メインカテゴリーを選択しなおす
蕗の薹(とう)の苞(つと)の青きがそよぐときあまつ光を吸はむとぞする(斎藤茂吉)苞は花あるいは花序の付け根に出る葉のこと。芽やつぼみを覆って花を保護しています。フキノトウは、フキ(蕗)の花の蕾で、春の山菜として知られています。独特の香りとほろ苦さが特徴で、天ぷらや味噌和えなどの料理に使われます。家の庭にも生えたりしますが、農産物直売所などでこの時期に手に入るので楽しみです。私は、ふきみそ、天ぷら等が好...
青く光る蛍烏賊の麗しさに幻惑され食ふ気失せし日(ひろかず)ホタルイカは、春が旬の日本海側で水揚げされる、小さなツツイカの一種です。特に富山湾で獲れるホタルイカは、産卵期を迎えており、体も大きく、プリプリとした食感が特徴です。煮物や塩ゆで、焼き物など、様々な調理方法で楽しめます。3月から5月頃が旬です。小さくてプリプリ:体は小さく、プリプリとした食感が特徴です。昔、北陸を会社で旅行した際に、フィリピンダ...
ヘタウマに描かるる少女の瞳にしるす絵描きの紅き情熱(ひろかず)写実的な絵を上手い絵としてしか、日本の絵画教育では、評価できない風潮があります。このようなヘタウマという感じの子供が描いたような絵は単純に点数を付けられないからでしょうか。私は逆に写実的な絵の方が簡単に思えます。非写実的な絵を目指す場合、自分の個性、絵としての面白みをどう出すかが、ポイントなので評価はしにくいでしょうけどね。実は、絵は下手...
八女抹茶モンブラン イタリアンカフェ「カンポ・ディ・ジラソーレ」
八女抹茶のモンブランと珈琲の苦みがまさるやむるお店に(ひろかず)31日閉店する松本市井上百貨店本店2階のイタリアンカフェ「カンポ・ディ・ジラソーレ」です。この2階からは、交差点が見え、松本の商店街を俯瞰することが出来ますが、閉店すると次のオーナー次第ですが、どのような空間になるかは分かりません。LAVAZZA のコーヒーと八女抹茶モンブランです。 八女抹茶は、福岡県八女市で生産される八女茶を石臼で挽いて作られた...
干し柿をひとつ頬張るばあの歯のなき口の動き滑らかなり(ひろかず)手作りでいただいた干し柿でもうすでに食べてしまってますが、干し柿は、寒い時期によい栄養をとれますね。ところで、このドライフルーツはどのくらい保存できるのでしょうか。常温保存なら2〜3日、冷蔵保存なら1週間、冷凍保存なら半年〜1年だそうです。常温でもちがよさそうですが、糖分が表面に出た白い粉かと思ったらカビという事もあるので、冷凍庫に入れるか...
梓弓おしてはるさめけふふりぬあすさへふらば若菜つみてむ(古今和歌集)春雨が今日降った、明日も降ればきっと若菜を摘めるだろう。梓弓 はここでは枕詞として使われて、「おす」と「はる」の二語にかかっています。父親が、若菜摘みを楽しみにして外の雨を眺めている小さい娘のために、真面目な顔をしておやじギャグを言っているような光景でしょうか。写真は信州銘菓あずさです。あずさ2号復活イベントで、小林製菓の息子さんが...
春風に桜まひちり待ちわびし蕎麦の薫りもはなに抜けゆく(ひろかず)「一人で店をやっているので少々お待たせします」とメニューに書かれています。お母さん蕎麦職人竹渕彬子さんが打つそばは国産で石臼引きにこだわった十割そばで、つなぎを使わないので蕎麦の薫りが豊かです。人気があるお店なので、いつも満員で、1時間どころかもっと待つ人もいます。そんなには待てないので、3回目にしてようやく割と空いていて、おそばを食べる...
