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よっちんのフォト日記 https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961

旅、登山、そして日常を写真に残しておきたい。そう思ってブログを再開しました。相変わらずの駄文、雑文、拙い写真ですが、どうかよろしくお願いします。

よっちん
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2024/01/30

  • 夕食はエスニックな味わいを-長野県松本市:乗鞍高原・乗鞍BASE

    NorikuraBaseCampSite,MatsumotoCity,NaganoPref.さてさて、「乗鞍BASE」でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、夕食の時間が近づいてきました。紋クンは一足早く食事を済ませております。キミはもうお腹いっぱいのはずですよ。よっちん氏の役割は「米炊き係」です。料理は家人に任せて、ワタクシは米炊きに専念するとしましょうか。ご飯は炊き立てが一番美味しいですよねぇ。火力を調節しながら米炊き係は頑張っております。でも、米を炊きながらアルコールにも手が伸びてしまいますな。ヴァッハッハッハ。家人は調理中ですが、この日の夕食はタイ料理の定番である「ガパオライス」なんですよ。ワタクシも家人もタイ、ベトナムなどの東南アジアの料理が好きなんです。どーですか。ガパオライスが出来上がりました。...夕食はエスニックな味わいを-長野県松本市:乗鞍高原・乗鞍BASE

    地域タグ:松本市

  • お気に入りのキャンプ場-長野県松本市:乗鞍高原・乗鞍BASE

    NorikuraBaseCampSite,MatsumotoCity,NaganoPref.さてさて、安曇野を後にしたワタクシ達は、この日に宿泊するキャンプ場へと向かいました。今回のキャンプ場は乗鞍高原にある「乗鞍BASE」のオートキャンプ場です。ワタクシ達にとってこのキャンプ場を利用するのは3回目になるんですよ。キャンプ場に行くと、管理棟の方が「あれっ、去年も来られた方ですよね」と声をかけてくれました。管理人さんはワタクシ達を覚えていたのではなく、紋クンのことをよく覚えておられたんですよ。「舌がチロっとでたチワワちゃん、覚えてますよぉ」とのことでした。紋クンの不憫な特徴なのですが、人に覚えてもらうにはこれも彼のいい個性なのかもしれません。キャンプ場の標高は約1500m。サイトは白樺の木々に囲まれた場所に...お気に入りのキャンプ場-長野県松本市:乗鞍高原・乗鞍BASE

    地域タグ:松本市

  • この道祖神のように-長野県安曇野市

    AzuminoCity,NaganoPref.さてさて、安曇野市にやって来たワタクシ達は美味しいランチをいただいたのですが、その後は「安曇野らしい風景を眺めたいなぁ」ということになりました。安曇野といえば道祖神。信州に行くと各地で道祖神や庚申塔を見ることが多いです。道祖神は村の守り神として、多くは村の中心や三叉路に立っています。村人たちが五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願するもっとも身近な神として、具体的な男女像で造り上げたものです。ワタクシ達ももう若くはありません。この道祖神の二人のように、寄り添いあって支え合いながら生きていきたいです。次に田植えが終わった田んぼを見にいきました。残雪を纏った北アルプスの山並みの美しさに心が震えます。左側(南側)のドッシリとした山容は蓮華岳。右に向かって(北に向かって)...この道祖神のように-長野県安曇野市

    地域タグ:安曇野市

  • 初夏の安曇野に来る時は、まずこのお店へ-長野県安曇野市:「ティータイム ガルニ」

    Cafe“TeatimeGarni”,AzuminoCity,NaganoPref.さてさて、5月25日〜27日にかけて、ワタクシは家人、紋クンと一緒に初夏の信州へと2泊3日の旅に出向きました。ワタクシ達は新緑の季節の信州が大好きで、毎年のように5月末に信州を訪れています。今回は乗鞍高原に行きキャンプで一泊、そしてお気に入りのオーベルジュで一泊という行程でした。朝の5時半に大阪の自宅を出発し、2回休憩を取って約6時間で安曇野市に着きました。安曇野市の森の中にある「ティータイムガルニ」というカフェに向かいました。ここはワタクシ達のお気に入りのカフェで、これで6回めくらいの訪問になるんです。鮮やかな新緑に囲まれた素敵なカフェ。ワタクシ達はこの佇まいが大好きなんです。テラス席はワンコOKですので、紋クンをつれて...初夏の安曇野に来る時は、まずこのお店へ-長野県安曇野市:「ティータイムガルニ」

    地域タグ:安曇野市

  • 郷愁(ノスタルジア)-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、番所庭園を後にしたワタクシは、雑賀崎の集落を高い場所から漁港の方へ下って行きました。旅人であるワタクシにとっては、どこか郷愁を感じるこの集落は魅力的であり、この風景がいつまでも残って欲しいと思います。しかし、ここで暮らす人にとっては急な坂道、狭い階段というのは暮らしにくい場所であることも事実でしょう。海沿いまで迫る山の斜面にへばりつくかのような町並み…そんな表現をされる町並みって、いろんなところにありますね。ここ雑賀崎は、まさにそういう言葉にふさわしい町です。そんな雑賀崎の町の中にも、古民家を改築したお店がいくつかありました。今の若い人って、ワタクシ達が気づかないような「昭和の魅力」というのを発見してくれますね。ワタクシが働...郷愁(ノスタルジア)-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    地域タグ:和歌山市

  • どこまでも青く-和歌山県和歌山市:雑賀崎・番所庭園

    BandokoPark,Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、雑賀崎にある番所庭園にやって来たワタクシは、美しい和歌山の海の姿を楽しんでいました。釣り船が釣り客を乗せてやって来ました。ワタクシの父親は釣りが大好きで、ワタクシを何度か海釣りに連れて行ってくれました。しかし、ワタクシは全く釣りに興味を示さず、磯にいる小魚やヤドカリ、カニなどを捕まえて遊んでいたんです。一方、我が家には登山や旅行などに興味を持つ者は誰もおらず、趣味というのは遺伝しないものだと実感しています。明日が見えますか?…そんな言葉が書かれていますが、「明日のことなんてどうなるかわからへんがな」と思わず呟いてしまいました。明日なんてどうなるかわからないから、明日を迎えるのが楽しい気がするのだとワタ...どこまでも青く-和歌山県和歌山市:雑賀崎・番所庭園

    地域タグ:和歌山市

  • 海岸美-和歌山県和歌山市:雑賀崎・番所庭園

    BandokoPark,Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、雑賀崎の散策を続けてきたワタクシは海の眺めが素晴らしい番所庭園(ばんどこていえん)へと向かいました。番所庭園は「海」「断崖絶壁」というサスペンスドラマの鉄板シーンに必要な要素が揃っていますので、よくドラマの撮影に利用されるんですよ。ではでは、庭園の方に向かうとしましょうか。番所庭園は元々は「番所の鼻」と言い、平坦で海に長く突き出た地形で、紀州藩は海の防備見張りのため遠見番所を設けました。紀州藩領の長い海岸線十数ヶ所に番所がありましたが、ここはその中でも和歌山城に最も近い番所として重要な所でした。ペリーの来航(1853年)を機に、紀州藩も本格的に海防に取り組み始めたということですが、長きにわたって鎖国政...海岸美-和歌山県和歌山市:雑賀崎・番所庭園

    地域タグ:和歌山市

  • 急坂-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、ワタクシは雑賀崎の集落をスタスタと歩いていました。雑賀崎漁港を見下ろすことになるのですが、和歌山に来ると海の色が大阪湾よりも濃いように思うんですよ。漁港には猫が必ずいるのですが、この猫は陽光を浴びながら心地よさそう眠っていました。ワタクシが近づいても逃げることはもちろん、目を覚ますこともなく豪快に居眠りをしておりました。雑賀崎の集落は急斜面に広がっています。車はもちろん原付も自転車も通行が不可能な狭い道が、複雑に集落の中に入り組んでいます。ただ、斜面を降れば漁港の方へ行くのですから、特に道に迷うことはありません。ワタクシは観光地でもない集落を歩くのが好きです。そこで暮らす人々の暮らしを垣間見ることができるような散策が楽しいの...急坂-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    地域タグ:和歌山市

  • 廃校-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、雑賀崎にやって来たワタクシは、漁港から雑賀崎の集落の方に向かって行きました。「日本のアマルフィ」ということでしょうか。イタリアを意識したような飲食店がありました。雑賀崎の集落は急斜面に広がっています。斜面を登って行くにつれて、雑賀崎漁港を見下ろすことができるんですよ。集落をどんどん登っていくと北の方に和歌山市内の海岸線が見えてきました。大きな工場が見えるので、ワタクシは「ああ、住友金属の工場や」と思ったのですが、今は日本製鉄所なんですね。ワタクシなどは住友金属和歌山といえば、箕島高校を春夏連覇に導いた石井投手、嶋田捕手が活躍した印象が強いです。ちなみに、後に石井投手は西武ライオンズへ、嶋田捕手は阪神タイガースに入団して活躍し...廃校-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    地域タグ:和歌山市

  • 静かな漁港-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、雑賀崎を訪れたワタクシは、雑賀崎漁港の中をカメラを手に歩いて行きました。漁港というのは大抵の場合、最も賑わい活気があるのは早朝です。この時は午前9時。決して朝遅い時間ではありません。でも、漁港にとってはもう漁船は漁も終わり、港への水揚げも終わったのでしょう。漁港はには静かで長閑な時間が流れていました。この雑賀崎漁港なのですが、今から1年少し前、大きな事件があったのですが皆さんの記憶に残っているでしょうか。2023年4月15日、ここ雑賀崎漁港で選挙演説に駆け付けた内閣総理大臣岸田文雄に対して、24歳の男が鉄パイプ爆弾を投げつけたという事件があったんですよ。容疑者の男は、即座に近くに居合わせた地元の漁師らに取り押さえられ、幸い大...静かな漁港-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    地域タグ:和歌山市

  • 日本のアマルフィ!?-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    Saikazaki,WakayamaCity,WakayamaPref.さてさて、5月18日の土曜日なのですが、ワタクシは「久しぶりに海を見たいなぁ」と思い立ちました。「さて、どこの海に行こうか」と考えた結果、ワタクシは和歌山市の雑賀崎に向かうことにしたのです。雑賀崎は和歌山市南西部にある岬で、瀬戸内海国立公園の指定特別地域です。景勝地の和歌浦からもほど近い場所なんですよ。海から続く丘陵地に立ち並ぶ家々が独特の眺望が、いつの頃からかイタリアのアマルフィに似ていると言われるようになり、「日本のアマルフィ」という呼び方が最近では定着したようなんです。ワタクシはアマルフィに(イタリアに)行ったことがないので、雑賀崎がアマルフィに似ているのかどうかわかりませんが、「日本のアマルフィ」のように「日本の○○」とか「東...日本のアマルフィ!?-和歌山県和歌山市:雑賀崎

    地域タグ:和歌山市

  • 若者たちと過ごす夜-和歌山県紀の川市:「Four Swasons Kinokawa」

    CampSite“FourSeasonsKinokawa”,KinokawaCity,WakayamaPref.さてさて、「FourSeasonsKinokawa」でのキャンプも夕食を終え、夜を迎える時間となりました。この日、相棒さんは「三岳」という屋久島産の焼酎を持ってきてくれました。この「三岳」なのですが美味しい焼酎なんですよ。これはお酒が進みますなぁ。いつもですとこの後は、相棒さんとあれやこれやと脈略もなくいろんな方向に話が進むのですが、この日はちょっと違ったんです。ワタクシ達が夕食を作っていると、テントの前を通る若いカップルが「うわぁ、いい匂いがすると思ったら焼きうどんですか。キャンプで焼きうどんって初めて見ましたわ。楽しそうですねぇ」と声をかけてきたんです。そこから話が弾むと、カップルの男の子が...若者たちと過ごす夜-和歌山県紀の川市:「FourSwasonsKinokawa」

