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ヒーレースプライトを車庫に戻しに向かったが時間が悪かった。甲州街道下り〜井の頭通りでまんまと夕方の渋滞にはまってしまった。ミジェットならこの季節は全然問題ないけれど、カニ目は水温が上がりやすく、温まるとアイドリングが極めて不安定になる。常に右足を横にしてアクセルとブレーキを踏まなければならなかった。そろそろキャブをバラさなければならないな、なんて考えながら、井の頭線の踏切渋滞が10分経っても1ミリも進まない事に焦りが出てくる。電動ファンのスイッチを入れた。15分経っても対向車すら1台も来ない。よく通る道だけれど、夕方はこんなに酷いのかと絶望感を感じながらも、いやしかし15分も1ミリも動かないな…
いつもの会合で駐車場でダベっていたら、後側の駐車エリアに止まろうとしていたわナンバーの車の挙動がおかしい事に気がついた。よく見るとおじいいちゃんが駐車できなくて何度も車庫入れを繰り返している。そのうち車止めブロックに乗り上げたりして危ない事極まりない。咄嗟に蜘蛛の子を散らしたように皆は引いたけれど、クルマをぶつけられたら大変だとおじいちゃんに声を掛けながら駐車アドヴァイスを。オートマ車に乗ったことがないのかシフトレバーをパーキングに入れられなかったり、リモコンを使ってドアがロックできなかったり、車から出てきても挙動不審な様であった。車の操作がわからないような高齢者を路上に解き放ったらダメだろう…
久しぶりにカニ目を走らせる。しかしキャブのセッティングが出ずにボンネットを開けては締めを繰り返した一日。完全に水温が暖まりきったところで燃料を調整するも、冷間時には超不安定になったり一体どうしたものかと。本来なら一回バラしたいところだけれど、ひとまず応急処置的に妥協点を探ってみた。
クランク病を患ったミジェットとカニ目を入れ替え。連休中もミジェットを乗ったのだけれど、このところどうにもエンジンの掛かりが悪い。いくらセル回しても初爆が来る気配がないのである。良い火花、良い混合気、良い圧縮という三原則を繰り返しぶつぶつ呟きながらすっかり濡れてしまったプラグを乾かす。燃料はたっぷり来ているしエアクリーナーも新品に取り替えたし、火花はしっかり飛んでるし何故だろうと考え込む。念のためキーシリンダースイッチも取り替えた。謎なのは2、3時間後にはあっけなく始動できるという事。エンジンがかかってしまえば調子よく走るし圧縮もある。コイルもまだ新しいし電圧もありそうだし、すっかり迷宮入りのよ…
買ってきた弁当を仕事場や家で喰おうと思った時に気がつくトラブルは悲しい。蓋を開けたら違う弁当だったとか注文した品がひとつ入ってなかったとか、今さらお店に行くのも面倒だし何より腹が減っているので一刻も早く喰いたいのである。昨日は10時頃に買ったオリジン弁当のポテトサラダを昼に喰ったら強烈に苦くてすぐに吐き出した。よく見たら中の方が真っ黒になっていた。すぐに写真撮って本部に送りつけるかSNSに晒してあげるのが現代流なのかもしれないけれど面倒なのでやらない。何より腹ぺこなのである。しかしポテトサラダ分の空いてしまった胃袋がさみしくておやつをつまみまくってしまった一日。
朝の箱根の気温は0℃。走り出した時間でも5℃という寒さ。都内より一足先に本格的な冬を感じながら山々を抜けて走る。 高速道路は3500回転をキープして55マイルで巡航するくらいが気持ちいい。ミジェットに比べて回転数が高いけれどよく回るエンジンなのでまったく気にならない。少しの上り坂でもすぐに失速するくらい非力だけれど、その代わり山道は楽しい。スポーツカーって速く走るためだけの車じゃないという事を知らしめてくれる希有な存在の車。軽くて本当によく曲がる。GRヤリスも相当楽しそうだけれど、非力でもこれだけ楽しい車はそうないだろう。この血統を受け継いだミジェットが重く感じてしまう軽快さ。これでもう少しミ…
カニ太郎はなんとか箱根に辿り着き、帰路は暖かな日差しを受けながら気持ちよく箱根を下ってきたのだけれど、東京インターを降りた途端に今度はギアに異変が発生。三速だけ妙に唸り出した。その異音と振動は徐々に大きくなり、山手通りまで戻って来た頃にはまるで子猫を挟んじゃったかのように大きな音で鳴き出した。なるべく三速を使わずなんとか車庫に納めたものの、これはエンジン降ろしてとミッションを割る必要があるなと重修理を覚悟する。3速へのシフト自体はスムーズなのだけれど、負荷をかけた途端に鳴き出すのでおそらくサードギアの歯欠けだろうか。残念ながらまたしばらくミジェットと交代となる。
箱根にむかうべく東名高速の一番左車線を気持ちよく爆走していたカニ太郎ではありましたが、箱根の山を上り始めた頃から妙な違和感が右足に。 23時、乙女峠を超えたまではよかったのですが、目的地まであと10キロというところでアクセルワイヤーが切れました。これだけなら致命的な状況ではないので落ち着いて状況判断。ワイヤーはアクセルロッドのつなぎ目で切断しておりました。プリングの予備は持っているけれどワイヤーは持っていなかったのが無念。しかしスロットルワイヤーはキャブ側で20cmほど長めにセットしてあるのでキャブ側よりたぐり寄せてなんとかアクセルロッドに繋ぐべくひとり作戦会議を練ります。 さすがにこの太さの…
