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#万葉集
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#4657 言に出でて言はばゆゆしみ朝貌の穂には咲き出ぬ恋もするかも
令和7年7月6日(日) 【旧 6月12日 大安】 夏至・「半夏生(はんげしょうず)」言《こと》に出でて言はばゆゆしみ朝貌《あさがほ》の穂には咲き出ぬ恋もするかも ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2275 相聞歌恋人の名を口にするのは不吉なので、朝顔の花穂のように、目立たぬ恋
2025/07/06 23:49
万葉集
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ネムノキ
ネムノキ(合歓木)は、夜になると葉を閉じて、就眠運動することが名前の由来らしい( 睡眠の質って大事🩷 ) この葉が合わさる様子から、中国では、夫婦円満の象徴とされているとか。 日本でも
2025/06/23 17:15
あやめぐさ(ショウブ) ** 万葉植物 **
あやめぐさ(ショウブ) 万葉仮名 -- 菖蒲 菖蒲草 昌蒲草 蒲草 安夜女具佐 菖蒲草(あやめぐさ) ほととぎす厭(いと)ふ時なしあやめぐさ縵(かづら)にせむ日こ
2025/06/18 16:46
#4638 筑波嶺のさ百合の花の夜床にも愛しけ妹ぞ昼も愛しけ
令和7年6月17日(火) 【旧 5月22日 友引】 芒種・「梅子黄(うめのみきばむ)」筑波嶺のさ百合《ゆる》の花の夜床《ゆとこ》にも愛《かな》しけ妹ぞ昼も愛しけ ~大舎人部千文 『万葉集』 巻18-4369筑波山の百合の夜床の愛しい妻は昼も愛しい妻なのだよ。 大舎人部千文《
2025/06/17 22:46
あふち(センダン)** 万葉植物 **
あふち(センダン) 万葉仮名 -- 相市 阿布知 安布知 安不知 栴檀(センダン) 玉に貫(ぬ)く楝(
2025/06/10 17:27
自分の知らない瓜二つの人…
さてさて…一年に一回くらい知らない人に挨拶される… しかも、自宅の近所で… 自分の生活圏のなかで自分が知らないのに…自分のそっくりさんが生活をしている…と…
2025/06/09 08:15
#4612 たらちねの母が養ふ蚕の繭隠りいぶせくもあるか妹に逢はずして
令和7年5月22日(木) 【旧 4月25日 仏滅】 小満・「蚕起食桑(かいこおおきてくわをはむ)」たらちねの母が養ふ蚕《こ》の繭隠《まよこも》りいぶせくもあるか妹に逢はずして ~作者未詳 『万葉集』 巻12-2991 寄物陳思たらちねの母が養っている蚕がまるで繭に隠っているよ
2025/05/24 23:48
たけ(タケ) ** 万葉植物 **
たけ(タケの総称) 万葉仮名 -- 竹 多気 竹(タケ) 竹の子が成長するころの竹林風景 孟宗竹(モウソウチク) 万博記念公園・日本庭園で 梅の花散らま
2025/05/23 00:26
【梓澤要】の【万葉恋づくし】のおかげで万葉集デビューしてしまった!?