おもひでをお椀に入れてお湯注ぐめでたい最中熱くとろけて(ひろかず)おめでたい縁起のいい鯛形の最中に美味しさを詰め込んであります。お椀に入れてお湯を注ぐだけで簡単に出来上がります。長女の友人の結婚式の引き出物で、家におすそ分けを娘からいただいたものをしばらく飾っていましたが、鯛最中の下を崩して具を出してお湯をかけて見ました。味も悪くなく和やかにおめでたいです。「シーラック ブライダルギフト MEDE鯛」で...
ヘルシーなサムギョプサルを焼いて食ひ韓国人の友と語れや(ひろかず)サムギョプサル(朝: 삼겹살、中: 三層肉)とは、スライスした豚のばら肉を焼いて食べる韓国の豚バラ焼肉である。朝鮮語で「サム」は数字(漢数字)の3、「ギョプ」は層、「サル」は肉を表し、日本でいう三枚肉(ばら肉)を意味しますが、一般的に「サムギョプサル」と言えば三枚肉の焼肉料理のことを指します。これは、石の鉄板で、斜めに火にかけて、余分な脂...
食ひなれたからしいなりをほほ張りて亜力伯に棲む狐を思ふ(ひろかず)亜力伯:アルプス信州松本地方のソウルフード「からしいなり」です。普通の稲荷ずしの稲荷をひっくり返して内側のざらざらした方を表に出るようにご飯を入れて外側にからしを塗って出来上がりです。ツルヤという長野県と一部群馬県に展開しているスーパーがありますが、置いているのは北アルプスの里の中信地方だけだそうです。見慣れていないと、何でひっくり返...
若さ増す「わかます」の「すしそば」食ひてほどは戻るぞ秒針逆に(ひろかず)ほど 【程】時間わかます(若増伊平寿司本舗)のすしそば。すしめしとそばがマッチした絶妙な味のすしそばはこの店限定商品です。そばつゆが付いてきます。私は15年前にも記事にしていました。↓信州そば道13 寿司そば わかますhttps://ikiikiikiyou.naganoblog.jp/e505061.html記事にあるようにこの時は、なんと秒針が逆に回転する時計がありました。「...
売りなるぞ洋菓子なれど古民家にその諧謔の味が香るよ(ひろかず)松本市小屋南にあったNUMOROUS(ニューモラス)が長野県安曇野市豊科137-3に、2025年2月安曇野で地域に寄り添う民家風の店舗として移転オープンしています。コンセプトは“Nu.Japanesqe”として新たなお菓子の可能性を追及さまざまな食材に、ユーモア(humor)を入れ込んで、あたらしいもの(new)を提案していくパティスリーということです。少し遠くなってしまいまし...
きやべとんの定番の味豊かなる二代目丸源松本店(ひろかず)二代目丸源は何店舗か全国にありましたが、「きゃべとん」という店に変わってしまい、二代目丸源という店名で今でもそのままやっているのは松本店だけなのだそうです。初代の丸源は肉そばが人気の店で、皆物語コーポレーションというグループなのだそうです。この二代目丸源は、もちろん「きゃべとん」がメインのお店です。次女が、この「きゃべとん」の味が大好きで、帰省...
やしようまを涅槃会に食ひ釈尊を偲ばば色も華やぐ二月(ひろかず)2月15日は釈迦の亡くなった涅槃会の日でした。この日は「やしょうま」をつくって仏壇に供える風習が信州にはあります。やしょうまは、米粉を練ったものに色を付けて蒸したお団子で、以前はどこの家庭でもつくっていたのですが、最近はあまり作るご家庭は見なくなりました。一般的に「やしょうま」は、家や寺でつくったものを子どもたちがもらい歩いたもので、「やし...
