12000社になるそうですが、この菅原道真というのはどういう人物なのでしょうか。道真は中級貴族の学者の家柄に生まれましたが、宇多天皇に寵愛されて高い地位に登っていきます。宇多天皇は、権勢を誇る藤原氏に対抗させるため道真を登用したとされており、ついには右大臣に出世するんですね。こうした出世が当然ながら他の貴族たちの反発を呼び、ライバルの藤原時平は宇多天皇の跡を継いだ醍醐天皇に対して「道真があなたを廃して娘婿の斉世親王(醍醐の弟)を即位させようと企んでいる」と醍醐天皇に根も葉も...菅原道真-大阪府藤井寺市:道明寺天満宮

    地域タグ:藤井寺市

  • 牛と天満宮-大阪府藤井寺市:道明寺天満宮

    DomyojiTenmanguShrine,FujiideraCity,OsakaPref.さてさて、各地で梅の見頃を迎えていた2月下旬ですが、ワタクシの自宅近くにも梅の名所があるんです。大阪府藤井寺市に道明寺天満宮という神社がありまして、天満宮ですので菅原道真を祀り、梅の名所となっているんです。我が家からだと歩いて40分ほどの距離にありますので、ウォーキングがてら観梅に行ってきました。道明寺天満宮は、この地域の豪族であった土師氏の氏神として成立しました。のちに土師氏の子孫でつながりの深い菅原道真を祭神に加え、天満宮となったというのがその始まりだそうです。菅原道真を祀る天満宮ですので、学問の神様として信仰されているのはもちろんですが、梅の名所としても名高く、毎年2月から3月にかけて多くの参拝者が境内の梅園...牛と天満宮-大阪府藤井寺市:道明寺天満宮

    地域タグ:藤井寺市

  • 薪ストーブで暖を楽しむ‐奈良県葛城市:「酪農カフェ 酪」

    Cafe“Raku”,KatsuragiCity,NaraPref.さてさて、長谷寺の参拝を終えたワタクシは、長谷寺の門前に出てまいりました。長谷寺の門前は土産物屋、飲食店などが並び、古くから多くの参拝者が訪れた門前町の佇まいを残しています。ワタクシは門前町の雰囲気というのが好きで、ついついレンズを向けたくなるんですよ。門前町というのは室町時代ごろから寺社の門前に発達した町のことです。宗教が庶民の間に広まって参拝する人が増加するにつれて、有名な寺や神社の門前に店や宿屋が立ちならび、しだいに門前町がつくられました。伊勢神宮の宇治山田(今の伊勢市)や善光寺の長野などが、最も代表的な門前町と言えるでしょうね。ワタクシ、そろそろお昼が近づいてきたので、ちょっと何か食べたいなぁと思いました。この日は朝から冷え込み、...薪ストーブで暖を楽しむ‐奈良県葛城市:「酪農カフェ酪」

    地域タグ:葛城市

  • 冷気漂う祈りの場-奈良県桜井市:長谷寺

    HasederaTemple,SakuraiCity,NaraPref.さてさて、長谷寺を訪れたワタクシは、さらに境内を先へと進んでいきました。舞台の上から本堂を眺めてみました。現在の本堂は徳川三代将軍・家光公によって再建されたものなんです。平成16年に国宝に指定されたこの本堂は、入母屋造、本瓦葺きの堂々たる建築で、舞台からの景色が素晴らしいんです。舞台から西を眺めると秀麗な五重塔が見えます。手前の木々は桜ですので、桜の季節には五重塔が桜の海に浮かんだかのように見えるんです。長谷寺ってどこで切り取っても絵になるんですよねぇ。舞台から南を見ると本坊の姿が一望です。この後は五重塔から本坊の方に向かって歩いて行きます。五重塔の前から本堂を眺めてみました。堂々たる姿に心惹かれます。この五重塔は歴史が新しく、昭和2...冷気漂う祈りの場-奈良県桜井市:長谷寺

  • 冬牡丹と寒牡丹-奈良県桜井市:長谷寺

    HasederaTemple,SakuraiCity,NaraPref.さてさて、「花の御寺」と呼ばれる長谷寺にやって来たのですが、12月中旬から2月上旬までの間にもこの季節ならではの花を楽しむことが出来るんですよ。初夏の牡丹と同様、仁王門から入ってすぐの下登廊の両側に冬牡丹が並びます。厳しい寒さが続き、花の少ないこの時期に見事な姿を見せてくれる冬牡丹。冬の長谷寺の主役と言えるかもしれません。植物を霜や雪から守る藁の囲いなのですが、これを「わらぼっち」と言います。わらぼっちがひと株ごとにかぶせられた様子は、帽子をかぶっているようでもあり、小さな家のようでもあり、とても愛らしく、目を楽しませてくれるんです。本来、牡丹は4月下旬~5月が見ごろなのですが、この時期に咲いている牡丹は「冬牡丹」や「寒牡丹」と呼ばれ...冬牡丹と寒牡丹-奈良県桜井市:長谷寺

    地域タグ:桜井市

  • 大和路にある「花の御寺」-奈良県桜井市:長谷寺

    HasederaTemple,SakuraiCity,NaraPref.さてさて、ちょっと前のことですが、ワタクシは奈良県桜井市にある長谷寺を訪れました。長谷寺は真言宗豊山派の総本山の寺院で、春の牡丹をはじめとして年間を通して多くの花に彩られる名刹です。そのことから「花の御寺」とも呼ばれるお寺で、ワタクシの大好きなお寺の一つです。長谷寺の総門である仁王門です。この堂々たる仁王門をくぐると、そこには素晴らしい光景が広がっているんです。仁王門をくぐると、そこには登廊があるのですが、ワタクシはこの眺めを愛してやみません。この登廊ですが、その歴史は古く、平安時代の長歴三年(1039)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれています。この写真は下廊になるので...大和路にある「花の御寺」-奈良県桜井市:長谷寺