船上生活を経てからというもの最近は本を読む時間が増えてます。 www.sugarless-time.com 前説 概要 本編 紅はかくこそ 弟 年下の男 おその風流男 醜の丈夫 しゑやさらさら 恋の奴 その他の雑感 大伴家持(おおとものやかもち) 甘葛(あまづら) 庶民の暮らし 早熟な話 解説 出典:『万葉恋づくし』 梓澤要 新潮社 前説 最近読んだなかでもっとも良かったのがタイトル通り【梓澤要】さんの【万葉恋づくし】、最近の投稿で【梓澤要】さんの【井伊直虎 女にこそあれ次郎法師】について書いています。 www.sugarless-time.com 上記リンクでも書きましたが、【梓澤要】さ…
2025/05/22 23:40
#4608 湖が見たくて蔓をのばしゆき薔薇は煉瓦の塀をこえたり
令和7年5月18日(日) 【旧 4月21日 赤口】 立夏・「竹笋生(たけのこしょうず)」湖が見たくて蔓をのばしゆき薔薇は煉瓦の塀をこえたり ~小林幸子 『日暈』 バラ(薔薇)は草本ではなく、木本性の蔓性植物です。冬に見られるのはほとんどが温室育ちですが、春にも秋にも
2025/05/19 23:35
#4604 山越えて遠津の浜の岩つつじわが来るまでに含みてあり待て
令和7年5月14日(水) 【旧 4月17日 友引】 立夏・「蚯蚓出(きゅういんずいずる)」山越えて遠津の浜の岩つつじわが来るまでに含《ふふ》みてあり待て ~作者未詳 『万葉集』 巻7-1188 雑歌山を越えた遠くにある遠津の浜の岩つつじよ、私がまた帰ってくるまで、つぼみのま
2025/05/15 23:26
『日本の顔 中西進』(「文藝春秋」誌6月号)を読んで
今朝は10日に発売になった 月刊『文藝春秋』誌6月号から、 恒例の拾い読み。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今回取り上げるのは、 巻頭近くのグラビアの中の 『…
2025/05/15 05:03
橿原市花だより 愛犬と散歩中に見つけた万葉集でも詠まれる月見草?(令和7年5月12日)
犬との旅行プランナー🐶です。 犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。 奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。 今回、愛犬キャンディ🐶が散歩中に発見した万葉集でも詠まれた花?の話です。 説明するのは、愛犬キャンディ🐶とニコニコさん😊です。 「ニコニコ」です。よろしく 「こんにちわー 🐶キャンディ」です。 わんわん 今日は、「錦鯉」かい! 主題とは異なるけど、「こんにちわー」ではなく「こんにちはー」です。 「こんにちわー」と思ってた。何で? あいさつとして「こんにちは」だけで使われていますが、もともと後ろに言葉が続…
2025/05/14 19:19
#4601 玉藻刈る唐荷の島に島廻《しまみ》する鵜にしもあれや家思はずあらむ
令和7年5月11日(日) 【旧 4月14日 大安】 立夏・「蚯蚓出(きゅういんずいずる)」玉藻刈る唐荷の島に島廻《しまみ》する鵜にしもあれや家思はずあらむ ~山部赤人(?-736?)『万葉集』 巻6-0943 雑歌唐荷《からに》の島の廻りで魚を取っている鵜であれば、家のことを思
2025/05/12 23:50
#4599 さ夜更けて暁月に影見えて鳴く霍公鳥聞けばなつかし
令和7年5月9日(金) 【旧 4月12日 先負】 立夏・「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」春過ぎて 夏来向へば あしひきの 山呼び響《とよ》め さ夜中に 鳴く霍公鳥《ほととぎす》 始音《はつこひ》を 聞けばなつかし 菖蒲《あやめくさ》 花橘を 貫《ぬ》き交へ 蘰《かづら》く
2025/05/10 23:45
ふぢ(フジ)** 万葉植物 **
