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オオタカは、野鳥や自然の話題で“象徴”的に扱われがちな有名人キャラの1つ。かつては、レッドデータブックに挙げられ希少野生動植物種の保護対象になっていることがマスメディアでの露出度も多く...『オオタカ』と発しさえすれば環境意識?かの本質が薄ぅいアピールにインスタントな“象徴”として消費される風潮もxxxそれも、後の状況変化を反映して保護の指定が外されてからもう結構経っている現代では、いわば「普通種」。・・・でも、未だに、既にこの世のものではない知識の亡霊が徘徊し続けているようなxxx“象徴”的に扱われがちで有名人キャラの種類には、「~~じゃない方」より遥かに多くがありがたがって群がる。そして、『見た』『写した』だけ...から『知っている』だけレベルでも超ぉ積極的に話題に挙げたがられがち。そんな“象徴的に扱...オオタカ飛翔|たいていは、枯れ木も山の...
頭部に光沢がある鴨は、その輝きの色が明瞭に出るのが、種類の視覚イメージを再現する絶対的な条件。最低限には“ちゃんとした写真”だけ見ていると「そう写るのが普通の当然」に思われそうで地味なポイント?でも、前記事のオオバンとも同じように光にシビア。目視では色が見えている...程度では、写真では暗く沈んで写りがち。そして、状況が速く変化して予測し難いシーンでは、その中に良いタイミングがあっても捉えるのはより一層シビア。それが“ちゃんとした写真”が大前提の場では「当然」に思えるのは、そこがNGなコマは選別されて残されないから。ここは背景が厳しいxxx超望遠の狭い画角でもうるさくなる率が高くて、背景がNGでの没やそもそも写さずに見送る方が多くなる。鴨類が(飛ぶのではない行動の)“はばたき”をするのを予測できるパターン...ハシビロガモはばたき|活かせる基礎知識
大判小判がザっクザク...ではなくて、大鷭。冬の水面にいる鳥で数が多い種類は何年か経つと移り変わっていく中で、近年、大幅に増えている印象が強い。食害での“害鳥”になっている面もありそう。「この種の外観が判る」の“剥製写真”的な単純ではありつつも・・・ネット世界は、見る側それぞれの表示特性と環境光が不特定。白や黒が重要な画は特に、載せた側が期待する見え方とは違っている度合いが大きくなりがちな難があり。そもそも、写真自体が、明暗が極端なものの諧調感を表現できる範囲が目視よりも大幅に狭くて、白や黒は扱いが難しい。そこに、オオバンの羽の光沢が出ない角度での黒さ度合いは鳥の中でも最強級。特に要所の眼や顔に光が入り難くて、“黒い鳥”だとか“種名”は判る、だけ...の残念な写り方になりがち。・・・、そんな、平凡すぎる普...オオバン|光のスキルアップに...
水鳥は、見られる殆どの時間は、浮いているだけ、泳いでいるだけ、のようなもの。それ以上の“特別な何か”があるシーンは、そう滅多には逢えないから特別なわけで、そうそう都合良くは写せないのが必然で...鳥写真では、特に何かが起きる期待はない平凡な状況を用途はないとわかりながらシャッターを切っているのは多くあること。「こんなのを写しても、使えるような写真にはならないですけどね...」・・・、経験的に、正反対に取り違えられるのがまぁとてもとても多いので、一応・・・これは、何でも闇雲に延々と連写し続けていて『使えるコマがあってもほんの一部だけ』なのとは、根本的に違うもののこと。もちろん、鳥を構図内に入れられない、でもないのだが、自称『世界屈指の超絶テクニック』の残念自慢さんほどこれが定番。ご勝手にご自身を祀り上げるに...ミコアイサ|ふつ~、並、最低限xxxとはいえ...
ミコアイサ(通称パンダ鴨)◆PCデスクトップ背景サイズ 1366x768/ありがたがられる種類ほど迷惑の犯人による滑稽な常識の流布がお盛ん...