    地域タグ:桜井市

  • 春の訪れ‐三重県津市:結城神社

    YuukiShrine,TsuCity,MiePref.さてさて、結城神社の梅はまだまだ見頃とは言えませんでしたが、それでも見応えがありました。ワタクシは学生時代を京都で過ごしたのですが、下宿のすぐ近くに北野天満宮があったんですよ。菅原道真ゆかりの天満宮ですので、当然ながら大きな梅園があり梅の名所になっています。https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/1c1b85d83b251c5321e68d67b4a18e22学生時代は春が近づくたびに北野天満宮の梅を眺めていたので、ワタクシは梅の花を見ると学生時代を思い出すんです。大学を卒業してからちょうど40年になりましたが、40年も前のことをよく覚えているものだと思うことがあります。先日、学生時代の仲間六人で集まって飲み会...春の訪れ‐三重県津市:結城神社

    地域タグ:津市

  • 梅咲く神社へ‐三重県津市:結城神社

    YuukiShrine,TsuCity,MiePref.さてさて、伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場でキャンプを楽しんだワタクシ達ですが、そのまま大阪に帰るのではなく、帰路は県庁所在地である津市に立ち寄りました。ワタクシ達は結城神社という神社に向かったんです。ネットに「結城神社で2月10日から梅まつりが行われる」と書かれていたんです。「まだ満開には早いやろうけど、梅まつりをやってるくらいやから、そこそこ梅が咲いてるやろ」と考え、結城神社に立ち寄ることにしたんです。結城神社は後醍醐天皇を奉じて「建武中興」の樹立に貢献した結城宗広公を祀ってあるとのことでした。ワタクシは後醍醐天皇を支え、鎌倉幕府を滅ぼす際に大活躍した楠木正成が出自した大阪府千早赤阪村にほど近い場所に暮らしているので、建武の新政ってどこか...梅咲く神社へ‐三重県津市:結城神社

    地域タグ:津市

  • 朝は気分爽快-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    IseShimaPearlVillageCampSite,ShimaCity,MiePref.さてさて、伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、前日は焚き火を眺めながらけっこうな量のお酒を楽しみました。しかし、この日(2月12日)はきっちりと6時に目が覚め、朝食の準備に取り掛かりました。フライパンでウインナーを炒め、卵を流して半熟卵を作ります。食パンにウインナー、卵、そしてとろけるチーズを乗せます。キューバサンドメーカーは横幅が広いので、食パン2枚を同時に焼くことが出来るんですよ。具を乗せた食パンの上に食パンを乗せ、ホットサンドを作ります。ちなみに食パンは「四つ切」ですので、なかなかのボリュームなんですよ。食パンを「エイっ」と挟み込み、パンを焼いていきます。どーですか。...朝は気分爽快-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    地域タグ:志摩市

  • 星空への講釈-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    IseShimaPearlVillageCampSite,ShimaCity,MiePref.さてさて、「伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場」も夕食を終える頃には夜の帳が下がってきたのでした。この日はワインではなく、焼酎で夜を過ごすことにしました。焚き火を眺めながら飲むお酒は最高ですな。キャンプの楽しみの一つは夜空を眺めることです。大阪では多くの星を眺めることは出来ません。満点の星空を眺めるのも、都会で暮らすワタクシには嬉しいことなんですよ。ソロキャンプで星空を眺める時は、ワタクシはひとり静かに星空を眺めます。家人とキャンプに来て星空を眺める時は、「星の数がすごいなぁ」「星がキレイやねぇ」というぐらいの会話を交わし、後は二人で静かに星空を眺めます。しかししかし、この日はそういう訳にはいきません。相棒...星空への講釈-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    地域タグ:志摩市

  • おっさん達のキャンプ飯-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    IseShimaPearlVillageCampSite,ShimaCity,MiePref.さてさて、「伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場」でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、時刻も4時を過ぎてきましたので、夕食の準備を進めていくことにしました。まずは炭に火をおこします。この日は炭火でバーベキューをしようというのが、ワタクシ達の目論見でした。どーですか。炭火の上に「大あさり」「ヒオウギ貝」「サバのみりん干し」を並べます。キャンプ場に来る前に、近鉄電車の鵜方駅近くにある「丸義商店」というお店で海産物は買ってきたんです。地元の人に教えてもらったお店なのですが、これが大正解でした。「これ、ハマグリか?」と思うほどの「大あさり」です。これ、美味かったんですよねぇ。醤油を垂らしたり、ポン酢を垂らしたりしてい...おっさん達のキャンプ飯-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    地域タグ:志摩市

  • 今年最初のキャンプへ-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    IseShimaPearlVillageCampSite,ShimaCity,MiePref.さてさて、地元の食堂で昼食を食べた後、ワタクシ達は次の目的地に向かいました。やって来たのは横山展望台。ここからは英虞湾を見下ろすことが出来て、見事なリアス式海岸の景観を楽しめました。ちなみにリアス式海岸という言葉なのですが、「リア」とはスペイン語で「入り江」という意味でして、スペイン北西部のガリシア地方には入り江が多く見られ、「リアスバハス海岸」とよばれています。この「リアス」を由来として、山地や丘陵の谷に海水が浸入してできた入り江が顕著に連なってみられる海岸地形のことを、リアス式海岸と呼ぶのですね。地理好きなワタクシは、こういうことには案外詳しいんですよ。この展望テラスは人気のようで、皆さん、スマホで自撮りをさ...今年最初のキャンプへ-三重県志摩市:伊勢志摩パールヴィレッジオートキャンプ場