ふぢ(フジ) 万葉仮名 -- 藤 敷治 布治 藤(フジ) 05/12奈良・春日大社 萬葉植物園 藤の園で撮影 恋(こひ)しけば形見(かたみ)にせむと我(わ)がやどに植ゑし藤波(
2025/05/03 22:41
七五五年、碓氷を越えた兵士 1
こんにちは。高見沢隆の詩的ライフです。 今回は万葉集について記事を投稿します。これは『軽井沢学叢書Ⅰ』のために書き下ろしたものですが、いつ発行されるのか判らず、このブログでいち早く皆様にお届けします。 万葉集は日本の最古の歌集として存在している。歌の詠まれた時代は七世紀前半から八世紀半ばで貴族や読み人知らず、防人などの歌がそこには収められている。今、わたしたちが見ることのできる二十巻の万葉集の成立年代は八世紀後期という説が有力である。 六六三年(天智二年)、大和の国は白(はく)村江(すきのえ)の戦いで唐、新羅に敗れ、その結果、唐が日本に攻めてくるのではないかという懸念から壱岐や対馬、筑紫といっ…
2025/05/01 15:33
あしび(アセビ)** 万葉植物 **
あしび(アセビ) 万葉仮名 -- 馬酔木 馬酔木(アセビ) 04/24 六甲山で 我(わ)が背子に我(あ)が恋ふらくは奥山のあしびの花の今盛りなり 万葉集
2025/04/25 00:20
#4582 港葦に交じれる草のしり草の人皆知りぬ我が下思ひ
令和7年4月21日(月) 【旧 3月24日 友引】 穀雨・「葭始生(あしはじめてしょうず)」芦のびて鯰とる子をかくすほど ~岸風三楼(1910-1982)『往来』 二十四節気「穀雨」の初候5日間(4月20~24日)は七十二候の第16候「葭始生(あしはじめてしょうず)」。この時期の雨
2025/04/21 23:42
「旅人」8号を発行しました。
こんにちは。高見沢隆の詩的ライフです。 ようやくいままで発行してきた「旅人」の8号を昨日、発行することができました。一年近く休んでいましたが、その間に『明治期、日本の避暑地』の発刊をすることができました。 「旅人」は長野県立図書館、上田市立図書館、小諸市立図書館、佐久市立図書館などに送付していますので、興味のある方はどうぞ閲覧してください。内容については今回は万葉集の上田地域や碓氷越えをした防人の歌を取りあげています。そこに必ず毎回、詩を載せております。わたくしは詩人ですからそれが基本になっております。 この「旅人」はコピーで作成した、少し昔なら手作りの雑誌というものです。このような雑誌を迷惑…
2025/04/21 10:36
万葉集―美しき川辺の恋歌(1)
こんにちは。高見沢隆の詩的ライフです。 今回は昨日の「旅人」8号で発表した作品の一部を公開します。 碓氷峠を中心に軽井沢地方をみたとき、そこは高地であったため四世紀の県遺跡が示すようにそこで長く住居を構える人々はいなかったと思われる。次に考える万葉集の歌は信濃国分寺(現在の上田市)近辺の歌であるが、川辺の美しい歌として防人の歌(四四〇七番)のような土の匂いが漂う歌の対極に位置するものとして掲げたい。 信濃なる筑摩の川のさざれ石も君し踏みてば玉と拾はむ (巻第十四 歌番 三四〇〇) 大意「信濃の千曲川の川原の小石も、あなたがお踏みになったのだから、宝石として拾いましょう。」 佐佐木幸綱著 『万葉…
2025/04/21 10:34
ほよ(ヤドリギ)** 万葉植物 **
ほよ(ヤドリギ) 万葉仮名 -- 保与 保與 宿木(ヤドリギ) あしひきの山の木末(こぬれ)のほよ取りてかざしつらくは千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ 大伴
2025/04/13 15:53
#4572 霍公鳥来鳴き響もす岡辺なる藤波見には君は来じとや
令和7年4月11日(金) 【旧 3月14日 仏滅】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」霍公鳥《ほととぎす》来鳴き響《とよ》もす岡辺なる藤波見には君は来じとや ~作者未詳 『万葉集』 巻10-1991 相聞歌ほととぎすが来て啼く丘のほとりの藤の花を見に貴女は来ないと言うのですか。