    地域タグ:紀の川市

  • 今宵のキャンプ飯-和歌山県紀の川市:「Four Swasons Kinokawa」

    CampSite“FourSeasonsKinokawa”,KinokawaCity,WakayamaPref.さてさて、「FourSeasonsKinokawa」というキャンプ場にやって来たワタクシ達は、エッサホイサとテントを張りました。愛用の「コールマン4sワイド2ルームカーブ」というテントですが、このテントもすっかり慣れてきたので、当初に比べてテントを張る時間も随分と短縮できるようになりました。テントを張って小休止のよっちん氏ですが、一汗かいたので冷たいものが欲しいですな。ちゃんと準備してありますがな。キャンプ場に来る前に立ち寄ったスーパーマーケットに、こんなスパークリングワインが売っていたんです。特別に美味しいということはありませんでしたが、軽く飲むには十分な味でした。午後4時半、夕食の準備に取り...今宵のキャンプ飯-和歌山県紀の川市:「FourSwasonsKinokawa」

    地域タグ:紀の川市

  • 山間の静かなキャンプ場-和歌山県紀の川市:「Four Swasons Kinokawa」

    CampSite“FourSeasonsKinokawa”,KinokawaCity,WakayamaPref.さてさて、根来寺の境内から外に出たワタクシ達は大門へと向かいました。新緑のカエデの向こうに大門の屋根が見えてきます。その堂々たる姿に目が惹かれます。大門は1850年に再建されたもので、重要文化財に選定されています。高さ16.88m、幅17.63mという大きさです。威風堂々…そんな言葉がふさわしい大門です。ここは周囲にカエデの木、桜の木がたくさんあるんです。ですので紅葉の時期や桜の時期は見応えがあるんですよ。この日はキャンプ場に行く前にどことに立ち寄ろうか、いくつか候補を考えたのですが根来寺に来てよかったです。ではでは、この日の目的であるキャンプ場に向かうとしましょうか。その前にスーパーマーケット...山間の静かなキャンプ場-和歌山県紀の川市:「FourSwasonsKinokawa」

    地域タグ:紀の川市

  • 空が美しい-和歌山県岩出市:根来寺

    NegorojiTemple,IwadeCity,WakayamaPref.さてさて、久しぶりに訪れた根来寺でしたが、やっぱりここは素晴らしい名刹だなぁと感じました。この池は聖天池というのですが、平安時代に造られた池だそうです。根来寺創建当時のものだということです。それにしてもこの日の空は美しい。よく秋の空は透明度が高く美しいと言いますが、この日の空は秋空に負けてはいませんでした。ワタクシは1961年生まれ。まさに高度経済成長期の真っただ中でした。ワタクシが子どもの頃の大阪の空はいつもスモッグに覆われていました。晴れの日であっても空はどんよりと曇っており、この日のような青い空を見ることって滅多になかったように思います。こうして日本の国が美しい空、綺麗な海や川を取り戻したことは本当に素晴らしいと思います。願...空が美しい-和歌山県岩出市:根来寺

    地域タグ:岩出市

  • 美しき庭園-和歌山県岩出市:根来寺

    NegorojiTemple,IwadeCity,WakayamaPref.さてさて、根来寺へやって来て大塔、大伝法堂などの素晴らしい伽藍を楽しんだワタクシ達は、次に国の名勝にも選定されている庭園を眺めに行きました。手前は本坊、向こうは光明殿、その間の渡り廊下の右側に名勝庭園が広がります。手前に枯山水、奥に池泉式の庭園があるのですが、どちらも江戸時代に作庭されたものです。GWだというのに根来寺は参拝客も少なく、ワタクシ達はこの贅沢な光景をほぼ独占できたのでした。今では日本中どこに行っても外国人観光客がいますが、この日、根来寺では一人の外国人観光客とも出会うことがありませんでした。ワタクシは人種的偏見や偏狭なナショナリズムは持っていませんが、どうも最近は外国人観光客の傍若無人な姿に辟易することがあります。特...美しき庭園-和歌山県岩出市:根来寺

    地域タグ:岩出市

  • 一番好きな季節-和歌山県岩出市:根来寺

    NegorojiTemple,IwadeCity,WakayamaPref.さてさて、和歌山県岩出市にある根来寺をワタクシ達は訪れたのですが、見事な伽藍に改めて感動しました。左の建物は大塔でして、高さ40m、幅15mの木造建築では日本最大の多宝塔で国宝に選定されています。「多宝塔」とは二重塔で、初層の平面が方形、上層の塔身が円形に造られたものですね。こちらは上の写真にも写っていますが、大塔の右隣にある大伝法堂です。1827年に再建された根来寺の本堂です。これは大伝法堂を正面から眺めた様子です。本尊は金剛界大日如来・金剛薩埵・尊勝仏頂の三尊だということです。大塔の左にあるのが大師堂です。大塔とともに秀吉の焼き討ちをまぬがれた建物で、本尊の造立銘から1391年頃の建立と推定されています。1391年といえば、い...一番好きな季節-和歌山県岩出市:根来寺

    地域タグ:岩出市

  • キャンプに行く前に-和歌山県岩出市:根来寺

    NegorojiTemple,IwadeCity,WakayamaPref.さてさて、今年のGWの最後、5月5日〜6日にかけて、ワタクシはいつもの「今では晴れ男さん」とキャンプに行きました。この日のキャンプ場は和歌山県紀の川市の山あいにあるキャンプ場なのですが、「キャンプ場に行く前にどこかに立ち寄りたいなぁ」ということになり、岩出市にある根来寺で美しい新緑を楽しもうと思い、立ち寄ることにしたんですよ。根来寺は新義真言宗の総本山の寺院です。開山は覚鑁(興教大師)で、創建は1130年という歴史のあるお寺です。その後、室町時代末期の最盛期には坊舎450を数え一大宗教都市を形成し、1万余の根来衆とよばれる僧兵軍団を擁しました。また、根来寺の僧によって種子島から伝来したばかりの火縄銃一挺が持ち帰られ、僧兵による鉄砲...キャンプに行く前に-和歌山県岩出市:根来寺

    地域タグ:岩出市

  • マシッソヨ!-大阪市東成区:「アズマポチャ」

    “AjeumaPocha”,HigashinariWard,OsakaCityさてさて、鶴橋にある「アズマポチャ」という韓国料理のお店で、ワタクシ達は夕食を食べることにしました。メニューを眺めながら何を食べようか考えます。この時間というのは、どこかワクワクしますね。どーですか、ワタクシ達はどれにしようか迷ったのですが、「サムギョプサル」を食べることにしました。サムギョプサルは言うまでもなく豚ばらの三枚肉を焼いて食べる料理です。お店のオモニは「うちは国産の豚肉しか使わないからね。それと冷凍肉は絶対に使わないよ。毎朝、新鮮な豚肉を仕入れに行くから美味しいよ」と豪快な笑顔で話してくれました。確かに美味そうな豚バラ肉です。調理は全てオモニにお任せですな。ニンニクも豪快に焼いていきます。いい匂いが鼻口をくすぐります...マシッソヨ!-大阪市東成区:「アズマポチャ」

    地域タグ:東成区

  • 「大阪の韓国」へ-大阪市生野区:鶴橋

    Tsuruhashi,IkunoWard,OsakaCityさてさて、山の辺の道を歩いて来たワタクシ達ですが、大神神社の参拝も終えることが出来ました。GWなので大神神社はかなりの参拝客で賑わっていました。最近よく思うのは、外国人の参拝客の方が参拝作法をよく知っているんですよ。事前にyoutubeなどで見てきたり、ガイドブックなどに参拝作法が書かれたりしているのでしょうね。ではでは、大神神社を後にするとしましょうか。大神神社の周辺には「素麺」を食べさせるお店が数多くあるんです。神社がある桜井市三輪は「三輪そうめん」の産地として有名です。三輪そうめん、兵庫の播州そうめん、香川の小豆島を「日本三大そうめん」と呼ぶそうですが、素麺の産地は日本各地にあるので「三大そうめん」に関しては異論、反論がありそうですね。三輪...「大阪の韓国」へ-大阪市生野区:鶴橋

    地域タグ:生野区

  • 杉玉-奈良県桜井市:大神神社

    OmiwaShrine,SakuraiCity,NaraPref.さてさて、天理駅から山の辺の道を歩いてきたワタクシ達ですが、この日の最後の目的地である大神神社(おおみわじんじゃ)へとやって来ました。大神神社は、奈良盆地の東南にある円錐形の秀麗な山、三輪山(標高467m)を御神体とする日本最古の神社といわれています。「大神」と書いて「おおみわ」と読むところからもわかるように、この神社に祀られる大物主大神は、神の中の神であり、もっとも偉大な神だと言われるそうなんですよ。この建物が拝殿なのですが、一般的な神社では拝殿の背後にはご神体を祀る本殿がありますよね。しかし、この神社には本殿がなく三輪山そのものをご神体としています。山や岩などの自然物をご神体とするのは、日本ならではの古い時代の信仰形態です。『古事記』や...杉玉-奈良県桜井市:大神神社

    地域タグ:桜井市

  • 大神神社の境内へ-奈良県桜井市:山の辺の道

    YamanobenomichiAlley,SakuraiCity,NaraPref.さてさて、山の辺の道を歩くワタクシ達の行程もかなり進んでまいりました。もうあと少しで大神神社だというところに、山の辺の道からちょっと外れた場所に静かに佇む神社がありました。池の向こうに見えるのが龗神神社というのですが、読み方は「おかみのかみじんじゃ」とも「りゅうじんじんじゃ」とも読むそうです。名前の通りにこの池からは龍が出てきそうな気がしました。大神神社が近づいてくると山の辺の道を歩く人の数が増えてきました。時間も12時を過ぎましたので、人が多くなるのも当然といえば当然ですね。狭井神社(さいじんじゃ)に着きました。狭井神社は、正式には狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社とよばれ、大神神社の摂社です。ここま...大神神社の境内へ-奈良県桜井市:山の辺の道

    地域タグ:桜井市

  • 大和三山-奈良県桜井市:山の辺の道

    YamanobenomichiAlley,SakuraiCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は快調なペースで山の辺の道を南に向かって歩いておりました。遠くに見えるのは奈良県と大阪府の境に聳える葛城山。春はツツジ、秋はススキが有名な山なんです。そして、高さ150mほどのこんもりとした小さな山が二つ見えますが、手前に見えるのが耳成山で、奥に見えるのが畝傍山です。この二つに香久山を加えて大和三山と呼ぶんです。「万葉集」などにも登場してくる大和三山なのですが、なぜ平坦な奈良盆地にこのような山がワタクシには不思議に思えてなりません。向こうに見えるのは三輪山。この山は大神神社の御神体なのですが、大神神社はまたこの後に訪れます。この辺りから山の辺の道は天理市から桜井市に入ることになるんです。道の脇に見事な芍...大和三山-奈良県桜井市:山の辺の道

    地域タグ:桜井市

  • 軽く一杯-奈良県天理市:長岳寺

    ChogakujiTemple,TenriCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は長岳寺で見頃になったカキツバタの撮影を楽しんでいました。長岳寺は真言宗のお寺なのですが、庭園はこの放生池を中心に造られた浄土式庭園です。爽やかな風が吹く5月。新緑とカキツバタが、互いの色彩を競い合っているかのように見えました。ここ長岳寺にはカエデの木も多くあり、秋には紅葉も美しいんですよ。久々に訪れた長岳寺ですが、あらためていいお寺だなと思いました。次は秋の紅葉の時期に訪れるのもいいかなぁ。外出する時、遠出をする時は晴れてほしいと思うのですが、こればかりは自然が相手ですのでいつも思い通りにはいきません。ただ、この日は好天に恵まれて本当に幸運でした。ではでは、長岳寺を後にして山の辺の道をさらに先へ進んで行くとしましょ...軽く一杯-奈良県天理市:長岳寺