    地域タグ:志摩市

  • 地元の方々が集う食堂-三重県志摩市:「ふじみや」

    “Fujimiya”,ShimaCity,MiePref.さてさて、安乗漁港を後にしたワタクシ達は「腹減ったなぁ」「適当な店があったら昼飯にしようや」と言いながら、次の目的地に向かって車を走らせていました。すると、素晴らしい光景に出逢いました。車窓に見事な砂浜の海岸が見えたので、車を停めて砂浜に下りて行きました。ちょうど干潮の時間帯だったので、砂浜が海に向かって広くなていました。ここは国府白浜という海岸でした。夏は海水浴場として、またサーフィンでも賑わう場所なのだと後で知りました。青い空、青い海、白い砂浜…いい光景に出会うことが出来ました。国道167号線をしばらく走ると、およそ「おしゃれ」「可愛い」とは全く無縁な食堂がありました。「ふじみや」という地元密着型の味わい深い食堂です。ワタクシ、こういう食堂も嫌...地元の方々が集う食堂-三重県志摩市:「ふじみや」

    地域タグ:志摩市

  • 漁船が舫う昼の漁港-三重県志摩市:安乗漁港

    AnoriFishingPort,ShimaCity,MiePref.さてさて、安乗崎で美しい大海原の光景を楽しんだワタクシ達は、次なる目的地へと向かいました。観光客など皆無である安乗の集落を抜けて、ワタクシ達は安乗漁港に着きました。漁港というのは漁船が次々に漁から帰って来て、魚が水揚げされる早朝は活気に溢れています。でも、昼間の漁港ってゆったりと時間が流れていて、のんびりした雰囲気がいいんですよねぇ。安乗は「安乗フグ」と呼ばれるフグの水揚げが有名で、秋から冬にかけては漁港近くの旅館や民宿でもふぐ料理を提供するお宿が多いようです。ちなみに、ふぐの消費量が全国で一番多い都道府県は大阪府でして、ふぐ鍋を意味する「てっちり」や、ふぐの刺身を意味する「てっさ」は大阪が発祥の呼び名なんです。もしかしたら、関西以外で...漁船が舫う昼の漁港-三重県志摩市:安乗漁港

    地域タグ:志摩市

  • 陽光に包まれて-三重県志摩市:安乗埼灯台

    AnorizakiLighthouse,ShimaCity,MiePref.さてさて、安乗埼灯台にやって来たワタクシ達は、灯台の中に入って灯台上部へ登って行きました。足下を見ると太平洋に吸い込まれて行きそうな気になります。高さ40mの断崖の上にある高さ16mの灯台ですから、ワタクシから海面までは56mの高さということになります。さすがに恐怖感を感じますわ。2月10日〜12日の三連休、関西は穏やかな天候に恵まれました。2月とは思えない暖かな陽光が、ワタクシ達を包んでくれていました。ただ、三連休後はさらに気温が上がり、2月に20℃なんて気温になると、ちょっと不気味な気持ちになりました。灯台から下りてくると、水仙が咲いていました。水仙も2月には欠かすことが出来ない花だという気がします。2月になるとまだまだ寒さは...陽光に包まれて-三重県志摩市:安乗埼灯台

    地域タグ:志摩市

  • 俺ら岬の 灯台守は…-三重県志摩市:安乗埼灯台

    AnorizakiLighthouse,ShimaCity,MiePref.さてさて、2月11日と12日に、ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と一緒に、三重県志摩市の方にキャンプを楽しみに行きました。行く時に伊勢神宮に立ち寄ってから、キャンプ場に行こうと思っていたのですが、伊勢神宮が近づくにつれて普段ではありえないくらい道路が渋滞してきました。しかも、周囲の車を見るとかなり遠方からの車が多いんです。「なんで今日はこんなに車が多いんやろ」と思ったのですが、あっと思ったのはこの日は2月11日「建国記念の日」です。この日に伊勢神宮を参拝する人が全国からやって来ているんです。伊勢市で高速道路から降りると、伊勢神宮の駐車場は朝9時過ぎの時点で「90分待ち」との表示になっていました。「どうする?」「90分待ちは辛い...俺ら岬の灯台守は…-三重県志摩市:安乗埼灯台

    地域タグ:志摩市

  • 人生はまだまだ続く-大阪府松原市:「炭と伊 to-re 」

    ItalianRestaurant“SumitoIto-re”,MatsubaraCity,OsakaPref.さてさて、2月16日は家人の誕生日でした。我が家ではワタクシの誕生日には家人が料理を振るまってくれ、家人の誕生日には家人がリクエストするお店にワタクシが招待するという暗黙のルールになっております。16日はワタクシも家人も仕事で忙しいので、17日の土曜日に家人の誕生日を祝うことにしました。家人のリクエストは、二人ともすっかりお気に入りになった大阪府松原市にある「炭と伊to-re」というお店です。ここのお店はコース料理しかありません。このコース料理が美味いのです。まずは赤ワインで乾杯です。二人とも食事に制限もなく、なんでも美味しく食べられることがありがたいです。どーですか。「八尾浅井農園霜つきホウレ...人生はまだまだ続く-大阪府松原市:「炭と伊to-re」

