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就活におけるグループワーク)【第26話】「言い切る」勇気、「任せる」信頼
【第26話】「言い切る」勇気、「任せる」信頼 「じゃあ発表、誰がいく?」 残り時間3分。誰も手を挙げない。 空気がピリつく中、陽斗がスッと手を上げた。 「じゃあ、俺がやる」 少し驚いた顔でメンバーが見つめる。 「さっきの話、こういう順でまとめたら伝わりやすいと思ってて──」 紙に...
2025/07/17 13:44
就活
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就活におけるグループワーク)【第25話】“時間配分係”の見えない貢献
【第25話】“時間配分係”の見えない貢献 「あと10分です」と、声をかけたのは咲良だった。 特に決めていたわけではないが、議論中ずっと時計を見て、進行のリズムを整える役を自然に引き受けていた。 「あと5分で結論出そう」「発表の準備もそろそろしようか」 その一言が入るだけで、グルー...
就活におけるグループワーク)【第24話】「それ、前に言ってたよね?」の真価
【第24話】「それ、前に言ってたよね?」の真価 「さっき言ったことと、少しかぶるけど…」 議論の途中、裕斗がそう言いながら発言しようとしたとき、周囲が微妙な表情になった。 その瞬間、「あ、それ前に言ってたよね?」と真っ直ぐに言ったのは結衣だった。 一瞬、空気が凍る。 だ...
就活におけるグループワーク)【第23話】「見えている景色」が違うという強み
【第23話】「見えている景色」が違うという強み プレゼンテーマは「都市と地方の働き方の違い」。 都市部出身のメンバーが「リモート前提」「通勤ストレス」などを話す中、真琴は黙って聞いていた。 そして、ふと語り出す。 「私は、最寄りのバスが1時間に1本の地域で育ちました。だか...
就活におけるグループワーク)【第22話】感情が動いたとき、場も動く
【第22話】感情が動いたとき、場も動く 「うまくまとめなきゃ」「論理的に話さなきゃ」 そう思えば思うほど、正解を探すような意見が並ぶ。 そのとき、沙耶がぽつりと語った。 「私は、家族が介護をしていて、働き方ってすごく難しい問題で…」 一瞬、空気が変わった。 今まで“正...
就活におけるグループワーク)【第21話】「その視点なかったわ」がチームを強くする
【第21話】「その視点なかったわ」がチームを強くする 議論は順調に進んでいるように見えた。 全員が似たような意見を出し合い、順調に合意が取れている──でも、どこか違和感があった。 そこで、慎が口を開いた。 「ちょっと逆の立場で考えてみてもいいですか?」 それまでの前提をあ...
就活物語「グループワークで際立ったリーダー力」
就活物語 「グループワークで際立ったリーダー力」 キャリアセンターで開催した学内グループワーク型イベント。5人1組で課題解決型のワークに取り組む中、一人の女子学生、ナナミさんが印象に残った。 彼女は最初から前に出て指示を出すタイプではなかったが、議論が行き詰まると、誰よりも柔...
就活物語「インターン経験が光った学生の一言」
就活物語 「インターン経験が光った学生の一言」 キャリア面談中、三年生のカズト君が話してくれた。 「昨夏のインターンで、営業チームに配属されて…」という言葉から、私は耳を傾けた。彼は決して声が大きいわけでも、自己主張が強いタイプでもない。ただ、一つひとつの言葉に実感がこもって...
就活におけるグループワーク)【第20話】最後のひとことが、すべてを変える
【第20話】最後のひとことが、すべてを変える 「もう時間ですね。発表、どうまとめましょう?」 残り時間5分。誰かが代表して発表内容をまとめようとするが、うまく整理ができず、全員が焦っていた。 そんなとき、隅で静かにしていた圭吾が、ぽつりとつぶやいた。 「結局、“働きやすさ...
2025/07/17 13:43
就活におけるグループワーク)【第19話】“発言しない”という選択もある
【第19話】“発言しない”という選択もある グループディスカッションが始まり、メンバーたちは次々に意見を出していった。 その中で、一言も発しない千聖。 司会が「千聖さん、どうですか?」と振っても、「今は特に…」と控えめに返すだけ。 「何も考えていないのかな」と誰かが思った...