    地域タグ:天理市

  • いずれ菖蒲か杜若-奈良県天理市:長岳寺

    ChogakujiTemple,TenriCity,NaraPref.さてさて、山の辺の道沿いにある長岳寺にやって来たワタクシ達ですが、長岳寺は「花の寺」とも呼ばれるほど多くの種類の花が咲くんです。残念ながらツツジはほぼ見ることが出来ませんでしたが、カキツバタが咲いているはずなのでカキツバタの花を楽しみに本堂の方へ向かって行きました。本堂には長岳寺の本尊である阿弥陀三尊や多聞天、増長天等の仏像や、寺宝類を安置されていました。中にはボランティアガイドの方がいて説明をしてくださるようなので、ワタクシは相棒さんと説明を聞きました。なにせワタクシも相棒さんも歴史が好きなので説明を聞くだけではなく、あれやこれやと質問をするものですから、ボランティアガイドの方から「興味を持って聞いてくださるので嬉しいですわ。でも、歴...いずれ菖蒲か杜若-奈良県天理市:長岳寺

    地域タグ:天理市

  • 緑に包まれた古刹-奈良県天理市:長岳寺

    ChogakujiTemple,TenriCity,NaraPref.さてさて、山の辺の道を歩いてきたワタクシ達は、長岳寺に到着しました。今回歩いたうルートの中で、長岳寺がちょうど中間地点くらいになるんです。長岳寺は824年に淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹です。最盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えたそうです。この門は大門といい、1640年に再建されたものなんです。ではでは、境内に入って行くとしましょうか。長岳寺は「花の寺」としても有名で、特に4月下旬からはツツジの花が咲くんですよ。ただ、今年はツツジの開花が早く、ワタクシ達が訪れた時にはツツジはほぼ見ることが出来ませんでした。まずは四十八ヶ坊あった塔中の内、唯一残った旧地蔵院に入りました。今は庫裏としてつかわれて...緑に包まれた古刹-奈良県天理市:長岳寺

    地域タグ:天理市

  • 性善説-奈良県天理市:山の辺の道

    YamanobenomichiAlley,TenriCity,NaraPref.さてさて、爽やかな晴天の中、ワタクシ達は山の辺の道を歩いておりました。すると無人販売所がありました。山の辺の道には何ヶ所か無人販売所があり、野菜や果物が売られていたんですよ。以前、外国人観光客が日本に来て驚いたこととして、この手の無人販売所の存在をあげていました。「店員がいないんだよ。なのにお金を払うなんて日本人はなんて正直なんだ。私の国ならすぐに品物は盗られてしまうよ」と、その観光客は笑いながらテレビのインタビューに答えていました。こういう販売所なんて、「ちゃんとお金を払ってくれる」という性善説のもとに成り立っているのですが、ワタクシはこれって日本の素晴らしさの一つだなと思っていました。一方、最近はワタクシの家の近くに無人の...性善説-奈良県天理市:山の辺の道

    地域タグ:天理市

  • 古道を往く-奈良県天理市:山の辺の道

    YamanobenomichiAlley,TenriCity,NaraPref.さてさて、石上神宮を後にしたワタクシ達は「山の辺の道」を南に向かって歩いて行きました。石上神宮から30分ほど歩いて行くと、夜都伎神社という小じんまりとした神社が古道沿いに佇んでいます。もちろんワタクシ達はこの神社でも参拝することにしました。この神社は奈良の春日大社と関係が深く、明治維新までは夜都伎神社から蓮の御供えと称する新饌を献供し、春日大社からは60年毎に若宮社殿と鳥居が下げられてたそうです。この拝殿は茅葺き屋根なんです。ちょっと珍しい造りですね。山の辺の道沿いには今も、記紀・万葉集ゆかりの地名や伝説が残り、神社や古寺、古墳などが次々に現れてきます。ですので、歩いていても飽きることがないし、アップダウンもさほど多くないので...古道を往く-奈良県天理市:山の辺の道

    地域タグ:天理市

  • 神宮と神社-奈良県天理市:石上神宮

    IsonokamiShrine,TenriCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は石上神宮へとやって来たのですが、神社に着いたのは朝の8時でした。GW中とはいえ朝の8時には参拝者の数も少なく、静かな中でゆっくりと参拝することが出来ました。この拝殿は国宝に剪定されており、神社建築としては最古のものだそうです。白河天皇の御代に宮中から神嘉殿を移築したものと伝えられていますので、1000年近い歴史を持つのですね。石上神宮は大和屈指の古社です。古代豪族物部氏の総氏神で、大和朝廷の武器庫だったとの記録も残っています。ところで、ここ石上神宮は「神宮」であって、「神社」とは呼びません。神社にまつられている神のことを祭神(さいじん)と呼びますが、この祭神が皇室の祖先であったり、皇族と縁の深い神社を「神宮」と呼ぶ...神宮と神社-奈良県天理市:石上神宮

    地域タグ:天理市

  • 山の辺の道へ-奈良県天理市:石上神宮

    IsonokamiShrine,TenriCity,NaraPref.さてさて、GWの5月3日なのですが、ワタクシは久々に奈良県の「山の辺の道」を歩こうと思いたちました。大阪を早朝に出発し、まずは近鉄電車の天理駅に朝の7時30分に到着しました。なお、今回の同行者はいつもお馴染みの「今では晴れ男さん」ですな。天理駅は地上が近鉄、2階がJRの駅になっています。とは言え、さほど乗降客が多いという感じはしません。この日は休日だったということもあり、ワタクシ達が下車した時には利用客の多くは部活の練習に行く高校生でした。天理市内を東に向かって歩いて行くと天理教教会本部があります。天理市って言うまでもなく天理教の宗教都市でして、独特な雰囲気があるんですよねぇ。大阪には天理教の教会も数多くあり、ワタクシの実家の近くにも教...山の辺の道へ-奈良県天理市:石上神宮

    地域タグ:天理市

  • 昭和レトロな商店街-大阪市西成区:玉出

    Tamade,NishinariWard,OsakaCityさてさて、住之江区北加賀屋で「アートな町並み」を楽しんだワタクシは、地下鉄四つ橋線の一駅分を歩いて北西に向かいました。続いてやってきたのは大阪市西成区の玉出というエリアです。玉出は「たまで」と読み、「たまだし」ではありません。まあ、いずれにせよパチンコ好きな人には縁起のいい地名かも知れません。ここは「玉出本通商店街」というのですが、なんともレトロで昭和チックな看板のあるアーケードですねぇ。商店街のすぐ近くに「西成結劇場」という大衆演劇の劇場がありました。昭和の時代ならともかく、今では大衆演劇なんて衰退の一途だと思うのですが、この西成結劇場はなんと今年の2月にオープンしてるんです。ワタクシの実家の近くにも大衆演劇場がありまして、チンドン屋が賑やかに...昭和レトロな商店街-大阪市西成区:玉出

    地域タグ:西成区

  • こんなところになぜ-大阪市住之江区:北加賀屋

    KitaKagaya,SuminoeWard,OsakaCityさてさて、北加賀屋の町を歩いていると空き地のような場所があったのですが、そこに「なんでこんな場所に?」と思うようなものがありました。これってロンドンなどで見かける二階建てバスですよね。でも、なんでこんな場所にあるのかと不思議に思い近づきました。「ピカデリーサーカス(PICCADILLYCIRCUS)」の文字が見えます。ピカデリーサーカスといえば、ロンドン中心部にある広場の名前です。ということはやっぱりロンドンから運ばれてきたバスなのかなぁ。あらあら、この路面電車はワタクシには懐かしい大阪市電の車両じゃないですか。大阪市電は1969年で全廃されたのですが、ワタクシが通っていた小学校の横にある通りを走っていたんです。「さよなら運転」のようなものが...こんなところになぜ-大阪市住之江区:北加賀屋

    地域タグ:住之江区

  • Perfect Day-大阪市住之江区:北加賀屋

    KitaKagaya,SuminoeWard,OsakaCityさてさて、ワタクシにとって住之江区北加賀屋の「アート散策」は楽しい散策でありました。これ、安いゲストハウスの壁に描かれていたんです。建物の前にはバックパッカーが数名いました。バックパッカー達もこの壁画を写真に撮っていました。日本的なイメージなのでしょうかね。どこにどんな作品があるのかわからないので、見落とすことがないように注意深く歩いていきます。とは言え、この壁画は見落とすことはありませんな。BenEineというイギリス人アーティストの作品なのですが、最初は適当に文字が羅列してあるのかと思ったのですが、よく読んでみるとちょっとビックリしました。「Suchaperfectday.I'mgladIspentitwithyou」と描いてあるんです。...PerfectDay-大阪市住之江区:北加賀屋

    地域タグ:住之江区

  • 文化住宅-大阪市住之江区:北加賀屋

    KitaKagaya,SuminoeWard,OsakaCityさてさて、ワタクシは住之江区北加賀屋の町をカメラを首から下げながら、ワクワクした気持ちで散策していました。「ザ・昭和」と言いたくなるような路地がありました。このような場所がワタクシの原風景。ワタクシはこういう感じの場所で生まれ育ったんですよ。この建物は「千鳥文化」といい、昭和30年代に建てられた文化住宅をリノベーションしたものなんです。ところで、「文化住宅」という言葉をワタクシは普通に使っていましたが、これって大阪(関西)独特の言葉らしいですね。高度経済成長期、大阪では多くの労働者が生活するための住宅不足に対応するため、大量に供給された2階建ての集合住宅のことを文化住宅と呼んだことでこの言葉が定着しました。それまで、長屋や下宿屋などの集合住宅...文化住宅-大阪市住之江区:北加賀屋

    地域タグ:住之江区

  • ポップな街角-大阪市住之江区:北加賀屋

    KitaKagaya,SuminoeWard,OsakaCityさてさて、「アートなまち」へと変身した住之江区北加賀屋の町を、ワタクシは興味深く歩き続けました。大阪を代表するストリートアーティストMASAGONによる作品だそうです。無機質な工場の壁面も、これだと可愛く見えてきますね。ここも工場の壁にポップでキュートな猫の絵画がありました。街角を曲がるごとに、いろんな絵画が目に飛び込んできます。こちらはoakoakというフランスのアーティストが描いた作品。そして、この作品のすぐ隣にはこんな作品がありました。E.leeというアメリカの作家の作品ですが、この女性、「銀河鉄道999」に出てくるメーテルという女性に見えました。蒸気機関車とメーテル…ワタクシの頭の中には、ゴダイゴが歌う「銀河鉄道999」が流れていまし...ポップな街角-大阪市住之江区:北加賀屋

    地域タグ:住之江区

  • 下町のアート-大阪市住之江区:北加賀屋

    KitaKagaya,SuminoeWard,OsakaCityさてさて、今年のGW前半の4月28日、ワタクシは大阪市住之江区の北加賀屋という地域に行ったんです。この日はGWで道路も混雑するかもしれないと思い、電車に乗って北加賀屋に向かいました。地下鉄(OsakaMetro)の北加賀屋駅で下車し北加賀屋の町を散策するのですが、大正時代に造船業で栄えたこのエリアが「アートなまち」として注目を集めているんです。工場や古い長屋の壁などに若い作家さん達がウォールアートを描いているんです。この日はそんなアートを楽しもうと思ったんんです。この日は荷物は軽くしようとカメラは1台だけ。レンズは16mm、23mm、35mmの単焦点レンズを3本持って行きました。(35mmフルサイズに換算すると24mm、35mm、52mmのレ...下町のアート-大阪市住之江区:北加賀屋