今回は、一般的なノートPCや小さめの単体モニターに多い1366x768です。フルHDよりは小さいですが、ここ(gooblog)で推奨になっているのが長辺640pxなのと比べると、かなり大きめ。この画素数だと、数字的には長辺側173mm位(2Lに長辺余白両側各2.5mm位)まで高画質なプリントにできる大きさ。冬に渡来する、ガン・カモの仲間の水鳥で、もう少し狭く分類するとアイサと呼ばれるグループに入る。アイサ類は、潜水を繰り返して魚などを捕るのを主としている種類で、鴨の仲間の中では体や嘴が細めのものも多いがミコアイサはあまり細くはない部類。『神子』『巫子』の字が充てられる種名は付けられた当時の感覚での姿からのイメージだろうが、現代的にはオス夏羽(生殖羽)の『パンダ』似が話題性として強く、俗称としてパンダ鴨とも呼ばれ...ミコアイサ(通称パンダ鴨)◆PCデスクトップ背景サイズ1366x768/ありがたがられる種類ほど迷惑の犯人による滑稽な常識の流布がお盛ん...
カワセミ飛行・雑誌デビューくん●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●すぐ近くにいる鳥/ありがたがられる鳥を彩る魅惑の幻想、その実際は...
カワセミが移動する道中で水面近くの低空を直線的に飛ぶ姿。移動途中の飛行シーンを狙うのは、“とまり”からの飛び出しでは先に被写体がいる状況があって構図を決めて待って「静体」的に撮れるのとは全く違って、被写体になる対象がずっと全く何もない空間を見続けながら“いつ”“どのように”なるのか予測でき難い不意に来て一瞬で過ぎ去ってしまう状況に瞬発的に反応する「動体」の撮り方になる。カワセミは形も色も独特すぎてとてもとても小さくしか写っていなくても判別できることもあって、日々集い続けている団体行動さんが、何十メートル、あるいは100メートルを越えるような遥か遥か遠く遠くを飛び去っていく後ろ姿にまで一斉に色めきたって連写しては、写したコマの中を丹念に探し回らないと何処に写っているかもわからない“僅か数ピクセルの青い点”をやっと...カワセミ飛行・雑誌デビューくん●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●すぐ近くにいる鳥/ありがたがられる鳥を彩る魅惑の幻想、その実際は...
オオタカ飛翔... でも、こういうのではダメですから x x x
オオタカは、色調自体も明るめで、かつ、光との角度が相当悪くても光が入ってくれ易い印象が強いので、他の鳥なら全く使い物にならないような条件が悪い時でもそこそこには写せてしまうことも多い、ということでも、写真の基礎知識が乏しい向きでもそれっぽく写せた画を得られることには都合が良い鳥、だが・・・太陽にも背景の空にも薄雲がかかって、共に良くない状況でのコマ。こういう光でも、背景が遠く離れた林に重なった状況で良いシーンになってくれれば使えるだろうが・・・、上空に上がった状況では、光と背景それぞれの良くない加減はそれほど極端ではなくても、両方が良くないのが揃うと、いくら条件にルーズでもそこそこには写せてしまうオオタカでも、無理に写したところで「ダメな時に写しても、ダメなものはダメ」にしかならない。もちろん、写真の良い悪いは...オオタカ飛翔...でも、こういうのではダメですからxxx
カワセミ|宙にいる、だけなら簡単に写せる、けれど.../“鳥を写す”ことにある 全く別の世界
(これまでにも時々書いている話に続きます...)状況自体が、どう完璧に写せたところでたいした画にはなり得ないのが判りきっていたので、むやみにシャッターを切るのではなく正確に対応しないといけない事情を強制することで練習にするのも兼ねつつの“ゲーム感覚”で、あえて、カメラのドライブモードを連写されない「1コマ撮り」に設定して、フィルムの時代のように1シーンに1コマだけで狙い射ちしたカット。こういう遊びができる、というところでも、カワセミが、大きさに対しての俊敏さでは他種とはリアルに桁違いの超スローモーションな特殊すぎる鳥だということが判るだろう。当然、こんな“あえて”の制約を付けずに、現代の、コマ数をたいして気にせずに写せて連写も速いカメラの機能をごくごく普通に使えば、難度はもっと低くなる。ダイビング後や近い距離の...カワセミ|宙にいる、だけなら簡単に写せる、けれど.../“鳥を写す”ことにある全く別の世界