就活におけるグループワーク)【第18話】うまく話せなかったけど、伝わった
【第18話】うまく話せなかったけど、伝わった 話す順番が回ってくるのが怖かった。 楓は、グループワークでうまく話せた試しがなかった。声が小さくなり、言いたいことの半分も言えずに終わることが多かった。 今回もそうだった。途中で言葉に詰まり、「あ、すみません」と目を伏せて終えて...
就活におけるグループワーク)【第17話】自分の「ふつう」は、誰かの「すごい」
【第17話】自分の「ふつう」は、誰かの「すごい」 「このテーマ、難しいですね…」 議題は「新しい働き方」。みんながスマートに意見を出すなか、麻衣はなかなか言葉が出なかった。 ようやく発言したのは、終盤だった。 「私は、地元の商店街でアルバイトしてるんですけど、お客さんとの...
就活におけるグループワーク)【第16話】役割がなくても、価値はある
【第16話】役割がなくても、価値はある 「じゃあ、進行は私がやるね」「発表は俺がいくよ」 テキパキと決まっていく役割分担。気づけば、春翔には何も残っていなかった。 「自分がいなくても、このチームは回るな……」 そう思ったとき、少しだけ胸がチクッとした。 でも議論が進むう...
2025/07/17 13:42
就活におけるグループワーク)【第15話】「何もしてない」は、本当に何もしてないのか?
【第15話】「何もしてない」は、本当に何もしてないのか? 「ごめん、私…今日は何もできなかった気がする」 グループワークが終わったあと、静かにつぶやいたのは遥だった。 たしかに、リーダーをしたわけでもない。発表を担当したわけでもない。 でも、周囲の誰かが詰まりかけたとき、...
就活におけるグループワーク)【第14話】「書く」ことで、つながる
【第14話】「書く」ことで、つながる 話し合いが始まってしばらくしても、議論はどこかかみ合わなかった。 誰かが話せば誰かがかぶせ、意見の方向もバラバラ。焦る空気だけがテーブルを覆っていた。 そのとき、メモをとり続けていた奈々が、ノートをくるりと裏返して皆に見せた。 「今ま...
就活におけるグループワーク)【第13話】沈黙の3分間
【第13話】沈黙の3分間 「それでは、これからグループで自由に議論してください」 司会の合図で始まったはずの話し合い。だが、開始早々、テーブルを囲む4人の間に沈黙が流れた。 誰かが話すのを待っている。でも誰も、最初の一言を発さない。 1分、2分、時間だけが過ぎていく。焦り...
就活におけるグループワーク)【第12話】“まとめる”ことは、決めることじゃない
【第12話】“まとめる”ことは、決めることじゃない 「結局、どれにする?」 議論が白熱し、それぞれが意見を出し合ったあと、誰かがぽつりと言った。 全員が黙り込む。どの案も、それぞれに良さがあって、優劣をつけにくい。 そんな中、リーダー役の優斗が静かに口を開いた。 「どれ...
就活におけるグループワーク)【第11話】その“うなずき”が、救いになる
【第11話】その“うなずき”が、救いになる 「私は……その、あんまり自信ないんですけど──」 緊張した面持ちで話し始めたのは、里奈だった。グループワークでようやく手を挙げたものの、声が小さくて自分でも聞き取れないほどだった。 そのとき、対面にいた光一が、うなずきながらじっと...
就活物語「周囲を巻き込める子」
就活物語 「周囲を巻き込める子」 インターン最終日が近づいたある日、チーム課題が行き詰まりを見せていた。意見が出ず、議論が止まり、全体が沈んだ空気に。 そんな中、ミサキがふと周囲に声をかけた。 「ちょっと一回、深呼吸しません? 飲み物取りに行きながら気分転換しましょう!」 ...