    地域タグ:住之江区

  • 「源氏物語」の世界-京都府宇治市:「源氏物語ミュージアム」

    TheTaleOfGenjiMuseum,UjiCity,KyotoPref.さてさて、ワタクシ達は世界遺産でもある宇治上神社の参拝を続けていました。狛犬の向こうに見える本殿は平安時代後期の造営で、神社建築としては日本最古のものだそうです。平安時代の後期ということは、実に1000年もの間、この建物はこの地に鎮座していたんですねぇ。こちらの拝殿は鎌倉時代前期の造営で、寝殿造の遺構といわれています。拝殿の前には、円錐に盛られた「清めの砂」と呼ばれるふたつの盛り砂が奉納されています。例年9月1日に行われる「八朔祭(はっさくさい)」に氏子さん達によって奉納され、一年間神社を清めてくれるということです。ワタクシ達は宇治神神社の参拝を終えて、さらに北の方へと歩いて行きました。ワタクシは現在放映されている大河ドラマ「光...「源氏物語」の世界-京都府宇治市:「源氏物語ミュージアム」

    地域タグ:宇治市

  • 世界遺産の神社-京都府宇治市:宇治上神社

    UjikamiShrine,UjiCity,KyotoPref.さてさて、平等院を後にしたワタクシ達は宇治の町を北東に向かって歩いて行きました。この川が宇治川ですが、宇治川は琵琶湖から流れ出るときは瀬田川という名前なのですが、京都府に入ると宇治川と名前が変わります。下流に行くと京都府と大阪府の境目あたりで桂川、木津川と合流して淀川と名前を変えるわけです。この日、宇治川は上流の天ヶ瀬ダムで放流が行われていたために水量が豊かで、かなり速い水の流れになっていました。宇治川といえば「宇治川の戦い」が有名ですね。平安時代末期に源義仲と鎌倉の源頼朝から派遣された範頼、義経とで戦われた合戦です。佐々木高綱と梶原景季の「宇治川の先陣争い」も、『平家物語』に描かれていますね。『源氏物語』の最末尾にあたる第3部のうち後半の橋...世界遺産の神社-京都府宇治市:宇治上神社

    地域タグ:宇治市

  • 新緑の頃-京都府宇治市:平等院

    ByodoinTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、平等院を訪れたワタクシ達は鳳凰堂の秀麗な姿を満喫したのですが、平等院は紅葉の名所でもあるので、当然ながらこの時期は楓の新緑が美しいんですよ。誰にでも「好きな被写体」というのがあると思います。それは風景だったり、人物だったり、人によって様々でしょうね。ワタクシには山、古い町並みなど好きな被写体がいくつかありますが、「新緑」も大好きな被写体です。冬枯れしていた木が芽吹いていよいよ鮮やかな緑色の葉を茂らせる…その瑞々しい美しさに、ワタクシは毎年心を惹かれます。初夏の初々しい若葉の緑は眩い色彩をしており、若葉の木々に包まれていると全身が緑色に染まりそうな気がします。「新緑」「若葉」は夏、もしくは初夏の季語ですので、多くの俳句にも登場して来ま...新緑の頃-京都府宇治市:平等院

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  • 藤原頼通-京都府宇治市:平等院

    ByodoinTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、平等院を訪れたワタクシ達は、改めて鳳凰堂の美しさに感嘆していました。鳳凰堂を建立したのは言うまでもなく藤原頼通なのですが、この頼通の人生というのもなかなか興味深いんです。藤原頼通は、藤原道長の長男として992年に誕生しました。朝廷で圧倒的な権力を持つ父の力によって異例のスピード出世を遂げていき、わずか26歳で摂政の地位につくのです。ですので、頼道は生涯を通して道長には頭が上がらなかったようですね。当時、摂政に就任するのは、天皇の親族や配偶者というのが一般的でした。そのため、藤原道長は66代一条天皇の妃となった藤原彰子を筆頭に、4人の娘を次々と天皇へ嫁がせています。こうして、藤原道長は娘達に将来の天皇となる男子を産ませ、自らは天皇の「...藤原頼通-京都府宇治市:平等院

    地域タグ:宇治市

  • 鳳凰堂と浄土信仰-京都府宇治市:平等院

    ByodoinTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、久々に宇治を訪れたワタクシ達は新緑も美しい平等院へとやって来ました。そして、平等院といえばなんと言ってもこの「鳳凰堂」が有名ですよね。言うまでもなく「古都京都の文化財」の一つとして、世界遺産にも登録されている京都を代表する建築物です。この平等院鳳凰堂ですが、平等院創建の翌年、天喜元年(1053)に作られたものでして、元々は阿弥陀堂と呼ばれていました。中堂を中心に、その左右に翼廊が延びる全体像が、鳳凰が羽を広げている姿に似ていることから鳳凰堂と名が付いたのですが、鳳凰堂と呼ばれるようになったのは江戸時代の頃からだそうですね。この鳳凰堂なのですが、この建物が造られた時代背景というのがなかなか興味深いんですよ。11世紀に入ると世の中に「末...鳳凰堂と浄土信仰-京都府宇治市:平等院

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  • 新緑と藤の花-京都府宇治市:平等院

    ByodoinTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、京都府宇治市を訪れて、まずは抹茶スイーツと抹茶蕎麦を楽しんだワタクシ達でしたが、次は宇治のハイライトである平等院を目指して歩いて行きました。平等院が近づくに連れて、新緑が眩いカエデの木が目立ってきました。この淡い緑色がワタクシは大好きなんですよ。カエデの木の向こうに平等院の門が見えてきました。ではでは、平等院に参拝するとしましょうか。すると見頃を迎えた藤の花がありました。誰もが足を止め、その美しい姿に目を向けていました。平等院というお寺の中にあるからでしょうか。藤の花の色が、いつも以上に高貴な色合いに見えました。さて、ここ平等院なのですが、言うまでもなく開基は藤原頼通です。頼通は大河ドラマ「光る君へ」の中心人物の一人である藤原道長の...新緑と藤の花-京都府宇治市:平等院

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  • 新緑の前に“抹茶”に舌鼓-京都府宇治市:「中村藤吉本店」

    “NakamuraToukichiHonten”,UjiCity,KyotoPref.さてさて、4月20日の土曜日なのですが、ワタクシは家人と前日に「新緑がキレイな時期やから新緑を見に行こうか」という話になり、家人とどこに行こうか悩んだのですが、家人が「新緑も見たいけど美味しい抹茶のスイーツ食べたいわ。宇治でも新緑とか見ることができるの?」と訊かれたので、「宇治も新緑がキレイやで。それなら宇治に行こうか」と話が進みました。ワタクシは新緑と平等院鳳凰堂、家人は新緑と抹茶スイーツを目的に京都府宇治市へ行くことに話は纏まったのでした。自宅を朝の8時過ぎに出発。JR宇治駅に9時半に着きまして、近くのコインパーキングに車を停めました。ワタクシ達にしてはゆっくりとした出発なのですが、家人がどうしても行きたいお店が10...新緑の前に“抹茶”に舌鼓-京都府宇治市:「中村藤吉本店」

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  • また来年の桜を楽しみにして-奈良県東吉野村:高見の郷

    Takaminosato,HigashiYoshinoVillage,NaraPref.さてさて、時刻で言えばまだ朝の8時30分頃なのですが、ワタクシ達は「高見の郷」での桜を満喫したのでそろそろ帰路につこうかと考えておりました。ワタクシ達の行動は常に迅速なのですな。「天空の庭」のしだれ桜は本当に素晴らしく、ワタクシ達はただただ感動するばかりでした。ここから駐車場の方へは自動運転のカートで下って行くことも出来るのですが、当然ながらワタクシ達は歩いて行きました。歩いて行けば日差しの当たり方によって、刻一刻と表情が変化する桜の姿を見ることが出来ますからね。今年もまたたくさんの桜を見ることが出来ました。そのことをありがたく、そして幸せに思います。ワタクシは9月になれば63歳。来年もまた桜に出会うことが出来るのかな...また来年の桜を楽しみにして-奈良県東吉野村:高見の郷

    地域タグ:東吉野村

  • 赤い野点傘-奈良県東吉野村:高見の郷

    Takaminosato,HigashiYoshinoVillage,NaraPref.さてさて、満開のしだれ桜が見頃を迎えた「高見の郷」も、朝8時頃になって徐々に人が増えてきました。このような逆光の状態で撮影することを嫌う人も多いですが、ワタクシは花や新緑、紅葉などを撮影する時は逆光が好きです。ワタクシのカメラは露出補正ダイアルが軍艦部にあるので、逆光の時などの露出補正が簡単に出来るので便利です。写真で一番つまらないのは順光ですよね。立体感がなく、のっぺりとした写真になってしまうんですよ。ワタクシは朝や夕方の斜光の中で撮影するのが一番好きかなぁ。朝の8時に開店する露店がありました。ここでは旬のタケノコを炭火で焼いて「焼きタケノコ」にして売っていました。これは食べないわけにはいきません。ゆず味噌を塗って焼...赤い野点傘-奈良県東吉野村:高見の郷

    地域タグ:東吉野村

  • お花見-奈良県東吉野村:高見の郷

    Takaminosato,HigashiYoshinoVillage,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「高見の郷」の満開の桜を楽しんでいました。春になれば桜が咲く、桜が咲けば花見に行く…日本人にとって当たり前の光景となった「お花見」なのですが、そもそも、お花見という風習はいつ頃から始まったのでしょう。1000年以上前の農民は、お米を作る田んぼに「田の神様」がいると考えていたそうです。田の神様は寒い冬の間は山へ行き、暖かい春になると農民たちが住んでいる村へ帰ってくると信じられていたそうなんですね。そして、春になって桜が咲くと農民たちは「田の神様が帰ってきた」と考え、桜の木のまわりに集まり、田の神様におもてなしをしたことが、お花見のはじまりといわれています。(もちろん諸説ありますが)でも、その頃のお花...お花見-奈良県東吉野村:高見の郷

    地域タグ:東吉野村

  • 桜色に染まる-奈良県東吉野村:高見の郷

    Takaminosato,HigashiYoshinoVillage,NaraPref.さてさて、満開のしだれ桜を楽しもうと「高見の郷」を訪れたワタクシ達ですが、一番メインの場所となる「天空の庭」へとやって来ました。時刻は朝の7時20分。天空の庭にも朝の日差しが差し込んできて、見事な青空が広がりました。やっぱり青空はいいですね。そして、青空を背景にしだれ桜は一層美しさが映えました。ここ東吉野村は、かつては林業が盛んな土地でありましたが、過疎化や輸入木材の増加によって徐々に林業も衰えていきました。事業衰退に伴い土地の有効活用として、土地の持ち主であったご夫婦がしだれ桜を移植したのが高見の郷の始まりなんです。長い年月をかけて育まれた桜の木々は、今は息子さんに受け継がれたくさんの花見客を魅了しています。今では奈...桜色に染まる-奈良県東吉野村:高見の郷

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  • 1000本のしだれ桜-奈良県東吉野村:高見の郷

    Takaminosato,HigashiYoshinoVillage,NaraPref.さてさて、4月13日(土曜日)なのですが関西ではほぼ桜の見頃は終わっていました。しかし、標高の高いところではまだ桜が見られる場所があり、最後の桜を見に行こうと思いました。ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と朝5時30分に待ち合わせをし、この日の目的地へと向かいました。この日、ワタクシ達が向かったのは奈良県東吉野村にある高見の郷というところです。ここは大阪周辺で最後の桜を見られること、それも見事なしだれ桜を見ることができるということで多くのメディアで取り上げられるようになり、年々訪れる人が増えているんです。ワタクシ達は7時前に現地に着きました。自動運転のカートに乗って山の上に登ることができるのですが、ワタクシ達はカート...1000本のしだれ桜-奈良県東吉野村:高見の郷