銀杏は旨く滋養もあれど割り剥き出だすのが割と手間なり(ひろかず)銀杏の割り方どうしてますか。一般には金づちでたたくのがよいとされています。でも、指を叩いてしまったり、粉々になってつぶれてしまったり、加減が難しいですね。いろいろと試してみましたが、ペンチの開いている空間に銀杏を入れて、すりこ木で軽くたたくのがよいことに気づきました。皆さんもぜひ試してみてください。第二関門。薄皮剥き、これも面倒です。指...
純豆腐を入れてつくるスンドゥブは栄養価高き鍋料理ぞ(ひろかず)スンドゥブ(純豆腐、朝: 순두부)は朝鮮の豆腐の一種で、日本のおぼろ豆腐に相当する柔かい豆腐のことです。日本では、スンドゥブを使った鍋料理スンドゥブチゲ自体を略称でスンドゥブという事が多いですね。スンドゥブチゲは、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維など、豊富な栄養素を一度に摂ることができ、毎日食べてもいいくらいな鍋です。 免疫力ア...
洋梨ブーム 日本の梨と中国の梨の違い 中国梨の極めつけ料理とは!?
唐土より梨をお土産にし帰国熟するのちもこはき友好(ひろかず)こは・し 【強し】しっかりしている。強い。固い。この洋梨はもう食べてしまいましたが、その極上の熟した天然デザートの味覚は記憶にも残りますね。洋梨は「樹上完熟」ではなく、未熟な状態で収穫してから貯蔵して「追熟」で完熟させます。収穫したてはゴリゴリとかたく、甘みも少なく、青草のような独特の香りがあり食べられません。黄色くなってちょっと柔らかくな...
きままなマーシャさんレシピにチャレンジ えのきの豚肉巻き照り焼き
女もすなる料理をば男もしてみむとて武骨に挑まずや(ひろかず)ブロとものきままなマーシャさんのレシピ「えのきの豚肉巻き照り焼き」にチャレンジしてみました。こちらは男が作る料理なので大雑把で美味しく見えないので、ぜひマーシャさんのブログで、よだれは垂らしてくださいね。↓大人気料理ブログはこちら⇒うちごはんはマーシャもいっしょ♪ えのきの豚肉巻き照り焼き&ポテトサラダhttps://blog.goo.ne.jp/marsyatoissyo/e/be...
リズミカルな鍬さばきの亡き父想ひ食ふ松本一本ねぎ(ひろかず)松本一本ねぎ。白ねぎに属していて、寒さに強く、白身が太く長く大きく曲がっているのです。秋から冬に収穫されます。松本一本ねぎは、真夏の暑い中、植えてあるねぎを一度堀り上げ、そのねぎを別の深く掘った溝へ植え直す「植え替え」と云われる伝統的な栽培をしています。それで白身の部分を長くするのです。この「植え替え」によってやわらかく、食味も良いねぎに育...
煙臭きアードベッグをチビチビと味はふかたは暗がりがよし(ひろかず)かた 【方】場所スモーキーさで人気のアイラモルトの中で特にスモーキーな存在として知られるアードベッグ。一度飲んだら忘れられない、癖になる強烈なスモーキーさと繊細な甘さが美しく調和する味わいなのです。シングルモルトウイスキーで、3種の樽(バーボン樽、PXシェリー樽、新樽)の原酒を、時間をかけてゆっくりとなじませることによる、丸みのある味わい...
形も味も違へどもモンブランといふ同じ名つけすまし顔(ひろかず)モンブラン大好きな方多いと思いますが、私もケーキと言えばモンブランというくらい大好きです。長野県内はもとより、東京などモンブランというケーキのお店による形の違い味の違いを以前ナガブロ時代のブログで取材しました。モンブランほど同じ名でお店によって全く違う雰囲気のケーキは無いように思います。そのモンブランの日本版元祖のお店を訪ねたりとかいろい...