2025/07/17 13:41
【職場で“不適応”を起こした障害者の末路】
1. 配属初日「障害への理解がある」なんて言葉を真に受けた 採用面接のとき、人事はにこやかに言ってくれた。「配慮します」「無理のない範囲で」「安心して働けますよ」 その言葉を信じた俺がバカだった。配属先の現場は人が足りない。だからこそ障害者雇用で人を補充してる。「できないことは無理しなくていい」と言いながら「でも納期は絶対」「でも急ぎで」「でも融通を」 俺がテンパるたび、周りは無言になる。気まずさ
2025/07/16 21:54
【シングルマザー×発達障害 「普通の母親になれなかった」】
1. 「ママなのに」と言われる視線 保育園の送り迎え。他のお母さんたちが世間話をしている横で、私は立ち尽くす。うまく会話に入れない。タイミングを外す。言葉を選べない。変な空気を作ってしまう。 子どもが泣く。怒鳴りたくないのにイライラが抑えられない。待ってあげたいのに、こっちがパニックを起こす。「お母さんなのに落ち着いてあげられないんですか」保育士さんの目がそう言っている。 「母親失格ですか」自分で…
【障害年金が出ない発達障害者の現実】「働けるだろ」で切り捨てられる俺たち
1. 「働けないわけじゃない」って何だ 「働けないわけじゃない」。本当にこの言葉が嫌いだ。 確かに俺は就職すること自体はできる。履歴書も書くし、面接にも行く。採用もされる。 でも続かない。続けられないんだ。 職場に入るとすぐに壁にぶつかる。指示の意味がわからない。説明が抽象的すぎる。言葉の裏を読むことができない。「何度も同じことを言わせるな」と呆れられる。質問するのも怖くなる。 タスクの優先順位を…
2025/07/15 21:29
ぱんっぱんですよ
最近、お腹の膨張感を覚えるようになった。 体重全盛期にはカビゴンみたいだったお腹も現在はあばらが浮き出るレベルになっているが、見た目には膨らんでいなくても若干の苦しさやチクチクとした痛みがある。 腹部膨満感について調べると逆流性食道炎の薬の副作用にも挙げられていたので、もしかしたらその影響かもしれない。かといって薬を飲まなかったら飲まなかったで胃酸過多で食道がやられる可能性が高い。何とも不便な身体よ。 軽い便秘なのかガスだまりなのか分からないが、風呂上がりの体重は44キロ台半ばに突入しているため、腸内が空っぽになったらどうなることやら。「身長マイナス110が理想体重」なんて誰が言い出したのか。…
2025/07/15 18:11
「大学生・親必見!公務員という選択肢を考えるときの注意点」
大学生や保護者の方からもよく聞くのが「公務員って安定してていいよね?」という言葉。たしかに、公務員は人気の就職先の一つです。 でも、本当にそれが「その人にとって」良い選択肢かは、メリット・デメリットの両方を知った上で決めることが大切です。
2025/07/14 16:01
【支援の格差】「見捨て方にもバリエーションがある」
1. 「優先度を下げられる」 「支援は平等です」と言うけれど、本音を言えば違う。支援員は忙しい。だから、限られた時間と労力を“伸びる見込みがある人”に使う。 「この人は企業からの評判もいいし、書類も通りやすい」「次の実習も決まりそう」そんな人は、週何度も面談を設定されるし、企業訪問も一緒にしてもらえる。 俺は?「また来月面談しましょう」「じゃあリワークで生活リズムを整えましょう」後回し。優先度を下…
2025/07/14 09:52
【支援の格差】「あの子は伸びそう、君は…うーん、現状維持で」
1. 「就労移行支援、という“就活予備校”で」 就労移行支援――名前は立派だけど、実態は“障害者の就活予備校”。定員に対して、配置される支援員は少ない。その中で、誰にどれだけの支援を注ぐか。結局それは“見込み”と“支援しがい”で決まる。 「この子は面接もハキハキしてて伸びそうだね」「この方は企業からも好印象です」そんな言葉が会議室で飛び交い、そこで誰かが“推薦枠”に乗る。
【外資系vs公務員】双子の息子が選んだ全く違う就職先と就活のリアル
我が家の双子の息子。同じ時期に生まれ、同じ家で育ち、同じ高校に通った二人ですが、就職活動ではまったく違う道を歩みました。 一人は「IT企業」を志望。もう一人は「地方公務員一本」で挑戦。正直、親としても不安でいっぱいでした。でも、二人の姿を見
2025/07/13 19:51
【ADHDなのにマルチタスクを求められる現実】