  • 素敵な旅のエピローグ-広島県尾道市

    OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道の「古寺巡り」も、いよいよ最後の時を迎えることになりました。こちらのお寺は海福寺。ここも時宗のお寺さんです。路地、坂道、列車…尾道らしい光景を、ワタクシは目に焼きつけていたのでした。そうそう、もう一つ「尾道らしい」のは猫の姿です。可愛い猫の姿も、ワタクシは目に焼きつけておりました。「古寺巡り」の最後は持光寺です。こちらは浄土宗のお寺さんです。堂々たる石造りの山門(延命門)は、持光寺裏山の日輪山より切り出された36枚の花崗岩で出来た大石門です。門をくぐると、巨石より発するパワーにより寿命が増長されるといわれています。ワタクシ、六十路になりましたので是非ともパワーをいただき、健康で長生きしたいものだと思いました。かくして尾道での二日間は終わり...素敵な旅のエピローグ-広島県尾道市

    地域タグ:尾道市

  • お寺の会館がカフェに変身-広島県尾道市:「AIR CAFE」

    “AIRCAFE”,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、美味しいコーヒーを飲んだワタクシは、さらに尾道の「古寺巡り」を続けていたのでありました。次に到着したのは光明寺というお寺でしたが、ここで素敵な場所に出会うことが出来ました。境内に光明寺会館という、地域の会合などに使われていた会館がありました。この会館が現在は「AIRCAFE」としてカフェに変身しているんです。ワタクシ、古い建物をリノベーションしてしてカフェなどに利用されているのが好きなので、このカフェで昼食をいただくことにしました。ああ、ワタクシはこういう雰囲気が大好きなんですよ。子どもの頃、近所にこういう公民館がありましたわ。最近はなんでもかんでも「デジタル」「ICT」という時代で、書物もデジタル書籍が当たり前になってき...お寺の会館がカフェに変身-広島県尾道市:「AIRCAFE」

    地域タグ:尾道市

  • 静かにコーヒーを楽しむ時間-広島県尾道市:「un lapin Ranko」

    Cafe“unlapinRanko”,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道の散策を続けていたワタクシなのですが、「ちょっとカフェでゆっくりしたいなぁ」という気分でした。尾道はカフェもたくさんあるので、そのうちにいい感じのカフェを見つけられるだろうと思って歩いていました。そして、山陽本線の線路脇にカフェらしき建物の屋根が見えました。「unlapinRanko」というカフェでした。「unlapin」(アン・ラパン)は「ウサギ」という意味ですから、「うさぎのランコ」という名前なのでしょうか。「ああ、いい雰囲気だなぁ」…これが第一印象でした。メニューを見ると、焼き芋類がメインのお店のようでした。ワタクシはここでは食事をせずに飲み物だけをいただいて、食事は別の店で食べようと思いました...静かにコーヒーを楽しむ時間-広島県尾道市:「unlapinRanko」

    地域タグ:尾道市

  • 坂道-広島県尾道市

    OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道の散策も気が付けばお昼近くになっていました。坂道、石畳…尾道らしい光景の中を歩いて行きます。急な坂道の下にJR山陽本線の踏切が見えます。これがローカル線だと次の列車が来るまでに、1時間以待たねばならなかったりしますが、山陽本線は新幹線に主役の座を奪われたとはいえ、山陽地方の大動脈であることに変わりはありません。10分くらい待てば列車が来るだろうと思い、しばしの間列車が来るのを待つことにしました。かつては特急列車が数多く走っていた山陽本線も、今では特急列車が走る姿を見ることはありません。各駅停車がガタンゴトンと走って行きました。小さな公園に人懐っこい猫がいました。地元のおじいちゃんの膝の上に、チョコンと座っていたんですよ。「飼い猫ですか?」...坂道-広島県尾道市

  • 猫好きが集まる場所-広島県尾道市:猫の細道

    Neko-no-Hosomichi,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、千光寺の参拝を終えたワタクシは、さらに尾道の町の散策を続けて行きました。この三重塔は天寧寺の三重塔でして、ここからは市街地とその奥に広がる尾道水道を眺めることができ、尾道を代表する風景になっているんです。「これは見たことある」という人も多いのじゃないでしょうか。その三重塔の裏側の道を下っていくと、女子達、特に猫好きの女子に人気の場所があるんですよ。200mほどの長さの狭い坂道があるのですが、ここは「猫の細道」と呼ばれているんです。この石を福石猫と言います。猫の細道には、1998年からアーチストの園山春ニさんが描いた『福石猫』がいくつも置かれています。一つひとつ、心を込めて描かれた福石猫は、命が宿っているかの...猫好きが集まる場所-広島県尾道市:猫の細道

    地域タグ:尾道市

  • 賑わい-広島県尾道市:千光寺

    SenkoujiTemple,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、千光寺公園の展望台からの眺めを堪能したワタクシは、小径を下って行きました。大宝山の中腹に広がるのが千光寺です。尾道の町を一望する千光寺は、尾道を代表する観光地でもあるんです。千光寺は真言宗のお寺で、806年に創建されたのち源満仲(多田満仲)によって再興されたと伝えられています。境内からは千光寺山ロープウェイと尾道の町を眺めることが出来ます。このアングルの写真は尾道を紹介する風景としてよく使われているので、皆さんも記憶にあるのではないでしょうか。尾道に来る観光客で、ワタクシのように「古寺巡り」のコースを踏破する人はさほど多くはありません。多くの人はロープウェイで千光寺公園の展望台に行き、ここ千光寺に参拝して尾道の町...賑わい-広島県尾道市:千光寺