    地域タグ:東吉野村

  • だんじりの町-大阪府岸和田市

    KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、岸和田城に桜を見に来たワタクシ達ですが、桜を満喫した後は岸和田の町へ向かうことしました。岸和田の中心部には紀州街道が通っており、街道沿いに古い街並みを見ることが出来るんです。そう思ってワタクシ達は紀州街道がある方に歩いて行きました。あらあら、前に来た時は静かな町並みだったのですが、この日は「岸和田桜まつり」が開催されているということで、紀州街道には数多くの露店が出されていて、多くの人で賑わっていたんですよ。人のいない一画を撮ってみました。本来はこういう感じの町並みが紀州街道沿いに続いているんです。「ミニチュアのだんじり」を売っているお店がありました。その精密な造りに感心してしまいました。お店の方はかなり年配の方でしたが「まあ、趣味というか、半分は道...だんじりの町-大阪府岸和田市

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  • 岸和田の守り神-大阪府岸和田市:岸城神社

    KishikiShrine,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、岸和田城のすぐ東側に岸城神社という立派な神社があるんです。ワタクシ達は岸城神社の方に向かって歩いて行きました。この岸城神社ですが、約650年前に京都の八坂神社から素戔鳴尊(すさのおのみこと)を勧請してからは、牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)と呼ばれ、地元の守り神として繁栄してきました。後に、慶長年間に秀吉の家臣・小出秀政が岸和田城を大改修するのを機に八幡大神を合祀しました。それ以来代々の城主や住民にも厚く信仰されてきたそうです。そして、明治維新で氏子が広範囲になり、「岸城神社」に改名されて現在に至っているんですよ。しかし、この岸城神社が何よりも有名なのは、「岸和田だんじり祭」の宮入りが行われる神社だということです。だんじり...岸和田の守り神-大阪府岸和田市:岸城神社

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  • 廃城令-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、岸和田城に満開の桜を楽しみに来たワタクシ達ですが、重森三玲の庭園を後にして、再びお濠に沿って植えられた桜を眺めながら岸和田城を周回しました。ところで、全国に桜の名所として知られる城は数多いですね。むしろ、観光地になっている城郭で、桜を見ることができない城のほうが少ないような気がします。見事な天守を背景に桜が咲き誇る景色を見ると、「昔のお殿様もこんな美観を愛でていたんだな」と思ってしまうのですが、実はそうじゃないんですよ。城内に桜が咲き誇るようになったのは明治時代以降のことで、江戸時代までの城には今のように桜の木は生えていませんでした。城下町や街道を見張るために城内の木々は基本的には伐採されており、植栽されていたのは食...廃城令-大阪府岸和田市:岸和田城

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  • 独創的な庭園-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、桜を楽しもうと岸和田城にやって来たのですが、ワタクシは岸和田城には桜以外にも一つの楽しみがあったんです。そのためには天守閣の方に行かねばなりません。ワタクシ達は天守閣へと向かいました。満開の桜に囲まれて城内へと歩いて行きます。ワタクシはワクワクする気持ちでありました。ここには昭和の京都を代表する作庭家・重森三玲が作庭した石庭である「八陣の庭」があるんです。ワタクシにとって岸和田城の一番の魅力は、この素晴らしい石庭なんですよ。ワタクシはこのブログに何度か書いているのですが、「庭園」というものに大きな興味を持つ契機となったのが重森三玲でした。重森三玲は昭和期の日本の作庭家であり日本庭園史の研究家です。ワタクシは京都の東福...独創的な庭園-大阪府岸和田市:岸和田城

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  • 城と桜-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、4月7日の日曜日なのですが、ワタクシは家人と桜を見に行こいうと話をしていました。前日、家人に「どこか行きたいとこあるか?」と訊くと、「岸和田城って行ったことないんやけど桜はあるの?」と言うので、「お城の周りは結構な桜があるで。岸和田城に行こか」ということになりました。朝8時30分に岸和田城に到着しました。岸和田というと全国的には「だんじり祭り」で有名ですね。あと朝ドラ「カーネーション」で取り上げられた小篠綾子と娘のコシノ三姉妹も有名ですし、さらには元プロ野球選手の清原和博も岸和田出身で、清原は岸和田市民栄誉賞を受賞しています。ただ、清原の場合はその栄誉に泥を塗ってしまいましたがね。同じ大阪ですがワタクシが暮らしている...城と桜-大阪府岸和田市:岸和田城

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  • 桜とランドセル-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「笠置駅の桜」「柳生の里の桜」を満喫して、帰路につきました。すると、同じ柳生町なのですが大柳生と呼ばれるエリアに綺麗な桜あったので、車を停めて撮影することにしました。この日(4月6日)は関西の多くの場所で桜が見頃を迎えており、見事な桜を楽しむことが出来ました。桜と重厚な古民家…「日本の春、ここにあり」という感じがしますなぁ。そこにランドセルを背負った姉妹がやってきました。ご両親もおられたので、おそらく入学記念の写真を撮るのでしょうね。ワタクシなどはランドセルというと「男子は黒、女子は赤」という世代なのですが、今はそうじゃないんですよねぇ。百貨店に行くと青、紫、ピンク、緑などいろんな色のランドセルが売られていますし、男女関係なく好...桜とランドセル-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 桜まつり-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、奈良市柳生町を散策してきたワタクシ達ですが、時刻が10時近くになりました。10時からは「柳生さくら祭」が行われるので、ワタクシ達はイベントの会場に向かいました。「柳生桜まつり」は旧柳生藩陣屋跡が会場となり、様々な物産店やステージ発表が行われるようでした。地元の人と話をしていると、昨年は桜まつりの時には桜がほぼ散ってしまっていたとのことで、「今年は満開の桜やからよかったですわ」と喜んでおられました。イベントが始まったのですが、こういうイベントにはつきものなんでしょうね。地元の議員、そして観光協会会長の挨拶が長い。そして、話がつまらない。挨拶は簡潔に…ワタクシなどはいつもそう思うのですが、どうしてイベントなどの挨拶って長くてつまらないんでしょう...桜まつり-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 桜咲く小さな神社-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、柳生氏ゆかりの地である奈良市柳生町を散策していますと、桜が咲いている小さな神社がありましたので、そちらに向かって歩いて行きました。この神社は柳生八坂神社と言い、「八坂神社」ですので主祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)になりますね。素戔嗚尊を祭神とする八坂神社は全国に2300社ほどあるのですが、その総本社は京都の祇園にある八坂神社です。この神社は、江戸時代の1654年に柳生宗矩の子である柳生宗冬が南に離れた大保地区の八坂神社のご祭神を勧請して社殿を造り、「八坂神社」とした歴史を持っていますが、それ以前から春日大社の本殿第四殿の御祭神である比売神を祀る四之宮大明神(しのみやだいみょうじん)と呼ばれる神社であったとされているそうです。神社ならでは...桜咲く小さな神社-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 柳生一族-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「柳生の里」と呼ばれる奈良市柳生町の散策に向かいました。この建物は旧柳生藩家老屋敷。内部の見学が出来るのですが、時間が早かったのでまだ開館していませんでした。早朝からの行動というのは人が少なくていいのですが、唯一の難点は施設や飲食店が開いていないことが多々あるんですよねぇ。旧柳生藩家老屋敷にたくさんのスイセンが咲いていました。朝の日差しを浴びて、スイセンが一層美しく見えました。ここ柳生は将軍家御流儀となった柳生新陰流とその創始者・柳生家の故郷です。町の至る所に柳生一族ゆかりの建物があり、歴史好きの人が訪れることも多いんですよ。ワタクシは柳生家に関して詳しくはないのですが、柳生宗矩が関ヶ原の戦いにおける功績によって徳川秀忠の剣術指...柳生一族-奈良県奈良市:柳生町

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  • 剣豪の里-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、笠置駅の桜を満喫したワタクシ達は、笠置駅から車で15分ほど走った場所にある奈良市柳生町へと向かいました。柳生町は「柳生の里」とも呼ばれ、柳生新陰流で知られた剣豪の里です。旧柳生藩家老屋敷や柳生正木坂剣禅道場、新陰流の開祖・柳生石舟斎が切ったと伝わる「一刀岩」など、柳生一族ゆかりの歴史スポットが点在しているんですよ。この日(4月6日)と翌日の7日は「柳生さくら祭」が開催されることになっていて、ネットの情報でも「桜が見ごろ」となっていたので柳生の里を訪れることにしたんです。ワタクシ達は9時に現地に着きました。「桜まつり」は10時からだということですので、ワタクシ達は10時までの間、町内を散策することにしました。向こうに見える建物は「正木坂剣禅道...剣豪の里-奈良県奈良市:柳生町

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  • ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、ワタクシ達は再び笠置駅の方に向かって歩いて行きました。駅に向かう途中の小さな空き地に、艶やかなピンク色の桜がありました。エドヒガンザクラかなぁ。笠置駅の跨線橋の上から次の列車を待ちます。向こうに見えるのは笠置大橋。下を流れるのが木津川です。8時42分発加茂行きの列車がやって来ました。焦点距離は300mm(35mm換算で約460mm)。望遠レンズならではの一枚となりました。この日は35mm、30mmマクロの単焦点レンズと、18-300mm、10-24mmのズームレンズを持って撮影に出向きました。ワタクシは単焦点レンズが好きなのですが、こういう場面ではズームレンズがありがたいなぁと思います。上りホームに同じく8時42分発亀山行きの...ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

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  • 満開-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、笠置駅は上下線ともに列車が入線してきたので、駅の構内もどこか活気が感じられました。7時42分発加茂行きの列車が出発して行きます。子どもの頃から気動車(ディーゼルカー)がワタクシは好きでした。新幹線や特急列車よりも、ローカル線の鈍行列車に心惹かれるというちょっと変わった鉄道好きの子どもでした。そして、7時42分発亀山行きの列車が出発して行きます。この後の列車は駅から少し離れた場所で撮影しようと思い、一旦駅から外に出て行きました。駅から東に200mほど歩くと打滝川という小さな川が流れており、川の土手は桜が満開でした。今年もまた満開の桜を楽しむことが出来ました。元気に桜を見ることが出来るのは、幸せなことだと思います。そして、8時1分...満開-京都府笠置町:笠置駅

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  • 桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、「桜と列車」の撮影を狙って笠置駅へとやって来たワタクシ達ですが、7時18分発加茂行きの気動車がやってくる時間となりました。プラットホームと駅舎を結ぶ跨線橋の上から列車を狙います。静かな山あいの駅に「ガタンゴトン」と列車の音が響きます。京都府南部(山城地域)の宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村の12市町村からなるエリアはお茶の産地として有名で、高級な「抹茶」「煎茶」「玉露」が作られています。そんな「京都のお茶」をアピールしようと、「お茶の京都トレイン」というラッピング列車が関西本線や奈良線で走っているんですが、そのラッピング車両が先頭車となってやって来ました...桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

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  • 桜に包まれた思い出の駅-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、4月6日の土曜日なのですが、関西では多くの場所で桜が見ごろを迎えておりました。ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と「満開の桜を見に行こうか」ということになり、朝の6時前に自宅を出発して桜を愛でに向かいました。やって来たのは京都府笠置町にあるJR関西本線の笠置駅です。笠置駅周辺にはソメイヨシノの木が数多くあり、「駅と桜」「列車と桜」を撮影することができるだろうと考え、笠置駅に向かったんですよ。関西本線は名古屋から奈良を経て大阪(JR難波)を結ぶ幹線なのですが、名古屋〜亀山間とJR難波〜加茂間はそれぞれ名古屋近郊の通勤・通学路線、大阪近郊の通勤・通学路線としてそれなりの乗降客がいます。しかし、中間部の亀山〜加茂間は単線非電化区間...桜に包まれた思い出の駅-京都府笠置町:笠置駅