2025/04/11 23:36
#4570 燕来る時になりぬと雁がねは国偲びつつ雲隠り鳴く
令和7年4月9日(水) 【旧 3月12日 友引】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」燕来る時になりぬと雁がねは国偲びつつ雲隠り鳴く ~大伴家持 『万葉集』 巻19-4144燕が来る時になったのだと、雁はふるさとを思って雲の上で鳴いている。Photo:鴻雁北 ~暦生活 二十四節気「清
2025/04/09 23:37
大神神社
2025/04/04 00:32
#4558 春山の咲きのををりに春菜摘む妹が白紐見らくしよしも
令和7年3月28日(金) 【旧 2月29日 赤口】 春分・「桜始開(さくらはじめてひらく)」春山の咲きのををりに春菜《わかな》摘む妹《いも》が白紐見らくしよしも ~尾張連《をはりのむらじ》『万葉集』 巻8-1421 雑歌春山の花が咲いている下で、春の菜を摘んでいる。妻の着物の
2025/03/28 23:46
#4557 古の人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし
令和7年3月27日(木) 【旧 2月28日 大安】 春分・「桜始開(さくらはじめてひらく)」古《いにしへ》の人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし ~作者未詳 『万葉集』 巻10-1814 雑歌いにしえの人が植えたという杉の枝に霞がたなびく春が来たようです。 この歌、万葉集
2025/03/27 23:31
庭梅開花
只今、植え替えシリーズの最中ですが、ニワウメ が開花しましたので今日は久しぶりに花の画像をお送りいたします。花は滅多にないけど。花はピンクで、実物はとても綺麗です。写真ではなかなか色が出ません。◆ ニワウメの過去記事はこちらです。 ◆ ⇦ クリックで別窓で開きます。セリアのミニチュアグッズを盆栽鉢に!日向水木と庭梅盆栽🎵 音量にはご注意を ❕ 🎵庭梅の花咲く頃 ひとりの女に 小林 旭庭梅は中国の原産...
2025/03/27 13:59
#4553 暇なく人の眉根をいたづらに掻かしめつつも逢はぬ妹かも
令和7年3月23日(日) 【旧 2月24日 先勝】 春分・「雀始巣(すずめはじめてすくう)」長眉毛一本のべし老の春 ~百合山羽公(1904-1991) 今年のNHK大河小説 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』 で水野美紀や安達祐実・飯島直子らが演じる眉毛のない吉原の女将たちと、石坂浩
2025/03/23 23:56
つた(テイカカズラ)** 万葉植物 **
つた(テイカカズラ) 万葉仮名 -- 都多 津田 定家葛(テイカカズラ) 石(いは)つなのまたをちかへりあおによし奈良の都をまたも見むかも 万葉集 [巻六
2025/03/15 18:07
「令和万葉秘帖」大杉耕一 万葉集は「裏の日本史」を伝える歴史資料という着眼点が面白い 中大兄皇子(天智天皇)の暗黒面が描かれる
「令和万葉秘帖」第2巻、第3巻 「令和万葉秘帖」大杉耕一 万葉集は、日本書紀など国史に記されない「裏の日本史」を伝える歴史資料だという。この着眼点が面白い。 本書は、山上憶良を主人公とする小説。万葉集の歌を紹介しながら、古代の日本史、そして、皇室の闇に迫る。 全6巻のうち、特に面白いのが、第2巻、第3巻に相当する「まほろばの陰翳(いんえい)」上下巻だ。 憶良が、大伴旅人とその息子・家持らに「裏の日本史」を講義するという形にして、小説の体を取っているが、この上下巻は、小説というより論文に近い。 (時系列で考えると、第4巻に相当する「長屋王の変」が第1弾として最初に出版されたので、「まほろばの陰翳…
2025/03/07 00:05