    地域タグ:尾道市

  • 大展望-広島県尾道市:千光寺公園

    SenkoujiPark,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、ワタクシにとって尾道の散策は五度目になるのですが、五度目とはいえ飽きることはありません。何気ない路地、普通の民家、ひび割れた瓦屋根…そういった「ありのままの尾道の姿」にワタクシは心惹かれます。日本中が判で押したように画一化された町並みになって行く姿を、私は日本各地で見てきました。尾道がそうならなかったことをワタクシは嬉しく思い、この風景がいつまでも残ることを願ってやみません。千光寺ロープウェイの山麓駅に向かいます。頭の上をロープウェイが通過して行きました。山麓駅から山頂駅へは高低差115m、わずか3分の空中散歩です。ロープウェイは賑わっていましたよ。山頂駅の出口付近に猫がいました。人に慣れているのでしょうね。レンズを...大展望-広島県尾道市:千光寺公園

    地域タグ:尾道市

  • 階段-広島県尾道市:御袖天満宮

    MisodeTenmanguShrine,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、ワタクシはなんとか雨に逢うことなく、尾道の「古寺巡り」を楽しんでおりました。歩くルートに平坦な道はほとんどありません。坂道を上がったり下ったりの繰り返しです。ワタクシのような旅人はいいのですが、ここで暮らす人、特に高齢の方は結構大変だと思いますわ。遠くに見えているロープウェイは「千光寺山ロープウェイ」でして、山の中腹に見えているのが千光寺です。千光寺へはこの後向かいます。せっかくですので、ロープウェイにも乗ってみようと思います。次に訪れたのは大山寺(たいさんじ)です。このお寺も真言宗醍醐派のお寺でして、11世紀後半に建立されたそうです。大山寺に隣接して御袖天満宮(みそでてんまんぐう)があります。かつて...階段-広島県尾道市:御袖天満宮

    地域タグ:尾道市

  • 西国一の巨刹-広島県尾道市:西國寺

    SaikokujiTemple,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道の散策を続けるワタクシですが、西國寺の境内をゆっくりと参拝しておりました。奈良時代に建立された西國寺ですが、平安時代と南北朝時代の二度にわたって焼失しているんです。この金堂は備後国の守護大名であった山名氏が、1386年に再建したもので国の重要文化財に選定されています。西國寺という名前なのですが、伽藍の規模は正に西国一という意味を込め、西國寺と名付けられたそうなんです。その名前に恥じることのない、立派な伽藍ですわ。尾道の町は靄の中にありますが、なんとか雨は降らずにいたんですよ。このまま雨が降らないように祈るばかりですが、雨雲レーダーを見ていると1時間以内には雨が落ちてきそうな気配でした。「力石」というのがあり...西国一の巨刹-広島県尾道市:西國寺

    地域タグ:尾道市

  • 健脚祈願-広島県尾道市:西國寺

    SaikokujiTemple,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、広島旅行の最終日(12月31日)は、尾道の「古寺巡り」を楽しみました。この日は「雨のち曇り」の天気予報でして、雨を覚悟しながら傘をリュックサックの中に入れて歩いていたのですが、この時点ではなんとか雨は降っておらず、どんよりとした曇天の中をワタクシは歩いておりました。こういう古い民家を眺めながら歩くのが楽しいんですよ。尾道は歩くのが苦にならない町なんです。西郷寺というお寺に着きました。重要文化財に指定されている本堂の秀麗な姿が印象に残ります。この西郷寺は時宗のお寺なのですが、関西では時宗のお寺ってあまり多くないように思います。時宗は「南無阿弥陀仏」を唱えますので、広い意味では浄土教になるのでしょうか。お寺のすぐ横...健脚祈願-広島県尾道市:西國寺

  • 古寺めぐりへ-広島県尾道市:浄土寺

    JoudojiTemple,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、昨年末の「広島旅行記」を再開したいと思います。ちょっと間が伸びてしまいましたが、よろしくお願いいたします。旅の三日目は12月31日の大晦日でしたが、尾道は朝目覚めると雨がシトシト降っていました。天気予報も「午前中は雨」とのことなので、雨の中を歩くことを覚悟しながらこの日の行動を進めることにしました。尾道の山側には宗派の違う寺院が数多くあります。それらの寺々を巡る散策ルートが「古寺巡り」「七佛巡り」として整備されており、ワタクシはこのコースを歩こうと思い、まずは一番東にある海龍寺に行き、そこから西に向かって歩こうと思いました。この写真の奥に見えているのは浄土寺ですが、そのすぐ東側に海龍寺があるんです。海龍寺は正式には...古寺めぐりへ-広島県尾道市:浄土寺

  • まだまだ山には登りたい-奈良県御杖村:三峰山

    Mt.Miune,MitsueVillage,NaraPref.さてさて、三峰山の山頂に到着したワタクシ達は、しばしの間、山頂からの展望を楽しみました。三峰山は奈良県と三重県の県境に位置する山ですが、写真の山並みも奈良県から三重県にかけての山々です。奈良県って奈良市がある北部は平地が広がりますが、中部から南部は山深い地域なんですよ。ここにも雪玉メーカーで作られた雪だるまが並んでいました。こういうのを作って、インスタにアップするんでしょうね。奥の方には文字通りの「雪だるま」が2体並んでおりました。三峰山の魅力の一つが、山頂から10分ほど下ったところに「八丁平」と呼ばれる開けた場所があるんです。ここは雄大な展望が楽しむことが出来ますし、ゆったりと休憩するには最高の場所なんですよ。遠くに見えるのは紀伊半島の山並...まだまだ山には登りたい-奈良県御杖村:三峰山