ツル目クイナ科。種類としては身近なところではバンやオオバンと近縁だが、水の上に浮かんで泳ぐことはほぼ無く、主に草の茂みなど見つけ難い場所を歩いて活動するので、生息していても目立ち難い。緑が伸びて風景として鮮やかな季節になるほどより見通しが利き難くなるので、「声はすれども姿は見えず」になることが多くなって、姿が見えてもそう都合よくは画的に良い状況にはなってくれない。秋冬に、姿自体は鮮明に写せたところで写すほどの画になるのは期待し難い枯れ草に囲まれた状況に連日大勢が群がり続ける『撮影会』になっているのがよくある種類だが・・・そういう『集い』で復唱し合われている「私は鳥に詳しいから、こんなことまでも知っている」というご自慢の“情報”よりも、実際はずっと多くの場所で生息しているのを見かける。しかし、鳥がいても気付けない...クイナ|葦の隙間から/ここにも『迷信』が定番でxxx
6月ももう後半ですが、鳥写真の方も、5月に載せたかった分が積み上がっていて...初夏から夏にかけて、飛びながら囀る声を聞く機会が多い、小さな鳥。囀りといっても、ヒバリあたりで連想するような抑揚がある連続した声ではないので、“鳴きながら”と表した方がイメージに合うかもしれない。とても小さい鳥なので、広い範囲を飛び回っているところを写したのでは、豆粒ほどにしか写らないタイミングすら少なくて殆どが“砂粒”にしかならないので、良い条件での解像感がある飛翔姿はそう簡単には写させてくれない印象が強い。セッカの生息状況は地域によって違うが、ここでは、近畿地方中部地域では、の話。初夏の時期には、『餌付け撮影会』『ヤラセ撮影会』をハシゴしている面々をはじめ、多くの間で、『△△<場所>にセッカが入った』とか、その場所を列挙し合う会...セッカ囀り飛翔|定番の『セッカが入った』には「・・・」
少し前に、鈴木彩子「この闇を越えて」について書くことで、あらためて思ったこと・・・大サビでの歌詞の一節、というか、元のメロディーから外れたところで語りかけるようなフレーズなので“台詞”の方が近いのかもしれないが...四角い空を見上げてるよりも自分の力ではばたいてみろよこの“四角い空”という言葉は、上手く表された言い方だと思う。ネット情報でも、テレビでも、新聞・雑誌・書籍(教科書・参考書、辞典・辞書、解説書・図鑑、etc...)等でも、色々なことを見るとか学ぶとかの“知る”ことはできる。でも、「百聞は一見に如かず」というように、リアル世界の実際に直接関わる以外での、四角い枠の中で“知る”ことができるのは、概要の中でもごくごく断片的なものだけ。これだけでは、「百聞」でも「一見に如かず」なのに、“一聞”程度のものでし...四角い空...:鈴木彩子「この闇を越えて」で思うこと...
オオタカ飛翔●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●/これまでにも書いていることですが...
何がどう、という画でもないながらxxx“静体”的な帆翔ではない“動体”の飛行シーン。まぁ、こういうのを写してもリアル世界での使い道は殆ど無いのはカメラを構える前からすでにわかっているわけで、そもそもこういう画を写すことを期待してやっているのではないがxxx●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●→作り方は、ページ左側[カテゴリー]欄の『●●お手軽「写真バッジ」が作れます●●作り方の説明』を参照。----------野鳥写真に適したシーズンを秋冬と思っている向きも多いのかも。でも、これから向かっていく冬には風景が枯れて色鮮やかな写りにはならないもの。それでも、もちろん、冬鳥=冬季にしか見られない種類は多いし、春夏にも見られる留鳥でも冬季には狙えても夏季には期待が低いシーンなど、写せる時に写しておかないとその写真...オオタカ飛翔●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●/これまでにも書いていることですが...
思いっきり普通種。小鳥という印象よりはそこそこの大きさがあって、間欠的にはばたいて波型に飛ぶので、飛翔写真の対象としては、簡単すぎるでもなく、でも鳥写真全般の中では特別に難しいというほどでもない“安定的な不規則性”のような矛盾ぎみの加減が、基礎的レベルからの「練習」には好都合に活用できる鳥。“鳥が写っている写真”では、ありがたがられる種類に群がる『餌付け撮影会』『ヤラセ撮影会』が各地でご盛況。そして、スキルが極限的に乏しすぎる面々ほど、各地の『撮影会』をハシゴしてただ写しただけのことを、スキルが優れている証明と思っているらしい言動が多々ありがち。「あの珍しい○○ですら画面に入れて写すことに『成功』できる腕前にまでも到達しているこの私ほどにもなれば、どこにでもいるたかがヒヨドリなんて、飛んでいるからといって、どれ...ヒヨドリ飛翔|安定の不規則性...