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  • 隠元隆琦-京都府宇治市:萬福寺

    ManpukujiTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、宇治市にある萬福寺を訪れたワタクシですが、中国の明朝時代の雰囲気が漂う境内を興味深く散策していました。松の木の向こうに見えるのが大雄寶殿(だいおうほうでん)です。そちらに向かって歩いていくとしましょうか。ワタクシはお寺の回廊を歩くのが好きでして、こういう場所を歩くのが楽しくてなりません。大雄寶殿を正面から眺めてみました。大雄寶殿は萬福寺の本堂であり、最大の伽藍です。日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なものだそうです。当然ですが我が国ではチーク材なんて採れるはずがありません。このチーク材ですが、シャム(タイ王国の旧称)産でして、元々は、オランダ人が台湾へ築城用材として運んできたものが、台風のため...隠元隆琦-京都府宇治市:萬福寺

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  • 中国様式の禅寺へ-京都府宇治市:萬福寺

    ManpukujiTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、京風のお寿司をいただき、伏見の散策を終えたのですが、時刻はまだ11時過ぎなんですよ。このまますぐに家に帰るのも勿体無いなぁと思い、ワタクシは宇治市の方に向かうことにしました。と言っても、12時前後に平等院鳳凰堂などに行けば観光客だらけです。ワタクシは宇治市にある「隠れた名刹」へと向かったのでした。ワタクシが向かったのは萬福寺というお寺です。正式には黄檗山萬福寺と言いまして、黄檗宗の大本山のお寺です。この総門を見て「中国みたいなお寺やなぁ」と思われませんでしたか。この建物は三門です。重厚感ある建物に圧倒されそうな気持ちになりますが、黄檗宗って浄土真宗とか真言宗と違って、ちょっと馴染みが薄い宗派ですよね。長崎などには黄檗宗のお寺も多...中国様式の禅寺へ-京都府宇治市:萬福寺

    地域タグ:宇治市

  • 京風のお寿司をいただきました-京都市伏見区:「阿津満」

    SushiRestaurant“Azuma”,FushimiWard,KyotoCityさてさて、早朝から伏見の町を散策し、ワタクシは強い空腹感を感じておりました。ただ、時刻はまだ10時30分。昼食を食べることができるようなお店が開店するには少し早い時間です。ワタクシ、お気に入りの蕎麦屋があるので「11時に開店やろうから、30分くらいならウロウロ歩いて時間潰して待とうか」と思い、蕎麦屋に行ったところ11時30分の開店でした。1時間待つのはさすがに辛い。ワタクシ、テレビドラマ「孤独のグルメ」で井之頭五郎が「腹が…減った」と呟く時のような気分になっておりまして、「大手筋商店街に行けば、何か食べ物にありつけるだろう」と思い、商店街の方へと向かいました。なんと、早い時間(朝10時)から営業している「阿津満」という...京風のお寿司をいただきました-京都市伏見区:「阿津満」

    地域タグ:伏見区

  • これも町の歴史-京都市伏見区:中書島

    Chushojima,FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の散策を続けているワタクシですが、次に「月桂冠大倉記念館」を訪れました。ここは伏見の酒造りの技や日本酒の歴史をわかりやすく紹介する博物館です。歴史ある建物は京都市有形民俗文化財に指定されています。古くからの酒造用具が行程順に展示され、月桂冠創業からの歴史を物語る史料の数々と合わせて見学できるようになっています。ここにも多くの外国人観光客が訪れており、訪問客の7割くらいは外国人でありました。大正時代の宣伝ポスターです。当時の美人というのは、こういう女性だったのでしょうね。これはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグを中心としたアメリカ代表の野球チームが、1934年に来日した時に作られたものです。まさか90年後に、日本人選手がメジャーリー...これも町の歴史-京都市伏見区:中書島

    地域タグ:伏見区

  • 桜咲く境内へ-京都市伏見区:長建寺

    ChoukenjiTemple,FushimiWard,KyotoCityさてさて、京都市伏見区の散策を続けるワタクシですが、次に長建寺というお寺を訪ねました。長建寺の入り口には中国風の独特な形をした竜宮門が建っています。ちょっと他のお寺では見ることが無い様式ですね。竜宮門をくぐると、すぐに桜の木がありました。こちらのソメイヨシノもまだ三分咲きというところでしょうか。このお寺は言宗醍醐派の寺院で、本尊は八臂弁財天なんです。弁財天を本尊とする寺院は京都でもここだけなんですね。「島の弁天さん」という愛称で、地元の人には親しまれているそうです。豊臣秀吉の時代、伏見は政治の中心地として大いに賑わっていました。しかし、1619年に伏見城が廃城になると伏見の町は衰退していきます。そこで、13代目伏見奉行の建部政宇(た...桜咲く境内へ-京都市伏見区:長建寺

    地域タグ:伏見区

  • 今年も桜に出会えました-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、ワタクシは酒蔵と水路という伏見ならではの風景を楽しみながら散策を続けていました。今年は2月に20℃を超えるような日もあり、異常に暖かい日が続きました。「今年は桜の開花も早くなるんやろなぁ」って、ワタクシは思っていたんですよ。ところが3月になると寒い日が多く、特に3月中旬からは例年に無い気温の低さが続きました。当初、大阪では「桜の開花日は3月23日、満開は3月30日頃」という予想だったのですが、その予想は大きく外れてしまい、開花宣言は3月30日、満開は4月6日となりました。この日は京都で開花宣言が出されて二日目でしたので、桜はチラホラと咲いているという感じでした。それでも、今年もまた桜に出会うことが出来た喜びをワタクシは感じていました。ワタクシはもう62歳...今年も桜に出会えました-京都市伏見区

  • 酒蔵と水辺、そして桜-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の町の散策を楽しむワタクシは、十石船の発着場へとやって来ました。あらあらあら、ワタクシはちょっとビックリ。船が水路を行き来するのは10時からなのですが、ワタクシがここに来たのは9時20分。もう多くの方々が十石船に乗ろうと、船着場には長蛇の列が出来ていたのでした。伏見は、その長い歴史のなかで城下町、宿場町、そして京の都最大の内陸港として栄えてきました。なかでも繁栄の大きな礎となったのは日本各地と京を結んだ「水運」だったんですよ。伏見に港を設けたのは豊臣秀吉です。天下統一を果たした秀吉が、その晩年に拠点となる城をつくろうと考えたことが始まりでした。築城に必要な材木や資材を運び込むためには、自然のままの川では荷の上げ下ろしも難しかったんですね。そこで文禄三...酒蔵と水辺、そして桜-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 板塀-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の町にやって来たワタクシは、酒蔵が立ち並ぶ伏見の散策を楽しんでおりました。この辺りから焼杉の板塀を使った建物が続くんですよ。そして、通りには微かに日本酒の香りが漂います。板塀、白壁、瓦屋根…同じような建物が並んでいると、視覚的なリズムとでも言うのでしょうか、見た目の統一感があるために町並みがすごく美しく見える気がするんですよ。ヨーロッパに行くと同じような色合い、同じ素材、同じくらいの高さの建物が立ち並んでいる姿をよく見ます。しかもそこには電線や電柱、何よりも無粋な看板などが無いために町並みに統一感があり、すごく美しい印象を受けるんです。都市の景観ということに関しては、ヨーロッパというところはすごく進んでいるというのか、都市景観も住民達が作り上げてきた...板塀-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 酒の町-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、御香宮神社を後にして、ワタクシは伏見の町に散策に向かいました。京阪電車伏見桃山駅前に伏見大手筋商店街があるんです。まずはこの商店街を歩いて行きます。最近はどこに行っても「駅前商店街」というと、店舗の多くがシャッターを下ろしたままで、寂れきった状態になっていることが多いです。しかし、ここ大手筋商店街はいつも多くの人が訪れており、商店街は活気にあふれています。この写真は朝の9時前に撮影したので、まだ店舗はほとんどが開店していませんが、10時頃には多くの人で賑わっていることでしょう。商店街の脇に本教寺という小さなお寺がありました。そこに見事な紫木蓮が咲いていました。ワタクシ、木蓮というと「お彼岸の時期に咲く花」というイメージが強かったのですが、今年は3月になっ...酒の町-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 伏見の氏神-京都市伏見区:御香宮神社

    GokounomiyaShrine,FushimiWard,KyotoCityさてさて、松本酒造の撮影を終えた後、ワタクシは京都市伏見区の散策を始めようと伏見区内の中心部の方への向かいました。まず向かったのは御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)です。この神社には駐車場があるので、そこに車を停めて散策に向かおうと考えましたが、まずは神社の参拝から始めるとしましょうか。この御香宮神社は酒どころ伏見の氏神でして、香りの良い水が湧き出したので清和天皇から御香宮の名を賜ったといわれています。また、安産の神様としても信仰を集めている神社です。応仁の乱で神社は荒廃しましたが、豊臣秀吉が社領を与えて伏見城の鬼門除けとしたと伝わり、現在も豪壮華麗な桃山文化の名残をとどめているんですよ。さすがに酒どころ伏見の氏神ですな。境内に...伏見の氏神-京都市伏見区:御香宮神社

    地域タグ:伏見区

  • 春の伏見へ-京都市伏見区:松本酒造

    MatsumotoSakeBrewery,FushimiWard,KyotoCityさてさて、3月31日の日曜日なのですが、ワタクシはどこかに写真を撮りに行こうと思いました。本来ですと満開の桜を撮りに行きたいのですが、今年はやっと開花宣言が出されたばかりですので、満開の桜は期待できそうにありません。どうしようかなぁと前日の夜に思案した結果、久々に京都市伏見区を散策しようと思い立ったんです。朝8時ちょうどに伏見に着いたのですが、伏見の中心部に行く前にちょっと立ち寄りたい場所があったんです。伏見といえば日本屈指の酒所として名高いのですが、ここは「松本酒造」という酒蔵なんです。1791年創業の酒造所ですが、1922年築の本社酒造場は近代化産業遺産の認定を受けている建築物なんです。そして、この季節は酒造場のすぐ西...春の伏見へ-京都市伏見区:松本酒造

    地域タグ:伏見区

  • こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町:「湯浅米醤」

    “YuasaBeishou”,YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、旧湯浅駅舎の見学を終えたワタクシ達は、駅舎内にある食堂に昼食を食べに向かいました。かつての駅員室が食堂に生まれ変わっていました。お店の名前は「湯浅米醤」(ゆあさべいしょう)と名づけられていました。メニューを見てしばし熟考。悩みましたが「おむすび定食」にすることに決定。しかし、どのおむすびにするのかでさらに悩まねばなりませんでした。食堂の中には当然テーブルや椅子もあるのですが、売店のレジの横からデッキ席に出ることが出来るんですよ。このデッキ席は湯浅駅のホームの端に位置していますので、JRの電車が停車すると目の前で車体を見ることが出来るんです。「特急くろしお」が来る時間に合わせて、ご近所の方々が子どもを連れて列車を見にきまし...こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町:「湯浅米醤」

    地域タグ:湯浅町

  • 100年の時を経た「旧駅舎」-和歌山県湯浅町:旧湯浅駅舎

    OldYuasaStationBuilding,YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、湯浅町の散策を終えてワタクシ達はJR紀勢本線湯浅駅へと戻ってきました。先日のブログに書きましたが、湯浅駅の駅舎は新しいモダンな駅舎に変わっていました。しかし、かつての古い駅舎は解体されることなく、新たな役割へと生まれ変わっていたんです。1927年、国鉄紀勢線が紀伊湯浅駅まで延伸した際に誕生した駅舎です。国鉄がJRに変わり、年号が令和になった2019年までの100年近く、建築当初の姿を残しつつ、湯浅の玄関口の役割を担ってきました。駅の機能は北隣の「湯浅えき蔵」に移転。旧駅舎は残され、21年に湯浅町が「歴史的風致形成建造物」に指定しました。観光客や地域住民の交流の場として復活させ、新たなにぎわいを創出する目...100年の時を経た「旧駅舎」-和歌山県湯浅町:旧湯浅駅舎