    地域タグ:御杖村

  • 霧氷の山へ-奈良県御杖村:三峰山

    Mt.Miune,MitsueVillage,NaraPref.さてさて、1月28日の日曜日なのですが、ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と「冬山に登ろう」ということになり、奈良県御杖村にある三峰山(みうねやま)に登ってきたんですよ。地元の駅に朝6時10分に集合し、近鉄電車を乗り継いで奈良県の榛原駅に行きました。榛原駅からは1月20日〜2月18日の土日祝に「霧氷バス」というのが運転されていて、登山口まで行くことが出来るんです。8:40頃に登山口に到着。トイレなどを済ませて山頂を目指します。雪の多い時は登山口が既に雪に覆われていることもあるのですが、この日は登山口付近は雪がありませんでした。最初はアイゼンを履くことも無く、雪の無い登山道を歩いて行きます。歩き始めて40分くらいで展望がひらけた場所に出ました...霧氷の山へ-奈良県御杖村:三峰山

    地域タグ:御杖村

  • ここも面白いでっせ-大阪市浪速区:新世界・新世界市場

    ShinsekaiMarket,Shinsekai,NaniwaWard,OsakaCityさてさて、久々に訪れた新世界なのですが、昼間でも観光客や若いカップルも多くて賑わっていました。通天閣の北側へ歩いてきたのですが、ここにも訪れたい場所があるんですよ。昭和の香りが漂ってくるような「新世界市場」という商店街があるんです。一時期はシャッター街となっていたのですが、最近は賑わいを取り戻しているんです。商店街の中には赤提灯が吊るされて、ちょっとアジアンチックな雰囲気を醸し出しています。そして、2年ほど前から商店街の中に屋台が営業するようになり人気になっているようです。トラの生首が!!…と思ってしまいそうですが、もちろん生首ではなく、トラのリュックサックです。7800円という価格設定ですが、これを高いと思うか、...ここも面白いでっせ-大阪市浪速区:新世界・新世界市場

  • 思わずニヤリ、思わずニンマリ-大阪市浪速区:新世界

    Shinsekai,NaniwaWard,OsakaCityさてさて、真っ昼間からビールを飲んで上機嫌なワタクシは、新世界の散策を続けました。この町を歩いていると、何かと面白いものに出くわすんですよねぇ。昔懐かしいスマートボールのお店ですが、「1回100円」という昭和価格が嬉しいですな。「巨乳すぎるガチャガチャ」「エロ過ぎるガチャガチャ」…一体どんなものが出てくるのかと思いますが、そのために500円を使おうとは思いませんでした。ただ、「たった500円で人生最高のエロい笑顔が生まれます」の言葉にニヤリ。エロい笑顔とはどんな笑顔なのでしょうなぁ。「49円の串カツ」…安いのは嬉しいのですが、この値段だと「どんな材料使ってるねん」「ちゃんとした油で揚げとんのか」などと余計な心配をしてしまいます。新世界というと串カ...思わずニヤリ、思わずニンマリ-大阪市浪速区:新世界

  • 美味くて安おまっせ-大阪市浪速区:新世界・「大興寿司」

    “DaikouSushi”,Shinsekai,NaniwaWard,OsakaCityさてさて、新世界に来て昔ながらの居酒屋で軽くお酒を飲み、軽く食事を済ませたワタクシなのですが、まだまだお腹には余裕があり、もう一軒何か食べに行こうと思ったのでありました。ワタクシ、「ちょっと寿司をつまみたいなぁ」という気持ちになったんですよ。ですので、ジャンジャン横丁にある「大興寿司」に行くことにしたのです。ここは回転寿司ではなく目の前でお寿司を握ってくれるのですが、価格は回転寿司並みなんですよ。ですので、店内はいつも多くのお客さんで賑わっております。まずはビールをいただきます。ビールを飲みながら、何を食べようか考えます。幸せな時間ですわ。どーですか。まずは「煮穴子」をいただきました。フワッとしたアナゴが美味しゅうござ...美味くて安おまっせ-大阪市浪速区:新世界・「大興寿司」

    地域タグ:浪速区

  • 食べ歩きに行こか-大阪市浪速区:新世界・「酒の穴」

    “Sakenoana”,Shinsekai,NaniwaWard,OsakaCityさてさて、ワタクシは新世界にやって来たのですが、時刻はちょうどお昼頃でした。となれば、昼食を食べに行きたいですな。いや、食べに行かねばなりませんな。「酒の穴」…なんともわかりやすいネーミングですなぁ。酒飲みがはまり込んで抜けられなく穴なんでしょうかねぇ。ワタクシ、数十年前から何度か訪れたお店なので、懐かしさもあってこの居酒屋にまず入ることにしました。お品書きを見ると「ここは昭和か?」と思うような価格帯ですな。嬉しい反面、海外との経済格差がどんどん開いているんだろうなぁって思ってしまいます。ワタクシの隣に東京から観光に来た若いカップルが来ました。「どうして牛串カツがウインナーより安いんだろうね?」「紅しょうがってたこ焼きやお...食べ歩きに行こか-大阪市浪速区:新世界・「酒の穴」