前記事と同じ時のもの。トリミングのみで縮小なしなのも、前記事と同じ。目視でなら広い範囲を見渡せるので、敵対的に追いかけている“争い”を見る機会は結構あるだろう。でも、写真では、実際が“争い”のシーンでも2羽がよほど接近しないと“単独でただ飛んでいるだけ”と何も違わない画にしかならない。ツーショット感がある距離まで接近するシーンがあれば幸運な方、といった感じで、それ以上の、急挙動や格闘するような激しい動きになることはもっと少ない。こういうシーンの静止画写真は、知らない人が見ると高速での躍動的な情景を想像するのかもしれない、が・・・オオタカが飛ぶ速度は、(上空から重力を利用して高速降下してくる時以外の)はばたきの自力で進む水平飛行では、“最大戦速”でもキジバトより僅かに速い程度だろう。オオタカは、キジバトよりずっと...続:オオタカ成鳥が幼鳥(若鳥)に接近して牽制
少し前にヒヨドリやオオタカで書いたものの続きでもあるようなこと・・・こういうスタイルでヒヨドリの飛翔を写したからといって、特に用途がある写真になることは、まぁ期待できないのだが...そして、方法としては、ヒヨドリでなくても何でも良いのだが...スキルを向上させる地味な行動の積み重ねが、写せるものを広げて、その先の未来に成果を得られる可能性に繋がっていく。もちろん、自然物の鳥で優れた写真を撮れるには、自身の能力ではコントロールできない部分での幸運も必要。でも、羨まれるような写真をたくさん撮れる人は、ただ幸運だっただけではない“裏付け”があるからこそできているもの。ありがちな、ファインダーも覗かずにでたらめに連写し続けてはご自慢を垂れている面々と混同するのは、滑稽な取り違い。ありがちな、自身が努力もしていないことに...ヒヨドリ飛翔|これ自体よりも未来に...
冬に渡来する水鳥で、鳥全体の中での括りでは鴨の仲間。でも、もう少し細かく別けるとアイサ類で、体形や嘴が細いフォルム感は、一般での典型的な鴨のイメージとはかなり違う。野鳥観察の初心者には、生態や特徴の多様性のような部分で興味を引く話題性がある種類だろう。形は、飾り的な部分が少なくて、シンプルな機能性優先スタイルか。配色は、はっきりくっきり大味に塗り分けられているといった感じ。頭部の緑色が暗めで、写真では光に難があると目視での印象のような色には写ってくれないxxx近畿中部地域では、特定の“いる所”では長い期間日常的に高い確率で見られても、それ以外の場所では稀なのでは。これは当然、近隣地域の中でも「“いる所”で写す事情」と「それ以外の場所での希少性」は全くの別モノ...なのだが・・・何でもお幸せでいられる面々は、ここ...カワアイサはばたき|光がいまいちでは...
ヒバリ囀り飛翔|基礎知識の有無だけで、雲雀...じゃなくて、雲泥の差が
一般にも広く知られる、いかにも春らしく感じられる“あの声”の主。飛んでいても地上にいてもヒバリはヒバリでも、漢字では「雲雀」と書くように、飛んでいる方がよりいかにも、だろうか。春のうららの・・・な風景の雰囲気と重ねた連想で、のどかで穏やかそうなイメージの鳥...かもしれないが・・・縄張り争いでは蹴ったりもして格闘することを知っていると、フォルムに凶器的な要素も感じられるかも。飛翔に関連するシーンでは、どの種類でも、風が重要な要素になるのは超々初歩の初歩、超々基本の基本。その中でも、風との関係での判断が絵に描いたようにド安直なそのまんまで簡単確実に活かせるシーン。「囀りながら飛んでいるヒバリが写っている」だけの写真なら写すのは簡単、だが・・・残念な豆粒ケツ写真を大量連写して得意げでいる面々もよく見かける。“鳥の写...ヒバリ囀り飛翔|基礎知識の有無だけで、雲雀...じゃなくて、雲泥の差が
元画像は、何ならPCのデスクトップ背景サイズでも使えるが・・・光の入り方があまり良くないので、通常対応でxxxまぁ、これでも画素数的にはL判に長辺一杯で高画質印刷できる目安に足りるサイズ。これまでにも書いている類の話ながら...カワセミは、体形の特徴の1つとして脚がとても短いので、歩く動作には不向き。だから、ごく短い距離ではとても小さな歩幅での急にスライドしたようにも見える動きで素早く歩くことはあるものの、ほんの近い距離でも殆どはいちいち飛んで移動するので、飛び立ちの機会が多くあって、予測もかなり容易。動き出しも、強く蹴り出せないから?なのか、「小さい鳥としては」の条件内では破格の超スローモーション。周囲の余白的な空間がそう広くはないスケールで狙っていても、動き出したのを見てからレリーズするとかその後の動きを追...カワセミ飛び立ち|こういうのは写し易い種類、なのだが...