こんなクルマに乗ってみたい vol.19 ~気まぐれクルマ考~
⚠当ブログはアフィリエイト広告を利用しています今回は、TE27レビンのハナシです。 86のご先祖様 1.6L直4DOHC 味わいこそ 86のご先祖様 「ハチロク」という言葉はクルマ好きならずとも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「ハチロク」とは、トヨタ自動車が1980年代後半に販売していたライトウェイトスポーツ『カローラレビン』というモデルの型式「AE86」に由来します。発売当初から人気のモデルでしたが、時代が駆動方式をFR(フロントエンジン・リアドライブ=後輪駆動)からFF(フロントエンジン・フロントドライブ=前輪駆動)へとシフトする中で、FRスポーツの最終モデルとしての稀少性か…
君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ(光孝天皇)百人一首せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞななくさ春の七草の和歌[年中故事要言]7日、七草粥を作りました。年の初めに、芽が出始めたばかりの春の野草を摘む「若菜摘み」の風習は、和歌にあるように古くから日本にありましたが、1月7日の「人日(じんじつ)」に7種の若菜を吸い物にして食べる風習が中国にもありました。この日...
うるち米潰してつくるきりたんぽ教ふる店の潰れし無念(ひろかず)きりたんぽとは、すり潰したうるち米のご飯を杉の棒に先端から包むように巻き付けて焼いたたんぽ餅を棒から外し、食べやすく切った食品。鶏(比内地鶏)のがらで取っただし汁に入れて煮込んできりたんぽ鍋にしたり、味噌を付けて焼いたりして食べます。地域によって食べ方は異なります。マタギが山から帰った際、残した飯を潰して棒につけて焼き、獲物のヤマドリや...
長生きの秘訣は長芋なりと笑ふ精力旺盛なるじい(ひろかず)お正月に食べる料理で、芋汁です。地域によっては三日とろろとか呼びます。長野県の山形村は長芋の産地ですのでもちろんですが、福島県や栃木県、愛知県の尾張地方や岐阜県でもこの風習があるようです。お正月の1月2日または3日に山芋をすりおろしたとろろで、とろろ汁などを食べるのです。 子供のころよくすり鉢で長芋をするのを手伝わされて、正月早々疲れたり、手につい...
十割に蕎麦のよし味堪能しどろどろのそば湯につからばや(ひろかず)お店で提供しているお蕎麦は、全て手打ちの十割蕎麦というこだわりのお店です。信州産をメインに厳選した蕎麦の実を使用しているそうで、まさに信州そばの醍醐味を味わえるお店です。十割なのに細く長く蕎麦を切れる技はすごいですね。さすが、奈賀井という店名にも表れています。自作した石臼で自家製粉して、いろいろな挽き方で味の異なる蕎麦を作り上げています...
冬至日は南瓜をくひて柚子湯にて温まれどもなほ寒しかし(ひろかず)2024年も冬至を迎えて、明日からはまた米つぶ一粒ずつ朝が明るく訪れてきますね。朝6時頃からアンディが、毎日お腹を空かせて朝だ朝だ早く起きてと、ガタガタゲージの扉ををゆすります。まだ暗いのに良く朝が来たのが分かるなあと思います。アンディは夜中にイタズラしたり、変なもの食べたりしないようにゲージを閉めて寝ています。目覚まし時計が6時半に鳴ると...
グリーンの山雅麦酒を飲みほし雷鳥も緑色に化くやな(ひろかず)山雅ビール。松本市では、この山雅カラーのグリーンのビールがご当地ビールになっています。ブルーキュラソーという、オレンジの果皮で風味を付けた香りの強い甘い青いリキュールを黄色のビールに混ぜてグリーンにしたカクテルビールです。アルコール度が少し高くなる分酔いやすいですね。山雅ビールを来シーズンも飲んでJ2昇格目指しましょう。リーグ戦4位、3位富山と...
ドロドロに辛き金沢咖喱食ひチャンピオン蹴球をば観ばや(ひろかず)金沢カレーとは、主に金沢市を中心とするカレーライス店で提供される独自のカレーライス。「カレーのチャンピオン」創業者の田中吉和がそのレシピを考案したと言われ、石川県で古くから営業している老舗店は2023年現在60年以上の歴史があります。田中吉和が、そのレシピを考案独立し、1961年に開店した洋食店「洋食タナカ」では、開店当初こそ通常の洋風カレーライ...