    地域タグ:浪速区

  • 今も残る猥雑さ-大阪市浪速区:新世界

    Shinsekai,NaniwaWard,OsakaCityさてさて、かつての「怖い街」というイメージから、今ではすっかり観光地となった新世界ですが、大阪府民以外の人には「ギョッ」とするような光景もまだまだ残っているんですよ。トラのTシャツ、トラのリュックですが、「こんなもの誰が買うの?」と思われるかもしれません。しかし、「需要あるところに供給あり」というのが経済の大原則です。需要があるということでしょうなぁ。新世界のシンボル、いや、大阪のシンボルとも言える通天閣です。この通天閣なのですが、年々小まめにリニューアルされてるんです。昨年には通天閣南側の看板が大きくリニューアルされたんですよ。このように南側の看板がデジタルサイネージ(電子看板)に変更されました。看板の文字をスクロール表示するようになったんです...今も残る猥雑さ-大阪市浪速区:新世界

    地域タグ:浪速区

  • ネーミングの妙-大阪市浪速区:新世界

    Shinsekai,NaniwaWard,OsakaCityさてさて、今日からはちょっと「広島旅行」はお休みさせていただきます。ワタクシ、昨年の10月末に仕事で大阪の天王寺に行くことがあり、お昼で仕事が終わったんです。このまま帰宅するのも勿体ないと思い、天王寺からほど近い場所にある「新世界」をブラブラしようと思いました。「新世界」とは、大阪市浪速区にある繁華街です。1912年に「通天閣」を中心とした遊園地が建設されたのが始まりなんです。新世界という名前は、旧世界(徳川時代)には存在しなかった新しい文化や技術を取り入れて、近代的なエリアにしようという意味合いで名付けられたと聞いた記憶があります。この商店街が「ジャンジャン横丁」でして、ワタクシが子どもの頃はオッサンやオッサンみたいな顔をしたオバハンが真っ昼間...ネーミングの妙-大阪市浪速区:新世界

    地域タグ:浪速区

  • やっぱりここはいい店です-広島県尾道市:「居酒屋 くら田」

    “IakayaKurata”,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、この日(12月30日)は尾道で宿泊したのですが、泊まるのはビジネスホテルなので夕食は外に食べに行かねばなりません。ワタクシ、尾道にはお気に入りの居酒屋さんがあるので、そちらに向かうことにしました。尾道駅からほど近い場所にある「居酒屋くら田」がワタクシの好きなお店なんです。初めて尾道に行った時にこの居酒屋を訪れて気に入って、今回が4回目の訪問になりました。https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/7d92a414028cdd71aea4cb60ca0c914fhttps://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/555b39becedb27610a8c...やっぱりここはいい店です-広島県尾道市:「居酒屋くら田」

    地域タグ:尾道市

  • お買い物-広島県尾道市:「尾道帆布 彩工房」

    “Saikoubou”,OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道にやって来て、初日は市街地から海側の散策を楽しんできたのですが、ワタクシは尾道でちょっと買い物をしたかったので、再び尾道本通り商店街の方へ向かいました。ちょっと小腹が空いていたのですが、美味しそうなカレーパンを売っているお店があったんです。揚げたてのアツアツを食べられるようなので買うことにしました。このカレーパン、中にゴロゴロと砂ずりが入っているんですよ。そういえば、尾道のお好み焼きって砂ずりを入れるのが特徴だと聞きました。尾道の人は砂ずりが好きなんですかね。ここが目的のお店の一軒目。「島ごころSETODA」というお店です。家人から「尾道に行ったらレモンケーキ買ってきて。『島ごころ』という店のが美味しいねん」と言わ...お買い物-広島県尾道市:「尾道帆布彩工房」

    地域タグ:尾道市

  • 海から見る尾道-広島県尾道市

    OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道にやって来たワタクシは、福本渡船に乗って対岸の向島への「5分間の船旅」を楽しみました。こうして海の上から尾道の中心部を眺めると、本当に平地の少ない町だなぁと実感します。船に乗って尾道水道を進むと、海というよりも川を遡っているような感覚になってしまいます。尾道水道は尾道と対岸の向島に挟まれた幅狭の水道で、いわば「海の川」のようなものですからね。そして、利便性の高い「海の川」は重要な交通路として多くの商人に重宝されました。尾道は、中世には瀬戸内海の人・もの・財が集積する港町として発展したんですね。尾道は江戸時代には北前船の寄港地としても大いに賑わいました。瀬戸内の港町を旅すると、多くの場所で「北前船で大層な賑わいだった」という話を聞きました。...海から見る尾道-広島県尾道市

  • 海へ-広島県尾道市

    OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道の町を尾道駅前から商店街を通って東へと向かって行ったワタクシは、今度は海沿いに沿って尾道駅の方に戻ることにしました。尾道は海沿いの風景も魅力なんですよ。路地の向こうに海が見え、その先には向島が見える…尾道ならではの光景です。スマホが普及した今、このような「電話ボックス」は貴重な存在になりましたね。この日(12月30日)は年末だというのに穏やかな天候で、歩いていると汗ばむほどでした。海のそばを歩くと海からの風が寒いのではなく、かえって心地いいくらいだったんです。尾道と向島の間には渡船が3ヶ所あるんです。人、バイク、車が小さなフェリーに乗って尾道水道を行き来する姿も、尾道ならではの光景の一つです。片道5分程度の小さな船旅を楽しめるんですよ。有...海へ-広島県尾道市