「“同時進行できる人材”を、障害者雇用で探すなよ」 1. 「発達障害の診断があっても働けますよ」って、嘘だった 求人票には、「障害者雇用枠」「合理的配慮あり」「個人の特性に合わせた業務」って書いてあった。“安心して応募してください”って文言を見て、俺は履歴書を送った。 面接でも、診断名は言った。ADHDの傾向が強く、注意がそれやすく、作業の順序が混乱しやすいと主治医から言われている、と。でも面接…
2025/07/13 10:27
【障害者雇用の現実】「使えない」と言われる俺の中で、何が崩れていったのか
1. 期待されているのか、それとも見放されているのか? 最初は自分もよくわからなかった。「期待されている」と感じることもあれば、裏では「扱いに困っている」のがバレバレだった。上司は「頑張って」とだけ言うけど、顔には困惑が見える。同僚は「まあ仕方ないよね」と小声で言い合っている。 俺は頑張っている。120%出している自信はある。でも、ミスはなくならない。報告は遅れる。細かい指示も何度も聞き返す。それ…
【ASD×障害者雇用】「入社したら、もう“配慮”は終わってた」
1. 「内定通知は、人生逆転のチケットに見えた」 5年ぶりの就職だった。支援員も「よく頑張った」と笑ってくれて、面接官も「安心してください、配慮しますから」と言っていた。 「やっと報われた」この手に掴んだ内定は、人生逆転のスタートだと思っていた。 入社初日、名札を渡され、案内されたのは窓際の小さな席。「静かな場所を希望されてましたよね」配慮が行き届いていると、その時は思った。 でも、それが最初で最…
2025/07/12 09:37
「求人票は増えたけど、俺の未来は売れ残った」
1. 「求人票の束は未来への扉だったはずなのに」 就労支援に通い始めた頃、支援員は分厚い求人ファイルを笑顔で見せてくれた。「今は売り手市場です。たくさんありますよ!」 その言葉に俺は少しだけ胸が熱くなった。これまで短期離職ばかりで自信を失っていたけど、障害者雇用なら、きっと受け入れてくれるはずだ。「俺にもまだチャンスがある」 だがページをめくるたびに現実は冷たかった。「PC入力は必須」「Excel…
2025/07/12 09:36
ハリーハリーハリー
色々とバタバタするようになってきて暑さによる汗か精神的な冷や汗か分からなくなってきた無職である。 とりあえず自分のことを最優先ということでハロワに行き、急募の求人に応募兼会社見学をすることにした。来週の月曜日に見学しつつ、応募書類をその場で渡すという特殊な流れとなった。 なお、窓口はいつもの人ではなく一度担当した人だったのだが、まあ前回も書いた通り正直ウマが合わない。 自分への態度はもういいとして、これから応募する会社に対する電話の態度も正直良いとは言えなかった。時々いる『とりあえず語尾だけ丁寧で言葉の端々がタメ口っぽいタイプ』で、本心はさておき「うちが斡旋してやってる」感が拭えない。いつもの…
2025/07/11 18:10
アルコール依存症者の就活
22年前になりますが、2003年3月24年間勤めた会社を退職します。早期定年退職制度で定年退職したのです、というか要はリストラされたのです。なぜリストラされ…
2025/07/10 23:14
“売り手市場”だからこそ、落とされる
1. 「求人が増えた、だから企業は強気だ」 「今は売り手市場だから、仕事は選べますよ」就労支援の説明会でそう言われたとき、期待してしまった。でも求人票を開くと現実があった。 たしかに数は増えた。でも、その条件を見た瞬間に、俺は「無理だ」と思った。「PC操作必須」「軽度の精神障害歓迎」「発症歴はあるが現在安定している方」。求人は増えても、欲しいのは“障害者の姿をした健常者”だった。 「売り手市場だか…
2025/07/10 21:54
まずいぜ(まずいぜ)
自分が資格試験のためにホテルに行っていた日、兄(次男)が家に連絡を入れて「会社を辞めた」と伝えていた。 失業保険について少し前に自分に連絡があったため遠からず辞めるだろうとは思っていたが、結局次が決まらないままの退職となった。まあ精神的にキツいなら仕方ないし自分も同じクチだから偉そうに言えることも無い。 単に「兄弟全員無職になっちゃった」という事実が重くのしかかっている。まずいぜ。 そんでもってもっとまずいのが、昨日の一件を引き金に父も仕事を辞めることになった。 実は昨日の電話はもうひと悶着あり、ドラ息子に代わって父親の社長が謝罪の電話をしてきた。それだけなら良かったのだが、改めて息子のほうに…
2025/07/10 18:08
“オープン就労”で安心ですか?