    地域タグ:湯浅町

  • 静かな散策-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、ワタクシ達は湯浅町をのんびりとカメラ片手に歩いておりました。昨今は日本各地どこに行っても多くの外国人観光客と出会うのですが、ここ湯浅はまだSNS等で話題になっていないのか、この日は外国人らしい観光客と出会うことはありませんでした。また平日であったため、日本人の観光客の姿もほとんど無く、ワタクシ達は静かな散策を楽しむことが出来ました。中国人、韓国人や台湾人、さらには欧米の観光客が大挙する姿は、今や日本各地どこでも見かける姿になりましたが、ワタクシ、最近は東南アジア系やインド系の人達をすごくよく見かける気がするんですよ。海外旅行客の増加はその国の経済力を反映します。かつて日本人にとって海外旅行は高嶺の花でしたが、バブルの頃には日本人観光客がパリやミラノな...静かな散策-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 醤油の香り漂う町並み-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、ワタクシ達は湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」を散策していました。こういう町並みには赤い丸型の郵便ポストが似合います。この郵便ポストは1901年から製造が始まったのですが、それまでの郵便ポストって黒色だったんですよ。黒色だと夜は見えにくいということもあり、イギリスで採用されていた赤いポストが日本でも採用され他そうなんです。現在の四角い形のポストは1950年から製造が始まったということです。「たばこ」「切手」「印紙」…こういう看板も、すっかり見ることは無くなりましたね。この日は快晴。気持ちのいい散策を楽しむことが出来ました。ここ湯浅は「醤油発祥の地」として知られています。醤油造りの始まりは、遥か中世の時代にまで遡ります。鎌倉時代の禅僧覚心が1249...醤油の香り漂う町並み-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 熊野古道の道標-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、道成寺を後にしたワタクシ達ですが、大阪への帰路に和歌山県湯浅町に立ち寄りました。湯浅は熊野街道の要地にあたり、その史跡も一部残されており、古い歴史を持つ町です。又、自然に恵まれた良港であり、各地との交易が盛んで出船・入船が多く、周辺産物の集積場として経済上の中心地でもあったんです。ワタクシも相棒の「今でも晴れ男さん」も、この町の佇まいが好きで、久々に散策することにしたのです。JR紀勢本線湯浅駅のすぐ横に駐車場があったのを覚えていたので、湯浅駅に向かって駐車場に車を停めました。しかし、その後湯浅駅の駅舎を見てビックリ。新しい瀟洒な駅舎に変わっていたんですよ。以前の古い駅舎は趣のある駅舎だったのですが、その駅舎も素晴らしい再利用をされていたんです。旧駅舎...熊野古道の道標-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 安珍と清姫-和歌山県日高川町:道成寺

    DoujoujiTemple,HidakagawaTown,WakayamaPref.さてさて、見頃というのはまだ早い道成寺の桜でしたが、ワタクシ達は開花が早い枝垂れ桜の撮影を楽しんでいました。ところで、道成寺というと歌舞伎や能楽などでもよく取り上げられるお寺でして、かの有名な「安珍と清姫」の物語の舞台なんですよ。皆さんも安珍・清姫の話は知っていますよね。昔、安珍という若いお坊さんが、熊野大社へお参りする途中、庄屋さんの家に一晩泊めてもらいました。庄屋さんの一人娘の清姫と出会い、二人とも強く心惹かれあうのですな。安珍は、「熊野大社からの帰りに、必ずまた立ち寄るから」と、言い残して庄屋の家を出発します。しかし、到着した熊野大社の僧侶に心の迷いを見抜かれ、目を覚ませと安珍は諭されました。修業中の身であった安珍...安珍と清姫-和歌山県日高川町:道成寺

    地域タグ:日高川町

  • 今年の桜は…-和歌山県日高川町:道成寺

    DoujoujiTemple,HidakagawaTown,WakayamaPref.さてさて、いよいよ桜の季節となってきましたね。ワタクシ、3月になると桜の開花予想や開花情報が気になるのですが、今年は当初の予想に比べてどんどんと開花予想日や見頃の予想が遅れていきました。3月に入ってから気温の低い日や雨の日が続いたせいで、どんどん開花予想が遅れていったんです。ワタクシ、休日出勤の代休を3月27日にもらっていたので「しめしめ。平日に満開の桜を見ることが出来るがな」と思っていたのですが、ソメイヨシノは3月27日では関西はどこも開花前だったんですよ。せめてなんとか桜を見たいと思い、早咲きのエドヒガンザクラやシダレザクラがあり、大阪よりも温暖なので「もしかしたらソメイヨシノも開花をしているかも」という期待感も込め...今年の桜は…-和歌山県日高川町:道成寺

    地域タグ:日高川町

  • 母なる湖-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、ワタクシは「ISOBASE」で穏やかな朝を迎え、広大な琵琶湖を眺めていました。琵琶湖は昔から「琵琶湖」と呼ばれていたわけではありません。古代には近江の海、淡海、淡海の海、鳰の海と記されています。国名の近江は、遠江国の浜名湖に対して都に近い「近つ淡海」、つまり「あはうみ」から転じたものなんですね。鳰の海の「鳰」(にお)とはカイツブリのことでして、カイツブリは滋賀県の県鳥になっています。そして、琵琶湖という名前が使われるようになったのは16世紀の初め頃からのようで、その由来は琵琶湖にある竹生島の弁財天が持つ楽器の琵琶が湖の形に似ているからだそうです。また、近年では「MotherLake」とも呼ばれるようになりました。「母...母なる湖-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 穏やかな朝を迎えて-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、キャンプの夜はかなり冷え込み、ワタクシはそうでもなかったのですが家人は寒さでなかなか眠れなかったそうです。しかし、朝を迎えると「ISOBASE」は放射冷却で気温こそ低いものの、前日の強風は嘘のように全く風のない穏やかな朝になっていました。朝となればまずは朝食の準備に取りかからねばなりませぬ。マルチグリドルは便利です。一度で「目玉焼き」「ウインナー」を焼き、「レーズンパン」を温めます。キャンプの朝はパンを食べることが多いです。ご飯は炊くのに時間がかかりますが、パンはすぐに調理出来ますからね。同時進行でお湯を沸かし、コーヒーを淹れました。朝の琵琶湖を眺めながらいただくコーヒーは最高です。どーですか。「ワンプレートブレイク...穏やかな朝を迎えて-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 揺らめく炎-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、「ISOBASE」のキャンプサイトも日が沈み、夜の気配が漂ってきました。暖を取るために石油ストーブは欠かせません。当たり前のことですが、テントでストーブを使うときは換気に注意しないといけません。テントの中で一酸化炭素中毒なんてことになれば大変ですからね。ランタンの灯りに心が癒されます。ワタクシは今回のキャンプにオイルランタンを一つ、LEDランタンを二つ持ってきました。この柔らかな明るさはオイルランタンならではです。風が吹くと炎が揺らめくのがいいんですよ。見事な空のグラデーション。三日月が煌めきます。この日はワタクシ達以外には年配のソロキャンパー一人しかおらず、静かな夜を楽しむことが出来たんです。焚き火もキャンプの楽し...揺らめく炎-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 黄昏の時-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、「ISOBASE」でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、夕食を終える頃には日が西に傾いていきました。このキャンプサイトは琵琶湖の東側、いわゆる湖東に位置しています。ですので湖西に沈んでいく夕日を、真正面に見ることが出来るのですな。向こうに見える山並みは比良山系の山々です。標高1000m前後の山が続いているんですよ。そして、手前に見える島は多景島という島なのですが、日蓮宗の見塔寺があり、寺の塔がはっきり見えますね。琵琶湖は約670平方キロメートルの面積を持ち、滋賀県の6分の1ほどの面積になります。今年は琵琶湖の水位低下というのが大きな話題になっていたのですが、現在はほぼ水位も通常通りに戻ったようですね。「日没」を表す言葉...黄昏の時-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 夕食は…韓国料理-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、琵琶湖畔の「ISOBASE」にやって来て、強風の中でなんとかテントを張ったワタクシ達は、なんとか無事に夕食の準備に取りかかりました。ワタクシの役割は「米炊き」でしたが、なんとか美味そうに米を炊くことが出来ました。家人は「スンドゥプ」を作り始めます。まずは鍋の中にごま油を引いて、豚肉とキムチを炒めます。そこにスンドゥプの素、味噌、豆腐、アサリのむき身、ニラなどを入れていきます。アサリのいい出汁が出るかと思ったのですが、缶詰ですからさほどアサリの出汁は感じられませんでした。もう一品はマルチグリドルで「サムギョプサル」を作ります。豚バラの脂が美味しいんですよねぇ。ところがこの時、家人が「あぁ〜」と言うんですよ。何事かいなと...夕食は…韓国料理-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 強風に悪戦苦闘-滋賀県米原市:「ISO BASE」

    CampSite“ISOBASE”,MaibaraCity,ShigaPref.さてさて、ワタクシ達は今回のキャンプ場へとやって来ました。今回利用するのは、滋賀県米原市の琵琶湖畔にある「ISOBASE」というアウトドア施設にあるキャンプ場です。カフェ、マリンスポーツ、キャンプ場などをやっている複合施設なんですね。カフェが管理棟を兼ねています。トイレも炊事棟もすごく綺麗でした。フリーサイトで目の前は琵琶湖です。開放感は抜群ですし、風景も素晴らしいです。しかし、湖畔ですので風を遮るものが何一つありません。湖の方から強風が吹いてくるんですよ。この波を見てください。海ならこれが普通でしょうが、湖でこれだけの波というのは相当風が強いんですよ。ネットで天気予報サイトを見ると米原市は風速7mとなっていましたが、ここはそ...強風に悪戦苦闘-滋賀県米原市:「ISOBASE」

    地域タグ:米原市

  • 琵琶湖を臨むカフェ-滋賀県彦根市:「クラブハリエ ジュブリルタン」

    Cafe“J'oublieletemps”,HikoneCity,ShigaPref.さてさて、キャンプ場に向かうワタクシ達は彦根市にあるスーパーで夕食や朝食の食材を買い込み、キャンプ場へと向かっていったのですが、キャンプ場の少し手前に以前訪れたことがあるカフェがありまして、そこに立ち寄ることにしたんです。ワタクシ達は「クラブハリエジュブリルタン」というカフェに立ち寄りました。この「クラブハリエ」なのですが、滋賀県近江八幡市に「たねや」という老舗の和菓子屋さんがあるんです。その「たねや」さんの洋菓子部門が「クラブハリエ」で、特にバームクーヘンは大人気なんです。ここ「クラブハリエジュブリルタン」は1階がパン屋さん、2階がカフェになっていまして、ワタクシ達は以前に醒井という宿場町にバイカモを見に行った帰りに、...琵琶湖を臨むカフェ-滋賀県彦根市:「クラブハリエジュブリルタン」

    地域タグ:彦根市

  • 愚直な努力-滋賀県豊郷町:豊郷小学校旧校舎群

    ToyosatoOldSchoolBuildings,ToyosatoTown,ShigaPref.さてさて、3月13日〜14日にワタクシは家人と滋賀県の方にキャンプに行ってきました。目的地のキャンプ場は米原市にあるのですが、キャンプ場に向かう途中でどこかに立ち寄ろうということになり、家人がまだ行ったことがない豊郷町にある豊郷小学校旧校舎群に行くことにしたんです。1937年(昭和12年)、豊郷小学校出身で丸紅の専務取締役であった古川鉄治郎が私財を投げ打ってこの豊郷小学校を建設しました。当時としては珍しい壮麗な鉄筋コンクリート造の校舎は、「白亜の殿堂」や「東洋一の小学校」との異名を取ったそうです。また、暖房設備など当時最先端の技術を惜しみなく使用し、その総工費は365,000円に上っています。この金額は当時...愚直な努力-滋賀県豊郷町:豊郷小学校旧校舎群