萩の花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花(山上臣憶良 やまのうへのおみおくら)憶良が万葉集で「秋の野に咲きたる花を指折りてかき数ふれば七種(くさ)の花」と詠み、次にこの歌で挙げた七草花は現在にも「秋の七草」として伝わっていますね。歌で覚えると覚えやすいですね。春の七草が食用にされる野草や野菜ですが、秋の七草は秋の野の花を代表はしていますがすべて薬用植物なんですね。最後にあげた朝顔は現代の朝顔で...
フルーツの王様 キウイ収穫できたよ! 新西蘭の国鳥キーウィの卵?
果物の王様キウイは新西蘭の鳥奇異鳥にぞ縁起なるなり(ひろかず)スーパーで売っているキウイに比べると一つ一つは小さいですが、今年もキウイがたくさん収穫できました。固いので熟すまでには時間がかかるのですが、リンゴやバナナと一緒にビニール袋に保存しておくとよいそうですね。リンゴやバナナから発せられるエチレンガスが追熟を早め、通常より早く食べ頃にしてくれるのだそうです。ちょっと酸っぱいけど、フルーツの王様と...
みかんが今年は高いのだそうです 「復興みかん えがおの木」心温まるお話
おひさまのみかんを贈る真心に笑顔の種実る大地なり(ひろかず)四国の友人から、毎年冬になるとみかんを贈っていただいています。有難いことです。みかんは、太陽の陽をたくさん浴びて、黄色になるのでしょう。太陽の果物のようでこころも温かくなりますね。今年は夏の雨不足や長引いた暑さが関係していて、2023年よりも2割から3割ほど高値になっているようです。みかんの色づきは最低気温が下がることによって進むんですが、十分な...
幻の猿酒はいかなる味か猿と一献せまほしきもの(ひろかず)松本山雅、昇格まであと3分でした。残念です。仕方ないのでしばらくじはこの緑のお手玉で遊びましょうか。と、よく見たらこれは熟したサルナシです。サルナシ(猿梨、学名: Actinidia arguta)はマタタビ科マタタビ属の雌雄異株または雌雄雑居性のつる植物で、落葉性植物です。山地に生えています。果実はキウイフルーツを小さくしたような外見で、酸味と甘味があり食べら...
大根の葉のふりかけとふろふきに大根足と冬も畏れず(ひろかず)大根足というのは、太い足のことをいうのですが、直径13cmくらいある葉つきの図太い大根が手に入り、アンディもびっくりしています。大根は肝機能と心血管の健康に利点があります。大根はミネラルと抗酸化物質が豊富で、心臓病のリスクを減らし、血圧を下げるのに役立ち、ダイエットの役に立つそうです。ビタミンCのコラーゲン合成による美肌効果やカリウムによる...
麦酒にも無酒ならば猫と吾輩睦まじくいで乾杯せばや(ひろかす)猫の鳴きまねは得意ですが、猫は飼ったことがないのでよくわかりません。でも、首輪もしないで自由に歩き回ってのほほんとしている風情は、味があるというかほほえましいですね。地元の養鶏の組合に直接卵を買いに来たのですが、先客優先とばかりにここでお昼寝してました。人が来てもまったく警戒心ひとつない猫です。この組合の方々が昔から優しくかわいがってくれて...
文豪の川端食する田舎そば口のトンネルきのこも踊る(ひろかず)小諸懐古園の入り口に入ってすぐの田舎そばのお店です。たたずまいからして素朴ですね。田舎そばは、粗くひいたそば粉で作った色が黒めの蕎麦をいいます。そばの香りが豊かですが、そば殻も入っているためややエグみもあります。田舎そばは玄米のようなイメージですが、いかにも田舎っぽい素朴な味です。このきのこはヌルヌルのナメコでしょうけど、そばの上に踊るよう...