―開示したことで、閉じられた未来― 1. 「障害をオープンにしてください、サポートしますから」 弊社では、障害をオープンにした就労を推進しています。「安心して働ける環境づくり」を謳い文句にしています。求人票には「合理的配慮を行います」「障害者雇用促進中」とデカデカと書く。 ええ、それは間違っていません。でも、本音を言うとですね、オープンにしてくれたほうが管理がしやすいんですよ。「何ができないか」…
2025/07/09 21:49
“安心して働ける場所”の正体 ―障害者雇用という優しい監獄―
1. 「安心できる場所を用意しました」 私たちの会社は、障害者の方にも「安心して働ける場所」を提供します。求人票にも堂々と書きます。広報誌でも特集を組みます。社会的責任を果たすポーズもバッチリです。 でも、本音を言えば「安心」させるのはこっちの都合でもあります。当事者が混乱しないように、トラブルを起こさないように、企業にとっても安全な環境を作る。それを「配慮」という言葉で包み込むんです。 2.…
2025/07/09 21:48
なるほど、地獄だ
数年ぶりか十数年ぶりか、久しぶりに父の本気の怒鳴り声を聞いた。 といってもその相手は自分や家族ではなく、父の勤めている会社の人間である。 父が長らく勤めていた会社が倒産した時に知り合いが社長を務める零細企業に拾ってもらったはいいが、まあその知り合いの息子がとんでもない問題児らしい。以前も書いたっけ? 会社における一般的なパワハラ(一般的と言うのも変か)とは比べ物にならない、シンプルな暴力が頻繁に起こるらしい。そもそも会社と言っても父の知り合いとその息子だけの会社なのだが、この二人が家族でありながら恐ろしいほどに仲が悪く、先日はとうとう息子が馬乗りになって殴ったらしいので流石に父が声を荒げて止め…
2025/07/09 18:07
27卒理系、想定外の就活スタート
私が大学に入学した1992年、それはバブル崩壊直後でした。それが自分の就職にどう影響するかを考えもせず、初めての一人暮らしやアルバイトで、ただただ楽しく過ごしていました。特にやりたい仕事もなく、なんとなく文学部を選んだため、就職に役立つことは何一つ学ばず、気
2025/07/09 08:06
「配慮が欲しくて、黙ってた診断」
〜開示すれば楽になるはずだったのに〜 1. 診断は、俺の秘密兵器だった 発達障害の診断を受けたのは、就活でボロボロに落ちたあとのことだった。「配慮があれば働ける」「開示すれば支援が受けられる」そう言われたけど、俺は黙ってた。 怖かったんだよ。障害者雇用しか選択肢がなくなるのが。健常者として採用されたい自分がいた。「配慮」なんて言葉を口にするのも負けだと思った。 でも本音は逆だった。「理解してほしい…
2025/07/09 05:44
障害者雇用は“優しさ”じゃなくて“コストカット”
1. 法定雇用率という“ノルマ” 障害者雇用は「社会貢献」だと言われる。でも現実は義務だ。 法定雇用率を下回れば企業は納付金を取られる。達成すれば減免される。だから企業は枠を埋める。それだけだ。 助成金も出る。一人雇うごとに、国から金が入る仕組み。「社会参加の促進」って建前は立派だが、企業からすれば人件費を相殺できる補助金だ。 誰も「生活を支えよう」なんて言ってない。「経費を削減しろ」「国の罰金を…
2025/07/09 05:43
「障害者雇用だから安心」なんて嘘だ
「障害者雇用だから安心」なんて嘘だ - 精神科看護師Kのブログ 〜「居づらさ」で追い出される合理的配慮の正体〜 1. 「障害者雇用=一生安泰」なんて幻想だった 「障害者雇用なら解雇されにくい」「法定雇用率があるから大事にされる」そんな話を何度も聞いた。 俺も信じてた。就労移行支援でも、面接でも、支援員からも言われた。「安心して働けますよ」って。 でも実際は違った。確かに、いきなりクビにはしない。でも「辞めさせる手段」はいくらでもある。それが“配慮”の顔をした…
