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モーターショーのチケットをもらっていたけれど結局行けなかった。毎年この時期の週末は忙しくて行けない。はて、最後に行ったのはいつだったかと思い返せば小学生の時だから随分前である。当時は晴海で開催されていて小学生でも妙に興奮したのを覚えている。果たして今行っても楽しめるだろうかとか色々考えてしまうとどうにも腰が重かったりする。家電化されたようなハイテク自動車には正直あまり興味が湧かない。本棚にまだ保管してある当時の図録を捲ってみればトヨタの2TGと18RGにソレックスがギリギリで付いている佳き時代だった。
同居人がコロナを発症してから二週間、奇跡的に回避できた俺は無敵だぜなんて言ってた矢先に発熱した。しかしそんなにウイルスは長居するのだろうかと今ひとつ納得できないけれどPCR検査でははっきりくっきり二本線が出ていた。どうも具合悪いなと思ったのは出張先のビジネスホテルの朝。あれ、これなんかヤバいやつじゃんって8年ぶりの感覚。まあ何とかなるだろうとマスクして業務をこなして、しかし夕方には立っていられないほどフラフラに。体温はあえて測らずロキソニンを飲んでなんとかミジェットで中央道をひたすら運転して帰ってきた。機材を片付けて家に帰ってきた途端に強烈な寒気に耐えられなくなり体温を測ると39.5度まで上が…
3年前、緊急事態が発せられた頃によく観ていたYouTubeチャンネルは、同じくその頃に開設された。まだ撮影もぎこちないけれど一言も発さない淡々とした作業風景は観ていて飽きないなと思った。昨日、久しぶりにそのチャンネルを覗いてみるとなんと登録者数100万人で1動画あたり100万再生を超す人気チャンネルとなっていた。わずか200本に満たない動画数で驚異的な再生回数である。コロナ禍で大きく人生が変わった人はたくさん居る。
この日の乗らせてもらっていいですかシリーズは14吋の90年代リトルカブ。オーナーの入手直後から見ているけれど、わずか半年の間に70ccエンジン換装デカドラム化とあれよという間にバージョンアップされた株車。銀行員カブの鉄ボックスがたまらなく良い。オーナーは高校生の時に限定解除して1シーズン2セットのタイヤを消費するほど毎日奥多摩を走っていたツワモノ。そんなビッグマシン使いの彼に人生上がりのバイクはコレでいいと言わしめたオートバイである。乗らせてもらうと吹け上がりは気持ちよく、幻の5速を踏んでしまうほどの伸び代があり、なおかつ2速発進でトコトコ走っても気持ちいい良きエンジン。中華パーツを使えば驚く…
東名下り、帰省渋滞20キロ表示の中を諦めて進む。気温34℃、もちろんクーラーはない。車も人間も拷問のような1時間。しかし渋滞中もインラインブロアは有効でアイドリングが不安定になることはなかったけれど、さすがに後半は水温計が真ん中より上を指してヒヤヒヤする。純正電ファンは径が小さすぎておそらく役に立っていないのであろう。来シーズンはスパルの大径電ファンに付け替えようかと思案する。真夏にこんな長い時間の渋滞に突っ込む事は年に一回だけだけれど、最も恐ろしいのは中央環状線トンネルの渋滞である。ここは頻繁に捕まる事があるので備えておくべきだろうと真夏ゆえ切実に思う。今年の帰省は慌ただしく迎え火を炊いた後…
出勤前、バケツを引っくり返したような土砂降りは10分程度で、家を出る時にはピタリと止んだ。だいたいいつもはこの土砂降りの10分間で通勤してずぶ濡れになるパターンだけれどこの日はラッキーと思った。しかし雨がピタリと止んだのはいいけれど、いきなり強烈な日差しとなった。濡れた路面からは涼風どころか噎せ返るような、サウナのようにな熱さと湿度となって仕事場に辿り着いた頃には結局汗でずぶ濡れになった。
張り切って早起きしてミジェットを車庫から出したまでは予定通りだったけれど、暖気中にエンストしたのち二度とエンジンはかからなくなった。ああ、そういえば電磁ポンプの音がしてなかったな、、、まいったなあと、ポンプ叩いても擦っても撫でても復活せず。これが出先じゃなくてよかった。新品のポンプがたった3年でご臨終に。最近の電装品は本当に当たり外れが激しい。しかし3年使えたということは当たりなのかハズレなのか、いや、そんな消耗品じゃないだろうとか複雑な思いでモヤモヤしながら摘出。風の入らない車庫で大汗まみれとなった日曜日。
今週末は500年ぶりくらいにプリントしようかと考えていたけれど、ちょっと業務が忙しくなってきて先送りする。無念。現像液は発酵してないだろうか、まだプリントの仕方を覚えているだろうか。
日本人の職人気質、親方絶対の丁稚奉公の心構えはどこかに行っちゃったんだろうか?体育会系企業はもう時代遅れなんだろうか。ちょっと叱られただけですぐにパワハラ扱いって何だろう。学生時代から体育会系で、てめえこんな事も出来ねえのかボケカス、なんて言われながら仕事を覚えてきたボクにとってそれは多分永遠に理解できないのかもしれない。根性と忍耐と闘争心、くそったれ精神はもう教育されてないのだろうか。人間には親分肌と子分肌があってボクは完全な子分肌である。親方を喜ばす、親方に認められることにこの上ない喜びを感じる性分である。最初は馬鹿かこの野郎って言われていたのが5年後には、なかなかいいじゃねえか、って言っ…