なめこ食ひなまこを思ひぬるぬると恋する味もするりと逃ぐぞ(ひろかず)鮮やかな緑の森の中で育つなめこを食べると、そのぬるぬるとした感触が口に広がります。その瞬間、海に漂うなまこの滑らかな触感が思い浮かび、その風味も恋しくなります。味わいがするりと逃げてしまう感覚に、何とも言えない切なさが混じります。柔らかく儚い海の幸と山の幸の競演も良いですね。ナメコ(滑子、学名: Pholiota microspora)は、モエギタケ科...
声援に湧くスタジアム蹴球の駆ける選手よ劇生みいだせ(ひろかず)松本山雅FCが24日アウェイ沼津に劇的に勝利し、J3リーグ戦4位の成績でリーグ戦終了しました。J2昇格プレーオフ準決勝は12月1日福島とホームで戦います。あと2連勝しないとJ2昇格はできないので、まだまだ緊張した戦いは続きます。このスタグル(スタジアムグルメ)の写真は、11月16日ホーム最終戦の琉球を迎えてのものです。スタグルはいつも迷いますが、ローストビー...
峠の釜めし(とうげのかまめし)は、群馬県安中市にある「荻野屋」が製造・販売する駅弁です。益子焼の土釜に入れられていて、「日本随一の人気駅弁」と評されたこともあるようです。1885年に荻野屋が創業され、信越本線の高崎駅 - 横川駅の部分開業時に創業しました。初期の駅弁はおにぎり二個に沢庵漬けを添えたものです。昔は、列車が駅に止まると、窓の外に駅弁屋さんが、首から吊った大きなお盆に駅弁をのせていて、窓を開け...
石窯に焼く秋の混ぜピザの添へは風に舞ひ落つる木の葉かな(ひろかず)石窯焼きのミックスピザを秋のランチに。落葉も上から舞って来てもおしゃれですね。アベノミクスはとうに終わって、いまや石も破(わ)るイシバミクスですが、秋のミックスは木の葉で決まりです。等分に切るのは難しいですね。手作りジンジャーエールで。アンにも一切れチョウダイ!石窯焼きの他にも、アルミ箱焼き、ダッチオーブン焼きなど昔はキャンプしていろい...
晩秋の旧軽井沢散策し寒けれど定番モカソフト(ひろかず)冬が来る前にもう一度あの人に巡り合いたい、「冬が来る前に」という紙ふうせんの曲をご存知の方は、年齢世代が同じかもしれませんね。(笑)もう一度、軽井沢であいましょうという会合があり、参加して来ました。軽井沢も晩秋となれば観光客少ないので、意外と混雑しないので素敵なんですよ。こんないい紅葉にも出会えました。熊がいるそうで、森には入れませんが。旧軽井沢の...
娘より梅酒をやられとの文み成人になりしやなと笑む日(ひろかず)や・る【遣る】送り届ける。やられ:送ってよそろそろ梅雨時期に仕込んだ梅酒がいい感じになってきました。私は一ヶ月くらいのフレッシュな梅酒も好きですが、まろやかな味わいもいいですね。ダイエットもあるので、余り砂糖を入れないのでドライな梅酒で手作り感あります。暖かにした部屋で小さなグラスでチビチビ飲むのがいい季節です。日本では、酒税法の規定によ...
クリタケはきのこのトリを飾るらしそのさまにファンも群がるとよ(ひろかず)クリタケ(栗茸、学名: Hypholoma sublateritium)はハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属の中型のキノコです。晩秋に出てくる食用キノコの一つです。和名は、特にクリの木に多く発生し、傘の色がクリの実に似ているところから名付けられています。地方により、アカンボウ・キジタケ・クリキノコ(岩手・長野県)、ヤマドリモダシ(秋田県)、...