2025/07/07 10:07
合理的配慮という名の“静かな追放”
「無理せずにね」が「お前はいらない」に変わる瞬間 1. 期待を持たせる面接の甘言 「障害者雇用だからこそ、安心して話してください」「何でも相談してください」面接官は人事のプロ。柔らかい表情でこちらをほぐす。「配慮を伝えても大丈夫」というムードを演出する。 俺も言った。「刺激が強いとパニックを起こします」「マルチタスクは難しいです」「急かされると頭が真っ白になります」 面接官は深くうなずきながら、…
就職物語「フィードバックを活かす子」
就職物語 「フィードバックを活かす子」 インターン2日目、報告書を提出してきたリョウの資料を読んだ私は、率直にこう伝えた。 「丁寧だけど、ちょっと要点が見えづらいかな。図や箇条書きを使ってもいいかもしれないね」 彼は深くうなずき、ノートにメモを取っていた。 正直、その時は...
2025/07/07 08:22
就活におけるグループワーク)【第10話】気づける人が、空気を変える
【第10話】気づける人が、空気を変える 「じゃあ、誰から話す?」 司会の声に、視線が交差する。誰もが譲り合って沈黙するなか、片隅の優衣が、小さな声で言った。 「…○○さん、さっき何か言いかけてませんでした?」 指された男子学生は驚きながらも、「あ、うん…」と話し出した。そ...
就活におけるグループワーク)【第9話】「まとめる力」は、経験から生まれる
【第9話】「まとめる力」は、経験から生まれる 「えっと……じゃあ、まとめをお願いします」 突然振られた蒼太は、一瞬言葉に詰まった。全員の意見は出たが、収拾がついているとは言いがたい。 頭の中でぐるぐると思考が回る。何を拾って、どうつなげばいい? 沈黙のあと、蒼太はゆっくり...
就活におけるグループワーク)【第8話】沈黙の役割
【第8話】沈黙の役割 議論が盛り上がっている。誰かが意見を出すと、すぐに別の誰かが反応して、どんどん話が展開していく。 その中で、一言も話さずにうなずくだけの千佳。周囲から見れば、何もしていないように映っていたかもしれない。 でも── 「さっきの話、千佳さんがうなずいてた...
就活におけるグループワーク)【第7話】「それ、さっきも言ってたよ」
【第7話】「それ、さっきも言ってたよ」 「つまり、まとめると──」 慎也が話し出した瞬間、隣の葵がぽつりと言った。 「それ、さっきも言ってたよ」 空気が一瞬、凍った。 慎也の手が止まり、視線が泳ぐ。メンバーの誰かが、空のペットボトルを指でカラカラと転がした。 でも葵は...
2025/07/06 14:21
就活におけるグループワーク)【第6話】意見がぶつかるとき
【第6話】意見がぶつかるとき 「え、それはちょっと違うと思います」 真剣な表情でそう言ったのは、理沙だった。彼女の向かいに座る悠人が、少し言葉に詰まる。 空気がぴりっと緊張する。周囲の3人も一瞬黙りこくり、視線を下げた。 でも理沙は続けた。「たぶん私の視点がズレてるかもし...
就活におけるグループワーク)【第5話】笑ったら、うまくいった
【第5話】笑ったら、うまくいった 「制限時間、あと5分です」 焦りの気配が、テーブルの上にじわりと広がる。意見は出尽くし、結論がまとまらないまま、時間だけが過ぎていく。 そのとき、緊張でこわばっていた美優が、ふと苦笑いして言った。 「ごめん、ちょっと混乱してきた…!誰か、...
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