    地域タグ:豊郷町

  • 古民家を利用した複合商業施設-大阪市中央区:空堀・「れん」

    ComplexFacility“Ren”,Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ワタクシが散策を続けていた空堀には、戦前から残る古民家が点在しておりまして、最近はそんな古民家を再生して、カフェ、雑貨屋、あるいはゲストハウス等々に利用している建物が多いんです。そんな古民家再生の「はしり」として、登録有形文化財にも登録されていた小森家住宅をを再利用した複合商業施設がありまして、長らく「練」という名前で親しまれてきたのですが、オープン20周年を迎えて「れん」と名称を変えて再スタートを切りました。風格のある建物が佇んでいます。どこか懐かしさと温かみを感じる建物ですね。そして、ここ「れん」の中には以前からお気に入りのお店があるんですよ。「EkChuah」(エクチュア)というチョコレートの専...古民家を利用した複合商業施設-大阪市中央区:空堀・「れん」

    地域タグ:中央区

  • 坂道-大阪市中央区:空堀

    Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ワタクシは大阪市中央区にある「空堀」と呼ばれる地域を歩いていました。戦災を受けなかったこの一帯は、「古き良き時代の大阪」を感じることが出来るんですよ。「勝の家」という食堂がありました。今でも営業しているんだったら、なんともすごい風格ですなぁ。空堀界隈を歩いていると、坂道がすごく多く、地形が複雑なことがよくわかります。大阪という町は起伏が少なく、あまり坂道が無いのですが、この界隈は坂道が多いんですよ。一つの理由は大阪市内にある上町台地という台地の西側に位置しているので、全体的に言うと東から西に向かって下っていく斜面になるんです。そこに加えて、かつてこの地域では瓦造りが盛んで、瓦を作るために土が掘られていたそうなんです。そのために凹地があちこちに...坂道-大阪市中央区:空堀

    地域タグ:中央区

  • 商店街の小さなcafe-大阪市中央区:空堀・「道勝cafe」

    “MichimasaCafe”,Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ぐっと冷え込んだ日の朝でしたが、ワタクシは空堀の散策を楽しんでいました。なんともレトロな自転車が置いてありました。今でも現役で使われているのでしょうかね。この自転車、オートバイのサイドカーのように荷物車が自転車につながっているんですよ。ちゃんと運転できるんですかね。そもそも、道路交通法ではこういう自転車はOKなのでしょうか。この日の大阪は最低気温が0℃でした。この時は午前10時だったので、0℃ということはありませんが相当寒かったんです。「熱ーいコーヒーでも飲みたいなぁ」と思い、空堀商店街の方に向かいました。「道勝cafe」という雰囲気の良さそうなカフェがありました。ワタクシ、ここのお店に入ることにしました。「み...商店街の小さなcafe-大阪市中央区:空堀・「道勝cafe」

    地域タグ:中央区

  • 大阪はどこに向かう-大阪市中央区:空堀

    Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、ワタクシはノスタルジックな町並みが残る大阪市中央区の空堀を散策していました。松屋町筋~谷町筋~上町筋まで東西約800mつづく空堀商店街です。明治以降から戦前まで賑わい、戦後も空襲の被害が少なかったためにいち早く復興、市内初の福引大売出しをして人気を博したという歴史があるんです。この写真でもわかると思うんですが、空堀商店街は上町台地の斜面に位置しているので、商店街の中にかなりの勾配があるんですよ。この商店街、「プリンセストヨトミ」という映画のロケ地としても知られています。この建物は「惣」という、長屋を再生した複合ショップです。同じような複合ショップで「練」「萌」というのも近くにありまして、「萌」「練」「惣」ですから三つ並べると「ほう・れん・そう...大阪はどこに向かう-大阪市中央区:空堀

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  • 古くて新しい-大阪市中央区:空堀

    Karahori,ChuoWard,OsakaCityさてさて、今年の正月明け間もない頃、ワタクシは大阪市中央区にある「空堀」というエリアを散策しました。今日からはその時の写真をアップしていきますね。空堀(からほり)の地名の由来なのですが、豊臣秀吉が大坂城の外堀として築いた南惣構(みなみそうがまえ)堀が、水を入れない空堀だったことなのだそうです。空堀は大阪城の南側に位置しており、大阪市の中心部にあります。大阪市の中心部は太平洋戦争で大空襲を受け、多くが消失したのですが、ここ空堀界隈は奇跡的に空襲の被害を逃れたんです。そのおかげで戦前の古い建物、町割りが残っているんですよ。路地の奥に地蔵尊がありました。ワタクシが生まれ育った場所が、ちょうどこんな感じだったんですよ。車が入ってこない狭い路地の奥は、子ども達に...古くて新しい-大阪市中央区:空堀

    地域タグ:中央区

  • 妻入の商家が並ぶ町-兵庫県丹波篠山市:河原町

    Kawaramachi,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、丹波篠山市の「小田垣豆堂」でくつろいだ後、ワタクシ達はカフェのすぐ近くにある河原町へと向かいました。この篠山の地は山々に囲まれた盆地でして、古くから京都や山陰、山陽を結ぶ交通の要所でした。そして、1609年に篠山城が築城され、翌年から城下町が整備されていきます。河原町に商屋が建ち始めたのはその少しあとでして、1612年頃だと言われています。その後多くの商屋が軒を連ねる一大商業地として栄えました。「河原町妻入商家群」として重要伝統的建造物群保存地区にも指定された河原町には、妻入の商屋が東西約600mに渡って並ぶ町並みが続いているんですよ。建物の各面の呼び名として、長辺側、あるいは屋根の棟と平行な面を平といい、短辺側、あ...妻入の商家が並ぶ町-兵庫県丹波篠山市:河原町

    地域タグ:丹波篠山市

  • これは絶品-兵庫県丹波篠山市:「小田垣豆堂」

    “OdagakiMamedou”,TanbaSasayamaCity,HyogoPref.さてさて、京丹後から大阪への帰路なのですが、ワタクシ達は再び兵庫県丹波篠山市に立ち寄ることにしました。というのも、本当であれば前日の往路に立ち寄りたいカフェがあったのですが、前日(3月3日)は篠山マラソンが開催されていたので、市内の中心部は混雑することが予想されたので行かなかったんです。この日(3月4日)は月曜日ですので、どこも人は少ないだろうと思い行きたかったカフェに向かいました。この建物は「小田垣商店」というのですが、小田垣商店は1734年に創業した黒豆卸店の老舗です。本社敷地内の江戸時代後期から大正時代初期の建物10棟は国の登録有形文化財でもあるんですよ。丹波黒大豆や丹波大納言小豆をはじめとする豆類の販売や、豆...これは絶品-兵庫県丹波篠山市:「小田垣豆堂」

    地域タグ:丹波篠山市

  • 日本海‐京都府京丹後市:間人

    Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、ワタクシは京丹後市間人の砂方と呼ばれる集落のあたりを散策していました。明るく開放的な太平洋、穏やかで静かな瀬戸内海…ワタクシに馴染みが深いこれらの海と日本海は別物です。鉛色の雲、押し寄せる波、吹きつける風、冬の日本海は人を拒むような表情を見せてきます。ワタクシは松本清張氏の推理小説が好きなのですが、氏の代表作の一つに「ゼロの焦点」という作品があります。この小説は石川県の能登半島が舞台で、荒々しい日本海の様子が作品中にたびたび描かれるのですが、ワタクシは高校生の時に読んだ「ゼロの焦点」のことを思い出していました。そういえば「ゼロの焦点」って10年ちょっと前に、広末涼子さんや中谷美紀さんが出演して映画にもなったので、小説を読んでいない人でも内...日本海‐京都府京丹後市:間人

    地域タグ:京丹後市

  • カニ三昧の翌朝‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、京丹後市間人のお宿「かねみつ」でカニ三昧の夕食をいただいた翌朝ですが、6時過ぎには目が覚めて朝風呂を浴び、部屋に戻ってテレビを眺めながら朝食の時間を待ちました。ここのお宿は夕食はもちろんですが、朝食も美味しいんです。朝食に手を抜かないお宿はいいですね。普段は朝食なんて10分ほどで食べてしまうのですが、この日は家人とゆっくりと話をしながら食事を食べます。仕事に行く時間に追われることなく、のんびりと朝食を食べるだけで幸せを感じてしまいますわ。お味噌汁にもカニが入っています。カニから出る出汁が美味しいんですよね。美味しい朝食をいただいた後、ワタクシはお宿の周辺を散策することにしました。お宿のすぐ前に砂方漁港という小さな漁...カニ三昧の翌朝‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    地域タグ:京丹後市

  • ひたすらカニを喰らう‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、京丹後市間人といえば極上のカニ料理を味わうことが出来ることで有名です。当然ながらワタクシ達が宿泊する「かねみつ」もカニ料理を満喫できるお宿なのです。どーですか。まずは「カニのお刺身」です。甘エビやホタテ貝のお刺身もついていますが、主役のカニにばかり目が行ってしまいます。カニの刺身は口の中で広がる上品なカニの甘みと、とろり溶ける繊細な食感は絶品です。どーですか。これは「カニ味噌の甲羅焼き」です。カニ味噌の旨みが最高なのです。あぁ、幸せ。どーですか。続いては「カニの天麩羅」です。カニ自体が美味いのに加え、サクサクに揚げられた天麩羅ですので美味いに決まってます。ワタクシ達は「美味い、美味い」「たまらん、たまらん」「幸せ、...ひたすらカニを喰らう‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

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  • 14歳、でもまだまだ元気です…紋の誕生日

    Mont's14thBirtdayさてさて、我が家には「紋」という名前のチワワがいます。今日3月12日は、紋クンの14回目の誕生日なんですよ。チワワの14歳は人間に換算すると72歳くらいになるそうです。10歳の頃から、誕生日が来ると悲しくなります。ワタクシ達の5倍くらいのスピードで、彼が歳を重ねていくことが辛くてなりません。紋ジィ…そう呼ぶ方がいいのかも知れませんが、やっぱりワタクシ達には永遠に紋クンです。彼はいまだに快眠、快食、快便の三拍子。病気らしい病気にかかったこともありません。紋クンを見ていると「歳をとった」「老いてきた」という感じが全くしないんですよねぇ。紋クンが我が家に来て三日目。体重500gの小さな小さな紋クンです。マグカップの中に身体が入ったんですよ。初めてのお出かけの日、行き先はワクチン...14歳、でもまだまだ元気です…紋の誕生日

  • 荒波‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

    “Kanemitsu”,Taiza,KyotangoCity,KyotoPref.さてさて、京丹後市間人(たいざ)にやって来た頃、天候は目まぐるしく変化していました。日差しが差して来たかと思えば、一転にわかに雲が広がり雨が降ってくる。かと思うと、また日が差してくるという状況で、お宿の「かねみつ」でお風呂を楽しんだ後は、また冷たい雨が降り始めていました。本当は夕食前にお宿の周辺を散策しようかと思っていたのですが、雨が降っているのでそういう訳にはいきません。部屋の大きな窓から外を眺めてみました。目の前には砂方漁港という小さな漁港と冬の日本海が広がっています。ワタクシが若かった頃、職場の先輩にこの地域出身の方がいました。その方が「私の故郷では冬になるとね、『弁当忘れても傘忘れるな』という言葉があるんですよ」と話...荒波‐京都府京丹後市:間人・「かねみつ」

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