ビビンバにナムルや卵思い出や涙も笑みも皆んなまぜまぜ(ひろかず)石焼ビビンバは、本場韓国では「トルソッ(岩釜)ビビンバ」と呼ばれています。生卵を用いて熱い石で柔らかく焼けてきたのを混ぜて食べるのが私としても醍醐味なんですが、朝鮮半島の伝統的なレシピでは卵は用いないようで、日本においても元々は卵の薄焼きを乗せていたようです。韓国観光公社では「大晦日に残った食べ物は新年まで持ち越さない風習があり、残った...
黒川の苦ききのこをほほばりて苦き思ひいで酒に沈めむ(ひろかず)松茸シーズンも終わりになると、このクロカワがでます。傘の表面は灰白色から黒色で、なめし皮状またはごく細かい短毛でおおわれる場合もあります。傘の裏面は白色で管孔状、傷つけると赤紫色から黒紫色に変色します。 柄は傘と同色で太くて短め。落ち葉に埋もれていることが多いようで、隠れた人気きのこですね。老茸、ろうじ、ナベタケ、黒きのこ、くろっと、ゆの...
伊勢の海女の朝な夕なに潜(かづ)くといふ鮑の貝の片思にして(万葉集巻十一)意味:私の恋は、伊勢の海女が、朝に夕方に潜って獲るという、鮑の貝のように片思いです。最近スーパーで、アワビが売っています。韓国産の養殖で、割と安いんです。天然のカマボコみたいな味で珍味ではありますが、この貝殻はとっても綺麗で宝石のようです。美しい虹色に光る内側は見ていて飽きません。貝殻を飾っておきたくなります。ところで、片思い...
大根を煮るおふなの瞳透き通り信念の道とくと説きしぞ(ひろかず)大根の煮物。通年スーパーで手に入る「大根」ですが、旬はやはりこれから寒くなる季節ですね。みずみずしくてやわらかく、より甘みが増してきます。大きな大根をまとめて煮て、冷蔵庫で保存しながらちょこちょこと温めていただくのがよいですね。学生の頃、東京で住んでいた地域のおばあさんの家に友人と訪れて、じっくりと時間をかけて大根を煮てくれたのを皆でいた...
りんごの実る季節になりました。野畑には赤や青のりんごが枝にくっついて枝が重いから早く採ってと言わんばかりにたわわです。信州と青森と北海道が主な産地ですね。柵もせず無防備に栽培している平和な日本の風景に癒されます。写真では大きさが分かりませんが、これは我が家で前に10月になっていた「アルプス乙女」です。直径5cm前後のミニりんごです。重さが30~50gくらいと小さく、果皮は真っ赤で軸はやや長くて、とてもかわい...
石窯パン ハル 『魔女の宅急便』のキキがホウキに乗って全国お届け中⁉︎
オブジェかと魔女もおどろく麺麭なるぞ箒で飛んで届けよハルを(ひろかず)東京都高田馬場でベーカリーカフェレストラン「fast-slow food : HARU」を9年間、長野県上田市でベーグル専門店を7年間経営してきたパン屋さんが、松本駅前通りに「石窯パンハル」を出店されていて、パン愛好家の多い松本でも大人気です。このパンは、食べれるんですか、と聞きたくなるようなオブジェのような存在感に圧倒されます。皮はパリッと香ばしく...
ナポリタンチーズ焼き 正統のナポリタン トマトケチャップ皇帝
那波里舌ははや日の本膳なるぞ蕃茄醤皇帝も認めり(ひろかず)那波里舌(ナポリタン):イタリアン風トマト麺炒めの日本料理蕃茄醤皇帝(ばんかじゃんこうてい):トマトケチャップ皇帝イタリアではフライパンでスパゲッティを炒めることはありえず、パスタは茹でたらそのままソースに和えるだけなのだそうです。さすれば、このナポリタンチーズ焼きは、日本料理なのかもしれません。イタリアのナポリでは17-18世紀ごろにトマトソース...