ツバメ飛翔|奇跡の1枚?それとも? 自己評価は、それぞれ次第
種名でのツバメは光の入り方にシビアで、他種ならそれほど影響しない僅かな差でも顔の色が出てくれない印象が強い。光は、写真では初歩的すぎる要素でも、速い動きで常に変化する状況により高い精度で対応するのは難度が上がる。ツバメの飛翔写真は、難しいのか、それほどでもないのか・・・これは、鳥の飛翔写真の中でも特に色々な要素がありすぎて、表すのは難しい。そして、そもそも、求める写真のレベル自体が千差万別。だから、写真の評価も、自身のレベルの評価も、難易の表現も、基準がそれぞれによって全く違うもの。ツバメは、なにしろ形が特徴的すぎるので、極小のシルエットで写っているだけでも判別はできる。スキルというほどのものもなく、求める写真のレベルも相応に低いと、砂粒写真で狂喜乱舞して「私ほどにもなれば、これほどまでもの撮影にすらも簡単に『...ツバメ飛翔|奇跡の1枚?それとも?自己評価は、それぞれ次第
雛に持って帰る虫を捕らえようと忙しく飛び回るセグロセキレイ。鳥写真では当たり前すぎるはずの話ながら・・・でも、当たり前すぎることほど、いちいち語られる機会もないのが物事の道理。だから、どこでも定番の、優れた写真を撮れる人に付き纏って聞き耳を立てて、聞こえた単語をでたらめに繋いだお噺を『私は鳥写真に詳しいから、これほどのことまでも知っている』として復唱し合っている集いでの支離滅裂なご教義の元ネタになることすら少ない部分なのでは...セキレイの類は、大抵どこでもいて、見通しが利く開けた場所で、活発に活動している機会が多い。そういう特徴から、“鳥の写真”の初心者が基本を習得していける被写体として「特に」適した種類の1つ。これは、もちろん、シーンが静的でも動的でも、ただセキレイを写せればよいという話ではない。『鳥が写っ...セグロセキレイ飛翔|基本の習得に適した種類、ただし...
ベニマシコ飛翔|「いる」のと「写す」のは事情が違う x x x
いる、見られる、写せる、というだけと、良い条件で写せるか、というのは、全く事情が違う話。特に、飛翔写真には、距離、光、背景、角度、動き方・・・、多々の条件が都合良く揃ってくれる状況はとても少ない。一応写せても、機会が少ない僅かなコマ数の中からでは、画的に良いコマはそうは出てくれない。自称『鳥に詳しい』とのご自慢の喧伝にご熱心な面々の“集い”ではありがたがられがちな種類のようで・・・だから、ベニマシコがいる、というだけで色めきたって、劣悪な状況でまで「今、ベニマシコがいますよ!」「あのベニマシコを、今なら撮影に『成功』できますよ!」と、嬉々として教えてあげたり・・・逆に、そこにあのベニマシコがいることを部外者に知られてなるものか、と周囲を常に警戒していて「人が来るぞ!隠せ!隠せっ!」と、皆でカメラを違う方向に向け...ベニマシコ飛翔|「いる」のと「写す」のは事情が違うxxx
光があまり良くないがxxx水面の鳥では、たいていは遮るものが少なくて見通しが良い状況にいる時間が長いので、写すだけなら機会は多くある。反面、風でも動きでも起きる波、他の個体の位置など、周囲の重要度が大きい要素も流動的に変化するのが難しくもある。写真では、「○○が写っている」の共通だけで“究極の達人”気分での「撮影に『成功』した」がありがち。でも、写真は視覚的なもの。他の優れた写真と見比べて、断片すぎる要素が共通の文言で表せ得るだけで同等の評価をされるのではない。メインの被写体にも、それ以外の部分にも、より良く揃うべき要素は無数にある。こういうことは、『証拠写真』の文言を競うのとは根本から違う意向での、写真に興味を持って見れば全く当たり前のこと。・・・なのだが、そんな簡単すぎることを当然にしている“写真を撮る人”...ホシハジロ水浴び