  • レトロなものが残る町-広島県尾道市

    OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、尾道にやって来たワタクシは、「尾道本通り」を奥へ(東へ)向かって歩いて行きました。商店街から枝分けする路地が、実に趣があるんですよ。石畳の路地っていいですねぇ。この建物は「大和湯」という看板がありますが、かつては銭湯だったんです。現在はカフェに利用されていて、この日の店内は満員でした。なんともレトロなお店がありました。「御誂服」という文字に時代を感じます。今の若い人は「御誂」を「おあつらえ」と読むことができる人も少ないんじゃないかなぁ。こちらも年季の入ったお店ですが、「勉強堂」という屋号に目が行きました。文房具を売るお店なので「勉強」という屋号がついたのかもしれないのですが、ワタクシが子どもだった頃「値引きをする」ことを「勉強する」という言い...レトロなものが残る町-広島県尾道市

  • 大好きな町を再訪-広島県尾道市

    OnomichiCity,HiroshimaPref.さてさて、竹原を後にしたワタクシは、呉線の列車に乗ってこの日(12月30日)の宿泊地にやって来ました。12:27に尾道駅に到着。この日の宿泊地は広島県尾道市だったんですよ。まずは駅近くのビジネスホテルに荷物を預けに行き、身軽になって尾道駅に戻ってきました。駅舎が新しくなっていてビックリ。2019年に現在の新しい駅舎になったそうです。ワタクシが前回に尾道を訪れたのは2015年の年末でしたから、その後に駅がキレイになったんですね。尾道は「海と坂の街」です。駅の北側にはすぐそこまで山の斜面が迫っています。そして駅の南側はすぐに海(尾道水道)なんですよ。海の向こうに見えるのは向島の陸地です。尾道から向島、そして因島、生口島、大三島、伯方島、大島を通って愛媛県の...大好きな町を再訪-広島県尾道市

  • 穏やかな海-広島県竹原市:竹原港

    TakeharaPort,TakeharaCity,HiroshimaPref.さてさて、竹原の「重要伝統的建造物群保存地区」を散策するワタクシは、楽しい時間を過ごしていました。酒蔵には必ず杉玉が飾られてありますね。酒蔵では新酒ができると新しい杉玉を飾ります。杉玉の飾りは元々、奈良県にあるお酒の神様を祭る大神神社の文化だったといわれています。大神神社では、毎年11月14日になると「おいしいお酒ができるように」という願いを込めて杉玉を飾ってきました。その風習が江戸時代の初期頃から全国の酒蔵に広がり、今に至ってるんですね。立派な門松がありました。大阪では門松なんて滅多に見ることがありませんので、ワタクシにはすごく新鮮に写りました。ではでは、そろそろ別の場所へと向かうとしましょうか。次の列車に乗るまでちょっと時...穏やかな海-広島県竹原市:竹原港

  • やっぱり旅はいい-広島県竹原市:竹原

    Takehara,TakeharaCity,HiroshimaPref.さてさて、竹原市竹原の「重要伝統的建造物群保存地区」の町並みは、ワタクシの予想以上に素晴らしいものでした。この日は昨年の12月30日。広島への2泊3日の旅が、昨年最後の旅でした。ワタクシの旅好きは小学生の頃からでして、還暦を過ぎても旅好きは終わりそうにありません。旅の魅力って何なんだろうな。ふと、そんなことを考えてみました。ワタクシにとって最大の魅力は、やっぱり「異文化に触れることができる」ということでしょうか。旅に出るとその土地ならではの方言があったり、興味深い慣習があったり、何百年も続く伝統的なお祭りがあったりと、旅ではさまざまな異文化に触れることができますね。それこそがワタクシには旅の最大の魅力に感じます。海外に行ったときなどに...やっぱり旅はいい-広島県竹原市:竹原

  • 製塩で栄えた町-広島県竹原市:竹原

    Takehara,TakeharaCity,HiroshimaPref.さてさて、竹原の町並みはワタクシの想像以上に素晴らしく、ワタクシは時間が過ぎるのを忘れて町を歩き、町並みにレンズを向けておりました。竹原は江戸時代(1650年)より310年間塩づくりで栄え、全国にも知られた塩の名産地でした。塩を購入することを意味する「タケハラを買う」という言葉があったほど、良質の塩の生産地として全国に知られました。その経済的発展により町は発展し、このような町並みが出来上がっていったのですね。しかし、日本では昭和46年に「塩田法」という法律ができて、海の塩をつくることができなくなりました。なぜこんな法律ができたかというと、そのころ日本は工業化が進み、大量の塩が必要になりました。石鹸やガラス、紙、化学繊維をつくるのに必要...製塩で栄えた町-広島県竹原市:竹原

  • 竹原の町を一望-広島県竹原市:西方寺

    SaihoujiTemple,TakeharaCity,HiroshimaPref.さてさて、ワタクシは広島県竹原市の「重要伝統的建造物群保存地区」の散策を楽しんでいました。広島、岡山、愛媛などの瀬戸内海に面した地域を訪れると、いつも陽光に溢れている気がします。「山陽地方」という言葉がありますが、言い得て妙な地名だなと思いますね。町並み保存地区の本町通りの中程に高台へつづく階段が見えてきます。階段の上にあるのが「西方寺」です。西方寺は、もともと別の場所にあるある禅寺でした。現在の西方寺の地には、妙法寺がありましたが、1602年の火災で焼失し、翌年に浄土宗に改宗したそうです。お寺の奥にある階段を上っていくと、竹原の町のシンボル「普明閣」に目を奪われます。1758年に、西方寺の観音堂として建築されたのが普明閣...竹原の町を一望-広島県竹原市:西方寺

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、よっちんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
よっちんさん
ブログタイトル
よっちんのフォト日記
フォロー
よっちんのフォト日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用