山手トンネルの外気温は55℃というツイートが流れてきた。風呂より熱いそんな所でミジェットで渋滞にはまったら車も人間もアウトである。今の時期に山手トンネルに潜るときは必ず渋滞情報をチェックしている。
週末は商店街プロレス。久しぶりに観戦したけれど、この暑さ、コレくらいのユルさが心地いいエンタメ。帰宅後は当然プロレスごっこがはじまる。中年になっても子供脳、進歩がない。
目眩がするほど危険な暑さの中、ヒーターの塗装を剥がしてサフェまで吹いた。こうも暑いとヒーターの熱さを想像するだけで目眩がするけれど、それでも今から寒い冬支度。
浅野忠信氏のツイッターから映画「箱男」の撮影中の様子が流れてきた。主演は永瀬正敏。ボクの中の箱男はもうひとまわり若いイメージだけれど、いや、彼らであれば間違いなく良いだろう。箱男は今の時代だからこそ面白いかもしれない。公開は2024年。 箱男 (新潮文庫) 作者:公房, 安部 新潮社 Amazon
アルピーヌ、やっぱりA110だけは別格。試乗してみたい。911かアルピーヌかと言われたらアルピーヌを取ると思う。買えないけれど。 7月22日(土)-30日(日) ALPINE A110 FAIR開催 - Alpine Japon - アルピーヌ・ジャポン
朝一番、今日の作業内容を頭の中でイメージする前に別の指示が舞い込んできた。局から7年前の映像データを出して欲しいとの事。まずその仕事を片付けるべくロッカーの中からハードディスクを取り出して繋げてみるもウンともスンとも言わない。仕方なく筐体をバラしてHDDを抽出し直接繋げてみると認識はするけれどどうも様子がおかしい。データを移そうとコピーしてもすぐにフリーズしてしまう。何とかだましだましバックアップを取りながら恐る恐るデータを抽出できたけれど、結局半日が潰れてしまった。10分離れた場所にある倉庫にマスターが保管してあるから最初からマスターを使えばよかったのだけれど、この暑さで外に出るのが億劫で随…
外に出るといつのまにか真っ暗だった。夜なのに汗が噴き出してくるほど蒸し暑い渋谷を脱出した。バイクで走れば多少マシかと思ったけれど信号で停まる度に汗が噴き出してくる。しかしこの熱気は代々木公園前交番の信号までで、富ヶ谷からは確実に空気が変わった。そこから先は涼しいのである。やはり谷部は熱気が籠もるのだろうか、そこには驚くほどはっきりと熱の境界線があった。
急ぎの仕事があるからと散々後回しにしていた友人のお店のデザイン、来月頭にオープンという切迫した事態に気が付き、ロゴとフライヤーと名刺製作に一気に取りかかった。尻に火が付くとアイデアの神様がストンと下りてきてくれるはずなんだけれど今回ばかりは難産。友人という事もあって遠慮部分と我が儘言いたい放題部分が絶妙に交錯して着地点がなかなか定まらない。十代の頃からの付き合いでボクの出方をよく心得ていてまるで掌で転がされているようだ。一難去ってまた一難、なかなか休ませてもらえない便利屋雑用ディレクターは忙しい。
ある旧車雑誌の編集長と話をしていた。世代が近いという事もあって話は尽きることはない。世間ではすっかり斜陽となりつつある印刷媒体だけれど旧車関係に限っては勢いは衰えず、寧ろ活発になっている部分もあるらしい。読者ターゲットが紙世代の中高年というのもあるだろう。車雑誌なのに新車記事はほとんど載って無いという考えてみれば不思議な雑誌、しかし記事ネタは尽きる事がなく、特集もやりたい事もまだまだたくさんあるという。そんな近況をまるで子供のような目で語る編集長をちょっとうらやましく感じ、久しぶりに好きを仕事にしている人に会った気がした。
この暑さになると仕事でもプライベートでもTシャツしか着ない。朝の着替えで悩まなくていいので楽である。その代わり1日3回くらい着替える日もある。よってTシャツの量はかなり多く、たかがTシャツなのに謎のルールで作業用とお出掛け用と区分されている。まあ、これはシーズン1かシーズン3の違いなのだけれど。Tシャツは以前から米国綿100%ばかり着てきたけれど近年はもっぱら安価な無印良品の太番手天竺編みTシャツばかり。これが着心地最高なのである。エアなんちゃらとかクールなんちゃら等の生地は好まず、ヘビーコットンを好むのもおじさん世代故だろうか。しかし本格的暑さになる頃には店頭品薄になるのでシーズン早めに何枚…
6月に入ってからずっと薄暗く冷たい部屋に籠もりっきりとなっている。気がつけば外が暗かったなんていうのは毎日のことで、腹時計のみで動いている。ふと作業を止めて、来月の素材ロケはどこに行こうかと考え出してみる。そうだ石垣島がいいかもな、いやしかしそこまで予算がないかもなあと目を瞑って海辺の風景を思い浮かべてみる休憩時間。耳がキーンとなるほどの静かな部屋はファンの音だけが鳴り響いている。
同僚がハワイロケから帰ってきた。お土産はマカダミアンナッツチョコだった。一昔前だったら見飽きたハワイあるあるお土産だけれど、コロナ時代を挟むとこのお菓子も随分新鮮に思えた。一時はゴーストタウンのようだったハワイもすっかり観光客が戻っているらしい。現地での移動の足はウーバータクシーのウーバーX(自家用車タクシー)が大活躍したという。白タクが厳しく規制されている日本ではあり得ないよなーとか目新しい土産話を聞きながらすっかり普通に戻ったなあとつくづく。