週末の箱根での仕事にカニ目で行くことになった。カブの箱根越えもありだけれど今回は撮影モデルとしてのカニ目の重要な役目もある。メイン機材は別隊に託して自分の荷物はカニ目に積み込む。果たしてオースチン・ヒーレー・スプライトに冬の二泊三日の荷物が積めるだろうか。 オースチンヒーレースプライトのトランク内部。トランクフードはないので座席の後ろに潜り込ませるように入れる。所謂洞窟探検である。SPEEDWELLのステッカーがカニ目によく似合うこのトランクの向こう側にはパソコンを入れたカバンを入れてある。このサイズのトランクを入れても上に15センチほど隙間ができるのでここへトノカバーを突っ込む。右の三脚の上…
横浜からの帰路。直流発電のカニ目で来たので陽があるうちに帰ろうと思っていたけれど、カブ談義でつい長居してしまいすっかり日が暮れてしまった。一桁気温の中で震えながら走る東名高速はサイドスクリーンを立てていてもさすがに寒い。申し訳程度しか効かないヒーターはブローバイガスを拾ってしまい臭くて使いたくない。走行中はミッションカバー部に手を当てて戦前車と同じように暖を取る。ミジェットも同じだけれどとにかく後ろから巻き込む風、後頭部と首筋が一番寒い。 横浜の工房では以前も借りたことがあるS氏のスーパーカブをあらためて試乗させてもらう。自分のカブと比べてみると同じ純正85ccエンジンでも4速化とスプロケのハ…
繁忙期に入った。業務が山積みになると現実逃避したくなるのはいつもの事、明日出来ることは明日に回そうということでこの日はカニ太郎をガンガン走らせてみた。絶好のオープン日和だけれど日が傾きはじめると途端に寒くなる。それでも晩秋の限りなく透明に近い空気が気持ちよい。 その昔、草レースなどをやっていた事もあってか、握りの細いウッドステアリングはあまり好まないけれど、カニ目のレスレストンのウッドステアリングの掌へのフィッティングが妙に気持ちよくて、帰宅後ミジェットもウッドに替えてみた。勿論レスレストンではなくてモトリタ。このステアリングは以前トライアンフTR4に付けていたもので25年ぶりの現役復帰となる…
朝7時、気温8℃。超寒いし雨降るし、それでも飼い犬を散歩させるように走る。いつもの外苑でマーキング。今シーズン初のヒートテック股引を履いた。 相変わらず直流発電のダイナモでチャージ不足のバッテリーは一週間も放置するとセルの回りは弱々しく。今朝のコールドスタートはさすがにブースターの助けを借りた。
その1からの続きです。[2022/11/27 撮影 / OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZD ED 12-100mm IS PRO]No.27 AUSTIN HEALEY 100 BN2 1956年。 ナンバーも100。[OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZD ED 12-100mm IS PRO]No.33 MERCEDES-BENZ 190SL 1958年。 300SLとルックスが似てます。[OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZD ED 12-100mm IS PRO]No.35 CHEVROLET CORVETTE C1 1959年。[OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZD ED 12-100mm IS PRO]No.37 AUSTIN HEALEY 3...
御殿場まわりで箱根へ。55マイル4000回転で一番左車線を爆走する。追い抜いていくロータスヨーロッパの運転手が手を振っている。ブローバイガスの逃し方が甘くて室内がガス臭くてたまらないので帰路は幌を開けた。割と気合を入れて峠に挑んだけれど2速3速が遠くて非力なカニ太郎にはちょっとストレス。ブレーキの片効きだろうかガツンと踏むと右に車体を持っていかれるのが気持ち悪い。もう少しパワーがあればと思うけれど、考えてみれば公道で性能を目一杯使い切れる車ってそうあるもんじゃない。目一杯だけど楽しいって昔7.2馬力の原チャリを全開で遊んでた頃を思い出す。つい一所懸命にさせられる、これがスポーツカーなのだろうと…
そういえば今年はまだ秋刀魚を食べていなかった。 カニは正月に食べたきり。 ボクの車庫からわずか200mほどのところに住んでいるカニ次郎。 カニ太郎はすっかり気候がよくなったのでボスが乗って行った。外で聞いていても4000回転から上の吹け上がりが気持ち良さそうである。 ボスを見送った後、ミジェットの冷却水のエア抜きを済ませて東名に乗った。ネズミ被害にあったエンジンルームを洗い流した後の乾燥テスト走行を兼ねて横浜までひとっ走り。この上なく気持ち良い。一年に数えるほどしかない絶好のオープンカー日和がまさにこの日だった。