わかめ(ワカメ) ** 万葉植物 **
わかめ(ワカメ) 万葉仮名 -- 和可米 稚海藻 比多潟の磯のわかめの立ち乱(みだ)え我(わ)をか待つなも昨夜(きそ)も今夜(こよひ)も 万葉集 [卷十四 3563]&nbs
2025/03/06 01:11
もも(モモ) ** 万葉植物 **
もも(モモ) 万葉仮名 -- 桃 桃(モモ) 春の園紅(くれなゐ)にほふ桃の花下照道に出で立つ娘子(をとめ) &
2025/02/26 15:34
#4521 石ばしる垂水の上の早蕨の萌え出づる春になりにけるかも
令和7年2月19日(水) 【旧 1月22日 仏滅】 雨水・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)萌え出づるものにやはらか春の土 ~高木青巾Photo:わらび ~山形県朝日町 二十四節気「雨水」の初候は七十二候の第4候「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」。2月18日から2
2025/02/19 23:48
#4519 我が園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも
令和7年2月17日(月) 【旧 1月20日 友引】 立春・魚上氷(うおこおりをのぼる)我が園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも ~大伴旅人(665-731)『万葉集』 巻5-0822 雑歌私の庭の梅の花が散っていく。空から雪が流れてくるように。Photo:国宝 尾形光琳「紅白
2025/02/17 23:40
さきくさ(ミツマタ)** 万葉植物 **
さきくさ(ミツマタ) 万葉仮名 -- 三枝 三椏(ミツマタ) 04/09黄花の三椏 京都・哲学の道で撮影。 04/09黄花の三椏 京都・哲学の道で撮影。
2025/02/11 11:41
#4501 庭つ鳥鶏の垂り尾の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも
令和7年1月30日(木) 【旧 一月二日 友引】 大寒・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)庭つ鳥鶏《かけ》の垂《た》り尾の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも ~作者未詳 『万葉集』 巻7-1413 相聞歌家で飼う鶏の垂れた尾の乱れ尾のように、末長く思いを保つことはできないの
2025/01/30 23:48
あべたちばな(ダイダイ) ** 万葉植物 **
あべたちばな(ダイダイ) 万葉仮名 -- 阿倍橘 橙(ダイダイ) (伊勢神宮 参道で撮影) 伊勢神宮 初詣の折に、参道で見た全景が撮れないほどの大きな橙の木々。このような大きな
2025/01/24 12:26
#4479 松の木の並みたる見れば家人の我れを見送ると立たりしもころ
令和7年1月8日(水) 【旧 一二月九日 友引】 小寒・「芹乃栄(せりすなわちさかう)」松の木の並みたる見れば家人の我れを見送ると立たりしもころ ~物部真嶋 『万葉集』 巻20-4375松の木が並んで立っているのを見ると、家の人々が並んで私を見送ってくれた様子にそっくり
2025/01/15 10:26
雨晴海岸、高岡市万葉歴史館 (富山県 高岡市)
旅行3日目 最終日、連泊した富山県のホテル・ルートイン砺波インターを10時に出発し、富山県高岡市の 「雨晴 (あまはらし)海岸」 に向かう。 砺波ICから北陸自動車道に入り → 能登自動車道 → 高岡北ICで降りてから県道を進み、のんびり走って50分くらいで到着。 思ったよりも近かったので良かったです。Photo by KirishimaJR氷見(ひみ)線と義経神社と雨晴海岸 義経神社の海側には、弁慶岩という雨宿りに最適な岩屋が...