大きさでは、特に小さくはない、ヒヨドリと似たようなところ。飛び方が、スピード感はあり、でも軌道が直線的、という総合では、ヒヨドリよりは難度が低く感じる方が多いだろう。とはいえ、大きい鳥ではないので、超望遠レンズでも飛翔姿を鮮明に写せるにはかなり近い所を通ってくれる状況が必要。飛翔写真もまた、お幸せな幻想の無限ループに逝ってしまってリアル世界とはサヨナラになりがちな、大きな“鬼門”だろう。遠くてもド逆光でもお構いなしに、飛び去って行く後ろ姿を延々と大量連写し続けてご自慢し合う内輪文化がありがちだが...当然、そういう同類さん同士だけでの『集い』の外では、飛翔が写ってさえいれば優れた飛翔写真にしていられる筈もなく...鳥が飛んでいるシーンは何度も見られても、そこに光も角度も良いタイミングが必ず有るわけではない。そし...ツグミ飛翔|同時に揃うべき要素は多々、だから...
鴨の光沢感がある部分は、動きの中での微妙な角度で見え方が大きく変わる。そして、目視では色が見えていても、写真では遥かに暗く写って期待するような色が出ないことも多い。目視でのイメージを表現するには、要所になる色が上手く出てくれることが重要になる。頭部の緑は出ても・・・背景の水面に、別の個体が通った時にできた航跡が残っている。写真では、こういう薄い線だけでも邪魔な物が構図内に写り込むと、見難い画になってしまう。こういうところは、目視での観察でなら周囲や背景はそれほど気にならないことも多いのとは事情が大きく違う要素。個体数が少ないとか、数は多くいても動きがないと、狙えるシーンが少ない。逆に、多数が活発に動いているのも、重なったり、水面が波立ったりで、これも良い条件が少なくなる。写真狙いに都合が良いか悪いかは、その時の...マガモはばたき|写真では周囲や背景が重要で...
前記事のコマを含む前後。鳥写真では、はばたき、羽繕い、水浴び、こういう類のシーンは、複数の方向性で“鬼門”の印象がある。このテの写真は、多くのコマ数を写しても、期待した画が得られるとは限らない。でも、それは、状況の巡り合わせや、誰がやっても同じに起きるタイミングの不可抗力的な確率での当たり外れでのこと。撮影に必要なスキルという意味では初心者レベルで充分で、カメラ操作の難度が高いのとは趣旨が違う。だから、望み得る最上の画でも鳥写真の全体ではありきたりな類型で、必然的にリアル世界での用途がある画の期待は低い。・・・のだが、それでもいわば強迫観念のような感覚で、一応、とりあえず、なんとなく、写しておきがち。そして、写しておくとなると、なるべく良いタイミングのコマを押さえておきたいもの。すると、自分でも「どうせ使う機会...カンムリカイツブリはばたき|通常版
カラス vs オオタカ...というか、カラスに追われるオオタカ|画的な条件が悪いとAFは外れがちで、それが...
鷹は猛禽として知られて、野鳥観察や野鳥写真では好まれて期待される種類だろう。一般には「速い」「強い」とか...のイメージを持たれていがちなのかも。「カッコいい」とかも・・・でも、写真作品や自然番組などで描かれるイメージは、“人”の側の嗜好で選別されたハイライトシーンのダイジェスト。それは、個々のシーン別にはそれぞれ正当な事実でも、他にも膨大にある情景が抜けて構成されたイメージ。フィールドで実際に見る鷹の姿は本当のリアルの一端なので、カラスに追いかけられているシーンも少なからずある。そして、殆どの鷹は、はばたいて飛ぶのは、むしろ遅い。だから、一度絡んでこられると振り切れなくて、カラスが飽きるか諦めるまで続く。カラスにとって鷹は“天敵”なのと同時に、鷹にとってもカラスは面倒な相手でもあるだろう。光の条件が悪く、ピン...カラスvsオオタカ...というか、カラスに追われるオオタカ|画的な条件が悪いとAFは外れがちで、それが...