2025/01/15 03:44
清雪の餘、万葉集×新春
新しき年の始めの初春のけふ敷る雪の伊夜しけ餘事大伴家持あたらしきとしのはじめのはつはるのけふふるゆきのいやしけよごと新しい年が始める初春の今日、降り敷く雪のように佳い事が覆いつくしますように。新しい雪のよう清らかに明るんで、ただただ美しい善きものが、余るほど残り積ってゆくように。この暗夜にあるからこそ、輝いて光り残らせて。新春の歌ですが『万葉集』の最終巻=巻第二十のいちばん最後に載っています。ラスト締める絶筆歌でありながら「始」「餘事」に歌集を編纂したあたり、籠められる祈りが謳われています。原文は「新年乃始乃波都波流能家布敷流由伎能伊夜之家餘其騰」結句の「餘」という字は「引き続いて後に残る」「余るほど残る」という意味になります。この「よごと」は「吉事」と翻刻してしまうことが多いのですが、この文字の意味その...清雪の餘、万葉集×新春
2025/01/05 15:59
平安時代から続く悠久の歴史 桂濱神社参拝
食べ物、季節の話題からアートまで、毎日広島の南にある島の生活を掲載しています。
2025/01/03 22:09
■『石上(いそのかみ)神宮⛩️』紅葉と静寂に包まれた古代から続く古刹(奈良県天理市)
目次 1 日本最古の神社の一つ『石上神宮』 2 日本最古の和歌集「万葉集」とも所縁の深い場所 3 古代ロマンの古道『山の辺の道』が通過する神宮 4 神の使い鶏が闊歩する境内 5 八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した神剣が祀られています 1 日本最古の神
2024/12/27 18:50
#4466 このころの朝明に聞けばあしひきの山呼び響めさを鹿鳴くも
令和6年12月26日(木) 【旧 一一月二六日 赤口】 冬至・「麋角解(さわしかのつのおつる)」鹿の角先《まづ》一節《ひとふし》のわかれかな ~松尾芭蕉(1644-1694) 鹿の角が一節目に二股に別れていく事をもって、奈良で出会った弟子たちとの別れの言葉とした芭蕉の句で
2024/12/27 00:04
生きる時代
もしも生きる時代が違っていたら違う接し方ができたのかもしれないひょっとしたら愛し合えたのかもしれない[1254]秋深 刈根之稲尓 生流穂之 應稔日者 今西不在…
2024/12/14 03:15
#4451 荒熊の棲むとふ山の師歯迫山責めて問ふとも汝が名は告らじ
令和6年12月11日(水) 【旧 一一月一一日 先負】 大雪・「熊蟄穴(くまあなにこもる)」荒熊の棲むとふ山の師歯迫山《しはせやま》責めて問ふとも汝《な》が名は告《の》らじ ~作者未詳 『万葉集』 巻11-2696 寄物陳思荒々しい熊が棲むと言う師歯迫山の名のように、いく
2024/12/13 23:28
あづさ(ヨグソミネバリ・キササゲ)** 万葉植物 **
あづさ(ヨグソミネバリ) あづさ(キササゲ) 万葉仮名 -- 梓 安都佐 夜糞峰榛(ヨグソミネバリ)
2024/12/12 23:35
#4447 大口の真神原《まがみがはら》に降る雪はいたくな降りそ家もあらなくに
令和6年12月7日(土) 【旧 一一月七日 大安】 大雪・「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」大口の真神原《まがみがはら》に降る雪はいたくな降りそ家もあらなくに ~舎人娘子《とねりのをとめ》 『万葉集』 巻8-1636 雑歌大口の真神原に降る雪よ、ひどく降らないでおくれ。
2024/12/07 23:55
#4446 ぬばたまの夜霧は立ちぬ衣手の高屋の上にたなびくまでに
令和6年12月6日(金) 【旧 一一月六日 仏滅】 小雪・「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」ぬばたまの夜霧は立ちぬ衣手の高屋の上にたなびくまでに ~舎人皇子《とねりのみこ》(676-735) 『万葉集』 巻9-1706 雑歌ぬばたまのような漆黒の夜に霧が立ちこめている。高屋の
2024/12/06 23:27
#4442 この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の照るも4
令和6年12月2日(月) 【旧 一一月二日 赤口】 小雪・「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」橘の黄の小さきは右近かな ~吉田鴻司(1918-2005) 京都御所内裏の紫宸殿正面に植えられた左近の桜と右近の橘。言うまでもありませんがこの左・右は左大臣・右大臣の席と同じく天
2024/12/02 23:33
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